JP3191849U - 断熱性、保温性、遮像性、紫外線遮蔽性のあるレースカーテン地及びその製造法 - Google Patents
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Abstract
【課題】断熱性、保温性、遮像性、紫外線遮蔽性の向上が可能な新規な構造のレースカーテン生地を提供する。
【解決手段】編成または織成時に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸、または2種類以上の異なる材質を含有した糸を同時に編成または織成し、生地の両面あるいは片面または中間に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を、同時に2面以上形成する。
【選択図】図3
【解決手段】編成または織成時に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸、または2種類以上の異なる材質を含有した糸を同時に編成または織成し、生地の両面あるいは片面または中間に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を、同時に2面以上形成する。
【選択図】図3
Description
本技術は、レースカーテン生地において、断熱性、保温性、遮像性、紫外線遮蔽性を向上させるためのカーテン生地等への編成または織成方法に関するものである。
これまで、カーテンの目的は外部から室内の目隠し、外光の進入防止、騒音の遮断、寒暖の調整、室内の装飾等が主な目的であった。また、カーテンの種類も形状などは様々に多様化してきているが、生地の種類としては主に織物の厚手のドレープカーテンと薄手のレースカーテンに大別される。一般家庭の多くは窓枠内の上部あるいは窓枠の上部壁面に二重にカーテンレールが取り付けられており、そのカーテンレールに室内側には厚手のドレープカーテン、窓側には薄手のレースのカーテンが開け閉め可能な状態で吊り下げられる事が多い。
日没後や夜間は外部からの目隠しや寒暖の調整等のため、就寝時は外光の進入防止や騒音の遮断のために厚手のドレープカーテンと薄手のレースカーテンを閉めるが、日中や日没前は通気性を保ちながらも外部からの目隠しや採光等のため薄手のレースカーテンだけを閉めておく事が一般的である。
しかしながら、従来のレースカーテンでは日中や日没前の状態でも室内や人の動きなどが透けて見えてしまったり、暑い夏の日差しや冬の寒さを直に近い形で室内に受けてしまう問題があった。
そこで、上記問題に対処する為に、例えば特許文献1に記載の生地のように、カーテン地の編成または織成時に光輝を有する糸を同時に編成または織成して片面あるいは両面に光輝を持たせ、その生地の光輝のある面を窓側に面して設置する事で、その面での光の乱反射により外部からの透視性を妨げ、なおかつ採光性や通気性等を損なわずに遮像性と断熱性をより向上させることが考えられる。
光と熱の源である日射のエネルギーは幅広い波長領域に分布しており、紫外線が約6%、可視光が約46%、赤外線が約48%を占める。建物内に流入する熱の源は日射であり、このように日射エネルギーの約半分は人間にとって明るさに寄与しないで熱作用を生ずる熱線(赤外線)であるが、この熱線(赤外線)は可視光線の赤色より波長が長く、物質を透過する際には屈折・反射・散乱しにくい性質を持つ。
つまり、特許文献1に記載の生地において、光輝のある面の光の乱反射を利用しただけでは、熱線(赤外線)はその面を透過し、最終的に室内への流入量は大きく減少されない為、断熱性効果は非常に低いものと考えられる。
また、遮像性においては、特許文献1に記載の生地は光輝のある面を窓側に面して設置する事で、可視光が建物窓部の外から照射される昼間は効果を発揮するものの、夜間に厚手のドレープカーテンを閉め忘れたり、日没前後の薄暗い状態で室内に照明を点灯した場合は、建物窓部の外から照射される可視光はほとんど無く、逆に室内の光が室内側に乱反射されるだけなので、建物窓部の外からの遮像性は維持されず、室内の状態が丸見えの状態となってしまう。
本考案は上述のような事情を背景として考えられたもので、断熱性、保温性、遮像性、紫外線遮蔽性の向上が可能な新規な構造のレースカーテン生地を提供する事にある。
このような課題を解決する為になされた請求項1に記載の考案は、カーテン生地において、生地の両面あるいは片面または中間に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を、少なくとも2面以上併せ持つことを特徴とする。
熱線(赤外線)は可視光線の赤色より波長が長く、屈折・反射・散乱しにくい性質を持っているが、異なる材質間を透過する時には、少量ではあっても必ず屈折・反射・散乱が起きている。建物窓部の外からの熱線(赤外線)が本考案のカーテン生地を透過するには、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を、少なくとも2面以上透過する事になり、その際にはいくつもの異なる材質間を透過することになる為、単一材質で出来ているカーテン生地に比べて、その境界面において屈折・反射・散乱が常に連続して発生するので、最終的に室内に至る熱線が減少する為、断熱性の向上が確保される。
逆に冬期は室内側で暖房やヒーター等、熱線(赤外線)を人工的に作り出して利用する場合が多いが、この場合、室内側からの熱線(赤外線)が建物窓部に出ていこうとしても、いくつもの異なる物質間を透過することになる本考案のカーテン生地によって屈折・反射・散乱が連続して発生し、建物窓部に至る熱線は減少する事になり、保温性が確保されることになる。
なお、日射エネルギーに含まれる紫外線、可視光は熱線(赤外線)に比べて屈折・反射・散乱しやすい為、建物窓部の外から室内に至るまで、いくつもの異なる物質間を透過することになる本考案のカーテン生地では、遮像性、紫外線遮蔽性は、より確保されやすい。
また請求項2に記載の考案は、カーテン生地において、編成または織成時に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸、または2種類以上の異なる材質を含有した糸を同時に編成または織成し、生地の両面あるいは片面または中間に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を、同時に2面以上形成する事を特徴とするカーテン生地の製造方法である。これは、前記生地を一体として製造するものであり、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を単独で編成または織成してから2面以上合わせるよりも製造作業が大幅に簡略化される。
すなわち、本考案によるレースカーテン生地は、薄い生地の中に異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を2面以上重ねて配置し、光と熱の源である日射のエネルギーが、その多種の異なる材質間を透過する際に発生する屈折・反射・散乱の連続性を利用する事で、最終的に室内に至る日射エネルギーを減少させることが可能となり、これまでのレースカーテン生地に比べて、断熱性、保温性、遮像性、紫外線遮蔽性が大幅に向上するレースカーテン生地となる。
以下に、本考案を具体化した実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1には本考案の一実施形態としてのカーテン地10が示されている。カーテン地10は薄手の幕とされて、図示しない建物窓部よりも大きな寸法を有しており、室内の窓部上方に設置されたカーテンレールに吊り下げられることによって、窓部を覆うようになっている。
このカーテン地10には、全面に芯部ポリプロピレン・鞘部ポリエステルの糸12で編まれ、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面と、全面にセラミックスや酸化チタン等を含有した糸14で編まれ、2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面、これに通常のレースカーテンで使用される単一材質のポリエステル糸16が全面に使用された面の3面が同時に編成されて、図2の横断面および図3の縦断面のような組織を形成している。
また、図4のように、芯部ポリプロピレン・鞘部ポリエステルの糸12は、ポリプロピレン層20とそれを覆うポリエステル層18で構成されている。同様に、セラミックスや酸化チタン等を含有した糸14は、セラミックスや酸化チタン等の含有層22とそれを覆うポリエステル層18で構成されている。そして、カーテン地10を形成するもう一つの面は、単一材質のポリエステル糸で出来ており、材質的にはポリエステル層18とほぼ同素材に分類される。
このカーテン地10を光と熱の源である日射のエネルギーが透過する際に、図4のように各材質の境界面では、光の性質として反射・散乱・屈折が起こる。この幾重にも発生する反射・散乱・屈折によって、日射エネルギーは減少させられ、前記カーテン地10を最終的に通り抜けてくる日射エネルギーは、初期の日射エネルギーと比較して大幅に減少する。この日射エネルギーに含まれる紫外線や可視光などの波長の短い光は、前記の反射・散乱・屈折の割合が高いので、熱線(赤外線)に比べると、さらに減少幅が大きくなる。
以上、本考案の一実施形態について詳述してきたが、かかる実施形態における具体的な記載によって、本考案は何ら限定されるものでなく、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様で実施可能である。また、そのような実施態様が本考案の趣旨を逸脱しない限り、何れも本考案の範囲に含まれるものである事は言うまでもない。
例えば、前記実施形態においては、単一材質のポリエステル糸16で形成された面があるが、この面が芯部ポリプロピレン・鞘部ポリエステルの糸12で形成されても、セラミックスや酸化チタン等を含有した糸14で形成されても効果が落ちる事は無い為、これらの糸で前記の面を形成する事は可能である。同様に芯部ポリプロピレン・鞘部ポリエステルの糸12やセラミックスや酸化チタン等を含有した糸14で構成された面を生地の片面や両面、中間部のいずれに配置したり組み合わせても可能である。また、糸の種類は異なる材質からなる2重の構造を持った糸、または2種類以上の異なる材質を含有した糸であれば、芯部ポリプロピレン・鞘部ポリエステルの糸12やセラミックスや酸化チタン等を含有した糸14に限定はされない。例えば、材質においては芯部空気層・鞘部ポリエステルなどの中空糸も異なる材質からなる2重の構造を持った糸とみなされる。さらに、糸の太さ、さらに構造等の各種態様は要求される断熱性、保温性、遮像性、紫外線遮蔽性、製造コストに応じて適時に設定変更されるものであり、例示のごとき態様に限定されない。
次に、本考案が適用された前記実施形態におけるカーテン地10の作用効果を確認する為に行った実験について説明する。
[断熱性試験]
公知の赤外ランプ60度法に準拠して、図6の装置に、カーテン地10と同じ生地からなり、かつ約50cm×40cmの試験片を吊るし、ガラス板より約50cm離れたところに赤外ランプを設置し、試験片の表側より8cmの位置にブラックパネル、ガラス面反対側の壁面より4cmの位置に温度センサーを設置する。赤外ランプを60分間照射し、5分毎にブラックパネル温度及び試験槽内温度を測定する。また、従来生地の試験片および試験片を吊るさない空試験も実施する。その結果、図5のグラフのような結果となった。したがって、断熱性試験の結果からカーテン地10の断熱効果が十分に得られることが明らかである。
公知の赤外ランプ60度法に準拠して、図6の装置に、カーテン地10と同じ生地からなり、かつ約50cm×40cmの試験片を吊るし、ガラス板より約50cm離れたところに赤外ランプを設置し、試験片の表側より8cmの位置にブラックパネル、ガラス面反対側の壁面より4cmの位置に温度センサーを設置する。赤外ランプを60分間照射し、5分毎にブラックパネル温度及び試験槽内温度を測定する。また、従来生地の試験片および試験片を吊るさない空試験も実施する。その結果、図5のグラフのような結果となった。したがって、断熱性試験の結果からカーテン地10の断熱効果が十分に得られることが明らかである。
[保温性試験]
公知の保温性試験(温室ー冷気法)に準拠して、この試験方法の目的は冬季の暖房使用時を想定し、試験片の有無による室内の保温効果を評価する素材に対する性能評価である。図8の装置を用いて、下記の操作を行う。
暖気試験は、試験槽に断熱板を装着し、所定温度に調整する。その後、ヒーターの電源を入れ、試験槽内温度を60分間測定する。
空試験は、試験槽に何も装着せず、所定温度に調整する。その後、冷気に暴露すると共にヒーターの電源を入れ、試験槽内温度を60分間測定する。
試験片試験は、試験槽に試験片を装着し、所定温度に調整する。その後、冷気に暴露すると共にヒーターの電源を入れ、試験槽内温度を60分間測定する。
その結果、図7のグラフのような結果となった。したがって、保温性試験の結果からカーテン地10の保温効果が十分に得られることが明らかである。
公知の保温性試験(温室ー冷気法)に準拠して、この試験方法の目的は冬季の暖房使用時を想定し、試験片の有無による室内の保温効果を評価する素材に対する性能評価である。図8の装置を用いて、下記の操作を行う。
暖気試験は、試験槽に断熱板を装着し、所定温度に調整する。その後、ヒーターの電源を入れ、試験槽内温度を60分間測定する。
空試験は、試験槽に何も装着せず、所定温度に調整する。その後、冷気に暴露すると共にヒーターの電源を入れ、試験槽内温度を60分間測定する。
試験片試験は、試験槽に試験片を装着し、所定温度に調整する。その後、冷気に暴露すると共にヒーターの電源を入れ、試験槽内温度を60分間測定する。
その結果、図7のグラフのような結果となった。したがって、保温性試験の結果からカーテン地10の保温効果が十分に得られることが明らかである。
[防視認性試験]
上記カケン法に従い、カーテン地10と同じ生地からなる試験片を試験ボックスにセットし、カーテン越しに試験ボックス内に設置したモノクロの顔写真を確認し、顔写真の「存在・輪郭・表情」の見え方について、5段階評価を行った。顔写真の見え方の結果に基いて、試験片の防視認性をクラス分けするが、防視認性の結果は、クラスの数値が高いほど外から室内が見えにくいことを表す。試験ボックスの照明の当て方は、外光用照明を10,000ルクスで正面斜めから照射、内光用照明を500ルクスで照射して、昼間を再現し、外光用照明無し、内光用照明70ルクスで夜間を再現した。その結果、カーテン地10と同じ生地からなる試験片の防視認性は昼間の防視認性はClass4、夜間の防視認性はClass4という結果となった。したがって、防視認性試験の結果からカーテン地10の遮像性が十分に得られることが認められる。
上記カケン法に従い、カーテン地10と同じ生地からなる試験片を試験ボックスにセットし、カーテン越しに試験ボックス内に設置したモノクロの顔写真を確認し、顔写真の「存在・輪郭・表情」の見え方について、5段階評価を行った。顔写真の見え方の結果に基いて、試験片の防視認性をクラス分けするが、防視認性の結果は、クラスの数値が高いほど外から室内が見えにくいことを表す。試験ボックスの照明の当て方は、外光用照明を10,000ルクスで正面斜めから照射、内光用照明を500ルクスで照射して、昼間を再現し、外光用照明無し、内光用照明70ルクスで夜間を再現した。その結果、カーテン地10と同じ生地からなる試験片の防視認性は昼間の防視認性はClass4、夜間の防視認性はClass4という結果となった。したがって、防視認性試験の結果からカーテン地10の遮像性が十分に得られることが認められる。
[紫外線遮蔽性試験]
公知の紫外線遮蔽性能試験方法に準拠して(ハンドバスフィルター有り)、カーテン地10と同じ生地からなる試験片と従来生地の試験片を、(株)島津製作所の紫外・可視・近赤外分光光度計UV−3600に積分球付属装置ISR−3100を取り付けた実験装置に対して取り付けて、紫外線遮蔽率(%)を測定した。その結果、カーテン地10と同じ生地からなる試験片における紫外線A波(320〜400nm)の遮蔽率が95.3%であり、紫外線B波(280〜400nm)の遮蔽率が96.9%であり、紫外線全体(280〜400nm)の遮蔽率が95.8%であった。一方、従来生地の試験片における紫外線全体(280〜400nm)の遮蔽率は70.5%であった。したがって、紫外線遮蔽性試験の結果からカーテン地10の紫外線遮蔽効果が十分に得られることが明らかである。
公知の紫外線遮蔽性能試験方法に準拠して(ハンドバスフィルター有り)、カーテン地10と同じ生地からなる試験片と従来生地の試験片を、(株)島津製作所の紫外・可視・近赤外分光光度計UV−3600に積分球付属装置ISR−3100を取り付けた実験装置に対して取り付けて、紫外線遮蔽率(%)を測定した。その結果、カーテン地10と同じ生地からなる試験片における紫外線A波(320〜400nm)の遮蔽率が95.3%であり、紫外線B波(280〜400nm)の遮蔽率が96.9%であり、紫外線全体(280〜400nm)の遮蔽率が95.8%であった。一方、従来生地の試験片における紫外線全体(280〜400nm)の遮蔽率は70.5%であった。したがって、紫外線遮蔽性試験の結果からカーテン地10の紫外線遮蔽効果が十分に得られることが明らかである。
10・・・カーテン地、12・・・芯部ポリプロピレン・鞘部ポリエステルの糸、14・・・セラミックスや酸化チタン等を含有した糸、16・・・単一材質のポリエステル糸、18・・・ポリエステル層、20・・・ポリプロピレン層、22・・・セラミックスや酸化チタン等の含有層
また請求項2に記載の考案は、カーテン生地において、異なる材質からなる2重の構造を持った糸、または2種類以上の異なる材質を含有した糸を同時に編成または織成し、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面の少なくとも2面以上が一体となって編成または織成されたカーテン生地である。これは、前記生地は各面が単独ではなく、同時に一体として製造されるものであり、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を単独で編成または織成してから2面以上合わせるよりも製造作業が大幅に簡略化される。
Claims (2)
- カーテン生地において、生地の両面あるいは片面または中間に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を、少なくとも2面以上併せ持つことを特徴とするカーテン生地。
- カーテン生地において、編成または織成時に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸、または2種類以上の異なる材質を含有した糸を同時に編成または織成し、生地の両面あるいは片面または中間に、異なる材質からなる2重の構造を持った糸で構成された面、または2種類以上の異なる材質を含有した糸で構成された面を、同時に2面以上形成する事を特徴とするカーテン生地の製造方法。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3191849U true JP3191849U (ja) | 2014-07-17 |
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