JP3192238U - 集中豪雨避難警報機 - Google Patents

集中豪雨避難警報機 Download PDF

Info

Publication number
JP3192238U
JP3192238U JP2014001212U JP2014001212U JP3192238U JP 3192238 U JP3192238 U JP 3192238U JP 2014001212 U JP2014001212 U JP 2014001212U JP 2014001212 U JP2014001212 U JP 2014001212U JP 3192238 U JP3192238 U JP 3192238U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water storage
pipe
storage pipe
alarm
rainwater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2014001212U
Other languages
English (en)
Inventor
大介 小代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Application granted granted Critical
Publication of JP3192238U publication Critical patent/JP3192238U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】集中豪雨による危険を察知し、迅速克正確に、個人及び、不特定多数の人へ発信し警告し、人的被害、物的被害を最小限にとどめる集中豪雨避難警報機を提供する。
【解決手段】たて樋から直接雨水を取り入れる主管2と、主管と中継管3を介して接続された貯水管5と、この貯水管に信号ケーブルを介して接続された警報機とからなり、主管の内部に調整弁8を有し、設定降雨量を検知、過剰に流れた雨水を貯水管に流し込み、貯水管内部にピンポン玉を設け、貯水管上部にスイッチ部を設けることで、雨水流入をスイッチ部へ伝え、警報機を作動させるスイッチ部で警報発信することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、予測困難な、突発的で局地的な豪雨を観測し、短時間雨量を検出し、自動的に警報を発する、集中豪雨非難警報機に関する。
従来、長雨や局地的豪雨によって発生する災害を未然に防ぐため、雨量を計測する装置が提案されており、累積された雨量を貯水ボトルに貯め、設定された水位に達した際、センサーが設定貯水量を検知し、アラームとブザーで報知する簡易雨量警報機が示されている(特許文献1)が、これは単純に累積降雨量を計測し、設定降雨量になったことを検知しているに過ぎず、危険を察知する事は不可能である。このような装置の発展型として、単位面積の降雨を集める集水器からの雨水を、排水口を設けた貯水槽に流入させ、一定時間での降雨量から警戒雨量の設定に基づき警報を発信するものがある。(特許文献2)しかし、構造が複雑なため、定期的清掃やメンテナンスが必要であり、設置場所や設置条件も限られてくるため、一般家庭への普及は困難である。
また、太陽光パネルと蓄電池を用い、定期的なメンテナンスを必要とすることなく、無線発信機による警報通報装置が考案されている(特許文献3)が、特殊施設への設置想定のため、設備が大規模。さらには、通信回線を介して所定地域に関する降雨情報を取得し、警戒システム構築が可能な警戒システム。(特許文献4)が考案されている。しかし、このような装置の一般家庭への普及は、コストやメンテナンスの面から不可能である。
特開2006−258577 特開2007−315845 特開2013−190264 特開2014−6605
集中豪雨による災害原因は、建築物や人が存在する諸条件により多種多様である。よって災害を最小限に食い止めるには、地域にあった基準と、小範囲での発令が必要になる。現在、警報システムは気象レーダーと雨量計が一般的である。しかし、気象レーダーは気象衛星の観測が30分や1時間間隔のため、迅速な予測には向かず、雨量計は設置箇所が限られているため、対象エリアが広く局地的豪雨には不向き。
本考案は、各家庭への設置が容易に行え、観測点を飛躍的に増やすことで、より多くの人々へ警報発令が可能になる。
本考案は、たて樋に装着する構造を有し、殆どの建築物への設置が可能。
簡素な構造で、維持管理に特別な知識は不要で安価。
警報は音と光によって発信し、警報装置を視認性に優れた位置に設置することで、不特定多数の人に通知。
作動には、乾電池を使用し停電時にも対応。
本考案の集中豪雨避難警報機は、簡素な構造で製造コストも低く、簡単に設置できるため、一般家庭への設置が可能、更に、維持管理は数年に1度、電池交換のみで済み容易、また、フ゛サ゛ーとLEDを屋内、屋外へ設置する事により、設置者のみならず、不特定多数への注意喚起が出来る。よって、短時間で局地的な避難警報、避難指示発令が可能になる。
本考案の集中豪雨避難警報機の設置図である。 本考案の集中豪雨避難警報機の側面図である。 本考案の集中豪雨避難警報機の主管分解図、調整弁図である。 本考案の集中豪雨避難警報機の貯水管分解図である。 本考案の集中豪雨避難警報機のスイッチ説明図である。 本考案の集中豪雨避難警報機の電気回路図である。
図1に示す集中豪雨避難警報機1は、建築物のたて樋部分に取り付けて使用する。
また、本装置はメンテナンスを考慮して着脱式とし、設置高は地上高1m位が望ましい。
図1に示す集中豪雨避難警報機1は、図2に示す主管2、中継管3、電源4、貯水管5、フ゛サ゛ー6、LDE7にて構成されている。
図2に示す本考案の集中豪雨非難警報機の一連動作を説明する。主管2に入った雨水は調整弁8を通過する、過剰に流れた雨水は調整弁を通過できず、中継管2を通過し貯水管5に流れ込む、流れ込んだ雨水で主管2及び貯水管5の水位が上昇、その際、貯水管5に内蔵されたピンポン玉9が雨水の浮力により上昇する、上昇したピンポン玉9がピアノ線10を押し上げリード線11に接触、電池4ブザー6LED7から成る回路が作動し、危険を発信する。
図3に示す主管上部12の内径は、たて樋外径より10mm程太い物とし、上方へスライド可能な構造とする、主管下部14は二重構造とし、主管下部14の内径と内管14aの外径を同じとする、主管下部14の長は、内管14aの長さより10mm長くすることで、たて樋は主管下部14に差し込まれた後、内管14aで止る構造を有する、よって着脱可能になる。
図3に示す主管2は、接合部13を設けることで、上部12と下部14に分解式とする。結果、調整弁8を上部12と下部14で挟み込み固定する構造を有するため、清掃、交換が可能。
図3に示す調整弁8の穴8aの直径は、建造物の屋根構造により決定する、設定流水量は、毎分1mm降雨時のたて樋を流れる水量を、通常通過流水上限に設定し、それを超える水量を過剰水量とし制限する。
調整弁8は、ゴミ等の流入を考慮して、円盤に穴を開けただけの簡素な構造で、定期清掃を不要とする。
図4に示す貯水管5の蓋15は、雨水流入流出時に必要な空気抜き穴を付加し、メンテナンスを考慮し、着脱式とする。
図4に示す貯水管5の底16は、調整弁8と水平とし、降水量の減少に伴う、貯水管5中継管3の雨水排水を促す。
図4に示すピンポン玉9は、雨水流入の際、ゴミ混入による動作不良を防止するためピンポン玉9の直径は貯水管5の直径より約5mm小さい事が望ましい。
図4に示すピアノ線10とリード線11からなるスイッチは、降雨量減少に伴い雨水を中継管3を通して排水、結果、貯水管5の水位は下降、ピアノ線を押し上げていたピンポン玉9が下降し、リード線11とピアノ線10の接触が解除され、警報発信を自動的に解除する。
図5は図4に示すピアノ線10とリード線11を真上から見た図を表す。故障、誤作動を防止するためスイッチは簡素化を図り、ピアノ線10とリード線11のみで構成、接点は円中心部に設定し、リード線11は接触部以外被服する。
図6は本考案である集中豪雨非難警報機の電気回路図である。電源4は停電時を想定し乾電池とする。
図6に示すブザー6LED7は本体部と室内の2系統を設置し、マグネットスイッチを介し同時に作動する。また、本体設置側LED7は、不特定多数への警告発信を目的とするため、第三者から確認できる場所が望ましい。
1集中豪雨非難警報機本体
2主管
3中継管
4電源ボックス
5貯水管
6ブザー
7LED
8 調整弁
9ピンポン玉
10ピアノ線
11リード線
12主管上部
13接合部
14主管下部
15蓋
16底
17マグネットスイッチ

Claims (3)

  1. たて樋から直接雨水を取り入れる主管と、中継管を介して接続された貯水管と、この貯水管に信号ケーブルを介して接続された警報機とからなり、前記主管の内部に調整弁を有し、設定降雨量を検知、過剰に流れた雨水を貯水管に流し込む。前記貯水管は雨水流入をスイッチへ伝えるピンポン玉と、警報機を作動させるスイッチ部で警報発信することを特徴とする集中豪雨非難警報機。
  2. たて樋に取り外し可能な構造を特徴とする請求項1記載の集中豪雨非難警報機。
  3. ピンポン玉がスイッチを作動させる構造を特徴とする請求項1または2記載の集中豪雨非難警報機。
JP2014001212U 2014-03-10 集中豪雨避難警報機 Expired - Lifetime JP3192238U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3192238U true JP3192238U (ja) 2014-08-07

Family

ID=

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102077502B1 (ko) 지하 맨홀을 활용한 지하 안전 통합관리 시스템
US20140231328A1 (en) Rainwater collection and distribution device
KR102227149B1 (ko) 침수 경보장치
CN203720380U (zh) 一种移动水文气象监测北斗定位通信与报警装置
JPWO2016024352A1 (ja) センサモジュールおよびマンホール情報収集処理システム
JP2016156758A (ja) 異常水位監視システム
CN105587028A (zh) 一种排涝智能预警装置
US20210388581A1 (en) Drainage system and drain
CN112885040A (zh) 一种灾害预警系统及方法
BRPI1002465A2 (pt) método de controle de um conjunto de piscinas, centro de gestão para um conjunto de piscinas, dispositivo para controle e dispositivo de monitoramento da qualidade da água
JP6091986B2 (ja) 排水系統閉塞検知システム
JP3192238U (ja) 集中豪雨避難警報機
CN110965590A (zh) 一种新型城市排污管网监测系统及其智能井盖
CN102681493A (zh) 给水排水监控系统
KR101278300B1 (ko) 무선 통신을 이용한 통합 정보 안내 시스템
CN102110349A (zh) 矩阵式立体层面山体滑坡监测预警系统
CN105590411A (zh) 一种自然灾害遥测系统
CN106368289A (zh) 排水管网远程监测系统
CN103186970A (zh) 家庭报警系统
CN108653967B (zh) 消防栓漏水监测装置
JP4602939B2 (ja) 受水槽異常監視装置
CN214671010U (zh) 一种灾害预警系统
CN114089442A (zh) 一种城市基础设施内涝灾害监测系统和方法
CN210071066U (zh) 一种用于大坝集水井排水的远程监测系统
CN104238535A (zh) 一种流体智能管理系统