JP3191435U

JP3191435U - ブレーキキャリパー用カバー

Info

Publication number: JP3191435U
Application number: JP2014001900U
Authority: JP
Inventors: 深海季生
Original assignee: 深海季生
Priority date: 2014-04-11
Filing date: 2014-04-11
Publication date: 2014-06-19
Anticipated expiration: 2024-04-11

Abstract

【課題】夜間や暗い場所でも目立つブレーキキャリパー用カバーを提供する。【解決手段】ブレーキキャリパーに被せるカバー１０を、カバー本体２０のホイールに対向する面に孔部を設け、当該孔部に透光性を有する樹脂板３０を嵌めこむ共に、当該樹脂板３０に投光可能な位置に照明具を設けて構成する。照明具としてＬＥＤ光源ランプを用いて構成する。照明具を樹脂板３０の下端に設けて構成する。樹脂板３０に蓋板を被せ、蓋板とカバー本体を挿通する飾りビス６０で樹脂板３０を固定構成する。【選択図】図１

Description

本考案はディスクブレーキに用いられるブレーキキャリパー用カバーに関し、より詳しくはアクセサリーとしてのブレーキキャリパー用カバーに関する。

ブレーキキャリパーは、ディスクブレーキを構成する部品の一つである。ブレーキパッドをブレーキローターに押さえつける役割を果たし、摩擦による制動を可能とする。

ディスクブレーキは制動時に高熱が発するため、ホイールは放熱性を高めるために孔部が大きく設けられることが通常である。それ故、ブレーキキャリパーを外部から視認することが可能となる。かように外部から視認可能であることから装飾性を高めるため、ブレーキキャリパーを着色したり、着色したカバーを被せることがおこわなわれることがある。

特許文献１にはカバー部とカバー部を止着固定するための止着部とにより成るキャリパー保護カバーが開示されている。

特開平１１−３２１７６３号公報

上記のように、ブレーキキャリパーを着色したり、着色したカバーを被せれば装飾性を高めることが可能である。

ただ、ブレーキキャリパーはホイールの中に存することから、着色するだけではそれほど目立たず、殊に夜間や暗い場所では視認しづらいという難点を有する。

そこで本考案は、夜間や暗い場所でも目立つブレーキキャリパー用カバーを提供することを目的とする。

上記の目的を達成する本考案の構成は次の通りである。

（１）請求項１に記載の考案は、ブレーキキャリパーに被せるカバーを、カバー本体のホイールに対向する面に孔部を設け、当該孔部に透光性を有する樹脂板を嵌めこむ共に、当該樹脂板に投光可能な位置に照明具を設けて構成した。

（２）請求項２に記載の考案は、請求項１に記載のブレーキキャリパー用カバーにおいて、照明具としてＬＥＤ光源ランプを用いて構成した。

（３）請求項３に記載の考案は、請求項１又は請求項２に記載のブレーキキャリパー用カバーにおいて、照明具を樹脂板の下端に設けて構成した。

（４）請求項４に記載の考案は、請求項１乃至３いずれかに記載のブレーキキャリパー用カバーにおいて、樹脂板に蓋板を被せ、蓋板とカバー本体を挿通する飾りビスで樹脂板を固定構成した。

上記のように構成される本考案が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。

図１は本考案の一実施例を示す斜視図であり、図２は分解斜視図である。

図２に示すように本考案に係るブレーキキャリパー用カバー１０は、カバー本体２０に樹脂板３０を嵌め込み、その上から蓋板５０を被せ、飾りビス６０で樹脂板３０及び蓋板５０をカバー本体２０に固定するものである。そして樹脂板３０は透光性を有する素材で形成してあることから、照明具４０で投光することで該樹脂板３０はライトアップされるものである。かようにライトアップされることから夜間や暗い場所でも目立つブレーキキャリパー用カバーを提供することが可能となるのである。

更には、樹脂板３０に装飾を施せば、より装飾性に富むブレーキキャリパー用カバーの提供が可能となる。例えば図１に示すように樹脂板３０に星形のマークを白抜きでデザインし、照明具４０で投光すれば、星形が浮かび上がるといった装飾が可能となる。

或るいは車の所有者の名前を記載した文字を白抜きで樹脂板３０にデザインすれば、名前がライトアップされ、夜間等でも自分の車を容易に判別できるものである。

本考案の一実施例を示す斜視図本考案の分解斜視図カバー本体を正面、底面、左側面側から見た斜視図カバー本体を正面、平面、右側面側から見た斜視図カバー本体を背面、底面、左側面側から見た斜視図カバー本体を背面、平面、右側面側から見た斜視図樹脂板を正面、底面、左側面側から見た斜視図樹脂板を背面、底面、左側面側から見た斜視図蓋板を正面、底面、左側面側から見た斜視図蓋板を背面、底面、左側面側から見た斜視図

以下、好ましい考案の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。

本考案に係るブレーキキャリパー用カバー１０は、図２に示すように、カバー本体２０に樹脂板３０を嵌め込み、その上から蓋板５０を被せ、飾りビス６０で樹脂板３０及び蓋板５０をカバー本体２０に固定するものである。以下、各部材につき詳述する。

図３乃至図６はカバー本体２０を示すものである。カバー本体２０は背面側及び底面側が開放された樹脂製の枠体であり、ブレーキキャリパーに被せることが可能な形状に構成してある。カバー本体２０をブレーキキャリパーに被せた際に、タイヤのホイール側に来る側、すなわち正面側には孔部２１が設けてある。同じく正面側にはビス孔２２が複数設けてある。

図７及び図８は樹脂板３０を示すものである。樹脂板３０は孔部２１に嵌め込むことが可能な形状に構成してある。樹脂板３０は透光性を有する透明又は半透明な樹脂製板材である。樹脂板３０の背面側下端には、照明具４０を取付けるための段部３１が設けてある。

段部３１には図２に示すように照明具４０を載置するものである。照明具４０は、複数個のＬＥＤモジュール４１と配線基板とにより成る。ＬＥＤモジュール４１は、発光素子たるＬＥＤチップ、封止樹脂、リード、リフレクタ等より成る通常の照明モジュールであり、配線基板上に設置される。

図９及び図１０は蓋板５０を示すものである。蓋板５０は樹脂製の板材であり、その頂部にはビス孔５１が複数設けてある。

飾りビス６０は図１や図２にに示されるように頭部６１が円柱形状のものや、その他装飾性に富むものを使用できる。飾りビス６０はビス孔２２、ビス孔５１に挿通され、樹脂板３０，蓋板５０をカバー本体２０に固定するものである。

１０・・ブレーキキャリパー用カバー
２０・・カバー本体２１・・孔部２２・・ビス孔
３０・・樹脂板３１・・段部
４０・・照明具４1・・ＬＥＤモジュール
５０・・蓋板５１・・ビス孔
６０・・飾りビス

Claims

ブレーキキャリパーに被せるカバーであって、カバー本体のホイールに対向する面に孔部を設け、当該孔部に透光性を有する樹脂板を嵌めこむ共に、当該樹脂板に投光可能な位置に照明具を設けたブレーキキャリパー用カバー。
照明具がＬＥＤ光源ランプである請求項１に記載のブレーキキャリパー用カバー。
照明具を樹脂板の下端に設けた請求項１又は請求項２に記載のブレーキキャリパー用カバー。
樹脂板に蓋板を被せ、蓋板とカバー本体を挿通する飾りビスで樹脂板を固定するようにした請求項１乃至３いずれかに記載のブレーキキャリパー用カバー。