JP3182174U

JP3182174U - スティックバルーン

Info

Publication number: JP3182174U
Application number: JP2012007629U
Authority: JP
Inventors: 毅岩村
Original assignee: 有限会社岩村包装企画
Priority date: 2012-11-29
Filing date: 2012-11-29
Publication date: 2013-03-14
Anticipated expiration: 2022-11-29

Abstract

【課題】旗が振れるようにすることで、応援がより楽しく、効果的に行えるようにするスティックバルーンを提供する。
【解決手段】気体を充填することで棒状に膨らむスティックバルーン本体２と、取り付け時に筒状となる取り付け部８を一体に備える旗片３とからなり、膨らみ状態のスティックバルーン本体２の外周面に、取り付け部８の内周面が密接することで旗片３がスティックバルーン本体２に取り付けられて構成する。
【選択図】図１

Description

この考案は、応援用具等として用いられるスティックバルーンに関する。

各種運動競技の応援等に際し、空気が充填されることで棒状に膨らむスティックバルーンが広く用いられている。このスティックバルーンは応援用の模様が付され、それを振りかざし、また、スティックバルーンどうしを当てて音を発することで楽しく応援できるようになっている。

考案の概念

考案が解決しようとする課題

この考案では、スティックバルーンにより旗が振れるようにし、スティックバルーンによる応援がより楽しく、効果的に行えるようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

この考案では、気体を充填することで棒状に膨らむスティックバルーン本体と、取り付け時に筒状となる取り付け部を一体に備える旗片とからなり、前記膨らみ状態のスティックバルーン本体の外周面に、前記取り付け部の内周面が密接することで前記旗片が前記スティックバルーン本体に取り付けられて構成されるスティックバルーンを提供する。

上記スティックバルーンはスティックバルーン本体に旗片が取り付けられていることで、旗振り応援に使用できる。膨らみ状態のスティックバルーン本体の外周面に取り付け部の内周面が密接することで旗片が取り付けられる構成とされているので、スティックバルーン本体の先端側を旗片の取り付け部内に挿し入れスティックバルーン本体を膨らますことにより旗片が容易にスティックバルーン本体に取り付けられる。

旗片がスティックバルーン本体と別体であることで、スティックバルーン本体は旗片を取り付けることなく従来のスティックバルーンと同様に使用することもでき、くわえて、スティックバルーン本体と旗片とを適宜選択して組み合わせ使用することができる。

旗片は表示模様を持つことでデザイン性が向上し、旗片においてその表示模様が取り換え可能である構成とされることで、表示模様が異なる旗片が適宜選択使用できる。

考案の効果

この考案によれば、スティックバルーンにより旗が振れるようになって、スティックバルーンによる応援等がより楽しく、効果的に行えるようになる。旗片のスティックバルーン本体への取り付けがスティックバルーン本体を膨らますことのみにより容易になされる。とくに、スティックバルーン本体と旗片とが別体であることで、スティックバルーン本体に旗片を取り付けることなく従来のスティックバルーンと同様に使用することができ、また、スティックバルーン本体と旗片とを適宜選択して組み合わせ使用することもできる。

この考案のスティックバルーンの実施形態の外観斜視図この考案のスティックバルーンの実施形態の分解状態の外観斜視図この考案のスティックバルーンの実施形態の旗片取り付け部の断面図この考案のスティックバルーンの旗片の他の実施形態図

図１はこの考案のスティックバルーンの斜視図、図２は同分解状態の斜視図である。
スティックバルーン１はスティックバルーン本体２とそれに取り付けられる旗片３とから構成される。スティックバルーン本体２はプラスチックシートよりなる長尺袋体４の一端の逆止弁構造を持つ空気充填口６から空気が内部に充填されることで棒状に膨らみ、表面には表示模様７が印刷により付されている。旗片３は全体が透明のプラスチックシートよりなり、一端側に取り付け時に筒状となる取り付け部８を備え旗部５の表面には印刷により日の丸の表示模様９が印刷により付され、全体が国旗形態を呈している。

スティックバルーン本体２への旗片３の取り付けは、図２に示すように、スティックバルーン本体２、旗片３がともに扁平な状態において、スティックバルーン本体２の先端側を旗片３の取り付け部８内に挿し入れ、空気充填口６からストロー等を使用してスティックバルーン本体２内に空気を充填することで行う。空気が十分に充填されてスティックバルーン本体２が棒状に膨らむことで、図３に示すように、スティックバルーン本体２の外周面１１と筒状となった取り付け部８の内周面１２とが互いに弾力的に密着し、これにより旗片３はスティックバルーン本体２に安定して固定される。

上記のスティックバルーン本体２に旗片３が取り付けられた状態において、スティックバルーン本体２を持って振ることで旗振り応援が可能となり、２本のスティックバルーン１を打ち合わせ音を発して使用することもできる。また、スティックバルーン本体２は旗片３を取り付けることなく、従来のスティックバルーンと同様に使用することもできる。

図４は旗片３の他の実施形態を示す。この実施形態においては旗片３の旗部５は二重構成で上方が開く袋形態とされ、その旗部５に適宜の表示模様９の付された表示シート１０が納められるようになっている。このような構成により応援対象、応援方法等に対応して表示シート１０を適宜選択して使用できるようになっている。例えば、競技中には「頑張れ！」の表示模様９が付された表示シート１０を使用し、競技終了時には「ご苦労さま！」の表示模様９が付された表示シート１０に代えることができる。

また、旗片２はその旗部５が、上記の図４に示すものと同様の外形構成においてその袋形態を構成する裏面側部が不透明のシートによりなる構成とされ、かつ、表示シート１０（図示省略）としてはその一方側面に「頑張れ！」の表示模様９が他方側面に「ご苦労さま！」の表示模様９が付されたものを使用する。この構成によれば裏返して使用することで１枚の表示シート１０で両方の表示が行えて便利である。

１スティックバルーン
２スティックバルーン本体
３旗片
８取り付け部
１１外周面
１２内周面

Claims

気体を充填することで棒状に膨らむスティックバルーン本体と、取り付け時に筒状となる取り付け部を一体に備える旗片とからなり、
前記膨らみ状態のスティックバルーン本体の外周面に、前記取り付け部の内周面が密接することで前記旗片が前記スティックバルーン本体に取り付けられて構成されることを特徴とするスティックバルーン。
前記旗片が表示模様を持つ請求項１記載のスティックバルーン。
前記旗片における前記表示模様が取り換え可能である請求項１または２記載のスティックバルーン。