JP3189203U - 回転式ルーペ - Google Patents

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JP2013007150U
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俊哉 尾崎
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田中商事株式会社
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Abstract

【課題】煩雑な作業をしなくとも、種々のデザインが施されたカバー部材を容易に上板に取付けることが可能な回転式ルーペを提供する。
【解決手段】上板1と、下板2と、上板1と下板2の間に回転可能に挟持されたルーペ部3と、上板1の表面に取付けられるカバー部材4とを備えた回転式ルーペであって、カバー部材4の側面に、少なくとも2つ以上の係止突起4aが設けられており、上板1の周囲に凸縁部1aが設けられると共に、凸縁部1aの内側面に係止突起4aが嵌着される係合凹部1bが設けられた構成とする。カバー部材4の側面に、上板1の凸縁部1aの係合凹部1bに嵌着される係止突起4aが設けられているので、カバー部材4の裏面に接着剤を塗布しなくても、カバー部材4の係止突起4aを上板1の係合凹部1bに嵌着させるという簡易な作業で、カバー部材4を上板1の表面に取付けることができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、回転式ルーペに関し、更に詳しくは、上板の表面に種々の模様を施すことで美観を感じさせる回転式ルーペに関するものである。
従来より、持ち運びに便利な携帯用ルーペが普及しており、近年、その携帯用ルーペに、拡大鏡としての機能だけでなく、その他の機能も付随させたものが多く見られるようになってきている。
例えば、上蓋と下蓋とルーペ部とを備えたルーペであって、その上蓋の内面にミラーが取付けられたミラー付きルーペのように、上蓋に取付けられたミラーで身だしなみ等を簡易にチェックできる便利なルーペもある(特許文献1)。
また、透明のカバーガラスの裏面にプリントフィルムを貼着し、そのカバーガラスをルーペの上蓋等の表面に取付けた携帯用ルーペもある。
上記のような携帯用ルーペは、カバーガラスの裏面に、富士山や東京タワー等のご当地の模様柄のプリントフィルムが貼着されることも多く、このような携帯用ルーペは、美観を感じさせるとして、土産物店等で海外の観光客からも人気が高い。また、この携帯用ルーペは、貼着するプリントフィルムのみを変更することで、簡単に模様柄の変更ができるので、汎用性が非常に高い。
実用新案登録第3186268号公報
しかしながら、上記のように模様柄が施された携帯用ルーペは、ルーペの上蓋にカバーガラスを取付ける際、カバーガラスの裏面に接着剤を塗布する工程を手作業で行っていた為、その接着作業に、多大な労力と時間を要し、人件費も嵩むものであった。
本考案は上記の問題に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、接着剤を塗布するという煩雑な作業をしなくとも、種々のデザインが施されたカバー部材を容易に上板に取付けることが可能な回転式ルーペを提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案に係る回転式ルーペは、上板と、下板と、上板と下板の間に回転可能に挟持されたルーペ部と、上板の表面に取付けられるカバー部材とを備えた回転式ルーペであって、上記カバー部材の側面に、少なくとも2つ以上の係止突起が設けられており、上記上板の周囲に凸縁部が設けられると共に、該凸縁部の内側面に上記係止突起が嵌着される係合凹部が設けられていることを特徴とするものである。
本考案の回転式ルーペにおいては、上記カバー部材が透明性を有するものであり、その裏面にプリントフィルムを貼着すると共に、上記上板にメッキ加工を施すことが好ましく、上記ルーペ部に照明装置を設けることがより好ましい。
本考案の回転式ルーペは、上板に取付けられるカバー部材に種々のデザインを施すことで、単に拡大鏡としての利用だけではなく、回転式ルーペを視覚的にも楽しむことができるようになる。しかも、カバー部材の側面に、上板の凸縁部の係合凹部に嵌着される係止突起が設けられているので、従来のように、カバー部材の裏面に接着剤を塗布しなくても、カバー部材の係止突起を上板の係合凹部に嵌着させるという簡易な作業で、カバー部材を上板の表面に取付けることができるのでなり、製造の労力や時間が大幅に減らせて人件費も抑えられる。また、接着剤を用いなくてもカバー部材が取付けられるので、カバー部材のみの取替えが可能となり、汎用性が極めて高い。
特に、上記カバー部材が透明性を有するものであり、その裏面にプリントフィルムを貼着すると共に、上記上板にメッキ加工を施した回転式ルーペは、カバー部材を透明にすることで、裏面に貼着したプリントフィルムが視認できるようになり、プリントフィルムによりデザインの柄を決定することで、より容易に種々のデザインにすることが可能となる。また、上板にメッキ加工を施すことで、プリントされたデザイン柄が浮かび上がるように見えて、より美観を感じさせる回転式ルーペとなる。
更に、上記ルーペ部に照明装置を設けた回転式ルーペは、暗い場所でも回転式ルーペが利用できるようになり、利便性が一層向上する。
本考案の一実施形態に係る回転式ルーペを示すものであって、(a)はルーペ部を格納した状態の斜視図、(b)はルーペ部を引き出した状態の斜視図である。 同回転式ルーペの分解斜視図である。 同回転式ルーペを構成する上板を示すものであって、(a)は平面図、(b)はA−A線端面図である。 同回転式ルーペを構成するカバー部材を示すものであって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 同回転式ルーペの上板とカバー部材との関係を示すものであって、(a)は上板にカバー部材が取付けられた状態の端面図、(b)は(a)の円で囲んだ部分の拡大図である。 同回転式ルーペの上板と下板の連結状態を示す概略断面図である。 同回転式ルーペを構成するルーペ部の裏面を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本考案の具体的な実施形態を詳述する。
本考案の回転式ルーペLは、図2に示すように、上板1と、下板2と、上板1と下板2の間に回転可能に挟持されたルーペ部3と、上板1の表面に取付けられるカバー部材4とを備えた携帯用の回転式ルーペLであって、図1の(b)に示すように、ルーペ部3を引き出して利用するようになっている。
上記上板1は、長さが約80mm、幅が約42mm、厚みが約2mm程度のもので、図3の(a)に示すように、手に馴染み易い略瓢箪形に形成されている。この上板1の周囲には、図3の(b)に示すように、高さが約2mm程度の凸縁部1aが上方に向けて突設されており、その凸縁部1aの内側面には、後述するカバー部材4の係止突起4aが嵌着される係合凹部1bが設けられている。
上記係合凹部1bは、上板1の凸縁部1aの内側面を、奥側に約0.4mm程度、左右に約6mm程度切欠くことで設けられたもので、本実施形態の回転式ルーペLは、カバー部材4の取付け、取外しの作業をより容易にするため、凸縁部1aの内側面だけでなく、上板1の表面に至るまで係合凹部1bが設けられている。このような係合凹部1bにカバー部材4の係止突起4aを嵌着させると、図5に示すように、係合凹部1bが返しの役割を果たして、カバー部材4は外れることなく確実に取付けられる。
また、上記上板1には、金メッキ加工が施されている。このように、上板1にメッキ加工を施すことで、回転式ルーペLの質感が向上すると共に、後述するカバー部材4にプリントされたデザイン柄が浮かび上がるように見えて、より美観を感じさせるものとなる。
尚、上板1に銀メッキ加工を施しても、印象のまた違った回転式ルーペLになるので、デザイン柄によって使い分けることが好ましい。
更に、上記上板1の裏面には、図2、図6に示すように、下板2との連結用であると共にルーペ部3の回転軸となる、リング型の軸部1cが下方に向けて突設されている。この軸部1cには、内周面にネジ溝(不図示)が形成された筒部10cが複数本(本実施形態では5本)設けられており、この筒部10cを、後述する下板2の軸部2aの凹部20aに嵌め込み、下板2のネジ孔21aからビス6を締め込むことで、上板1と下板2が連結されて一体化されている。
次に、上記上板1と連結されて一体化される下板2は、図1、図2に示すように、上板1と同形状の略瓢箪形をしたもので、その上面には、上板1の軸部1cと連結されるリング型の軸部2aが上方に向けて突設されている。
上記下板2の軸部2aには、図2、図6に示すように、上板1の筒部10cが嵌め込まれる凹部20aが5箇所設けられており、その凹部20aに貫通するネジ孔21aが下板2の下面から穿孔されている。前述したように、上板1の筒部10cを下板2の凹部20aに嵌め込んだ後、ビス6を筒部10cのネジ溝に螺合することにより、上板1と下板2が連結されて一体化される。
上記のような構成の、上板1と下板2の間に回転可能に挟持されるルーペ部3は、図2に示すように、半透明の合成樹脂で略長円形状に形成されたもので、その前側にはレンズ3aが設けられている。このレンズ3aの倍率は、1.5〜4倍程度のものが携帯用のルーペのレンズ3aとしては好適であり、これにより細かい文字等が拡大されて容易に見れるようになっている。
また、ルーペ部3の後側には、上記上板1と下板2の軸部1c,2aよりも僅かに直径の大きな嵌挿孔3bが穿孔されている。この嵌挿孔3bに、上板1と下板2の軸部1c,2aを上下から嵌挿し、上板1の軸部1cの筒部10cを下板2の軸部2aの凹部20aに嵌め込んで、ネジ孔21aからビス6を螺合することすることで、上板1と下板2及びルーペ部3が連結されて一体化されている。このようにルーペ部3を上板1と下板2の間に挟持させることで、ルーペ部3は360°回転可能となると共に、レンズ3aを保護することもできるようになる。
上記ルーペ部3の裏面には、図7に示すように、照明装置5が設けられている。この照明装置5は、白色LEDライトであって、ルーペ部3を90°以上回転させると、照明装置5が点灯する回路が組み込まれている。このように、ルーペ部3の裏面に照明装置5を設けることで、暗い場所でも回転式ルーペLが利用できるようになり、利便性が一層向上する。
次に、上記上板1の表面に取付けられるカバー部材4は、透明性を有するクリア部材であって、その材質としては、アクリル樹脂など種々のものが考えられるが、ここでは特に、安価で強度に優れるポリカーボネート樹脂製のものが好適に用いられる。そして、このカバー部材4の裏面には、プリントフィルム4bが貼着されている。
上記プリントフィルム4bには、富士山や東京タワー等のご当地柄や、その他種々の美観を感じさせるデザインがプリントされており、回転式ルーペLの印象を決定する大きな役割を果たす。このようなプリントフィルム4bをカバー部材4の裏面に貼着することで、前述したように、上板1にメッキ加工が施されているのと相俟って、プリントされたデザイン柄が浮かび上がるように見えて、非常に高級感を感じさせるものとなる。また、カバー部材4が透明性を有するものとし、プリントフィルム4bを、カバー部材4の表面ではなく裏面に貼着することで、プリントフィルム4bの模様を保護することもできる。
上記のようなプリントフィルム4bが貼着されたカバー部材4は、従来、その裏面に接着剤を塗布することで、上板1の表面に取付けられていた。しかしながら、接着剤を塗布する工程は手作業で行っていた為、その作業に、多大な労力と時間を要し、人件費も嵩むものであった。そこで、本考案の回転式ルーペLは、次に説明する係止突起4aをカバー部材4に設けることで、接着剤を塗布するという煩雑な作業をしなくても、カバー部材4を上板1の表面に取付けることができるようにしている。
即ち、係止突起4aは、図5の(a)に示すように、上記上板1の凸縁部1aの係合凹部1bに嵌着される突起であって、図4の(a),(c)に示すように、上記カバー部材4の側面から外方向に突設されている。この係止突起4aは、左右の幅が、前述した係合凹部1bの幅よりも若干小さい約5mm程度のもので、カバー部材4の側面から、約0.5mm程度外側に突設されている。この係止突起4aは、取付け、取外し作業を考慮すると、図5の(b)に示すように、上板1の係合凹部1bとの間に、多少のクリアランスを設けることが好ましい。また、図4の(b)に示すように、係止突起4aは、カバー部材4の厚みの中間地点から下側に設けられており、これにより、上板1にカバー部材4を取付けた際、上板1の凸縁部1aとカバー部材4の間に段差がなくなって面一となる。
上記係止突起4aは、1つだけ設けても上板1から外れてしまうので、少なくとも2つ以上設ける必要があるものであり、本実施形態では、より確実に取付けたカバー部材4が外れないよう、合計4つの係止突起4aが設けられている。このように係止突起4aを設け、この係止突起4aを前述した上板1の係合凹部1bに嵌着させることで、カバー部材4の裏面に接着剤を塗布しなくても、カバー部材4を上板1に取付けることができるようになる。
以上の説明から明らかなように、本考案の回転式ルーペLは、カバー部材4の側面に係止突起4aを設けると共に、上板1の凸縁部1aに係合凹部1bを設け、その係止突起4aを係合凹部1bに嵌着させてカバー部材4を上板1の表面に取付けるようにすることで、従来、接着剤を塗布する作業に必要であった多大な労力や時間及び人件費を大幅に削減することができる。勿論、本考案の回転式ルーペLは、カバー部材4を取付ける際に、接着剤を塗布することを完全に排除するものではなく、その際も、従来と比較して、極少量の接着剤の塗布で、確実にカバー部材4を上板1に取付けることができる。
L 回転式ルーペ
1 上板
1a 凸縁部
1b 係合凹部
1c 軸部
10c 筒部
2 下板
2a 軸部
20a 凹部
21a ネジ孔
3 ルーペ部
3a レンズ
3b 嵌挿孔
4 カバー部材
4a 係止突起
4b プリントフィルム
5 照明装置(LEDライト)
6 ビス

Claims (3)

  1. 上板と、下板と、上板と下板の間に回転可能に挟持されたルーペ部と、上板の表面に取付けられるカバー部材とを備えた回転式ルーペであって、
    上記カバー部材の側面に、少なくとも2つ以上の係止突起が設けられており、
    上記上板の周囲に凸縁部が設けられると共に、該凸縁部の内側面に上記係止突起が嵌着される係合凹部が設けられていることを特徴とする回転式ルーペ。
  2. 上記カバー部材が透明性を有するものであり、その裏面にプリントフィルムを貼着すると共に、上記上板にメッキ加工を施したことを特徴とする請求項1に記載の回転式ルーペ。
  3. 上記ルーペ部に照明装置を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転式ルーペ。
JP2013007150U 2013-12-17 回転式ルーペ Expired - Lifetime JP3189203U (ja)

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JP3189203U true JP3189203U (ja) 2014-02-27

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