JP3188519U - 棒状菓子製造装置 - Google Patents

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正博 加藤
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谷沢菓機工業株式会社
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Abstract

【課題】焼成用チョコレートを焼成することによって食感や風味を与え商品価値を高めた棒状菓子製造装置を提供する。
【解決手段】棒状菓子製造装置10は、多数の棒状菓子aを所定間隔で挟持配列するクランパ1と、該クランパ1を載置して案内するスライドブラケット2と、該クランパ1を係止し連続的又は間歇的に移動する無端状のフィードコンベア3とを設け、前記棒状菓子aを下向きの垂下状態にして焼成用チョコレートタンク4内に昇降移送し、棒状菓子aの表面の少なくとも一部に焼成用チョコレートを付着させるデッピング機構を配備し、前記フィードコンベア3に係支したクランパ1に振動を与える起振機構5と、フィードコンベア3で移送される経路において、棒状菓子aに付着した焼成用チョコレートを焼成する焼成機構70と、フィードコンベア3で移送される経路のクーリングトンネル6を経てクランパ1をフィードコンベア3より離脱する排出機構7とを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、棒状菓子特に焼き上げられたビスケットなどの棒状焼菓子、例えばスティックに焼成用チョコレートをコーティングし、コーティングされた焼成用チョコレートを焼成することによって食感や風味を与え商品価値を高めた棒状菓子製造装置に関するものである。
一般に棒状菓子とするのに、棒状ビスケットの表面にチョコレートなどの油脂性菓子材料をコーティングしたり、その周囲にナッツその他の食品粒を付着してプリッツなどとすることが知られていて、従来では棒状菓子の上端を把持して下向きに吊しながら移送し、油脂性材料に浸積して引き上げで振動または吹き付け風で余剰材料を除去したのち、吊り下げたまま冷却トンネルに移送して冷却固化することが多用されている。
ところが、棒状菓子を多数配列して把持したまま、一度に油脂性材料に浸積しようとすると、配列した棒状菓子の中央部に近い程棒状菓子の落下事故が多く、相当強力な保持力を持たせないとならないし、保持力を強くしすぎると棒状菓子の破損事故等によって製品歩止りが大巾に低下すると共に、多数配列する際に搬送中に棒状菓子の整列に不揃いが生じやすく、油脂性材料のレベルの高さに均等さがなくなったり、被覆状態が一定しなくなって商品価値を低下する欠点があった。
そこで、本出願人は、特許文献1のように、外観の劣った不良品が発生せずに均一な品質のチョコレート等の油脂性材料や食品粒の付着ができ、量産に適し付加価値の高い外観上優れた形状とし、かつ好ましい食感を持った棒状菓子を安価に製造することができる装置を発明した。
特許文献1の発明は、焼き上げられた棒状菓子を多数間隔をあけてブロックスタンドに挿入配列し、この配列されている多数の棒状菓子の一端に一括してクラッパを挟み込んで持ち上げ、該スライドブラケット上に載置すると直下にあるチョコレート等の油脂性材料の収納タンクに浸漬してから引き上げ、クランパをフィードコンベア上に載置し移送させると、シェーキング部となる起振機構で棒状菓子を振動させて余剰のコーティング油脂性材料を滴下させつつ移送し、必要に応じてすじ付けその他の模様づけ、或いはナッツなど食品料を振り掛けて付着させ、クーリングゾーンへ搬送して固化させ、排出機構でクランパをフィードコンベアから外してクランパを開いて製品を取り出してプリッツエルマーブル或いはプリッツエルナッツなどの商品として搬出するものである。
また、近年では、チョコレートなどの油脂性菓子材料を含気性食材に含浸させたのちに食材全体を焼成した菓子も製造されており、その食感や油脂性菓子材料が溶けにくいという利点により商品価値が高まっている商品も存在している。
特開平6−327409号公報
特許文献1の発明は、棒状菓子に均一な品質のチョコレート等の油脂性材料や食品粒を付着することができる装置であるが、油脂性材料を焼成することはできなかった。また、近年の油脂性材料を焼成した菓子には棒状菓子に付着したチョコレート等の油脂性材料部分を焼成した菓子に食感や風味を満足に与えるものは無かった。
本考案は、上記課題を解決するためのもので、棒状菓子に均一な品質の焼成用チョコレートを付着コーティングし、コーティングされた焼成用チョコレートを焼成することによって食感や風味を与え商品価値を高めた棒状菓子製造装置を提供するものである。
本考案は、上記課題を鑑みてなされたものであり、請求項1の棒状菓子製造装置は、多数の棒状菓子を所定間隔で挟持配列するクランパと、前記クランパを載置して案内するスライドブラケットと、前記クランパを係止して連続的または間歇的に移動する無端状のフィードコンベアと、前記棒状菓子を下向きの垂下状態にして焼成用チョコレートタンク内に昇降移送して棒状菓子の表面の所定の範囲に焼成用チョコレートを付着させるデッピング機構と、前記デッピング機構により焼成用チョコレートが付着された前記棒状菓子を挟持した前記クランパに振動を与えて該棒状菓子に付着した焼成用チョコレートの余剰分を滴下させる起振機構と、前記起振機構により付着した焼成用チョコレートの余剰分を滴下させた前記棒状菓子が前記フィードコンベアで移送される経路において、該棒状菓子に付着した焼成用チョコレートを焼成する焼成機構と、前記焼成機構により付着した焼成用チョコレートが焼成された前記棒状菓子が前記フィードコンベアで移送される経路において、該棒状菓子を冷却するクーリングトンネルと、前記クーリングトンネルを経て前記クランパを前記フィードコンベアより離脱する排出機構と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項2記載の棒状菓子製造装置は、多数の棒状菓子を所定間隔で挟持配列するクランパと、前記クランパを載置して案内するスライドブラケットと、前記クランパを係止して連続的または間歇的に移動する無端状のフィードコンベアと、前記棒状菓子を下向きの垂下状態にして焼成用チョコレートタンク内に昇降移送して棒状菓子の表面の所定の範囲に焼成用チョコレートを付着させるデッピング機構と、前記デッピング機構により焼成用チョコレートが付着された前記棒状菓子を挟持した前記クランパに振動を与えて該棒状菓子に付着した焼成用チョコレートの余剰分を滴下させる起振機構と、前記起振機構により付着した焼成用チョコレートの余剰分を滴下させた前記棒状菓子が前記フィードコンベアで移送される経路において、該棒状菓子を冷却するクーリングトンネルと、前記クーリングトンネルで冷却された前記棒状菓子が前記フィードコンベアで移送される経路において、該棒状菓子に付着した焼成用チョコレートを焼成する焼成機構と、前記焼成機構を経て前記クランパを前記フィードコンベアより離脱する排出機構と、を備えたことを特徴としている。
また、請求項3記載の棒状菓子製造装置は、前記棒状菓子が前記クランパに挟持配列される前に、該棒状菓子表面の所定の範囲に予め油脂性材料が付着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の棒状菓子製造装置である。
また、請求項4記載の棒状菓子製造装置は、前記焼成機構は、前記棒状菓子に付着した焼成用チョコレートのみを焼成することを特徴とする請求項3に記載の棒状菓子製造装置である。
本考案の棒状菓子製造装置は、フィードコンベアで移送される経路に棒状菓子に付着した焼成用チョコレートを焼成する焼成機構が備えられており、より効率的に見栄え良く棒状菓子に付着した焼成用チョコレートを焼成することができ、焼成用チョコレートが焼成されることにより食感や風味を与え商品価値を高めることができる。さらに、焼成用チョコレートが焼成されることにより環境温度が高い場合にも溶けずに耐えられる棒状菓子を提供することができる。
また、焼成機構は、付着される焼成用チョコレートの粘度などの特性に応じて、フィードコンベアで移送される経路に備えられるクーリングトンネルの前方か後方かのどちらかに備えることができる。
また、請求項3の考案では、棒状菓子が前記クランパに挟持配列される前に、該棒状菓子表面の所定の範囲に予め焼成用チョコレート以外の油脂性材料が付着されていることを特徴としているので、油脂性材料と焼成用チョコレートとで風味に違いが生まれ、より商品価値を高めることができる。
さらに、請求項4の考案では、予め油脂性材料が付着された棒状菓子に焼成用チョコレートを付着させて、焼成用チョコレートの表面のみを焼成することを特徴としているので、付着した油脂性材料と焼成用チョコレートとで食感の違いが生まれ、より商品価値を高めることができる。
本考案の実施例を示す側面図である。 図1の例の平面図である。 図2のA−A線における拡大縦断面図である。 クランパの作動状態を示す拡大側面図である。 図4の使用状態の側面図である。 図5の平面図である。 図5の正面図である。 クランパの一作用状態の説明正面図である。 デッピング作用時の説明正面図である。 図1の例の起振機構の側面図である。 図10の正面図である。 排出機構の側面図である。 図12の正面図である。
以下、本考案に係る棒状菓子製造装置の実施例を図1〜図13を参照して説明する。
一実施例における棒状菓子製造装置10は、図1〜図3に示すように、多数の棒状菓子aを所定間隔で挟持配列するクランパ1と、該クランパ1を載置して案内するスライドブラケット2と、該クランパ1を係止して連続的または間歇的に移動する無端状のフィードコンベア3とを設けると共に、前記棒状菓子aを下向きの垂下状態にして焼成用チョコレートタンク4内に昇降移送して棒状菓子aの表面の少なくとも一部に液状の焼成用チョコレートを付着させるデッピング機構を配備し、かつ前記フィードコンベア3に係支したクランパ1に振動を与える起振機構5と、フィードコンベア3で移送される経路において、棒状菓子aに付着した焼成用チョコレートを焼成する焼成機構70と、フィードコンベア3で移送される経路のクーリングトンネル6を経てクランパ1をフィードコンベア3より離脱する排出機構7とを備えている。
なお、本実施例では、フィードコンベア3で移送される経路において、焼成機構70で棒状菓子aの焼成用チョコレートが焼成されたのちクーリングトンネルを通る順序となっているが、逆にクーリングトンネルで棒状菓子aの焼成用チョコレートが冷却されたのち焼成機構70で棒状菓子aの焼成用チョコレートが焼成される構成となっても良く、製造する棒状菓子や焼成用チョコレートの粘度などの特性に応じて選択すると良い。
クランパ1としては、図4〜図9に示すように、一対のスライドブラケット2及びフィードコンベア3のチェーンに載置できる支杆11を備え、棒状菓子aを多数嵌挿支持したブロックスタンドbから突出する棒状菓子端を一括して挟持する構成としてあって、接離自在に相対配備される一対の挟持片12,12からなり、一方の挟持片12を前記支杆11に固定し、他方の挟持片12を前記支杆11に回動可能に設けたレバー13をリンク14とバネ15とで付勢連結した可動片を支軸19で備えてハンドル18で両挟持片12,12間に棒状菓子aを着脱できるようにし、しかも前記挟持片12にはゴムまたは合成樹脂の弾性部材17を前記支杆11にアームを介して平行に設けた支片に貼着配備したものであって、棒状菓子aを間隔をおいて多数保持するもので、棒状菓子aの安全な保持ができるように考慮してある。なお、棒状菓子aには予め焼成用チョコレート以外の油脂性材料を付着させたものを使用してもよい。
起振機構5としては、図10及び図11に示すように、前記クランパ1の支杆11をガイドするレール50と、該レール50を弾性的に支持するバネ受台51と、該バネ受台51を振動させる振動モータ52とからなるものであって、前記フィードコンベア3の経路中に配備されるクランパ1の支杆11を所定の距離フィードコンベア3より浮かせた状態として搬送させ、起振機構5の振動が棒状菓子aに伝わるようにして余剰のコーティング焼成用チョコレートを滴下させ、該材料をシュータ40を介してタンク4に回収できるようにしてある。
なお、フィードコンベア3は、受レール31上を走行するローラチェーンを用いてあり、該チェーンがホイール30,30に掛装され、駆動モータ32のホイールとに連絡して棒状菓子aを挟持したクランパ1を搬送できるようにしてある。また、焼成用チョコレートの付着加工部としてのテッピング機構としては、スライドブラケット2を備えたタンク4としてあるが、スライドブラケット2に昇降機構(図示せず)を備えて、クランパ1を自動的に焼成用チョコレート液に浸漬して引き上げる自動搬送形態としてもよい。
即ち、フィードコンベア3のチェーンは、図10及び図11に示すように、係止用爪33が突設され、該係止用爪33,33間にグリッパ1の支杆11を位置してスライドブラケット2上に載置されるグリッパ1を搬送走行されるようになっている。このグリッパ1は手作動でスライドブラケット2上に載置することで、チェーンに係支されるようになっているが、必要に応じて昇降機構でクランパの支杆11を持ち上げ、スライドブラケット2上に荷卸しまたは荷揚げして棒状菓子aを自動吊垂配備して走行できる供給部としてもよく、その走行経路に支杆11を挿入挟持できる一対のガイドレール50、50をバネ53及びバネ受台51からなる弾性台を支柱54に支軸55で吊下配備し、起振モータ52に連結して起振モータ52の駆動で生ずる振動が、ガイドレール50及び支杆11を介してグリッパ1に保持された棒状菓子aに伝わって、シェーキング作業ができるようになっている。
なお、フィードコンベア3のチェーンは、駆動輪,従動輪となるホイール30、30に無端状に架装され、上下受レール31,31で支持され両端部がグリッパ1の供給部と排出部とになるが、両部の下方には焼成用チョコレートの受皿41或いはタンクを備えて材料回収に役立ててある。また、前記従動輪のホイール30はスライド軸受34で可動自在に設けられ、チェーンに張力調整できる形態としてある。
さらに、グリッパ1のフィードコンベア3の排出端では、図12及び図13のようにグリッパ1の支杆11を支承するガイドレール36を一対配備し、フィードコンベア3のチェーンで走行されてくるグリッパ1を乗り移して駆動輪のホイール30に巻き込まれないように、手動作或いは昇降自在のリフタまたはシュータなどの排出機構で、搬送ラインからグリッパ1を持ち出し、棒状菓子aをグリッパ1より外して製品として次工程に送出できるように配備されている。
なお、駆動輪のホイール30は、張力ギア37及び中間ギア38を介して主ギア39のある駆動モータ32に連絡してフィードコンベア3を安全に運転できるようにしてある。また、前記クランパ1の構造により、製品外しは手動或いは自動的に行えるようにしてあって、棒状菓子の供給及びクランピング作業の自動化も自動供給機構や搬出機構を付設することが容易にできる。さらに、チョコ冷却ではフィードコンベア3の中途にクーリングトンネル6を配備し、両端にグリッパ供給部とグリッパ排出部とを形成して順次搬送されてくるグリッパ1を通過させて、棒状菓子aの仕上げが良好に行えるようにしてある。
焼成機構70は、温度上限500℃のオーブンであり、加熱方法に制限は無く、所定の機構内温度を保てる構成となっている。焼成用チョコレートの粘度などの特性や、焼成用チョコレートの表面のみを焼成する場合など、条件に応じて焼成機構70内温度や焼成時間を調整することとなり、焼成時間の上限は30分となっている。
なお、本実施例では、フィードコンベア3で移送される経路において、焼成機構70で棒状菓子aが焼成されたのちクーリングトンネルを通る順序となっているが、逆にクーリングトンネルで棒状菓子aが冷却されたのち焼成機構70で棒状菓子aが焼成される構成となっても良く、製造する棒状菓子の特性や焼成用チョコレートの粘度などの特性に応じて選択すると良い。
チョコレートタンク4としては、図9のようにジャケット式タンクで分離自在の内外タンクとして、内部のデッピングタンク42からオーバーフローした焼成用チョコレートは、外部タンク43で受け循環経路44でポンプ45を用いてデッピングタンク42に戻し、所定の液位を保つようにするのがよい。また、棒状菓子aは供給部においてスティックホッパーから導出してブロックスンタドbに挿入するか、或いはベルトコンベア(図示せず)で搬送中にクランパで一括挟持して作業しやすい形態とするようにしてある。この場合、ブロックスタンドbとしては、図8のように棒状菓子aのサイズによって交換自在のブロックを架台に備え、スティック切損残在を取り外すための突出孔cを挿入孔dに連通して形成してあるのを用いるのが便利である。
さらに、フィードコンベア3のある搬送機構は、図1に示すようにデッピング部、即ち、焼成用チョコレート液の付着加工部と、余剰焼成用チョコレート液を滴下するシェーキング部、デコレータ部及び複数のクーリング部を経て、製品取出部に連絡して走行自在とし、製品整列取出コンベアに連らねたプラントとしてもよく、棒状菓子aにナッツなどの食品粒を付着させるプリッツェルナッツプラントの例ではデッピング部,シェーキング部の後にナッツ振り掛け部を介在させ、一次、二次、三次のクーリング部とデッピング部及びクーリング部と焼成機構を経て製品取出部としてもよい。
図中、46は攪拌機、47は攪拌用モータ、48は焼成用チョコレート供給部である。
a 棒状菓子
b ブロックスタンド
c 突出孔
d 挿入孔
10 棒状菓子製造装置
1 クランパ
2 スライドブラケット
3 フィードコンベア
4 タンク
5 起振機構
6 クーリングトンネル
7 排出機構
11 支杆
12 挟持片
13 レバー
14 リンク
15 バネ
17 弾性部材
18 ハンドル
19 支軸
30 ホイール
31 受レール
32 駆動モータ
33 係止用爪
40 シュータ
50 ガイドレール
51 バネ受台
52 起振モータ
53 バネ
54 支柱
55 支軸
70 焼成機構
一般に棒状菓子とするのに、棒状ビスケットの表面にチョコレートなどの油脂性菓子材料をコーティングしたり、その周囲にナッツその他の食品粒を付着してプリッツ(登録商標)などとすることが知られていて、従来では棒状菓子の上端を把持して下向きに吊しながら移送し、油脂性材料に浸積して引き上げで振動または吹き付け風で余剰材料を除去したのち、吊り下げたまま冷却トンネルに移送して冷却固化することが多用されている。

Claims (4)

  1. 多数の棒状菓子を所定間隔で挟持配列するクランパと、
    前記クランパを載置して案内するスライドブラケットと、
    前記クランパを係止して連続的または間歇的に移動する無端状のフィードコンベアと、
    前記棒状菓子を下向きの垂下状態にして焼成用チョコレートタンク内に昇降移送して棒状菓子の表面の所定の範囲に焼成用チョコレートを付着させるデッピング機構と、
    前記デッピング機構により焼成用チョコレートが付着された前記棒状菓子を挟持した前記クランパに振動を与えて該棒状菓子に付着した焼成用チョコレートの余剰分を滴下させる起振機構と、
    前記起振機構により付着した焼成用チョコレートの余剰分を滴下させた前記棒状菓子が前記フィードコンベアで移送される経路において、該棒状菓子に付着した焼成用チョコレートを焼成する焼成機構と、
    前記焼成機構により付着した焼成用チョコレートが焼成された前記棒状菓子が前記フィードコンベアで移送される経路において、該棒状菓子を冷却するクーリングトンネルと、
    前記クーリングトンネルを経て前記クランパを前記フィードコンベアより離脱する排出機構と、
    を備えたことを特徴とする棒状菓子製造装置。
  2. 多数の棒状菓子を所定間隔で挟持配列するクランパと、
    前記クランパを載置して案内するスライドブラケットと、
    前記クランパを係止して連続的または間歇的に移動する無端状のフィードコンベアと、
    前記棒状菓子を下向きの垂下状態にして焼成用チョコレートタンク内に昇降移送して棒状菓子の表面の所定の範囲に焼成用チョコレートを付着させるデッピング機構と、
    前記デッピング機構により焼成用チョコレートが付着された前記棒状菓子を挟持した前記クランパに振動を与えて該棒状菓子に付着した焼成用チョコレートの余剰分を滴下させる起振機構と、
    前記起振機構により付着した焼成用チョコレートの余剰分を滴下させた前記棒状菓子が前記フィードコンベアで移送される経路において、該棒状菓子を冷却するクーリングトンネルと、
    前記クーリングトンネルで冷却された前記棒状菓子が前記フィードコンベアで移送される経路において、該棒状菓子に付着した焼成用チョコレートを焼成する焼成機構と、
    前記焼成機構を経て前記クランパを前記フィードコンベアより離脱する排出機構と、
    を備えたことを特徴とする棒状菓子製造装置。
  3. 前記棒状菓子が前記クランパに挟持配列される前に、該棒状菓子表面の所定の範囲に予め焼成用チョコレート以外の油脂性材料が付着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の棒状菓子製造装置。
  4. 前記焼成機構は、前記棒状菓子に付着した焼成用チョコレートのみを焼成することを特徴とする請求項3に記載の棒状菓子製造装置。
JP2013005596U 2013-09-27 棒状菓子製造装置 Expired - Lifetime JP3188519U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115024372A (zh) * 2022-06-16 2022-09-09 东台市汉源食品机械制造有限公司 一种插棒坚果棒生产线

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