JP3194086U - 意匠性組子模様の天井・壁面ユニット - Google Patents

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    • E04F13/08Coverings or linings, e.g. for walls or ceilings composed of covering or lining elements; Sub-structures therefor; Fastening means therefor composed of a plurality of similar covering or lining elements

Abstract

【課題】木製の格子状基本ユニットを格子棒にて中心部に万字模様を持つ正方体を形成することにより、精神的デザイン性をもった模様に形成して、しかも立体格子組子になった意匠性組子模様の天井・壁面ユニットを提供する。【解決手段】室内の天井、又は壁面において、木材製角状格子1を中心部万字模様2に仕立てた組子正方体を縦横二方向に2〜8組連続的に構成した450〜900mmの正方体、又は長方体を枠体に嵌め込んで形成されて、材料として針葉樹林の木材であって、厚さ10〜30mmの角材の各格子の表面に木目調絞付けを行い、結合した連続面とした組子正方体の中心部に模様を形成している意匠性組子模様の天井・壁面ユニット3である。【選択図】図2

Description

本考案は天井・壁面において組立格子ユニットの意匠部材に関し、詳しくは、木製立体組子でできた基本ユニット部品を連続結合して大形品とする組立格子ユニットの意匠部材に関する。特に軽量で製作が容易で可能で、意匠部材として簡単に得られる天井、或は壁面に用いられるパネル部材に関する。
床材としての用途は耐摩耗性の面から従来難しいとされていた静電植毛技術に着目し、特定のパイルを透明樹脂の表面に特定の目付け量にて静電植毛することで、意外にも、パイルの目付け量が抑えられ、下の意匠性を損なわずに、カーペットのような温感性と触感ばかりか、優れた清掃性と耐摩耗性をも有する床材が得られるとの知見を得た。(特許文献1参照)。
生産性、強度、耐候性、および耐久性のいずれにも優れ、高い意匠性を実現しうる透明樹脂製床材を提供するものが提案されている(特許文献2参照)。
さらに合理的かつ簡明で優れた機能を備えたガラス床に誘導灯を組み込み、避難誘導その他の誘導に必要な場合にのみそれが視認性を確保してその作用を発揮する意匠性に優れたものが提案されている(特許文献3参照)。
2枚の透明な板の間に一定間隔で平行な仕切り板が設けられた透明中空板の該中空部に繊維状物質が充填されることにより、図柄が描かれてなる。デザインボードは、主に屋内の装飾用に用いられ、その使用方法としては、壁に掛けたり、天井などから吊るしたり、窓枠にはめたり、テーブル等の上に置いたりして使用されている(特許文献4参照)。
特開2011−231539号 特開2008−2163号 特開2007−332538号 実用新案登録第3163687号
各種の室内調度品のデザインが、益々多様に高度化されつつある昨今では、家族団らんの中心となる居間等の天井、壁面も、それ等に負けない様により魅力的な意匠性のものを提供することが望ましい。そこで、本考案の目的は、意匠性組子模様の天井・壁面ユニットにおいて、既存のものに比べてより魅力的に、乃至はより個性的にデザインされた意匠性テーブル台を提供するにある。
上記の天然木材製の格子状組子は、意匠性組子模様の天井・壁面ユニットにて次の理由で大量生産にはほど遠い状況にあった。即ち、材料の吟味並びに大工工事に高度な技術と熟練を必要とすること。天然木素材の欠点として反り、曲がり、腐食、カビ等が発生すること。建具を製作出来る職人は長期間の奉公による修行が必要であるため熟練工が少なくなり、従って製品が高価であること。内枠は無垢で肉盗み等がないため重く、取扱いにくいこと。内枠は外枠を含めた一体物であるため大形品となり取扱にくいことが上げられる。
本考案は、上述のような課題に対処すべく鋭意検討の結果、提案するに至ったもので、格子状基本ユニットを接続棒にて連続した形状に結合することにより、大形で、曲線部、凹凸等の自由なデザインが任意に形成でき、しかも比較的安価に大量生産が可能な意匠性組子模様の天井・壁面ユニットを提供することを目的とするものである。
室内の天井、又は壁面において、木材製角状格子で中心部に万字模様で仕立てた組子正方体を縦横二方向に2〜8組連続的に構成した450〜900mmの正方体、又は長方体を枠体に嵌め込んで形成されている意匠性組子模様の天井・壁面ユニットである。
木材製角状格子は、材料としてヒバ、ヒノキ、スギから選ばれた針葉樹林の木材であって、厚さ10〜30mmの角材の各格子の表面に木目調絞付けを行い、結合した連続面として継目が目立たないように組子正方体の中心部に万字模様の格子状を組み立てている。
木材製角状格子で中心部に存在している万字模様は、巴の図案化された追掛万字、つなぎ万字、寄せ万字、綱代万字、二重万字、熨斗目万字から選ばれた格
Figure 0003194086
されている。
木材製角状格子で中心部万字模様に仕立てた組子正方体は、一辺100〜300mmの寸法であって、中心に厚さ10〜30mmの角材格子を組み立てた卍字を形成しており、ユニット内に4〜32個を形成されている。
前記格子状基本ユニットは、長さの異なる5〜10種類で切りこみ溝部を持つ木材製角状格子から組み立てられて形成されている。また前記格子状基本ユニットは、天井に設置固定した縦の長方体状フレームと、それに横の格子状フレームを組み立てられた正方形枠体内、又は長方形枠体内に前記ユニットを嵌め込めるような構造になっている。
本考案に係る意匠性組子模様の天井・壁面ユニットは、外観的には凹凸等の自由なデザインが任意に形成でき、天井・壁面を格子組子による意匠部材は、更に天然木材の芳香性、防菌性の材料使用しているために、木の香りをもたらすとともに、材料の腐食、カビ等の心配がなく、軽くしかも安価で製作することができて、部屋内で万字の模様によって精神的に落ち着いた気持ちと雰囲気になった。また巴の図案化された追掛万字、つなぎ万字、寄せ万字、綱代万字、二重万字、熨斗目万字の模様であって、古式風な様相になった。
このように本考案によれば、意匠性組子模様の天井・壁面ユニットは、簡単に天井、壁面に嵌め込んで、部屋の装飾を完成させることができて、立体格子組子による組立格子ユニット意匠部材は、既製品化生産できるので、軽量・品質均一な多用途片面パネル材が安価に得られる。
本考案格子組子による意匠性組子模様の天井・壁面ユニット一実施例を示す斜視図である。 本考案の格子組子による意匠性組子模様の天井・壁面ユニットを示す構造の説明図である。A:構造斜視図 B:平面図 格子状基本ユニットは、長さの異なる5種類で切りこみ溝部を持つ木材製角状格子図である。 木材製角状格子を中心部に存在する万字模様の図。A:追掛万字 B:つなぎ万字 C:寄せ万字 格子状基本ユニットの天井、及び壁面に嵌め込構造状態図 A:天井に設置固定した縦枠体のフレームと、横の枠体 フレームを組み立てられた長方形枠体の形成状態図 B:木材製角状格子で中心部万字模様に仕立てた組子正方体を持つユニットの嵌め込み状態図 C:完成図 意匠性組子模様の天井・壁面ユニットを嵌め込み枠体の組み立て図 A:枠体の組み立て前段階図 B:枠体の組み立て後段階図 C:枠体完成図
以下、意匠性組子模様の天井・壁面ユニットの図面を参照しながら本考案の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本考案格子組子による意匠性組子模様の天井・壁面ユニット一実施例を示す斜視図、図2は本考案の格子組子による意匠性組子模様の天井・壁面ユニットを示す構造の説明図、図3は格子状基本ユニットは、長さの異なる5種類で切りこみ溝部を持つ木材製角状格子図、図4は木材製角状格子を中心部卍字模様に仕立てた組子正方体の組み立て図である。
室内の天井、又は壁面において、図2に示すように、木材製角状格子で中心部追掛万字模様に仕立てた組子正方体を縦横二方向に4組連続的に構成した600mmの正方体を枠体に嵌め込んで形成されている意匠性組子模様の天井・壁面ユニットは、木材製角状格子の材料としてスギ材から選ばれた針葉樹林の木材であって、15mmの角材の各格子の表面に木目調絞付けを行い、結合した連続面として継目が目立たないように組子正方体の中心部に卍字模様の格子状を組み立てている。
木材製角状格子の格子状基本ユニットは、図3に示すように、長さの異なる5種類で切りこみ溝部を持つ木材製角状格子から組み立てられて形成される。木材製角状格子を中心部卍字模様に仕立てた組子正方体は、一辺150mmの寸法であって、中心に15mmの角材格子を組み立てた追掛万字を形成しており、ユニット内に16個を形成されている。
図1に示すように、この匠性組子模様の天井・壁面ユニットは、追掛万字模様で、図書館の天井に張られた。
室内の天井壁面において、木材製角状格子で中心部に寄せ万字模様に仕立てた組子正方体を縦横二方向に6組連続的に構成した900mmの正方体、又は長方体を枠体に嵌め込んで形成されている意匠性組子模様の天井ユニットは、木材製角状格子の材料としてヒノキから選ばれた針葉樹林の木材であって、20mmの角材の各格子の表面に木目調絞付けを行い、結合した連続面として継目が目立たないように組子正方体の中心部に寄せ万字模様の格子状を組み立てている。
木材製角状格子の格子状基本ユニットは、長さの異なる5種類で切りこみ溝部を持つ木材製角状格子から組み立てられて形成される。木材製角状格子を中心部卍字模様に仕立てた組子正方体は、一辺150mmの寸法であって、中心に20mmの角材格子を組み立てた寄せ万字を形成しており、ユニット内に36個を形成されている。
この匠性寄せ万字組子模様の天井ユニットは、ホテルの天井に張られた。
室内の壁面において、木材製角状格子を中心部に万字模様に仕立てた組子正方体を縦横二方向に4組連続的に構成した900mmの正方体を枠体に嵌め込んで形成されている意匠性組子模様の壁面ユニットは、木材製角状格子の材料としてヒバから選ばれた針葉樹林の木材であって、30mmの角材の各格子の表面に木目調絞付けを行い、結合した連続面として継目が目立たないように組子正方体の中心部に万字模様の格子状を組み立てている。
木材製角状格子の格子状基本ユニットは、長さの異なる5種類で切りこみ溝部を持つ木材製角状格子から組み立てられて形成される。木材製角状格子を中心部卍字模様に仕立てた組子正方体は、一辺225mmの寸法であって、中心に30mmの角材格子を組み立てた万字を形成しており、ユニット内に16個を形成されている。
この匠性組子模様の壁面ユニットは、集会場の壁に張られた。
a、b、c、d、e、組子の格子部品
1 木材製角状格子
2 万字模様
3 天井・壁面ユニット
4a 枠材(横フレーム状)
4b 枠材(縦フレーム状)
5 格子体
6 溝部
7 穴部
8 天井
9 壁面
10 枠体

Claims (6)

  1. 室内の天井、又は壁面において、木材製角状格子で中心部に万字模様で仕立てた組子正方体を、縦横二方向に2〜8組連続的に構成した450〜900mmの正方体、又は長方体を枠体に嵌め込んで形成されていることを特徴とする意匠性組子模様の天井・壁面ユニット。
  2. 木材製角状格子は、材料としてヒバ、ヒノキ、スギから選ばれた針葉樹林の木材であって、厚さ10〜30mmの角材の各格子の表面に木目調絞付けを行い、結合した連続面として継目が目立たないように組子正方体の中心部に万字模様の格子状を組み立てていることを特徴とする請求項1記載の意匠性組子模様の天井・壁面ユニット。
  3. 木材製角状格子で中心部に存在している万字模様は、巴の図案化された追掛万字、つなぎ万字、寄せ万字、綱代万字、二重万字、熨斗目万字から選ばれた格
    Figure 0003194086
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の意匠性組子模様の天井・壁面ユニット。
  4. 木材製角状格子で中心部万字模様に仕立てた組子正方体は、一辺100〜300mmの寸法であって、中心に厚さ10〜30mmの角材格子を組み立てた万字を形成しており、ユニット内に4〜32個を形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の意匠性組子模様の天井・壁面ユニット。
  5. 前記格子状基本ユニットは、万字模様を組み立てられて形成されるために、切りこみ溝部を持つ木材製角状格子の長さの異なる5〜10種類から構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の意匠性組子模様の天井・壁面ユニット。
  6. 前記格子状基本ユニットは、天井に設置固定した縦のフレーム状枠材と、それに横のフレーム状枠材を組み立てられた正方形枠体内、又は長方形枠体内に前記ユニットを嵌め込めるような構造になっていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の意匠性組子模様の天井・壁面ユニット。
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