JP3188382U - 内視鏡 - Google Patents

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善一 馬場
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Abstract

【課題】撮像ユニットの静電気耐性を向上させ、撮像ユニットを挿入部に備える内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡は、撮像素子2、対物レンズ10、金属製の筒状の部材であって、内部に対物レンズを保持するレンズ保持枠11、対物レンズの最も先端側に配設され、一部がレンズ保持枠よりも先端方向に突出した第1レンズ10a、第1レンズの外周面に形成された金属薄膜、及びレンズ保持枠と金属薄膜を接合する半田12、を含む撮像ユニット1を、挿入部の先端部に備える内視鏡であって、導電性の材料からなり、先端部に配設される先端枠111と、先端枠に形成され、レンズ保持枠が嵌合する貫通孔と、貫通孔内において径方向内側に向かって突出し、貫通孔内にレンズ保持枠が嵌合した状態において半田に接触する爪部116aと、を備える。
【選択図】図5

Description

本考案は、撮像素子を含む撮像ユニットを挿入部に備える内視鏡に関する。
生体等の被検体体内を観察するために、被検体の外部から内部に挿入可能な挿入部を備え、該挿入部に光学像を撮像するための撮像ユニットを具備した内視鏡が、例えば医療分野において利用されている。例えば、特開2001−83436号公報に開示されているように、内視鏡の撮像ユニットは、挿入部の先端部に配設された先端枠に設けられた貫通孔内に挿入され、固定される。
特開2001−83436号公報
撮像ユニットを挿入部に有する内視鏡においては、電子機器である撮像ユニットが静電気によって破壊されないようにする必要がある。
本考案は、上記事情を鑑みてなされたものであり、撮像ユニットを挿入部に備える内視鏡において、撮像ユニットの静電気耐性を向上させることを目的とする。
本考案の一態様の内視鏡は、撮像素子、対物レンズ、金属製の筒状の部材であって、内部に前記対物レンズを保持するレンズ保持枠、前記対物レンズの最も先端側に配設され、一部が前記レンズ保持枠よりも先端方向に突出した第1レンズ、前記第1レンズの外周面に形成された金属薄膜、及び前記レンズ保持枠と前記金属薄膜を接合する半田、を含む撮像ユニットを、挿入部の先端部に備える内視鏡であって、導電性の材料からなり、前記先端部に配設される先端枠と、前記先端枠に形成され、前記レンズ保持枠が嵌合する貫通孔と、前記貫通孔内において径方向内側に向かって突出し、前記貫通孔内に前記レンズ保持枠が嵌合した状態において前記半田に接触する爪部と、を備えることを特徴とする。
本考案によれば、撮像ユニットを挿入部に備える内視鏡において、撮像ユニットの静電気耐性を向上させることができる。
内視鏡の構成を説明する図である。 挿入部の先端部の正面図である。 図2のIII-III断面図である。 図3のIV-IV断面図である。 図2の一部を拡大した図である。
まず、本考案に係る内視鏡101の構成を説明する。内視鏡101は、人体等の被検体内に導入可能であって被検体内の所定の観察部位を光学的に撮像可能な構成を有する。なお、内視鏡101が導入される被検体は、人体に限らず、他の生体であってもよいし、機械や建造物等の人工物であってもよい。
本実施形態の内視鏡101は、被検体の内部に導入される細長の挿入部102と、この挿入部102の基端に位置する操作部103と、この操作部103の側部から延出するユニバーサルコード104とで主に構成されている。
挿入部102は、先端に配設される先端部110、先端部110の基端側に配設される湾曲自在な湾曲部109、及び湾曲部109の基端側に配設され操作部103の先端側に接続される可撓性を有する可撓管部108が連設されて構成されている。先端部110には、対物レンズ10及び撮像素子2を含む撮像ユニット1と処置具チャンネル112の開口部112aが配設されている。
図2は、挿入部102の先端部110の正面図である。図3は、図2においてIII-IIIで示す断面図である。具体的に、図3の断面は、処置具チャンネル112の中心軸と、撮像ユニット1の対物レンズ10の光軸を含んでいる。
図2に示すように、先端部110には、撮像ユニット1、処置具チャンネル112の開口部112a、及び照明光出射部113が設けられている。
撮像ユニット1は、先端部110に設けられた、金属等の導電性の材料からなる硬質の部材である先端枠111に形成された貫通孔116内に接着剤により固定されている。先端枠111は、接地電位に電気的に接続される部材である。貫通孔116は、先端部110の長手方向である挿入軸に沿って形成されており、撮像ユニット1は、先端部110の先端方向に視野を向けるように配設されている。撮像ユニット1の基端側からは、同軸ケーブル等の伝送ケーブル115が延出している。
内視鏡101に用いられる撮像ユニット1は、周知の技術であるため、詳細な説明を省略するものとする。撮像ユニット1は、対物レンズ10及び撮像素子2を有して構成されている。対物レンズ10は、レンズ、フィルタ、プリズム等の光学素子を含み、被写体像を結像するように構成されている。本実施形態では一例として、対物レンズ10は、直線状の光軸上に配置された複数のレンズによって構成されている。
対物レンズ10は、金属からなる円筒状のレンズ保持枠11内に固定されている。レンズ保持枠11は、先端枠111の貫通孔116内に、基端側から先端側に向かって嵌合する外径を有しており、レンズ保持枠11が貫通孔116内に嵌合することによって、先端枠111に対する撮像ユニット1の位置決めがなされる。対物レンズ10の像側には、CCD又はCMOSイメージセンサである撮像素子2が配設されている。撮像素子2は、レンズ保持枠11の基端部に固定されている。
図5に、図3の撮像ユニット1の先端部を拡大した図を示す。対物レンズ10の最も先端側(被写体側)に配設されている第1レンズ10aの外周面には、金属薄膜10bが形成されている。第1レンズ10aは、円筒状のレンズ保持枠11から一部が先端方向に突出している。したがって、金属薄膜10bによって被覆された第1レンズ10aの外周面の一部は、レンズ保持枠11の先端側に突出している。
第1レンズ10aとレンズ保持枠11との間の気密性を高め、撮像ユニット1内への湿気の浸入を防止するために、第1レンズ10aの外周面の金属薄膜10bとレンズ保持枠11とは、周方向全周について半田付けによって接合されている。図5では、この第1レンズ10aの外周面とレンズ保持枠11とを半田付けしている半田に符号12を付している。
一方、先端枠111のレンズ保持枠11が内部に嵌合する貫通孔116は、先端部の内周に、径方向内側に向かって突出する爪部116aが形成されている。爪部116aは、貫通孔116内に基端側から挿入される撮像ユニット1の半田12に接触する。
この爪部116aによって、撮像ユニット1が、貫通孔116から先端側に突出することを防止できる。
また、先端枠111の貫通孔116内に形成された爪部116aが、撮像ユニット1の半田12に接触することによって、先端枠111と、撮像ユニット1の外枠との間の電気的な導通が確立される。すなわち、撮像ユニット1の外枠を、確実に接地電位とすることができる。
処置具チャンネル112は、挿入部102内に挿通された管路であり、先端部110に開口する開口部112aと、操作部103に開口する開口部112bとを連通している。例えば、開口部112bから高周波焼灼装置等の処置具を挿入することにより、処置具チャンネル112を経由して先端部110の開口部112aから処置具を突出させることができる。
図3に示すように、管状の部材である処置具チャンネル112の先端には、金属からなる円筒状の口金117の基端部が圧入されている。口金117は、先端枠111に形成された貫通孔111b内に、基端側から先端側に向かって挿通された状態で固定されている。
口金117の外周面には、軸方向略中央部に、径方向外側に向かって突出するフランジ部117aが形成されている。
図4に示すように、先端枠111には、先端枠111の外周から貫通孔111b内に貫通するネジ孔111aが形成されている。ネジ穴111aは、ネジ穴111a内に螺合する金属製の雄ネジ119がフランジ部117aに当接する位置に設けられている。
先端枠111の貫通孔111b内に口金117を挿入し、ネジ穴111a内の雄ネジ119を締め込むことによって、口金117は先端枠111に対して固定される。すなわち、処置具チャンネル112の先端部が先端枠111に対して固定される。
金属製の雄ネジ119によって締め付けることによって、先端枠111と口金117との間の電気的な導通が確立される。すなわち、口金117を、確実に接地電位とすることができる。
また、口金117の外周に形成されたフランジ部117aは、軸方向について、一方側の面にテーパ部117bが形成されている。このようにテーパ部117bを設けることにより、組み立て作業時における口金117の向きの間違いを防止できる。
また、照明光出射部113には、挿入部102内に挿通された光ファイバ束114の先端が配設されている。照明光出射部113及び光ファイバ束114の先端は、先端枠111に固定されている。光ファイバ束114は、先端枠111から挿入部102の基端側に向かって延出する。
挿入部102の外周面は、電気絶縁性を有し管状の部材であるゴム管130によって被覆されている。図3に示すように、ゴム管130の先端部130aは、先端枠111の周囲を被覆している。
ゴム管130と先端枠111との間の気密性を高め、挿入部102内への湿気の浸入を防止するために、このゴム管130の先端部130aの周囲は、周囲に巻回される糸131によって緊縛されている。また、糸131の周囲は接着剤132によって固められている。
ここで、糸131が巻回される位置は、処置具チャンネル112の口金117の先端よりも先端側である。このように、先端部110内において比較的外径の大きい部材である口金117よりも先端側において、ゴム管130を糸131によって緊縛することによって、この緊縛部の外径を小さくすることができる。これにより、先端部110における緊縛部の径方向への突出を無くすことができ、先端部110の細径化を実現できる。
挿入部102の基端に配設された操作部103には、湾曲部109の湾曲を操作するためのアングル操作ノブ106が設けられている。ユニバーサルコード104の基端部には外部装置120に接続可能に構成された内視鏡コネクタ105が設けられている。内視鏡コネクタ105が接続される外部装置120は、光源装置、カメラコントロールユニット120a及び画像表示部121を含んでいる。
前述した伝送ケーブル115及び光ファイバ束114は、挿入部102、操作部103及びユニバーサルコード104内に挿通され、伝送ケーブル115及び光ファイバ束114の基端は内視鏡コネクタ105に配設されている。
伝送ケーブル115は、撮像ユニット1とコネクタ部105とを電気的に接続するように構成されている。コネクタ部105が外部装置120に接続されることによって、撮像ユニット1は、伝送ケーブル115を介して外部装置120のカメラコントロールユニット120aに電気的に接続される。この伝送ケーブル115を介して、外部装置120から撮像ユニット1への電力の供給、及び外部装置120と撮像ユニット1との間の信号の授受が行われる。
カメラコントロールユニット120aは、撮像ユニット1から出力された信号に基づく映像を生成し、画像表示部121に出力する構成を有している。すなわち、本実施形態では、撮像ユニット1により撮像された光学像が、映像として表示部121に表示される。なお、カメラコントロールユニット120a及び画像表示部121の一部又は全部は、内視鏡101と一体に構成される形態であってもよい。
また、光ファイバ束114は、外部装置120が備える光源装置から発せられた光を、先端部110の照明光出射部113にまで伝えるように構成されている。照明光出射部113は、光ファイバ束114から入射した光を出射し、撮像ユニット1の視野を照明するように構成されている。
以上に説明したように、本考案の内視鏡101は、先端枠111の貫通孔116内に形成された爪部116aが、撮像ユニット1の半田12に接触する構成を有することによって、撮像ユニット1の外枠を、確実に接地電位とすることができる。このため、本考案では、撮像ユニット1の静電気耐性を向上させることができる。
また、本考案の内視鏡101は、処置具チャンネル112の先端部である口金117を先端枠111の貫通孔111b内において雄ネジ119によって締め付けることによって、口金117確実に接地電位とすることができる。このことにより、処置具チャンネル112内に挿通された高周波焼灼装置の高周波電流が撮像ユニット1の内部の電気回路に流れることをより確実に防止でき、撮像ユニット1の破壊を防止できる。
本考案は、撮像素子を含む撮像ユニットを先端部に備える内視鏡に利用可能である。
1 撮像ユニット、
2 撮像素子、
10 対物レンズ、
10a 第1レンズ、
10b 金属薄膜、
11 レンズ保持枠、
12 半田、
101 内視鏡、
102 挿入部、
103 操作部、
104 ユニバーサルコード、
105 コネクタ部、
106 アングル操作ノブ、
108 可撓管部、
109 湾曲部、
110 先端部、
111 先端枠、
111a ネジ穴、
111b 貫通孔、
112 処置具チャンネル、
112a 開口部、
112b 開口部、
113 照明光出射部、
114 光ファイバ束、
115 伝送ケーブル、
116 貫通孔、
116a 爪部、
117 口金、
117a フランジ部、
117b テーパ部、
118 口金、
119 雄ネジ、
120 外部装置、
120a カメラコントロールユニット、
121 画像表示装置、
130 ゴム管、
130a 先端部、
131 糸、
132 接着剤。

Claims (1)

  1. 撮像素子、対物レンズ、金属製の筒状の部材であって、内部に前記対物レンズを保持するレンズ保持枠、前記対物レンズの最も先端側に配設され、一部が前記レンズ保持枠よりも先端方向に突出した第1レンズ、前記第1レンズの外周面に形成された金属薄膜、及び前記レンズ保持枠と前記金属薄膜を接合する半田、を含む撮像ユニットを、挿入部の先端部に備える内視鏡であって、
    導電性の材料からなり、前記先端部に配設される先端枠と、
    前記先端枠に形成され、前記レンズ保持枠が嵌合する貫通孔と、
    前記貫通孔内において径方向内側に向かって突出し、前記貫通孔内に前記レンズ保持枠が嵌合した状態において前記半田に接触する爪部と、
    を備えることを特徴とする内視鏡。
JP2013006270U 2013-10-31 内視鏡 Expired - Lifetime JP3188382U (ja)

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JP3188382U true JP3188382U (ja) 2014-01-16

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