JP3184098U - タープテント固定具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】重量物を収納する上面が開口した略直方体形状の収納体7と、前記収納体をタープテント支柱に取付ける取付部材11と、前記重量物を保持する止着部材21とからなることを特徴とし、前記重量物の重量によってタープテントを安定固定することができる。
【選択図】図2
Description
しかし、ペグの打ち込みには労力を要し、また、ペグの打ち込みが不可能な場合において、適した立木や石などがない場合には、タープテントの設営が難しいという問題があった。
そこで、支柱に取り付けるタイプのタープ・テントの固定具に関する技術が公開されている。
なることを特徴とする。
なお、本考案の実施の形態としては、タープテント1の支柱3を4本としているが、特に限定されるものでなく、支柱3を3本としたタープテントや、支柱が外部に露出し、側面部が覆われているテント等の支柱を固定する固定具としても実施可能である。
また、4本すべての支柱3に固定具6を取付けることによって、タープテント1をより安定固定させることとなるが、設置地面の状況等によって、取付け数は任意であり、ひとつの固定具6の取付けであっても安定固定の効果は得られる。
なお、固定具6は、タープテント1を設営した後でも、支柱3を立設している段階のタープテント1の設営中であっても、取付けは可能である。
係る素材であることにより、様々な形の収納物の収納が可能となり、不使用時に折り畳むことができ、かさばらずに固定具6を携帯することができる。
なお、飲料水用ポリタンクの容量としては、タープテント1を安定固定させるために十分な重量があることが望ましいが、重量が増すにつれて容積も増え、設営状態で邪魔になるのを避けるために、10リットルから20リットル程度の容量が適当である。該容量に対応させるため、収納体7のサイズとしては幅、奥行、高さ、それぞれ20センチメートルから40センチメートル程度であることが望ましく、また、設営時の安定性を考慮すると、幅、奥行、高さを同程度の長さとすることが望ましい。
また、収納体7に防水機能を持つ素材を使用することにより、収納体7に水等の流動体を直接注入することも可能である。
第一部材11と第二部材13とは、収納体7の同一の側面部の横手方向に並列して装着される。
取付部材の数を多くすれば、それだけ支柱3に安定取付けされることとなるが、取付けるための手間もかかることから、そのバランスを考慮して、本実施例と同じく、二つであることが望ましい。
また、収納体7への取付位置も、取付時に収納体7の形状を維持する上からも、その側面部の上方と下方の2箇所であることが望ましい。
第一部材11と第二部材13の間の収納体7側面部寄りの位置に支柱3を挟むように設置して、第二部材13の一端を環状部材12に挿通して、支柱3が十分に挟持された状態で、第二部材13を折り返して、第二部材13に貼着されている雄面14と雌面15とを合わせて止着することによって、第一部材11と第二部材13とが係着し、支柱3が保持される。
雄面14と雌面15とは、第二部材13の長手方向に十分な幅を持たせることによって、第二部材13の折り返し位置にかかわらず、雄面14と雌面15とは止着可能となるとともに、様々な径の支柱3に対応できることとなり、支柱3の断面が四角形状、円形状であるかを問わずに取付けが可能となっている。
その取外しも、止着している雄面14と雌面15とを剥がして、第二部材13を環状部材12から抜脱するのみであり、非常に簡易に付け外しが可能である。
該取付部材の両端部から数センチメートルから十数センチメートル程度を除いた部分を、収納体7の4つの側面部を巻くように装着することによって、本実施例の取付部材と同様の機能となり、収納体7が強固となる効果が得られるとともに、装着部分の面積が増えることにより取付部材が頑強となる効果が得られる。
また、取付部材の支柱3への取付手段として、面ファスナーを用いずに、帯状部材に美錠・バックル等を装着して係着するようにすることもできる。
さらには、取付部材は帯状部材に限定されるものではなく、紐状部材として、結束することにより支柱3に取付けるようにすることもできる。
止着部材は、収納体7に入れる収納物31を保持するためのものであり、本実施例においての止着部材は、一端に環状部材22の長手方向の一方の部分を包むように巻装して(長手方向の他方の部分と短手方向の部分は露出させている)、該端が数センチメートル程度、収納体7の側面部から延出するように装着した第一部材21と、一端に雄面24を貼着し、雄面24から長手方向十数センチメートルから数十センチメートル程度の同一面に雌面25とを貼着させ、該端が数十センチメートル程度、収納体7の側面部から延出するように装着されている第二部材23とからなる。
第一部材21は収納体7の側面部縦手方向に、第二部材23は前記第一部材21が装着される収納体7の側面部に対向する側面部の縦手方向に装着される。
止着部材の数を多くすれば、それだけ収納物31が強固に保持されることとなるが、止着するための手間もかかることから、そのバランス、取付部材の位置等を考慮して、本実施例と同じく、取付部材が装着された収納体7側面部と該側面部に対向する側面部に二対、残るふたつの相対向する両側面部に一対と、三つであることが望ましい。
また、収納体7への取付位置も、収納体31の保持の上からも、一対の場合は側辺2分の1の位置、二対の場合は側辺の3分の1間隔の位置に取付けることが望ましい。
収納体7に収納物31を入れた後、収納体7の上面部を架け渡すように、第二部材23の一端を環状部材22に挿通して、収納物31が十分に拘持された状態で、第二部材23を折り返して、第二部材23に貼着されている雄面24と雌面25とを合わせて止着させることによって、第一部材21と第二部材23とが係着し、収納物31が保持される。
雄面24と雌面25とは、第二部材23の長手方向に十分な幅を持たせることによって、第二部材23の折り返し位置にかかわらず、雄面24と雌面25とは止着可能となるとともに、様々な大きさ・形状の収納物31に対応できることとなる。
その解放も、止着している雄面24と雌面25とを剥がして、第二部材23を環状部材22から抜脱するのみであり、非常に簡易に収放が可能である。
該止着部材の環状部材22を巻装した端から数センチメートル程度、他端から数十センチメートル程度を除いた部分を、収納体7の側面部から底面部、さらに前記側面部に相対向する側面部に沿って装着することによって、本実施例の止着部材と同様の機能となり、収納体7が強固となる効果が得られるとともに、装着部分の面積が増えることにより止着部材が頑強となる効果が得られる。
また、収納物31の保持手段として、面ファスナーを用いずに、帯状部材に美錠・バックル等を装着して係着するようにすることもできる。
さらには、止着部材は帯状部材に限定されるものではなく、紐状部材として、結束することにより収納物31を保持するようにすることもできる。
2 天幕屋根
3 支柱
4 ロープ
5 ペグ
6 タープテント固定具
7 収納体
11 第一の帯状部材(取付部材)
12 略長方形状環状部材(取付部材)
13 第二の帯状部材(取付部材)
14 面ファスナー雄面(取付部材)
15 面ファスナー雌面(取付部材)
21 第一の帯状部材(止着部材)
22 略長方形状環状部材(止着部材)
23 第二の帯状部材(止着部材)
24 面ファスナー雄面(止着部材)
25 面ファスナー雌面(止着部材)
31 飲料水用ポリタンク
32 把手
33 蓋
34 飲料水
Claims (6)
- タープテント支柱に取り付けるタープテント固定具であって、上面が開口した略直方体形状の収納体と、前記収納体をタープテント支柱に取り付ける取付部材と、前記収納体の相対向する両側面部にそれぞれ設けられる、前記収納体上面に架け渡され、互いが係着される止着部材とを備えていることを特徴とするタープテント固定具
- 請求項1記載のタープテント固定具であって、前記取付部材又は/及び前記止着部材は、帯状部材と、前記帯状部材に貼着された面ファスナーとからなることを特徴とするタープテント固定具
- 請求項2記載のタープテント固定具であって、前記取付部材又は/及び前記止着部材は、一端に略長方形状環状部材を装着する第一の帯状部材と、一端を前記略長方形状環状部材に挿通折り返され、片面に雄雌一対の面ファスナーが貼着される第二の帯状部材とからなることを特徴とするタープテント固定具
- 請求項3記載のタープテント固定具であって、前記止着部材である第一の帯状部材と第二の帯状部材とは、前記収納体の側面部から底面部に回り込み、前記側面部に相対向する側面部に渡って、一体的に形成される帯状部材であることを特徴とするタープテント固定具
- 請求項3乃至4いずれか記載のタープテント固定具であって、前記取付部材である第一の帯状部材と第二の帯状部材とは、前記収納体の4つの側面部に渡って、一体的に形成される帯状部材であることを特徴とするタープテント固定具
- 請求項1乃至5いずれか記載のタープテント固定具であって、前記収納体は柔軟な素材からなり、折畳み可能であることを特徴とするタープテント固定具
Priority Applications (1)
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JP2013001818U JP3184098U (ja) | 2013-04-01 | 2013-04-01 | タープテント固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP3184098U true JP3184098U (ja) | 2013-06-13 |
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ID=50428002
Family Applications (1)
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2013
- 2013-04-01 JP JP2013001818U patent/JP3184098U/ja not_active Expired - Fee Related
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