JP3186967U - キャップアート創作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】資源の節減に貢献でき、環境汚染の問題を解消し、使用済のPETボトル用キャップを有効的に活用して再利用し得るキャップアート創作装置を提供する。
【解決手段】使用済のPETボトル用キャップ1を所望数使用して所望の絵画その他のアート作品を創作するキャップアート作品創作装置であって、所望の大きさの略四角形の薄形ケース状に形成したアート作品表現部2を備える。前記表現部2は、キャップを前後方向に向けて挿入可能なキャップ収容部26を形成して対設した前壁部20及び後壁部21と、収容部の底壁部閉塞して設けた底壁部24と、収容部の左右の側壁部を閉塞して設けた側壁部22,23と、収容部の上端部を開放して設けた開口部25とを備える。前壁部は透明な板材で構成する。開口部から収容部へ所望色のキャップを所望数挿入して絵画等を表現してアート作品を創作する。
【選択図】図1

Description

本考案は、使用済のPETボトル用キャップを再利用してアート作品を創作するキャップアート創作装置に関する。さらに詳しくは、所望数の前記キャップを使用して、所望の絵画や模様その他の形象を表現して作成したアート作品を創作するキャップアート創作装置に関する。
PET(ポリエチレンテフタレート)ボトルは、飲料水や茶類、その他各種の清涼飲料等の容器として使用され、今や我が国だけでも億単位で毎年生産されている。PETボトル用キャップは、一般に略同一寸法に形成されている。また、前記キャップは、白色,赤色,黒色,青色系(ライトブルーやダークブルー等),黄色,グリーン系,ピンク系その他の多種類(例えば、約10〜15種類程度)に着色されたものが一般に使用されている。
従来、使用済PETボトル及びキャップは可燃ゴミとして廃棄され、焼却処分されていたが、焼却処分によると、資源の無駄遣い及び環境汚染の問題を有していた。そのため、近年においては、リサイクル(再生利用)による処理方法が推奨され、実施されている。
例えば、特許文献1ないし4には、使用済PETボトル又は/及びキャップを再利用して再生製品を製造する技術(先行技術)が開示されている。これらの先行技術によれば、資源の節減に貢献することができる。
特開2003−291144号公報 特開2001−38730号公報 特開2011−6521号公報 特開2002−167473号公報
上述したように、先行技術によれば資源の節減に貢献できるが、生産コストが高くなる問題が生じると共に環境汚染の問題は残されている。
また、使用済のPETボトルの再生利用については、可成り実施されているが、キャップの再生利用については、PETボトルに比べて普及するまでには至っていない。そのため、使用済のPETボトル用キャップを有効的に活用して再利用し得る技術の開発が望まれている。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたもので、発想を転換して資源の節減に貢献できると共に環境汚染の問題を解消し、使用済のPETボトル用キャップを有効的に活用して再利用し得る斬新的なキャップアート創作装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案者は種々研究した結果、上述したように、PETボトル用キャップは、一般に略同一寸法に形成されていると共に多種類の色のキャップが使用されていることに着目し、本考案を完成したものである。
即ち、本考案のうち、1つの考案(第1の考案)は、使用済のPETボトル用キャップを所望数使用して所望の絵画や図形或いは模様その他の形象を表現して作成したアート作品を創作するキャップアート創作装置であって、
所望の大きさの略四角形の薄形ケース状に形成されたアート作品表現部を備え、
前記アート作品表現部は、
前記キャップを前後方向に向けて挿入可能なキャップ収容部を形成して対向して設けた前壁部及び後壁部と、
前記前後の両壁部間の前記収容部の底端部に設けた底壁部と、
前記前後の両壁部間の前記収容部の左右のいずれか一方の側端部に設けた側壁部と、
前記前後の両壁部間の前記収容部の他方の側端部に設けた側壁部と、
前記前後の両壁部間の前記収容部の上端部を開放して設けた開口部とを備え、
前記アート作品表現部の前記前壁部は透明な板材で構成されていることを特徴とするものである。
本考案のさらに他の1つの考案(第2の考案)は、第1の考案のキャップアート創作装置において、
前記アート作品創作部は、前記前後の両壁部間の前記収容部の前記他方の側端部を開放して設けた開口部と、前記前後の両壁部間の前記収容部の上端部に設けた天壁部とを備えていることを特徴とするものである。
本考案のさらに他の1つの考案(第3の考案)は、第1の考案のキャップアート創作装置において、
前記アート作品創作部は、前記前後の両壁部間の前記収容部の前記他方の側端部に開閉可能に設けた側壁部と、前記前後の両壁部間の前記収容部の上端部に開閉可能に設けた天壁部とを備えていることを特徴とするものである。
本考案のさらに他の1つの考案(第4の考案)は、第1ないし第3のいずれかの考案のキャップアート創作装置において、前記アート作品創作部は、前記前後の両壁部間の前記収容部の底端部の所望の部位又は左右のいずれか一方の側端部の所望の部位に開閉可能に設けたキャップ取出部を備えていることを特徴とするものである。
本考案のさらに他の1つの考案(第5の考案)は、第1ないし第4のいずれかの考案のキャップアート創作装置において、前記アート作品表現部の前記後壁部と対向して設けた前記前壁部は着脱可能又は開閉可能に構成されていることを特徴とするものである。
本考案のさらに他の1つの考案(第6の考案)は、第1ないし第5のいずれかの考案のキャップアート創作装置において、前記アート作品表現部は、前記後壁部の所望の部位に設けた手提げ用手段を備えていることを特徴とするものである。
本考案のさらに他の1つの考案(第7の考案)は、第1ないし第6のいずれかの考案のキャップアート創作装置において、前記アート作品表現部は、前記後壁部の所望の部位に設けた壁掛け用手段を備えていることを特徴とするものである。
本考案のさらに他の1つの考案(第8の考案)は、第1ないし第7のいずれかの考案のキャップアート創作装置において、前記アート作品表現部は、前記後壁部の所望の部位に設けた立掛け用のスタンドを備えていることを特徴とするものである。
本考案のさらに他の1つの考案(第9の考案)は、第1ないし第7のいずれかの考案のキャップアート創作装置において、前記後壁部を兼用して前記アート作品表現部を背合わせに二組備えて構成されていることを特徴とするものである。
本考案によれば次のような作用効果を奏する。
(1)使用済のPETボトル用キャップを原形の状態で再利用して絵画その他のアート作品を創作するので、資源の節減に貢献できると共に前記キャップの再生処理による環境汚染の問題の解消に貢献し得るリサイクル技術を提供することができる。
(2)アート作品表現部の前壁部を通してキャップ収容部内を見ながら、上端部又は側端部の開口部から所望色の前記キャップを収容部内へ、配置位置を確認しながら順次挿入して所望の絵画その他の形象を表現して所望のアート作品を創作することができる。
(3)アート作品表現部を横長のケース状に形成した場合には、第1及び第3の考案によれば、前記表現部を横長に向けて起立させるようにし、この状態で上端部の開口部から前記キャップを収容部内へ挿入することにより、横長に表現したアート作品を創作することができる。また、第2及び第3の考案によれば、前記表現部を縦長に向けて起立させるようにし、この状態で前記他方の側端部の開口部から前記キャップを収容部内へ挿入することにより、縦長に表現したアート作品を創作することができる。
(4)本考案装置は学校教育等における教材としても使用することができる。
(5)第4の考案によれば、上記諸効果に加え、前記収容部内のキャップをキャップ取出部から取り出すことが可能になる。
(6)第5の考案によれば、前壁部を取外し、或いは開くことにより、前記表現部の前面側は全て開口されるので、前記キャップを前記表現部の前面側から後壁部上に順次並べて載置して配置し、絵画その他の所望のアート作品を創作することができる。この方法によると、アート作品の創作が第1ないし第3の考案に比べて容易になる。
(7)第6の考案によれば、上記諸効果に加え、キャップアート創作装置の持ち運び等の作業が容易になる。
(8)第7の考案によれば、上記諸効果に加え、前記装置を壁掛用装置品として利用できる。
(9)第8の考案によれば、上記諸効果に加え、前記装置を室内装置品として利用できる。
(10)第9の考案によれば、上記諸効果に加え、両方のアート作品表現部を使用して所望のアート作品を創作することができる。
図1(a)は本考案の一実施の形態のキャップアート創作装置の構成を概略的に示す説明斜視図、図1(b)は一部の使用済のPETボトルキャップを例示的に示す説明図である。なお、前記装置とキャップは縮小率を変えて開示されている。 前記キャップアート創作装置を拡大し、その構成を概略的に示す説明斜視図である。 図3(a)は前記装置の構成を概略的に示す説明縦断面図、図3(b)は同じく説明側面図、図3(c)は前記装置の一部を拡大し、その構成及び前記キャップをキャップ収容部に挿入した状態を示す説明縦断面図である。 一部の使用済のPETボトル用キャップを例示的、かつ、その構成を概略的に示す説明図であって、同図(a−1)は白色キャップの説明平面図、同図(a−2)は同じく説明斜視図、同図(a−3)は同じく説明縦断面図、同図(b)は黒色キャップ、同図(c)は赤色キャップ、同図(d)はライトブルーキャップ、同図(e)はダークブルーキャップ、同図(f)はグリーンキャップ、同図(g)は黄色キャップを示す説明平面図である。 前記キャップを使用してアート作品を創作した一例を示す説明図である。 前記キャップを使用してアート作品を創作した他の例を示す説明図である。 アート作品表現部の前壁部を取外して使用する状態を示す説明図である。 本考案の他の実施形態のキャップアート創作装置の構成を概略的に示す図であって、同図(a)は説明斜視図、同図(b)は説明平面図である。
以下、図面を参照して本考案のキャップアート創作装置の一例について説明する。
図1ないし図8は、本考案の一実施形態(実施形態1)のキャップアート創作装置を示す。
実施形態1のキャップアート創作装置100は、使用済のPETボトル用キャップ1を所望数使用して所望の絵画や図形或いは模様その他の形象を表現して作成したアート作品を創作するキャップアート創作装置である。
PETボトル用キャップは、後端を開口したネジ筒部10と、ネジ筒部10の先端を閉塞した天板部11とを一体成形してなっている(図1(b)、図4参照)。前記キャップ1は、一般に直径(外径):約30mm、高さ(筒部10の長さ):約14mmに形成されている。なお、大多数のキャップ1は上記寸法に形成されているが、寸法が若干相違するものもある。
図1ないし図8に示すように、実施形態1のキャップアート創作装置100は、所望の大きさの略四角形の薄形ケース状に形成されたアート作品表現部2を備える。前記表現部2の大きさは特に限定するものではなく、所望の大きさに形成できるものであるが、例えば高さ(縦巾):約250〜350mm、横巾:約350〜450mm程度の範囲を挙げることができる。
なお、前記表現部2の大きさは上記範囲に限定されるものではなく、例えば用途等により、例えば高さ(縦巾):約1000mm〜約3000mm、横巾:約2000mm〜約5000mm程度等、任意の寸法に形成可能なものである。
実施形態1の装置100のアート作品表現部2は、高さ:約335mm、横巾:約410mmの横長の薄形ケース状に形成されている。なお、この場合、前記表現部2は略正方形状、或いは縦長形状に形成することも可能である。
前記表現部2は、前後に対向する前壁部20及び後壁部21と、左右の側壁部22,23と、底壁部24と、上端を開放して設けた開口部25とを備える。
前壁部20及び後壁部21は前記キャップ1を前後方向(横向き方向)に向けて挿入可能なキャップ収容部(収容スペース)を形成して相対向して設けてある。実施形態1の前後の両壁部20及び21は、約16mmの間隔を存して対設され、両壁部20,21間の前記間隔部により所望数のキャップ1を収容可能なキャップ収容部26が形成されている。但し、両壁部20及び21間の間隔は上記に限定するものではない。この点については後述する実施形態においても同様である。
前記一方の側壁部22は、前後の両壁部20,21間の収容部26の左右のいずれか一方(図2において左側)の側端部を閉塞して設けてある。また、他方の側壁部23は、前後の両壁部20,21間の収容部26の他方(図2において右側)の側端部を閉塞して設けてある。
前記底壁部24は、前後の両壁部20,21間の収容部の底端部を閉塞して設けてある。また、開口部25は、前後の両壁部20,21間の収容部26の上端部を全体的に開放(開口)して形成されている。
前記前後の両壁部20,21、両側壁部22,23、底壁部24の構成素材は特に限定されないが、例えば、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)その他のプラスチック製の板材を採用できる。前記各壁部の肉厚も特に限定するものではなく、所望の肉厚に設定できるが、実施形態では、後壁部、左右の両側壁部22,23、及び底壁部24として、約4〜6mmの肉厚のプラスチック板を採用してある。なお、上記した肉厚の寸法は一例として挙げたもので、例えば、前記表現部2の大きさ等により、例えば約10mm〜約20mm程度等、任意の寸法に形成可能なものである。
前記前壁部20は透明な板材で構成されている。前壁部20の構成素材及び肉厚は特に限定するものではないが、例えば肉厚約2.5〜約3mm程度のPPその他のプラスチック板を採用することができる。なお、上記した肉厚の寸法は一例として挙げたもので、例えば、前記表現部2の大きさ等により、例えば約4mm〜約8mm程度等、任意の寸法に形成できるものである。
本実施形態の前壁部20は、任意の手段により着脱可能に設けてある。実施形態1では、両側壁部22,23の内側面における前端部近くに位置させて、上下方向に向けて相対向して設けた係合溝27a,27bを備え、両溝27a,27bに前壁部の両側端をスライド可能に係合して設けてある。これにより、前壁部20は溝内をスライドさせて着脱可能に構成されている。この場合、図示しないが、前壁部20は任意の手段で開閉可能に設ける構成を採用してもよい。この点については後述する実施形態においても同様である。
前記後壁部21は黒系その他の所望の色で着色した着色板で構成することが好ましい。本実施形態では黒色系に着色した着色板を採用してある。
実施形態1のアート作品表現部2は、後壁部21の所望の部位に設けた手提げ用手段30を備えている。本実施形態では、後壁部21の上端から延長した延設壁部21aを備える。そして、延長壁部21aの略中央部に所望の大きさの手指入れ用の孔31を設け、この孔31により手提げ用手段30が構成されている。これにより、前記装置100の持ち運び等の取扱に作業が容易になる。
実施の形態1の前記表現部2は、後壁部21の所望の部位に設けた壁掛け用手段を備えている。本実施形態では、前記延長壁部21aの所望部(図示では延長壁部21aの左右の端部の近傍)に所望の大きさの吊り下げ用の孔32,32を設け、この両孔32を利用して紐や取付器具(いずれも図示せず)で装置100を壁等に掛け得るように構成してある。これにより、アート作品を創作した前記装置100を壁掛用装置品として保有することができる。
また、実施形態1の前記表現部2は、図3(a),(b)に示すように、後壁部21の裏面における所望の部位に設けた折り畳み可能な立掛け用のスタンド33を備えている。これにより、アート作品を創作した前記装置100を室内装置品として飾り置き用に利用することができる。
さらにまた、実施形態1の前記表現部2は、図3(b)等に示すように、前記他方の側壁部23の底部近くに位置させて、開閉可能に設けたキャップ取出部34を備えている。この構成を採用することにより、収容部26内のキャップ1を前記取出部34から収容部外へ取り出すことができる。なお、この場合において、前記取出部34は底壁部24の所望の部位に設ける構成を採用してもよい。これにより、上記と同様に収容部26内のキャップ1を底壁部24に設けたキャップ取出部から外部へ取り出すことができる。この点については後述する実施形態においても同様である。
実施の形態1のキャップアート創作装置100は上記構成を具備し、所望色の使用済のPETボトル用キャップ1を所望数使用して所望の絵画その他の所望のアート作品を創作するものである。
次に使用済のPETボトル用キャップ1について説明する。前記キャップ1の一例を図4に示す。図4には、白色キャップ1a,黒色キャップ1b,赤色キャップ1c,ライトブルーキャップ1d,ダークブルーキャップ1e,緑色(グリーン)キャップ1f、及び黄色キャップ1gがそれぞれ各1個宛てづつ開示されている。なお、上記以外にピンク系や灰色系その他の所望色のキャップも使用される。各キャップ1a…1g及びその他の任意色のキャップは所望数(例えば各キャップ毎に約50〜200個程度)用意する。各キャップは天板部11側を正面側(前壁部20側)に向けて配置される。
実施形態1の前記装置100は上記のように構成し、前記表現部2の前壁部20を通して収容部26内の位置を見ながら、上端部の開口部25から所望色の前記キャップを収容部内へ、配置位置を確認しながら順次挿入して所望の絵画その他の形象を表現して所望のアート作品を創作する。或いは、前壁部20を取外して表現部2の前面側を全て開口し、この状態で所望色の前記キャップを表現部2の前面側から後壁部上に順次並べて載置し、絵画その他の所望のアート作品を創作することもできる。なお、前壁部20を開閉可能に装着するように構成した場合には、前壁部20を開けた状態で前記キャップを後壁部上に順次並べて載置して配置し、前記と同様にアート作品を創作する。
次に前記キャップを使用したアート作品を創作した一例について説明する。
図5は、アート作品として、富士山の絵画を創作した例を示すものである。このアート作品は、29個の白色キャップ1a、61個の緑色キャップ1f、21個のライトブルーキャップ1d、22個のダークブルーキャップ1e、及び4個の赤色キャップ1cの5色のキャップを使用して富士山の絵を表現したアート作品Aを創作した一例を示すものである。
図6は、アート作品として、パンダの絵画を創作した例を示すものである。この、アート作品は、79個の白色キャップ1a、25個の黒色キャップ1b、36個のライトブルーキャップ1d、及び1個の赤色キャップ1cの4色のキャップを使用してパンダの絵を表現したアート作品Bを創作した一例を示すものである。
図7はアート作品表現部2の前壁部20を取外して使用する例を示すものである。即ち、前壁部20を取外して表現部2の前面側を全て開口し、この状態で所望色の前記キャップを表現部2の前面側から後壁部21上に並べて載置して配置し、前記と同様に絵画その他の所望のアート作品を創作するものである。そして、この使用例においては、アート作品を創作した後、前壁部20を表現部2の元の位置に装着するものである。なお、前壁部20を開閉可能に設ける構成を採用した場合には、前壁部を開けた状態で前記と同様に所望色のキャップを後壁部上に並べて配置し、前記と同様に所望のアート作品を創作するものである。そして、アート作品を創作した後、前壁部を閉めるものである。
なお、実施形態1における前記表現部2の前記他方の側壁部23及び開口部25は、例えば以下に説明する実施形態2又は3のように、その構成を変更することができる。
(実施形態2)
実施形態2においては、アート作品表現部2は、前後の両壁部20,21間の前後収容部26の前記他方の側部を開放して設けた開口部と、前記前後の両壁部20,21間の収容部26の上端部を閉塞して設けた天壁部とを備えて構成されている。
実施形態2の構成を採用する場合には、前記開口部を上方側に位置させるように表現部を縦長に向けて起立させるようにし、この状態で開口部から前記キャップを収容部内へ挿入してアート作品を創作するものである。これにより、縦長に表現したアート作品を創作することができる。
なお、実施形態2の構成を採用する場合には、前記延長壁部21aは、表現部2の前記開口部側に延設する。また、前記スタンド33は、表現部2を縦長に向けて立て掛けできるように構成する。他の構成は実施形態1と同様である。これにより、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
(実施形態3)
実施形態3においては、アート作品表現部2は、前後の両壁部20,21間の前記収容部26の前記他方の側端部に開閉可能に設けた側壁部と、前記前後の両壁部20,21間の前記収容部26の上端部に開閉可能に設けた天壁部とを備えて構成されている。
実施形態3の構成を採用する場合には、創作するアート作品の形状等により、前記表現部2の向きを選択して横長又は縦長に向けて起立させるようにし、選択した部位の天壁部又は側壁部を開口して前記キャップを収容部内へ挿入してアート作品を創作するものである。実施形態3によれば、前記選択により、横長又は縦長に表現したアート作品を創作することができる。他の構成は実施形態1と同様である。これにより、実施形態1と同様の作用効果を奏する。
図8は、本考案の他の実施形態(実施形態4)のキャップアート創作装置を示す。実施形態4のキャップアート創作装置200において、実施形態1で既に説明した構成と共通する構成や部材等には同一符号を付して説明を省略する。
実施形態4のキャップアート創作装置200は、前記後壁部21を兼用して、アート作品表現部を二組備えて構成したものである。即ち、前記後壁部21を兼用して、前記アート作品表現部2と、この表現部2と略同一に構成したアート作品表現部2Aを背合わせに設けて構成したものである。
なお、実施形態4のキャップアート創作装置200は、前記スタンド33を備えていない。但し、実施形態4のキャップアート創作装置200は、前後の巾の寸法が実施形態1の前記創作装置の前後の巾に比べて略二倍の寸法に形成されているので、安定して起立して設置することができる。なお、この場合、底壁部の下部側に設置用の台部材を設ける構成を採用してもよい。他の構成については実施形態1と同様である。
実施形態4のキャップアート創作装置200は、上記のように構成したもので、実施形態4の前記創作装置200によれば、実施形態1の前記創作装置100の上述した諸効果に加え、両方のアート作品表現部2及び2Aを使用して所望のアート作品を創作することができる。
なお、上述したように、キャップは天板部11側を正面側(前壁部20側)に向けて収容部26内に配置するものであるが、表現するアート作品によっては、所望に応じ、例えば動物(図6ではパンダ)の口の部分その他の所望の部位においては、キャップを天地逆にして、筒部10の後端の開口側を正面側に向けて配置して口の部分その他の所望の部分を表現してアート作品を創作することもできる。
また、上記した各実施の形態は一例として開示したもので、本考案は上記の実施の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の技術思想を越脱しない範囲内において任意に変更可能なものである。
1 使用済のPETボトル用キャップ
2 アート作品表現部
20 前壁部
21 後壁部
22,23 側壁部
24 底壁部
25 開口部
A,B アート作品

Claims (9)

  1. 使用済のPETボトル用キャップを所望数使用して所望の絵画や図形或いは模様その他の形象を表現して作成したアート作品を創作するキャップアート創作装置であって、
    所望の大きさの略四角形の薄形ケース状に形成されたアート作品表現部を備え、
    前記アート作品表現部は、
    前記キャップを前後方向に向けて挿入可能なキャップ収容部を形成して対向して設けた前壁部及び後壁部と、
    前記前後の両壁部間の前記収容部の底端部に設けた底壁部と、
    前記前後の両壁部間の前記収容部の左右のいずれか一方の側端部に設けた側壁部と、
    前記前後の両壁部間の前記収容部の他方の側端部に設けた側壁部と、
    前記前後の両壁部間の前記収容部の上端部を開放して設けた開口部とを備え、
    前記アート作品表現部の前記前壁部は透明な板材で構成されている
    ことを特徴とするキャップアート創作装置。
  2. 請求項1に記載のキャップアート創作装置において、
    前記アート作品創作部は、前記前後の両壁部間の前記収容部の前記他方の側端部を開放して設けた開口部と、前記前後の両壁部間の前記収容部の上端部に設けた天壁部とを備えていることを特徴とするキャップアート創作装置。
  3. 請求項1に記載のキャップアート創作装置において、
    前記アート作品創作部は、前記前後の両壁部間の前記収容部の前記他方の側端部に開閉可能に設けた側壁部と、前記前後の両壁部間の前記収容部の上端部に開閉可能に設けた天壁部とを備えていることを特徴とするキャップアート創作装置。
  4. 前記アート作品創作部は、前記前後の両壁部間の前記収容部の底端部の所望の部位又は左右のいずれか一方の側端部の所望の部位に開閉可能に設けたキャップ取出部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のキャップアート創作装置。
  5. 前記アート作品表現部の前記後壁部と対向して設けた前記前壁部は着脱可能又は開閉可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のキャップアート創作装置。
  6. 前記アート作品表現部は、前記後壁部の所望の部位に設けた手提げ用手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のキャップアート創作装置。
  7. 前記アート作品表現部は、前記後壁部の所望の部位に設けた壁掛け用手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のキャップアート創作装置。
  8. 前記アート作品表現部は、前記後壁部の所望の部位に設けた立掛け用のスタンドを備えていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のキャップアート創作装置。
  9. 請求項1ないし7のいずれかに記載のキャップアート創作装置において、前記後壁部を兼用して前記アート作品表現部を背合わせに二組備えて構成されていることを特徴とするキャップアート創作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020089758A1 (es) * 2018-10-28 2020-05-07 Cadavid Marin Jonathan Método para construir estructuras volumétricas compuestas por tapas de envases acopladas sobre superficies planas
KR200492182Y1 (ko) * 2019-12-10 2020-08-26 주식회사 가나오케이 벽면 입체 조형물

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