JP3194439B2 - 電池パック - Google Patents
電池パックInfo
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- JP3194439B2 JP3194439B2 JP03784592A JP3784592A JP3194439B2 JP 3194439 B2 JP3194439 B2 JP 3194439B2 JP 03784592 A JP03784592 A JP 03784592A JP 3784592 A JP3784592 A JP 3784592A JP 3194439 B2 JP3194439 B2 JP 3194439B2
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- Japan
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- battery pack
- memory
- battery
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- electrode
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ノート・パーソナルコ
ンピュータ，ビデオカメラ，充電器等の機器に使用する
電池パックに関するものである。
ンピュータ，ビデオカメラ，充電器等の機器に使用する
電池パックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電池パックの使用状態、例えば電
池残量といった情報をユーザに知らせるため、電池パッ
ク内に計測回路，メモリー，表示回路等を内蔵した高機
能な電池パックがあった。
池残量といった情報をユーザに知らせるため、電池パッ
ク内に計測回路，メモリー，表示回路等を内蔵した高機
能な電池パックがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高機能な電池パックは、メモリー以外に多くの回路
を内蔵しているためコスト的に高くなり、かつ電池の寿
命は内蔵された計測回路等の寿命に対し非常に短いた
め、製品としての価値が非常に低いという問題があっ
た。本発明は上記従来の問題を解決するものであり、電
池残量等の情報を知ることができ、しかも低コストの電
池パックを提供することを目的とするものである。
来の高機能な電池パックは、メモリー以外に多くの回路
を内蔵しているためコスト的に高くなり、かつ電池の寿
命は内蔵された計測回路等の寿命に対し非常に短いた
め、製品としての価値が非常に低いという問題があっ
た。本発明は上記従来の問題を解決するものであり、電
池残量等の情報を知ることができ、しかも低コストの電
池パックを提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電池パック内に主としてメモリーのみを内
蔵させ、かつ電池パック外周部に電池自体のエネルギー
を伝えるベき電極以外に上記メモリーと情報をやりとり
すべき複数の電極を持たせることにより、専用の接続機
器と情報の送受を可能にできるようにしたものである。
具体的には、必要な情報を記憶しておくべきメモリーの
みを電池パックに内蔵し、従来の高機能電池パックに含
まれていた計測回路，表示回路等の種々の回路を、専用
の接続機器側等に入れることにより電池パックが低コス
トで提供できるようにしたものである。また、従来のメ
モリー中にはバックアップ電源を必要とするもの(揮発
性メモリー)があるので、電池パック内の電池自体をメ
モリーのバックアップ電源として使用し、接続機器側よ
り電源供給が止められてもメモリーが消去されないよう
にしたものである。なお、電池パックの電池電圧が一定
電圧(終止電圧)以下になればバックアップをやめる。さ
らに、メモリーとしてランダムアクセスメモリ(ＲＡＭ)
を用いた場合、ＲＡＭ内の情報がばけたり消えてしまう
可能性があるので、書き込み禁止用のスイッチを設け、
ユーザが必要と判断した時そのスイッチを操作し書き込
み禁止状態が選べるようにしたものである。
するために、電池パック内に主としてメモリーのみを内
蔵させ、かつ電池パック外周部に電池自体のエネルギー
を伝えるベき電極以外に上記メモリーと情報をやりとり
すべき複数の電極を持たせることにより、専用の接続機
器と情報の送受を可能にできるようにしたものである。
具体的には、必要な情報を記憶しておくべきメモリーの
みを電池パックに内蔵し、従来の高機能電池パックに含
まれていた計測回路，表示回路等の種々の回路を、専用
の接続機器側等に入れることにより電池パックが低コス
トで提供できるようにしたものである。また、従来のメ
モリー中にはバックアップ電源を必要とするもの(揮発
性メモリー)があるので、電池パック内の電池自体をメ
モリーのバックアップ電源として使用し、接続機器側よ
り電源供給が止められてもメモリーが消去されないよう
にしたものである。なお、電池パックの電池電圧が一定
電圧(終止電圧)以下になればバックアップをやめる。さ
らに、メモリーとしてランダムアクセスメモリ(ＲＡＭ)
を用いた場合、ＲＡＭ内の情報がばけたり消えてしまう
可能性があるので、書き込み禁止用のスイッチを設け、
ユーザが必要と判断した時そのスイッチを操作し書き込
み禁止状態が選べるようにしたものである。
【０００５】
【作用】したがって本発明によれば、(1)電池パック内
にメモリーを内蔵しているので電池パック個有の情報を
保持できる。そのため接続機能側では電池パックを交換
されても交換後の電池パックの個有の情報を知ることが
できる。(2)電池パック内の電池でメモリーをバックア
ップ制御できるので、接続機器から電池パックをはずし
てもメモリーの内容は消えない。(3)メモリー書込み禁
止スイッチにより電池パック持ち運び等における静電気
等の事故からメモリーを保護することができる。
にメモリーを内蔵しているので電池パック個有の情報を
保持できる。そのため接続機能側では電池パックを交換
されても交換後の電池パックの個有の情報を知ることが
できる。(2)電池パック内の電池でメモリーをバックア
ップ制御できるので、接続機器から電池パックをはずし
てもメモリーの内容は消えない。(3)メモリー書込み禁
止スイッチにより電池パック持ち運び等における静電気
等の事故からメモリーを保護することができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の一実施例の電池パックを電子
機器に用いた例であり、図２は電池パックを充電器に用
いた例である。図１および図２において、１は電子機
器、２は電池パック、３は充電器、４，５，６は電池パ
ック２を電子機器１に固定する固定フック、７，８，９
は電池パック２を充電器３に固定する固定フック、10は
商用電源に接続するための充電器３のＡＣプラグ、11は
電子機器１の表示部、12はキー入力部である。図３は本
発明の一実施例における電池パックの外観を示したもの
であり、図４は本発明の一実施例における電池パックの
構成を示したものである。図３および図４において、２
は電池パック、21および22は電池パックを電子機器ある
いは充電器に固定するための固定穴(Ａ)および固定穴
(Ｂ)、23は接続される電子機器へエネルギーを供給した
り、充電器からエネルギーをもらうための正電極、24は
負電極、25，26，27，28，29はメモリーとの間で情報を
電子機器等へ伝えたり、もらったりする信号インターフ
ェースとしての電極Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ、30はメモリー
への書込み禁止スイッチ、31はリードオンリーメモリー
(ＲＯＭ)あるいはランダムアクセスメモリー(ＲＡＭ)等
のメモリー、32はニッケル−カドミウム(Ｎi−Ｃd)蓄電
池、33はメモリー31へのバックアップ電源をＮi−Ｃd蓄
電池32から作りメモリー31へ送ったり、接続機器から送
られてくるＶcc電源をメモリー31へ送ったりするバック
アップ制御部、34はＮi−Ｃd蓄電池32が終止電気まで低
下したか否かを検出する低電圧検出部であり、低電圧検
出後バックアップ制御部33の動作を停止させる。また、
電極Ａ25にはメモリー31との間でデータのやりとりを行
うＤＡＴＡ線、電極Ｂ26にはメモリー31との間でのアク
セスが可能になるよう制御するためのＣＳ線、電極Ｃ27
にはメモリー31からデータを読み込む時にアクティブ状
態にするＲＤ線、電極Ｄ28にはメモリー31にデータを書
き込む時にアクティブ状態にするＷＲ線、電極Ｅ29には
接続機器より供給される電源をメモリー31へ送るための
Ｖcc線が割り当てられている。そして、ＷＲ線にはメモ
リ31への書き込み禁止を選択するための書込み禁止スイ
ッチ30の接点が直列に入っている。
機器に用いた例であり、図２は電池パックを充電器に用
いた例である。図１および図２において、１は電子機
器、２は電池パック、３は充電器、４，５，６は電池パ
ック２を電子機器１に固定する固定フック、７，８，９
は電池パック２を充電器３に固定する固定フック、10は
商用電源に接続するための充電器３のＡＣプラグ、11は
電子機器１の表示部、12はキー入力部である。図３は本
発明の一実施例における電池パックの外観を示したもの
であり、図４は本発明の一実施例における電池パックの
構成を示したものである。図３および図４において、２
は電池パック、21および22は電池パックを電子機器ある
いは充電器に固定するための固定穴(Ａ)および固定穴
(Ｂ)、23は接続される電子機器へエネルギーを供給した
り、充電器からエネルギーをもらうための正電極、24は
負電極、25，26，27，28，29はメモリーとの間で情報を
電子機器等へ伝えたり、もらったりする信号インターフ
ェースとしての電極Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ、30はメモリー
への書込み禁止スイッチ、31はリードオンリーメモリー
(ＲＯＭ)あるいはランダムアクセスメモリー(ＲＡＭ)等
のメモリー、32はニッケル−カドミウム(Ｎi−Ｃd)蓄電
池、33はメモリー31へのバックアップ電源をＮi−Ｃd蓄
電池32から作りメモリー31へ送ったり、接続機器から送
られてくるＶcc電源をメモリー31へ送ったりするバック
アップ制御部、34はＮi−Ｃd蓄電池32が終止電気まで低
下したか否かを検出する低電圧検出部であり、低電圧検
出後バックアップ制御部33の動作を停止させる。また、
電極Ａ25にはメモリー31との間でデータのやりとりを行
うＤＡＴＡ線、電極Ｂ26にはメモリー31との間でのアク
セスが可能になるよう制御するためのＣＳ線、電極Ｃ27
にはメモリー31からデータを読み込む時にアクティブ状
態にするＲＤ線、電極Ｄ28にはメモリー31にデータを書
き込む時にアクティブ状態にするＷＲ線、電極Ｅ29には
接続機器より供給される電源をメモリー31へ送るための
Ｖcc線が割り当てられている。そして、ＷＲ線にはメモ
リ31への書き込み禁止を選択するための書込み禁止スイ
ッチ30の接点が直列に入っている。
【０００７】次に図３および図４を参照して上記実施例
の動作を説明する。電池パック２内のメモリー31は、専
用接続機器である電子機器１あるいは充電器３と接続さ
れている時、Ｖcc線よりバックアップ制御部33を介して
電源が供給される。この状態において、専用接続機器よ
りＣＳ線を介してメモリー31が選択されるとメモリー31
はアクティブ状態となり、ＤＡＴＡ線にＨＩＧＨ／ＬＯ
Ｗいずれかのレベルのビット情報を出してくる。この時
専用接続機器側はＲＤ線を介して必要なビット数の回数
だけレベルをＨＩＧＨ／ＬＯＷ交互に繰り返すことによ
り、メモリー31内に記憶されている各ビット情報を順次
読み込むことができる。その後専用接続機器は読み込ん
だ情報を解析することにより、電池パック２内に記憶さ
せていた情報の内容を知ることができる。情報の内容の
例としては以下のようなものがある。(イ)電池の残量、
(ロ)電池の種別、(ハ)電池を使用した日時、(ニ)電池に
対するこれまでの充放電回数、(ホ)電池の総容量、(ヘ)
電池の公称電圧等である。また、専用接続機器が上記の
情報を更新する際は、ＣＳ線をアクティブ状態にしてお
き、ＷＲ線のレベルをＨＩＧＨ／ＬＯＷ交互に繰り返す
と同時にＤＡＴＡ線に更新すべきビット情報のレベルを
出す。これをメモリの総ビット数の回数繰り返すことに
よりメモリー31の内容を更新することができる。なお、
書込み禁止スイッチ30が書込み禁止を選択している時
は、ＷＲ線のレベルの変化がメモリー31に伝わらないた
めメモリー31の内容は更新されない。メモリー31は不揮
発性のメモリー(ＲＯＭ)と揮発性のメモリー(ＲＡＭ)で
構成されているため、電池パック２を専用接続機器から
外している間においても揮発性メモリーをバックアップ
するための電源が必要となる。この電源はバックアップ
制御部33によりＮi−Ｃd蓄電池32より作られる。バック
アップ制御部33(図７参照)はＮi−Ｃd蓄電池32からの電
圧を、電圧レギュレータ71にてバックアップするために
必要な電圧レベルにレギュレートし、Ｖcc線からの電圧
とをダイオード72で論理和をとった後メモリー31へ供給
している。また、低電圧検出部34の検出出力を受けてバ
ックアップ制御部33の電圧レギュレート動作を停止する
ためのトランジスタ等によるＴrスイッチ70を有する。
Ｎi−Ｃd蓄電池32にてメモリー31をバックアップし続け
ると、電池が過放電し電池自体の寿命を縮めてしまう危
険性がある。そのため低電圧検出部34(図８参照）はＮi
−Ｃd蓄電池32の電圧をコンパレータ73にて常に監視
し、ツェナーダイオード74にて設定される電池の終止電
圧に達すると出力を反転させ、上記に示した如くＴrス
イッチ70をｏｆｆして電圧レギュレートを停止させ電池
の過放電を防いでいる。以上のような構成を有する電池
パックを使用することにより、専用接続機器との間で電
池残量等の情報をやりとりすることが可能となり、した
がって、電子機器１において電池残量をモニター表示し
たり、動作機能に対する制限をかけたりすることが可能
となる。なお、図５は本発明の一実施例の電池パックを
接続する電子機器の構成例を、図６は充電器の構成例を
示したものである。図５において示される電極Ａ1〜Ｅ1
53〜57および正電極Ａ151，負電極Ａ152は電池パックに
おける25〜29および23，24の電極にそれぞれ対応してい
る。同様に、図６において示される電極Ａ2〜Ｅ263〜67
および正電極Ａ261，負電極Ａ262は電池パックにおける
25〜29および23，24の電極にそれぞれ対応している。図
５において、電圧・電流検出部(Ａ)16は電池パック２よ
り電子機器１の電源部(Ａ)17に流れる電池の放電電流お
よび電圧を計測し、計測結果を演算制御部(Ｂ)15へ送
る。演算制御部(Ｂ)15は計測結果をもとに電池の放電量
を計算し、電極53〜57を介して得られた電池パック２内
の電池残量データからその放電量を差し引き、更新値を
再度電池パック２に書き込む。また、その更新値は電子
機器１のシステム動作を制御している演算制御部(Ａ)13
に送られ記憶部14に記憶される。また、ユーザはキー入
力部12から要求することにより上記更新値を表示部11を
介して見ることができる。図６においては、充電器３は
ＡＣプラグ10より得られる商用電源にて動作する。電源
部(Ｂ)41にて整流安定化された直流電圧は、定電流回路
42により定電流状態にて電池パック２を充電する。電圧
・電流検出部(Ｂ)44はその充電電流および電圧を計測
し、計測結果を充電制御部43へ送る。充電制御部43は電
子機器１の演算制御部(Ｂ)15と同様の方法にて電池パッ
ク２より電池残量および公称容量の情報を得る。上記計
測結果をもとに充電可能な容量分充電し終えると定電流
回路42の出力を停止させ、かつ満充電であるという情報
を電池パック２に書き込む。
の動作を説明する。電池パック２内のメモリー31は、専
用接続機器である電子機器１あるいは充電器３と接続さ
れている時、Ｖcc線よりバックアップ制御部33を介して
電源が供給される。この状態において、専用接続機器よ
りＣＳ線を介してメモリー31が選択されるとメモリー31
はアクティブ状態となり、ＤＡＴＡ線にＨＩＧＨ／ＬＯ
Ｗいずれかのレベルのビット情報を出してくる。この時
専用接続機器側はＲＤ線を介して必要なビット数の回数
だけレベルをＨＩＧＨ／ＬＯＷ交互に繰り返すことによ
り、メモリー31内に記憶されている各ビット情報を順次
読み込むことができる。その後専用接続機器は読み込ん
だ情報を解析することにより、電池パック２内に記憶さ
せていた情報の内容を知ることができる。情報の内容の
例としては以下のようなものがある。(イ)電池の残量、
(ロ)電池の種別、(ハ)電池を使用した日時、(ニ)電池に
対するこれまでの充放電回数、(ホ)電池の総容量、(ヘ)
電池の公称電圧等である。また、専用接続機器が上記の
情報を更新する際は、ＣＳ線をアクティブ状態にしてお
き、ＷＲ線のレベルをＨＩＧＨ／ＬＯＷ交互に繰り返す
と同時にＤＡＴＡ線に更新すべきビット情報のレベルを
出す。これをメモリの総ビット数の回数繰り返すことに
よりメモリー31の内容を更新することができる。なお、
書込み禁止スイッチ30が書込み禁止を選択している時
は、ＷＲ線のレベルの変化がメモリー31に伝わらないた
めメモリー31の内容は更新されない。メモリー31は不揮
発性のメモリー(ＲＯＭ)と揮発性のメモリー(ＲＡＭ)で
構成されているため、電池パック２を専用接続機器から
外している間においても揮発性メモリーをバックアップ
するための電源が必要となる。この電源はバックアップ
制御部33によりＮi−Ｃd蓄電池32より作られる。バック
アップ制御部33(図７参照)はＮi−Ｃd蓄電池32からの電
圧を、電圧レギュレータ71にてバックアップするために
必要な電圧レベルにレギュレートし、Ｖcc線からの電圧
とをダイオード72で論理和をとった後メモリー31へ供給
している。また、低電圧検出部34の検出出力を受けてバ
ックアップ制御部33の電圧レギュレート動作を停止する
ためのトランジスタ等によるＴrスイッチ70を有する。
Ｎi−Ｃd蓄電池32にてメモリー31をバックアップし続け
ると、電池が過放電し電池自体の寿命を縮めてしまう危
険性がある。そのため低電圧検出部34(図８参照）はＮi
−Ｃd蓄電池32の電圧をコンパレータ73にて常に監視
し、ツェナーダイオード74にて設定される電池の終止電
圧に達すると出力を反転させ、上記に示した如くＴrス
イッチ70をｏｆｆして電圧レギュレートを停止させ電池
の過放電を防いでいる。以上のような構成を有する電池
パックを使用することにより、専用接続機器との間で電
池残量等の情報をやりとりすることが可能となり、した
がって、電子機器１において電池残量をモニター表示し
たり、動作機能に対する制限をかけたりすることが可能
となる。なお、図５は本発明の一実施例の電池パックを
接続する電子機器の構成例を、図６は充電器の構成例を
示したものである。図５において示される電極Ａ1〜Ｅ1
53〜57および正電極Ａ151，負電極Ａ152は電池パックに
おける25〜29および23，24の電極にそれぞれ対応してい
る。同様に、図６において示される電極Ａ2〜Ｅ263〜67
および正電極Ａ261，負電極Ａ262は電池パックにおける
25〜29および23，24の電極にそれぞれ対応している。図
５において、電圧・電流検出部(Ａ)16は電池パック２よ
り電子機器１の電源部(Ａ)17に流れる電池の放電電流お
よび電圧を計測し、計測結果を演算制御部(Ｂ)15へ送
る。演算制御部(Ｂ)15は計測結果をもとに電池の放電量
を計算し、電極53〜57を介して得られた電池パック２内
の電池残量データからその放電量を差し引き、更新値を
再度電池パック２に書き込む。また、その更新値は電子
機器１のシステム動作を制御している演算制御部(Ａ)13
に送られ記憶部14に記憶される。また、ユーザはキー入
力部12から要求することにより上記更新値を表示部11を
介して見ることができる。図６においては、充電器３は
ＡＣプラグ10より得られる商用電源にて動作する。電源
部(Ｂ)41にて整流安定化された直流電圧は、定電流回路
42により定電流状態にて電池パック２を充電する。電圧
・電流検出部(Ｂ)44はその充電電流および電圧を計測
し、計測結果を充電制御部43へ送る。充電制御部43は電
子機器１の演算制御部(Ｂ)15と同様の方法にて電池パッ
ク２より電池残量および公称容量の情報を得る。上記計
測結果をもとに充電可能な容量分充電し終えると定電流
回路42の出力を停止させ、かつ満充電であるという情報
を電池パック２に書き込む。
【０００８】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなように
以下に示す効果を有する。 (1）電池パック内にメモリーを内蔵しているので、該電
池個有の情報を電池パックに持たせることができ、電池
パックを交換しても交換後の電池の種類，履歴情報等を
知ることができる。また、電池パックはメモリーを付加
するだけのため低コスト化が可能である。 (2）電池パック内の電池で揮発性のメモリーのバックア
ップを制御できる回路を持っているので、接続機器から
電池パックをはずしてもメモリーの内容が消えない。ま
たバックアップにより使用可能なメモリーの範囲が拡大
される。 (3）書込み禁止スイッチを有することによりＲＡＭに対
する書き込み禁止を選択できるので、電池パックの持ち
運び時の静電気等による事故からメモリーを保護でき
る。また電子機器等と接続時においてもユーザの意志に
よってコントロールできる。 (4）低電圧検出回路により終止電圧を検出してバックア
ップを停止できるので、蓄電池の過放電をなくし電池の
寿命を縮めることを防げる。
以下に示す効果を有する。 (1）電池パック内にメモリーを内蔵しているので、該電
池個有の情報を電池パックに持たせることができ、電池
パックを交換しても交換後の電池の種類，履歴情報等を
知ることができる。また、電池パックはメモリーを付加
するだけのため低コスト化が可能である。 (2）電池パック内の電池で揮発性のメモリーのバックア
ップを制御できる回路を持っているので、接続機器から
電池パックをはずしてもメモリーの内容が消えない。ま
たバックアップにより使用可能なメモリーの範囲が拡大
される。 (3）書込み禁止スイッチを有することによりＲＡＭに対
する書き込み禁止を選択できるので、電池パックの持ち
運び時の静電気等による事故からメモリーを保護でき
る。また電子機器等と接続時においてもユーザの意志に
よってコントロールできる。 (4）低電圧検出回路により終止電圧を検出してバックア
ップを停止できるので、蓄電池の過放電をなくし電池の
寿命を縮めることを防げる。
【図１】本発明の一実施例の電池パックを電子機器に用
いた例を示す図である。
いた例を示す図である。
【図２】本発明の一実施例の電池パックを充電器に用い
た例を示す図である。
た例を示す図である。
【図３】本発明の一実施例の電池パックの外観図であ
る。
る。
【図４】本発明の一実施例の電池パックの構成図であ
る。
る。
【図５】本発明の一実施例の電池パックを使用する電子
機器の構成図の一例である。
機器の構成図の一例である。
【図６】本発明の一実施例の電池パックを使用する充電
器の構成図の一例である。
器の構成図の一例である。
【図７】本発明の一実施例の電池パックにおけるバック
アップ制御部の構成図である。
アップ制御部の構成図である。
【図８】本発明の一実施例の電池パックにおける低電圧
検出部の構成図である。
検出部の構成図である。
１…電子機器、 ２…電池パック、 ３…充電器、 ４
…固定フック(Ａ)、 ５…固定フック(Ｂ)、 ６…固定
フック(Ｃ)、 ７…固定フック(Ｄ)、 ８…固定フック
(Ｅ)、 ９…固定フック(Ｆ)、 10…ＡＣプラグ、 11
…表示部、 12…キー入力部、 13…演算制御部(Ａ)、
14…記憶部、 15…演算制御部(Ｂ)、16…電圧・電流
検出部(Ａ)、 17…電源部(Ａ)、 21…固定穴(Ａ)、
22…固定穴(Ｂ)、 23…正電極(Ａ)、 24…負電極
(Ａ)、 25…電極Ａ、 26…電極Ｂ、27…電極Ｃ、 28
…電極Ｄ、 29…電極Ｅ、 30…書込み禁止スイッチ、
31…メモリー、 32…Ｎi−Ｃd蓄電池、 33…バック
アップ制御部、 34…低電圧検出部、 41…電源部
(Ｂ)、 42…定電流回路、 43…充電制御部、 44…電
圧・電流検出部(Ｂ)、 51…正電極Ａ1、 52…負電極
Ａ1、 53…電極Ａ1、 54…電極Ｂ1、 55…電極Ｃ1、
56…電極Ｄ1、 57…電極Ｅ1、 61…正電極Ａ2、62
…負電極Ａ2、 63…電極Ａ2、 64…電極Ｂ2、 65…
電極Ｃ2、 66…電極Ｄ2、 67…電極Ｅ2、 70…Ｔrス
イッチ、 71…電圧レギュレータ、 72…ダイオード、
73…コンパレータ、 74…ツェナーダイオード。
…固定フック(Ａ)、 ５…固定フック(Ｂ)、 ６…固定
フック(Ｃ)、 ７…固定フック(Ｄ)、 ８…固定フック
(Ｅ)、 ９…固定フック(Ｆ)、 10…ＡＣプラグ、 11
…表示部、 12…キー入力部、 13…演算制御部(Ａ)、
14…記憶部、 15…演算制御部(Ｂ)、16…電圧・電流
検出部(Ａ)、 17…電源部(Ａ)、 21…固定穴(Ａ)、
22…固定穴(Ｂ)、 23…正電極(Ａ)、 24…負電極
(Ａ)、 25…電極Ａ、 26…電極Ｂ、27…電極Ｃ、 28
…電極Ｄ、 29…電極Ｅ、 30…書込み禁止スイッチ、
31…メモリー、 32…Ｎi−Ｃd蓄電池、 33…バック
アップ制御部、 34…低電圧検出部、 41…電源部
(Ｂ)、 42…定電流回路、 43…充電制御部、 44…電
圧・電流検出部(Ｂ)、 51…正電極Ａ1、 52…負電極
Ａ1、 53…電極Ａ1、 54…電極Ｂ1、 55…電極Ｃ1、
56…電極Ｄ1、 57…電極Ｅ1、 61…正電極Ａ2、62
…負電極Ａ2、 63…電極Ａ2、 64…電極Ｂ2、 65…
電極Ｃ2、 66…電極Ｄ2、 67…電極Ｅ2、 70…Ｔrス
イッチ、 71…電圧レギュレータ、 72…ダイオード、
73…コンパレータ、 74…ツェナーダイオード。
Claims (2)
- 【請求項１】 同一筐体内に充電可能な２次電池を内蔵
し、かつ筐体の外周部に前記２次電池の正極および負極
から接続される一対以上の電極を設け、しかも筐体が接
続されるべき機器等に対し着脱可能にすべき構造を筐体
に備えた電池パックにおいて、 前記筐体内に揮発性または発揮性と不揮発性との双方の
メモリーを設け、前記筐体の外周部に前記メモリーと電
池パックが接続される機器との間で情報の送受を行うた
めに構成された複数の電極を設け、前記揮発性のメモリ
ーに対してバックアップ電源を供給するため２次電池に
よって動作するバックアップ電源制御回路を設けて、前
記メモリーの電源を前記バックアップ電源制御回路から
も供給し、さらに前記揮発性のメモリーに対し、筐体の
外周部に書込みを禁止できるよう選択可能なスイッチを
筐体の外周部に設けたことを特徴とする電池パック。 - 【請求項２】 電池電圧が終止電圧以下に低下したこと
を検出し、メモリーへのバックアップ電源の供給を停止
する手段を有することを特徴とする請求項１記載の電池
パック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03784592A JP3194439B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 電池パック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03784592A JP3194439B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 電池パック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05232200A JPH05232200A (ja) | 1993-09-07 |
| JP3194439B2 true JP3194439B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=12508876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03784592A Expired - Fee Related JP3194439B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 電池パック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3194439B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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-
1992
- 1992-02-25 JP JP03784592A patent/JP3194439B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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