JP3187961U - 子供用食器セット - Google Patents

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秀之 横山
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Abstract

【課題】子供の成長に応じて買い替えをする必要がなく、また、子供の発達度合いによっては食事の際に食器を倒す恐れが少なく、子供に食事に対する興味を抱かせ、楽しみを与えることができる、子供用食器セットを提供する。【解決手段】食器セットは、プレート20と当該プレート20における第1係合相手部25、第2係合相手部30、第3係合相手部35と係合する食器で構成される。プレート20は、合成樹脂からなるほぼ板状のものである。尚、熱可塑性樹脂が好ましく、ポリプロピレンが好ましい。また、前記第1係合相手部25と第2係合相手部30、第3係合相手部35は当該プレート20と一体成型されている。第1係合相手部25の形状は、側面部と底部を有する平面視ほぼ円形であり底部に行くにしたがい縮径され言わばテーパー状の断面視形状である円錐台型状を呈するものである。【選択図】図2

Description

本考案は、子供用食器セットに関するものである。
子供が成長していくに従い、初めはミルクだったものが離乳食を経て通常の食事に移行する。この場合ミルクから固形食に移行する過程で離乳食を与えることになる。なお離乳食と云っても、はじめはほぼ流動食であり固形物がほとんどないものである。従って、その流動食から始めて、食事に慣れていくにしたがい徐々に固形物を増やし最終的には通常の食事に移行する。
この、離乳食を与える際に初めて食器を使用することになるが、上記のとおり水分が大部分を占める初めの離乳食の場合は、比較的深めの食器が好ましい。また、子供が成長していくにしたがい、食欲が増すことで徐々に食事の量も多くなり、離乳食当初からは量も種類も増えることになる。従って、徐々に、食事の量及び内容によって使用している食器を変更しなければならず、最終的には何種類もの食器を購入しなければならない事態も予想される。
一方で、実用新案登録第3041282号公報において開示されているいわゆるワンプレートと呼ばれる食器を使用する場合もある。このワンプレートと呼ばれるものは、大きめの食器の内部に複数の仕切りを設け、複数の仕切りに仕切られた区画に、異なる料理を配置することによって、1つのプレートで複数の食べ物を提供することができるものである。
しかしながら、上記のように離乳食を始める当初は食事量が少なくまた種類も少ないことから、ワンプレートを使用した場合においては1つ仕切りしか使用せず、他の仕切りが空いてしまうという場合がある。また離乳食を始めた幼児にとっては手に余るものであり、ひっくり返してしまうといった事態も予想される。また、ワンプレートは食器に比べ比較的底が浅く、水分が大部分を占める初めの離乳食に使用する場合は適当ではない。
また、そのワンプレートに口を近付けて食べるという場合があり食事のマナーに反するといった事態も予想される。一方で、従来の食器を使用した場合において、メニューの種類が増えてくると当該食器を複数用意しなければならず、いずれも子供の成長に伴い買い替えあるいは買い増しを余儀なくさせられる。また、それら複数の食器をテーブルに並べることもできるが、子供の発達度合いによっては食器を倒してしまう場合がありこれについても何ら対策が施されたものはない。特に物ごころのつかない乳幼児であれば、なおさらである。
また、食事は子供の体の成長に欠かせないものであるが、食事は、親子のコミュニケーションを図る手段としても重要であり、心の成長にも欠かせないものである。従って、食物を摂取するための食事だけではなく、楽しみながら親子のコミュニケーションを図るということも求められている。
実用新案登録第3041282号公報
本考案の課題は、子供の成長に応じた食器を提供するとともに、買い替えをする必要のない食器を提供することを目的とする。また、子供の発達度合いによって食事をする際に食器を倒してしまう恐れの少ない食器を提供することを目的とする。また、子供に食事に対する興味を抱かせかつ楽しみを与えることのできる子供用食器セットを提供することを目的とする。
本考案は少なくとも複数の食器と、それらを配置するプレートとからなる食器セットであって、前記複数の食器を、前記プレートにおける複数の係合相手部に、それぞれ係脱可能に載置するという手段を講じたものである。
ここで係脱可能に載置するとは、プレート上に食器を載置した場合に食器を横から押しても倒れにくいが、この食器のみに上方への力を加えた場合に、プレートはそのまま持ちあげられることなく当該食器のみを持ち上げることができ、当該食器のみを取り出せることをいう。すなわち食器に対する横方向の力には係合し、持ち上げる方向の力には、その係合から脱することができるということである。さらに云えば、食器に対して横方向の力に対しては食器とプレートが係合することによって食器が倒れるのを防ぐことができるのに対し、食器に対してほぼ垂直に力を加えた場合においてプレートは、その食器の動きに引きずられることなく当該食器のみをプレートから持ち上げることができ、食器の上方への動きにプレートが追随しないということである。従って、仮にプレート上に載置されている食器を子供が持ち上げた場合に、当該食器のみが持ち上がり、プレートそのものは持ち上がることがないために、プレート上に置かれた他の食器の中身をこぼす恐れが極めて少なくなるというものである。
また食器とは、主として皿を云い、椀も含まれ料理を入れることができる器であればその形状あるいは名称を問わない。なお、食器がプレートにおける係合相手部と係合しているが、食器の一部と、係合する場合であってもよい。たとえば、少なくとも容器部の側面部とプレートにおける係合相手部として係合するということでも好ましい。側面部が係合すれば、上述のとおり、ワンプレート上に食器を載置した場合に食器を横から押しても倒れないが、この食器のみに対して上方に力を加えた場合に、当該食器のみが持ち上がり、プレートはそれに引きずられることなく持ちあがらないからである。
また、本考案は、複数の食器における形状または大きさをのうち少なくともいずれか一方をそれぞれ異なるものとし、プレートにおける複数の係合相手部に前記複数の食器をそれぞれの係脱可能に載置するという手段を講じたものである。食器と係合相手部の大きさあるいは形状のすくなくとも一方が異なるために、複数の食器とプレートにおける複数の係合相手部との対応関係が1対1となり、例えば小さめの食器と大きめの食器の係合相手部はそれぞれ異なり、所定の係合相手部とのみ係合することになる。またこれ以外の他の食器と他の係合相手部は、異なる形状であり、例えば、係合相手部が平面視半長円状ともいうべき形状である場合は、この形状を有する食器とそれと対応する前記係合相手部を有するためにこれらについても対応関係が1対1となるというものである。従って、子供が、まだ幼い場合において、1つ1つの食器をあらかじめ定められた位置にセットすることができるために云わば、はめえパズルのように楽しみながら食事の準備をすることができる。よって食事の準備を通じて親子の良好なコミュニケーションを図ることができるというものである。
また、本考案は、複数の食器の少なくとも1つに当該食器の回転を阻止するための係止部を設け、その食器と対応するプレートにおける係合相手部に係止相手部を設け、前記食器とプレートが係脱可能でありかつ回転不能に係止されるという手段を講じたものである。尚、ここで係止するとは、食器がプレートの係止相手部に係止されると、食器がプレートに対して水平面上の回転が阻止されることを云うが、係脱可能であることから、プレートに対して食器の回転が阻止されるもののプレート上に食器を載置した場合に食器を横から押しても倒れないが、この食器のみに上方への力を加えた場合に、当該食器のみが持ち上がり、プレートは持ちあがらないことをいう。
本考案は以上のように構成されかつ作用するものであり、子供の成長に応じた食器を提供するとともに、買い替えをする必要のない食器を提供することができる。また、子供の成長度合いにかかわらず食事をする際に食器を倒してしまう恐れの少ない食器を提供することができる。また、子供に食事に対する興味を抱かせかつ楽しみを与えることのできる食器を提供することができる。
以下、図示の実施形態を参照して本考案をより詳細に説明する。図1は、プレート上に複数の食器を載置した子供用食器セットの斜視図である。図2はプレートの平面図である。図3は、図2におけるプレートのD−D線断面図である。図4は、図2におけるプレートのE−E線断面図である。図5は、図2におけるプレートのF−F線端面図である。図6において、Aは食器40の平面図、Bは食器40のG−G線断面図である。図7において、Aは食器50の平面図、Bは食器50のH−H線断面図である。図8において、Aは食器60の平面図、Bは食器60のI−I線断面図である。図9は、図1におけるA−A線端面図である。図10は、図1におけるB−B線端面図である。図11は、図1におけるC−C線端面図である。
本考案に係る食器セット10は、プレート20と当該プレート20における第1係合相手部25、第2係合相手部30、第3係合相手部35と係合する食器40、50、60で構成される。プレート20は、合成樹脂からなるほぼ板状のものである。尚、熱可塑性樹脂が好ましく、ポリプロピレンが好ましい。また、前記第1係合相手部25と第2係合相手部30、第3係合相手部35は当該プレート20と一体成型されている。第1係合相手部25の形状は、側面部26と底部27を有する平面視ほぼ円形であり底部27に行くにしたがい縮径され言わばテーパー状の断面視形状である円錐台型状を呈するものである。すなわち、その第1係合相手部25の開口部分よりも底部27が狭い尻すぼまり状である。
第1係合相手部25には、係止相手部28が形成されている。後述する食器40における係止部41と係止される。これにより食器40は、プレート20において一定の位置で係止される。すなわち、食器40がプレート20に対して回転不能に係合することができる。実施例のように、食器セット10が、物語の主人公を模したいわゆるキャラクター商品である場合にプレート20に対する食器40の位置を係止部41によって確定することによって、このキャラクター模した食器40を正しい位置で再現することができる。従って食器を準備する乳幼児にとって絵合わせの要領で楽しみながら食事の準備を手伝うことができる。
また、上記のとおりプレート20はほぼ板状のものであり、第1係合相手部25の大部分はプレート20の下部21から突出した構成である。またプレート20の外周は、せり上がり部22であり、プレート20全体としてお盆としての役割も果たしている。本実施例では、プレート20にセットされる食器40、50、60の数は3枚であるがこれに限られることはない。
第2係合相手部30の形状は、側面部31と底部32を有する平面視ほぼ円形であり底、第1係合相手部25よりも平面視形状が若干小さな平面視ほぼ円形状を呈し、底部32に行くにしたがい縮径され言わばテーパー状の断面視形状である円錐台型状を呈するものである。すなわち、その第2係合相手部30の開口部分よりも底部32が狭い尻すぼまり状である。また、上記と同様にプレート20は板状のものであるから、第2係合相手部30の大部分はプレート20の下部21から突出した構成である。
第3係合相手部35は、側面部36と底部37を有し平面視ほぼ半長円形状であり底部37に行くに従いその第3係合相手部35の開口部分よりも底部37が狭い云わば尻すぼまり状を呈している。従ってこれも断面視テーパー状を呈するものである。また、第3係合相手部35はほぼ半円形の凹部であり、その底部はプレート20の下部21から突出した構成である。尚、上記のとおり第1係合相手部25と第2係合相手部30、及び第3係合相手部35はそれぞれ抜き勾配を考慮したものでありその勾配の角度は、第1係合相手部25は15度前後、第2係合相手部30、及び第3係合相手部35は5度前後が好ましいが、これには限られない。
このように上記第1係合相手部25と第2係合相手部30、及び第3係合相手部35はそれぞれ異なる大きさ及び形状を有している。従って後述するようにこれに係合する食器は、それぞれ異なり、上記第1係合相手部25には食器40が、第2係合相手部30には食器50が、第3係合相手部35には食器60がそれぞれ係合し、食器と、係合相手部は1対1の関係である。
またプレート20にフォーク70やスプーン71を置くための載置部37、38を有している。当該載置部37、38は、平面視ほぼ長方形である。また、上記第1第係合相手部25と第2係合相手部30、及び第3係合相手部35よりも底が浅い凹部であるので当該載置部37、38もプレートの下部21から突出するがその突出量は前記第1係合相手部25と第2係合相手部30及び第3係合相手部35よりも小である。
従って、プレート20をテーブルに載置した場合に、前記第1係合相手部25と第2係合相手部30、及び第3係合相手部35におけるプレート20の下部21からの突出量よりも載置部37、38の突出量が少ないのでガタついてしまう。そのため、当該載置部37、38の底に脚37a、38aを設け、それらの突出量を合わせることによりそのガタつきを抑えている。
上記プレート20における第1係合相手部25と係合する食器40は、容器部42と鍔部43、43を有し、当該容器部42は側面部42aと底部42bを有するものであり、料理を収納する部分である。容器部42は円錐台形状を呈するものである。換言すれば断面視形状がテーパー状であり、底部42bに行くにしたがい縮径された形状である。この側面部42aの勾配は15度前後である。また、底部42bの平面視形状はほぼ円形である。側面部42aに係止部41を有し、該係止部41は側面部42aから突出するように構成されている。本実施例では、係止部41は、食器40の容器部42における側面部42aに1か所有するものであるが、それ以上設けることを妨げるものではない。
また、鍔部43、43は、食器40を持つための取っ手としての役割を果たすものである。本実施例ではキャラクターの特徴的部分を模している。従って、このキャラクターをプレート20上で再現するためにはプレート20上における一定の位置に食器40を配置しなければならない。本実施例では、上述のとおり、食器40に係止部41を有しているために、プレート20に対して正対した位置に係止することができる。すなわち、平面上で回転が阻止されるということになる。従って特徴的な鍔部43、43はそれぞれ斜め上方に配置されるために、キャラクターを正しく再現することができる(図1参照)。これはとくに乳幼児にとって重要であり、食事の準備をするために、係止部41を第1係合相手部25における係止相手部27に係止すれば、正対したキャラクターを的確に表現することができるために、いわば幼児期の成功体験に資するものとなるのである。尚、本実施例のように高台46を付加しても好ましく、このように高台46を付加することにより食器40をもち上げやすくすることができる。
上記プレート20における第2係合相手部30と係合する食器50は、容器部52と複数の鍔部53a、53bを有し、当該容器部52は側面部52aと底部52bを有するものであり、料理を収納する部分である。容器部52は円錐台形状を呈するものである。換言すれば断面視形状がテーパー状であり、底部52bに行くにしたがい縮径された形状である。この側面部52aの勾配は5度前後である。また、底部52bの平面視形状はほぼ円形である。また、複数の鍔部53a、53bは、食器50をもつための取っ手としての役割を果たすものである。また、高台56を付加しても好ましく、このように高台56を付加することにより食器50をもち上げやすくすることができる。
上記プレート20における第3係合相手部35と係合する食器60については、容器部62と鍔部63を有し、当該容器部62は側面部62aと底部62bを有するものであり、料理を収納する部分である。また、底部62bは、平面視略半長円形状であり、側面部62aの断面視形状がテーパー状である。また、この勾配は5度前後である。また、複数の鍔部53a、53bは、食器50をもつための取っ手としての役割を果たすものである。鍔部63は、食器60をもつための取っ手としての役割を果たすものである。また、高台66を付加しても好ましく、このように高台66を付加することにより食器60をもち上げやすくすることができる。
乳児が、成長するに従いミルクから離乳食に移行する場合に、その移行当初はまだ、食が細くそれほど大きな食器は必要ないために例えば食器40のみを単独で使用して食事を与えることができる。また徐々に、食事する量が増し、種類も増えていくにしたがい、食器40のほか食器50、60をも使用する。この場合にこれらの食器40、50、60を従来のテーブルに並べて使用することが可能である。尚、子供の成長度合いによっては、保護者が目を離したすきに上記の食器40等に手を伸ばしてしまい当該食器40を転倒させてしまう場合が無いとも云えない。これは当該食器40の限られずほとんどの子供用食器に当てはまるものである。従って当該食器40、50、60を単独で使用したからと云って、転倒しやすいといったことはない。
このように、子供の発育度合いによっては、テーブルの上に置かれた食器を転倒させてしまう場合が無いとは云えず、また、使用する食器の種類が増えてくると保護者が、すべての食器について注意をするのが困難になる。このような場合に、プレート20の第1係合相手部25に食器40を載置し、第2係合相手部30に食器50、第3係合相手部35に食器60を載置することができる。
食器40をプレート20に載置した場合において、本実施例では第1係合相手部25の深さよりも、食器40の深さのほうが深い状態であるが、仮に乳幼児が、食器40を横方向に押した場合であっても、食器40はプレート20における第1係合相手部25と係合しているので、食器40をひっくり返す可能性が低いものとなる。これに対して今度はその食器40内に入れられた食べ物を食す場合においては、その食器40を手で持ち上げる必要がある。その場合はその食器40のみを持ち上げれば、プレート20が持ち上がることなく当該食器40を口元に近付けることができる。すなわち、上記のとおり第1係合相手部25および食器40は、いずれも底部27あるいは底部42bに行くにしたがい縮径された形状を呈し、いずれも断面視形状がテーパー状である。従って、上記のとおりプレート20上に食器40を載置した場合に食器40を横から押しても倒れにくいが、この食器40のみに上方への力を加えた場合に、プレート20はそのまま持ちあげられることなく当該食器40のみを持ち上げることができ、当該食器40のみを取り出せるものである。すなわち食器40をプレート20における第1係合相手部25に載置した状態で当該食器40に対する横方向の力には係合するが、持ち上げる方向の力すなわち垂直上方への力には、その係合から脱することができる。従って、プレート20における第1係合相手部25に、係脱可能に食器40を載置することができる。なお、プレート20における第1係合相手部25における側面部26の抜き勾配を、食器40の容器部42の側面部42aの抜き勾配よりも大とすることでプレート20における第1係合相手部25に、係脱可能に食器40を載置することができる。例えば、食器40の容器部42の側面部42aの抜き勾配が15度の場合、プレート20における第1係合相手部25における側面部26の抜き勾配を15度以上とすることである。従ってその場合は、第1係合相手部25における側面部26の抜き勾配と、食器40の容器部42の側面部42aの抜き勾配を同じ角度にするよりも食器40の上方への動きにプレート20は追従しにくくなる。
また、食器50をプレート20に載置した場合において、第2係合相手部30の深さよりも、食器50の深さのほうが深い状態であるが、仮に乳幼児が、食器50を横方向に押した場合であっても、食器50はプレート20における第2係合相手部30と係合しているので、食器50をひっくり返す可能性が低いものとなる。これに対して今度はその食器50内に入れられた食べ物を食す場合においては、その食器50を手で持ち上げる必要がある。その場合はその食器50のみを持ち上げれば、プレート20が持ち上がることなく当該食器50を口元に近付けることができる。すなわち、上記のとおり第2係合相手部30および食器50は、いずれも底部32あるいは底部52bに行くにしたがい縮径された形状を呈し、いずれも断面視形状がテーパー状である。従って、上記のとおりプレート20上に食器50を載置した場合に食器50を横から押しても倒れにくいが、この食器50のみに上方への力を加えた場合に、プレート20はそのまま持ちあげられることなく当該食器50のみを持ち上げることができ、当該食器50のみを取り出せるものである。すなわち食器50をプレート20における第2係合相手部30に載置した状態で当該食器50に対する横方向の力には係合するが、持ち上げる方向の力すなわち垂直上方への力には、その係合から脱することができる。従って、プレート20における第2係合相手部30に、係脱可能に食器50を載置することができる。なお、プレート20における第2係合相手部30における側面部31の抜き勾配を、食器50の容器部52の側面部52aの抜き勾配よりも大とすることでプレート20における第2係合相手部30に、係脱可能に食器50を載置することができる。例えば、食器50の容器部52の側面部52aの抜き勾配が5度の場合、プレート20における第2係合相手部30における側面部31の抜き勾配を5度以上とすることである。従ってその場合は、第2係合相手部30における側面部32の抜き勾配と、食器50の容器部52の側面部52aの抜き勾配を同じ角度にするよりも食器50の上方への動きにプレート20は追従しにくくなる。
また、食器60をプレート20に載置した場合において、第3係合相手部35の深さよりも、食器60の深さのほうが深い状態であるが、仮に乳幼児が、食器60を横方向に押した場合であっても、食器60はプレート20における第3係合相手部35と係合しているので、食器60をひっくり返す可能性が低いものとなる。これに対して今度はその食器60内に入れられた食べ物を食す場合においては、その食器60を手で持ち上げる必要がある。その場合はその食器60のみを持ち上げれば、プレート20が持ち上がることなく当該食器60を口元に近付けることができる。すなわち、上記のとおり第3係合相手部35および食器60は、いずれも底部36あるいは底部62bに行くにしたがい縮径された形状を呈し、いずれも断面視形状がテーパー状である。従って、上記のとおりプレート20上に食器60を載置した場合に食器60を横から押しても倒れにくいが、この食器60のみに上方への力を加えた場合に、プレート20はそのまま持ちあげられることなく当該食器60のみを持ち上げることができ、当該食器60のみを取り出せるものである。すなわち食器60をプレート20における第3係合相手部35に載置した状態で当該食器60に対する横方向の力には係合するが、持ち上げる方向の力すなわち垂直上方への力には、その係合から脱することができる。従って、プレート20における第3係合相手部35に、係脱可能に食器60を載置することができる。なお、プレート20における第3係合相手部35における側面部36の抜き勾配を、食器60の容器部62の側面部62aの抜き勾配よりも大とすることでプレート20における第3係合相手部35に、係脱可能に食器60を載置することができる。例えば、食器60の容器部62の側面部62aの抜き勾配が5度の場合、プレート20における第3係合相手部35における側面部36の抜き勾配を5度以上とすることである。従ってその場合は、第3係合相手部35における側面部36の抜き勾配と、食器60の容器部62の側面部62aの抜き勾配を同じ角度にするよりも食器60の上方への動きにプレート20は追従しにくくなる。
これは上述のとおり第1係合相手部25の形状は、平面視ほぼ円形であり底部27に行くにしたがい縮径され言わばテーパー状の断面視形状である円錐台型状を呈するものである。従って、食器40の断面視形状の抜き勾配と同様あるいは大であるために、食器40を持ち上げる動作にプレート20が引きずられることがないために、他の食器50、60に影響を及ぼすこともない。また、第2係合相手部30および第3係合相手部35も同様である。よって、プレート20に食器40、50、60を載置することによって、子供がまだ成長していない乳幼児の場合において保護者が、すべての食器について注意を払うのが困難であるという煩わしさから解放されて、子供に真摯に向き合うことができ、食事の際にも親子のコミュニケーションを図ることができる。また、いわゆるワンプレートではこのプレートに口を近づけて食事をする場合があり、このような食事のスタイルはあまり好ましくないが、本考案に係る食器セットでは上記のとおりであることから、かかる不都合を防止することができいわゆる食事のマナーを学ぶことができる。
また、食器40、50、60はそれぞれ大きさあるいは形状が異なり、前記第1係合相手部25、第2係合相手部30、第3係合相手部35と1対1の関係である。すなわち、食器40は、前記第1係合相手部25に載置することができ、食器50は前記第2係合相手部30に載置することができ、食器60は前記第3係合相手部35に載置することができる。従って、子供は、ハメ絵パズルの要領で、食器40、50、60とプレート20における所定の前記第1係合相手部25、第2係合相手部30、第3係合相手部35の組み合わせを楽しむことができる。また子供の成長に合わせあらかじめ決められた上記第1係合相手部25、第2係合相手部30、第3係合相手部35に食器40、50、60をセットすることにより食事の用意をすることができ、食事の準備の手伝いを経験させることもできる。また、食べ終わった食器40、50、60を所定の前記第1係合相手部25、第2係合相手部30、第3係合相手部35に載置することで、上記食器を上記所定の係合部に係合することができるので、この場合においてもはめえパズルの要領で楽しむことも可能である
プレート上に複数の食器を載置した子供用食器セットの斜視図。 プレートの平面図。 図2におけるプレートのD−D線断面図。 図2におけるプレートのE−E線断面図。 図2におけるプレートのF−F線端面図。 Aは食器40の平面図、Bは食器40のG−G線断面図。 Aは食器50の平面図、Bは食器50のH−H線断面図。 Aは食器60の平面図、Bは食器60のI−I線断面図。 図1におけるA−A線端面図。 図1におけるB−B線端面図。 図1におけるC−C線端面図。
10、食器セット
20、プレート
25、第1係合相手部
27、係止相手部
30、第2係合相手部
35、第3係合相手部
40、食器
41、係止部
50、食器
60、食器

Claims (3)

  1. 少なくとも複数の食器と、それらを配置するプレートとからなる食器セットであって、前記複数の食器を、前記プレートにおける複数の係合相手部に、それぞれ係脱可能に載置することを特徴とする子供用食器セット
  2. 複数の食器における形状または大きさをのうち少なくともいずれか一方をそれぞれ異なるものとし、プレートにおける複数の係合相手部に前記複数の食器を、それぞれ係脱可能に載置することを特徴とする請求項1記載の子供用食器セット
  3. 複数の食器の少なくとも1つに当該食器の回転を阻止するための係止部を設け、その食器と対応するプレートにおける係合相手部に係止相手部を設け、前記食器とプレートが係脱可能でありかつ回転不能に係止されていることを特徴とする請求項1または2記載の子供用食器セット
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021177477A1 (ko) * 2020-03-02 2021-09-10 주식회사 화진몰테크 유아용 식판
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