JP3191855U - カバンの底部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】柔軟性素材製カバンのカバン底部の硬度が強化され、汚れにくいカバンの底部構造を提供する。
【解決手段】カバン本体の底部の内側に設けられた内板１と底部の外側に設けられた外板２とでカバン底部を挟持して内板１と底部及び外板２を一体固定する固定手段と、外板２に設けられた桁足部３とで構成することにより、カバンを地面等へ直に置いても水や土砂等の汚れの付着を防止することができる。
【選択図】図１
【解決手段】カバン本体の底部の内側に設けられた内板１と底部の外側に設けられた外板２とでカバン底部を挟持して内板１と底部及び外板２を一体固定する固定手段と、外板２に設けられた桁足部３とで構成することにより、カバンを地面等へ直に置いても水や土砂等の汚れの付着を防止することができる。
【選択図】図１
Description
本考案は柔軟性素材製カバンの汚れにくい底部構造に関するものである。
柔軟素材製カバンを直接地面等に置いた場合カバン底部が水に濡れ、土砂等の汚れが付着していた。
布や合成皮革及び化繊等の柔軟素材製カバンを直接地面等に置いた場合カバンの内に入れる物の重量で素材がたわみ、カバン底部が水に濡れ、土砂等の汚れが付着し易く、度重なると汚れが固着してしまう。先行技術としてカバン底部の両端部を支持する突起部を有するものや、ネジでカバン底部と支持部とを挟持して一体化させたものもあるが、いずれも柔軟性素材のカバン底中央部の下方へのたわみに対し有効でなく、浸水対策をしていない。
本考案はカバン本体の底部の内側に設けられた内板と底部の外側に設けられた外板とでカバン底部を挟持して内板、カバン底部、及び外板を一体固定する固定手段と、外板に設けられた桁足部とで構成したカバンの底部構造により課題を解決する。
本考案の実施により次の効果が得られる。
１．柔軟素材のカバン本体の底部を内板と外板で上下から挟持することによりカバン底部の硬度が強化されカバン内部へ入れる物の重量によるカバン底のたわみや変形が防止できる。
２．カバン底部の外板に設置された桁足部により地面に直接接触することなく水や土砂の付着を防止できる。
１．柔軟素材のカバン本体の底部を内板と外板で上下から挟持することによりカバン底部の硬度が強化されカバン内部へ入れる物の重量によるカバン底のたわみや変形が防止できる。
２．カバン底部の外板に設置された桁足部により地面に直接接触することなく水や土砂の付着を防止できる。
カバン本体の底部の内側に設けられた内板と底部の外側に設けられた外板とでカバン底部を挟持して内板、カバン底部及び外板を一体固定する固定手段と、外板に設けられた桁足部とで構成したものである。
以下添付図面に従って一実施例を説明する。内板１と外板２の貫通孔４の上部にハトメ５を設置し、ネジ６により一体固定するものである。
柔軟性素材のカバンの中に入れる物の重量でのカバン底部９のたわみ防止対策としても内板１と外板２の素材はプラスチック樹脂や合板等硬質素材を用いるものとする。
カバン内への浸水防止手段として内板１、カバン底部９及び外板２の貫通孔４にネジ６で一体固定する場合、カバン底部９と外板２の間に防水シールを目的としたゴムやコルク素材等のパッキン７を設けたものである。防水シールとしてはＯリング等を用いても良い。
外板２に配置する桁足部３のリブ高さは１５〜２５ミリ、巾は６ミリ以下が望ましい。
図１において桁足部３の本数は３列である。３列にすることでカバンを地面に置いたときカバン底の水平を安定して支えられる。又、カバンの大きさに応じて列数を増減しても良い。
図１において桁足部３はカバンの底９を緩やかに曲げられるように長さ方向で複数に分割しているが、カバン底部９の長尺に合わせた一本物にしても良い。
カバンの内底部に敷く敷板８はカバンに入れる物の傷を防止することが目的のためゴム製等クッション材が望ましい。
前記実施例においてはネジを用いた実施例を示したが、固定手段としてはカバン本体の底部９を内板１及び外板２で挟持し、接着剤を用い又は溶着により接着して一体固定することにより前記実施例と同様の機能と効果を得る事ができるものである。
１ 内板
２ 外板
３ 桁足部
４ 貫通孔
５ ハトメ
６ ネジ
７ パッキン
８ 敷板
９ カバン底部
２ 外板
３ 桁足部
４ 貫通孔
５ ハトメ
６ ネジ
７ パッキン
８ 敷板
９ カバン底部
Claims (4)
- カバン本体の底部の内側に設けられた内板と前記底部の外側に設けられた外板とで前記底部を挟持して前記内板、前記底部及び前記外板を一体固定する固定手段と、前記外板に設けられた桁足部とで構成したことを特徴とするカバンの底部構造。
- 固定手段は、カバン本体の底部と内板、外板に各相互に対応する複数の貫通孔を設け、前記内板と前記外板の貫通孔にはハトメで補強し、前記内板の貫通孔、カバン本体の底部に設けられた貫通孔及び外板に設けられた貫通孔を一体固定するネジと、前記ネジ近傍からカバン本体内部への侵水防止手段とで構成したことを特徴とする請求項１記載のカバンの底部構造。
- 固定手段は、カバン本体の底部を内板及び外板で挟持して接着一体固定したことを特徴とする請求項１記載のカバンの底部構造。
- カバン本体内部の内板の上面に柔軟素材の敷板を設けたことを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載のカバンの底部構造。
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3191855U true JP3191855U (ja) | 2014-07-17 |
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