JP3182075U - シーリングライト付け替え用led光源ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】既設の各種の蛍光管式シーリングライト本体をそのまま利用してLED光源の付け替えができる付け替え用LED光源ユニットを提供する。
【解決手段】蛍光灯及びプラグを外した既設の蛍光管式シーリングライト本体3とその蛍光式シーリングライトカバー4との間で付け替えるシーリングライト付け替え用LED光源ユニットにおいて、プリント基板1の上面の中心部に蛍光灯式シーリングライト3のアダプタ穴に挿入可能なLED光源ユニットの電源回路部6を配置し、プリント基板1に蛍光管式シーリングライト本体3にプリント基板1を吊り下げる吊り下げ用チェーン2が連結されているシーリングライト付け替え用LED光源ユニット。
【選択図】図1
【解決手段】蛍光灯及びプラグを外した既設の蛍光管式シーリングライト本体3とその蛍光式シーリングライトカバー4との間で付け替えるシーリングライト付け替え用LED光源ユニットにおいて、プリント基板1の上面の中心部に蛍光灯式シーリングライト3のアダプタ穴に挿入可能なLED光源ユニットの電源回路部6を配置し、プリント基板1に蛍光管式シーリングライト本体3にプリント基板1を吊り下げる吊り下げ用チェーン2が連結されているシーリングライト付け替え用LED光源ユニット。
【選択図】図1
Description
本考案は、天井に取り付けられている各種の蛍光管式シーリングライトにLED光源を付け替えることができるシーリングライト付け替え用LED光源ユニットに関する。
東日本大震災以来、原子力発電所の停止に伴い電力供給不足となり、その結果、電気料金の値上げによって家計が圧迫されることから、節電のために従来の光源を省電力で長寿命のLED光源に切り替えのニーズがますます増えている。一方、シーリングライトが1998年発売以来、リモートコントロールより二段調光と常夜灯の機能が揃い、住宅を主として普及され、その数は約2000万個と推定されている。
蛍光管式シーリングライトについても、LED光源に比べ消費電力が大きいため、省電力や長寿命化の観点から照明をLED化することが行われている。
そこで、例えば、特許文献1に示すような、従来から用いられている蛍光管式の照明装置をそのまま用いて、ランプのみを蛍光灯からLEDにすることが提案されている。このLEDランプは、棒状またはリング状に形成した透明もしくは不透明パイプの内部に取り付けた棒状またはリング状配線基板と、この基板の片面に固定した発光ダイオードとよりなり、この発光ダイオードの取り付け側の配線基板の下面に反射シートを配設したLEDランプである。
従来の蛍光管式シーリングライトの蛍光灯をLEDランプに付け替えることによって、従来の蛍光管式シーリングライト本体をそのまま利用できることからコストの削減が可能となるととともに、新規のLED光源ユニットの導入により、ランプの節電効果、長寿命化が可能となる。
しかしながら、各照明メーカーの既存の蛍光灯式シーリングライトは、電源プラグ、本体の直径と高さ、電気回路基板の固定方法、丸形蛍光灯の固定方法などさまざまで一致していなく、前記特許文献1のLEDランプでは、すべての各照明メーカーの既存の蛍光灯式シーリングライトに対応することは困難である。
また従来の蛍光灯式シーリングライトの電源部分を残したままでLED光源ユニットを取り付ける場合には、縦の空間の余裕が少ない。また付け替え用LED光源ユニットをセットする際、本来熱発散の役割の亜鉛鋼板の本体は利用できず、プリント基板上の発熱はLED発光素子の寿命に影響し、更に亜鉛鋼板に取り付けられないのでプリント基板の強度は弱くなる問題がある。
そこで、本考案は、既設の各種の蛍光管式シーリングライト本体をそのまま利用してLED光源の付け替えができる付け替え用LED光源ユニットを提供するものである。
本願請求項1の考案は、蛍光灯及びプラグを外した既設の蛍光管式シーリングライト本体とその蛍光式シーリングライトカバーとの間で付け替えるシーリングライト付け替え用LED光源ユニットにおいて、プリント基板の上面の中心部に前記蛍光灯式シーリングライトのアダプタ穴に挿入可能なLED光源ユニットの電源回路部を配置し、前記プリント基板に前記蛍光管式シーリングライト本体に前記プリント基板を吊り下げる吊り下げ用チェーンが連結されていることを特徴とするシーリングライト付け替え用LED光源ユニットである。
本願請求項2の考案は、前記吊り下げ用チェーンの長さが調節可能であることを特徴とする請求項1に記載のシーリングライト付け替え用LED光源ユニットである。
本願請求項3の考案は、前記プリント基板上の電気回路が基板の片面の下面に印刷されるとともに、電気回路の線幅を広くして熱を発散させる回路の配線にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のシーリングライト付け替え用LED光源ユニットである。
本願請求項4の考案は、前記プリント基板の中心部に形成された孔に挿通されたLED光源ユニットの電源回路部が該電源回路に設けられた支持リングにより支持固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシーリングライト付け替え用LED光源ユニットである。
本願請求項5の考案は、プリント基板に亜鉛メッキ鋼板製の補強フレームを固定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシーリングライト付け替え用LED光源ユニットである。
本考案のシーリングライト付け替え用LED光源ユニット〈以下「LED光源ユニット」という。〉は、LED発光素子が実装されているプリント基板を、従来の蛍光管式シーリングライトの蛍光灯とプラグを外し、LED光源ユニットのプラグを電源コンセントに連結し、固定用チェーンで従来のカバー取り付け具と連結することによって付け替えができるので、従来のシーリングライトの本体、カバー等の利用ができ且つLED光源の切り替えによる節電、低コストの実現、従来蛍光灯式シーリングライトにないLED光源による調色、調光機能を付加した優れたシーリング用LED光源ユニットが得られる。
本願請求項1の考案は、電源回路部を蛍光灯式シーリングライトのアダプタ穴に挿入することによってどのタイプの蛍光灯式シーリングライトの空間に収めることができる。
本願請求項2の考案は、チェーンの長さを調節することにより、各メーカーの蛍光灯式シーリングライトの本体とカバーの間に固定が可能となる。
本願請求項3の考案は、熱を発散させる回路の配線により、プリント基板のみでLED光源ユニットの熱を拡散させることが可能となる。
本願請求項4の考案は、LED光源ユニットの電源部分をプリント基板の中心部に穴をあけて上下挟んで固定することによって縦方向の高さを半減し、電源部分の半分は蛍光管式シーリングライトのアダプタ穴にいれることによってどのタイプのシーリングライトの縦方向の空間でも付けることが可能となる。
本願請求項5の考案は、プリント基板に補強フレームを固定することにより、LED光源ユニットの全体強度を補強することができる。
本考案のLED光源ユニットは、図1又は図2に示すように、LED発光素子が実装されているプリント基板1を、吊り下げ用チェーン2で蛍光灯及びプラグを外した従来の蛍光管式シーリングライト本体3の空間に配置して付け替えた後、外していた蛍光管式シーリングライトカバー4を再び取り付ける。
図1はプリント基板1の孔5に電源回路部6を下面側と上面側に突出させた場合の例であり、図2は下部に電源回路部分が突出しないで、電源回路部分が上面のみで収まり、プリント基板1に穴が空いていない場合の例である。
プリント基板のみで吊った場合では変形の恐れがあるため、図4に示すプリント基板1の上面には、プリント基板1を補強するため、亜鉛めっき鋼板製の補強フレーム7が固定される。
なお、補強フレームには、図4に示す形状に限定されるものではなく、亜鉛鋼板のバーを連結した三角形フレームあるいは四角形フレームを使用してもよい。
プリント基板1の中央で下面及び上面に突出させて支持する電源回路6は、図5に示すように、上部樹脂カバー8と下部樹脂カバー9の間に、電源回路プリント基板10とアルミや鉄の金属製の支持リング11を挟んで両カバー8,9の端の内面あるいは外面に対向して形成されている内ねじ12と外ねじ13を螺合させて電源回路プリント基板10と支持リング11を挟み込んで固定する。
図6に示すように、電源回路部6には、角型引っ掛けシーリングあるいは専用アダプタから出ているACライン14をカットしてLED光源ユニット電源回路部6に挿し込み、上部からネジ15で締め込んで固定する。
電源回路6は、プリント基板1の中央に形成されている孔5を通し、孔の回りに支持リング11で支持する。支持リング11は孔の回りに接着される。
補強フレーム7の端には、プリント基板1を蛍光管式シーリングライト本体2に吊り下げるための金属製の吊り下げ用チェーン2が接続されている。
吊り下げ用チェーン2は一端がS字金具16を介してプリント基板1に連結され、他端が蛍光管式シーリングライトカバーの固定金具17が連結されている。吊り下げ用チェーン2の長さを調整することにより各メーカーの蛍光管式シーリングライトに使用することが可能である。
プリント基板1は、熱対策として放熱効果を上げるため、LED実装面の回路パターンを下面に実装して露出させ且つ線幅を拡げた発熱回路とすることによりプリント基板のみでも熱の拡散効率を向上させることができる。
以上の構成において、本考案のシーリングライト付け替え用LED光源ユニットは、LED発光素子が実装されているプリント基板1を、蛍光灯及びプラグを外した従来の蛍光管式シーリングライト本体3の空間に配置し、LED光源ユニットのプラグを電源コンセントに連結し、吊り下げ用チェーン2で従来のカバー取り付け具と連結して付け替えた後、外していた蛍光管式シーリングライトカバー4を取り付ける。
1:プリント基板
2:吊り下げ用チェーン
3:蛍光管式シーリングライト本体
4:蛍光管式シーリングライトカバー
5:孔
6:電源回路部
7:補強フレーム
8:上部樹脂カバー
9:下部樹脂カバー
10:電源回路プリント基板
11:支持リング
12:内ねじ
13:外ねじ
14:ACライン
15:ネジ
16:S字金具
17:固定金具
2:吊り下げ用チェーン
3:蛍光管式シーリングライト本体
4:蛍光管式シーリングライトカバー
5:孔
6:電源回路部
7:補強フレーム
8:上部樹脂カバー
9:下部樹脂カバー
10:電源回路プリント基板
11:支持リング
12:内ねじ
13:外ねじ
14:ACライン
15:ネジ
16:S字金具
17:固定金具
Claims (5)
- 蛍光灯及びプラグを外した既設の蛍光管式シーリングライト本体とその蛍光式シーリングライトカバーとの間で付け替えるシーリングライト付け替え用LED光源ユニットにおいて、
プリント基板の上面の中心部に前記蛍光灯式シーリングライトのアダプタ穴に挿入可能なLED光源ユニットの電源回路部を配置し、前記プリント基板に前記蛍光管式シーリングライト本体に前記プリント基板を吊り下げる吊り下げ用チェーンが連結されていることを特徴とするシーリングライト付け替え用LED光源ユニット。 - 前記吊り下げ用チェーンの長さが調節可能であることを特徴とする請求項1に記載のシーリングライト付け替え用LED光源ユニット。
- 前記プリント基板上の電気回路が基板の片面の下面に印刷されるとともに、電気回路の線幅を広くして熱を発散させる回路の配線にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のシーリングライト付け替え用LED光源ユニット。
- 前記プリント基板の中心部に形成された孔に挿通されたLED光源ユニットの電源回路部が該電源回路に設けられた支持リングにより支持固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシーリングライト付け替え用LED光源ユニット。
- プリント基板に亜鉛メッキ鋼板製の補強フレームを固定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシーリングライト付け替え用LED光源ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007744U JP3182075U (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | シーリングライト付け替え用led光源ユニット |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012007744U JP3182075U (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | シーリングライト付け替え用led光源ユニット |
Publications (1)
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JP3182075U true JP3182075U (ja) | 2013-03-07 |
Family
ID=50426219
Family Applications (1)
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JP2012007744U Expired - Fee Related JP3182075U (ja) | 2012-12-21 | 2012-12-21 | シーリングライト付け替え用led光源ユニット |
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JP (1) | JP3182075U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014146485A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Kanehirodenshi Corp | Ledユニット |
-
2012
- 2012-12-21 JP JP2012007744U patent/JP3182075U/ja not_active Expired - Fee Related
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