JP3191658U - 工業用複合パイプライン - Google Patents

Abstract

【課題】構造簡単、耐食、耐高温酸化性が高く、生産コストが低く、安全、環境に優しい工業用複合パイプラインを提供する。
【解決手段】シームレス鋼管層１、シームレス鋼管層内表面に設置されたガラス繊維強化プラスチック製の保護材２、ガラス繊維強化プラスチック製の保護材のキャビティ内に設置された分離板３、シームレス鋼管層外表面に設置された日焼け止め断熱材層５、及びガラス繊維強化プラスチック製の保護材と分離板の間に設置された耐食合金層４を含み、シームレス鋼管層と日焼け止め断熱材層の間にも耐食合金層がある。分離板を通じて、上下二つのキャビティに分けられ、別々で運送することができ、腐食性溶液による鋼管内外への損傷を防げる。日焼け止め断熱材層は、シームレス鋼管の酸化を防ぐ。
【選択図】図１

Description

本実用新案は工業における腐食性溶液、ガスの運送技術分野に属され、具体的にはある種の工業用複合パイプラインに関わる。

現在、パイプラインはものを運送する特殊な設備として、機械、石油、化学工業、冶金などの業種に幅広く応用されていて、現代の工業生産と人々の生活において、重要な役割を果たしている。しかし、現代工業の発展と共に、パイプラインシステムの作業条件は複雑で過酷になってきて、パイプラインはよく高温高圧、より大きな荷重、酸化、腐食を受けている。これらによって、パイプラインは良い耐食、耐高温酸化性能を持つように要求される。そうではないと、運送の過程にて、特に石油、天然ガスなどH2S、CO2及び其の他腐食性ガスを含む媒質はパイプラインを腐食して、漏れを起こしやすく、環境、人々の生命や財産の安全に深刻な損害を齎す。過去によく使われる対処方法は耐食合金でパイプラインの全体を作ることである。こうしてある程度の腐食防止をできた、しかし耐食合金のコストが高い為、大幅に生産コストを拡大し、材料の浪費もよく発生する。また、既存パイプラインの取付は一種類の溶液やガス媒質しかを運送できなく、同じパイプラインで同時に二種類の媒質を運送できない。

本実用新案の目的は既存技術の欠点と不足に対し、ある種構造簡単、耐食、耐高温酸化性が高く、生産コストが低く、安全、環境に優しい工業用複合パイプラインを提供することである。

上述した課題を解決する為、本実用新案は以下の技術案を採用する：
本実用新案はある種の工業用複合パイプラインであり、シームレス鋼管層、シームレス鋼管層内表面に設置されたガラス繊維強化プラスチック製の保護材、ガラス繊維強化プラスチック製の保護材のキャビティ内に設置された分離板、シームレス鋼管層外表面に設置された日焼け止め断熱材層、及びガラス繊維強化プラスチック製の保護材と分離板の間に設置された耐食合金層を含み、前述したシームレス鋼管層と日焼け止め断熱材層の間にも耐食合金層がある。

最適な技術案として、前述したガラス繊維強化プラスチック製の保護材内部に設置された分離板を通じで、上下二つのキャビティに分けられる。

最適な技術案として、前述した耐食合金層の厚さは２mmであり、前述した日焼け止め断熱材層の厚さは1.5mmである。

本実用新案の有益な効果は：ガラス繊維強化プラスチック製の保護材内部に設置された分離板を通じで、上下二つのキャビティに分けられ、別々で運送することができる。更にガラス繊維強化プラスチック製の保護材と分離板の表面に耐食合金層が設置され、有効的に腐食性溶液による鋼管内外への損傷を防げる。日焼け止め断熱材層は日焼け止めと断熱効果を果たし、シームレス鋼管の酸化を防ぐ。その構造は簡単で、耐食、耐高温酸化性が高く、生産コストが低く、安全、環境に優しい。

本実用新案の工業用複合パイプラインの横断面構造図である。

以下は添付した図に従って、本実用新案の最適な技術実例を詳しく説明し、本実用新案の長所と特徴を本技術分野の技術者によく簡単に理解させ、よって、本実用新案の保護範囲をより明白に定める。

図１の様に、本実用新案はある種の工業用複合パイプラインであり、シームレス鋼管層１、シームレス鋼管層１内表面に設置されたガラス繊維強化プラスチック製の保護材２、ガラス繊維強化プラスチック製の保護材２のキャビティ内に設置された分離板３、シームレス鋼管層１外表面に設置された日焼け止め断熱材層５、及びガラス繊維強化プラスチック製の保護材２と分離板３の間に設置された耐食合金層４を含み、前述したシームレス鋼管層１と日焼け止め断熱材層５の間にも耐食合金層４がある。

そのうち、前述した分離板３は、複合パイプラインの内部を上下二つのキャビティに分けられる。同時に二種類の液体物質を運送できる。前述した耐食合金層４の厚さは２mmであり、前述した日焼け止め断熱材層５の厚さは1.5mmである。本複合パイプラインの安定性を向上させた。

本実用新案――工業用複合パイプラインの有益な効果は：ガラス繊維強化プラスチック製の保護材内部に設置された分離板を通じで、上下二つのキャビティに分けられ、別々で運送することができる。更にガラス繊維強化プラスチック製の保護材と分離板の表面に耐食合金層が設置され、有効的に腐食性溶液による鋼管内外への損傷を防げる。日焼け止め断熱材層は日焼け止めと断熱効果を果たし、シームレス鋼管の酸化を防ぐ。その構造は簡単で、耐食、耐高温酸化性が高く、生産コストが低く、安全、環境に優しい。

以上は本実用新案の具体的な実施方式を示しただけで、本実用新案の保護範囲はそれまでに制限されるではなく、何れの創造的な労働を通さなかった変化や入れ替えは、全て本実用新案の保護範囲に含まれる。従って、本実用新案の要求された保護範囲は権利要求書の定義に準じる。

１、シームレス鋼管層。２、ガラス繊維強化プラスチック製の保護材。３、分離板。４、耐食合金層。５、日焼け止め断熱材層。

Claims (3)

1. 工業用複合パイプラインであり、その特徴は：シームレス鋼管層、シームレス鋼管層内表面に設置されたガラス繊維強化プラスチック製の保護材、ガラス繊維強化プラスチック製の保護材のキャビティ内に設置された分離板、シームレス鋼管層外表面に設置された日焼け止め断熱材層、及びガラス繊維強化プラスチック製の保護材と分離板の間に設置された耐食合金層を含み、前述したシームレス鋼管層と日焼け止め断熱材層の間にも耐食合金層があることを特徴とする工業用複合パイプライン。
2. 請求項１に記載の工業用複合パイプラインにおいて、その特徴は：前述したガラス繊維強化プラスチック製の保護材内部に設置された分離板を通じで、上下二つのキャビティに分けられることを特徴とする工業用複合パイプライン。
3. 請求項１に記載の工業用複合パイプラインにおいて、その特徴は：前述した耐食合金層の厚さは２mmであり、前述した日焼け止め断熱材層の厚さは1.5mmであることを特徴とする工業用複合パイプライン。