JP3193055U - 点滴補助用圧送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バイアル瓶内部の輸液を人体へスムーズに圧送可能な点滴補助用圧送装置を提供する。【解決手段】輸液を収容するバイアル瓶と、導管チューブと、バイアル瓶と導管チューブとの間に設けられているポンプ圧送装置3と、を備える。ポンプ圧送装置3は、容器30と、ケーシング50と、弁座40と、下部逆止弁体42と、蓋体55と、筐体60と、上部逆止弁体61と、芯体70と、コイル83とを有する。コイル83は、容器30に取り付けられており、芯体70、筐体60、および、蓋体55を容器30の内部で移動させる少なくとも一つのコイル83と、を有する。ケーシング50が弁座40と接近する方向に移動したとき、下部逆止弁体42がケーシング50のバルブシート53から離れる。ケーシング50が弁座40から離れる方向に移動したとき、上部逆止弁体61が蓋体55の穴部56から離れ、輸液が蓋体55に流れる。【選択図】図2

Description

本考案は点滴補助用圧送装置に関する。
従来のバイアル瓶のポンプ圧送モータは回転速度が非常に速いため、制御が難しいという課題が残されている。
本考案の目的は、低速回転と高トルクならびに適切な流量を提供することによる、バイアル瓶内部の輸液を人体へスムーズに圧送可能な点滴補助用圧送装置を提供することにある。
本考案による点滴補助用圧送装置は、輸液を収容するバイアル瓶(10)と、導管チューブ(20)と、前記バイアル瓶(10)と前記導管チューブ(20)との間に設けられているポンプ圧送装置(3)と、を備える。ポンプ圧送装置(3)は、バイアル瓶(10)と導管チューブ(20)との間に設けられている容器(30)と、容器(30)の内部に設けられており弁座(40)と離間可能でありかつ輸液の収容に用いる収容室(52)を有するケーシング(50)と、容器(30)の内部においてケーシング(50)の底部(54)に設けられている弁座(40)と、ケーシング(50)と弁座(40)との間に設けてられておりかつケーシング(50)のバルブシート(53)に当接可能である下部逆止弁体(42)と、穴部(56)を有しケーシング(50)の最上端に設けられている蓋体(55)と、蓋体(55)に固設する筐体(60)と、筐体(60)の内部に設けられており蓋体(55)の穴部(56)に当接可能である上部逆止弁体(61)と、筐体(60)および蓋体(55)に固設されている芯体(70)と、コイル(83)とを有する。コイル(83)は、容器(30)に取り付けられており、芯体(70)、筐体(60)、および、蓋体(55)を容器(30)の内部で移動させる少なくとも一つのコイル(83)と、を有する。ケーシング(50)が弁座(40)と接近する方向に移動したとき、下部逆止弁体(42)がケーシング(50)のバルブシート(53)から離れる。ケーシング(50)が弁座(40)から離れる方向に移動したとき、上部逆止弁体(61)が蓋体(55)の穴部(56)から離れ、輸液が蓋体(55)に流れる。
本考案の一実施形態による点滴補助用圧送装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態による点滴補助用圧送装置を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態による点滴補助用圧送装置を示す断面図である。 本考案の一実施形態による点滴補助用圧送装置を示す断面図である。 本考案の一実施形態による点滴補助用圧送装置の動きを示す断面図である。 本考案の一実施形態による点滴補助用圧送装置の動きを示す断面図である。
(一実施形態)
本考案の一実施形態による点滴補助用圧送装置は、図1に示すように、輸液を収容するバイアル瓶10と、一端はバイアル瓶10に接続するびん針21を有し、他端は人の体に挿す注射針22に用いる導管チューブ20と、導管チューブ20に設けられ、流速を制御するクレンメ23と、導管チューブ20にはびん針21の付近場所に流量監視窓24と、注射針22の付近場所に設けられる薬注ポート25と、バイアル瓶10と導管チューブ20との間に設けられ、バイアル瓶10内部の輸液を圧送するポンプ圧送装置3には、第1端31と、第2端32を含む容器30と、容器30の第1端31に設けられ、バイアル瓶10の頸部11に挿入して、バイアル瓶10の輸液を受け入れることができ、容器30内部の真空状態を防ぐことができ、輸液をスムーズに流出させる空気穴39を有する挿入針33と、を含む、そのうち、挿入針33は、外側に延ばすフラップ34を有する。
容器30の内部の第2端32または中間部37に仕切り板35を設けられ、仕切り板35に流体を流すための穴部36が開けられている。容器30の第2端32に弾性プラグ38がさらに設けられ、容器30の第2端32を封止して、そのうち、導管チューブ20のびん針21を容器30の弾性プラグ38に挿入することによって、容器30の輸液を導管チューブ20に流す、または容器30の第2端32を導管チューブ20に結合させ、容器30の第2端32を封止して、容器30の輸液を導管チューブ20に流す。
逆止弁の弁座40を容器30の内部に設けていて、かつ仕切り板35が架設され、逆止弁にケーシング50を容器30の内部で滑り移動することができるほか、弁座40に引き寄せまたは離すことができる。ケーシング50は少なくとも一つの案内棒51が凸設され、弁座40の案内穴41に嵌め込んで、ケーシング50を弁座40に引き寄せまたは離すことができる。ケーシング50に輸液を収容する収容室52を有し、とおり穴またはバルブシート53をケーシング50の底部54に設けて、輸液の流れを制御する。下部逆止弁体42がケーシング50と弁座40との間に設けられており、かつケーシング50のバルブシート53に当接することにより、ケーシング50から流れる輸液の状態の制御を行う。一例として、ケーシング50内部の輸液が、下部逆止弁体42を圧迫し、ケーシング50のバルブシート53、図5を参照が離間し、輸液がケーシング50のバルブシート53から流出することにより、仕切り板35の穴部36を介して、びん針21の内部に流れる。
蓋体55はケーシング50の最上端に設けられ、蓋体55は少なくとも一つの穴部56(図2に示す)を有し、もう一つのバルブシート53またはパッド体57の取り付けに備えられ、取付具58をパッド体57に取り付けることによって、パッド体57を蓋体55に固設することができる。そのうち、パッド体57は、輸液を蓋体55とパッド体57に流すための穴部59(図2に示す)を有する。筐体60は蓋体55またはパッド体57または取付具58が設けられ、もう一つの上部逆止弁体61は筐体60の内部に設けられ、かつパッド体57に当接し、輸液がパッド体57の穴部59に流れる状態を制御する。磁気コアまたは芯体70は直接、蓋体55または筐体60に固設される、または連結具71を介して、間接的に蓋体55または筐体60に固設させることもできる。図2の通り、連結具71は少なくとも一つのスリット72を有し、筐体60に固設するための爪部73が形成されている。続いて図4を参照する。図に示すように、液体は蓋体55の穴部56またはパッド体57の穴部59を介して、筐体60に流して、連結具71のスリット72からケーシング50の収容室52に流れる。そのうち、芯体70と、連結具71と、筐体60と、蓋体55はすべてケーシング50に固設されて、かつ容器30と弁座40に対する移動を行うことができる。
ポンプ圧送装置3は、ケーシング50を駆動させることによって、液体を使用者の体内に注入する駆動装置8も含む。駆動装置8は、収容室81を有しており、容器30を収容及び取り付ける外枠80を含む、外枠80は、挿入針33から突き出たフラップ34を係着して挿入針33と外枠80を容器30に固定するため、少なくとも一つの係着部82を有する。駆動装置8は、外枠80の内部に取り付けられ、かつ容器30の外周縁または中間部37、特に芯体70の外側に位置し、芯体70を容器30内で移動させる少なくとも一つのコイル83を含む。駆動装置8には、一つ以上の電池84が外枠80取り付けられて、かつコイル83に連結して、コイル83に電気を提供し、芯体70と、筐体60と、蓋体55と、ケーシング50を容器30と弁座40に対する上下移動を行う。外枠80は、芯体70を制御し、液体をポンプ圧送する。少なくとも一つの制御装置85を設けることができる。
操作するときは、図5に示すように、芯体70とケーシング50がコイル83によって駆動し、容器30に対して弁座40側に移動したとき、ケーシング50の収容室52内部の輸液によって、下部逆止弁体42をケーシング50のバルブシート53から離すことによって、輸液をバルブシート53から流出させ、弁座40と仕切り板35の穴部36を介して、びん針21に流すことが出来る。これに対して、芯体70とケーシング50がコイル83の駆動によって、弁座40を離れるとき、下部逆止弁体42は弾力によって、ケーシング50のバルブシート53に当接し、バルブシート53が閉じ、容器30の第1端31に収容された液体によって、上部逆止弁体61を蓋体55とパッド体57とに離すことにより、液体が筐体60に流れ、連結具71のスリット72を介して、ケーシング50の収容室52に流れる。一方、芯体70とケーシング50がコイル83の駆動によって、再び弁座40に移動したとき、ケーシング50の収容室52内部の輸液によって、上部逆止弁体61が蓋体55とパッド体57に当接し、液体の逆流防止を可能にする。
3:ポンプ圧送装置
8:駆動装置
10:バイアル瓶、
11:頸部、
20:導管チューブ、
21:針、
22:注射針、
23:クレンメ、
24:流量監視窓、
25:薬注ポート、
30:容器、
31:第1端、
32:第2端、
33:挿入針、
34:フラップ、
35:仕切り板、
36:穴部、
37:中間部、
38:弾性プラグ、
39:空気穴、
40:弁座、
41:案内穴、
42:下部逆止弁体、
50:ケーシング、
51:案内棒、
52:収容室、
53:バルブシート、
54:底部、
55:蓋体、
56:穴部、
57:パッド体、
58:取付具、
59:穴部、
60:筐体、
61:上部逆止弁体、
70:芯体、
71:連結具、
72:スリット、
73:爪部、
80:外枠、
81:収容室、
82:係着部、
83:コイル、
84:電池、
85:制御装置。

Claims (3)

  1. 輸液を収容するバイアル瓶(10)と、導管チューブ(20)と、前記バイアル瓶(10)と前記導管チューブ(20)との間に設けられているポンプ圧送装置(3)と、を備え、
    前記ポンプ圧送装置(3)は、
    前記バイアル瓶(10)と前記導管チューブ(20)との間に設けられている容器(30)と、
    前記容器(30)の内部に設けられており前記弁座(40)と離間可能でありかつ輸液の収容に用いる収容室(52)を有するケーシング(50)と、
    前記容器(30)の内部において、前記ケーシング(50)の底部(54)に設けられている弁座(40)と、
    前記ケーシング(50)と前記弁座(40)との間に設けてられており、かつ前記ケーシング(50)のバルブシート(53)に当接可能である下部逆止弁体(42)と、
    穴部(56)を有し、前記ケーシング(50)の最上端に設けられている蓋体(55)と、
    前記蓋体(55)に固設する筐体(60)と、
    前記筐体(60)の内部に設けられており、前記蓋体(55)の前記穴部(56)に当接可能である上部逆止弁体(61)と、
    前記筐体(60)および前記蓋体(55)に固設されている芯体(70)と、
    前記容器(30)に取り付けられており、前記芯体(70)、前記筐体(60)、および、前記蓋体(55)を前記容器(30)の内部で移動させる少なくとも一つのコイル(83)と、を有し、
    前記ケーシング(50)が前記弁座(40)と接近する方向に移動したとき、前記下部逆止弁体(42)が前記ケーシング(50)のバルブシート(53)から離れ、
    前記ケーシング(50)が前記弁座(40)から離れる方向に移動したとき、前記上部逆止弁体(61)が前記蓋体(55)の前記穴部(56)から離れ、輸液が前記蓋体(55)に流れることを特徴とする点滴補助用圧送装置。
  2. 前記蓋体(55)は、前記蓋体(55)の前記穴部に設けられているパッド体(57)を有し、
    前記パッド体(57)は、前記上部逆止弁体(61)に当接する穴部(59)を有することを特徴とする請求項1記載の点滴補助用圧送装置。
  3. 前記芯体(70)は、連結具(71)に固設されており、
    前記連結具(71)は、前記筐体(60)に固設されていることを特徴とする請求項1記載の点滴補助用圧送装置。
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