JP3193971U - 自動販売機の移動広告装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動販売機の移動広告装置を提供する簡単な構成でありながら、昼夜を問わず消費者の視線に確実に飛び込むことができ、視線を誘導して購買意欲を高めることができる自動販売機の移動広告装置を提供する。【解決手段】自動販売機2に取付けられて、消費者の接近を検知する近接センサ3と、移動広告物4を移動可能に支持するガイド5と、前記移動広告物4を移動させる動力を供給するアクチュエータ6と、前記近接センサ3が消費者の近接を検知するときにアクチュエータ6を駆動する電力を供給することにより移動広告物4を移動させる制御部7とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、自動販売機の移動広告装置に関するものであり、より詳細には、飲料品、嗜好品などの商品を販売する自動販売機において消費者の視線を誘導して商品の購買を促進させる移動広告装置に関するものである。
従来より、自動販売機にはその前面、側面、内部などに消費者の視線を引き寄せるポスターなどの広告を施すことが行なわれており、この広告の注目度により商品の販売促進が行なわれている。
例えば、下記特許文献1には非接触センサによって人の接近を検知するときに広告表示シートを旋回移動させることにより、消費者の視線を誘導する自動販売機の広告表示装置が記載されている。
特許文献2には周囲が暗くなり商品購入期待者を検出するときに、投影機を用いて床面に画像を投影する自動販売機が記載されている。
特開平10−116041号公報 特開2013−80316号公報
しかしながら、上述の自動販売機およびその広告表示装置では、消費者の視線を効果的に誘導することが難しかった。すなわち、引用文献1のような広告表示装置では、平面状に表示させた広告表示シートを旋回させているだけであるから、消費者がこの広告表示シートに注目していない限りその旋回によって広告表示が上下方向に移動していることを確認することは難しかった。
また、引用文献2のような自動販売機は、周囲が暗くなっていない限り投影機から投影された映像が見えないという問題があり、とりわけ、常に明るい場所に設置された自動販売機ににおいてはあまり効果的な宣伝とはならなかった。
本考案は上述の事柄を考慮に入れてなされたものであり、簡単な構成でありながら、昼夜を問わず消費者の視線に確実に飛び込むことができ、視線を誘導して購買意欲を高めることができる自動販売機の移動広告装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本考案は、自動販売機に取付けられて、消費者の接近を検知する近接センサと、移動広告物を移動可能に支持するガイドと、前記移動広告物を移動させる動力を供給するアクチュエータと、前記近接センサが消費者の近接を検知するときにアクチュエータを駆動する電力を供給することにより移動広告物を移動させる制御部とを備えることを特徴とする自動販売機の移動広告装置を提供する。(請求項1)
前記構成によれば、近接センサが消費者の接近を検知するときに、制御部がアクチュエータに電力を供給して移動広告物を移動させることにより、消費者の視線を移動広告物に引きつけることができ、その購買意欲を高めることができる。とりわけ、前記ガイドは消費者から目立つ任意の位置に配置できるだけでなく、ガイドをどのように配置するかによって、移動広告物の移動方向も設定できるので、消費者の視線をさらに引きつけるような配置を行なうことができる。
前記近接センサは発光部から発光し消費者などの障害物によって反射する(赤外光を含む)光を受光することにより消費者の接近を検知する距離センサであることにより、比較的安価なセンサによって消費者の位置を正確に測定でき、例えば90cm以内に近接した状態を確実に検知することができる。しかしながら、焦電センサなど、人体から発する赤外光の変化を用いて消費者の接近を検知するものであっても比較的安価な構成にて消費者の接近を検知できる。なお、近接センサとして可視光カメラによって撮像した映像を解析することにより消費者の接近を検知するものであってもよい。さらに、近接センサとして自動販売機の外側に配置する超音波センサなどを用いてもよい。
前記アクチュエータは前記移動広告物に連結し前記ガイドの長手方向に張り延したベルトと、回転力をベルトに供給して駆動するモータとを備えるものであることが考えられる。しかしながら、移動広告物そのものにアクチュエータとしてのモータを取付けてガイドに沿って自走するようにしてもよい。
前記ガイドはたとえば自動販売機の商品ダミーの陳列棚の中段で、かつ、商品ダミーを隠さない位置に配置され、長手方向にスリットが形成された筒状のレールに沿って移動することにより、子供を含む消費者の視線にも入りやすく、その動きに視線を誘導できるものであることが好ましい。なお、レールはビス止めによってしっかりと自動販売機の内壁に取り付けられるものであることが好ましい。
制御部は消費電力を抑えたワンチップのマイクロコンピュータであることが好ましく、自動販売機の外部から見えないか目立たない位置にマグネットなどによって吸着固定されるものであることが好ましい。前記消費者の近接は、消費者が移動広告物を確認できる範囲内(約90cm以内)に近接した状態を、自動販売機の前を小走りに移動する人が通過する程度の時間以上連続して持続するときに検知することができる。
なお、一般的な近接センサは反射物の検知に所定の遅れ時間が発生するので、この遅れ時間以内の短い間だけ近づく反射物については検知することはない。すなわち、自動販売機の前を小走りに移動する人を検知することはないので、制御部は近接センサが消費者の近接を検知すると即時に移動広告物を移動させることにより、自動販売機に接近している消費者のみを容易に判別して、この消費者の視線を効果的に移動広告物に引きつけて購買意欲を高めることができる。
前記制御部による移動広告物の移動はガイドの端から端まで往復移動させるものであることにより、移動広告物の移動幅を大きくすることができ、これによって動きを目立たせることができる。しかしながら特に販売を促進したい商品の前で停止して注目させるなどの意図を持った動作をさせることがより好ましい。他方、移動広告物の移動はランダムに進行方向を変えさせるものであることにより、面白味を持たせて消費者を引きつけることも可能である。
前記制御部を自動販売機の既存電源に接続して電力を得る割り込みカプラと、前記制御部によって制御されたタイミングで自動販売機内の照明に電力供給を行なう照明用カプラとを備えることにより、既存の自動販売機に取付け可能に構成されており、前記制御部は前記近接センサが消費者の接近を検知するときに移動広告物を移動させると共に前記照明を点滅制御するものである場合(請求項2)には、既存の自動販売機に極めて容易に取付けることができる。
また、前記照明用カプラを自動販売機内の照明に接続することにより、制御部が消費者の接近を検知するときに自動販売機内の既存の照明を点滅制御することができ、移動広告物にさらに注目させることができる。なお、消費者が近くにいないときには自動販売機内の照明を消灯させるかごく僅かな照明だけ点灯させるようにすることにより、夜間の光害を防ぐことができると共に省エネルギーにも寄与する。
なお、一般的に自動販売機内の照明は例えば蛍光灯であるが、蛍光灯は点灯時に多くの消費電力を消費するものであるから、照明の点滅制御を行う場合には別途の発光ダイオードなどを用いて消費者が接近したときに点灯または点滅させる照明を設けても良い。
前記移動広告物が自動販売機の設置場所に合わせてデザインされた物であり、前記制御部は移動広告物の動作に合わせた音を発生させる発音部を備える場合(請求項3)には、自動販売機を設置する場所に合わせて消費者の好みに合わせたふさわしい移動広告を行なうことができる。同様に、発音部が移動広告物の動作に合わせた音を発生することにより、消費者はさらに移動広告物に引き寄せられる。
例えば、自動販売機を高速道路のサービスエリアやパーキングエリアに配置する場合には、移動広告物は車を模してデザインされたものであり、前記発音部は交通安全の呼びかけを音声によって行なってもよい。さらに、自動販売機をカー用品店に配置する場合は移動広告物を車として、キャンペーンPRを行なうようにしてもよい。他方、自動販売機を小売店に配置する場合には移動広告物は洋服や季節ものの飾りとして催し物のPRを行なわせてもよい。
前記移動広告物は電車を模してデザインされており、前記ガイドは110〜180cm程度の高さの商品表示棚の中段に取付けられるレールであり、かつ、前記近接センサは70〜100cm程度の高さの位置に取付けられている場合(請求項4)には、駅に配置することにより、電車を模したデザインの移動広告物が消費者の注意を引き付けることができる。前記近接センサは70〜100cm程度の高さ(最適は100cm)に取付けられているので、電車に引き寄せられやすい子供の近接を確実に捕らえて移動広告物に引きつけ、その視線を効果的に捕らえて購買意欲を促進できる。
なお、移動広告物が電車を模したデザインであるときは、前記発音部は電車の発車音や汽笛などを模したものであることが好ましい。移動広告物の移動範囲は110〜180cm程度(最適は140cm)の高さに取付けられるものであることが好ましい。
前述したように、本考案によれば、自動販売機の前に消費者が立つときにガイドに沿って移動する移動広告物が、消費者の視線を効果的に捕らえて購買意識を高めることができる。つまり、移動する立体的な広告物は昼夜を問わず消費者の視線を確実に捕らえることができ、それだけ確実な宣伝効果を得ることが出来る。
加えて、自動販売機の照明が点滅することにより、消費者の注目をさらに集めることができる。とりわけ、消費者が子供であってもその近接を検知して、その視点からも容易に確認できる移動広告物を移動させることにより、子供が移動広告物に引き寄せられて購買意欲が高められることにより自動販売機の売り上げ向上を図ることができる。
本考案の第一実施形態に係る自動販売機の移動広告装置の全体構成を示す図である。 前記自動販売機の移動広告装置の概略を示すブロック図である。 前記自動販売機の移動広告装置の細部の構成を示す図である。 第二実施形態に係る自動販売機の移動広告装置の全体構成を示す図である。 前記自動販売機の移動広告装置の概要を示すブロック図である。 第三実施形態に係る自動販売機の移動広告装置の構成を示す図である。
以下、図1〜図3を用いて、本考案の第一実施形態に係る自動販売機の移動広告装置1の構成および動作を説明する。
図1〜図3に示す自動販売機の移動広告装置1は、自動販売機2に取付けられて、消費者の接近を検知する近接センサ3と、移動広告物4を長手方向に移動可能に支持するレールからなるガイド5と、前記移動広告物4を移動させる動力を供給するアクチュエータ6と、前記近接センサ3が消費者の近接を検知するときにアクチュエータ6を駆動する電力を供給することにより移動広告物を移動させる制御部7とを備える。
前記自動販売機2は商品ダミー8の陳列棚2A,2B,2Cと、商品選択ボタン2Dと、広告表示窓2Eと、商品取り出し口2Fと、コイン投入口2Gと、紙幣投入口2Hと、返却レバー2Iと、釣り銭返却口2Jとを備える。また、前記陳列棚2A,2B,2Cには商品ダミー8を照らす蛍光灯による照明2Kを設けている。
図2に示すように、本実施形態の自動販売機の移動広告装置1は、既存の自動販売機2に取付け可能に構成されており、前記制御部7を自動販売機2の既存電源9と自動販売機制御部10の間に接続して電力を得る割り込みカプラ11と、既存自動販売機においては自動販売機制御部10に接続されている照明2Kを取り外して制御部7に接続する照明用カプラ12とを備え、この照明用カプラ12を介して、前記制御部7によって制御されたタイミングで自動販売機2内の照明2Kに電力供給を行なうことにより、照明2Kの点灯および消灯を制御可能に構成している。
本実施形態に示す自動販売機2は一例として駅に設置されるものであり、自動販売機の移動広告装置1の移動広告物4は、子供の視点でも容易に見ることができる、地上より高さ110〜180cmの位置に配置された2段目の陳列棚2Bにおいて、どの商品ダミー8も隠すことなく、移動可能となるようにガイド5を取付ける。なお、子供も含めて消費者の視線を捕らえやすい位置は最適は地上より140cmの高さである。
同様に、子供を含めて消費者の接近を検知する近接センサ3は、赤外線を発光する発光部と反射物(消費者)によって反射した赤外光を受光する受光部とを備え、受光する赤外光の強度から受光までの距離を用いて距離を測定する測距モジュールで、広告表示窓2E内の、地上より高さ70〜100cmの位置(本例では100cmの位置)に取付けられる。近接センサ3は、約90cm以内に消費者(反射物)が存在する時に電気信号を出力する物であり、例えばL字型ステーなどを用いてねじ止めによって取付けられる。
駅に配置される移動広告物4は電車を模してデザインされた物であり、最適は電車の模型であって、移動広告物4が設置場所に合わせたデザインであることにより消費者の好みに合わせた宣伝を行なうことができる。とりわけ、移動広告物4は自動販売機を設置する路線を走行する希少価値の高い電車や汽車を模したデザインであれば、さらに高い宣伝効果を得ることができる。
図3は前記ガイド5およびアクチュエータ6の構成を詳述する図である。すなわち、ガイド5はその上面の長手方向にスリット(図示していない)を形成した断面矩形の略筒体のレールであり、少なくともその長手方向の両端に自動販売機2の壁面にビス止めするためのステー5A、5Bを有する。
前記アクチュエータ6はステッピングモータなどの回転力を供給するモータ6Aと、減速ギアボックス6Bと、モータ6Aからの回転力を受けて回転する駆動プーリ6Cと、従動プーリ6Dと、これらのプーリ6C,6D間に巻回される駆動ベルト6Eと、この駆動ベルト6Eに連結すると共にガイド5に沿って摺動自在に取付けられる移動台6Fとを備える。従って、移動台6F上に移動広告物4を搭載した状態でアクチュエータ6を駆動することによりガイド5に沿って移動広告物4を移動させることができるように構成している。なお、前記従動プーリ6Dには駆動ベルト6Eに掛かる張力を調整する張力調節部を備える。
前記制御部7は処理部7Aと、電源スイッチ7Bと、電源投入時に点灯するLEDなどからなるパイロットランプ7Cと、任意の音を発生させる発音部7Dとを備え、例えば磁石によって自動販売機の壁面の目立たない位置に吸着させて取付けることができるように構成している。
処理部7Aは省電力のマイクロコンピュータを中心に形成され、前記近接センサ3が消費者を検知した時点で前記アクチュエータ6に電力を供給して移動広告物4を任意の方向に移動させることができるようにプログラムされている。同時に、前記処理部7Aは自動販売機2の照明2Kを点灯させて消費者の注目を集め、さらには、移動広告物4の動作に合わせて前記発音部7Dから動作音を発生させることができるようにプログラムされている。本実施形態の場合、移動広告物4が電車に模してデザインされた物であるから、移動広告物4の移動開始時の警告音やインバータの動作音、駅員のアナウンスに似せた音を発音部7Dから発生させることができる。
前記移動広告物4はガイド5の端から端まで往復させることにより動作を大きくして消費者の視線を効果的に誘導するようしても良いが、本実施形態の移動広告物4は、特売商品やおすすめ商品など、とりわけ販売促進対象となる商品の周囲で停止し、発音部7Dからおすすめの理由を示す音声を発音させることにより、特売商品やおすすめ商品などを重点的に販売促進するように構成している。
なお、本実施形態ではアクチュエータ6にステッピングモータを用いているので、処理部7Aからモータ6Aに供給する電力を適正に制御することにより移動広告物4をガイド5上の移動範囲内を移動させることが可能であるが、モータ6Aが通常のモータである場合にはリミットスイッチなどを用いて移動広告物4の位置を確認しながら制御することができることはいうまでもない。
本実施形態に示す自動販売機の移動広告装置1は、既存の自動販売機2に容易にとりつけることができ、その取付けも既存のシステムに対するカプラ11の挟み込みや、既存システムの照明用カプラを移動広告装置1の照明用カプラ12に付け替えるのみで簡便である。すなわち、前記ガイド5の固定や、近接センサ3の取り付けを行い、制御部7を壁面に吸着させた後に制御部7のスイッチ7Bをオン状態に切替えてプログラムを起動させると、起動状態をパイロットランプ7Cの点灯により確認することができる。
上述のように自動販売機の移動広告装置1を取付けて、制御部7を動作させると、自動販売機2の照明2Kは消灯し、幾つかの商品ダミー8に別途設けられた照明のみが点灯することにより、自動販売機2の消費電力は必要最小限に抑えられる。
次いで、消費者が自動販売機2の前に立つと近接センサ3がこれを検出して制御部7が照明2Kを点灯させると共に、移動広告物4(電車)を移動させるべくアクチュエータ6に電力が供給される。また、発音部7Dからは軽快なメロディを発生させ、電車4の発車や停車に伴って効果音を発生させる。
なお、本実施形態に示す前記近接センサ3は約90cm以内に近づいたことを検知するのに所定の時間を要するので、自動販売機2の前を小走りに移動する人がいたとしてもこれを消費者の接近として検知することはないが、近接センサ3の反応速度が速い場合には、反射物の近接を検知した状態を所定の短い時間(数百ミリ秒など)連続して検知するときに消費者の近接として認識させることも可能である。
さらに、移動広告物4を、特に販売したい商品ダミー8の前で停車させ、発音部7Dから販売促進のためのアナウンスを発音させることにより、消費者の購買意欲をさらに高めることができる。場合によっては、照明2Kを長い周期で点滅させて消費者の注意をさらに引きつけることも可能である。
制御部7は、近接センサ3が消費者を検知しなくなってから数秒後に、照明2Kを消灯させて自動販売機2を待機状態に戻す。これによって、自動販売機2の消費電力を押さえると共に、夜間の自動販売機2の光による光害を防止することも可能である。
上述の実施形態では自動販売機の移動広告装置1を駅に配置する例を示しているが、本実用新案の自動販売機の移動広告装置1は、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、カー用品店などに配置するときには、移動広告物4は車の模型であることにより、その場にいる消費者の関心に合わせて、その視線を効果的に引きつけることができるので好ましい。
図4,図5は第2実施形態の自動販売機の移動広告装置20の構成を示す図である。図4において、図1〜図3と同じ符号を付した部材は同一または同等の部材であるから、その詳細な構成の説明を省略する。
図4,5において、21は車の形を模してデザインされた模型からなる移動広告物、22は移動広告物21を長手方向に移動可能に支持すると共にアクチュエータへの電源線を備え、断面矩形の筒状体の長手方向にスリットを形成したレールからなるガイド、23は陳列棚2Bに設けた複数のLED光源からなる照明である。
また、本実施形態の自動販売機の移動広告装置21は前記ガイド22内に設けた電源線を介して制御部7から得られる電力を用いて移動広告物21内に設けたアクチュエータとしてのモータを駆動して、移動広告物21をガイド22に沿って図示左右方向に自走可能に構成している。
本実施形態の自動販売機の移動広告装置20は、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアに配置される物であるから、移動広告物21は車の模型であることにより、消費者の関心事に合わせてその視線を引きつけることができる。また、制御部7は近接センサ3が消費者の接近を検知するときに移動広告物21内に設けたモータに電力を供給することにより移動広告物21を左右方向に移動させて、消費者の注意を更に引きつけることができる。
同時に、制御部7は前記発音部7Dから交通安全に関するメッセージを発音させることが可能である。なお、自動販売機の移動広告装置20をカー用品店に配置する場合にも同じ車の模型からなる移動広告物は消費者の注目を浴びるものとなる。この場合、制御部7は消費者の接近を検知すると発音部7Dからキャンペーン宣伝の音声を発生させることができる。
さらに、前記LED光源からなる照明23を点滅させることにより陳列棚2Bの商品を更に目立たせることも可能であり、点滅させるLED光源を選択的に行なうことにより特売商品を強調することも可能である。本実施形態のように自動販売機内の照明とは別にLED光源などのエネルギ変換効率の高い光源を用いて商品ダミーに照射する光を点滅させることにより、エネルギ消費を抑えながら光を用いた販売促進を効果的に行なうことができる。
図6は第3実施形態の自動販売機の移動広告装置30の構成を示す図である。図6において図1〜図5と同じ符号を付した物は同一または同等の部材であるから重複説明を省略する。本実施形態の自動販売機の移動広告装置30は洋服店などの小売店に配置されるものである。
図6において、31,32は小売店で扱う洋服や季節ものの洋服を模して形成した移動広告物であり、33はこの移動広告物31,32を移動可能に支持すると共に移動広告物31,32を長手方向に移動可能とするガイドとして機能する環状のベルト、34はこのベルト33を巻回して支持すると共に回転力を供給するアクチュエータ6として機能する駆動プーリ、35はベルト33が巻回されて回動可能に取付けられる従動プーリである。
本実施形態の場合、制御部7は近接センサ3(図1,4参照)によって消費者の接近を検知するときに、駆動プーリ34を回転させてベルト33を駆動することにより、ベルト33の適所に取付けられた移動広告物31,32を、ガイドとしてのベルト33に沿って移動させることができる。小売店においては消費者はその小売店で販売している商品に興味を持つので、図示しているように、洋服などを模して形成した移動広告物31,32によって消費者の視線を確実に捕らえて購買意欲を高めることができる。加えて、制御部7は発音部7Dから催事場の宣伝などを発音させることにより、小売店の売り上げ向上を図ることも可能となる。
なお、上述の各実施形態において、近接センサ3は赤外光を用いて反射光の強度から距離を測定する測距モジュールである例を示しているが、この測距モジュールに代えて、PSD(Position Sensitive Detector)を用いたセンサを用いてもよい。また、近接センサ3は赤外光などの反射光の到達時間を用いて距離を測定する物であっても、超音波を用いた測距モジュールであっても、可視光を撮像した映像を用いて消費者の近接を検知するものであってもよい。
1,20,30 自動販売機の移動広告装置
2 自動販売機
3 近接センサ
4,21,31,32 移動広告物
5,22,33 ガイド
6,34 アクチュエータ
7 制御部
7D 発音部
11 割り込みカプラ
12 照明用カプラ

Claims (4)

  1. 自動販売機に取付けられて、消費者の接近を検知する近接センサと、移動広告物を移動可能に支持するガイドと、前記移動広告物を移動させる動力を供給するアクチュエータと、前記近接センサが消費者の近接を検知するときにアクチュエータを駆動する電力を供給することにより移動広告物を移動させる制御部とを備えることを特徴とする自動販売機の移動広告装置。
  2. 前記制御部を自動販売機の既存電源に接続して電力を得る割り込みカプラと、前記制御部によって制御されたタイミングで自動販売機内の照明に電力供給を行なう照明用カプラとを備えることにより、既存の自動販売機に取付け可能に構成されており、前記制御部は前記近接センサが消費者の接近を検知するときに移動広告物を移動させると共に前記照明を点滅制御するものである請求項1に記載の自動販売機の移動広告装置。
  3. 前記移動広告物が自動販売機の設置場所に合わせてデザインされた物であり、前記制御部は移動広告物の動作に合わせた音を発生させる発音部を備える請求項1または請求項2に記載の自動販売機の移動広告装置。
  4. 前記移動広告物は電車を模してデザインされており、前記ガイドは110〜180cm程度の高さの商品表示棚の中段に取付けられるレールであり、かつ、前記近接センサは70〜100cm程度の高さの位置に取付けられている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の自動販売機の移動広告装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104599399A (zh) * 2015-02-05 2015-05-06 厦门理工学院 一种蛋糕自动售货机及其控制方法
KR102537940B1 (ko) * 2023-03-24 2023-05-26 김양미 럭키푸시 캡슐 자동판매기 및 그 판매방법

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