JP3195012U - 全面通気クール枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】眠る人の頭部の重さを芯材が圧迫を受けた時、各通気溝間の芯材表面の通気層間の相互牽制作用を通じて、圧迫された通気溝の両側で発生した押潰れ変形量を最小限に抑え、通気溝箇所における熱気流通の空間を保たせることで、熱気が通気溝に沿って上方と外方に向かってスムーズに排出させることができ、つまり芯材が圧迫されて変形した時も、やはり良好な通気効果を維持できる通気クール枕を提供する。【解決手段】涼感吸湿吸汗層32、及び、通気立体網層31を結合して製造された枕カバー3が被せられる芯材1を含み、また該芯材表面の縦方向と横方向に間隔をもって交差に配列する複数の通気溝が各々設けられ、且つ、各通気溝内に貫通する複数の通気孔が列設され、同時に縦方向の通気溝が芯材の裏面まで連なって取り囲み、更に芯材の頂面の表面に引張力及び通気効果を持つ通気層2が貼着される。【選択図】図1

Description

本考案は、縦横方向に同時に通気溝と通気孔が開設しあれた芯材で、且つ芯材の表面に通気層を貼着し、芯材が重さにより圧迫を受けた時、通気溝の潰れ変形程度を最小限に抑えることで、通気や排熱の効果もスムーズに維持させることができるものに関する。
寝る時は、自分にとって寝やすくて、リラックスした姿勢が一番よい。良質な枕は、首の枕にかかる圧力を分散することで、本当にリラックスでき、睡眠の質が良くなる。現在市販されているラテックス或いはこれに類似する性質の材料で製造された枕の芯材は、高反発、超通気性を持ち、耐久性があり変形しにくい等といった利点を有し、同時にその外形設計も頚椎の支えを強化し、更に確実に頚椎曲線にフィットでき、首や肩の筋肉に不必要な緊張が掛からないため、体筋肉の緊張も緩まることで、効果的に睡眠の質を向上できる。
例えば従来のラテックス枕の芯材表面には通気孔が多数分布している以外に、また数列の通気溝を開設、若しくは該通気孔が通気溝上に設けられている。その目的は主に通気孔と通気溝を通じて、より一層通風や通気効果を強化し、長時間寝ていてもムレにくく爽やかな寝心地となる。
同時に使用時に芯材の汚れ防止のため、通常芯材外側に枕カバー、或いは芯材に汚れ防止カバーを被せてから枕カバーを被せていることで、当然汚れ防止カバーまたは枕カバー自体の通気効果が、いずれも優れていないため、上記芯材上に通気孔と通気溝を設置することで、その通気や通風効果の強化を図っていた。しかし利用者の頭部が枕に置かれた時、頭部の重さの圧迫により、圧迫された通気溝の両側が先に下に向かって沈み込むことで、本来熱気を誘導しなければならない空間が小さくなる、或いは更に詰まってしまうため、熱気がスムーズに外側へ排出されず、枕の通気効果も著しく減り、通気や排熱能力を発揮できなってしまう。
枕の芯材が圧迫された時、本来熱気を誘導する通気溝が著しく押しつぶされて変形が起きた後、熱気の流動と排出を阻害する問題を改善するため、本考案はその表面に縦横に交差する通気溝と通気孔を開設した芯材を提供し、且つ芯材の表面に耐引張力で且つ高い通気効果を持つ通気層を貼着し、圧迫された通気溝箇所の変形量を最小限に減らすことで、熱気の流通と排出を維持し、芯材の通気と排熱能力を最適な状態に保たせることができる。
従来技術の問題点を解決するため、本考案の技術的思想は、就寝時に頭部を載せて支持するための枕の芯材で、該芯材上に縦横に交差する通気溝が設けられ、各通気溝内に貫穿する通気孔が設けられ、同時に芯材の表面に耐引張力及び通気効果を持つ通気層が貼着されることである。
上記技術的思想において、該芯材上の各縦方向に設けられた通気溝が環状に設けられる。
上記技術的思想において、該芯材外側に涼感吸湿吸汗層及び通気立体網層を結合して製造された枕カバーが被せられる。
上記技術的思想において、該芯材の両側にある通気溝の対応する箇所に気流を通気溝内に強制的に充填できるファンを取り付ける。
上記技術的思想において、その表面に間隔をもって気孔を設ける導気管が該芯材の通気溝上に連なって周設され、また導気管の両端に芯材の両側にある通気溝の対応箇所に各々取り付けたファンまでそれぞれ接続し、且つ2つのファンは同時に気流を導気管内に充填し、または導気管内の気流を吸引して排出する。
本考案の芯材表面上にぴったりと貼着している上記通気層を通じて、各該通気溝の間において相互に牽制作用を形成し、いずれかの通気溝箇所が重さによる圧迫を受けた時、各箇所の通気層間における相互引張作用を通じて、通気溝の両側の押潰れ変形量を最小限に抑え、圧迫された通気溝箇所における熱気流通の空間を保たせることができ、同時に熱気も芯材の両側から排出させることで、好適な通気効果を得て、就寝時の快適性を増すことができる。
本考案の立体局部断面模式図である。 本考案の芯材立体模式図である。 本考案の側面断面図である。 本考案の芯材局部が圧迫を受けた後の作用模式図である。 本考案の芯材の通気実施例1を示す模式図である。 本考案の芯材の通気実施例1を示す断面模式図である。 本考案の芯材の通気実施例2を示す模式図である。
図1を参照すると、本考案の枕は、主に枕カバー3内に内設される芯材1を備え、且つ芯材1上の表面に引張力及び高い通気性を持つ通気層2生地が貼着している。該芯材1の詳細構造について図2を参照しながら説明する。図2に示すように、該芯材1の頂面及び裏面の横方向に間隔をもって両端が貫通する複数の通気溝12が設けられており、また芯材1表面の縦方向に間隔をもって環状を呈する複数の通気溝11が設けられ、縦方向と横方向の通気溝11、12が交差して設置され、同時に各通気溝11、12の交差箇所に貫通する通気孔13が設けられているため、空気が各通気溝11、12と通気孔13の間において相互に誘導流通させることができる。
次に、図3を参照すると、上記芯材1の表面10(主にその頂面で、通気溝11、12の溝底を含まない)に貼設された通気層2は、一定の厚さを有する以外に、且つ空気を容易に通して通気溝11、12内に入らせることができる。同時に各通気溝11、12の間に介在する芯材1表面上の各局部通気層2の間は、同じ生地で、且つ全面的に芯材1上に貼着しているため、相互牽制作用を発揮できる。
また、図4を参照すると、利用者の頭部を枕に載せた時、仮に頭部の重さにより圧迫された箇所Wは、元々該箇所の通気溝11、12の両側が内方へ向かって押潰れるが、圧迫力が通気層2に作用した時、圧迫された箇所Wの通気層2の周囲が連なって延伸することで芯材1の各ゾーン箇所の表面10が一緒に貼着(つまり、太実線箇所)するため、圧迫された箇所Wの通気層2が下方に向かって凹まろうとする時、周囲の通気層2を引張るがその周囲の通気層2は、芯材1表面にしっかりと貼着することで、引張牽制作用(逆方向の引張力T)が起きて、圧迫された箇所Wが元々押潰れるが牽制を受けて緩和し、該圧迫された箇所Wの通気溝11、12の発生する可能な変形量を最小限に抑制し、通気溝11、12内においてやはり空気流通に供することができる空間を保たせるため、枕に載せた頭から発生した熱気を、芯材1上の通気溝11、12と通気孔13から両側に向かって排出させ、利用者の頭部の枕に接触した部位が、好適な通気効果を得ることで、寝る時の快適性を増すことができる。
次に、上記枕カバー3は、涼感吸湿吸汗層32及び通気立体網層31を結合して製造されたもので、良好な通気性を持つ以外に、更に利用者が夏に使用する時、より一層涼しく、爽やかで快適性がり、これに上記芯材1上の耐圧で変形しにくい通気溝11、12の高い通気性を加えて、蒸れ解消の効果が更に優れている。
これ以外に、図5と図6を参照すると、該芯材1の両側にある通気溝11と通気孔13の対応箇所内部に外部に通じるファン4が嵌設され、該両側のファン4により空気を充填させて気流が生じ、各交差するように設置された通気溝11と通気溝12内に入り、枕に頭を載せると、気流が各通気溝11、12から枕カバー3或いは涼感吸湿吸汗層32と通気立体網層31を通過して、頭部に吹き出すことで更に優れた放熱効果を奏することができる。
或いは図7に示すように、同様に該芯材1の両側にある通気溝11と通気孔13の対応箇所の内部に外部に通じるファン4が嵌設され、また芯材1の上方にある通気溝11、12内に導気管5を連なって周設され、且つ導気管5の頂面にそって間隔をもって数個の気孔51を設け、同時に更に導気管5の両端を芯材1両側のファン4上に各々接続される。両側のファン4が同時に気流を導気管5内に強制的に充填された時、気流が導気管5表面の各気孔51から吹き出すことで、利用者の頭部にそよそよと吹く放熱作用が生じる、或いは該2つのファン4が導気管5内の空気を強制的に吸引して排出し、導気管5内に負圧状態を形成されることで、導気管5表面の各気孔51に吸気作用を生じて、利用者の頭部から発生する熱量を導気管5内に吸い込んで外部へ排出し、よって良好な放熱効果を奏することができる。
1 芯材
10 表面
11、12 通気溝
13 通気孔
2 通気層
3 枕カバー

Claims (5)

  1. 就寝時に頭部を載せて支持するための枕の芯材で、前記芯材上の縦横方向に間隔をもって互いに交差する通気溝が列設され、各前記通気溝内に貫穿する通気孔が列設された全面機能の通気クール枕であって、前記芯材の表面に耐引張力、及び、通気効果を持つ通気層が貼着されることを特徴とする全面機能の通気クール枕。
  2. 前記芯材上の各縦方向に設けられた通気溝が環状に設けられることを特徴とする請求項1に記載の全面機能の通気クール枕。
  3. 前記芯材外側に涼感吸湿吸汗層、及び、通気立体網層を結合して製造された枕カバーが被せられることを特徴とする請求項1に記載の全面機能の通気クール枕。
  4. 前記芯材の両側にある前記通気溝の対応する箇所に気流を前記通気溝内に強制的に充填できるファンを取り付けることを特徴とする請求項1に記載の全面機能の通気クール枕。
  5. その表面に間隔をもって気孔を設ける導気管が前記芯材の前記通気溝上に連なって周設され、前記導気管の両端に前記芯材の両側にある前記通気溝の対応する箇所に各々取り付けた前記ファンまでそれぞれ接続し、且つ、2つのファンは同時に気流を前記導気管内に充填し、または、導気管内の気流を吸引して排出することを特徴とする請求項1に記載の全面機能の通気クール枕。
JP2014004644U 2013-09-18 2014-09-01 全面通気クール枕 Expired - Fee Related JP3195012U (ja)

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CN114847740A (zh) * 2022-04-27 2022-08-05 海宁舒毯地毯科技股份有限公司 一种透明止滑地毯及制造工艺
KR20230167599A (ko) * 2022-06-02 2023-12-11 주식회사 홈마스터 베개
KR102646980B1 (ko) * 2023-04-19 2024-03-15 애터미 주식회사 독립 쿠션의 에어셀 분할구조를 갖는 기능성 베개

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