JP3183396U - 袋開口部を開け閉め可能な留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】既に開口された詰め替えパウチの開口部を完全に閉じることが可能であり、かつ閉じる方向を変えることで、一定量の内容物が出るように調節できる留め具を提供する。
【解決手段】袋開口部を開け閉め可能な留め具7は、レバーの部分4a,4bを押さえることによって挟み込み部5a,5bが開き、手を離すとバネ6の復元力によって、挟み込み部5a,5bが閉じる仕組みの洗濯バサミ状の留め具である。留め具7は、プラスチック部材7a、7bが組み合わされてなる。プラスチック部材7a、7bの挟み込み部5a,5bは、平たくした板の形状に成形され、かつ、その前部の幅が狭く後部の幅が広くされている。挟み込み部5a,5bの互いに対面する両表面に、プラスチック部材7a、7bの長手方向と直交する幅方向に延びる溝8a,8bが設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は一般に袋開口部を開け閉め可能な留め具に関するものであり、より特定的には、詰め替えパウチやその他包装袋の開口部に取り付けて一定量の内容物を取り出せるように改良された留め具に関する。
容器で販売される製品の詰め替え用と称して、詰め替え用袋入り商品が市場に出ている。袋の形状について、袋の口部にキャップや口栓が付いた商品もあるが、製造コストが掛かるため、比較的高価な商品にしか使用されない。一方、安価な商品を対象として、図5(A)に示すようなハーフカット線2の付いた詰め替えパウチ1が市場に出ている。図5(A)と(B)に示すように、ハーフカット線2で切り取って、容器に詰め替えを行う。
しかしながら、ハーフカット線2の付いた詰め替えパウチ1に入った商品について、詰め替えを行わずに袋のままで引き続き使用する場合もある。そのような場合、図5(B)に示すように、開口部3が開いたままになるので、これを閉じる必要があるが、従来の洗濯バサミなどを留め具に用いて閉じると、幅が狭く端まで閉じきれない。また、開口部3が広い場合、内容物を出す際に一度に多く出てしまい、必要以上の量が出て無駄にしてしまうという問題点があった。
一方、洗濯バサミに関連する先行技術文献として、洗濯物を挟むのに適した改良技術は存在するが(例えば特許文献1,2など参照)、詰め替えパウチなどの袋入り商品の留め具に向けて改良した技術は見当たらない。
特開2012−161580号公報 特開2012−075845号公報
この考案は上記のような問題点を解決するためになされたもので、既に開口された詰め替えパウチの開口部に取り付けて、この開口部を完全に閉じることが可能であり、かつ閉じる方向を変えることで、一定量が出るように開口部の径を調節することが可能な留め具を提供することを目的とする。
この考案の他の目的は、詰め替えパウチ等の袋製品の販売時に、この留め具を景品としてつけることができるようにし、POP(Point of purchase advertising)広告としても利用できる、袋開口部を開け閉め可能な留め具を提供することにある。
本考案は、レバーを押さえることによって挟み込み部が開き、手を離すとバネの復元力によって該挟み込み部が閉じる仕組みの洗濯バサミ状の留め具であって、2つの部材が組み合わされてなる。双方の部材の挟み込み部は、平たくした板の形状に成形され、かつ、その前部の幅が狭く後部の幅が広くされている。双方の挟み込み部の互いに対面する両表面に、上記部材の長手方向と直交する幅方向に延びる溝が設けられている。
挟み込み部が平たくした板の形状に成形され、かつ、その前部の幅が狭く後部の幅が広くされているので、挟み込む部分を広くとることが可能になるため、例えば詰め替えパウチの広い口部を密閉出来る。
また上記溝は、上記挟み込み部の略中央部分に設けられているのが好ましい。このように構成することにより、90度回転させて挟めば、開口部に溝の部分が開く形で当たるため、袋の胴部を押すことにより、溝の幅で開いた開口部から中身を、量を調整して取り出すことが出来る。
双方の部材の上記レバーの部分は、平たく成形されているのが好ましい。このように構成することにより、持ち手の部分が広くなり、POP・デカール等を設けることができる。
本考案の留め具によれば、挟み込み部の後部の幅が広いため、詰め替えパウチ等の袋の開口部を密閉することが可能となる。挟み込み部の互いに対面する両表面に幅方向に延びる溝が設けられているため、閉じる方向から90度回転して留めなおすことにより、該溝に沿って中身を出すことが可能となる。挟み込み部の前部の幅が狭い形状のため、液だれしても留め具にかかりにくい。店頭での販売時、持ち手部分に宣伝文句や使用方法などを掲示できる。また、容器を使用する必要がなく、詰め替える際に中身をロスすることも無くなるため、廃棄物量の大幅減と、内容物の節約につながる。
(A)は、本考案の実施例1に係る、袋開口部を開け閉めする留め具の斜視図であり、(B)はその平面図である。 本考案の実施例1に係る留め具の動作を説明する図である。 (A)は、本考案の実施例2に係る留め具の斜視図であり、(B)は、詰め替えパウチに装着した図である 本考案の実施例3に係る留め具の斜視図である。 (A)従来の詰め替えパウチの斜視図であり、(B)はハーフカット線で切断し、開口部を開いた時の斜視図である。
既に開口された詰め替えパウチの開口部に取り付けて、この開口部を完全に閉じることが可能であり、かつ閉じる方向を変えることで、一定量が出るように開口部の径を調節することが可能な留め具を得るという目的を、平たくした板の形状に成形され、かつ、その前部の幅が狭く後部の幅が広くされている一対の挟み込み部の互いに対面する両表面に、幅方向に延びる溝を形成することによって実現した。
以下、本考案の実施例を、添付図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明を繰り返さない。
図1(A)は、本考案の実施例1に係る、袋開口部を開け閉めする留め具の斜視図であり、図1(B)は平面図である。これらの図に示すように、本考案に係る留め具7は、レバー4a,4bを押さえることによって挟み込み部5a,5bが回動軸 mを中心に回動して開き、手を離すとバネ6の復元力によって逆方向に回動して、挟み込み部5a,5bが閉じる仕組みの洗濯バサミ状の留め具である。留め具7は、2つの部材、例えばそれぞれ樹脂で一体成型された一対のプラスチック部材7a,7b(図中、上部と下部)が組み合わされてなる。双方のプラスチック部材7a,7bの挟み込み部5a,5bは、平たくした板の形状に成形されている。このようなプラスチック部材7a,7bは、例えば、金型の中に熱で溶けたプラスチックを高圧で流し込んで成形するという射出成形によって得られる。
挟み込み部5a,5bは、前部の幅が狭く後部の幅が広くされている。挟み込み部5a,5bの前端の幅は例えば20mm〜45mmであり、後端の幅は例えば35mm〜75mmであり、長さは例えば15mm〜30mm、厚みは例えば5mm〜8mmである。挟み込み部5a,5bの互いに対面する両表面に、プラスチック部材7a,7bの長手方向と直交する幅方向に延びる溝8a,8bが設けられている。溝8a,8bは、挟み込み部5a,5bの略中央部分に設けられている。溝8a,8bの断面形状は、実施例では半楕円形状を例示したが、この形状に限られるものでない。双方の部材7a,7bのレバーの部分4a,4bは、平たく、例えば円板の形状に成形されている。円板の径は、例えば20mm〜45mmである。挟み込み部5a,5bとレバーの部分4a,4bをつなぐ可動部の長さは例えば15mm〜30mmである。これらの例示した寸法は、標準的なパウチの大きさ(現在は300〜600ml程度)を前提とした寸法であるが、本考案はこれに限られるものでなく、今後、パウチが大型化、小型化した場合に、留め具のサイズも大小設計するのが好ましい。
次に動作について説明する。
図2(A)に示すように、挟み込み部5a,5bの後部の幅が広くされているので、例えば詰め替えパウチ1の開口部3を密閉出来る。開口部3は完全に閉じられ、液は、図中矢印で示すように遮断され、外部に漏出しない。図2(B)に示すように、開口部3が少し開くように挟み込み部5a,5bをずらせて取り付けると、流出量を調節して、中身を取り出すことができる。上記「密閉」という用語は、本明細書では、厳密な意味での「完全に閉じる密閉」という意味でなく、パウチが倒れても中身が出ない程度の状況での「密閉、完全に閉じる」という意味で使われている。
溝8a、8bは、挟み込み部5a,5bの略中央部分に設けられている。このように構成することにより、図2(C)に示すように、留め具7を90度回転させて装着すれば、挟み込み部5a,5bにある溝8a,8bが袋1の口の部分を押さえていない状態であるため、袋1の胴部を押すことにより、図中矢印で示すように、中身が押さえられていない部分を通って、中身を一定量取り出すことができる。また、挟み込み部5a,5bの前部の幅が狭くされているので、液だれしても、留め具7にかかりにくい。なお、上記回転角度は90度でなくてもよい。
本考案によれば、容器に詰め替える必要がなく、袋のままで使用できるため、詰め替える際に中身をロスすることも無くなる。そのため、廃棄物量の大幅減と、内容物の節約につながるという特有の効果を奏する。本考案の留め具は、パウチを使い切った後も、繰り返し使える。
なお、本実施例では、詰め替えパウチを例示したが、他の袋製品例えば化学調味料の袋、スパゲッティの袋、袋入り味噌、袋入り醤油、袋入り半生ケーキ、袋入りスパイス、袋入りガーリック、袋入り一味唐がらし、袋入り鰹ふりだし、その他一般袋入り商品の袋を開けた後に、その開口部を閉じるという使い方もできる。書類などを綴じる留め具としても応用できる。
図3(A)は、実施例2に係る留め具の斜視図である。図3(A)に示すように、レバーの部分4a,4bが、平たく、例えば円板の形状に成形されているので、持ち手の部分が広くなり、POP・デカール等を設けることができる。図3(B)に示すように、レバーの部分4にPOP・デカール等を設けて、詰め替え用パウチ1に取り付けることにより、店頭での販促に役立つ。すなわち、宣伝文句や使用方法を需要者に訴えて購買意欲を喚起できる。なお、レバーの部分4a,4bを平たく成形することは、本考案の必須の構成要素ではない。
図4は、実施例3に係る留め具の斜視図である。上記実施例では、溝を、挟み込み部の略中央部分に設ける場合を例示したが、この考案はこれに限られるものでなく、図4に示すように、挟み込み部5a,5bの前部に溝8a,8bを設けてもよい。このような構成であっても、相当の効果を奏する。
なお、上記実施例では、溝8a,8bの形状を、幅方向に直線的にまっすぐ延びる場合を例示したが、この考案はこれに限られるものでなく、曲線状に延びるように形成してもよい。
また、上記実施例では、挟み込み部5a,5bの形状が、平面視で、台形である場合を例示したが、この考案はこれに限られるものでなく、半月状であってもよい。
上記実施例では、留め具の材質として、プラスチックを例示したがこの考案はこれに限られるものでなく、木、金属、ガラス、竹のいずれも可能であり、挟み込み部5a,5bに滑り止めや緩衝材等を付与しても良い。留め具の材質として、透明プラスチックを用いると、視覚で、留め具合、液の流出の様子を観察できる。さらに、レンズ状に成形すると、留め具合、液の流出の様子を拡大して、観察できる。
また上記実施例では、バネとしてC字バネを例示したが、この考案はこれに限られるものでなく、洗濯バサミに使用されているバネはいずれも使用できる。
また、上記実施例では、プラスチック部材7a,7bをそれぞれ一体化した場合を例示したが、この考案はこれに限定されるものでなく、挟み込み部、可動部、レバー部などの各部品を準備し、これらを接着して形成してもよい。
さらに、上記実施例では、ハーフカット線の付いているタイプのパウチに本考案に係る留め具を使用する場合を例示したが、用途はこれに限られるものでない。ハーフカット線の付いていないタイプのパウチはハサミで開口されるが、そのタイプにも使用可能である。また、開口部が立体的な形状に加工されている場合は、ハーフカット部の反対側をハサミで開口すれば使用可能である。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は上記した説明ではなくて実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本考案の留め具によれば、挟み込み部の後部の幅が広いため、詰め替えパウチ等の袋の開口部を密閉することが可能となり、容器を使用する必要がなく、詰め替える際に中身をロスすることも無くなるため、廃棄物量の大幅減と、内容物の節約につながる。
1 詰め替え用パウチ
2 ハーフカット線
3 開口部
4a,4b レバーの部分
5a、5b 挟み込み部
6 バネ
7 留め具
7a、7b プラスチック部材
8a,8b 溝
m 回動軸

Claims (3)

  1. レバーを押さえることによって挟み込み部が開き、手を離すとバネの復元力によって該挟み込み部が閉じる仕組みの洗濯バサミ状の留め具であって、
    2つの部材が組み合わされてなり、
    双方の部材の前記挟み込み部は、平たくした板の形状に成形され、かつ、その前部の幅が狭く後部の幅が広くされており、
    双方の前記挟み込み部の互いに対面する両表面に、前記部材の長手方向と直交する幅方向に延びる溝が設けられている、袋開口部を開け閉め可能な留め具。
  2. 前記溝は、前記挟み込み部の略中央部分に設けられている請求項1に記載の、袋開口部を開け閉め可能な留め具。
  3. 双方の部材の前記レバーの部分は、平たく成形されている請求項1又は2に記載の、袋開口部を開け閉め可能な留め具。
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