JP3192575U - 加湿器 - Google Patents

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JP3192575U
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昇 蓮池
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蓮池 ▲昇▼
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Abstract

【課題】設備的に簡素な構造で空気清浄機能を有する加湿器を提供する。
【解決手段】放射状に熱を発散する電灯5aと電灯5aを囲む吸水布6と、吸水布6の下側に設けられた水を貯留するトレイ3aを備え、吸水布6の下端はトレイ3a内に貯留された水に浸されている加湿器である。電灯5a上部に吸水布6で囲まれた空間に送風する送風機を更に備えてもよい。又電灯5aの上部に配置され電灯5aから発散された熱を下方に反射させる反射部材を更に備えてもよい。
【選択図】図1

Description

本考案は加湿器に関する。
従来は加湿器は機能別に市販されている。加湿方法としては大きく分けて3つの種類が有り、水を沸騰させて湯気をだすスチーム式、水を微粒子としてそのまま吹き出す超音波式、もう一つが気化式である。
本考案は行灯の光源である電灯が発する光線熱を利用又は行灯上部に設けられた送風機の風で気化潜熱を利用して加湿を行う。加湿方法には各種有るが特に超音波方式は殺菌用の塩素が飛んでしまうため貯水容器や本体の水がカビや細菌などの微生物が繁殖してそれを食べる雑菌も繁殖する為加湿器病が発症しやすい。そのためこまめに加湿器内の清掃と消毒が常に必要となる。スチーム方式は文字通り水を沸騰させるため安全には十分な注意が必要である。又過加湿に成りやすく室内の結露によりカビが繁殖しやすい。
一方、除塵作用については、例えば従来市販されている空気清浄機はエアーコンデショナーあるいは単体の物が有るが、エアーフイルターを空気が通過する為微細のほこりがつかまり難く、又フイルターのメンテナンスも手間がかかるし価格もかなり高価である。
実用新案登録第3152773号公報
特許文献1は電力を使用しないが自然気化の為、室内の温度及び相対湿度に影響される。気化させる熱源は室内の空気であるので、自然循環では気化速度が遅く気化量が極めて少ない問題が有る。
従来の加湿器のなかで、超音波方式は殺菌用の塩素が飛んでしまうため、貯水容器や本体の水がカビや細菌などの微生物が繁殖スリ。それを食べる雑菌も繁殖する為、加湿器病が発症しやすい。そのためこまめに加湿器内の清掃と消毒が常に必要となる。スチーム方式は安全には十分な注意が必要であり、又過加湿に成りやすく室内の結露によりカビが繁殖しやすい。
また、従来市販されている空気清浄機はフイルターのメンテナンスも手間がかかるし価格もかなり高価である。
本考案は設備的に簡素な構造で空気清浄機能を有する加湿器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための、第1の考案は、放射状に熱を発散する電灯と電灯を囲む吸水布と、吸水布の下側に設けられた水を貯留するトレイとを備え、吸水布の下端はトレイ内に貯留された水に浸されている加湿器である。
又第2の考案は電灯の上部に配置され吸水布で囲まれた空間に送風する送風機を更に備える請求項1に記載の加湿器である。
又第3の考案は第1、第2のいずれかの考案に於いて電灯の上部に配置され電灯から発散された熱を下方に反射させる反射部材を更に備える請求項1に記載の加湿器である。
本考案の請求項1〜3に記載の考案によれば、設備的に簡素化することが出来ると共にエネルギー消費の節約ができ、しかも取り扱いが簡便である。しかも行灯としての機能が有り吸水布が簡単に取り換えることができるので室内インテリアとして多様化が出来る。且つ室内空気の清浄が出来るので春夏秋冬一年中空気清浄として使用できる加湿器を提供できる。
室内空気の乾燥時には加湿を行うことが出来ると共に室内照明器具としても使用することが出来る。加湿は行灯の光源である電灯が放射状に発する光線を気化熱源にする。又行灯上部に設けられた送風機で風を送り込んで気化潜熱を利用することにより毛管現象で上昇した吸水布の水を効率よく気化させる。フレームに装着された吸水布は簡単に脱着出来る。又室内空気に含まれる微細な埃、微粒子等を清浄、収集を行うため吸水布が汚れるので行灯フレームより取り外して洗濯する。乾燥後には再利用できるので衛生的にも優れている。また吸水布は染め上げられた絵柄も鑑賞できる。更に電灯カバーは色付き硬質ガラスで出来ているので吸水布の絵柄に合わせて色を変化させインテリアとしても鑑賞できる。
気化水トレイと電灯の組立図である。 加湿機基本組立図其の1である。 加湿機基本組立図其の2である。 反射部材搭載組立図である。 送風機搭載組立図である。
本考案の実施形態に係る加湿器10は放射線状に熱を発散する電灯5aと電灯5aを囲む吸水布6と、吸水布6の下端に設けられた気化用水2を貯留するトレイ3aとを備え、吸水布6の下端はトレイ3aに貯留された気化用水2に浸されている。
又、加湿器10は電灯5aの上部に配置され吸水布6で囲まれた空間に送風する送風機7aを更に備える。
又、加湿器10は電灯5aの上部に配置され、電灯5aから発散された熱を下方に反反射させる反射部材8を更に備える。
加湿器10は室内の空気清浄も出来る。気化用水2を満たすトレイ3aと吸水布6とそれを装着するフレーム1、加湿器10内部の電灯5a、及び加湿器10上部に設けられた送風機7又は反射部材8を主に構成されている。因みに、5bは電灯用ソケット、5cはソケット用ブラケット、3bは上蓋、5fは電線を通すスタンションである。
本考案の加湿器10は加湿すると共に室内に浮遊する微細な埃、微粒子等を吸水布6で捕集が出来る。又汚れの付着した吸水布6はフレーム1と脱着が容易であるので洗濯をして乾燥させれば何度でも再使用できる。
加湿器10の使用方法は筒状に成型された吸水布6をフレーム1に挿入してそれを気化用水2が満たされたトレイ3aに下端を浸す。加湿は送風機7aのみでも行うことが出来るが電灯5aと併用してもよく又電灯5aのみでも行うことが出来るが反射部材8との併用をしてもよい。送風機7aで加湿させる場合、送風すると毛管現象で上昇した気化布6の気化用水2を気化潜熱を利用して気化させ加湿が出来る。又電灯5aを点灯させると光線で吸水布6が温められ毛管現象で上昇した吸水布6の気化用水2を気化させる。又上部に設けられた反射部材8は光線を反射することにより吸水布6を更に温めることにより気化効率を上げることが出来る。本発明の加湿器10は自然現象を利用して湿気を室内に供給する器具で有ると共に室内空気中の微細な埃、微粒子等を捕集できる器具である。
加湿器10の実証器での加湿実験に於いて送風機7a運転の場合室温22℃相対湿度55%の時吸水布6側面の温度は18℃相対湿度は70%トレイ内水温は16℃となった。気化量は一時間当たり33.68gの計測値であった。又加湿器10の光源である電灯5a(40ワット)を点灯の場合室内温度20℃関係湿度40%の時加湿器10上部の排気温度は45℃関係湿度は55%気化量は一時間当たり27gであった。
計算値では加湿の場合部屋の面積12.96mに於いて室内温度20℃関係湿度40%を温度20℃相対湿度50%にするとすれば気化量は38.3gとなる。
本考案の加湿器10は電灯5aが発する光線を利用するか送風機7aの風を利用する。又室内照明として使用できると共にインテリアとして活用できる簡素で且つ安価な価格で提供が出来消費電力も少ない。
加湿器10の吸水布6は吸水性が優れる布構造を持つ天然繊維である綿さらしを使用する。その綿さらしの特徴を生かし自然現象である毛管現象で水を重力に逆らいながら上昇させる。上昇速度は実験ではあるがS≒5cm/5minであった。それを基に綿さらしの断面積Aと上昇速度Vと見掛け比重Sw乗ずることにより吸い上げ量Wが算出できる。見掛け比重Sw30g/55.25cm = 0.54g/cm 吸い上げ量W=A×V×Swより実証器に於いて吸い上げ量W=1.12×(5×60/5)×0.54=36.2g/Hrの水を吸い上げることが出来る。
加湿器10はフレームに脱着が出来る吸水布6を装着し水が満たされたトレイ3aに下端を浸す。その状態で加湿器10の光源である電灯5aを点灯し電灯5aから発せられる光線を利用して加湿器10内及び吸水布6、トレイ3a内を温め毛管現象で上昇した気化用水2を気化させる。さらに加湿器10の上面に取り付けられた反射部材8が光線を反射させると共に上方より光線が放出されることを防ぎそれ故に気化効果を上げることが出来る。
フレーム1は行灯型をしています。その高さの寸法は毛細管現象で水が到達する位置を目安に決める。奥行及び幅はその決められた高さにより決定する。高さが決まると縦と横との比率が最も均斉がとれた黄金比及びシルバー比で決めます。
吸水布6は簡単にフレームから脱着が容易で洗濯、乾燥が簡単で且つ衛生的に優れている。その吸水布6は吸水性が優れる布構造を持つ綿さらしを使用する。
トレイ3aに満たされた水は液封の役目を果たしている。送風機7aで送られた風のショートパスを防ぎ効率よく風を吸水布6に接触させる。室内の微細な埃、微粒子等で吸水布6が汚れた時はフレーム1から外して洗濯乾燥後再装着する。
当該加湿器に於ける実験データ
(1)吸水布6に付いての考察
1 吸水布の体積
56cm×27cm×0.02cm=30.24cm
2 吸水布の重量(乾燥後)
16.42g
3 見掛け比重
16.42/30.24=0.54g/cm
(2)吸水布の断面積
(14×4)×0.02=1.12cm2
(3)毛細管現象に依る吸い上げ量
吸い上げ速度(実験測定近似値) 5cm/5min→60cm/Hr
W=1.12×(60)×0.54=36.2g/Hr
(4)実際の気化量 光源60w、上部反射部材有り(鏡)
気化量W=(450−250)/6Hr=33.3g/ Hr
故に実際吸い上げ速度S=60×33.3/36.2=55.19cm/Hrとなった。
当該加湿器の気化量実験数値(H26-1-4〜H26−3-7)
(1) 光源40w 上部反射部材(鏡)
985−765/8=26.8g/Hr 645g/日
(2) 光源60W 中間部反射部材(アルミホイル)
450−200/10=25g/Hr 600g/日
(3) 光源40W 上部反射部材(アルミホイル)
450−370/4=20g/Hr 480g/日
(4) 光源60W 中間部反射部材(鏡)
450−250/6=33.3g/Hr 800g/日
(5) 光源60W 上部反射部材(鏡)
450−250/6=33.3g/Hr 800g/日
(6) 光源40W 中間部反射部材(鏡)
400−200/8=25g/Hr 600g/日
(7) 光源60W 上部排気スタック付
920−535/15=25.7g/Hr 616g/日
(8) 光源60W、排気スタック無 760−590/7=24.2g/Hr 580g/日
(9) 光源無、
840−805/9=3.8g/Hr 93g/日
送風機による気化量実験値
実験水量 700g
実験終了時 60g
気化水量 640g
実験時間 19時間
1時間当りの気化量 640/19=33.68g
1 フレーム
2 気化用水
3a トレイ
3b 上蓋
3c 給水口
3d 液面計
4a ベースプレート
4b 化粧板
5a 電灯
5b ソケット
5c ソケット取り付け座板
5d 電灯カバー
5e 電灯カバー受け
5f スタンション
5g ボルトナット
6 吸水布
7a 送風機
7b 送風機取り付け座
8 反射部材
9a 反射部材枠
9b ベント口
10 加湿器

Claims (3)

  1. 放射線状に熱を発散する電灯と電灯を囲む吸水布と、吸水布の下端側に設けられ水を貯留するトレイとを備え、吸水布の下端はトレイに貯留された水に浸されていることを特徴とする加湿器。
  2. 電灯の上部に配置され吸水布で囲まれた空間に送風する送風機を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  3. 電灯の上部に配置され、電灯から発散された熱を下方に反射する反射部材を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の加湿器。
JP2014003057U 2014-06-10 加湿器 Expired - Lifetime JP3192575U (ja)

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