JP3189423U - 車載シャワーユニット - Google Patents

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【課題】車両の助手席に設置し利用できる車載シャワーユニットを提供する。
【解決手段】車両1の助手席に設置可能な構造を有する防水シート30と、水を蓄えることが可能なタンク50と、タンクと接続可能なシャワーヘッド41を備える。防水シートは、助手席の座面上を覆う座面部31と、少なくとも座面の運転手席側の側部から上方に延び出した側面部32を有している。また側面部は、座面の運転手席側とは反対側の側部から上方に延び出した部分33も有しており、運転手が安全窓15の少なくとも1/3以上を見ることが可能なように設けられる。防水シートの座面部は、助手席の座面の前方下部まで延びるように設けられ、さらに前側に水受け部を備える。さらに、シガーソケットを電源として用いることで駆動し、タンク内の水をシャワーヘッドまで汲み上げる電動ポンプ44を備える。
【選択図】図3

Description

本考案は、車載シャワーユニットに関する。
従来より、車両の中でシャワーを利用することができるように、車載されたシャワーユニットがある。
例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3では、キャンピングカー等の後部のスペースに設けられた流し台の蛇口にシャワーホースを接続してシャワーを利用することが提案されている。
また、特許文献4では、バス設備が搭載されて長期滞在が可能であり、牽引車両によって牽引搬送されるトレーラーハウスが提案されている。
さらに、特許文献5では、巡回入浴等の介護サービスを提供することが可能となるように車両の後部に浴槽を設置することが提案されている。
特開平08−310315号公報 特開平10−53063号公報 特開平07−323793号公報 特開2004−136764号公報 特開2001−108298号公報
上述のように、従来より、車両の内部でシャワーを利用できるように、車載のシャワー設備が提案されているが、いずれも車両の後部のスペースを利用することが前提になっている。
このため、例えば、運転手席と助手席だけが設けられており、後部が輸送用の物品を積載する構造となっているために他の目的での利用が困難なトラックやトレーラー等の車両に対しては、従来のシャワーユニットを適用することができない。
例えば、物品の長距離輸送を行うトラックやトレーラーでは、交代して運転する人を助手席に待機させておくことは人件費を抑える観点から現実的ではなく、助手席が設けられているにも関わらず利用されていないのが現状である。
また、このように長距離の運転を1人で行う場合には疲労が生じやすく、疲労が回復しないままの運転ではミスも生じやすい。このため、簡易的であってもシャワーを利用して疲労を軽減させることが望まれる。
本考案は上述した点に鑑みてなされたものであり、本考案の課題は、車両の助手席に設置して利用することが可能な車載シャワーユニットを提供することにある。
第1観点に係る車載シャワーユニットは、車両の助手席に設置可能な構造を有する防水シートと、水を蓄えることが可能なタンクと、タンクと接続可能なシャワーヘッドを備えている。
この車載シャワーユニットは、防水シートを車両の助手席に設置することで、タンクに接続されたシャワーヘッドを用いて、助手席が濡れる程度を小さく抑えてシャワーを利用することが可能になる。これにより、助手席のスペースを利用してシャワーを利用することが可能になる。
第2観点に係る車載シャワーユニットは、第1観点に係る車載シャワーユニットであって、防水シートは、助手席の座面上を覆う座面部と、少なくとも座面の運転手席側の側部から上方に延び出した側面部を有している。
この車載シャワーユニットでは、防水シートが、座面部だけでなく、座面の運転手席側の側部から上方に延び出した側面部を有している。このため、助手席でシャワーを利用したとしても、運転手席側に向けて水が流れて行きにくくすることが可能になる。
第3観点に係る車載シャワーユニットは、第2観点に係る車載シャワーユニットであって、助手席側のドアの下方に安全窓が設けられているトラックまたはトレーラーに設置して用いられる。側面部は、座面の運転手席側とは反対側の側部から上方に延び出した部分も有している。トラックまたはトレーラーに設置された状態において、運転手席に座った運転手が安全窓の少なくとも1/3以上を見ることが可能なように側面部が設けられている。
この車載シャワーユニットでは、防水シートの側面部が助手席の左右に設けられているため、シャワーを利用したとしても助手席の左右方向に水が漏れ出す程度を小さく抑えることが可能になっている。そして、このように、防水シートが助手席の左右方向に水が漏れ出す程度を小さく抑えることが可能な構造を有している場合であっても、側面部は、設置状態において運転手席に座った運転手が安全窓の少なくとも1/3以上を見ることが可能なように設けられているため、防水シートを助手席に設置したままで運転を行うことが可能になり、取り外しが不要になる。
第4観点に係る車載シャワーユニットは、第1観点から第3観点のいずれかに係る車載シャワーユニットであって、水受け部をさらに備えている。防水シートの座面部は、助手席に設置した状態で助手席の座面の前方下部まで延びるように設けられている。水受け部は、助手席の前方下部のさらに前側に設置可能である。
この車載シャワーユニットでは、防水シートによって助手席の前側下方に向けて導かれた水を、水受け部において受けることができる。このため、助手席の前側下方についても濡れにくいようにすることが可能になる。
第5観点に係る車載シャワーユニットは、第1観点から第4観点のいずれかに係る車載シャワーユニットであって、防水シートは、助手席のシートベルトによって助手席に固定可能な構造を有している。
この車載シャワーユニットでは、車両に設けられているシートベルトを利用することにより助手席に固定することが可能になる。
第6観点に係る車載シャワーユニットは、第1観点から第5観点のいずれかに係る車載シャワーユニットであって、タンクの内部の水を加熱するための加熱手段をさらに備えている。
この車載シャワーユニットでは、加熱手段によってタンクの内部の水を加熱することができるため、シャワーで温水を利用することが可能になる。
第7観点に係る車載シャワーユニットは、第1観点から第6観点のいずれかに係る車載シャワーユニットであって、シガーソケットを備えた車両に設置して用いられ、電動ポンプをさらに備えている。電動ポンプは、シガーソケットを電源として用いることで駆動し、タンク内の水をシャワーヘッドまで汲み上げる。
この車載シャワーユニットでは、車両に設けられているシガーソケットを電源として利用することで、別途電源を用意することなくシャワーヘッドまでタンク内の水を汲み上げることが可能になる。
第1観点に係る車載シャワーユニットでは、助手席のスペースを利用してシャワーを利用することが可能になる。
第2観点に係る車載シャワーユニットでは、助手席でシャワーを利用したとしても、運転手席側に向けて水が流れて行きにくくすることが可能になる。
第3観点に係る車載シャワーユニットでは、防水シートを助手席に設置したままで運転を行うことが可能になり、取り外しが不要になる。
第4観点に係る車載シャワーユニットでは、助手席の前側下方についても濡れにくいようにすることが可能になる。
第5観点に係る車載シャワーユニットでは、車両に設けられているシートベルトを利用することにより助手席に固定することが可能になる。
第6観点に係る車載シャワーユニットでは、シャワーで温水を利用することが可能になる。
第7観点に係る車載シャワーユニットでは、別途電源を用意することなくシャワーヘッドまでタンク内の水を汲み上げることが可能になる。
トラックの概略斜視図である。 トラックの座席部分近傍の側面視概略構成図である。 車載シャワーユニットが助手席に設置された状態を示す概略斜視図である。 防水シートおよび水受け部の概略斜視図である。 シャワーカーテンおよびその枠の概略構成図である。 タンクおよびシャワーヘッドの概略斜視図である。
以下、本考案に係る車載シャワーユニットの実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本考案にかかる車載シャワーユニットの具体的な構成は、下記の実施形態に限られるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(1)車載シャワーユニットが積載される車両
本考案に係る車載シャワーユニット100は、車両1の助手席に設置して用いられる。
車両1としては、特に限定されず、例えば、トレーラーやトラックであることが、助手席周辺のスペースが大きいことから望ましい。
以下の実施形態では、車両1として、トラックを例に挙げて説明する。
なお、以下、前側とは、車両1に車載シャワーユニット100を設置した状態における進行方向を意味するものとし、後側とは、前側の反対側を意味するものとし、右側とは、車両1に車載シャワーユニット100を設置した状態で進行方向を向いて右手を意味するものとし、左側とは、右側の反対側を意味するものとする。
車両1は、図1、図2に示すように、運転手席11と、助手席12と、フロント窓13と、助手席側主窓14、助手席側安全窓15が設けられている。
助手席側主窓14は、助手席側のドアの上方に設けられている。
助手席用安全窓15は、助手席側のドアにおいて、助手席用主窓14の下方であって前側に設けられている。助手席用安全窓15は、トラックのように座面が高い車両において、運転手が車両1の前方周囲の状況を視認しやすいように設けられており、例えば、助手席側のドアの前側端部近傍に渡って設けられている。
助手席12は、座部22と背部21を有している。座部22は、上面を構成する座面22aを有しており、背部21は前面を構成する背面21aを有している。
また、助手席12の左側には、例えば、図3に示すように、助手席窓用カーテンライナー18と助手席窓用カーテン本体19が設けられていてもよい。
なお、車両1の助手席には図示しないシートベルトが設けられており、車載シャワーユニット100の設置固定に利用することができる。
また、車両1には、図3に示すように、シガーソケット16が設けられている。
(2)車載シャワーユニットの概略構成
車載シャワーユニット100は、防水シート30、シャワー部40、電動ポンプ44、タンク46、電気ヒータ48、水受け部50、シャワーカーテン部60、カセットコンロ70を有している。
防水シート30は、図3、図4に示すように、助手席12の座部22に対して設置される。防水シート30は、座面部31と右側面部32と左側面部33と後側面部34とシャワーカーテン固定部35と図示しない座席固定部を有している。座面部31は、助手席12の座面22aの上を覆うように広がっており、助手席12の前側下方にまで伸びるように設けられている。座面部31のうち、助手席12の座面22aの丈夫に位置する部分は、前後方向に波打った形状となっている。右側面部32は、座面部31の座面22aの右側の端部から上方に向けて延び出すように設けられた部分が、座面部31の右側端部において連なるようにして設けられている。左側面部33は、座面部31の座面22aの左側の端部から上方に向けて延び出すように設けられた部分が、座面部31の左側端部において連なるようにして設けられている。なお、右側面部32と左側面部33とは、図3に示すように、設置状態において、運転手席11に座った運転手が助手席側のドアの下方に設けられている助手席側安全窓15を介して車両1の左前方周囲を容易に視認することができる程度の大きさとなるように構成されている。助手席側安全窓15の視認程度は、特に限定されないが、例えば、助手席側安全窓15の少なくとも1/3以上を視認可能であることが好ましく、1/2以上を視認可能であることがより好ましい。左側面部33の内側後側端部近傍には、後述するシャワーカーテン部60を固定するためのシャワーカーテン固定部35が形成されている。なお、右側面部32と左側面部33とは、座面部31の後側において後側面部34を介して連なっている。この後側面部34には、図示しないが、車両1の助手席12のシートベルトに対して防水シート30を固定可能な構造が設けられている。この構造としては、特に限定されないが、例えば、バックルに対してベルトが固定されたプレートを差し込む形式のシートベルトが車両1の助手席12に設けられている場合には、プレートに対応する位置にバックル類似の構造が設けられ、バックルに対応する位置にプレート類似の構造が設けられていてもよい。なお、防水シート30は、特に限定されないが、例えば、樹脂等によって構成されている。
水受け部50は、図3、図4に示すように、設置状態において、防水シート30の座面部31の前側端部を内部の後側端部近傍に収容することができるように構成された容器である。この水受け部50は、水受け本体51と、排水口52と、栓53と、排水ホース54を有している。排水口52は、水受け本体51の設置状態において底面の左側のドア近傍において上下方向に貫通するようにして設けられた開口である。栓53は、この排水口52を塞ぐことができるように構成されている。排水ホース54は、排水口52の下方に接続され、車両1の助手席側のドアを多少開けた半ドア状態において、車両1の外に排水を導くことができるように構成されている。なお、この排水ホース54の先端は、端部ほど広がった形状となっている。なお、栓53によって排水口52を閉じてシャワーを利用することにより、水受け本体51内に排水を溜めて、シャワー利用後に水受け本体51を車外に持ち出して所定の排水場所に排水することもできる。
シャワーカーテン部60は、図3、図5に示すように、枠フレーム61と、棒状部62と、カーテン本体64を有している。枠フレーム61は、助手席12の座面22aの大きさに対応した矩形に構成されており、一部から下方に向けて接続部分61aが延び出している。棒状部62は、上端を枠フレーム61の接続部分61aに対して挿入し、下端を上述の防水シート30のシャワーカーテン固定部35に対して挿入固定して用いられる。なお、棒状部62には、高さ方向の中央近傍において、後述するシャワーヘッド41を支持することが可能なシャワーヘッド支持部62aが設けられている。カーテン本体64は、上端部分に複数のループ止め部63が設けられており、このループ止め部63内に枠フレーム61が挿入された状態になるようにして用いられる。カーテン本体64は、カーテン背面部64a、カーテン右側面部64b、カーテン前側部64c、カーテン左側面部64dを有している。このうち、カーテン前側部64cのみが高さ方向の長さが他の部分よりも長くなるように構成されている。これにより、シャワーカーテン部60を防水シート30のシャワーカーテン固定部35に固定してカーテン本体64によって利用者を周方向から囲うようにした状態で、カーテン背面部64aが防水シート30の後側面部34の僅かに前側に位置し、カーテン右側面部64bが防水シート30の右側面部32の僅かに左側に位置し、カーテン左側面部64dが防水シート30の左側面部33の僅かに右側に位置し、カーテン前側部64cが防水シート30の座面部31の前側端部よりも僅かに前側に位置することになる。このため、利用者は、周方向をカーテン本体64と防水シート30の右側面部32、左側面部33、後側面部34によって覆われ、下方を防水シート30の座面部31によって覆われた状態になり、助手席12以外の部分への水の飛散を抑制させながらシャワーを利用することが可能になっている。
シャワー部40は、図3、図6に示すように、シャワーヘッド41、シャワーホース42を有している。シャワーホース42の下端側には、電動ポンプ44が接続されており、シャワーホース42の上端側にはシャワーヘッド41が接続されている。このシャワーヘッド41は、上述したように、シャワーカーテン部60の棒状部62に設けられているシャワーヘッド支持部62aに支持させることが可能になっている。
タンク46は、図3、図6に示すように、内部に水を保持できるように構成された容器であり、例えば、10〜20リットルの水を保持することが可能な金属製の容器である。このタンク46には、上端部に取手46aが設けられている。また、タンク46の上面の一部には、上下方向に貫通したタンク開口47が設けられており、当該タンク開口47を塞ぐためのタンク蓋47aが設けられている。
カセットコンロ70は、図3、図6に示すように、タンク46の下方に配置されており、ガスを燃焼させることでタンク46内の水を加熱することが可能になっている。
電動ポンプ44は、図3、図6に示すように、電動式のポンプであり、シャワーホース42を介してシャワーヘッド41に接続されるように設けられている。なお、この電動ポンプ44は、タンク46のタンク開口47からタンク蓋47aが取り外されている状態で、タンク開口47に対して固定可能なように構成されている。この電動ポンプ44は、車両1に設けられているシガーソケット16を電源として利用できるように、差し込みプラグ45が設けられている。このようにして、シガーソケット16から電気の供給を受けて電動ポンプ44が駆動することにより、タンク46内の水を汲み上げて、シャワーホース42を介してシャワーヘッド41に水を供給することが可能になっている。
電気ヒータ48は、電動ポンプ44の下方であって、電動ポンプ44をタンク46のタンク開口47に固定した状態でタンク46の内部に位置するように設けられている。この電気ヒータ48についても同様に、電動ポンプ44が車両1のシガーソケット16から取得した電源を利用して発熱する。カセットコンロ70を用いた水の加熱だけでなく、この電気ヒータ48の発熱を利用しても水を加熱することができる。
(3)特徴
上記実施形態の車載シャワーユニット100では、車両1の助手席12に設置し、周囲が水で濡れにくくした状態でシャワーを利用することができる。
ここで、車両1の後部が輸送用の物品を積載する構造となっているトラックやトラクターのように、座席が運転手席11と助手席12しか設けられていない車両1では、従来のように車両1の後部にシャワーユニットを積載することができなかった。これに対して、上記実施形態の車載シャワーユニット100では、助手席12のスペースを利用して、助手席12周りを濡らさないようにしてシャワーを利用することが可能になっている。
また、車両1の後部が輸送用の物品を積載する構造となっているトラックやトラクター等では、物品の長距離輸送を行う場合に、交代して運転する人を助手席12に待機させておくことは人件費を抑える観点から現実的ではなく、助手席12を備えているにも関わらず助手席12のスペースが利用されていない状況にあった。これに対して上記実施形態の車載シャワーユニット100では、このように利用されていない助手席12のスペースを有効利用することが可能になっている。しかも、防水シート30において右側面部32および左側面部33を設けてシャワーの排水が周囲に流れ出さないように構成した場合であっても、助手席側のドアの下方の助手席側安全窓15を介して車両1の左前方周囲を容易に視認することができ、車載シャワーユニット100を助手席に設置したまま運転を開始したとしても安全性を確保することが可能になっている。
また、トラックやトレーラーで物品を長距離輸送する場合等では、仕事を終えて帰宅することができないこともあり、運転手の疲労が生じやすく、疲労が回復しないまま運転を継続するとミスが生じやすくなってしまっていた。これに対して、上記実施形態の車載シャワーユニット100では、助手席12に容易に積載可能であるため、帰宅不可能な状態であっても、シャワーを利用することで疲労を軽減させ、リフレッシュした状態で運転を行うことが可能になっている。
また、従来のポータブルシャワーユニットでは、そもそも助手席12に設置することができず、車両1から取り出してポータブルシャワーユニットを組み立てて起立状態でシャワーを利用しなければならなかった。これに対して、上記実施形態の車載シャワーユニット100では、助手席12に設置可能であり、助手席12の座部22に座り掛けた状態でもシャワーを利用することが可能になっている。
また、上記実施形態の車載シャワーユニット100は、車両1の内部でシャワーを利用することができるため、車両1に冷暖房設備が設けられている場合には、温度調節された車両1内の快適空間でシャワーを利用することができる。
また、上記実施形態の車載シャワーユニット100では、水受け本体51内に排水を溜めることが可能であるが、このようにして水受け本体51内に溜まった排水を用いて、衣類の洗濯を行うことも可能になっている。
(4)他の実施形態
上記実施形態では、本考案の実施形態の一例を説明したが、上記実施形態はなんら本願考案を限定する趣旨ではなく、上記実施形態には限られない。本願考案は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更した態様についても当然に含まれる。
(4−1)他の実施形態A
上記実施形態では、車両1に設けられているシガーソケット16を電源として利用できるように電動ポンプ44には差し込みプラグ45が設けられている場合を例に挙げて説明した。
しかし、本考案はこれに限られるものではなく、例えば、車両1に一般的な電気コンセントが設けられている場合には、当該電気コンセントを電源として利用することができるようにプラグが構成されていてもよい。
(4−2)他の実施形態B
上記実施形態では、タンク46内の水を加熱する手段としてカセットコンロ70を利用する場合を例に挙げて説明した。
しかし、本考案は、これに限られるものではなく、例えば、電気ヒータ等を利用してタンク46内の水を加熱するようにしてもよい。
1 車両
12 助手席
14 助手席用主窓
15 助手席用安全窓(安全窓)
16 シガーソケット
21 背部
21a 背面
22 座部
22a 座面
30 防水シート
31 座面部
32 右側面部(側面部)
33 左側面部(側面部)
34 後側面部
35 シャワーカーテン固定部
40 シャワー部
41 シャワーヘッド
44 電動ポンプ
46 タンク
50 水受け部
60 シャワーカーテン部
61 枠フレーム
62 棒状部
62a シャワーヘッド支持部
64 カーテン本体
70 カセットコンロ(加熱手段)
100 車載シャワーユニット

Claims (7)

  1. 車両の助手席に設置可能な構造を有する防水シートと、
    水を蓄えることが可能なタンクと、
    前記タンクと接続可能なシャワーヘッドと、
    を備えた車載シャワーユニット。
  2. 前記防水シートは、助手席の座面上を覆う座面部と、少なくとも座面の運転手席側の側部から上方に延び出した側面部を有している、
    請求項1に記載の車載シャワーユニット。
  3. 助手席側のドアの前側下方に安全窓が設けられているトラックまたはトレーラーに設置して用いられ、
    前記側面部は、前記座面の運転手席側とは反対側の側部から上方に延び出した部分も有しており、
    設置状態において、運転手席に座った運転手が前記安全窓の少なくとも1/3以上を見ることが可能なように前記側面部が設けられている、
    請求項2に記載の車載シャワーユニット。
  4. 前記防水シートの前記座面部は、助手席に設置した状態で助手席の座面の前方下部まで延びるように設けられており、
    前記助手席の前方下部のさらに前側に設置可能な水受け部をさらに備えた、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車載シャワーユニット。
  5. 前記防水シートは、助手席のシートベルトによって助手席に固定可能な構造を有している、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の車載シャワーユニット。
  6. 前記タンクの内部の水を加熱するための加熱手段をさらに備えた、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の車載シャワーユニット。
  7. シガーソケットを備えた車両に設置して用いられ、
    前記シガーソケットを電源として用いることで駆動し、前記タンク内の水を前記シャワーヘッドまで汲み上げる電動ポンプをさらに備えた、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の車載シャワーユニット。
JP2013007361U 2013-12-26 車載シャワーユニット Expired - Lifetime JP3189423U (ja)

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