JP3185406U - 抑制帯 - Google Patents

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JP3185406U
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由希子 中原
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ナガイレーベン株式会社
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Abstract

【課題】布を別途用意することなく、手又は足を容易に保温可能とするとともに、患者の手又は足のベッドへの固定を確実なものとする抑制帯を提供する。
【解決手段】患者4の手又は足を載置可能とする載置部1を設け、この載置部の表面2に、手又は足を巻回して固定可能とする巻回帯5を設けるとともに、載置部の裏面には、ベッド3の手台又は足台6に巻回して載置部を手台又は足台に固定可能とする固定帯7を設け、巻回帯5によって固定した手又は足を載置部の両側から被覆可能とする覆布8を、載置部の両側部にそれぞれ連設する。
【選択図】図6

Description

本考案は、手術中の患者の手又は足に装着することにより、手術中の患者の手又は足の動きを抑制するための抑制帯に関するものである。
手術中において、患者が手足を動かした場合に手術に支障が生じることがあるため、手術中の安全性や作業の円滑化を図るために、特許文献1、2に示す如く患者の手又は足をベッドに固定して手又は足の動きを抑制するための抑制帯が、従来より使用されている。この抑制帯は、特許文献1、2に示す如く、帯状の抑制帯によって患者の手又は足をベッドに固定するものである。
実開昭64−31722号公報 特公昭61−19271号公報
しかしながら、上記の如き抑制帯を患者の手や足に装着した場合に、手や足の保温性を確保するために、手又は足を被覆するための布が別途必要となる。また、抑制帯の連結部分が露出しているため、この連結部分がゆるんだり、外部からの何らかの作用により外れたりする事態が生じて患者の手又は足の動きを抑制することが困難となる場合がある。
そこで、本考案は上述の如き課題を解決しようとするものであって、手又は足を保温するための布を別途用意することなく、手又は足を容易に保温可能とするとともに、患者の手又は足のベッドへの固定を確実なものにしようとするものである。
上述の如き課題を解決するため、本考案は患者の手又は足を載置可能とする載置部を設け、この載置部の表面に、手又は足を巻回して載置部に固定可能とする巻回帯を設けるとともに、載置部の裏面には、ベッドの手台又は足台に巻回して載置部を手台又は足台に固定可能とする固定帯を設け、上記巻回帯によって固定した手又は足を載置部の両側から被覆可能とする覆布を、載置部の両側部にそれぞれ連設したものである。
また巻回帯は、載置部の表面に載置した手又は足の両側から巻回可能とするとともに、各巻回帯の両端側に設けた一対の留具を連結することにより、手又は足を載置部に巻回固定可能としたものであってもよい。
また、載置部にはクッション材を設けたものであってもよいし、クッション材を設けないものであってもよい。
本考案は上記の如く構成したものであって、載置部の両側に、患者の手又は足を被覆可能とする覆布を連設することにより、上記覆布を患者の手又は足に被覆して手術時における手又は足の保温性を保つことが可能となる。よって、患者の手又は足を保温するために別途四角巾等を準備して手又は足に被覆する必要がなく、作業を迅速且つ効率良く行うことができる。また、巻回帯によって巻回固定した手又は足を覆布にて被覆することにより、手又は足のみならず巻回帯も覆布により保護されるものとなるため、外部からの作用によって巻回帯による固定が外れるという事態が生じにくいものとなる。
実施例1の表面側の平面図。 巻回帯の連結状態を示す斜視図。 実施例1の裏面側の平面図。 固定帯の連結状態を示す平面図。 抑制帯をベッドに配置した状態を示す斜視図。 患者の足に巻回帯を巻回固定した状態を示す斜視図。 患者の足に覆布を被覆した状態を示す斜視図。 患者の足に固定体を巻回固定した状態を示す斜視図。
本発明の実施例1について説明すると、(1)は載置部であって、この載置部(1)の表面(2)に、ベッド(3)に仰臥した患者(4)の手や足を載置するものである。そして、この載置部(1)の表面(2)には、患者(4)の手又は足を固定するための巻回帯(5)を設けるとともに、裏面(12)にはベッド(3)に設けられた手台又は足台(6)に載置部(1)を固定するための固定帯(7)を固定配置している。また、載置部(1)の両側部(17)には、上記の如く載置部(1)上の手又は足を被覆するための一対の覆布(8)をそれぞれ連設している。
本実施例について更に詳細に説明すると、図1に示す如く、上下方向に長尺な長方形の載置部(1)の表面(2)には、巻回帯(5)を2箇所、載置部(1)の上部及び下部に、載置部(1)の長さ方向とは垂直方向に設けている。そして、各巻回帯(5)の両端側にはそれぞれ一対の留具(10)を設けており、この留具(10)を接続することにより、図2に示す如く一対の巻回帯(5)の両端部(16)を接続することができる。
また、患者(4)の手又は足への巻回帯(5)の当たりをソフトなものとするために、図1に示す如く各巻回帯(5)の上面にクッション性のある保護部材(11)を設けている。尚、本実施例の上下左右方向は、図1の上下左右方向に則したものである。また、載置部(1)の左右両側部(17)には覆布(8)を連設している。この覆布(8)は、巻回帯(5)にて載置部(1)の表面(2)に固定した患者(4)の手又は足を被覆可能とする大きさとしている。また載置部(1)の裏面(12)には、図3に示す如く3本の固定帯(7)を等間隔に設けている。
この固定帯(7)は、載置部(1)の表面(2)に設けた巻回帯(5)の対応位置にそれぞれ設けるとともに、上記対応位置の間隔に更に1本設けている。また、この固定帯(7)には左右両側にそれぞれ一対の接続具(13)を設けており、左右で対になった各接続具(13)を接続することにより、図4に示す如く一対の固定帯(7)を連結することができる。またこの固定帯(7)の両端には、スナップ(14)をそれぞれ2個ずつ配置している。
尚、上記留具(10)、接続具(13)、及びスナップ(14)は、金属製のものや面ファスナーを使用せずに、プラスチック製のものを使用している。金属製のものは手術で電気メス等を使用した際に火花が飛び散る等の危険性が伴うものであり、また面ファスナーは繰り返しの洗浄によって接着性能が低下するため、手術中に巻回帯(5)や固定帯(7)が外れて患者(4)の手又は足の固定が困難となるおそれがある。
上記の如く構成したものを患者(4)の足に装着する場合について以下に説明する。尚、本実施例では患者(4)の足に装着する場合について説明するが、患者(4)の手に装着する場合も本実施例と同様に行うことができる。まず、図5に示す如く、載置部(1)の表面(2)を上にした状態で、載置部(1)を、ベッド(3)の足台(6)上に設けられたクッション(15)の上に載置する。そして図4に示す如く、載置部(1)の裏面(12)に設けた固定帯(7)を足台(6)の底面側に巻き回し、この固定帯(7)に設けた各接続具(13)を足台(6)の底面にて対向する接続具(13)に連結することにより、載置部(1)が足台(6)に固定される。
次に、載置部(1)の表面(2)に設けた巻回帯(5)を、足台(6)上の患者(4)の足の両側から上方に巻き回し、図2、6に示す如く対向する接続具(13)を連結して患者(4)の足を載置部(1)に固定する。これにより、患者(4)の足が抑制帯を介してベッド(3)の足台(6)に固定されるものとなる。更に、図7に示す如く載置部(1)の両側に連設した覆布(8)を患者(4)の足の両側から上面にかけて覆うことにより、巻回帯(5)にて患者(4)の足を被覆する。
そして、図7に示す如く足台(6)の底面側にて固定具から下方に垂れ下がっている固定帯(7)の両端部(16)を、図8に示す如く足台(6)を介して患者(4)の足の上方に巻き回し、対向する固定帯(7)の端部(16)どうしをスナップ(14)にて接続固定する。このように固定帯(7)の端部(16)を患者(4)の足の上方でスナップ(14)にて固定することにより、固定帯(7)の端部(16)が床まで垂れ下がことによる不潔感や、垂れ下がった部分が引っ張られる等の危険性を生じさせないようにすることができる。
また、固定帯(7)によって患者(4)の足に被覆した覆布(8)を固定することができるため、覆布(8)が足から外れることなく覆布(8)による患者(4)の足の保護を確実なものとすることができる。以上により、患者(4)の足を抑制帯によって足台(6)に固定する作業が終了する。本実施例は上記の如く、患者(4)の足に覆布(8)を容易に被覆することができるため、別途四角巾等を準備して足に被覆する必要がなく、被覆作業を迅速且つ効率良く行うことができる。
また、上記の如く巻回帯(5)によって巻回固定した足を覆布(8)にて被覆するものであるから、足のみならず巻回帯(5)も覆布(8)により保護される。従って、外部からの作用により巻回帯(5)の接続を外れにくいものとすることが可能となり、足台(6)への患者(4)の足の固定を確実なものとすることができる。また、本実施例の抑制体は布製であるとともに、巻回帯(5)、固定帯(7)、及びスナップ(14)はプラスチック製であるため、繰り返し洗浄して再使用することが可能である。
尚、本実施例では上記の如く、クッション(15)付きの足台(6)に患者(4)の足を固定する場合について説明したが、クッション(15)の付いていない足台(6)に患者(4)の足を固定する場合には、載置部(1)にクッション材(図示せず)を設けたものを使用することも可能である。
1 載置部
2 表面
3 ベッド
4 患者
5 巻回帯
6 足台
7 固定帯
8 覆布
10 留具
12 裏面
17 側部

Claims (3)

  1. 患者の手又は足を載置可能とする載置部を設け、この載置部の表面に、手又は足を巻回して載置部に固定可能とする巻回帯を設けるとともに、載置部の裏面には、ベッドの手台又は足台に巻回して載置部を手台又は足台に固定可能とする固定帯を設け、上記巻回帯によって固定した手又は足を載置部の両側から被覆可能とする覆布を、載置部の両側部にそれぞれ連設したことを特徴とする抑制帯。
  2. 巻回帯は、載置部の表面に載置した手又は足の両側から巻回可能とするとともに、各巻回帯の両端側に設けた一対の留具を連結することにより、手又は足を載置部に巻回固定可能としたことを特徴とする請求項1の抑制帯。
  3. 載置部には、クッション材を設けたことを特徴とする請求項1、または2の抑制帯。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111658397A (zh) * 2020-07-01 2020-09-15 南通康盛医疗器械有限公司 一种恒温电动手术台及其使用方法

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