JP3192478B2 - 壁コンピューター・モジュール - Google Patents

壁コンピューター・モジュール

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JP3192478B2 JP13345392A JP13345392A JP3192478B2 JP 3192478 B2 JP3192478 B2 JP 3192478B2 JP 13345392 A JP13345392 A JP 13345392A JP 13345392 A JP13345392 A JP 13345392A JP 3192478 B2 JP3192478 B2 JP 3192478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル等の壁面に配置さ
れ、人間とのインターフェースを非接触で行うことが可
能な壁コンピューター・モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピューター等への情報の入力
は、一般に、マウス,ペン,キーボード,タッチパネル
等を使用して行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マウ
ス,ペン,キーボード等を使用して情報を入力する方法
では、例えば、机の前に座った状態で、これ等を操作す
る必要があり、例えば、通路,ロビー等に立った状態
で、あるいはソファーに座って寛いでいる状態で、簡単
に情報を入力するのが困難であり、また、装置から離れ
た場所で情報を入力することが困難であるという問題が
あった。
【0004】一方、タッチパネルを使用した方法では、
比較的簡単に情報を入力できるが、タッチパネルでは、
スイッチボード面に直接手を接触させるため、特に、ス
イッチボードがCRTディスプレイ上にある時には、接
触による汚れが無視できなくなり、さらに、接触時に静
電気による不快感を伴うという問題があった。
【0005】また、この場合にも、装置から離れた場所
で情報を入力することが困難であるという問題がある。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされた
もので、人間とのインターフェースを非接触で行うこと
ができる壁コンピューター・モジュールを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる壁コン
ピューター・モジュールは、壁面に固定される板状のモ
ジュール本体と、このモジュール本体の前面に配置され
所定の情報を表示するディスプレイと、前記モジュール
本体に配置され入力者を撮像する一対の撮像手段と、前
記モジュール本体に配置され前記ディスプレイを制御す
るとともに、前記撮像手段に撮像された映像を基に情報
を入力するコンピューター本体とを備え、前記コンピュ
ーター本体は、前記一対の撮像手段に撮像された前記入
力者の手の映像を基に前記ディスプレイに対して人指し
指が指し示す方向を算出する方向算出手段と、前記方向
算出手段で算出された方向に対応するディスプレイ上の
位置を演算し演算された位置を前記ディスプレイ上に表
示する位置表示手段と、前記撮像手段に撮像された映像
を基に指のクリック動作を検出するクリック動作検出手
段と、前記クリック動作検出手段によりクリック動作が
検出された時に前記位置表示手段が表示する部分の情報
を入力者が指示した情報として選択する選択手段とを有
するものである。
【0007】
【作用】本発明の壁コンピューター・モジュールでは、
ビル等の壁面にモジュール本体が固定され、モジュール
本体のディスプレイの前方に人間が立ち、ディスプレイ
の所定位置を人指し指により指し、指をクリック動作す
ると、所定の情報がコンピューター本体に入力される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の壁コンピューター・モ
ジュールの一実施例を示すもので、図において符号1
は、板状のモジュール本体を示している。
【0009】このモジュール本体1は、ガラス板2と、
このガラス板2の外側に配置されるフレーム3とから構
成されている。モジュール本体1の前面の上部には、所
定の情報を表示するディスプレイ11が配置されてい
る。
【0010】このディスプレイ11には、液晶ディスプ
レイ,LEDディスプレイ,CRTディスプレイ等が使
用される。また、モジュール本体1のディスプレイ11
の両側には、撮像手段15,16が配置されている。
【0011】この撮像手段15,16には、ビデオカメ
ラ等が使用される。モジュール本体1のディスプレイ1
1の下側には、スピーカー4および非接触ICカード用
送受信機5が配置されている。
【0012】また、モジュール本体1の撮像手段16の
下方には、匂い発生器6が配置されている。モジュール
本体1の裏側の上部には、照明、エアコン等の装置を制
御するコントローラ7が配置され、下部には、ディスプ
レイ11を制御するとともに撮像手段15,16に撮像
された映像を基に情報を入力するコンピューター本体8
が配置されている。
【0013】図2は、上述した壁コンピューター・モジ
ュールの回路構成を示しており、符号9は、コンピュー
ター本体8内のCPUを示している。このCPU9に
は、メモリー,HDDが接続されている。
【0014】そして、CPU9には、入出力装置用イン
ターフェース10を介して、撮像手段15,16,非接
触ICカード用送受信機5,ディスプレイ11,匂い発
生器6,スピーカー4が接続されている。
【0015】また、CPU9には、制御用インターフェ
ース12を介してコントローラー7が接続され、さら
に、通信制御装置16を介してLANケーブル18が接
続されている。
【0016】上述した壁コンピューター・モジュール
は、ビル等の壁面にモジュール本体1が固定されて使用
される。そして、モジュール本体1の前方に人間が立つ
と、人間の像が撮像手段15,16により撮像され、
顔,体等の特徴をパターン認識することにより、あるい
は、人間の胸,帽子,衣服等に付いているバーコード,
カルラコード等をパターン認識することにより人間の特
定が行われる。
【0017】また、この実施例では、コンピューター本
体8には、ハンドポインティング式入力装置が組み込ま
れており、人間の手および指の動作により、コンピュー
ター本体8への情報の入力が行われる。
【0018】図3は、ハンドポインティング式入力装置
を示すブロック図であり、符号11は、ディスプレイを
示している。ディスプレイ11には、例えば、A,B,
Cの3っつの情報が表示されている。
【0019】符号15,16は、ディスプレイ11に対
して指し示された入力者の手17を撮像する2台の撮像
手段を示している。符号19は、これ等の撮像手段1
5,16に撮像された映像を基に、ディスプレイ11に
対して人指し指21が指し示す方向を算出する方向算出
手段を示している。
【0020】符号23は、方向算出手段19で算出され
た方向に対応するディスプレイ11上の位置を演算し、
演算された位置を、CPU9を介して、カーソル25に
よりディスプレイ11上に表示する位置表示手段を示し
ている。
【0021】符号27は、撮像手段15,16に撮像さ
れた映像を基に、親指29のクリック動作を検出するク
リック動作検出手段を示している。この実施例では、人
指し指21により所定の情報を指示した状態で、親指2
9を立てるとクリック動作が行われたとみなされる。
【0022】符号31は、クリック動作検出手段27に
よりクリック動作が検出された時にカーソル25が位置
する部分の情報を入力者が指示した情報として選択する
選択手段を示している。
【0023】図4は、上述したハンドポインティング式
入力装置の動作を示すフローチャートである。先ず、入
力者がディスプレイ11の前方に立つと、入力者の全体
像が撮像手段15,16により撮像され、この全体像か
ら手17の部分の画像が、方向算出手段19により抽出
される(ステップS1)。
【0024】この抽出は、色,形状等による特徴抽出、
全体像における中央位置の重点的認識、パターンマッチ
ング、ニューロン・ネットワーク、ファージー等を使用
して行われる。
【0025】次に、入力者が人指し指21によりディス
プレイ11の情報を指示すると、ディスプレイ11に対
して人指し指21が指し示す方向が、方向算出手段19
により算出される(ステップS2)。
【0026】すなわち、例えば、図5に示すように、人
指し指21の指示方向とディスプレイ11の法線とのな
す角度をθ、人指し指21の長さをL、ディスプレイ1
1の法線と撮像手段15,16の見通し線とのなす角度
をφ、撮像手段15,16によって測定される見掛け上
の人指し指21の長さをL1 ,L2 とすると、 L1 =L・sin(φ−θ) ・・・(1) L2 =L・sin(φ+θ) ・・・(2) の関係があり、(1)および(2)式からθを求める
と、 θ=sin-1〔(L1 +L2 )cosφ/K〕 但し、K=((L1 +L2 2 −4L1 2 sinφ)1/2 となり、この式に従って演算を行うことにより人指し指
21の指示方向とディスプレイ11の法線とのなす角度
θを求めることができる。
【0027】次に、位置表示手段23により、人指し指
21の指示方向とディスプレイ11の法線とのなす角度
θに基づいて、人指し指21の指し示す方向に対応する
ディスプレイ11上の位置に、カーソル25が移動され
る(ステップS3)。
【0028】この後、クリック動作検出手段27によ
り、親指29が立っているか否かを判定することによ
り、クリック動作が行われたかどうかが検出される(ス
テップS4)。
【0029】そして、クリック動作が行われた時には、
クリック動作を行った時にカーソル25が位置する部分
の情報、例えばCが、入力者が指示した情報として選択
手段31により選択される(ステップS5)。
【0030】このようにして情報Cが選択されると、C
PU9は、例えば、この情報Cに対して予め入力されて
いる関連情報をディスプレイ11上に表示する。従っ
て、人間の手17および指21,29の動作により、コ
ンピューター本体8への情報の入力を行うことが可能と
なる。
【0031】しかして、以上のように構成された壁コン
ピューター・モジュールでは、ビル等の壁面にモジュー
ル本体1が固定され、モジュール本体1の前方に人間が
立つと、例えば、人間の動作、あるいは人間が身に付け
ている物等が撮像手段15,16により撮像され、この
撮像された映像を基にして、所定の情報がコンピュータ
ー本体8に入力されるため、人間とのインターフェース
を非接触で行うことが容易に可能になる。
【0032】そして、自然に立った状態で、簡単に情報
を入力することが可能となり、また、装置から離れた場
所で情報を入力することが容易に可能になる。さらに、
タッチパネルを使用する場合のように、ディスプレイ1
1が汚れることもなくなり、静電気による不快感を伴う
こともなくなる。
【0033】そして、この壁コンピューター・モジュー
ルは、ビルや駅等の広告板、オセロ,チェス等のアトラ
クション用壁面ゲーム盤、美術館の展示パネル、半導体
工場等における機器の取扱い説明や作業内容の表示板等
に広く適用することができる。
【0034】また、上述した壁コンピューター・モジュ
ールでは、通信制御装置16にLANケーブル18を接
続したので、要求に応じた多種多用かつ大量の情報をデ
ィスプレイ11上に表示することが可能となる。
【0035】さらに、匂い発生器6およびスピーカー4
を配置したので、匂いあるいは音により、コンピュータ
ー本体8からの応答を知ることができる。また、照明,
エアコン等のコントローラ7に、制御用インターフェー
ス12を介してCPU9を接続したので、ビル等の付帯
設備をも容易に制御することが可能となる。
【0036】さらに、非接触ICカード用送受信機5を
配置したので、非接触ICカードとの間における情報の
授受が容易に可能になる。なお、以上述べた実施例で
は、2台の撮像手段15,16をディスプレイ11の両
側に配置した例について説明したが、本発明はかかる実
施例に限定されるものではなく、3台以上の撮像手段を
配置しても良いことは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の壁コンピュ
ーター・モジュールでは、ビル等の壁面にモジュール本
体が固定され、モジュール本体のディスプレイの前方に
人間が立ち、ディスプレイの所定位置を人指し指により
指し、指をクリック動作すると、所定の情報がコンピュ
ーター本体に入力されるため、人間とのインターフェー
スを非接触で行うことが容易に可能になるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁コンピューター・モジュールの一実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1の壁コンピューター・モジュールの回路構
成を示す回路図である。
【図3】図1のコンピューター本体内に収容されるハン
ドポインティング式入力装置を示すブロック図である。
【図4】図3のハンドポインティング式入力装置の動作
を示す流れ図である。
【図5】人指し指の指示方向を算出する方法を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 モジュール本体 8 コンピューター本体 11 ディスプレイ 15,16 撮像手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に固定される板状のモジュール本体
    と、 このモジュール本体の前面に配置され所定の情報を表示
    するディスプレイと、 前記モジュール本体に配置され入力者を撮像する一対の
    撮像手段と、 前記モジュール本体に配置され前記ディスプレイを制御
    するとともに、前記撮像手段に撮像された映像を基に情
    報を入力するコンピューター本体と、を備え、前記コンピューター本体は、 前記一対の撮像手段に撮像された前記入力者の手の映像
    を基に前記ディスプレイに対して人指し指が指し示す方
    向を算出する方向算出手段と、 前記方向算出手段で算出された方向に対応するディスプ
    レイ上の位置を演算し演算された位置を前記ディスプレ
    イ上に表示する位置表示手段と、 前記撮像手段に撮像された映像を基に指のクリック動作
    を検出するクリック動作検出手段と、 前記クリック動作検出手段によりクリック動作が検出さ
    れた時に前記位置表示手段が表示する部分の情報を入力
    者が指示した情報として選択する選択手段と、 を有することを特徴とする壁コンピューター・モジュー
    ル。
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