JP3182004U - 発光キーボード - Google Patents
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Abstract
【課題】発光が均一ではなくて、薄くて軽い発光キーボードを提供する。
【解決手段】複数のキーボード命令部111を有する回路板11と、これらのキーボード命令部111に対応するように回路板11に設けられ、ユーザがキーボード命令部111を押圧できる複数の押圧具12と、を少なくとも備える。また、各押圧具12は、押圧面121と、受け面122と、押圧面121と受け面122の間に介在する連結面123と、を有し、押圧面121と回路板11の間に光源投射区間Sが形成されるキーボード部1と、光線を光源投射区間Sに投射する発光ユニット21と、遮光片22と、を含む。また、遮光片22は、押圧具12の押圧面121を外部に露出する貫通孔221と、受け面122と重なる遮光部222と、を含み、遮光部222により、光源投射区間Sから受け面122へ投射する光線が遮蔽され、これにより、光源投射区間Sからの光線を押圧面121と連結面123のみに投射することが可能な発光部2と、を含む。
【選択図】図2A
【解決手段】複数のキーボード命令部111を有する回路板11と、これらのキーボード命令部111に対応するように回路板11に設けられ、ユーザがキーボード命令部111を押圧できる複数の押圧具12と、を少なくとも備える。また、各押圧具12は、押圧面121と、受け面122と、押圧面121と受け面122の間に介在する連結面123と、を有し、押圧面121と回路板11の間に光源投射区間Sが形成されるキーボード部1と、光線を光源投射区間Sに投射する発光ユニット21と、遮光片22と、を含む。また、遮光片22は、押圧具12の押圧面121を外部に露出する貫通孔221と、受け面122と重なる遮光部222と、を含み、遮光部222により、光源投射区間Sから受け面122へ投射する光線が遮蔽され、これにより、光源投射区間Sからの光線を押圧面121と連結面123のみに投射することが可能な発光部2と、を含む。
【選択図】図2A
Description
本考案は、キーキャップが発光できる発光キーボードに関し、特に、遮光片が押圧具の受け面を重ねており、受け面へ投射される光線が遮蔽されて、光線が押圧面と連結面とだけから外部に投射される発光キーボードに関するものである。
デスクトップパーソナルコンピュータやノートパーソナルコンピュータにおいて、キーボードは命令を入力するための最も重要な機器である。キーボードを設計する重点は、ユーザが快適で正確に命令をコンピュータに入力できることにある。光が不足する環境において、キーの配置を熟知していないユーザは命令を正確に入力できないため、多種の発光キーボードが提案された。例えば特許文献1の米国特許第6284988号、特許文献2の米国特許第6322229号、特許文献3の米国特許第6199996号、特許文献4の米国特許第6554442号、特許文献5の米国特許第6179432号、特許文献6の台湾特許第509955号、特許文献7の台湾特許第465777号、特許文献8の台湾特許第535385号、特許文献9の台湾特許第438035号、特許文献10の台湾特許第570235号、特許文献11の台湾特許第468833号及び特許文献12の台湾特許第516671号は、光線を投射できる発光片がキーボードの内部に設けられ、これにより、光が不足する環境においても、ユーザが快適で正確に命令をコンピュータに入力できる。
しかし、これらの提案は、キーキャップ、弾性体及び連動機構が透光材料で作製され、又はキーキャップを透光できないようにして、キーキャップにあるキャラクタや符号部分のみを透光できるようにして、発光子を全面的に発光できるようにし、これにより、キーボードヘ投射される光線の明るさが均一となる。しかし、このような発光の形態は、光が不足する環境においては、キーボードからの光線が強すぎて、ユーザが各キーキャップ上にあるキャラクタや符号をはっきりと識別できず、そして隣接するキーキャップ同士からの光線が互いに干渉するため、ユーザが各キーキャップにあるキャラクタや符号をはっきりと識別できないという問題があった。
上記の問題を解決するために、本願は、特許文献13の台湾特許第I230957号の光線が均一の明るさで投射されない発光キーボードを提案した。この発明は、キーキャップと発光子の間に遮蔽子を設けることにより、各キーキャップの位置が透光区域となり、隣接するキーキャップ同士の間にある隙間の位置が透光不能区域となる。これにより、キーボードからの光線が強すぎて、ユーザが各キーキャップにあるキャラクタや符号をはっきりと識別できないという問題を解決できる。
本考案の主な目的は、発光が均一ではなく、薄くて軽い発光キーボードを提供することにある。
本考案の発光キーボードによると、複数のキーボード命令部111を有する回路板11と、これらのキーボード命令部111に対応するように回路板11に設けられ、ユーザがキーボード命令部111を押圧可能な複数の押圧具12と、を少なくとも備え、各押圧具12は、押圧面121と、受け面122と、押圧面121と受け面122の間に介在する連結面123と、を有し、押圧面121と回路板11の間に光源投射区間Sが形成されるキーボード部1と、光線を光源投射区間Sに投射する発光ユニット21と、遮光片22と、を含み、遮光片22は、押圧具12の押圧面121を外部に露出する貫通孔221と、受け面122と重なる遮光部222と、を含み、遮光部222により、光源投射区間Sから受け面122へ投射される光線が遮蔽され、これにより、光源投射区間Sからの光線を押圧面121と連結面123のみに投射することが可能な発光部2と、を含むことを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、連結面123は斜面であることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、連結面123は垂直面であることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、受け面122は、押圧具12に隣接する連結面123の底縁と連結する連接アーム14から構成されることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、受け面122は、押圧具12に隣接する連結面123の底縁から、押圧面121に水平に延びて構成されることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、押圧面121には、更に、透光区域125と、透光不能区域126と、が設けられることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、押圧面121に設けられる透光区域125の形状はキャラクタや符号であることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、連結面123は透光面であることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、連結面123は透光不能面であることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、キーボード部1は、これらの押圧具12の回路板11への変位を補助する弾性支持体13を含むことを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、回路板11は、押圧具12と遮光片22とに対応する透光不能層112が設けられることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによると、回路板11の透光不能層112は、更に、反射層であることを特徴とする。
本考案の発光キーボードによれば、次のような効果がある。
(1)遮光片が押圧具の受け面を重ねており、受け面へ投射する光線が遮蔽されて、光線が押圧面と連結面のみから外部に投射されることにより、発光が均一ではない。
(1)遮光片が押圧具の受け面を重ねており、受け面へ投射する光線が遮蔽されて、光線が押圧面と連結面のみから外部に投射されることにより、発光が均一ではない。
(2)連動機構を有しないため、キーボードの厚さを減少でき、薄型化することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1、図2A及び図2Bを参照する。図1は本考案の実施例1の構造を示す分解斜視図であり、図2Aは本考案の実施例1を示す側面図である。図2Bは本考案の実施例1の一部を示す拡大側面図であり、図2A中の楕円で囲まれた範囲を拡大した拡大側面図である。本考案の発光キーボードは、キーボード部1と、発光部2と、を含む。キーボード部1は、複数のキーボード命令部111を有する回路板11と、これらのキーボード命令部111に対応するように回路板11に設けられ、ユーザがキーボード命令部111を押圧できる複数の押圧具12と、を少なくとも含む。各押圧具12は、押圧面121と、受け面122と、押圧面121と受け面122の間に介在する連結面123と、を有する。押圧面121と回路板11の間に光源投射区間Sが形成される。一方、押圧具12には、回路板11へ延びる触発部124が設けられる。押圧具12が押圧されて回路板11側へ変位し、キーボード命令部111と接触するときには、キーボード命令が発生する。これらの押圧具12と回路板11の間には、更に、弾性支持体13が設けられる。弾性支持体13は、これらの押圧具12が押圧されて回路板11側へ変位し接触するのを補助する。弾性支持体13は、スポンジ又は片状バネである。発光部2は、光線が光源投射区間Sに投射する発光ユニット21と、遮光片22と、を含む。発光ユニット21の実施の態様は、光源投射区間Sの両側に設けられる発光ダイオードや発光条であり、又は光源投射区間Sの内部に設けられる発光ダイオードや発光条である。もちろん、発光ユニット21の実施の態様は、これらに限定されない。そして本考案の技術的な特徴は発光ユニット21の実施の態様ではないため、その説明を省略した。具体的には、遮光片22は、押圧具12の押圧面121を外部に露出する貫通孔221と、受け面122を重ねる遮光部222と、を含む。このように、発光ユニット21からの光線は、光源投射区間S内に広がり、遮光部222により、光源投射区間Sから受け面122へ投射された光線が遮蔽され、これにより、光源投射区間Sからの光線が押圧面121と連結面123のみに投射される。
まず、図1、図2A及び図2Bを参照する。図1は本考案の実施例1の構造を示す分解斜視図であり、図2Aは本考案の実施例1を示す側面図である。図2Bは本考案の実施例1の一部を示す拡大側面図であり、図2A中の楕円で囲まれた範囲を拡大した拡大側面図である。本考案の発光キーボードは、キーボード部1と、発光部2と、を含む。キーボード部1は、複数のキーボード命令部111を有する回路板11と、これらのキーボード命令部111に対応するように回路板11に設けられ、ユーザがキーボード命令部111を押圧できる複数の押圧具12と、を少なくとも含む。各押圧具12は、押圧面121と、受け面122と、押圧面121と受け面122の間に介在する連結面123と、を有する。押圧面121と回路板11の間に光源投射区間Sが形成される。一方、押圧具12には、回路板11へ延びる触発部124が設けられる。押圧具12が押圧されて回路板11側へ変位し、キーボード命令部111と接触するときには、キーボード命令が発生する。これらの押圧具12と回路板11の間には、更に、弾性支持体13が設けられる。弾性支持体13は、これらの押圧具12が押圧されて回路板11側へ変位し接触するのを補助する。弾性支持体13は、スポンジ又は片状バネである。発光部2は、光線が光源投射区間Sに投射する発光ユニット21と、遮光片22と、を含む。発光ユニット21の実施の態様は、光源投射区間Sの両側に設けられる発光ダイオードや発光条であり、又は光源投射区間Sの内部に設けられる発光ダイオードや発光条である。もちろん、発光ユニット21の実施の態様は、これらに限定されない。そして本考案の技術的な特徴は発光ユニット21の実施の態様ではないため、その説明を省略した。具体的には、遮光片22は、押圧具12の押圧面121を外部に露出する貫通孔221と、受け面122を重ねる遮光部222と、を含む。このように、発光ユニット21からの光線は、光源投射区間S内に広がり、遮光部222により、光源投射区間Sから受け面122へ投射された光線が遮蔽され、これにより、光源投射区間Sからの光線が押圧面121と連結面123のみに投射される。
図1及び図3を参照する。図3は本考案の実施例2を示す側面図である。押圧具12は実施可能な態様が多く、例えば押圧面121と受け面122の間に設けられる連結面123は、斜面とすることが可能であり、垂直面とすることも可能である。本考案の押圧具12がこれらの態様に限定されるものではないが、具体的には、本考案の受け面122は、押圧具12に隣接する連結面123の底縁と連結する連接アーム14から構成され、連接アーム14は、隣接する押圧具12同士の間に位置して隣接する押圧具12同士を連接する、第1連接段141と、第2連接段142と、第1連接段141及び第2連接段142とを連接して応力緩衝点となる弾性段143と、を含み、遮光片22の遮光部222は連接アーム14を重ねており、これにより、光源投射区間Sから連接アーム14へ投射される光線が遮蔽される。
上記の実施の態様の他、本考案の受け面122は、図4及び図5に示す実施の態様がある。図4は本考案の実施例3の構造を示す分解斜視図であり、図5は本考案の実施例3を示す側面図である。図4及び図5に示す実施の態様は、受け面122は、押圧具12に隣接する連結面123の底縁から、押圧面121に水平に延びて構成され、遮光片22の遮光部222は連接アーム14の底縁から水平に延びる端部Aを重ねている。詳細に説明すると、端部Aは、遮蔽片22を重ねる他、押圧具12のキーボード部1における位置及び作動を規制する。
図1を参照する。本考案の押圧面121には、更に、透光区域125と、透光不能区域126と、が設けられる。押圧面121が透光面である場合には、透光不能区域126は、押圧面121に透光不能な顔料又は材料が塗布された部分であり、これにより、光線が透光不能区域126を透過できない。押圧面121に設けられる透光区域125はキャラクタや符号である。一方、本考案の押圧面121は、必要によって透光位置及び遮光位置を決めることができ、連結面123は、透光面とすることが可能であり、透光不能面とすることも可能である。また、本考案の回路板11は、押圧具12及び遮光片22に対応する透光不能層112を有する。透光不能層112により、光源投射区間S内に広がる光線が、回路板11を透過できず、光源投射区間Sの内部のみを発光させることが可能である。なお、透光不能層112は、更に、反射層である。このように、光源投射区間S内に伝導する光線は、反射層に反射し押圧面121へ投射される。
このように、本考案の特定の例を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の要旨および実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
本考案は、キーボードに適用することができる。
1 キーボード部
2 発光部
11 回路板
12 押圧具
13 弾性支持体
14 連接アーム
21 発光ユニット
22 遮光片
111 キーボード命令部
112 透光不能層
121 押圧面
122 受け面
123 連結面
125 透光区域
126 透光不能区域
221 貫通孔
222 遮光部
S 光源投射区間
2 発光部
11 回路板
12 押圧具
13 弾性支持体
14 連接アーム
21 発光ユニット
22 遮光片
111 キーボード命令部
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121 押圧面
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125 透光区域
126 透光不能区域
221 貫通孔
222 遮光部
S 光源投射区間
Claims (12)
- 複数のキーボード命令部(111)を有する回路板(11)と、これらの前記キーボード命令部(111)に対応するように前記回路板(11)に設けられ、ユーザが前記キーボード命令部(111)を押圧可能な複数の押圧具(12)と、を少なくとも備え、前記各押圧具(12)は、押圧面(121)と、受け面(122)と、前記押圧面(121)と前記受け面(122)の間に介在する連結面(123)と、を有し、前記押圧面(121)と前記回路板(11)の間に光源投射区間(S)が形成されるキーボード部(1)と、
光線を前記光源投射区間(S)に投射する発光ユニット(21)と、遮光片(22)と、を含み、前記遮光片(22)は、前記押圧具(12)の前記押圧面(121)を外部に露出する貫通孔(221)と、前記受け面(122)と重なる遮光部(222)と、を含み、前記遮光部(222)により、前記光源投射区間(S)から前記受け面(122)へ投射された光線が遮蔽され、これにより、前記光源投射区間(S)からの光線を前記押圧面(121)と前記連結面(123)のみに投射することが可能な発光部(2)と、
を含むことを特徴とする発光キーボード。 - 前記連結面(123)は斜面であることを特徴とする、請求項1に記載の発光キーボード。
- 前記連結面(123)は垂直面であることを特徴とする、請求項1に記載の発光キーボード。
- 前記受け面(122)は、前記押圧具(12)に隣接する前記連結面(123)の底縁と連結する連接アーム(14)から構成されることを特徴とする、請求項2又は3に記載の発光キーボード。
- 前記受け面(122)は、前記押圧具(12)に隣接する前記連結面(123)の底縁から、前記押圧面(121)に水平に延びて構成されることを特徴とする、請求項2又は3に記載の発光キーボード。
- 前記押圧面(121)には、更に、透光区域(125)と、透光不能区域(126)と、が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の発光キーボード。
- 前記押圧面(121)に設けられる透光区域(125)の形状はキャラクタや符号であることを特徴とする、請求項6に記載の発光キーボード。
- 前記連結面(123)は透光面であることを特徴とする、請求項1に記載の発光キーボード。
- 前記連結面(123)は透光不能面であることを特徴とする、請求項1に記載の発光キーボード。
- 前記キーボード部(1)は、これらの前記押圧具(12)の前記回路板(11)への変位を補助する弾性支持体(13)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の発光キーボード。
- 前記回路板(11)は、前記押圧具(12)と前記遮光片(22)とに対応する透光不能層(112)が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の発光キーボード。
- 前記回路板(11)の透光不能層(112)は、更に、反射層であることを特徴とする、請求項11に記載の発光キーボード。
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JP2012007682U JP3182004U (ja) | 2012-12-19 | 2012-12-19 | 発光キーボード |
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JP3182004U true JP3182004U (ja) | 2013-02-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012007682U Expired - Fee Related JP3182004U (ja) | 2012-12-19 | 2012-12-19 | 発光キーボード |
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2012
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