JP3186146U - T型埋め込み部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で、材料を節約し、作業に便利で、安全性のあるT型埋め込み部材を提供する。
【解決手段】T型埋め込み部材は、埋め込み部材本体7を備える。埋め込み部材本体7は、金属円管で押出成形することによってT型構造となる。T型構造の埋め込み部材本体7は、雌ねじ入口を有する円管本体2及び押出成形で作られたアンカー固定円盤4を備える。円管本体2の底部は平板状アンカー固定リブ3とアンカー固定円盤4の固結によってT型の全体構造となる。
【選択図】図1
【解決手段】T型埋め込み部材は、埋め込み部材本体7を備える。埋め込み部材本体7は、金属円管で押出成形することによってT型構造となる。T型構造の埋め込み部材本体7は、雌ねじ入口を有する円管本体2及び押出成形で作られたアンカー固定円盤4を備える。円管本体2の底部は平板状アンカー固定リブ3とアンカー固定円盤4の固結によってT型の全体構造となる。
【選択図】図1
Description
本考案は建築用埋め込み部材に関し、特にコンクリート部材の打設前に適用され、使用されるT型埋め込み部材に関する。
近年、建築部材の工場化、産業化に伴い、コンクリート用金属埋め込み部材が広く使用されている。現在、建築部材の施工工程で使用される金属埋め込み部材は、一般的には円鋼又はねじ節鋼であり、孔開け、ねじ節加工によって金属埋め込み部材が作られる。作製時の切削により大量の鉄くずが発生し、時間、手間、材料がかかる。
金属埋め込み部材がコンクリート構造の中で軸方向に移動することを防止するため、一般的には、金属埋め込み部材の円鋼管本体の外円上に多数の逆フックを設置する、又は全体T型構造を作製する。例えば、中国特許出願番号2012201256948は、一種の埋め込み部材であり、埋め込み部材本体を備え、前記埋め込み部材の頂端は先鋭な頭部であり、頭部の下端に多数の逆フックが設置されることが主な特徴として開示されている。埋め込み部材の頭部は先鋭形状に作られるため、コンクリートに容易に埋め込め、頭部の下端に多数の逆フックが設けられ、埋め込み部材はコンクリートから抜けず、使用強度を高めた。
中国特許出願番号201120244227.2は、一種の建築プレハブ部材の吊り上げ埋め込み部材であり、部材本体を備え、部材本体の両側に側翼が設けられ、部材本体の一端に円盤が設けられ、部材本体にも円形貫通孔と楕円形貫通孔が設けられることが特徴として開示されている。この実用新案が得た建築プレハブ部材の吊り上げ埋め込み部材は、従来の埋め込み部材より構造が簡単で、重量が軽く、使用安全性が高く、コストも節約された。
上記開示された技術は、ねじ節鋼の外円のねじ節を利用しても、側翼又は逆フックを設置しても、全体構造がT型でも、全て金属埋め込み部材がコンクリート構造の中から軸方向へ抜けることを防止する効果を有する。しかし、施工作業中、ボルトを締め付ける際に、金属埋め込み部材がコンクリート構造の中で回転することがよくあり、ボルトと構造物との緩みを引き起こし、建築構造全体にとって潜在的危険性を有している。
本考案は、従来技術の欠点を克服するため、構造が簡単で、材料を節約し、作業に便利で、安全性のあるT型埋め込み部材を提供することである。
本考案は、上記の目的を達成するために、以下の技術方案によって実現する。T型埋め込み部材を提供し、T型埋め込み部材は、埋め込み部材本体を備えており、前記埋め込み部材本体は、金属円管で押出成形することによってT型構造となり、前記T型構造の埋め込み部材本体は、雌ねじ入口を有する円管本体及び押出成形されたアンカー固定円盤を備え、前記円管本体の底部は平板状アンカー固定リブとアンカー固定円盤の固結によってT型の全体構造となることを特徴とする。
前記平板状アンカー固定リブは、円管本体の下端を直径方向へ垂直に押出することで、両面対称且つずれて咬合する波状の平口となり、前記平板状アンカー固定リブは、円管本体とアンカー固定円盤の中心線上に設置し、前記平板状アンカー固定リブの波状の両壁を押出した後、円管本体の底部の円管腔を密閉腔にする。
前記平板状アンカー固定リブの波状の平口の波弧長及び波状の平口の軸方向の幅はともに円管の壁厚より大きい。
前記アンカー固定円盤の直径は円管本体の直径より大きく、その厚みは円管本体の壁厚の1.5倍より大きい。
前記アンカー固定円盤の下端面に支持円環を設け、前記支持円環の直径は円管本体の直径と等しく、その高さは円管本体の壁厚より大きい。
前記円管本体の頂部に径違い管口を設け、径違い管口の長さは円管の内径の1.5倍より大きく、前記径違い管口の内孔に雌ねじが設けられる。
有益な効果は以下の通りである。円管で押出成形することによってT型構造となる埋め込み部材は、円管本体の底部が平板状アンカー固定リブとアンカー固定円盤の固結によってT型全体となり、円形アンカー固定盤は引張のアンカー固定作用を果たす。平板状アンカー固定リブは、T型埋め込み部材の回転を防止する作用を果たす。平板状アンカー固定リブの波状の両壁が押出された後、円管本体の底部の円管腔を密閉腔にすることで、コンクリートのモルタルが円管本体の内腔に進入し、雌ねじとボルトの螺接に影響することを防ぐ。円形のアンカー固定盤の端面に支持円環が設けられ、円形のアンカー固定盤の補強作用を果たす。切削がない押出プロセスを用いるため、T型埋め込み部材は一体化した全体構造となり、金属構造組織が破壊されず、全体強度を高め、使用に便利で、構造が簡単である。材料の利用率は最大に達し、加工が簡単で、コストが低く、引張強度、耐回転強度が高い。
1 径違い管口
1−1 雌ねじ
2 円管本体
3 平板状アンカー固定リブ
4 アンカー固定円盤
5 支持円環
6 波状平板状アンカー固定リブ端面
7 埋め込み部材本体
8 コンクリート打設用型板
9 締付ボルト
1−1 雌ねじ
2 円管本体
3 平板状アンカー固定リブ
4 アンカー固定円盤
5 支持円環
6 波状平板状アンカー固定リブ端面
7 埋め込み部材本体
8 コンクリート打設用型板
9 締付ボルト
次に、好ましい実施例と併せて本考案によって提供された具体的な実施形態について詳細に説明する。図1、4のように、本考案の実施例は、T型埋め込み部材を提供する。T型埋め込み部材は、埋め込み部材本体7を備えており、前記埋め込み部材本体は、金属円管で押出成形することによってT型構造となり、前記T型構造の埋め込み部材本体は、雌ねじ1−1入口を有する円管本体2及びアンカー固定円盤4を備え、前記円管本体の底部は平板状アンカー固定リブ3とアンカー固定円盤4の固結によってT型の全体構造となる。取付時、埋め込み部材本体をコンクリート中に設置し、T型埋め込み部材本体の円管本体の底部とアンカー固定円盤4との間に「細首」を形成し、コンクリートはそれを被覆し、T型埋め込み部材の回転を防止する。アンカー固定円盤4の直径は円管本体の直径より大きく、コンクリート中においてT型埋め込み部材が抜けないことを保証することができ、締付ボルト9はコンクリート打設用型板8を通してT型埋め込み部材の雌ねじと螺接する。締付ボルトは六角又は蝶ナット式ボルトである。
図2、3のように、本考案の好ましい技術方案は以下のとおりである。即ち、前記平板状アンカー固定リブは、円管本体の下端を直径方向へ垂直に押出することで、両面対称且つずれて咬合した波状の平口となり、平口両側の管壁は、ずれて咬合した波状の平板状アンカー固定リブの端面6となり、前記平板状アンカー固定リブは、円管本体とアンカー固定円盤の中心線上に設置し、前記平板状アンカー固定リブの波状の両壁が押出された後、円管本体の底部の円管腔を密閉腔にする。前記平板状アンカー固定リブの波状の平口の波弧長及び波状の平口の軸方向の幅はともに円管の壁厚より大きい。前記波状の平口の軸方向の幅とは、正確には円管本体の下端に直径方向へ垂直に押出して形成された波縁辺からアンカー固定円盤の垂直平面の間の距離を指す。前記アンカー固定円盤の直径は円管本体の直径より大きく、その厚みは円管本体の壁厚の1.5倍より大きい。前記平板状アンカー固定リブの波状の両壁が押出された後、円管本体の底部の円管腔を密閉腔にする。円管本体の底部の円管腔の端面は波状に形成された平板状アンカー固定リブに密閉され、密閉性がよく、即ちT型埋め込み部材はコンクリート埋め込み過程で、コンクリートのモルタルが円管本体の内腔に進入し、雌ねじの正常使用に影響することを防止する。
図1のように、本考案の好ましい技術方案は以下の通りである。即ち、前記アンカー固定円盤の下端面に支持円環5が設けられ、前記支持円環の直径は円管本体の直径と等しく、その高さは円管本体の壁厚より大きく、支持円環5はアンカー固定円盤4に対して引張強度を高める作用を果たす。
図1、2のように、本考案の好ましい技術方案は以下の通りである。即ち、前記円管本体の頂部に径違い管口1が設けられ、径違い管口の長さは円管の内径の1.5倍より大きく、前記径違い管口の内孔に雌ねじ1−1が設けられる。円管本体の頂部を径違いにする目的は、円管本体が雌ねじを加工する前に円管雌ねじ底直径を縮小形成することである。その壁厚、直径から形成された有効断面積は、雌ねじの引張強度の関連基準に達しなければならない。
T型埋め込み部材は工程に応じて多種な規格を作製することができ、その機能と作用は上述の通りであり、再述しない。
以上に述べたのは、本考案の好ましい実施例のみであり、本考案の構成に対して、如何なる制限もしない。本考案の技術要旨に基づき、以上の実施例に対して行う如何なる簡単な修正、同等の変更及び修飾も全て本考案の技術方案の範囲内である。
Claims (6)
- T型埋め込み部材であって、埋め込み部材本体を備えており、前記埋め込み部材本体は、金属円管で押出成形することによってT型構造となり、前記T型構造の埋め込み部材本体は、雌ねじ入口を有する円管本体及び押出成形で作られたアンカー固定円盤を備え、前記円管本体の底部は平板状アンカー固定リブとアンカー固定円盤の固結によってT型の全体構造となることを特徴とするT型埋め込み部材。
- 前記平板状アンカー固定リブは、円管本体の下端を直径方向へ垂直に押出することで、両面対称且つずれて咬合した波状の平口となり、前記平板状アンカー固定リブは、円管本体とアンカー固定円盤の中心線上に設置し、前記平板状アンカー固定リブの波状の両壁が押出された後、円管本体の底部の円管腔を密閉腔にすることを特徴とする請求項1に記載のT型埋め込み部材。
- 前記平板状アンカー固定リブの波状の平口の波弧長及び波状の平口の軸方向の幅はともに円管の壁厚より大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載のT型埋め込み部材。
- 前記アンカー固定円盤の直径は円管本体の直径より大きく、その厚みは円管本体の壁厚の1.5倍より大きいことを特徴とする請求項3に記載のT型埋め込み部材。
- 前記アンカー固定円盤の下端面に支持円環が設けられ、前記支持円環の直径は円管本体の直径と等しく、その高さは円管本体の壁厚より大きいことを特徴とする請求項4に記載のT型埋め込み部材。
- 前記円管本体の頂部に径違い管口が設けられ、径違い管口の長さは円管の内径の1.5倍より大きく、前記径違い管口の内孔に雌ねじが設けられることを特徴とする請求項5に記載のT型埋め込み部材。
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