JP3185194U - 水質浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて簡素な構造で気泡を含む水流を形成することができ生物学的浄水処理を効率的に行えると共に、取り扱いも容易でかつ低廉に製作可能な水質浄化装置を提供する。
【解決手段】本考案の水質浄化装置1は、水中または水底に配置され両端がそれぞれ開口した筒状本体2と、筒状本体2内の一端3側に配され筒状本体2の一端3側より汚水を吸引すると共に他端4側より浄化された水を排出するための水中ポンプ5と、筒状本体2内の他端4側に設けられ微生物が棲息可能に構成された汚水処理部6と、水上において開口する空気導入口7を備え筒状本体2内に空気を導入するための空気導入手段8とを有し、水中ポンプ5による筒状本体2内の汚水移動に伴い空気導入手段8の空気導入口7より空気を筒状本体2内の汚水中に引き入れるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば池、沼、湖などの閉鎖水域の水質浄化に使用して好適な水質浄化装置に関する。
従来より、池、沼、湖などの閉鎖水域の水質浄化を図るために、水中に棲息する微生物を利用し、それらの有機物分解能によって生物学的に浄水処理する装置が種々提案されている。例えば、そのようなものとして、特許4023853号公報の「湖沼の水質浄化装置」がある。
この水質浄化装置50は、図4に示すように、微生物が繁殖する水生植物51や紐状等の担体52を周囲に配した浮力体53を水中Aに係留させ、さらに浮力体53の下方水底Bに散気式循環装置54を配設して気泡を含む上昇流Fを形成し水中Aの汚染物や植物プランクトンを浮力体53に連続的に供給することで、水中植物51や担体52における微生物の繁殖を促進し、生物学的浄水処理が効率的に行われるように構成されている。
しかし、この水質浄化装置50において気泡を含む水流の形成するためには散気式循環装置54が必要であり、そのため構造が複雑化し水質浄化装置として高額化する要因となっていた。また、この散気式循環装置54には気泡を形成するために圧縮空気を適宜供給する必要があり取り扱い上煩雑な面を有していた。
特許4023853号公報
そこで、本考案の課題は、極めて簡素な構造で気泡を含む水流を形成することができ生物学的浄水処理を効率的に行えると共に、取り扱いも容易でかつ低廉に製作可能な水質浄化装置を提供することにある。
上記課題を解決するものは、水中または水底に配置され両端がそれぞれ開口した筒状本体と、該筒状本体内の一端側に配され該筒状本体の一端側より汚水を吸引すると共に他端側より浄化された水を排出するための水中ポンプと、前記筒状本体内の他端側に設けられ微生物が棲息可能に構成された汚水処理部と、水上において開口する空気導入口を備え前記筒状本体内に空気を導入するための空気導入手段とを有する水質浄化装置であって、該水質浄化装置は、前記水中ポンプによる前記筒状本体内の汚水移動に伴い前記空気導入手段の前記空気導入口より空気を前記筒状本体内の汚水中に引き入れるように構成され、前記空気導入手段の前記空気導入口は、前記筒状本体内と連通した管状体の他端開口にて構成されており、前記空気導入口は前記管状体の他端をフローターにて水上に浮上させることにより、水上にて開口するように構成されていることを特徴とする水質浄化装置である。
請求項1に記載の考案によれば、極めて簡素な構造で気泡を含む水流を形成することができ生物学的浄水処理を効率的に行えると共に、取り扱いも容易でかつ低廉に製作可能な水質浄化装置を構成できる。さらに、極めて簡素な構造で空気導入手段の空気導入口を構成することができる。
本考案の水質浄化装置の一実施例を説明するための説明図である。 図1に示した水質浄化装置の内部構造を説明するための部分拡大図である。 図1に示した水質浄化装置の左側面図である。 従来の水質浄化装置の構造を説明するための説明図である。
本考案は、水中または水底に配置され両端がそれぞれ開口した筒状本体2と、筒状本体2内の一端3側に配され筒状本体2の一端3側より汚水を吸引すると共に他端4側より浄化された水を排出するための水中ポンプ5と、筒状本体2内の他端4側に設けられ微生物が棲息可能に構成された汚水処理部6と、水上において開口する空気導入口7を備え筒状本体2内に空気を導入するための空気導入手段8とを有し、水中ポンプ5による筒状本体2内の汚水移動に伴い空気導入手段8の空気導入口7より空気を筒状本体2内の汚水中に引き入れるように構成されているため、極めて簡素な構造で気泡を含む水流(汚水)を汚水処理部6へ流入させることができ生物学的浄水処理を効率的に行えると共に、水中ポンプ5を稼働させる操作のみで汚水処理が可能であり、取り扱いも容易でかつ低廉に製作可能な水質浄化装置を実現した。
この実施例の水質浄化装置1は、図1に示すように、水底に配置され両端がそれぞれ開口した筒状本体2と、筒状本体2内の一端3側に配され筒状本体2の一端3側より汚水を吸引すると共に他端4側より浄化された水を排出するための水中ポンプ5と、筒状本体2内の他端4側に設けられ微生物が棲息可能に構成された汚水処理部6と、水上において開口する空気導入口7を備え筒状本体2内に空気を導入するための空気導入手段8とを有する水質浄化装置であって、水質浄化装置1は、水中ポンプ5による筒状本体2内の汚水移動に伴い空気導入手段8の空気導入口7より空気を筒状本体2内の汚水中に引き入れるように構成されている。以下、各構成について順次詳述する。
この実施例の汚水処理装置1は、図1に示すように、水底に配置され両端3,4がそれぞれ開口した筒状本体2を有している。この筒状本体2は、図3に示すように円筒体に形成されており、水底において水平方向に延在するように配置される。筒状本体2の一端3は汚水の流入口として機能し、他端4は浄化された水の流出口として機能するように構成されている。
筒状本体2内の一端3側には、図2に示すように、筒状本体2の一端3側より汚水を吸引すると共に他端4側より浄化された水を排出するための水中ポンプ5が設けられている。この実施例の水中ポンプ5は、駆動源を水上から得て駆動操作も水上にて行うことができるように構成されている。このように、本考案の水質浄化装置によれば、水中ポンプにより汚水流を形成するため、流れの少ない閉鎖水域に配置されても広範囲に渡る水質浄化が可能となると共に、効率的に水質浄化が可能な水質浄化装置を低廉に製作できる。
筒状本体2内の他端4側には、微生物が棲息可能に構成された汚水処理部6が設けられている。この汚水処理部6には、微生物の棲息場所となる担体9が多数配されており、これら担体9に好気性菌や嫌気性菌が付着して棲息するように構成されている。そして、汚水処理部6内に棲息する好気性菌や嫌気性菌により生物学的浄水処理が行われ汚水が浄化される。
汚水処理部6に配される担体9としては、微生物が棲息可能であればどのようなものでもよいが、微生物が付着し易いように凹凸が多く、表面積が広く、さらに内部に空洞部が形成されるようなものが好ましい。例えば、そのようなものとして、プラスチック屑やペットボトルのキャップなどを集めて固めたものや金属線を被覆して圧縮したものなどが好適に使用できる。また、担体の構成材料としては、樹脂材料、金属の他、石材や繊維など腐敗しないものが好適である。
空気導入手段8は、水中ポンプ5により筒状本体2内に吸引される汚水中に空気を導入するためのものであり、この空気導入により特に好気性菌の繁殖を促進し、生物学的浄水処理を活性化させてより効率的に水質浄化を行うことができる。
この実施例の空気導入手段8は、図2に示すように、水中ポンプ5と連通した空気吸込器10と、筒状本体2内の空気吸込器10と一端が連通し他端がフローター11にて水上に浮上する管状体12と、空気吸込器10と一端が連通し他端が汚水処理部6に連通した空気混入汚水導通管13とを有している。
空気吸込器10は水中ポンプ5から流入する汚水に空気を混入させるためのものであり、一端側で水中ポンプ5と連通して汚水流を受け入れ、他端側で空気混入汚水導通管13と連通し、さらに、中央部付近の上部で管状体12と連通している。
管状体12は、水上より空気を取り入れるためのものであり、一端が筒状本体2内の空気吸込器10と連通し、他端がフローター11にて水上に浮上すると共に、この他端開口が空気導入口7を構成している。本考案の水質浄化装置はこのような管状体を有し、水上から空気を筒状本体内に供給する構造を採用しているため、装置内に予め圧縮空気を注入する必要がなく、深い水底に水質浄化装置を配した場合でも、管状体を水深より長く形成することで筒状本体内に空気を供給できる。なお、本考案の水質浄化装置は、汚泥等が沈殿する水底に配することが水質浄化には効率的で好ましいが、汚水層が水中に存在する場合は水中に配してもよい。
空気混入汚水導通管13は、空気を混入させた汚水を汚水処理部6に投入するためのものであり、一端が空気吸込器10と連通して空気を混入させた汚水を受け入れ、他端が汚水処理部6に連通して空気混入させた汚水を汚水処理部6へ導入するように構成されている。
筒状本体回転具14は、筒状本体2を円周方向に回転させるためのものであり、図1または図3に示すように、対向する外壁側面に各二本計4本離間して取り付けられた
紐状体にて構成されている。そして、一方側の二本の紐体を水上より引き上げることにより筒状本体2を回転させ、汚水処理部6内をより活性化させることができるよう構成されている。
つぎに、本考案の水質浄化装置1の作用(使用方法)について説明する。
水質浄化装置1を使用するに際しては、図1に示すように、筒状本体2を水底において水平方向に延在するように配する。これに伴い、管状体12の他端はフローター11の浮力によって水上に浮遊し空気導入口7が水上で開口した状態となる。この状態で水中ポンプ5を駆動させると、図2に示すように、汚水は筒状本体2の一端3から筒状本体2内に吸入され、水中ポンプ5を経て空気混入器10内に流入する。空気混入器10内では、空気が汚水の流れに追随して管状体12の空気導入口7から汚水内に取り込まれる。そして、空気が取り込まれた汚水は空気混入汚水導通管13を経て汚水処理部6に導入される。汚水処理部6では担体9に棲息した微生物により生物学的浄水処理がなされ、浄化された水は筒状本体2の他端4から排出される。
このように、本考案の水質浄化装置は、水中ポンプにより汚水流を形成するため、流れの少ない閉鎖水域に配置されても広範囲に渡る水質浄化が可能となる。また、水上から空気を筒状本体内に供給する構造を採用しているため、装置内に予め圧縮空気を注入する必要がなく、深い水底に水質浄化装置を配した場合でも、管状体を水深より長く形成するだけで筒状本体内に空気を容易に供給でき、効率的な水質浄化が可能となる。
1 水質浄化装置
2 筒状本体
3 筒状本体の一端
4 筒状本体の他端
5 水中ポンプ
6 汚水処理部
7 空気導入口
8 空気導入手段
9 担体
10 空気吸入器
11 フローター
12 管状体
13 空気混入汚水導通管
14 筒状本体回転具

Claims (1)

  1. 水中または水底に配置され両端がそれぞれ開口した筒状本体と、該筒状本体内の一端側に配され該筒状本体の一端側より汚水を吸引すると共に他端側より浄化された水を排出するための水中ポンプと、前記筒状本体内の他端側に設けられ微生物が棲息可能に構成された汚水処理部と、水上において開口する空気導入口を備え前記筒状本体内に空気を導入するための空気導入手段を有する水質浄化装置であって、該水質浄化装置は、前記水中ポンプによる前記筒状本体内の汚水移動に伴い前記空気導入手段の前記空気導入口より空気を前記筒状本体内の汚水中に引き入れるように構成され、前記空気導入手段の前記空気導入口は、前記筒状本体内と連通した管状体の他端開口にて構成されており、前記空気導入口は前記管状体の他端をフローターにて水上に浮上させることにより、水上にて開口するように構成されていることを特徴とする水質浄化装置。
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