JP3184754U - 真空容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋と容器本体とで密閉された内部空間の排気の程度、真空度合いが把握できる真空容器を提供する。
【解決手段】真空容器1は、容器本体2と、この容器本体2の内部と外部とを隔絶するように密閉状に覆う蓋3と、この蓋3の一部に設けられ、容器本体2の内部から外部へ向けた空気の流通に対して開き、外部から内部へ向けた空気の流通に対しては閉じる逆止弁4と、容器本体2又は蓋3の内側でかつ外部から視認可能な位置に設けられ、真空度合いが増すと膨張する発泡樹脂5と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、蓋と容器本体とで密閉された内部空間の排気の程度、真空度合いが把握できる真空容器に関するものである。
例えば、特許文献1に示す真空密閉容器は、容器本体と、容器本体を覆う蓋と、この蓋に設けられた逆止弁と、からなる構成とされ、別途用意したポンプを逆止弁に取り付けて、容器本体と蓋とで密閉された空間(以下、これを内部空間と言う)から排気する。
しかしながら、特許文献1に示すような通常の真空容器では、例えば蓋を介して内部空間が覗けるとしても、内部空間における空気が透明であるため、どの程度排気されたのか、つまり、内部空間の真空度合いが把握できなかった。
特開平11−29178号公報
解決しようとする問題は、特許文献1のような従来の通常の真空容器では、蓋と容器本体とで密閉された内部空間の排気の程度、真空度合いが把握できないといった点である。
上記問題を解決するために、本考案は、容器本体と、この容器本体の内部と外部とを隔絶するように密閉状に覆う蓋と、この蓋の一部に設けられ、容器本体の内部から外部へ向けた空気の流通に対して開き、外部から内部へ向けた空気の流通に対しては閉じる逆止弁と、容器本体又は蓋の内側でかつ外部から視認可能な位置に設けられ、真空度合いが増すと膨張する発泡樹脂と、を備えたことを最も主要な特徴とする。
本考案は、発泡樹脂が膨張しているか否かによりひと目で真空度合いを把握でき、また、大幅なコストアップを招くことがないといった利点がある。
図1は本考案の真空容器を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A線断面図、である。(実施例1) 図2は本考案の真空容器の逆止弁周辺の構成を示し、(a)は上方から視た斜視図、(b)は(a)のB−B線断面図、である。(実施例1) 図3は本考案の真空容器の逆止弁周辺の構成を示し、(a)は初期状態、(b)は真空中、(c)真空時、の各々の状況を説明するための図である。(実施例1) 図4は本考案の真空容器の発泡樹脂周辺の構成を示し、(a)は下方から視た斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図、である。(実施例1) 図5は本考案の真空容器の発泡樹脂周辺の構成を示し、(a)は非真空状態を説明するための図、(b)は(a)のD−D線断面図、(c)は真空状態を説明するための図、(d)は(c)のE−E線断面図、である。(実施例1) 図6(a)(b)は本考案の真空容器の発泡樹脂における目盛構成を示す図である。(実施例1) 図7は本考案の真空容器の発泡樹脂における目盛構成を示す図である。(実施例1) 本考案の真空容器を示し、(a)は斜視図、(b)は(a)のF−F線断面図、である。(実施例2) 本考案の真空容器の逆止弁及び発泡樹脂周辺の構成を示し、(a)は上方から視た斜視図、(b)は下方から視た斜視図、である。(実施例2)
本考案は、構成を複雑化しないでかつコストアップを招くことなく内部空間の真空度合いをひと目で把握できるよう、容器本体と、この容器本体の内部と外部とを隔絶するように密閉状に覆う蓋と、この蓋の一部に設けられ、容器本体の内部から外部へ向けた空気の流通に対して開き、外部から内部へ向けた空気の流通に対しては閉じる逆止弁と、容器本体又は蓋の内側でかつ外部から視認可能な位置に設けられ、真空度合いが増すと膨張する発泡樹脂と、を備える構成とした。
また、本考案は、上記において、容器本体又は蓋における発泡樹脂を設けた周囲に目盛を付してもよい。こうすることで、より正確に内部空間の真空度合いを把握することができる。
発泡樹脂とは、外部と完全に遮断されている気泡でこの気泡の個々あるいはある程度のまとまりが独立した状態で内部に存在すると共に全体として弾力性のある材料を意味する。例えばシリコンを発泡させたもの(以下、発泡シリコンと記す)を用いることで、内部空間が真空状態になると初期状態から一定の大きさまで膨張してそれより大きさが変わらず、真空状態が解除された際に初期状態に戻るという特性を持たせることができた。
また、発泡シリコンを用いることで耐熱性に富み、本考案の真空容器を(真空が解除された状態で)電子レンジに用いることもできる。なお、この場合は当然に蓋や容器本体が電子レンジで使用可能な材料が選択されている場合に限られる。一方、発泡シリコンを用いることで冷却硬化も抑制され、冷蔵庫においても使用可能である。
さらに、発泡シリコンは、内部空間の臭いが付きにくいこと、油や汚れを吸着しないこと、から、衛生的である。以上のことから、本考案の真空容器は、食品を保存する容器として好適である。
以下、図1〜図9を参照して本考案の真空容器について説明する。本考案の真空容器1の基本構成は次のとおりである。真空容器1は、容器本体2と、この容器本体2の内部と外部とを隔絶するように密閉状に覆う蓋3と、この蓋3の一部に設けられ、容器本体2の内部から外部へ向けた空気の流通に対して開き、外部から内部へ向けた空気の流通に対しては閉じる逆止弁4と、容器本体2又は蓋3の内側でかつ外部から視認可能な位置に設けられ、真空度合いが増すと膨張する発泡樹脂5と、を備えている。
(実施例1)
実施例1の真空容器1は、例えば食品保存用の、あるいは弁当箱、といった全体として直方体状の形状とされている。容器本体2の周縁部には、その厚み方向に外周、中周、内周で高さが異ならせてあり、外周に低段部2a、中周に凸部2b、内周に高段部2c、が形成されている。
蓋3は、容器本体2の周縁部と対応した周縁部に、その厚み方向に外周、中周、内周で高さが異ならせてあり、外周に高凸部3a、中周に凹部3b、内周に低凸部3c、が形成されている。なお、高凸部3a、低凸部3cの高低は容器本体2の対面方向の突出量を意味する。
また、蓋3の凹部3bには、パッキン3Aが装入されている。容器本体2と蓋3は、外周の低段部2aと高凸部3a、中周の凸部2bと凹部3b、内周の高段部2cと低凹部3cとが、合致し、このときパッキン3Aが弾性変形して隙間を塞ぐことで、容器本体2内を密閉できる構成となっている。
本例における蓋3には、逆止弁4と、発泡樹脂5が設けられている。逆止弁4は、例えば弾力性のある樹脂でなり、図2に示すように、例えば蓋3の上面側に位置する傘状の負圧閉止弁4Aと、蓋3の下面側に位置する該負圧閉止弁4Aの径より小さい傘状の正圧開放弁4Bと、これら負圧閉止弁4Aと正圧開放弁4Bとの対向面中央でこれらを連結させる連結部4Cにより構成されている。
蓋3において、逆止弁4を設けた位置には、連結部4Cが挿通される軸孔3dが形成されると共に、該軸孔3dの周囲において負圧閉止弁4Aの径内範囲に空気の排出孔3eが形成されている。
すなわち、蓋3と逆止弁4との関係は、図3に示すとおり、図3(a)に示すように容器本体2に対して蓋3を閉じて未だ排気していない状態では、負圧閉止弁4Aが蓋3に載って排気孔3eを塞いでいる。
図3(b)に示すように、吸気装置(参照番号無)のノズルVを負圧閉止弁4Aを覆って配置して吸気を行うと、負圧閉止弁4Aが吸引されて、連結部4Cが軸孔3dを上方へ移動し、正圧開放弁4Bが該軸孔3dに係合する。このとき、排出孔3eが開放状態となり、吸気される。
図3(c)に示すように、吸気を停止すると、逆止弁4の自重と共に蓋2と容器本体2とによる内部空間の負圧により、連結部4Cが軸孔3dを下方へ移動し負圧閉止弁4Aが今度は排出孔3eを密閉状に塞いで、内部空間の真空状態を維持する。
また、蓋3には、上記のとおり、発泡樹脂5が設けられており、この発泡樹脂5は、図4に示すように、蓋3の(本例では)一部において例えば透明でかつ円形で蓋3より厚みを薄いな材料でなる視認部3Bが設けられ、この視認部3Bに設けられている。
視認部3Bの中央位置には、同部材にて、下方に垂下する柱状部3fが形成されており、この柱状部3fの下端部にフランジ部3gが形成されている。発泡樹脂5は、リング状とされ、柱状部3fが挿通されて、フランジ部3gで係止状態となっている。
発泡樹脂5は、上記のとおり逆止弁4より、吸気が行われる前つまり非真空状態のときは、図5(a)(b)に示すように、膨張していない。真空状態になると、図5(c)(d)に示すように、柱状部3fの周りで膨張する。
このように本考案の真空容器1は、一見しただけでは内部空間が真空か非真空かが把握できない該内部空間の状態を発泡樹脂5により視認できるようになる。また、視認部3Bには、例えば図6に示すように、「真空ライン」の目盛を付したり(図6(a))、また、膨張具合と真空具合との関係を示す目盛を付したり(図6(b))、する構成とすれば、真空であるときの発泡樹脂5の膨張状況をより確実に示すことができる。
また、発泡樹脂5は、図7に示すように、例えば直方体状に形成してもよい。この場合、視認部3Bは、内部空間と空気の流通が可能な流通孔3hを形成したケース内に挿入しておく。そして、例えばこの視認部3Bを蓋3や容器本体2における内部空間で視認可能な部位に装着することで、既存の真空容器においても本考案の真空容器1のように使用することができる。なお、発泡樹脂5は直方体状に限定されない。
(実施例2)
図8及び図9に示す実施例2における本考案の真空容器1は、例えばボトル状の容器を想定した構成とされている。以下、上記実施例1と異なる構成について説明し、重複する説明は省略する。
実施例2における真空容器1は、容器本体2の注出口2Aの外周部に螺合部2Bが形成されている。蓋3の内周部には、容器本体2の螺合部2Bに螺入出可能な螺子部3Cが形成されている。つまり実施例2の真空容器1は、容器本体2に対して蓋3は螺進退して蓋3の開閉を行う構成である。
実施例2の真空容器1は、蓋3に逆止弁4と発泡樹脂5とが一体的に設けられている点が実施例1の真空容器1と異なっている。蓋3には、実施例1同様、逆止弁4の連結部4Cが挿通される軸孔3dと、逆止弁4の負圧閉止弁4Aが負圧時に覆う排出孔3eが形成されている。
実施例2の逆止弁4は、実施例1と相違する構成は、連結部4Cが正圧開放弁4Bの下方に延出され、この延出された連結部4Cにリング状の発泡樹脂5が設けられ、該連結部4Cの下端にフランジ部3gが形成されている点である。
この実施例2の構成においては、蓋2の上面が透明であって、発泡樹脂5の(内部空間が真空時の)膨張状態を視認可能である必要がある。正圧開放弁4Bは必ずしも透明でなくてもよい。この理由は、内部空間が真空となって、発泡樹脂5が膨張することで正圧開放弁4Bの径外に現れるので、真空を把握できるからである。以上のように、実施例2の構成によっても、上記同様の効果を得ることができる。
1 真空容器
2 容器本体
3 蓋
3B 視認部
3d 軸孔
3e 排出孔
4 逆止弁
4A 負圧閉止弁
4B 正圧開放弁
4C 連結部
5 発泡樹脂

Claims (2)

  1. 容器本体と、この容器本体の内部と外部とを隔絶するように密閉状に覆う蓋と、この蓋の一部に設けられ、容器本体の内部から外部へ向けた空気の流通に対して開き、外部から内部へ向けた空気の流通に対しては閉じる逆止弁と、容器本体又は蓋の内側でかつ外部から視認可能な位置に設けられ、真空度合いが増すと膨張する発泡樹脂と、を備えたことを特徴とする真空容器。
  2. 容器本体又は蓋における発泡樹脂を設けた周囲に目盛を付したことを特徴とする請求項1記載の真空容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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