JP3188915U - ウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペットボトルをウォーターサーバに使用する際にペットボトル内の飲料が漏れないようにするための、簡単且つ衛生的なペットボトル用の栓を提供する。
【解決手段】栓200は、ペットボトル107のボトル口901を塞ぐための栓部201と、栓部201の動きを規制するための規制部と、栓部201と規制部204を連結する連結部209〜211と、栓部201がボトル口901に装着される途中では貫通孔207を通過したペットボトル107内の気体をペットボトル107の外へ排気可能にすると共に栓部201がボトル口901に装着された状態では塞がれてペットボトル107の外へ排気されないようにする通気孔と、栓部201を覆うように取り除き可能に取り付けられた被覆部212を備えている。被覆部212はボトル口901に装着された後、ペットボトル107がウォーターサーバに取り付けられる前に取り除かれる。
【選択図】図9

Description

本考案は、ペットボトルをウォーターサーバに使用する際ペットボトル内の飲料が漏れないようにするためのペットボトル用の栓に関する。
従来から、飲料水等の飲料を充填した樹脂製容器(いわゆるガロンボトル)をウォーターサーバ上に載置し、前記ウォーターサーバにより、前記ガロンボトルに充填された飲料に対して加熱と冷却を行い、前記ウォーターサーバに設けられた注ぎ口から湯や冷水を注ぐようにした考案が開発されている(特許文献1参照)。
前記ガロンボトルは大きな容量(例えば12リットル)を有しており、したがって、高齢者等の非力な者にとって、ガロンボトルの交換を行うことは労力的に大きな負担となり、困難が伴うという問題がある。
係る問題を解決するために、小容量(例えば2〜3リットル以下)の樹脂製飲料容器であるペットボトルを利用するようにした考案が開発されている(特許文献2参照)。
特許文献2記載の考案は、十字切欠付のパッキンを取り付けたパッキンキャップによりペットボトルに蓋をしておき、前記ペットボトルをウォーターサーバに取り付けることによってパッキンの十字切欠に飲料供給ノズルを挿通させて、ペットボトル内の水をウォーターサーバに供給するように構成されている。
上記のように構成された使い捨てのパッキンキャップを用いることによりペットボトルを利用できるため、非力な者にとって利便性が向上するという効果がある。
しかしながら、パッキンに形成した十字切欠が貫通した状態にあると、ペットボトルをうまく蓋することができず、ペットボトルをウォーターサーバに載置するためにペットボトルを逆さにした瞬間に、ペットボトル内の水が十字切欠を介して漏れる恐れがある。
また、前記十字切欠の深さを調整して十字切欠が貫通しない程度の切り込みに形成するにしても、十字切欠を形成する製造過程で最適な深さになるように微妙な調整が必要になる等して歩留まりが悪くなり、高価になる等の問題が生じる恐れがある。
さらに、パッキンが露出しているため、パッキンを円孔キャップに取り付けてパッキンキャップを構成する際や、パッキンキャップでペットボトルに蓋をする際等に、パッキンに手の雑菌や汚れ等が付着する恐れがある。パッキンキャップの十字切欠部分に雑菌や汚れ等が付着している場合、雑菌や汚れ等がウォーターサーバの水内に混入してしまい、衛生上の問題が生じる恐れがある。
一方、前記特許文献2記載の考案のような使い捨てのパッキンキャップを用いるのではなく、再利用可能な弁体等を用いるようにした考案が特許文献3、4に記載されている。
例えば、特許文献3記載の考案では、バネで弁体を閉状態にしてペットボトルに蓋をしておき、ペットボトルをウォーターサーバに取り付けることによって飲料供給ノズルで弁体を開状態にし、ペットボトル内の水をウォーターサーバに供給するように構成している。これにより再利用が可能になっている。
また、特許文献4に記載された考案では、摺動可能に構成した栓部によってペットボトルに栓をしておき、ペットボトルをウォーターサーバに取り付けることにより、水供給ノズルで栓部を摺動させて開状態にし、ペットボトル内の水をウォーターサーバに供給するように構成している。これにより再利用が可能になっている。
しかしながら、特許文献3、4記載の考案は、再利用可能にするために、栓等を開閉するための可動部分が設けられており、構成が複雑で高価になるという問題がある。
特開2010−269829号公報 特開2004−142826号公報 特開2006−225012号公報 実用新案登録第3170185号公報
本考案は、ペットボトルをウォーターサーバに使用する際にペットボトル内の飲料が漏れないようにするためのペットボトル用の栓に関して、構成が簡単で廉価にして衛生的な栓を提供することを課題としている。
本考案によれば、
飲料を収容するペットボトル本体と前記飲料の出入り口であるボトル口とを有するペットボトルの前記ボトル口に装着された状態で、前記ペットボトル内の飲料及び気体が前記ボトル口を介して前記ペットボトルの外へ流出しないように前記ボトル口を塞ぐための栓部と、
貫通孔を有すると共に、前記ボトル口に装着された状態では前記栓部よりも前記ペットボトル本体寄りに位置して前記ボトル口の内壁面に当接する規制部と、
前記栓部と前記規制部を連結する連結部と、
前記栓部と前記規制部の間に前記貫通孔に連続して設けられ、前記栓部が前記ボトル口に装着される途中では前記貫通孔を通過した前記ペットボトル内の気体を前記ボトル口を介して前記ペットボトルの外へ排気可能にする通気孔と、
前記栓部が前記ボトル口に装着された状態で前記ボトル口の外側に露出する前記栓部の少なくとも一部を覆うことが可能なように、取り除き可能な状態で前記栓部に取り付けられた被覆部とを備えて成り、
前記規制部は、前記栓部が前記ボトル口に装着された状態において前記ボトル口の内壁面に当接することによって、前記栓部と前記ボトル口の内壁面との間に隙間が生じないように前記連結部を介して前記栓部の動きを規制することを特徴とするウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓が提供される。
本考案によれば、ペットボトルをウォーターサーバに使用する際にペットボトル内の飲料が漏れないようにするためのペットボトル用の栓に関して、構成が簡単で廉価にして衛生的な栓を提供することが可能になる。
本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓を利用して、ペットボトルをウォーターサーバに取り付けた状態を示す外観図である。 本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓の斜視図である。 本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓の分解斜視図である。 本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓の平面図である。 本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓の正面図である。 図2において被覆部212を取り除いた状態のA−A断面図である。 図2において被覆部212を取り除いた状態のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓をペットボトルに装着する途中を示す説明図である。 本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓をペットボトルに装着した状態を示す説明図である。 本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓を利用して、ペットボトルをウォーターサーバに取り付ける途中を示す説明図である。 本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓を利用して、ペットボトルをウォーターサーバに取り付けた状態を示す説明図である。
以下、本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓について、図面を用いて説明する。尚、各図において、同一部分には同一符号を付している。
図1は、本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓を利用して、ペットボトルをウォーターサーバに取り付けた状態を示す外観図である。
図1において、ウォーターサーバ101は、ウォーターサーバ本体102、ウォーターサーバ本体102の前面に配設された冷水栓105及び温水栓106を備えている。103はウォーターサーバ101の上部、104はウォーターサーバ101の下部である。
下部104側が所望の位置に設置され、上部103には、本考案の実施の形態に係るウォーターサーバ101に使用するペットボトル用の栓を利用したペットボトル107が取り付けられて利用される。
ウォーターサーバ101は、上部103側から供給される飲料を加熱する機能と冷却する機能を有しており、冷水栓105、温水栓106を開くことによって、冷飲料、温飲料が供給されるように構成されている。
ペットボトル107は、小容量(例えば2〜3リットル以下)の樹脂製飲料容器である。ペットボトル107は、液体飲料を収容するペットボトル本体(後述する902)と、前記ペットボトル本体に対する前記飲料の出入り口であるボトル口(後述する901)を有している。
図2は本考案の実施の形態に係るウォーターサーバ101に使用するペットボトル107用の栓200の斜視図、図3は栓200の分解斜視図である。図4は栓200の平面図、図5は栓200の正面図である。また、図6は図2において被覆部212を取り除いた状態のA−A断面図、図7は図2において被覆部212を取り除いた状態のB−B断面図、図8は図2におけるC−C断面図である。
図1〜図8において、本考案の実施の形態に係るウォーターサーバ101に使用するペットボトル107用の栓200は、ペットボトル107のボトル口に装着されて前記ボトル口を塞いでペットボトル107内の飲料や気体の流出を防ぐ栓部201を有している。
また、栓200は、貫通孔207を有すると共に、前記ボトル口に装着された状態では栓部201よりも前記ペットボトル本体寄りに位置して前記ボトル口の内壁面に当接する規制部204を有している。本実施の形態では1つの貫通孔207を設けたが、複数の貫通孔を設けるように構成してもよい。
また、栓200は、栓部201と規制部204を連結する連結部209〜211を有している。連結部209〜211は板状の部材によって形成されている。連結部209〜211は、柔らかすぎると栓部201の動きを規制できないため、規制部204が連結部209〜211を介して栓部201の動きを規制できるように所定強度以上の部材によって形成する。また、連結部209〜211は、栓部201の動きを規制部204によってより確実に規制できるように、少なくとも3つの連結部209〜211によって構成することが好ましい。
また、栓200は、栓部201と規制部204の間に貫通孔207に連続して設けられ、栓部201が前記ボトル口に装着される途中では貫通孔207を通過したペットボトル107内の気体(例えば空気)をペットボトル107の外へ排気可能にする通気孔215〜217を有している。
本実施の形態では、栓部201と規制部204を少なくとも3つの板状の連結部209〜211によって連結するように構成し、通気孔215〜217は、栓部201、規制部204及び隣り合う連結部209〜211の間に形成するように構成されている。
即ち、通気孔215は栓部201、規制部204及び連結部209、210の間に形成されている。通気孔216は栓部201、規制部204及び連結部210、211の間に形成されている。通気孔217は栓部201、規制部204及び連結部211、209の間に形成されている。各通気孔215〜217は貫通孔207と連続している。
また、栓200は、栓部201が前記ボトル口に装着された状態で、前記ボトル口の外側に露出する栓部201の少なくとも一部を覆うように栓部201に取り除き可能に取り付けられた被覆部212を有している。
被覆部212はシート状の樹脂製フィルムによって形成されており、円板状の被覆部本体部213、及び、被覆部本体部213と一体的に形成され被覆部212を栓部201から剥離して取り除く際に指で挟むことが可能な把持部214を有している。
被覆部本体部213は、被覆部本体部213を介して指や手で栓部201を押圧して栓200をボトル口901に装着する際に、指や手の雑菌や汚れが栓部201に付着しない範囲で栓部201を覆っていればよい。したがって、被覆部本体部213は、栓部201の少なくとも一部、例えば栓部201の全体又は少なくとも栓部本体部202を覆う形状に形成されている。
被覆部212の栓部201に対向する面には接着剤が塗布されている。被覆部212は前記接着剤によって、付箋紙のように剥離可能な状態で栓部201に被着されている。これにより、栓部201は被覆部212により覆われている。
栓200は、被覆部212が栓部201に被着された状態でペットボトル107に装着される。被覆部212は、栓部201がペットボトル107の前記ボトル口に装着された後、ペットボトル107がウォーターサーバ101に取り付けられる前に剥離して取り除かれる。これにより、被覆部212に雑菌や汚れが付着したとしても、これらがウォーターサーバ101内に混入するのを防止できるように構成されている。
規制部204は、栓部201が前記ボトル口に装着された状態で前記ボトル口の内壁面に当接することによって、栓部201と前記ボトル口の内壁面との間に隙間が生じないように連結部209〜211を介して栓部201の動きを規制する。
栓部201は、前記ボトル口に装着された状態ではペットボトル107内の飲料及び気体がペットボトル107の外へ流出しないように前記ボトル口を塞ぐ。
栓部201は、ボトル口901に装着された状態で、ペットボトル107内の飲料903及び気体がボトル口901を介してペットボトル107の外へ流出しないようにボトル口901を塞ぐためのものである。
栓部201は円板状の栓部本体部202を有している。また、栓部201は、変形可能な部材によって形成された第1可変形部203を周縁に有している。第1可変形部203は、規制部204から遠ざかる方向に突出するように栓部本体部202の周縁全域にわたって栓部本体部202と一体的に設けられている。
前記ボトル口に装着された状態では第1可変形部203が前記ボトル口の内壁面によって押圧されて変形し(例えば皺がよるように変形し)、前記ボトル口を気密に塞ぐように構成されている。第1可変形部203は可塑性部材、可撓性部材、弾性部材(例えばプラスチック、発泡スチロール、ゴム)等の変形可能な材料によって形成することができる。
規制部204は円板状の規制部本体部205を有している。また、規制部204は、変形可能な部材によって形成された変形可能な第2可変形部206を周縁に有している。第2可変形部206は、栓部201方向に突出するように規制部本体部205の周縁全域にわたって規制部本体部205と一体的に設けられている。
前記ボトル口に装着された状態では第2可変形部206が前記ボトル口の内壁面によって押圧されて変形した状態(例えば皺がよるように変形した状態)で前記ボトル口の内壁面に当接するように構成することができる。第2可変形部206は可塑性部材、可撓性部材、弾性部材(例えばプラスチック、発泡スチロール、ゴム)等の変形可能な材料によって形成することができる。
また、栓部201、規制部204、連結部209〜211を構成する材料としては、プラスチック、発泡スチロール等の発泡プラスチックをはじめとして、合成樹脂や金属等の種々の材料が使用できる。
例えば、栓部201を発泡プラスチックによって形成する場合、栓部本体部202は所定強度以下の力では変形しないように所定強度を有するよう所定厚みに形成し、第1可変形部203は所定強度以下の力で変形可能なように栓部本体部202よりも薄い所定厚み以下に形成する。栓部本体部202と第1可変形部203は、強度等が適切な材料を選ぶことにより、金型によって一体形成することもできる。
また、規制部204を発泡プラスチックによって形成する場合、規制部本体部205は所定強度以下の力では変形しないように所定強度を有するよう所定厚みに形成し、第2可変形部206は所定強度以下の力で変形可能なように規制部本体部205よりも薄い所定厚み以下に形成する。規制部本体部205と第2可変形部206は、強度等が適切な材料を選ぶことにより、金型によって一体形成することができる。
また、連結部209〜211は容易に変形しないように所定強度を有するプラスチックによって形成することができる。
栓部201、規制部204、連結部209〜211を、接着剤による接着、溶着あるいは金型による一体成形等によって一体的に形成した後、栓部201の外面側に被覆部212を剥離可能なように接着剤で貼付することによって栓200が形成される。
上記のように構成された栓200を用いてウォーターサーバ101にペットボトル107を取り付ける際の動作を図9〜図12に沿って説明する。
図9は、栓200をペットボトル107に装着する途中を示す説明図であり、図10は栓200をペットボトル107に装着完了した状態を示す説明図である。また、図11は栓200を利用してペットボトル107をウォーターサーバ101に取り付ける途中を示す説明図であり、図12は栓200を利用してペットボトル107をウォーターサーバ101に取り付けた状態を示す説明図である。
使用者は、ペットボトル本体902内に飲料903が充填されたペットボトル107を、ボトル口901を上側にして直立させ、この状態で栓200を規制部204の方から先にボトル口901内に挿入する。
次に、被覆部本体部213の上から指で栓200を押圧する。栓200をボトル口901に完全に装着するまでの途中の状態(図9参照)では、ペットボトル107内の気体(例えば空気)は栓200をペットボトル口901内に押し込むに従って、貫通孔207及び通気孔215〜217を介してペットボトル107外部へ排気される。このため、ペットボトル107内の気体の抵抗を受けることなく容易に栓200をボトル口901内に押し込むことが可能になる。
被覆部本体部213の上から指で栓200を、栓部201がボトル口901を塞ぐ位置(例えば、被覆部212がボトル口901の最上部と面一になる位置)までボトル口901内に押し込むことにより、栓200のボトル口901への装着が完了する(図10参照)。
この状態では、第1可変形部203がボトル口901によって押圧されることによって皺が発生し、栓部本体部202及び第1可変形部203によってボトル口901が塞がれる。
また、第2可変形部206がボトル口901の内壁面によって押圧されて皺がよった状態でボトル口901内壁面に当接する。これにより、栓部201は連結部209〜211を介して規制部204によって動きが規制される。
ボトル口901が栓部201によって塞がれるため、ペットボトル107内の気体及び飲料903がペットボトル107の外部へ漏れることは防止される。また、栓部201は連結部209〜211を介して規制部204によって動きが規制されるため、ボトル口901が栓部201によって良好に塞がれることになる。
ペットボトル107をウォーターサーバ101に取り付ける場合、被覆部212の把持部214を指で把持して剥離することにより、被覆部212を栓部201から取り除く。
次に、ペットボトル107を倒立させて、ボトル口901がウォーターサーバ101の上部103の飲料供給ノズル1001に対面するように、ペットボトル107をウォーターサーバ101に位置合わせする(図11参照)。
この状態で、飲料供給ノズル1001がボトル口901内に挿入されるようにペットボトル107を押し下げてペットボトル107をウォーターサーバ101に取り付けると、飲料供給ノズル1001によって栓200がペットボトル107内に押し上げられて、栓200がボトル口901からペットボトル107内に脱落する(図12参照)。
これにより、ペットボトル107内の飲料903がボトル口901及び飲料供給ノズル1001を介してウォーターサーバ101内に供給されることになる。
以上述べたように本考案の実施の形態に係るウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓200は、
飲料903を収容するペットボトル本体902と飲料903の出入り口であるボトル口901とを有するペットボトル107のボトル口901に装着された状態で、ペットボトル107内の飲料903及び気体がボトル口901を介してペットボトル107の外へ流出しないようにボトル口901を塞ぐための栓部201と、
貫通孔207を有すると共に、ボトル口901に装着された状態では栓部201よりもペットボトル本体902寄りに位置してボトル口901の内壁面に当接する規制部204と、
栓部201と規制部204を連結する連結部209〜211と、
栓部201と規制部204の間に貫通孔207に連続して設けられ、栓部201がボトル口901に装着される途中では貫通孔207を通過したペットボトル107内の気体をボトル口901を介してペットボトル107の外へ排気可能にする通気孔215〜217と、
栓部201がボトル口901に装着された状態でボトル口901の外側に露出する栓部201の少なくとも一部を覆うことが可能なように、取り除き可能な状態で栓部201に取り付けられた被覆部212とを備えて成り、
規制部204は、栓部201がボトル口901に装着された状態においてボトル口901の内壁面に当接することによって、栓部201とボトル口901の内壁面との間に隙間が生じないように連結部215〜217を介して栓部201の動きを規制することを特徴とするウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓が提供される。
被覆部212は、栓部201がボトル口901に装着された後、ペットボトル107がウォーターサーバ101に取り付けられる前に取り除かれる。
したがって、ペットボトル107をウォーターサーバ101に使用する際にペットボトル107内の飲料903が漏れないようにするためのペットボトル用の栓200に関して、構成が簡単で廉価なペットボトル107用の栓200を提供することが可能になる。
また、ペットボトル107をウォーターサーバ101に装着する過程で、ペットボトル107内の飲料903が漏れるのを防止することが可能になる。
また、栓部201は被覆部212によって覆われており、被覆部212はペットボトル107をウォーターサーバ101に取り付ける前に取り除くように構成されているため、栓200をペットボトル107に装着する過程では、手に雑菌や汚れが付着している場合でも、それらが栓部201等に付着して飲料903に混入することを防止でき、極めて衛生的である等の効果を奏する。
尚、本考案の実施の形態に係るウォーターサーバ101に使用するペットボトル107の栓200は、種々の変更が可能である。
例えば、連結部209〜211の全て又は一部を金型によって一体に形成して連結した構成にしてもよい。また、連結部209〜211は平板によって構成するのではなく、平板状の部材を栓部201や規制部204の周縁形状と同じ曲面形状(例えば円弧状)に湾曲させた断面U字状の板状部材(曲面状の板部材)によって構成してもよい。
また、連結部を太い円柱状部材や角状部材によって構成し、当該1つの連結部を使用するように構成してもよい。また、連結部材を1つの筒状の部材によって形成すると共に、前記筒状の部材に貫通孔を設けることによって通気孔を形成するようにしてもよい。また、連結部209〜211を板部材によって形成したが、複数の棒状部材によって形成するようにしてもよい。
また、ペットボトルに充填された飲料903として、水や緑茶のみならず、コーヒーや紅茶等の各種飲料が利用可能である。
飲料を充填したペットボトルをウォーターサーバに取り付ける際に、前記ペットボトルに使用する栓に適用可能である。
101・・・ウォーターサーバ
102・・・ウォーターサーバ本体
103・・・ウォーターサーバの上部
104・・・ウォーターサーバの下部
105・・・冷水栓
106・・・温水栓
107・・・ペットボトル
200・・・栓
201・・・栓部
202・・栓部本体部
203・・・第1可変形部
204・・・規制部
205・・・規制部本体部
206・・・第2可変形部
207・・・貫通孔
209〜211・・・連結部
212・・・被覆部
213・・・被覆部本体部
214・・・把持部
215〜217・・・通気孔
901・・・ボトル口
902・・・ペットボトル本体
903・・・飲料
1001・・・飲料供給ノズル

Claims (7)

  1. 飲料を収容するペットボトル本体と前記飲料の出入り口であるボトル口とを有するペットボトルの前記ボトル口に装着された状態で、前記ペットボトル内の飲料及び気体が前記ボトル口を介して前記ペットボトルの外へ流出しないように前記ボトル口を塞ぐための栓部と、
    貫通孔を有すると共に、前記ボトル口に装着された状態では前記栓部よりも前記ペットボトル本体寄りに位置して前記ボトル口の内壁面に当接する規制部と、
    前記栓部と前記規制部を連結する連結部と、
    前記栓部と前記規制部の間に前記貫通孔に連続して設けられ、前記栓部が前記ボトル口に装着される途中では前記貫通孔を通過した前記ペットボトル内の気体を前記ボトル口を介して前記ペットボトルの外へ排気可能にする通気孔と、
    前記栓部が前記ボトル口に装着された状態で前記ボトル口の外側に露出する前記栓部の少なくとも一部を覆うことが可能なように、取り除き可能な状態で前記栓部に取り付けられた被覆部とを備えて成り、
    前記規制部は、前記栓部が前記ボトル口に装着された状態において前記ボトル口の内壁面に当接することによって、前記栓部と前記ボトル口の内壁面との間に隙間が生じないように前記連結部を介して前記栓部の動きを規制することを特徴とするウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓。
  2. 前記被覆部は、前記栓部が前記ボトル口に装着された後、前記ペットボトルがウォーターサーバに取り付けられる前に取り除かれることを特徴とする請求項1記載のウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓。
  3. 前記栓部は、変形可能な部材によって形成され前記規制部から遠ざかる方向に突出した第1可変形部を周縁に有し、前記ボトル口に装着された状態では前記第1可変形部が前記ボトル口の内壁面によって押圧されて変形し前記ボトル口を塞ぐことを特徴とする請求項1又は2記載のウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓。
  4. 前記栓部は円板状の栓部本体部を有し、
    前記第1可変形部は、前記規制部から遠ざかる方向に突出するように前記栓部本体部の周縁全域にわたって前記栓部本体部と一体的に設けられて成り、
    前記栓部が前記ボトル口に装着された状態では、前記栓部本体部と前記ボトル口の内壁面によって押圧されて変形した第1可変形部とによって前記ボトル口を塞ぐことを特徴とする請求項3記載のウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓。
  5. 前記規制部は、変形可能な部材によって形成され前記栓部方向に突出した第2可変形部を周縁に有し、前記ボトル口に装着された状態では前記第2可変形部が前記ボトル口の内壁面によって押圧されて変形した状態で前記ボトル口の内壁面に当接することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓。
  6. 前記規制部は円板状の規制部本体部を有し、
    前記第2可変形部は、前記栓部方向に突出するように前記規制部本体部の周縁全域にわたって前記規制部本体部と一体的に設けられて成ることを特徴とする請求項5記載のウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓。
  7. 前記連結部は板状に構成され、
    前記栓部と前記規制部は少なくとも3つの前記連結部によって連結されて成り、
    前記通気孔は、前記栓部、規制部及び隣り合う連結部の間に形成されて成ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓。
JP2013006861U 2013-12-03 ウォーターサーバに使用するペットボトル用の栓 Expired - Lifetime JP3188915U (ja)

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