JP3191308B2 - デジタル信号伝送線路 - Google Patents

デジタル信号伝送線路

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JP3191308B2
JP3191308B2 JP06346691A JP6346691A JP3191308B2 JP 3191308 B2 JP3191308 B2 JP 3191308B2 JP 06346691 A JP06346691 A JP 06346691A JP 6346691 A JP6346691 A JP 6346691A JP 3191308 B2 JP3191308 B2 JP 3191308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル信号を伝送する
デジタル信号伝送線路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にデジタル信号を伝送するデジタル
信号伝送線路においては、大きなリンギングを生じたと
きには誤信号を受信することとなるので、このリンギン
グをなくす為に伝送線路の終端に終端回路が設けられて
いる。従来この伝送線路の終端回路としては図8に示す
如く一方及び他方の伝送線1a及び1bの終端間に抵抗
器R1 を接続した所謂並列終端回路と、図9に示す如く
一方の伝送線1aの終端を抵抗器R2 を介して電源の一
端2に接続すると共にこの一方及び他方の伝送線1a及
び1bの終端間に抵抗器R3 を接続した所謂テブナン終
端回路と、図10に示す如く一方及び他方の伝送線1a
及び1bの終端間に抵抗器R4 及びコンデンサC1 の直
列回路を接続した所謂AC並列終端回路とが提案されて
いる。この図8、図9、図10に於いては一方の伝送線
1aの終端をレシーバICの入力側に接続すると共にこ
の他方の伝送線1bの終端を接地(電源2の他端に接
続)する如くしている。またデジタル信号伝送線路とし
ては図11に示す如く2本の伝送線1a及び1bをねじ
った構成のツイステドペアケーブルが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
8の並列終端回路及び図9のテブナン終端回路を設けた
デジタル信号伝送線路は一方及び他方の伝送線1a及び
1bの終端間に抵抗器R 1 及びR3 が夫々接続されてい
るので、この抵抗器R1 及びR3 による消費電力が大き
い不都合がある。またツイステドペアケーブルは比較的
構成が複雑で一般的なフラットケーブルやバラ線に比較
して高価となる不都合がある。
【0004】また図10に示すAC並列終端回路を設け
たデジタル信号伝送線路は抵抗器R 4 及びコンデンサC
1 の夫々の値をラインインピーダンスやデジタル信号の
立ち上がり及び立ち下がり時間に応じて適当に選ぶこと
により直流的電力をほとんど消費せず良好な終端効果を
得ることができる。然しながらこのAC並列終端回路を
設けたデジタル信号伝送線路においても図12に示す如
く、このデジタル信号伝送線路の途中からもデジタル信
号を取り出すようにしたときには終端側に接続されるレ
シーバIC3の寄生容量やパターンの容量等の寄生容量
Ciが大きい場合伝送線路における信号の反射が大きく
なり、この為デジタル信号伝送線路の途中の波形のリン
ギングが大きくなり、受信されたデジタル信号が例えば
図13に示す如くレシーバIC3のデジタル信号の検出
レベルであるスレッショールドレベルを割り、誤受信信
号となってしまう不都合が生ずる。本発明は斯る点に鑑
み比較的簡単な構成で伝送線路の途中からも信号を取り
出したときにもリンギングの小さなデジタル信号を得る
ことができるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明デジタル信号伝送
線路は例えば図1に示す如く、終端にレシーバIC3を
接続すると共に一方及び他方の伝送線1a及び1bの終
端間に抵抗器R4 及びコンデンサC1 の直列回路を接続
したデジタル信号伝送線路において、このデジタル信号
伝送線路の途中より信号を取り出すようにすると共にこ
のレシーバIC3の入力側に直列に抵抗器R5 を接続し
たものである。
【0006】また本発明デジタル信号伝送線路は例えば
図2に示す如く、終端にレシーバIC3を接続すると共
に一方及び他方の伝送線1a及び1bの終端間に抵抗器
4 及びコンデンサC1 の直列回路を接続したデジタル
信号伝送線路において、このデジタル信号伝送線路の途
中より信号を取り出すようにすると共にこのデジタル信
号伝送線路の途中の一方及び他方の伝送線1a及び1b
間に抵抗器R6 及びコンデンサC2 の直列回路を接続し
たものである。
【0007】また本発明デジタル信号伝送線路は例えば
図3に示す如く終端にレシーバICを接続すると共に一
方及び他方の伝送線1a及び1bの終端間に抵抗器R4
及びコンデンサC1 の直列回路を接続したデジタル信号
伝送線路において、このデジタル信号伝送線路の途中よ
り信号を取り出すようにすると共にこのデジタル信号伝
送線路の途中の一方及び他方の伝送線1a及び1b間に
抵抗器R6 及びコンデンサC2 の直列回路を接続し、こ
のレシーバIC3の入力側に直列に抵抗器R5 を接続し
たものである。
【0008】
【作用】本発明に依ればレシーバIC3の入力側に直列
に抵抗器R5 を接続したので、この抵抗器R5 とレシー
バIC3の浮遊容量等の容量Ciとの直列回路が終端回
路を構成する抵抗器R4 及びコンデンサC1 の直列回路
に並列に接続されたこととなり、この抵抗器R5と浮遊
容量等の容量Ciとの直列回路がマッチングインピーダ
ンスを構成すること及び抵抗器R5 によりレシーバIC
3よりの信号の反射をなくす様に作用し、またこの抵抗
器R5 と浮遊容量等の容量Ciとで積分回路を構成し、
リンギングをなくす様に作用するので、このデジタル信
号伝送線路の途中(中間部4)のデジタル信号のリンギ
ングを小さくすることができる。
【0009】また本発明に依ればデジタル信号伝送線路
の途中のデジタル信号の取り出し位置の一方及び他方の
伝送線1a及び1b間に抵抗器R6 及びコンデンサC2
の直列回路を接続したので、この抵抗器R6 及びコンデ
ンサC2 の直列回路により、このデジタル信号伝送線路
の途中におけるデジタル信号のリンギングを小さくする
ことができる。
【0010】
【実施例】以下図1を参照して本発明デジタル信号伝送
線路の一実施例につき説明しよう。この図1において図
12に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明
は省略する。図1においてはドライバIC5の出力端子
をデジタル信号伝送線路を構成する一方の伝送線1aの
始端に接続すると共にこのドライバIC5の接地端子を
デジタル信号伝送線路を構成する他方の伝送線1bの始
端に接続する。この一方及び他方の伝送線1a及び1b
の終端間に終端回路を構成する抵抗器R4 及びコンデン
サC1 の直列回路を接続し、またこの一方の伝送線1a
の終端を抵抗器R5 を介してレシーバIC3の入力側に
接続し、この他方の伝送線1bの終端を接地する。また
このデジタル信号伝送線路の中間部4をレシーバICに
接続し、この中間部4よりもデジタル信号を取り出す如
くする。
【0011】斯る本例に依ればレシーバIC3の入力側
に直列に抵抗器R5を接続したので、この抵抗器R5
レシーバIC3の浮遊容量、パターンの容量等の寄生容
量Ciとの直列回路が終端回路を構成する抵抗器R4
びコンデンサC1 の直列回路に並列に接続されたことと
なり、この抵抗器R5 と浮遊容量等の寄生容量Ciとの
直列回路がマッチングインピーダンスを構成すること及
びこの抵抗器R5 によりレシーバIC3よりの信号の反
射をなくすように作用し、またこの抵抗器R5と浮遊容
量等の寄生容量Ciとで積分回路を構成し、これがリン
ギングをなくすように作用するので、このデジタル信号
伝送線路の途中(中間部4)のデジタル信号のリンギン
グを小さくすることができる利益がある。
【0012】因みに伝送線1a、1bとしてAWG24
を使用し線間隔を約7.8mm、長さ2mとし、レシーバ
IC3の寄生容量Ciが80pFに於いて始端より1m
の位置である途中(中間点4)より信号を取り出す様に
したときに図12の従来例に於いて抵抗器R4 の抵抗値
を220Ω、コンデンサC1 の容量値を220pFとし
たときのレシーバIC3の入力波形及び中間部4の波形
が図7の波形6a及び6bに示す如きであったものが、
図1に示す如く抵抗値270Ω抵抗器R5 を接続したと
きはこの図1例のレシーバIC3の入力波形及び中間部
4の波形は図4の波形7a及び7bに示す中間部4の波
形7a及び7bのリンギングが小さくなった。
【0013】また図2は本発明の他の実施例を示し、こ
の図2につき説明するに、この図2において図1、図1
2に対応する部分には同一符号を付しその詳細説明は省
略する。この図2においては図12の途中よりデジタル
信号を取り出す中間部4の一方及び他方の伝送線1a及
び1b間に抵抗器R6 及びコンデンサC2 の直列回路を
接続したものである。
【0014】斯る図2においてはデジタル信号伝送線路
の途中のデジタル信号取り出し位置(中間部4)の一方
及び他方の伝送線1a及び1b間に抵抗器R6 及びコン
デンサC2 の直列回路を接続したので、この抵抗器R6
及びコンデンサC2 の直列回路により、このデジタル信
号伝送線路の途中におけるデジタル信号のリンギングを
小さくすることができる利益がある。因みに上述と同じ
条件でこの抵抗器R6 の抵抗値を47Ωとし、コンデン
サC2 の容量値を47pFとしたとき、この図2例のレ
シーバIC3の入力波形及び中間部波形は図5の波形8
a及び8bに示す如くであり、デジタル信号の中間部波
形8bはリンギングがほとんどなくなっている。
【0015】また図3は本発明の他の実施例を示し、こ
の図3につき説明するに、この図3において図1、図2
及び図12に対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。この図3においては図1の途中より
デジタル信号を取り出す中間部4の一方及び他方の伝送
線1a及び1b間に抵抗器R6 及びコンデンサC2 の直
列回路を接続し、この中間部4の一方の伝送線1aを抵
抗器R7 を介してレシーバIC3aの入力側に接続し、
この中間部4の他方の伝送線1bを接地するようにした
ものである。
【0016】斯る図3に依れば図1及び図2の作用効果
が得られ、デジタル信号伝送線路の途中におけるデジタ
ル信号のリンギングを小さくすることができる利益があ
る。因みに上述と同じ条件で図3例のレシーバIC3の
入力波形及び中間部波形は図6の波形9a及び9bに示
す如くであり、このデジタル信号の中間部波形9bはリ
ンギングがほとんどなくなっている。
【0017】尚本発明は上述実施例に限ることなく本発
明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り
得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】本発明に依れば比較的簡単な構成で伝送
線路の途中からもデジタル信号を取り出したときにもリ
ンギングの小さなデジタル信号を得ることができる利益
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル信号伝送線路の一実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図4】本発明の説明に供する線図である。
【図5】本発明の説明に供する線図である。
【図6】本発明の説明に供する線図である。
【図7】従来例の説明に供する線図である。
【図8】終端回路の例を示す接続図である。
【図9】終端回路の例を示す接続図である。
【図10】終端回路の例を示す接続図である。
【図11】伝送線路の例を示す構成図である。
【図12】従来のデジタル信号伝送線路の例を示す構成
図である。
【図13】従来例の説明に供する線図である。
【符号の説明】
1a、1b 一方及び他方の伝送線 3、3a レシーバIC 4 中間部 5 ドライバIC R4 、R5 、R6 抵抗器 C1 、C2 コンデンサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 終端にレシーバICを接続すると共に一
    方及び他方の伝送線の終端間に抵抗器及びコンデンサの
    直列回路を接続したデジタル信号伝送線路において、該
    デジタル信号伝送線路の途中より信号を取り出すように
    すると共に上記レシーバICの入力側に直列に抵抗器を
    接続したことを特徴とするデジタル信号伝送線路。
  2. 【請求項2】 終端にレシーバICを接続すると共に一
    方及び他方の伝送線の終端間に抵抗器及びコンデンサの
    直列回路を接続したデジタル信号伝送線路において、該
    デジタル信号伝送線路の途中より信号を取り出すように
    すると共に該デジタル信号伝送線路の途中の一方及び他
    方の伝送線間に抵抗器及びコンデンサの直列回路を接続
    したことを特徴とするデジタル信号伝送線路。
  3. 【請求項3】 終端にレシーバICを接続すると共に一
    方及び他方の伝送線の終端間に抵抗器及びコンデンサの
    直列回路を接続したデジタル信号伝送線路において、該
    デジタル信号伝送線路の途中より信号を取り出すように
    すると共に該デジタル信号伝送線路の途中の一方及び他
    方の伝送線間に抵抗器及びコンデンサの直列回路を接続
    し、上記レシーバICの入力側に直列に抵抗器を接続し
    たことを特徴とするデジタル信号伝送線路。
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