JP3186907U - 防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー - Google Patents
防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー Download PDFInfo
- Publication number
- JP3186907U JP3186907U JP2013004757U JP2013004757U JP3186907U JP 3186907 U JP3186907 U JP 3186907U JP 2013004757 U JP2013004757 U JP 2013004757U JP 2013004757 U JP2013004757 U JP 2013004757U JP 3186907 U JP3186907 U JP 3186907U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- tape
- tooth
- double
- waterproof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Slide Fasteners (AREA)
Abstract
【課題】防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーを提供する。
【解決手段】二本の単辺二層務歯チェーンテープ3、3により、舌型バランス片を備えるローラー軸式務歯頭部が噛み合い組成し、左、右、上、下にそれぞれ対応するチェーンエレメント頭Hの相互嵌合により布テープ端縁を押して圧迫し、破裂防止及び気密防水作用を達成し、単辺二層務歯チェーンテープ3は、樹脂ファスナーチェーンにより幅が広い布テープの中央に縫合し、務歯が合わさった状態のチェーンテープを形成し、染色及び乾燥定型を経て、再び布テープ背面に防水樹脂を塗布し、続いて左、右側チェーンエレメントを開き、折畳んで折り畳み状態とし、両方の務歯位置を合わせ、防水樹脂を塗布し、両面をヒートシールし粘着、溶合させ、二層チェーンエレメントが対応する単辺二層務歯チェーンテープ3を構成した二層務歯ファスナー。
【選択図】図11
【解決手段】二本の単辺二層務歯チェーンテープ3、3により、舌型バランス片を備えるローラー軸式務歯頭部が噛み合い組成し、左、右、上、下にそれぞれ対応するチェーンエレメント頭Hの相互嵌合により布テープ端縁を押して圧迫し、破裂防止及び気密防水作用を達成し、単辺二層務歯チェーンテープ3は、樹脂ファスナーチェーンにより幅が広い布テープの中央に縫合し、務歯が合わさった状態のチェーンテープを形成し、染色及び乾燥定型を経て、再び布テープ背面に防水樹脂を塗布し、続いて左、右側チェーンエレメントを開き、折畳んで折り畳み状態とし、両方の務歯位置を合わせ、防水樹脂を塗布し、両面をヒートシールし粘着、溶合させ、二層チェーンエレメントが対応する単辺二層務歯チェーンテープ3を構成した二層務歯ファスナー。
【選択図】図11
Description
本考案は防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーに関する。
従来の樹脂ファスナーは普通、単層樹脂ファスナー7(図1参照)、背面に、防水フィルム(図示なし)を塗布或いはヒートシールし形成する。
さらに、左、右側布テープの中間膜層を、薄いカッターブレードで切り開き、務歯頭部を取り付け、開閉可能なファスナーの機能を達成する。
この種の方法は、横方向の抗張力を受けない状況でなら、簡易型の防水機能を備えるが、真の防水気密機能を達成することはできない。
さらに、左、右側布テープの中間膜層を、薄いカッターブレードで切り開き、務歯頭部を取り付け、開閉可能なファスナーの機能を達成する。
この種の方法は、横方向の抗張力を受けない状況でなら、簡易型の防水機能を備えるが、真の防水気密機能を達成することはできない。
従来のウェットスーツ用二層務歯防水ファスナーは、特許文献1に示す。既に特許期間が切れた該構造の特許請求の範囲、実施例説明中に示す二層務歯ファスナー8(図17参照)は、真の防水気密効果を達成することができる。
しかし、二層務歯の中間布テープ82或いは樹脂テープは、その挟層の厚みが比較的厚く、しかも布テープ端縁821が、チェーンエレメント務歯頭の端縁81から一定距離80超過するため、ファスナー務歯が噛み合った時の滑りが非常にきつくなり、引きにくい。
この状態が、長期間続けば、或いは使用回数が多くなると、チェーンエレメントと務歯頭部内腔が相互に磨損し、ファスナーの寿命に悪影響を及ぼす。
しかし、二層務歯の中間布テープ82或いは樹脂テープは、その挟層の厚みが比較的厚く、しかも布テープ端縁821が、チェーンエレメント務歯頭の端縁81から一定距離80超過するため、ファスナー務歯が噛み合った時の滑りが非常にきつくなり、引きにくい。
この状態が、長期間続けば、或いは使用回数が多くなると、チェーンエレメントと務歯頭部内腔が相互に磨損し、ファスナーの寿命に悪影響を及ぼす。
さらに、特許文献1では、その布テープ端縁821がチェーンエレメント務歯頭の端縁81を一定距離80超過するばかりでなく、コーティングするソフトフィルム9が厚めであるため、上、下層務歯中間の布テープ82とソフトフィルム9との構造がもろくなり易い。
そのため、務歯頭部(図示なし)と取り付けて引き動かす時、きつく、しかも上下層務歯が揺れてずれ易い。
これにより、務歯を圧迫し易く、或いは務歯が破損し易く、しかも務歯頭部は舌型バランス片体が位置のコントロールをすることがない。
もし、ソフトフィルム9を、ハードフィルムに交換すれば、務歯頭部はさらに動かなくなってしまう。
よって、ウェットスーツにのみ使用が制限され、他の防水ニーズを持つ各種物品に幅広く運用することができない。
そのため、務歯頭部(図示なし)と取り付けて引き動かす時、きつく、しかも上下層務歯が揺れてずれ易い。
これにより、務歯を圧迫し易く、或いは務歯が破損し易く、しかも務歯頭部は舌型バランス片体が位置のコントロールをすることがない。
もし、ソフトフィルム9を、ハードフィルムに交換すれば、務歯頭部はさらに動かなくなってしまう。
よって、ウェットスーツにのみ使用が制限され、他の防水ニーズを持つ各種物品に幅広く運用することができない。
上記に鑑み、本考案人は、同考案人の従来の構造である特許文献2のローラー軸式務歯頭部二層務歯ファスナーを背景に、防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーを考案した。
本考案は、従来のファスナーの上記した欠点に鑑みてなされたものである。
本考案は、従来のファスナーの上記した欠点に鑑みてなされたものである。
本考案が解決しようとする第一の課題は、防水気密及び破裂防止、割裂防止機能を備え、しかもファスナーと務歯頭部との開閉滑りが優れた防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーを提供することである。
本考案が解決しようとする第二の課題は、布テープはさらに金属線の糸芯を包むことで、布テープを充填して半分に折畳んだ端縁の緊密度を達成でき、しかも電子式盗難防止、夜間照明、或いは他の電子、電器機能に運用できる防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーを提供することである。
本考案が解決しようとする第三の課題は、布テープを半分に折畳む過程に、幅が狭く、しかも既に接着剤を塗布した軟性金属網テープを加えることができ、これにより全体構造は割裂防止の安全保護機能を高めることができる防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーを提供することである。
本考案が解決しようとする第四の課題は、布テープは、複数の貫通間隙により、縫合染色後の防水樹脂塗布プロセス作業時に、防水樹脂を簡単に布テープ内層に浸透させられ、チェーンエレメント内面と布テープの隙間、中心線及び相互に嵌合する務歯頭等内部空間に形成される間隙を充填することができ、こうして乾燥定型後に、再度務歯を合わせる時に、中間防水、気密緊密圧迫作用の布テープとすることができる防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーを提供することである。
本考案が解決しようとする第二の課題は、布テープはさらに金属線の糸芯を包むことで、布テープを充填して半分に折畳んだ端縁の緊密度を達成でき、しかも電子式盗難防止、夜間照明、或いは他の電子、電器機能に運用できる防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーを提供することである。
本考案が解決しようとする第三の課題は、布テープを半分に折畳む過程に、幅が狭く、しかも既に接着剤を塗布した軟性金属網テープを加えることができ、これにより全体構造は割裂防止の安全保護機能を高めることができる防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーを提供することである。
本考案が解決しようとする第四の課題は、布テープは、複数の貫通間隙により、縫合染色後の防水樹脂塗布プロセス作業時に、防水樹脂を簡単に布テープ内層に浸透させられ、チェーンエレメント内面と布テープの隙間、中心線及び相互に嵌合する務歯頭等内部空間に形成される間隙を充填することができ、こうして乾燥定型後に、再度務歯を合わせる時に、中間防水、気密緊密圧迫作用の布テープとすることができる防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーを提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は、防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーであって、二本の単辺二層務歯チェーンテープにより、舌型バランス片を備えるローラー軸式務歯頭部が噛み合い組成し、その左、右、上、下にそれぞれ対応するチェーンエレメント頭Hの相互嵌合により布テープ端縁を押して圧迫し、破裂防止及び気密防水作用を達成し、しかも単辺二層務歯チェーンテープは、樹脂ファスナーチェーンにより幅が広い布テープの中央に縫合し、務歯が合わさった状態のチェーンテープを形成し、染色及び乾燥定型を経て、再び布テープ背面に防水樹脂を塗布し、続いて左、右側チェーンエレメントを開き、折畳んで折り畳み状態とし、両方の務歯位置を合わせ、防水樹脂を塗布し、両面をヒートシールし粘着、溶合させ、二層チェーンエレメントが対応する単辺二層務歯チェーンテープ3を構成する。
本考案の防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーは、全体構造は割裂防止の安全保護機能を高めることができる。
また、布テープはさらに金属線の糸芯を包むことで、布テープを充填して半分に折畳んだ端縁の緊密度を達成でき、しかも電子式盗難防止、夜間照明、或いは他の電子、電器機能に運用できる防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーである。
また、布テープはさらに金属線の糸芯を包むことで、布テープを充填して半分に折畳んだ端縁の緊密度を達成でき、しかも電子式盗難防止、夜間照明、或いは他の電子、電器機能に運用できる防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーである。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図2〜12に示すように、本考案防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーの製造方法は、1本の連続式樹脂ファスナーチェーン(polyester coil spiral)61(図2参照)に、1本の比較的薄い幅が広い布テープ62を合わせ、対応する縫合針板構造を設計し、良好な輸送導引を達成し、安定性が極めて高い縫合を構成する。
先ず、幅が広い布テープと連続式チェーンテープの縫合プロセスaを行う。1本の樹脂ファスナーチェーン61を、1本の幅が広い布テープ62の中央に縫合し(図2参照)、1本の左、右チェーンエレメント611、612の務歯が合わさった状態のチェーンテープ6とする(図3、4参照)。
続いて、伝統的な染色及び乾燥定型プロセスbを行う。染色及び乾燥定型プロセスbの完成後、幅が広い布テープ62の布テープ背面に、防水樹脂を塗布し、或いは高温熱溶融型防水フィルムをヒートシールするプロセスcを行う。
グルーイング装置51により、防水樹脂を塗布し、或いは高温熱溶融型防水フィルムをヒートシールするプロセスcを行う。
グルーイング装置51により、防水樹脂を塗布し、或いは高温熱溶融型防水フィルムをヒートシールするプロセスcを行う。
次に、半乾燥プロセスdを経て、直ちに務歯を離すプロセスeを行う。これにより、位置限定務歯分離器52の位置を限定し、前記の務歯が合わさった状態のチェーンテープ6の左、右側チェーンエレメント611、612を開く(図5参照)。
さらに、折り畳み及び両側チェーンエレメント校正プロセスfを行う。折り畳み及び校正導引装置54により、折り曲げ、合わせ、折り畳み状態を形成する。
続いて、左、右務歯校正器541により校正し、ぴったりと貼り合せる。これと同時に、その上方の布テープ62は、左、右務歯校正器541を経て、左、右側の弾性を備えた細いスチール片を湾曲させた半円弧体5411、或いは左、右務歯校正器541左、右側に設置するローリングホイール(図示なし)により、布テープ62を挟み圧迫して密着させる。
既に塗布した防水樹脂の両面を接着し、両面チェーンエレメント布テープを折り畳み一体を形成し、しかも両側チェーンエレメントが対応する単辺二層務歯チェーンテープ3を形成する(図3、6参照)。
続いて、務歯側辺の布テープ位置限定縫合プロセスgを行う。前記の単辺二層務歯チェーンテープ3の上、下層布テープを、チェーンエレメント内側端縁位置31に合わせ(図3、7参照)縫合し、これにより、その上、下層布テープは緊密に一体となる(図3、7参照)。
続いて、布テープ62を折り畳み、端縁に防水樹脂を塗布するプロセスhを行う。主に、対応させて畳んだ(折り畳み)布テープ端縁防水樹脂塗布装置53を利用し、布テープ62を折り畳み、端縁に防水樹脂を塗布する。
さらに、乾燥装置55を経て、乾燥定型プロセスiを行う。最後に再び、務歯を合わせるプロセスjを行う。
舌型バランス片を備えるローラー軸式務歯頭部4(図10、11参照)を利用し、既に完成した単辺二層務歯、しかも布テープには既に防水樹脂液が浸透し、良好な気密防水効果を備える二本の定型後の単辺二層務歯チェーンテープ3、3(図2、3、10、11参照)(考案人は、特許文献2において、舌型バランス片に関して記載している)を噛み合せる。
舌型バランス片を備えるローラー軸式務歯頭部4(図10、11参照)を利用し、既に完成した単辺二層務歯、しかも布テープには既に防水樹脂液が浸透し、良好な気密防水効果を備える二本の定型後の単辺二層務歯チェーンテープ3、3(図2、3、10、11参照)(考案人は、特許文献2において、舌型バランス片に関して記載している)を噛み合せる。
こうして、左、右、上、下にそれぞれ対応するチェーンエレメント頭の相互嵌合により、布テープS(図11参照)中央で対等に折る端縁Tを押して圧迫し、真の防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を達成することができる二層務歯ファスナーk(図11参照)を組成することができる。
さらに、前記の防水樹脂を塗布し、或いは高温熱溶融型防水フィルムをヒートシールするプロセスcの前には、金属線の糸芯60を包むプロセスpを行うことができる。
これにより、幅が広い布テープ62中央に、連続式に包む金属線の糸芯60を加え(図3、6参照)、該包む金属線の糸芯60は、フレキシブル樹脂テープに置換することができる。
これにより、幅が広い布テープ62中央に、連続式に包む金属線の糸芯60を加え(図3、6参照)、該包む金属線の糸芯60は、フレキシブル樹脂テープに置換することができる。
該幅が広い布テープ62は、折り畳み及び校正導引装置54により折り曲げられ、折り畳み及び両側チェーンエレメント校正プロセスfの折り畳み過程において、さらに軟性金属網テープを加えるmことができる。
折り畳み過程中に、幅が狭く、しかも既に接着剤を塗布した軟性金属網テープ63を加える(縦方向連続式)(図12参照)。対応させて畳んだ布テープ62は横方向引力を受けた時、二枚の布テープ縁は力を受け、極めて高い引力に抵抗でき、しかも金属網テープを加えたサンドイッチ式接着の構造は、割裂防止の安全保護機能を備える。
この高機能は、ハードタイプスーツケースに、真の防水気密、破裂防止及び割裂防止の安全保護新機能を与えることができる。
この高機能は、ハードタイプスーツケースに、真の防水気密、破裂防止及び割裂防止の安全保護新機能を与えることができる。
本考案は、上、下層務歯中間の折り畳みの中間端縁により、基本的に、チェーンエレメント務歯頭を超過できず、しかも務歯頭位置よりやや短いため、請求項の形態空間設計条件は以下の通りとなる。
一、仮に、縫い針を刺した点内側から、左側或いは右側チェーンエレメント頭外縁までの距離をAとする(図7、9参照)。
二、左側或いは右側の縫い針を刺した点内側から、布テープ折り畳み位置端縁までの距離をBとする。
三、左、右側チェーンエレメント頭と対応する務歯頭の相互に嵌合する距離をC(図9参照)とする。
一、仮に、縫い針を刺した点内側から、左側或いは右側チェーンエレメント頭外縁までの距離をAとする(図7、9参照)。
二、左側或いは右側の縫い針を刺した点内側から、布テープ折り畳み位置端縁までの距離をBとする。
三、左、右側チェーンエレメント頭と対応する務歯頭の相互に嵌合する距離をC(図9参照)とする。
この時、本考案が限定する条件は:A+A−C=D務歯が合わさった状態時(左、右針を刺した点距離)は、縫い針を刺した点内側から左側チェーンエレメント頭外縁までの距離Aに、縫い針を刺した点内側から右側チェーンエレメント頭外縁までの距離Aを足し、左、右側チェーンエレメント頭と対応する務歯頭の相互に嵌合する距離Cを引くと、務歯が合わさった状態時の左、右側針を刺した点距離Dとなる(図9参照)。
2B>D(即ち2B<2A)が防水気密条件区間で、これは従来の技術とは異なり、しかも商品化条件に適合している。
2B>Dとは、左側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離Bに右側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離B加えると、務歯が合わさった状態時の左、右側針を刺した点距離Dより大きいということである。
2B<2Aとは、左側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離Bに、右側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離Bを加えると、縫い針を刺した点内側から左側チェーンエレメント頭外縁までの距離Aに、縫い針を刺した点内側から右側チェーンエレメント頭外縁までの距離Aを加えたものより小さいということである。
2B>Dとは、左側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離Bに右側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離B加えると、務歯が合わさった状態時の左、右側針を刺した点距離Dより大きいということである。
2B<2Aとは、左側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離Bに、右側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離Bを加えると、縫い針を刺した点内側から左側チェーンエレメント頭外縁までの距離Aに、縫い針を刺した点内側から右側チェーンエレメント頭外縁までの距離Aを加えたものより小さいということである。
2B−D=E=抗水圧或いは気圧の大小設定値
E値が大きければ、気密防水抗圧性は大きいが、2B>2Aのように E値が大きすぎる時、ファスナーと務歯頭部の滑りは悪くなる。
E値が小さければ、抗水圧性は小さくなるが、ファスナーと務歯頭部の開閉の滑りは良くなり、ローラー軸式務歯頭部をつければ、滑りを改善できる。
E値が大きければ、気密防水抗圧性は大きいが、2B>2Aのように E値が大きすぎる時、ファスナーと務歯頭部の滑りは悪くなる。
E値が小さければ、抗水圧性は小さくなるが、ファスナーと務歯頭部の開閉の滑りは良くなり、ローラー軸式務歯頭部をつければ、滑りを改善できる。
さらに、幅が広い布テープと連続式樹脂ファスナーチェーン縫合プロセスaの布テープ62は、さらに編織設計構造時に、中央に、太目のデニールの縦糸を中間記号線621として採用する(図13、14参照)ことができる。
これにより、樹脂ファスナーチェーン61の中心基準線と合わせて縫合することができ、ミシン縫い作業がさらに安定し、中間記号線621両側において縫合しようとする樹脂ファスナーチェーン61に対応する縫針の左、右針を刺した点の間の左、右幅範囲W内(図13参照)の横糸密度は不変で、こうして布テープ62の横方向の引力を維持する。
縦方向の縦糸はまばらに織り、複数の貫通間隙620を形成し、複数の貫通間隙620により縫合染色後の防水樹脂を塗布し、或いは高温熱溶融型防水フィルムをヒートシールするプロセスc作業時に、防水樹脂は布テープ62内層に簡単に浸透し、チェーンエレメント内面と布テープの隙間、中心線及び相互に嵌合する務歯頭等内部空間に形成される間隙を充填することができ、こうして乾燥定型等後続プロセスにおいて、再度務歯を合わせ、中間が緊密圧迫され、防水、気密作用を備える布テープとすることができる。
本考案は、二本の単辺二層務歯チェーンテープ3、3により、舌型バランス片を備えるローラー軸式務歯頭部4が噛み合い、左、右、上、下がそれぞれ対応するチェーンエレメント頭H(図11参照)が相互に嵌合することで、布テープSの中央で半分に折り曲げ端縁Tを押して圧迫し、破裂防止及び気密防水を達成する二層務歯ファスナーを組成する。
さらに、本考案の第三実施例において、プロセスaを、「1本の連続式チェーンを1本の布テープ側端の適当な距離に設定して縫合する」と変えることができる。
さらに、本考案の第三実施例において、プロセスaを、「1本の連続式チェーンを1本の布テープ側端の適当な距離に設定して縫合する」と変えることができる。
図15は、本考案の第三実施例において、単辺二層チェーンテープを再度縫合する前視平面図である。
図16は、第三実施例において、二本の単辺二層チェーンテープの務歯が噛み合う時の前視平面模式図である。
前記二本の単辺二層チェーンテープは、撥水剤をラミネート処理してあり、この第三実施例では、別種の二層務歯ファスナーは、強度が高く、しかも布を節減することができる。
図16は、第三実施例において、二本の単辺二層チェーンテープの務歯が噛み合う時の前視平面模式図である。
前記二本の単辺二層チェーンテープは、撥水剤をラミネート処理してあり、この第三実施例では、別種の二層務歯ファスナーは、強度が高く、しかも布を節減することができる。
従来の二層務歯ファスナーは、パンチングサイズ設定を技術的に克服することができないため、上層務歯を圧迫して切断しても、下層は最初と同じように完全で、しかもサイズ設定ダイカッターは損壊し易い。
よって、二層務歯サイズファスナーのサイズ設定ニーズに対して、他の方法を見つけなければならない。
よって、二層務歯サイズファスナーのサイズ設定ニーズに対して、他の方法を見つけなければならない。
図18〜21に示すように、本考案の第四実施例では、単一布テープ62及び単一樹脂ファスナーチェーン61を用い、特殊設計の針板により縫合する(即ち、布テープとチェーン縫合プロセスa)。
次に、染色と乾燥定型プロセスb等プロセスを経て、サイズ設定モールドの前段に、気圧シリンダー581を備え、上、下運動を連動されるカッティングブレード56(図19〜20参照)を増設する。
該カッティングブレード56は、カッター或いは髭剃り剃刀等のブレードである。
前記カッティングブレード56を、予備サイズ設定の位置の単層務歯ロングコードファスナーチェーンテープY上において、先にカッティング動作を行うカッターとし、カットプロセスnを行う。
そのカッティングの長さは、サイズ設定ダイカッター57(図19参照)の幅と等しいか、やや大きい。
該カッティングブレード56は、カッター或いは髭剃り剃刀等のブレードである。
前記カッティングブレード56を、予備サイズ設定の位置の単層務歯ロングコードファスナーチェーンテープY上において、先にカッティング動作を行うカッターとし、カットプロセスnを行う。
そのカッティングの長さは、サイズ設定ダイカッター57(図19参照)の幅と等しいか、やや大きい。
伝統的なサイズ設定機モールドベースでは、サイズ設定ダイカッターは下方へと押しカッティングする動作の前に、両辺布テープ圧迫して開き、チェーンエレメントを露出させ、以利「務歯をカッティングし布をカッティングしない」機能設計を備える。
カッターでカットするプロセスn及びサイズ設定パンチングプロセスoの完了後、次に務歯を開くプロセスe、折り畳み及び両側チェーンエレメント校正プロセスfを行う。
続いて、縫合プロセスgを行い、単辺二層務歯は既にサイズ設定され、しかも両側チェーンエレメントが対応するチェーンテープ3となる。
務歯を合わせるプロセスjにより、サイズ設定がなされた高強度二層務歯サイズファスナー完成品k’を得ることができる。
続いて、縫合プロセスgを行い、単辺二層務歯は既にサイズ設定され、しかも両側チェーンエレメントが対応するチェーンテープ3となる。
務歯を合わせるプロセスjにより、サイズ設定がなされた高強度二層務歯サイズファスナー完成品k’を得ることができる。
もし、顧客が防水気密を要求するなら、前記の染色と乾燥プロセスb後の単層務歯ロングコードファスナーチェーンテープYの背面に先に防水樹脂を塗布し、乾燥後、カッターでカットプロセスn及びサイズ設定パンチングプロセスoを行う。
続いて、務歯を開くプロセスe、折り畳み及び両側チェーンエレメント校正プロセスfを行い、その後に、舌型バランス片を備えるローラー軸式務歯頭部4を用いて、左、右側二層単辺チェーンテープ3の務歯を合わせるプロセスjを行う。
続いて、務歯を開くプロセスe、折り畳み及び両側チェーンエレメント校正プロセスfを行い、その後に、舌型バランス片を備えるローラー軸式務歯頭部4を用いて、左、右側二層単辺チェーンテープ3の務歯を合わせるプロセスjを行う。
さらに、超音波或いは熱圧で接着するプロセスvを行い、ローラー式超音波機或いは熱圧を利用し、務歯チェーンエレメントと布テープをヒートシールして安定させる。
続いて、ファスナー口を開ける、或いは閉めるプロセスを行い、高度な防水、気密を備えた二層務歯サイズファスナー完成品k”(図19参照)を形成する。
続いて、ファスナー口を開ける、或いは閉めるプロセスを行い、高度な防水、気密を備えた二層務歯サイズファスナー完成品k”(図19参照)を形成する。
加熱接着は、発熱ローラーRCC、接着を設計することができ、本実施例では以下に詳細に説明する。
電子式カウンターと務歯ピッチ(Pitch)パラメーターを、コントロールシステムとして採用する。
務歯リーダーを「プレ設定デジタル値」から顧客ニーズのサイズに設定後、カッティングブレードベース58をしっかりと設定し(図21参照)、このカッティングブレードベース58には、気圧シリンダー581を設置し、気圧シリンダー581により、下圧及び上昇動作をコントロールする。
電子式カウンターと務歯ピッチ(Pitch)パラメーターを、コントロールシステムとして採用する。
務歯リーダーを「プレ設定デジタル値」から顧客ニーズのサイズに設定後、カッティングブレードベース58をしっかりと設定し(図21参照)、このカッティングブレードベース58には、気圧シリンダー581を設置し、気圧シリンダー581により、下圧及び上昇動作をコントロールする。
しかも、該カッティングブレードベース58は、前へと、或いは後へと移動でき、位置調整ができる。
仮に、サイズ20インチ=200務歯ピッチなら、サイズ設定ダイカッター57のブレード口前端点P(図20参照)からカッティングブレード56低端点Qまでの距離Rが、20務歯ピッチである時、務歯リーダーの回路順序を設定し、連続式カウンターにより制御する。
務歯リーダーがチェーンテープに対応して運行中に、務歯リーダー資料の変化が、200−20=180務歯数を達成した時、カッティングブレード56は、直ちに下圧し、布テープ62の長さがサイズ設定ダイカッター57幅距離(長度)の換算務歯数と対等になるまでカットする。
仮に、サイズ20インチ=200務歯ピッチなら、サイズ設定ダイカッター57のブレード口前端点P(図20参照)からカッティングブレード56低端点Qまでの距離Rが、20務歯ピッチである時、務歯リーダーの回路順序を設定し、連続式カウンターにより制御する。
務歯リーダーがチェーンテープに対応して運行中に、務歯リーダー資料の変化が、200−20=180務歯数を達成した時、カッティングブレード56は、直ちに下圧し、布テープ62の長さがサイズ設定ダイカッター57幅距離(長度)の換算務歯数と対等になるまでカットする。
その後、カッティングブレード56は上昇し、サイズ設定ダイカッター57は、カウンター200務歯においてちょうど落下し、パンチングサイズ設定を行う。
例えば、単一布テープ62と単一務歯樹脂ファスナーチェーン(polyester coil spiral)61は、特殊設計針板により一体に縫合するファスナー構造いおいて、サイズ設定を行う前には、先ず、予定サイズ設定のチェーンテープ位置を、電子式務歯リーダーコントローラー或いは機械式信号によりコントロールする。
例えば、単一布テープ62と単一務歯樹脂ファスナーチェーン(polyester coil spiral)61は、特殊設計針板により一体に縫合するファスナー構造いおいて、サイズ設定を行う前には、先ず、予定サイズ設定のチェーンテープ位置を、電子式務歯リーダーコントローラー或いは機械式信号によりコントロールする。
カッティングブレード56はカッターなどで、サイズ設定位置の布テープ62を切り開き、ダイカッター57のサイズ設定を行い、「務歯をカッティングし布をカッティングしない」サイズ設定方式を行う。
サイズ設定のチェーンテープ位置以外の部位は、未カッティングのサイズ設定ファスナー方法を保持するが、これも本考案の保護範囲に含むものとする。
サイズ設定のチェーンテープ位置以外の部位は、未カッティングのサイズ設定ファスナー方法を保持するが、これも本考案の保護範囲に含むものとする。
さらに、前記第一実施例の製造方法において、務歯を開くプロセスeと折り畳み及び両側チェーンエレメント校正プロセスfを完成後、単辺二層務歯チェーンテープ3を形成する時、反対辺は、一般の同規格のファスナーを用い、相同な長さのサイズ設定を行う。
さらに、左、右辺を切り開き、反対辺に位置する上、下単層務歯布テープ33、 34を形成し(図22、23参照)、合わせて反対辺に位置する二層務歯チェーンテープ3’とする。
次に、前記の単辺二層務歯チェーンテープ3は、舌型バランス片を備えるローラー軸式務歯頭部4により歯を合わせ(図22、23参照)、T型或いはY型の3個の布辺がそれぞれ衣服、スーツケース、テント、関連物品の加工に用いられる独創的な方式を形成する。
この種の(三つを一つに合わせた)組合せ式の機能は以下の通りである。
1.一辺が単辺二層務歯チェーンテープ3で、反対辺が単辺二層務歯チェーンテープ3で噛み合うことができる(図11)。
2.一辺が二層務歯チェーンテープ3、反対辺は務歯頭部4を媒介として上、下単層務歯布テープ33、34が相互に合わさった二層務歯チェーンテープ3’で、それが噛み合い組み合わされるファスナー(図22)。
3.例えば、テント外層に用いられる防水、破裂防止のファスナーで、内層は蚊帳材料の網状用単層左、右辺ファスナーである。
この種の(三つを一つに合わせた)組合せ式の機能は以下の通りである。
1.一辺が単辺二層務歯チェーンテープ3で、反対辺が単辺二層務歯チェーンテープ3で噛み合うことができる(図11)。
2.一辺が二層務歯チェーンテープ3、反対辺は務歯頭部4を媒介として上、下単層務歯布テープ33、34が相互に合わさった二層務歯チェーンテープ3’で、それが噛み合い組み合わされるファスナー(図22)。
3.例えば、テント外層に用いられる防水、破裂防止のファスナーで、内層は蚊帳材料の網状用単層左、右辺ファスナーである。
上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。
本考案は実用新案登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
3 単辺二層務歯チェーンテープ
31 チェーンエレメント内側端縁位置
3’ 二層務歯チェーンテープ
33 上単層務歯布テープ
34 下単層務歯布テープ
4 ローラー軸式務歯頭部
51 グルーイング装置
52 位置限定務歯分離器
53 対応させて畳んだ布テープ端縁防水樹脂塗布装置
54 折り畳み及び校正導引装置
541 左、右務歯校正器
55 乾燥装置
56 カッティングブレード
57 サイズ設定ダイカッター
58 カッティングブレードベース
581 気圧シリンダー
6 務歯が合わさった状態のチェーンテープ
60 糸芯
61 樹脂ファスナーチェーン
611 左チェーンエレメント
612 右チェーンエレメント
62 布テープ
620 貫通間隙
621 中間記号線
63 軟性金属網テープ
A 縫い針を刺した点内側から左側或いは右側チェーンエレメント頭外縁までの距離
B 左側或いは右側の縫い針を刺した点内側から布テープ折り畳み位置端縁までの距離
C 左、右側チェーンエレメント頭と対応する務歯頭が相互に嵌合する距離
D 務歯が合わさった状態時の左、右側針を刺した点距離
H チェーンエレメント頭
S 布テープ
T 中央で対等に折る端縁
P サイズ設定ダイカッターのブレード口前端点
Q カッティングブレード底端点
W 幅範囲
R サイズ設定ダイカッターのブレード口前端点からカッティングブレード底端点までの距離
Y 単層務歯ロングコードファスナーチェーンテープ
a 幅が広い布テープと連続式チェーンテープの縫合プロセス
b 染色及び乾燥定型プロセス
c 布テープ背面に防水樹脂を塗布し、或いは高温熱溶融型防水フィルムをヒートシールするプロセス
d 半乾燥プロセス
e 務歯を開くプロセス
f 折り畳み及び両側チェーンエレメント校正プロセス
g 務歯側辺の布テープ位置限定縫合プロセス
h 布テープを折り畳み、端縁に防水樹脂を塗布するプロセス
i 乾燥定型プロセス
j 務歯を合わせるプロセス
k 防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を達成することができる二層務歯ファスナー
k’ 高強度二層務歯サイズファスナー完成品
n カッターでカットするプロセス
k” 高度な防水、気密を備えた二層務歯サイズファスナー完成品
m 軟性金属網テープを加えるプロセス
p 金属線の糸芯を包むプロセス
o サイズ設定パンチングプロセス
v 超音波或いは熱圧で接着するプロセス
31 チェーンエレメント内側端縁位置
3’ 二層務歯チェーンテープ
33 上単層務歯布テープ
34 下単層務歯布テープ
4 ローラー軸式務歯頭部
51 グルーイング装置
52 位置限定務歯分離器
53 対応させて畳んだ布テープ端縁防水樹脂塗布装置
54 折り畳み及び校正導引装置
541 左、右務歯校正器
55 乾燥装置
56 カッティングブレード
57 サイズ設定ダイカッター
58 カッティングブレードベース
581 気圧シリンダー
6 務歯が合わさった状態のチェーンテープ
60 糸芯
61 樹脂ファスナーチェーン
611 左チェーンエレメント
612 右チェーンエレメント
62 布テープ
620 貫通間隙
621 中間記号線
63 軟性金属網テープ
A 縫い針を刺した点内側から左側或いは右側チェーンエレメント頭外縁までの距離
B 左側或いは右側の縫い針を刺した点内側から布テープ折り畳み位置端縁までの距離
C 左、右側チェーンエレメント頭と対応する務歯頭が相互に嵌合する距離
D 務歯が合わさった状態時の左、右側針を刺した点距離
H チェーンエレメント頭
S 布テープ
T 中央で対等に折る端縁
P サイズ設定ダイカッターのブレード口前端点
Q カッティングブレード底端点
W 幅範囲
R サイズ設定ダイカッターのブレード口前端点からカッティングブレード底端点までの距離
Y 単層務歯ロングコードファスナーチェーンテープ
a 幅が広い布テープと連続式チェーンテープの縫合プロセス
b 染色及び乾燥定型プロセス
c 布テープ背面に防水樹脂を塗布し、或いは高温熱溶融型防水フィルムをヒートシールするプロセス
d 半乾燥プロセス
e 務歯を開くプロセス
f 折り畳み及び両側チェーンエレメント校正プロセス
g 務歯側辺の布テープ位置限定縫合プロセス
h 布テープを折り畳み、端縁に防水樹脂を塗布するプロセス
i 乾燥定型プロセス
j 務歯を合わせるプロセス
k 防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を達成することができる二層務歯ファスナー
k’ 高強度二層務歯サイズファスナー完成品
n カッターでカットするプロセス
k” 高度な防水、気密を備えた二層務歯サイズファスナー完成品
m 軟性金属網テープを加えるプロセス
p 金属線の糸芯を包むプロセス
o サイズ設定パンチングプロセス
v 超音波或いは熱圧で接着するプロセス
Claims (6)
- 防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナーは、二本の単辺二層務歯チェーンテープにより、舌型バランス片を備える二層務歯ローラー軸式務歯頭部が噛み合い組成することで、左、右、上、下にそれぞれ対応するチェーンエレメント頭の相互嵌合により、布テープ中央を半分に折り、端縁を押して圧迫し、破裂防止及び気密防水を達成する二層務歯ファスナーを組成し、
しかも、縫い針を刺した点内側から左側チェーンエレメント頭外縁までの距離に、縫い針を刺した点内側から右側チェーンエレメント頭外縁までの距離を足し、左、右側チェーンエレメント頭と対応する務歯頭が相互に嵌合する距離を引くと、務歯が合わさった状態時の左、右側針を刺した点距離となり、
左側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離に、右側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離を足すと、務歯が合わさった状態時の左、右側針を刺した点距離より大きくなり、
左側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離に、右側の縫い針を刺した点から布テープ折り畳み位置端縁までの距離を足すと、縫い針を刺した点内側から左側チェーンエレメント頭外縁までの距離に縫い針を刺した点内側から右側チェーンエレメント頭外縁までの距離を足したものより小さいことを特徴とする防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー。 - 前記単辺二層務歯チェーンテープは、連続式樹脂ファスナーチェーンが布テープの中央に縫合され、或いは該チェーン設定を布テープに縫合する側端の適当な距離に務歯が合わさった状態を形成するチェーンテープで、
該チェーンテープは、染色及び乾燥定型後、布テープ背面に防水樹脂を塗布し、或いは高温熱溶融型防水フィルムをヒートシールし、
続いて、該左、右側チェーンエレメントを開き、折畳んで折り畳み状態とし、両方の務歯位置を合わせ、防水樹脂を塗布し、両面をヒートシールし粘着、溶合させ、
こうして、両側チェーンエレメントが対応する単辺二層務歯チェーンテープを構成することを特徴とする請求項1に記載の防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える 横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー。 - 前記単辺二層務歯チェーンテープの上、下層布は、チェーンエレメント内側端縁位置においてさらに縫合され、該上、下層布テープを緊密に固定し、
該チェーンテープの布テープを折り畳み、端縁に防水樹脂を塗布し、乾燥定型することを特徴とする請求項2に記載の防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー。 - 前記単辺二層務歯チェーンテープの布テープはさらに、金属線糸芯或いは軟性樹脂テープを含み、布テープを半分に畳んだ布テープ端縁の緊密度を高められ、
しかも、該単辺二層務歯チェーンテープの布テープはさらに、折り畳み後に、既に接着剤を塗布した軟性金属網テープを包むことを特徴とする請求項3に記載の防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー。 - 前記単辺二層務歯チェーンテープは、連続式樹脂ファスナーチェーンを布テープの中央に縫合し、務歯が合わさった状態のチェーンテープを形成し、
該チェーンテープは、染色及び乾燥定型後、布テープ背面に防水樹脂を塗布し、或いは高温熱溶融型防水フィルムをヒートシールし、
続いて、該左、右側チェーンエレメントを開き、折り畳み導引装置により折り畳み、折り畳み状態を形成し、さらに折り畳みを正し、これにより防水樹脂を塗布し両面をヒートシールで接着し、両側チェーンエレメントが対応する単辺二層務歯チェーンテープを構成し、
続いて、再び乾燥定型し、しかも該1本の連続式樹脂ファスナーチェーンと縫合する布テープは、さらに編織設計構造時に、中央の太目のデニールの縦糸を中間記号線とし、これにより該樹脂ファスナーチェーンの中心基準線と合わせて縫合することができ、ミシン縫い作業がさらに安定し、
同時に、該中間記号線両側の縫合しようとする樹脂ファスナーチェーンに対応する縫針の左、右針を刺した点の間の左、右幅範囲内の横糸密度は不変で、こうして該布テープの横方向の引力を維持し、
該縦方向の縦糸は、まばらに織り、複数の貫通間隙を形成し、防水樹脂を塗布し浸透効果を備えることを特徴とする請求項1に記載の防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー。 - 前記単辺二層務歯チェーンテープは、単一の歯が噛み合ったチェーンと単一布テープが、針板により縫合し、
該チェーンテープは、染色及び乾燥定型を経て、サイズ設定を行う前に、先ず、サイズ設定をしようとするチェーンテープ位置を、切り開き、サイズ設定ダイカッターがサイズ設定を行い易くし、
続いて、該左、右側チェーンエレメントを開き、折り畳みを正し、
続いて、縫合し、サイズが設定され、しかも両側チェーンエレメントが対応する単辺二層務歯チェーンテープを構成することを特徴とする請求項1に記載の防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004757U JP3186907U (ja) | 2013-08-19 | 2013-08-19 | 防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004757U JP3186907U (ja) | 2013-08-19 | 2013-08-19 | 防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3186907U true JP3186907U (ja) | 2013-10-31 |
Family
ID=50430525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013004757U Expired - Fee Related JP3186907U (ja) | 2013-08-19 | 2013-08-19 | 防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3186907U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015112182A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | ▲せん▼茂拉鏈股▲ふん▼有限公司 | 二層務歯オープンファスナーの製作方法及びその構造 |
CN112545119A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-26 | 江苏驰马拉链科技股份有限公司 | 一种专用防水贴膜用珠光齿防水码装 |
WO2023058095A1 (ja) * | 2021-10-04 | 2023-04-13 | Ykk株式会社 | ファスナーチェーン |
WO2023167292A1 (ja) * | 2022-03-03 | 2023-09-07 | Ykk株式会社 | 複合ストリンガー及びその製造方法、並びに複合ストリンガーのテープ部の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000312604A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Ykk Corp | 防水性を有するスライドファスナーおよびその製造方法 |
US8381369B2 (en) * | 2011-01-26 | 2013-02-26 | Lien-Chou Wang | Roller zipper slide |
-
2013
- 2013-08-19 JP JP2013004757U patent/JP3186907U/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000312604A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Ykk Corp | 防水性を有するスライドファスナーおよびその製造方法 |
US8381369B2 (en) * | 2011-01-26 | 2013-02-26 | Lien-Chou Wang | Roller zipper slide |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015112182A (ja) * | 2013-12-10 | 2015-06-22 | ▲せん▼茂拉鏈股▲ふん▼有限公司 | 二層務歯オープンファスナーの製作方法及びその構造 |
CN112545119A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-26 | 江苏驰马拉链科技股份有限公司 | 一种专用防水贴膜用珠光齿防水码装 |
WO2023058095A1 (ja) * | 2021-10-04 | 2023-04-13 | Ykk株式会社 | ファスナーチェーン |
WO2023167292A1 (ja) * | 2022-03-03 | 2023-09-07 | Ykk株式会社 | 複合ストリンガー及びその製造方法、並びに複合ストリンガーのテープ部の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3186907U (ja) | 防水、気密、破裂防止、割裂防止機能を備える横方向強度が極めて高い二層務歯ファスナー | |
BG61873B1 (bg) | Чувал от полимер, по-специално от полиолефинова тъкан, иметод за получаването му | |
US7392572B2 (en) | Fluidtight slide fastener | |
CN104223608B (zh) | 拉链的一部分的制造方法 | |
US20120318702A1 (en) | Vacuum packing bag | |
JP2000312604A (ja) | 防水性を有するスライドファスナーおよびその製造方法 | |
TW201509319A (zh) | 煙草袋 | |
US2551044A (en) | Bag closure | |
CN107283849A (zh) | 一种充气产品的熔接机构及具有其的充气产品结构及其制作方法 | |
US20210129413A1 (en) | Method of Making a Plastic Film with Integrated Zipper Closure, and Plastic Bag Having an Integrated Zipper Closure | |
TWI641339B (zh) | Sewing processing method for large sprocket belt and small sprocket belt and double-layer toothed belt structure | |
WO2018100763A1 (ja) | 防寒素材、防寒素材の製造方法及び、防寒ウェア | |
TWI538855B (zh) | A seamless bag and a method for manufacturing the same | |
US2994631A (en) | Method of forming stitched end closures for paper bags | |
CN107788622B (zh) | 大型齿与小型齿的防暴及防水的双层链带及其加工方法 | |
JP2015112182A (ja) | 二層務歯オープンファスナーの製作方法及びその構造 | |
CN207054997U (zh) | 一种防爆防水拉链 | |
JP2008056345A5 (ja) | ||
WO2020085087A1 (ja) | 連結テープおよび連結テープを使った防寒素材 | |
KR200478370Y1 (ko) | 방수성, 분할 방지성, 높은 횡방향 인장 강도를 갖는 이중-층 지퍼 및 이의 제조 방법 | |
TWI626021B (zh) | Sewing method for large and small nylon chain racks and double-layer toothed belt structure | |
KR101027525B1 (ko) | 샌드위치 백 및 그 제조방법 | |
WO2019176394A1 (ja) | スライドファスナー | |
JP3195661U (ja) | 包装袋 | |
CN218738295U (zh) | 一种衣物防尘罩 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A623 | Registrability report |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623 Effective date: 20140411 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |