JP3194598U - 装飾品及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】希少なべっ甲を有効に利用しつつ、べっ甲が持つ風合いを活かした装飾品及び照明器具を提供する。【解決手段】複数のべっ甲部材が配置された装飾部と、装飾部を保護し、少なくとも一方向から装飾部を透視し得る保護部と、を有する装飾品10である。保護部は、例えば、少なくとも一方が光透過性を有し、対向配置された2枚の基板と、光透過性を有し、複数のべっ甲部材を2枚の基板間に固定する接着層と、を含み、当該装飾品に対して光を照らす光源を備えた照明器具としてもよい。【選択図】図1

Description

本考案は、装飾品及び照明器具に関する。
従来、天然材料を利用した装飾品の一つとして、タイマイの甲、すなわち、鼈甲(べっ甲)を眼鏡の縁、櫛(くし)、簪(かんざし)などに細工したべっ甲製品が知られている。
べっ甲は古くから利用されており、歴史的、文化的に重要性を持つが、原材料であるタイマイは輸入が禁止されているなどの事情もあり、べっ甲は希少な材料となっている。
例えば、べっ甲の粉末と水の混合物を加圧加熱処理してべっ甲基材を再生する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特許第3062813号公報
本考案は、希少なべっ甲を有効に利用しつつ、べっ甲が持つ風合いを活かした装飾品を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、以下の考案が提供される。
<1> 複数のべっ甲部材が配置された装飾部と、前記装飾部を保護し、少なくとも一方向から前記装飾部を透視し得る保護部と、を有する装飾品。
<2> 前記保護部が、少なくとも一方が光透過性を有し、対向配置された2枚の基板と、光透過性を有し、前記複数のべっ甲部材を前記2枚の基板間に固定する接着層と、を含む<1>に記載の装飾品。
<3> <1>又は<2>に記載の装飾品と、前記装飾品に光を当てる光源と、を備えた照明器具。
本考案によれば、希少なべっ甲を有効に利用しつつ、べっ甲が持つ風合いを活かした装飾品を提供することができる。
本考案に係る装飾品の一例を、(A)コースターとして使用する形態及び(B)照明器具として使用する形態を示す図である。 本考案に係る装飾品の一例を製造する工程の一部を示す概略図である。 本考案に係る装飾品の一例を製造する工程の一部を示す概略図である。 図1(A)に示す照明器具において光を点灯させた状態を示す図である。 本考案に係る装飾品の一例を備えた照明器具の他の例を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本考案に係る実施形態について詳細に説明する。
本考案に係る装飾品は、複数のべっ甲部材が配置された装飾部と、前記装飾部を保護し、少なくとも一方向から前記装飾部を透視し得る保護部と、を有して構成される。
上記構成によれば、従来のべっ甲細工として眼鏡の縁や櫛などのべっ甲製品を製造する際に発生するべっ甲の端材を有効に利用しつつ、べっ甲が持つ独自の風合いを有する装飾品とすることができる。
複数のべっ甲部材により構成される装飾部を保護する保護部としては、例えば、少なくとも一方が光透過性を有し、対向配置された2枚の基板と、光透過性を有し、前記複数のべっ甲部材を前記2枚の基板間に固定する接着層と、を含む構成が挙げられる。
図1は、本考案の実施形態に係る装飾品の一例を示している。本実施形態に係る装飾品10は、六角形の2枚の透明な基板間に、べっ甲からなる複数の板状部材(べっ甲部材)が面内方向に格子状に配置されているとともに透明な接着層によって固定されている。本実施形態に係る装飾品10は、例えば図1(A)に示すようにコースターとして使用してもよいし、図1(B)に示すように本実施形態に係る装飾品10を支持し、装飾品10に対して光を当てる光源を有する台座(スタンド)12を備えた照明器具として使用することもできる。
以下、本考案に係る装飾品の代表例として、図1に示す装飾品について具体的に説明するが、本考案はこれに限定されるものではない。
<基板>
基板としては、対向する2枚の基板間に配置されたべっ甲部材の模様(べっ甲柄)が少なくとも一方向から透視できるように少なくとも一方が光透過性を有する基板を用いる。本実施形態に係る装飾品の用途にもよるが、例えば、コースターとして用いる場合は少なくとも一方が光透過性を有する基板(以下「透明基板」と称する場合がある)を用いればよい。また、本実施形態に係る装飾品を光源と組み合わせた照明器具として用いる場合は、2枚とも光透過性を有する基板を用いることが好ましい。
なお、本明細書における「光透過性」とは、基板間に配置されたべっ甲部材の模様(べっ甲柄)を少なくとも一方向から透視できればよく、光透過性の程度は用途に応じて選択すればよい。
透明基板としては、プラスチック基板及びガラス基板を用いることができる。
光透過性、切削加工性、軽量性、接着性等の観点からプラスチック基板が好ましく、さらにべっ甲部材と組み合わせたときに意匠性が高くなる観点からアクリル基板が特に好ましい。
基板の形状、大きさ、厚み等は特に限定されず、用途に応じて選択すればよいが、加工性などの観点から、通常は、1mm〜5mm程度の厚みを有する基板を用いればよい。
<べっ甲部材>
べっ甲部材としては、希少な原材料であるべっ甲を有効に利用する観点から、べっ甲から眼鏡の縁や櫛などの仕上げ材を製材するときに発生する端材を好適に用いることができる。
本考案で用いる複数のべっ甲部材の形状、大きさ、厚み等は限定されず、用途に応じて選択すればよい。例えば、形状、大きさ、厚みが揃ったべっ甲部材を用いてもよいし、ランダムな形状のべっ甲部材を組み合わせてもよい。図1に示す装飾品では正方形のべっ甲部材を用いているが、正方形に限らず、様々な幾何学形状を採用することができる。例えば、長方形、三角形、ひし形、台形、円形、楕円形などでもよいし、ランダムな形状でもよい。
なお、べっ甲部材の厚みが薄過ぎると後述する製造工程で破損する可能性があり、厚過ぎると照明器具として用いる場合に光源からの光を妨げる可能性がある。コースターや照明器具用の装飾品とする場合は、べっ甲部材の厚みは例えば1〜2mm程度が好ましい。
また、各べっ甲部材のサイズ(最大長)は、装飾品の用途にもよるが、べっ甲の端材を有効利用しつつ、べっ甲が持つ独自の風合いを発揮させる観点から、5mm以上であることが好ましい。
<接着層>
べっ甲同士は、水、熱、圧力を加えることにより接着させることができるが、本実施形態に係る装飾品を製造する際、基板に対して熱や圧力を加えると破損の原因となるため、べっ甲部材は接着層を介して基板と接着させる。
基板とべっ甲部材を接着する接着層は、光透過性を有する樹脂材料で構成される。光透過性、接着性の観点から、主剤と硬化剤を混ぜ合わせて使用するエポキシ接着剤(エポキシ樹脂)を好適に用いることができる。エポキシ接着剤は様々な種類のものが市販されており、例えば、接着性、透明性、難変色性、塗布性(低粘度)、切削研磨加工性などの観点から、エポキシ樹脂であるデブコンET(ITW社製)を接着層として好適に用いることができる。
接着層の厚みは特に限定されず、用途に応じて決めればよい。接着層の厚みが薄過ぎると接着力が不十分となり、厚過ぎると光透過性を低下させる可能性がある。使用するべっ甲部材の厚みにもよるが、基板間の接着層の厚みは、通常は、べっ甲部材の厚み+0.1mm〜0.2mm程度とすればよい。
次に、本実施形態に係る装飾品の製造方法の一例について具体的に説明する。なお、本実施形態に係る装飾品の製造方法は特に限定されず、以下に説明する材料、大きさ、形状等は一例であり、本考案に係る装飾品はこれらに限定されるものではない。
図2及び図3は、本実施形態に係る装飾品の製造工程の一部をそれぞれ概略的に示している。
まず、厚さ3mm程度の透明な2枚のアクリル基板(第1アクリル基板22及び第2アクリル基板32)を用意する。
例えば、図2に示すように平坦な土台20の上に一方のアクリル基板(第1アクリル基板)22を配置し、基板22上に接着剤24を塗布した後、複数のべっ甲部材28Aを配置するが、第1アクリル基板22の裏面(非塗布面)にはマスキング処理を施しておくことが好ましい。第1アクリル基板22の裏面にマスキング処理を施しておけば、第1アクリル基板22上に接着剤24を塗布したときに接着剤24が基板22から溢れて裏面に直接付着したり、汚れが付くことを防ぐことができる。マスキング処理としては例えば強粘着性のリタックシートを好適に用いることができる。
また、接着剤24の塗布領域、べっ甲部材28Aの配置、接着後の切削加工の位置を特定する観点から、第1アクリル基板22の裏面には、製造する装飾品の外形となる下絵を設けておくことが好ましい。例えば第1アクリル基板22の裏面に製造する装飾品10の形状に相当する正六角形の下絵を描いてもよいし、下絵を印刷した紙を紙製のマスキングテープで貼り付けることでマスキング処理を兼ねることもできる。
<接着剤の塗布>
第1アクリル基板22上のべっ甲部材28Aを配置する領域(下絵の六角形の領域)に接着剤24を塗布する。第1アクリル基板22上に接着剤24を塗布する方法は特に限定されないが、接着層に気泡が生じ難い塗布方法が好ましい。刷毛塗りは気泡が発生し易いため、例えば、低粘度の接着剤24を収容した容器26から第1アクリル基板22上の所望の位置に接着剤24をゆっくり垂らすようにして塗布することが好ましい。
なお、接着剤24の塗布量が少なく過ぎると基板間やべっ甲部材28Aが剥離したり、基板22と接着層との間に気泡が残る可能性がある。また、接着剤24の塗布量が多過ぎると接着剤24が無駄になるほか、接着剤24が第1アクリル基板22の裏面に回り込んで汚染する可能性がある。そこで、例えば、第1アクリル基板22上に予め水を塗布して適量を確かめておくことが好ましい。
また、接着剤24として(公序良俗違反につき、不掲載)を用いる場合、主剤と硬化剤を混ぜ合わせて使用するが、硬化時間が12時間程度あるので、主剤と硬化剤を撹拌した後、気泡を抜くために1時間程度放置することが好ましい。
また、第1アクリル基板22上に接着剤24を塗布した後、硬化させる前に脱泡装置等を使った真空脱泡を行うことで、接着剤24中の気泡をより効果的に除去して光透過性を高めることもできる。
<べっ甲部材の配置>
第1アクリル基板22上に接着剤24を塗布した後、接着剤24を塗布した領域に複数のべっ甲部材28Aを基板22の面内方向に配置して装飾部28を形成する。例えば第1アクリル基板22の裏面に貼り付けた下絵に合わせて複数のべっ甲部材28Aを縦横に並べて装飾部28を形成する。
べっ甲部材28Aとしては、べっ甲の端材を利用した板状部材を好適に用いることができるが、べっ甲の端材は種々の形状、大きさ、厚みを有するため、端材から所望の形状のべっ甲部材に予め加工する必要がある。加工方法は特に限定されないが、例えば、べっ甲の端材をバンドソー等の切断手段によって数センチ角の大きさに切断し、得られた切断片を金属板等の硬質な支持体上に接着剤等で固定し、フライス加工等の切削手段によって所望の形状のべっ甲部材28Aに加工する方法が挙げられる。
なお、べっ甲部材28Aの表面の仕上げは鏡面に磨かず、そのままかフライス加工等による切削のままでよい。べっ甲部材28Aの表面がある程度荒れた状態の方が接着剤が表面の微細な凹凸に入り込み、アンカー効果による高い接着力を発揮するともに光沢が得られる。
べっ甲部材28Aと基板22,32との接着面に油汚れ等がある場合は、例えばエタノール(工業用無水エタノール)を含ませた布等で予め拭き取ることが好ましい。
第1アクリル基板22上に配置するべっ甲部材28Aの形状は特に限定されず、四角形状以外の様々な幾何学形状でもよいし、ランダムな形状を組み合わせてステンドグラスのように配置してもよい。また、類似するべっ甲柄が隣り合わないように配置して意匠性を高めてもよい。
ただし、使用するべっ甲部材28Aが大きいほど気泡が抜け難くなるので、各べっ甲部材28Aのサイズ(最大長)は5〜20mm程度であることが好ましい。
第1アクリル基板22上に塗布した接着剤24を介して複数のべっ甲部材28Aを配置して装飾部28を形成した後、接着剤を硬化させる。
<平坦化加工>
第1アクリル基板22上に複数のべっ甲部材28Aを配置して接着剤24を硬化させた後、基板22上に固定されたべっ甲部材28Aを切削して全体の厚みの均一性を高めることが好ましい。例えば、基板22上に固定されたべっ甲部材側にフライス加工を行うことでべっ甲部材全体(装飾部28)の厚み均一性を高めることができる。
<アクリル基板の貼り合わせ>
第1アクリル基板22上に固定されたべっ甲部材全体(装飾部28)の平坦化加工を行った後、装飾部28上に再度接着剤34(公序良俗違反につき、不掲載)を塗布する。このときも、第1アクリル基板22上に固定されたべっ甲部材全体(装飾部28)に接着剤34をゆっくり垂らすようにして気泡の混入を抑制することが好ましい。
(公序良俗違反につき、不掲載)を塗布した面に、第2アクリル基板32を気泡を巻き込まないようにゆっくりと重ね合わせる。このとき、例えば図3に示すように、第1アクリル基板22の一端に厚みの薄いスペーサー30をあてがっておき、第2アクリル基板32を重ね合わせた後スペーサー30をゆっくり引き抜くことで気泡の巻き込みを抑制することができる。
上記のようにして2枚のアクリル基板22,32を貼り合わせた後、常温で放置して基板間の接着剤を硬化させる。2枚の透明なアクリル基板22,32間で接着剤24,34が硬化することで複数のべっ甲部材28A(装飾部28)が接着層(樹脂材料)で被覆されるとともに、接着層に埋め込まれた状態で基板間に固定される。
<切削加工>
硬化後、所望の形状にフライス加工を行う。例えば、NC加工することで、基板22,32とべっ甲部材28Aが剥がれることなく六角形に成形することができる。
上記工程を経て本実施形態に係る装飾品10を製造することができる。なお、本実施形態に係る装飾品10をコースターとして使用する場合は、裏面に滑り止め機能を加えるために例えばサンドブラスト処理を施してもよい。
また、アクリル樹脂に光を当てるとサンドブラスト処理をかけた部分が光る性質を利用して、本実施形態に係る装飾品10に光を当てる光源と組み合わせた照明器具として使用することもできる。例えば、図1(B)に示す照明器具において、装飾品10をセットすると光源が点灯する構成を有するスタンド12を備えた構成とすることもできる。また、光源として例えば電池交換を必要としないソーラー充電式のLED回路を内蔵したスタンドとすることもできる。
本実施形態に係る装飾品10の裏面とエッジにサンドブラスト処理を施しておくことで、本実施形態に係る装飾品10をスタンド12の溝部にセットしたときに、図4に示すように全体に光が拡散してべっ甲部材の装飾部がより一層映えた照明器具とすることができる。
なお、光源としてはLEDに限定されず、例えば、薄型の光源として有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)を備え、本実施形態に係る装飾品全体に光を当てる照明器具としてもよい。
また、図1に示す本実施形態に係る装飾品10は、コースター及び照明器具の一部として使用することできるが、例えば、図5に示すように、本実施形態に係る装飾品をランプシェードとして備えた照明器具としてもよい。
以上、本考案に係る実施形態の一例を説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、べっ甲部材は70℃程度に加熱することで軟化して曲げることもできるため、複数のべっ甲部材で構成される装飾部を保護する保護部として熱可塑性樹脂を用い、加熱により、花瓶、眼鏡の縁、櫛、簪、ペンダント、他のアクセサリー等、所望の形状に変形させた装飾品とすることもできる。
10 装飾品
12 台座(光源付きスタンド)
22 透明基板(第1アクリル基板)
24 接着剤(公序良俗違反につき、不掲載)
28A べっ甲部材
28 装飾部
32 透明基板(第2アクリル基板)
34 接着剤(公序良俗違反につき、不掲載)
基板とべっ甲部材を接着する接着層は、光透過性を有する樹脂材料で構成される。光透過性、接着性の観点から、主剤と硬化剤を混ぜ合わせて使用するエポキシ接着剤(エポキシ樹脂)を好適に用いることができる。エポキシ接着剤は様々な種類のものが市販されており、例えば、接着性、透明性、難変色性、塗布性(低粘度)、切削研磨加工性などの観点から、エポキシ樹脂であるデブコンET(ITW社製、以下「透明エポキシ樹脂」と記す。)を接着層として好適に用いることができる。
また、接着剤24として透明エポキシ樹脂を用いる場合、主剤と硬化剤を混ぜ合わせて使用するが、硬化時間が12時間程度あるので、主剤と硬化剤を撹拌した後、気泡を抜くために1時間程度放置することが好ましい。
<アクリル基板の貼り合わせ>
第1アクリル基板22上に固定されたべっ甲部材全体(装飾部28)の平坦化加工を行った後、装飾部28上に再度接着剤34(透明エポキシ樹脂)を塗布する。このときも、第1アクリル基板22上に固定されたべっ甲部材全体(装飾部28)に接着剤34をゆっくり垂らすようにして気泡の混入を抑制することが好ましい。
透明エポキシ樹脂を塗布した面に、第2アクリル基板32を気泡を巻き込まないようにゆっくりと重ね合わせる。このとき、例えば図3に示すように、第1アクリル基板22の一端に厚みの薄いスペーサー30をあてがっておき、第2アクリル基板32を重ね合わせた後スペーサー30をゆっくり引き抜くことで気泡の巻き込みを抑制することができる。
10 装飾品
12 台座(光源付きスタンド)
22 透明基板(第1アクリル基板)
24 接着剤
28A べっ甲部材
28 装飾部
32 透明基板(第2アクリル基板)
34 接着剤

Claims (3)

  1. 複数のべっ甲部材が配置された装飾部と、
    前記装飾部を保護し、少なくとも一方向から前記装飾部を透視し得る保護部と、
    を有する装飾品。
  2. 前記保護部が、少なくとも一方が光透過性を有し、対向配置された2枚の基板と、光透過性を有し、前記複数のべっ甲部材を前記2枚の基板間に固定する接着層と、を含む請求項1に記載の装飾品。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の装飾品と、
    前記装飾品に光を当てる光源と、
    を備えた照明器具。
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