JP3183104U - 誘導標識 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の電気方式、蓄光方式の双方の誘導標識の問題点を改善し、設置が簡単でしかも輝度も十分な誘導標識を提供する。
【解決手段】表面側から順次、透明板2、下面が粗面となっている透明な導光板3、及び反射板4を有する誘導標識1であって、透明板2と導光板3の間にソーラーパネル5及び印刷層7を設け、さらに、ソーラーパネルで発電した電気を蓄える蓄電池、該電気により発光する光を導光板3内に出射する光源、及び該電気の流れを制御する制御回路を、透明板2、導光板3及び反射板4の外周部に一体に設ることで、前記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本考案は、地下街、駅構内、市役所、介護施設、学校などの公共施設内、その他消防法で定められている建物内などに設置し、非常口又は出口がある方向を避難者に示す用途に用いて好適な誘導標識に関する。
地下街や地下鉄駅構内または災害発生時に避難が必要とされる場所などには、非常口や出口がある方向を示す誘導標識が万一の災害に備えて設置されている。
この誘導標識は、災害時に停電が発生しても点灯を維持し、避難者に出口や非常口がある方向を知らせるという非常に重要な役割を持つ。例えば、火災等事故の影響で停電が発生し、地下鉄駅構内が真っ暗になった場合、避難者は暗闇の中で誘導標識の案内表示を頼りに避難する。このため、誘導標識は通路の壁面又は、天井から吊り下げられたり、床に埋め込まれたり、あるいは非常口付近の壁などに目立つように設置されたりしている。
この種の誘導標識には、大別して電気方式と蓄光方式がある。電気方式は、商業電源から誘導標識まで配線しておき、普段は商業電源により発光し、火災等事故などによる停電時は内蔵の蓄電池により発光するものである。
蓄光方式は、下記特許文献に開示されるように、地下鉄駅構内や地下街等において照明が点灯していて明るい普段の時には、周囲の照明や太陽光により誘導標識を視認することができ、停電が発生して周囲が暗闇になった時、蓄光性塗料は光エネルギーを吸収し、暗くなると発光する性質があり、蓄光性塗料が塗布されている領域がりん光を発するため、避難者は暗闇の中でも誘導標識を視認することができるものである。
第3124199号登録実用新案公報 特開2007−217969号公報 第3164257号登録実用新案公報
前記従来の電気方式は、輝度を高くでき視認性に優れるが、電気配線が必要で簡単に設置できず、定期的にランプ等消耗部品の交換が必要で維持費用もかかりコスト高にもなるという問題がある。前記従来の蓄光方式の誘導標識は、電気配線が不要で簡単に設置でき、故障も少なく維持コストが非常に安いという長所を有するが、りん光による発光のため輝度が低く、また発光時間と共にりん光が著しく低下し視認性に劣るという問題がある。
本考案は、前記従来の電気方式、蓄光方式の双方の誘導標識の問題点を改善し、設置が簡単でしかも輝度も十分なものとすることができる誘導標識を提供することを課題とするものである。
本考案は、表面側から順次、透明板、下面が粗面となっている透明な導光板、及び反射板を有し、前記透明板と導光板の間にソーラーパネル及び印刷層が設けられ、
さらに、前記ソーラーパネルで発電した電気を蓄える蓄電池、該電気により発光する光を前記導光板内に出射する光源、及び該電気の流れを制御する制御回路が前記透明板、導光板及び反射板の外周部に一体に設けられていることを特徴とする誘導標識である。(請求項1)
透明板は、ソーラーパネルの発電効率を高める為に、より多くの光線を透過する透明性に優れたガラス板又はプラスチック板が適当である。下面が粗面となっている導光板も、透明なガラス板又はプラスチック板が適当である。下面の粗面は、例えば、細い溝を格子状に多数設けるなどして形成することができる。この格子状の細溝は標示面が一様な明るさになる様、変則なピッチで加工されている。反射板は光の反射効率の良い板で、表面が白色又は金属光沢を有する板(プラスチック板、金属板など)が望ましく表面が梨地の粗面となっていることがさらに望ましい。また、導光板の粗面で乱反射した光を効率よく反射さす為に粗面を反射板側に設けることがさらに望ましい。
ソーラーパネルは、光を受けて発電する従来周知のものを使用できるが、例えば、集光型球状シリコン太陽電池や、効率の良い有機系太陽電池などを使用できる。蓄電池は、電気を蓄えることができるものであれば特に制限はないが、充電、放電の繰り返し使用できるニッケル水素電池やリチュウム電池でなるべく小型で大容量高効率の良いものが望ましい。
制御回路は、ソーラーパネルで発電した電気、蓄電池に蓄えられている電気を所望のように制御するもので、例えば、周囲が明るいとき(昼間など)はソーラーパネルで発電した電気を蓄電池に蓄え、周囲の明るさが所定の明るさよりも暗くなったとき(ソーラーパネルの発電量が所定の値よりも小さくなったとき)に蓄電池に蓄えた電気により光源を発光させるように制御するものである。このようにすることで、周囲が明るいときは、周囲の光によって印刷層が視認され、周囲が暗くなったときは光源の光によって印刷層が視認される。また、災害感知センサが作動した場合は光源の発光パターンを制御してより注意を喚起される。
光源は、例えば消費電力の少ない白色LEDを用いることができる。
透明板、導光板、ソーラーパネル及び反射板は相互に固定され、一体小型化していることが望ましい。固定方法は特に制限されないが、例えば、ソーラーパネルは導光板の上面に接着固定し、透明板、導光板、及び反射板は外周部を接着剤で固定一体化する方法、全体を外装ケース内に収めて一体化する方法などがある。
また本考案は、前記印刷層が、蛍光塗料を含むものである請求項1に記載の誘導標識である。(請求項2)
印刷層は、印刷により誘導標識の絵柄などを表示した層で、透明板の下面に印刷して設けるか、導光板の表面に印刷して設けることができる。印刷層を蛍光塗料で印刷すると、視認性に優れたものとなる。蛍光塗料は、太陽光線や蛍光灯中の紫外線及び可視光線中の紫−青−緑の光線を受けてそれよりも長波長の蛍光を発し、普通の色材と比較して、3倍以上の明度を持っている。
また本考案は、前記誘導標識が、さらに災害感知センサを備え、該センサにより災害を感知したときに、前記制御回路が、前記光源を所定の災害時パターンで発光させるものである請求項1又は2に記載の誘導標識である。(請求項3)
災害感知センサは、例えば、煙感知センサ、温度センサ、振動感知センサなど、火災や地震などの災害を感知できるものであればよい。
所定の災害時パターンは、通常時と異なる光源の発光パターンで、これにより注意を喚起できる。例えば、通常時が白色LEDの継続発光の場合、災害時パターンとして、白色LEDの点滅、赤色LEDの継続発光、赤色LEDの点滅、白色・赤色LEDの交互発光などとすることができる。
本考案の誘導標識は、電気工事(配線工事)が不要でメンテナンス・ランニングコストも不要であり、従来の蓄光方式の長所を有しながら、夜間に光源が発光するので蓄光方式に比べて表示面が明るく、視認性に優れる。停電後の経過時間60分の明るさを比較すると高輝度蓄光式誘導標識は法令で定められている基準輝度75mcd/mに対し本考案の誘導標識は3000mcd/m以上を設定しており40倍以上の明るさがある。また、消灯後の経過時間における残高輝度の低下は高輝度蓄光式誘導標識に比べて非常に低い。
また、本考案の誘導標識は、誘導標識の絵柄部分、ソーラーパネル、蓄電池及び制御回路など、一切が一体であるので、設置がきわめて容易である。
誘導標識1の平面図である。 内部構造を表した誘導標識1の平面説明図である。 誘導標識1の断面図である。 図3の要部拡大図である。 実施例と従来例の残高輝度比較表である。
以下、本考案の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は本考案の実施形態に係る誘導標識1の平面図、図2は内部構造を表した誘導標識1の平面説明図、図3は誘導標識1の断面図、図4は図3の要部拡大図である。
誘導標識1は、横寸法200mm、縦寸法276mmで、図3,4に示すように、表面側から順次、透明板2、導光板3、及び反射板4を有する。透明板2は透明なガラス板、導光板3は透明なアクリル板で、導光板の下面は、細溝を格子状に多数設けることで粗面となっている。反射板4は白色のプラスチック板で、表面が梨地状の粗面となっている。
透明板2と導光板3の間には、ソーラーパネル5及び印刷層7が設けられている。ソーラーパネル5は、集光型球状シリコン太陽電池で、変換効率が高く劣化が無く、薄く基板はアルミで割れなく曲げて使用できる。横寸法155mm、縦寸法56mm、厚さ1.2mm、最大出力0.47V、1.80Aのものである。
本実施例では、ソーラーパネルの発電量と蓄電池容量を勘案して、1個のソーラーパネルを使用しているが、誘導標識の大きさに応じて適宜の数のソーラーパネルを連結して使用することが望ましい。表1は、誘導標識の大きさ(横寸法、縦数法共に単位はmm)に対する望ましいソーラーパネルの数の例である。
Figure 0003183104
印刷層7は、図1,2に示すような絵柄を蛍光塗料で透明板2の裏面に印刷したものである。なお、印刷層は、導光板3の表面に印刷して設けることもできる。
誘導標識1は、ソーラーパネル5で発電した電気を蓄える蓄電池52、該電気により発光する光源である白色LED6、該電気の流れを制御する制御回路53、及び災害感知センサ54を有する。ソーラーパネル5、蓄電池52、白色LED6、及び災害感知センサ54は制御回路53に電気的に接続されている。
白色LED6は、導光板3の外周面に設けた穴に嵌め込まれ、光を導光板3の中に向かって出射する。導光板3の中に向かって出射された光は、導光板3の裏面(多数の細溝による粗面)及び反射板4の表面(梨地状粗面)で乱反射し、拡散光となって透明板表面から出射すると共に、印刷層7の絵柄に蛍光を生じさせる。
本実施例では、ソーラーパネルの発電量と蓄電池容量を勘案して規定の輝度を長時間保つために最小数量、1個のLEDを使用しているが、誘導標識の大きさに応じて適宜の数のLEDを使用することが望ましい。表2は、誘導標識の大きさ(横寸法、縦数法共に単位はmm)に対する望ましいLEDの数の例である。
Figure 0003183104
蓄電池52はビス55で基板51に固定され、基板51はビス55で導光板3に固定されている。また、基板51には制御回路53が固定されている。災害感知センサ54は外層ケース8に固定されている。外層ケース8は、薄い金属板を曲げ加工したもの、又は、合成樹脂成型品でもよい。
以上の構成であるから、誘導標識1は、全ての部品が外層ケース8内に納められており、設置作業や取り扱いがきわめて容易である。
地下鉄駅構内や地下街等において照明が点灯していて周囲が明るい普段の時に、通行人が誘導標識1の着色層に描かれた絵柄や文字を視認することができる。また、このとき、ソーラーパネル5によって発電された電気は、制御回路53の作用で蓄電池52に蓄えられる。
一方、地下鉄駅構内や地下街等で停電が発生して通路が暗闇になった時は、制御回路53の作用で、蓄電池に蓄えられた電気によりLED6が発光し、着色層の絵柄が蛍光を発し、通行人などに認識される。
災害発生時には、災害感知センサ(煙感知センサ、温度センサ、振動感知センサなど)の信号が制御回路に送られ、制御回路はLEDを点滅させるなど、災害時パターンで発光させる。
本実施形態における絵柄(避難口であることを示すシンボル、及び避難の方向を示すシンボル)は一例であって、状況に応じて種々の絵柄を採用できることはもちろんである。
図5は、実施例の誘導標識、従来の高輝度蓄光式誘導標識、従来のJIS相当誘導標識の残光輝度を比較したものである。なお、蓄光式は200Lx−20分照射した後の残光輝度である。図5から明らかなように、実施例の残光輝度は、従来品に比べて格段に優れている。
1 誘導標識
2 透明板
3 導光板
4 反射板
5 ソーラーパネル
51 基板
52 蓄電池
53 制御回路
54 災害感知センサ
55 ビス
6 LED
7 印刷層
8 外装ケース

Claims (3)

  1. 表面側から順次、透明板、下面が粗面となっている透明な導光板、及び反射板を有し、
    前記透明板と導光板の間にソーラーパネル及び印刷層が設けられ、
    さらに、前記ソーラーパネルで発電した電気を蓄える蓄電池、該電気により発光する光を前記導光板内に出射する光源、及び該電気の流れを制御する制御回路が前記透明板、導光板及び反射板の外周部に一体に設けられていることを特徴とする誘導標識。
  2. 前記印刷層が、蛍光塗料を含むものである請求項1に記載の誘導標識。
  3. 前記誘導標識が、さらに災害感知センサを備え、該センサにより災害を感知したときに、前記制御回路が、前記光源を所定の災害時パターンで発光させるものである請求項1又は2に記載の誘導標識。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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