JP3183630U - シャワーヘッド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2種類以上の散布剤を選択的に湯水に溶け込ませて散布できるシャワーヘッド装置を提供する。
【解決手段】湯水の流入部3および吐出部4を有するシャワーヘッド本体2内に、それぞれ流入部3および吐出部4に連なる互いに並列な3以上の独立通路35、36、37が形成される。独立通路35、36に対して、投入口38あるいは39より、散布剤が投入可能とされる。シャワーヘッド本体2に、マニュアル操作されて、湯水が流入される一部の独立通路を選択するための切換部材21が設けられる。散布剤が投入される独立通路35、36には、吐出部側4からの湯水の逆流を防止する逆止弁43が設けられる。
【選択図】図2

Description

本考案は、湯水と共に複数種の毛髪剤等の散布剤を選択的に散布できるようにしたシャワーヘッド装置に関するものである。
頭髪の手入れのために、一般的に、シャンプーによる洗浄を行った後にリンスを施すことが行われており、必要に応じて、コンディショナーをさらに施すことも行われている。この場合、シャワーヘッドから吐出される湯水によって、シャンプー、リンス、コンディショナーが洗い流されることになる。
特許文献1、特許文献2、特許文献3には、シャワーヘッド本体内を違いに並列な2つの独立通路に区画して、一方の独立通路内に浴用剤や芳香剤等を収納して、切換部材によって湯水が流入される独立通路を任意に選択できるようにしたものが開示されている。
特開2000−79357号公報 実開平3−37984号公報 実開昭61−95454号公報
ところで、例えば洗浄を含む頭髪の手入れに際しては、前述のように、シャンプー、リンス、コンディショナーを用いる等、複数種使用されることが多いものである。この一方、前述した各特許文献に記載のものでは、湯水のみの散布以外に、1種類の散布剤のみしか散布できないものであり、改善の余地がある。
また、頭髪の洗浄に際して当初に用いられるシャンプーは、埃等の汚れや皮脂分を除去するには好適であるものの、頭髪表面に付着している微量の重金属等は除去できないものである。すなわち、人間の体内に摂取された重金属等が頭髪を通して排出されることになるが、この重金属等としては、銀、アルミニウム、亜鉛、マンガン、スズ、銅、マグネシウム、カルシウム等各種存在する。そして、重金属等が頭髪の表面に付着していると、その後のリンスやコンディショナーの乗りが悪く、頭髪に十分な栄養や艶を与えることが難しいものとなる。このため、例えば、散布剤として、湯水に溶解されたときに重炭酸イオンを発生するものを用いることにより、プラスに帯電している重金属等を、マイナスに帯電している重炭酸イオンと結合させて、頭髪表面から重金属を除去することが可能となり、その後のリンス等の効果を高めることが可能となる。
このように、洗浄等を含む頭髪の手入れに用いる散布剤の種類が多くなる傾向があり、このため、散布剤を湯水に溶かして散布するようにしたシャワーヘッドにおいても、より多くの種類の散布剤を選択的に湯水に溶け込ませることができるものが望まれることになる。
本考案は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、2種類以上の散布剤を選択的に湯水に溶け込ませて散布できるようにしたシャワーヘッド装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
湯水の流入部および吐出部を有するシャワーヘッド本体内に、それぞれ前記流入部および吐出部に連なる互いに並列な3以上となる複数の独立通路が形成され、
前記シャワーヘッド本体に、前記複数の独立通路のうち少なくとも2以上の特定の独立通路に対して湯水に溶けこませるための散布剤を投入するための開閉式の投入部が設けられ、
前記シャワーヘッド本体に、マニュアル操作されて、前記各独立通路のうち湯水が流入される一部の独立通路を選択するための切換部材が設けられ、
前記特定の独立通路のそれぞれに、前記吐出部側から該特定の独立通路側への湯水の逆流を防止する逆止弁が設けられている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、2種以上の散布剤を選択的に散布することが可能となる。
前記切換部材が、前記流入部に常時連なる通過口を有する回転式とされ、
前記複数の独立通路が、前記切換部材の回転中心回りに区画形成され、
前記切換部材の回転に応じて該通過口が連通される独立通路が切換えられる、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、切換部材を回転式とすることにより、往復動されるスライド式とされる場合に比して、シャワーヘッド本体から突出する部分を無くしてあるいは小さくして、シャワーヘッド本体の外観上の見栄え向上等の上で好ましいものとなる。また、切換部材回転中心回りに付すの独立通路が区画されるので、独立通路の数を多く設定する場合にも容易に対応できる。
前記切換部材に、前記通過口が2個形成され、
前記切換部材の回転に応じて、前記2つの連通口が1つの独立通路に連通した状態と、該2つの連通口のうち一方の連通口が1つの独立通路に連通されると共に、他方の連通口が別の1つの独立通路に連通された状態をとり得るようにされている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、湯水が2つの独立通路を流れる状態を確保して、散布剤の濃度変更をも行うことが可能になる。
前記シャワーヘッド本体が、互いに別体に形成された前記流入部側となる第1部材と前記吐出部側となる第2部材とを有し、
前記切換部材が、前記第1部材と第2部材との間に位置され、
前記第1部材と前記第2部材とに跨る支持軸に、前記切換部材が回転自在に嵌合、保持され、
前記独立通路が、前記第2部材内において、前記支持軸回りに等角度間隔でもって形成されている、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、切換部材を回転式とする場合に好適な構造が提供される。特に、支持軸を設けることにより、切換部材を円滑に回転操作する等の上で好ましいものとなる。
前記シャワーヘッド本体の外面に、前記切換部材の回転位置を示して湯水が流入される独立通路を示すための指標が形成されている、ようにしてある(請求項5対応)。この場合、指標を利用して、湯水が流れる独立通路を即座に判断することができる。
前記切換部材に、湯水が流入されない独立通路内を外部に開放して内部の湯水を外部に排出するための排出口が形成されている、ようにしてある(請求項6対応)。この場合、散布剤が投入される特定の独立通路に対して湯水が供給されないときに、その内部の湯水を外部に排出して、散布剤が大きく溶解してしまうことを防止する等の上で好ましいものとなる。
前記特定の独立通路に対して別個に投入される散布剤が、重炭酸イオン発生剤とリンス剤とされている、ようにしてある(請求項7対応)。この場合、頭髪洗浄後のリンス効果を極めて十分に発揮させる上で好ましいものとなる。
前記独立通路として、互いに直列配置された第1組となる2つの第1独立通路と、互いに直列配置された第2組となる2つの第2独立通路との合計4個設けられ、
前記切換部材として、それぞれ前記シャワーヘッド本体にスライド可能に保持された往復動式の第1切換部材と第2切換部材との2個設けられ、
前記第1切換部材のスライド動作に応じて、前記2つの第1独立通路のうち任意の一方にのみ湯水が流入されるようにされ、
前記第2切換部材のスライド動作に応じて、前記2つの第2独立通路のうち任意の一方にのみ湯水が流入されるようにされ、
前記第1組の独立通路のうち少なくとも一方が前記特定の独立通路とされ、
前記第2組の独立通路のうち少なくとも一方が前記特定の独立通路とされ、
前記4つの独立通路のうち少なくとも1つの独立通路が散布剤の投入が行われない湯水通過用とされている、
ようにしてある(請求項8対応)。この場合、切換部材を往復動式としつつ、請求項1に対応した効果を得ることができる。
前記第1切換部材に、前記2つの第1独立通路のうち湯水が流入されない第1独立通路内を外部に解放して内部の湯水を外部に排出するための第1排出口が形成され、
前記第2切換部材に、前記2つの第2独立通路のうち湯水が流入されない第2独立通路内を外部に解放して内部の湯水を外部に排出するための第2排出口が形成されている、
ようにしてある(請求項9対応)。この場合、請求項6に対応した効果と同様の効果を得ることができる。
前記第1切換部材は、前記2つの第1独立通路のうちいずれか一方に湯水を選択的に通過させる状態の他に、該2つの第1独立通路のいずれにも湯水の通過を阻止する閉位置をとり得るようにされ、
前記第2切換部材は、前記2つの第2独立通路のうちいずれか一方に湯水を選択的に通過させる状態の他に、該2つの第2独立通路のいずれにも湯水の通過を阻止する閉位置をとり得るようにされている、
ようにしてある(請求項10対応)。この場合、切換部材を3ポジション式として、湯水通過状態の選択態様をよりきめ細かく変更する等の上で好ましいものとなる。
前記特定の独立通路として少なくとも3個有し、
前記特定の独立通路に対して別個に投入される散布剤が、重炭酸イオン発生剤とリンス剤とコンディショナー剤とされている、
ようにしてある(請求項11対応)。この場合、頭髪洗浄後のリンス効果およびコンディショナー効果を極めて十分に発揮させる上で好ましいものとなる。
前記特定の独立通路が2つ設けられ
前記切換部材が、前記シャワーヘッド本体に対してスライド可能に保持された往復動式とされ、
前記切換部材が前記流入部に常時連なる連通口を有して、該切換部材のスライド位置の変更に応じて、前記2つの特定の独立通路のうち該連通口が連通される特定の独立通路の切換えが行われ、
前記特定の独立通路に対して別個に投入される散布剤が、重炭酸イオン発生剤とリンス剤とされている、
ようにしてある(請求項12対応)。この場合、切換部材をスライド式としつつ、請求項7に対応した効果と同様の効果を得ることができる。
本考案によれば、2種類以上の散布剤を選択的に湯水に溶け込ませて散布できるようにしたシャワーヘッド装置を提供することができる。
本考案が適用されたシャワーヘッド装置の一例を示す斜視図。 図1に示すシャワーヘッド装置の分解斜視図。 回転操作される第2部分の平面図。 複数の独立通路に仕切られた第3部分を第2部分に重ねた状態の平面図。 逆止弁部分を示す側面断面図で、第2部分と第3部分とを周方向にずらした状態での断面図。 指針と指標との関係を示す周方向展開図。 本考案の第2の実施形態を示す正面図。 図7の側面断面図。 切換部材が一方ストローク端にあるときの独立通路への湯水の流れを示す側面断面図。 切換部材が他方ストローク端にあるときの独立通路への湯水の流れを示す側面断面図。 2つの切換部材と4つの独立通路の配置関係を示す簡略平面断面図。 本考案の第3の実施形態を示す要部簡略断面図。
図1においてシャワーヘッド1は、使用者によって把持される筒状の本体2の一端部が、湯水供給用のホース(図示略)に接続される流入部3とされ、その他端部が湯水の吐出部4とされている。なお、吐出部4は、実施形態では多数の小孔が開口されて湯水を多数の糸筋状に散布する形状(構造)とされているが、太い1本の筋状に散布する場合、さらにはその切換えができるようにしたもの等、適宜の構造を採択できる。
シャワーヘッド本体2は、分解図となる図2に示すように、その流入部3側から吐出部4側に向けて順次、第1部分11、第2部分21、第3部分31、第4部分41、第5部分51の分割構成とされて、これらを後述するように組立てることにより、図1のような外観形状とされる。
第1部分11は、第1部材となるもので、筒状とされて、その下端部が流入部3とされている。また、第1部分11の上面は、円形状の隔壁12を有して、この隔壁12の中心部から支持軸13が上方へ向けて延設されている。支持軸13は、上端が閉じられた中空状とされている。そして、隔壁12には、支持軸13を中心として周方向等角度間隔(実施形態では60度間隔)に、合計6個の連通口14が形成されている。各連通口14は、流入部3に対して常時連通されている。
第2部分21は、切換部材となるもので、円盤状とされて、その中心部に軸孔22が形成されている。そして、軸孔22内に前記支持軸13を嵌合させることにより、第2部分21は、第1部分11に対して回転自在に保持される。この第2部分21には、軸孔22を中心として、周方向に間隔をあけて2つの通過口23と、2つの排出口24とが形成されている。2つの排出口24は、共通排出口25を介して外部に開口されている。
2つの通過口23同士は60度間隔とされ、2つの排出口24同士は60度間隔とされている。そして、隣り合う通過口23と排出口24とは120度間隔とされている。第2部分21を支持軸13に嵌合させた状態で、その回転に応じて、2つの通過口23が隣り合う2つの連通口14に整合(連通)される。
第3部分31は、外筒部32と、外筒部32と同心の内筒部33と、両筒部32と33とを連結する3つの隔壁部34とを有する。内筒部33は、前記支持軸13にがたつきなく嵌合されて、支持軸13の上端部に一体化される(例えば接着)。第3部分31を支持軸13の上端部に一体化した状態で、第2部分21が、第1部分11と第3部分31とに対して支持軸13を中心に回転可能とされる。なお、第2部分21の上面と下面とには円環状のシール部材が装備されて、各部分11と21との間および21と31との間から湯水もれが生じないようにされている。3つの隔壁34は、内筒部33を中心にして120度間隔に配置されて、第3部材31内(外筒部32と内筒部33との間の空間)を、3つの独立通路35、36、37に区画している。
外筒部32には、2つの独立通路35、36に対応して、2つの投入口38、39が形成されている。この投入口は、開閉式とされて、独立通路35、36内に散布剤S1、S2(図4、図5参照)を投入(充填)するために用いられる。なお、投入口38、39は、簡略化して示してあるが、実際には、例えばフラップ式の蓋部材やねじ式の蓋部材を有して、施蓋したときに湯水が漏れ出ないようにされている。
第4部分41は、薄い円板状とされて、第3部分31上に着座、固定される。この固定に際して、第4部分41の下面中央部が、前記支持軸13の上面にも固定(例えば接着)されている。第4部分41には、その中心を中心にして60度間隔で、合計6個の流出口42が形成され、各流出口42にはそれぞれ、逆止弁43が装備されている(図5参照)。各流出口42は、第1部分11に形成された連通口14に対応した位置に形成されている(各独立通路35、36、37に対して2つづつの流出口42が位置されている)。
第5部分51は、エルボ状に曲がった筒状とされて、その一端部が第4部分41(の外周縁部)に固定され、その他端部が、多数の小孔が開口された吐出部4とされている。
図4、図5において、独立通路35に投入された散布剤が符合S1で示され、独立通路37に投入された散布剤が符合S2で示される。散布剤S1、S2はそれぞれ例えば直方体形状や錠剤形状等の固形状とされている。散布剤S1は、シャンプー助剤となるもので、実施形態では、湯水に溶けたときに重炭酸イオンを発生するものとされている(例えば、重曹とクエン酸とを組み合わせがもので、株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレットの商品名スパークリングホットタブ)。また、散布剤S2は、リンス剤とされている。なお、散布剤S1、S2が投入される独立通路35、36内には、散布剤S1あるいはS2を保持する多数の小孔を有する保持板6が固定配置されている。
図4の状態において、第2部材21の通過口23がそれぞれ独立通路37に連通され、2つの排出口24の一方が独立通路36に連通されると共に他方の排出口24が独立通路35に連通された状態が示される。この図4の状態では、流入部3からの湯水は、独立通路37のみを通って、独立通路35、36を通らないものとなる。つまり、突出部4からは純粋に湯水のみが吐出されることになる。このとき、散布剤S1あるいはS2が投入されている独立通路35、36は、排出口24を通して外部に開放されているので、その内部の湯水は排出口24、25を通して外部へ排出されることになる。排出口24、25は、大きい開口面積を有して、空気との入れ替えもスムーズに行われて、湯水の排出をすみやかにかつ確実に行えるようになっている。なお、逆止弁43の作用により、独立通路37を通った後の湯水が独立通路35、36へ逆流してしまう事態が防止される。
図4の状態から、切換部材としての第2部材21を60度だけ、図4時計方向に回転させた場合は、2つの通過口23の一方が独立通路37に連通され、他方が独立通路35に連通される。また同時に、2つの排出口がそれぞれ独立通路36に連通される。これにより、湯水は、独立通路37と35を通って、吐出部4へと流れることになる。この場合、散布剤S1が湯水中に溶け出して、炭酸および重炭酸イオンを含む湯水が吐出部4から吐出されることになる。炭酸(炭酸ガス)により頭皮の血行促進等になり、また重炭酸イオンにより頭髪に付着している重金属が効果的に除去されることになる。なお、湯水は、独立通路35のみならず37をも通過するので、湯水が独立通路35のみを通過する場合に比して、重炭酸イオンの濃度が相対的に低いものとなる。
図4の状態から、切換部材としての第2部材21を120度だけ、図4時計方向に回転させた場合は、2つの通過口23がそれぞれ独立通路35に連通される。また同時に、2つの排出口の一方が独立通路36に連通し、他方が独立通路37に連通される。これにより、湯水は、独立通路35を通ってのみ、吐出部4へと流れることになる。この場合、散布剤S1が湯水中に溶け出して、重炭酸イオンを含む湯水が吐出部4から吐出されることになる。また、湯水は、独立通路35のみを通過するので、湯水が独立通路37をも通過する場合に比して、重炭酸イオンの濃度が相対的に高いものとなる。
図4の状態から、切換部材としての第2部材21を180度だけ、図4時計方向に回転させた場合は、2つの通過口23の一方独立通路35に連通され、他方が独立通路36に連通される。また同時に、2つの排出口がそれぞれ独立通路37に連通される。これにより、湯水は、独立通路35と36を通って、吐出部4へと流れることになる。この場合、散布剤S1およびS2が湯水中に溶け出して、重炭酸イオンと溶解したリンス剤とを含む湯水が吐出部4から吐出されることになる。なお、第2部分21のこのような使用位置は、選択しないようにすることもできる。
図4の状態から、切換部材としての第2部材21を240度だけ、図4時計方向に回転させた場合は、2つの通過口23が独立通路36に連通される。また同時に、2つの排出口24の一方が独立通路35に連通され、他方が独立通路37に連通される。これにより、湯水は、独立通路36を通ってのみ、吐出部4へと流れることになる。この場合、散布剤S2が湯水中に溶け出して、リンス剤が十分に溶解された湯水が吐出部4から吐出されることになる。
図4の状態から、切換部材としての第2部材21を300度だけ、図4時計方向に回転させた場合は、2つの通過口23の一方独立通路36に連通され、他方が独立通路37に連通される。また同時に、2つの排出口がそれぞれ独立通路35に連通される。これにより、湯水は、独立通路36と37を通って、吐出部4へと流れることになる。この場合、散布剤S2が湯水中に溶け出して、湯水が独立通路36のみを通過する場合に比して相対的にリンス剤の濃度が低くされた状態の湯水が、吐出部4から吐出されることになる。
図6は、第2部分21の回転位置と吐出される湯水がどの独立通路を通過するのかを明確に示すために好ましい設定例が示される。すなわち、図6は、第2部材21と第3部材31との外表面を周方向に展開した状態を示していて、第2部材21の外表面に指針αが付される一方、第3部分31の外表面に複数の指標βが付されている。複数の指標β同士の間隔は、60度間隔とされている。使用者は、指針αの指標βに対する位置を確認することによって、吐出部4から吐出される湯水が、純粋に湯水のみなのか、リンス剤が溶解された湯水なのか等を容易に識別することができる。
図7〜図11は本考案の第2の実施形態を示すものであり、前記実施形態と同一構成要素には同一符合を付してその重複した説明は省略する。本実施形態では、図11に概略的に示すように、本体部2内を、横断面において、互いに直列な第1組の2つの独立通路61、62と、互いに直列な第2組の2つの独立通路71、72とに区画されている。第1組の独立通路61、62と第2組の独立通路71、72とは互いに平行配置されている。
第1組の独立通路61、62のうち、62にのみ散布剤S1が投入されるようになっている(図9、図11参照)。第2組の独立通路71、72のうち、72にのみ散布剤S2が投入されるようになっている(図11参照)。
図9に示すように、第1組の独立通路61、62への湯水の流入の切換が、第1切換部材63によって行われる。この第1切換部材63は、独立通路61、62の配列方向に沿ってシャワーヘッド本体2にスライド可能に保持されている。第1切換部材63は、前記流入部3に連通された連通口64を有する。また、第1切換部材63の各端部には、排出口65、66が形成されている。第1切換部材63をスライドさせて、連通口64を独立通路61に連通させた図9の状態では、湯水は、独立通路61を通るが、独立通路62を通らないようにされる。また同時に、独立通路62は排出口66を介して外部に開放される。
図9の状態から、第1切換部材3をスライドさせることにより、連通口64が独立通路62に連通された図10に示す状態とされる。このとき、独立通路61は、排出口65を介して外部に開放される。
第2組の独立通路71、72への湯水の流入の切換が、第2切換部材73によって行われる。この第2切換部材73によるスライドに応じた独立通路71、72に対する湯水の流入の切換えは、第1組の独立通路61、61と第1切換部材63との場合と全く同様である。
2つの切換部材63、73のスライド位置の変更により、湯水の通過経路として少なくとも次の4通りがある。まず、独立通路61と71とを湯水が通過する状態で、吐出部4から純粋に湯水のみが吐出される状態とされる。独立通路61と72とを湯水が通過する状態で、散布剤S2が溶解した湯水が吐出部4から吐出される。独立通路71と62とを湯水が通過する状態で、散布剤S1が溶解した湯水が吐出部4から吐出される。なお、独立通路62と72とを湯水が通過する状態では、散布剤S1とS2とがそれぞれ溶解した湯水が吐出部4から吐出されることになるが、使用しない状態とすることもできる。
図12は、本考案の第3の実施形態を示すもので、第2の実施形態の変形例となる。本実施形態では、各切換部材63、73を、そのスライド動に応じて3ポジションをとり得るようになっている。すなわち、切換部材63に着目して説明すると、切換部材63が中間のポジションとなったときに、連通口64が閉塞されるようになっている。つまり、連通口64が独立通路61に連通された状態(図9対応)と、独立通路62に連通された状態(図10対応)の他、独立通路61、62のいずれにも連通されない図11の状態をとり得るようになっている。独立通路71、72これに対応した第2切換部材73においても、図12と同様にされている。
4つの独立通路61、62、71,72のうち、例えば62,71、72の3つの独立通路に別個の散布剤を投入して、残る独立通路61には散布剤の投入なしとする。この場合、湯水が、独立通路61、62、71、72の任意の1つのみを通過する態様を選択すすることができる。3番目の散布剤としては、例えばコンディショナー剤とすることができる。
以上実施形態について説明したが、本考案は、実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。図1〜図6の実施形態において、回転部材となる第2部分21が回転操作しやすくなるように、第2部分21を隣接する他の部分よりも若干大径としたり周方向に凹凸を設ける等してもよい。独立通路の個数が適宜設定でき、特に図1〜図6の実施形態の場合、周方向の仕切(隔壁)の数を変更することにより、独立通路の数を容易に変更できる。図1〜図6の回転式の実施形態において、通過口23を1つのみとして、排出口を独立通路の全数よりも1つ少ない数に設定するようにしてもよい。散布剤としては、頭髪の洗浄を含む手入れ用に限らず、例えば石けん等の適宜の浴剤や芳香剤を選択する等、散布剤の種類は限定されないものである。散布剤S1、S2は、1回分の使用に応じた容量を有するようにしてもよく、数回分の使用が可能な大きな容量を有するものとしてもよい(例えば美容室、理髪店等での使用)。散布剤は、固形状やゲル状のような自己保形性を有する以外に、流動性を有したり液体状であってもよい。散布剤が投入れる特定の独立通路を3個設けた場合に、別個に投入される散布剤が、重炭酸イオン発生剤とリンス剤とコンディショナー剤とすることができる。
全ての独立通路に散布剤を投入可能としてもよい。複数の独立通路およびその切換部分を、シャワーヘッド本体2の流入部3に接続可能としてもよい(既存のシャワーヘッド本体とホースとの間に介在させるようにしてもよい)。純粋に湯水のみが通過される独立通路に対して逆止弁を設けないようにしてもよい。図7〜図11の実施形態において、散布剤が投入される特定の独立通路を61と62との2つのみとし、独立通路71、72は単なる湯水通過用としてもよい(71と72とを1本の独立通路としてもよい)。散布剤が投入される独立通路の数としては、4以上であってもよく、また散布剤としてシャンプーを含めるようにしてもよい。全ての独立通路に対して散布剤の投入口を設けるようにしてもよい。独立通路を有する第3部分31を切換部材として機能させるようにしてもよい(第3部分31が回転操作されて、第1部分11が固定される)。勿論、本考案の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本考案は、複数種の散布剤を選択的に散布することができる。
1:シャワーヘッド装置
2:シャワーヘッド本体
3:流入部
4:吐出部
11:第1部分
21:第2部分
22:軸孔
23:通過口
24:排出口
25共通排出口
31:第3部分
32:外筒部
33:内筒部
34:隔壁
35:独立通路
36:独立通路
37:独立通路
41:第4部分
42:流出口
43:逆止弁
51:第5部分
S1:散布剤(シャンプー助剤)
S2:散布剤(リンス剤)
α:指針
β:指標

Claims (12)

  1. 湯水の流入部および吐出部を有するシャワーヘッド本体内に、それぞれ前記流入部および吐出部に連なる互いに並列な3以上となる複数の独立通路が形成され、
    前記シャワーヘッド本体に、前記複数の独立通路のうち少なくとも2以上の特定の独立通路に対して湯水に溶けこませるための散布剤を投入するための開閉式の投入部が設けられ、
    前記シャワーヘッド本体に、マニュアル操作されて、前記各独立通路のうち湯水が流入される一部の独立通路を選択するための切換部材が設けられ、
    前記特定の独立通路のそれぞれに、前記吐出部側から該特定の独立通路側への湯水の逆流を防止する逆止弁が設けられている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  2. 請求項1において、
    前記切換部材が、前記流入部に常時連なる通過口を有する回転式とされ、
    前記複数の独立通路が、前記切換部材の回転中心回りに区画形成され、
    前記切換部材の回転に応じて該通過口が連通される独立通路が切換えられる、
    ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  3. 請求項2において、
    前記切換部材に、前記通過口が2個形成され、
    前記切換部材の回転に応じて、前記2つの連通口が1つの独立通路に連通した状態と、該2つの連通口のうち一方の連通口が1つの独立通路に連通されると共に、他方の連通口が別の1つの独立通路に連通された状態をとり得るようにされている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  4. 請求項2または請求項3において、
    前記シャワーヘッド本体が、互いに別体に形成された前記流入部側となる第1部材と前記吐出部側となる第2部材とを有し、
    前記切換部材が、前記第1部材と第2部材との間に位置され、
    前記第1部材と前記第2部材とに跨る支持軸に、前記切換部材が回転自在に嵌合、保持され、
    前記独立通路が、前記第2部材内において、前記支持軸回りに等角度間隔でもって形成されている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項において、
    前記シャワーヘッド本体の外面に、前記切換部材の回転位置を示して湯水が流入される独立通路を示すための指標が形成されている、ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれか1項において、
    前記切換部材に、湯水が流入されない独立通路内を外部に開放して内部の湯水を外部に排出するための排出口が形成されている、ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  7. 請求項2ないし請求項6のいずれか1項において、
    前記特定の独立通路に対して別個に投入される散布剤が、重炭酸イオン発生剤とリンス剤とされている、ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  8. 請求項1において、
    前記独立通路として、互いに直列配置された第1組となる2つの第1独立通路と、互いに直列配置された第2組となる2つの第2独立通路との合計4個設けられ、
    前記切換部材として、それぞれ前記シャワーヘッド本体にスライド可能に保持された往復動式の第1切換部材と第2切換部材との2個設けられ、
    前記第1切換部材のスライド動作に応じて、前記2つの第1独立通路のうち任意の一方にのみ湯水が流入されるようにされ、
    前記第2切換部材のスライド動作に応じて、前記2つの第2独立通路のうち任意の一方にのみ湯水が流入されるようにされ、
    前記第1組の独立通路のうち少なくとも一方が前記特定の独立通路とされ、
    前記第2組の独立通路のうち少なくとも一方が前記特定の独立通路とされ、
    前記4つの独立通路のうち少なくとも1つの独立通路が散布剤の投入が行われない湯水通過用とされている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  9. 請求項8において、
    前記第1切換部材に、前記2つの第1独立通路のうち湯水が流入されない第1独立通路内を外部に解放して内部の湯水を外部に排出するための第1排出口が形成され、
    前記第2切換部材に、前記2つの第2独立通路のうち湯水が流入されない第2独立通路内を外部に解放して内部の湯水を外部に排出するための第2排出口が形成されている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  10. 請求項8または請求項9において、
    前記第1切換部材は、前記2つの第1独立通路のうちいずれか一方に湯水を選択的に通過させる状態の他に、該2つの第1独立通路のいずれにも湯水の通過を阻止する閉位置をとり得るようにされ、
    前記第2切換部材は、前記2つの第2独立通路のうちいずれか一方に湯水を選択的に通過させる状態の他に、該2つの第2独立通路のいずれにも湯水の通過を阻止する閉位置をとり得るようにされている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1項において、
    前記特定の独立通路として少なくとも3個有し、
    前記特定の独立通路に対して別個に投入される散布剤が、重炭酸イオン発生剤とリンス剤とコンディショナー剤とされている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
  12. 請求項1において、
    前記特定の独立通路が2つ設けられ
    前記切換部材が、前記シャワーヘッド本体に対してスライド可能に保持された往復動式とされ、
    前記切換部材が前記流入部に常時連なる連通口を有して、該切換部材のスライド位置の変更に応じて、前記2つの特定の独立通路のうち該連通口が連通される特定の独立通路の切換えが行われ、
    前記特定の独立通路に対して別個に投入される散布剤が、重炭酸イオン発生剤とリンス剤とされている、
    ことを特徴とするシャワーヘッド装置。
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