JP3190000U - 生理用ナプキン構造 - Google Patents

Abstract

【課題】汚れが付着せず、静菌性、透液性・通気性を有し、皮膚が触れる際べとつかない生理用ナプキン構造を提供する。【解決手段】生理ナプキン本体は、最上部に表層１１を有する。表層１１下には、添加物層１２と、吸水バリア層１３と、吸水保水層１４と、最底部に形成された底層１５とが順次積層される。添加物層１２内部の添加物はタンパク質分解酵素である。表層１１は、ナノスケール砕石粉末紡糸繊維構造の不織布構造であり、汚れが付着せず、皮膚が触れる際べとつかないように静菌性・抗菌性、透液性・通気性を有する。【選択図】図２

Description

本考案は、生理用ナプキン構造に関し、特に、ナノスケール砕石粉末紡糸繊維構造の表層と、タンパク質分解酵素の添加物層とを有し、生理用ナプキンを使用する際、静菌性・耐汚染性の機能を有する生理用ナプキン構造に関する。

生理用ナプキンは、現代女性にとって必要不可欠な日用品であり、生理による分泌物又は経血を吸収し、下着が汚れることを防ぎながら女性器を清潔に保つために用いる。
また、従来の生理用ナプキン構造の表層は、皮膚に密着されるため、皮膚に触れるときの不快感を減らすためにパルプ又は不織布材料からなる。
このような材料を実際に使用する際、通気が悪いために蒸れ易くなって細菌が増え、臭いがしたり病気に罹る虞がある。

本考案の目的は、生理用ナプキンの表層がナノスケール砕石粉末紡糸繊維の不織布構造からなり、汚れが付着せず、静菌性、透液性・通気性を有し、皮膚が触れる際べとつかない生理用ナプキン構造を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、生理用ナプキンの表層と吸水バリア層との間に添加物層を形成し、添加物はタンパク質分解酵素成分であり、このタンパク質分解酵素成分は、主に静菌性及び消臭・芳香機能を有して気持ち良く使用することができ、静菌体が生理用ナプキンに使用されているため、細菌による感染を効果的に防ぐことができる。

図１は、本考案の一実施形態に係る生理用ナプキン構造を示す斜視図である。 図２は、本考案の一実施形態に係る生理用ナプキン構造を示す断面図である。 図３は、本考案の一実施形態に係る生理用ナプキン構造の表層構造を示す斜視図である。

図１及び図２を参照する。図１及び図２に示すように、本考案の一実施形態に係る生理用ナプキン構造の生理ナプキン本体１０は、人体の皮膚に接触される表層１１を最上部に有する。表層１１下には、添加物層１２と、吸水バリア層１３と、吸水保水層１４と、最底部に形成された底層１５とが順次積層されている。底層１５は、通気性及び不透液性を有する材料からなる。吸水バリア層１３は、液体を吸収して表層１１へ液体が逆戻りすることを防ぐ。吸水保水層１４は主に液体吸収層からなる。

表層１１と吸水バリア層１３との間には、添加物層１２が形成されている。添加物層１２内部の添加物は、タンパク質分解酵素である。このタンパク質分解酵素は、主に静菌性及び消臭・芳香機能を有するため、気持ち良く使用することができる。また、添加物の静菌体を生理用ナプキンに使用すると、女性の生理期に引き起こされ易いモニリア性膣炎、かゆみなどの病気を予防し、細菌による感染を効果的に防ぐことができる。

図３を参照する。図３に示すように、表層１１は、ナノスケール砕石粉末紡糸繊維１１１からなる不織布構造であり、透液性を有して液体が逆戻りしない上、汚れが付着し難く、静菌性・抗菌性、通気性などが優れた長所を有し、皮膚が触れる際べとつかずに気持ち良く使用することができる。

１０ 生理ナプキン本体
１１ 表層
１２ 添加物層
１３ 吸水バリア層
１４ 吸水保水層
１５ 底層
１１１ ナノスケール砕石粉末紡糸繊維

Claims (1)

1. 生理ナプキン本体は、最上部に表層を有し、
   表層下には、添加物層と、吸水バリア層と、吸水保水層と、最底部に形成された底層とが順次積層され、
   添加物層内部の添加物はタンパク質分解酵素であり、
   表層は、ナノスケール砕石粉末紡糸繊維構造の不織布構造であり、汚れが付着せず、皮膚が触れる際べとつかないように、静菌性・抗菌性、透液性・通気性を有することを特徴とする生理用ナプキン構造。