JP3181895U - 金属電解回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トップカバーを開いて電析管を容易に取り出すことができる上、金属イオンを簡便に回収することができる金属電解回収装置を提供する。
【解決手段】
金属電解回収装置は、陽極管10、絶縁装置20、陰極導電管30及びトップカバー40を備える。陽極管10は、中空円柱体であり、下端に導電片111が螺着される。導電片111には、陽極導電板12が接続された円盤11が固定される。円盤11の外周縁には、複数のネジ孔が設けられる。絶縁装置20は、下部絶縁管21及び上部絶縁管22により構成される。下部絶縁管21の上下端には、ネジ孔盤221がそれぞれ設けられる。ネジ孔盤221には、複数のネジ孔が周設される。トップカバー40は、蓋体41及びキャップ42を含む。蓋体41は、上部絶縁管22の内径に等しい外径を有するとともに、上部絶縁管22の流出口223に対応して形成された吐出孔43を有する。
【選択図】図2

Description

本考案は、金属電解回収装置に関するものであり、さらに詳しくは、陽極管と陰極導電管との間に発生させる電解反応を利用し、電気化学反応により金属イオンの金属状態を電析管上へ析出させ、トップカバーを開いて電析管を容易に取り出すことができる上、金属イオンを簡便に回収することができる金属電解回収装置に関するものである。
工業用メッキ、プリント回路基板製造工程、金属表面処理などの工程では、その過程において大量の溶液を使用又は洗浄に用いるが、その際、通常、大量の廃液が発生する。この廃液には一定濃度レベルの金属イオンが含まれるため、環境汚染を防止すると共に、金属イオンを回収するために、従来技術では電解回収技術を利用して金属イオンと廃液とを分離させるのが一般的である。
図9に示すように、金属電解回収装置は、廃水貯蔵槽60、ポンプ70、電極板装置80及び電源装置90から構成されている。廃水貯蔵槽60は、底側に吐出管61及びポンプ70が接続される。ポンプ70は、他方の端部が廃水貯蔵槽60の下端に接続される。電極板装置80は、電解槽83内に配置された複数の電極板81,82から構成される。電源装置90は、電源の正負極両端が電極板装置80の複数の電極板81,82と直列接続される。電極板装置80は、流水貯蔵槽84を含む。その作動には、ポンプ70が利用され、廃水貯蔵槽60から電極板装置80の電解槽83へ廃水が流入した後、電極板装置80の流水貯蔵槽84から廃水貯蔵槽60中へ還流する循環状態が形成され、電源装置90を利用して電極板81,82に電解作用を発生させ、廃水に含まれる金属イオンを負極電極板82上へ付着させる。
しかし、従来技術の構造には、依然として以下(1)〜(3)の欠点があった。
(1)従来の構造が、電極板81,82が交互に配列された複数の板体で構成され、負極電極板82に十分な金属イオンが付着した後、電極板81,82全体を取り外して電極板81,82の複雑な構造から金属層を掻き取らなければならないため、時間及び労力が多くかかる上、金属層を掻き取る際に電極板81,82を損壊させる虞もある。
(2)従来の電極板装置80の電極板81,82は、電解過程において化学成分を含む気体を発生させることが多い上、電解槽83が開放式の容器であるため、大気汚染が発生しやすい。
(3)従来の電極板81,82は、交互に配列された複数の板体で構成されるため、電解槽中で廃水が流動する際、流体原理により電極板81,82を均等に流れることがなく、金属イオンの吸着が不均等となり、廃水の電解効率が下がる虞がある。
従って、本考案の第1の目的は、金属イオンを回収する際、トップカバー上に力を加えてキャップを回転させて上部絶縁管の固着部から外し、トップカバーを上向きに開いて上部絶縁管の上端に開口を形成し、かつ、ハンドツールを用いて陰極導電管内の電析管を抜き出し、電析管の溝部の共振原理を利用して電析管を軽く叩いて電解回収した金属層を自動的に落とすことにより、時間を短縮して手間を省くと共に、損壊を防ぐ金属電解回収装置を提供することにある。
本考案の第2の目的は、金属回収装置を密閉容器に形成し、トップカバーを回転させる際、キャップと上部絶縁管の固着部とが位置決めされ、金属回収装置の開閉により発生する大気汚染の防止可能な金属電解回収装置を提供することにある。
本考案の第3の目的は、絶縁管の給水口及び流出口が、管壁上に絶縁管の中心線に対して偏心した状態で設けられ、給水口から廃液が流入すると、廃液に渦流を発生させるとともに、陰極導電管内で上方へ回転変位してから、上部絶縁管の流出口から廃液を排出させ、電析管内で金属イオンを均等に吸着させて高い電解効率を得る金属電解回収装置を提供することにある。
本考案の第4の目的は、陽極管の下端に導電片を螺着し、導電片に円盤を固定させて陽極導電板が接続され、陽極管を交換する際、陽極管と導電片との接続箇所を外すだけで、陽極管を簡便に交換することができる金属電解回収装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案によれば、
陽極管、絶縁装置、陰極導電管及びトップカバーを備えた金属電解回収装置であって、
前記陽極管は、中空円柱体であり、下端に導電片が螺着され、前記導電片には、陽極導電板が接続された円盤が固定され、前記円盤の外周縁には、複数のネジ孔が設けられ、
前記絶縁装置は、下部絶縁管及び上部絶縁管により構成され、前記下部絶縁管の上下端には、ネジ孔盤がそれぞれ設けられ、前記ネジ孔盤には、複数のネジ孔が周設され、前記下部絶縁管の管壁上には、前記下部絶縁管の中心線に対して偏心した給水口が突設され、 前記上部絶縁管は、下端に前記ネジ孔盤が設けられ、上端に階層状の固着部が設けられ、前記上部絶縁管の管壁には、前記上部絶縁管の中心線に対して偏心した流出口が突設され、
前記陰極導電管は、上下端にネジ孔盤が設けられ、内側に電析管が配置され、前記電析管の管壁には、前記電析管と同じ長さを有する溝部が形成され、前記陰極導電管の下端には、接続片及び導電板が螺着され、
前記トップカバーは、蓋体及びキャップを含み、前記蓋体は、前記上部絶縁管の内径に等しい外径を有するとともに、前記上部絶縁管の前記流出口に対応して形成された吐出孔を有し、前記キャップの外縁下端は、前記上部絶縁管の前記固着部に位置決めされ、
前記陽極管の正電位と前記陰極導電管の負電位とは、廃液を伝達媒体として電解効果を得て、電解過程の金属イオンが、電気化学反応により前記電析管上に金属状態を析出させ、前記トップカバーの前記キャップに力を加えて回転させ、前記キャップを前記上部絶縁管から外し、ハンドツールを用いて前記陰極導電管内に配置された前記電析管を抜き出し、前記溝部により前記電析管を共振させて電解回収した金属層を落として金属イオンを速やかに回収し、反対の操作を行って前記電析管を元の場所に取り付けることを特徴とする金属電解回収装置が提供される。
前記陽極管は、白金、ステンレス系の材料、又はイリジウム、ルテニウム、タンタルにより被覆されたチタン金属材料からなり、前記陰極導電管は、ステンレス系の材料又はチタン金属からなることが好ましい。
前記絶縁装置は、プラスチック、ガラス繊維、ガラス又はセラミックからなることが好ましい。
前記電析管は、ステンレス系の材料、又は銅、アルミニウム、ニッケル、チタンの導電性金属からなることが好ましい。
前記電析管は、中空状薄肉管であり、前記陰極導電管より若干大きい寸法を有し、下端が前記下部絶縁管と前記陰極導電管との間に位置決めされ、上端が前記陰極導電管と前記トップカバーとの間に位置決めされることが好ましい。
前記導電板は、2つの金属電解回収装置に接続されて直列接続効果を得るコ字状のフレームであることが好ましい。
本考案は、前記の通りの構成からなり、電析管に金属イオンを均一に析出させることができるので、高い電解効率を達成することができ、簡便操作により金属を回収することができる。また、陽極管の交換も容易であり、メンテナンスにも優れている。
本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置を示す断面図である。 本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置を示す作動図(1)である。 本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置を示す作動図(2)である。 本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置の廃液流動方向を示す模式図である。 本考案の一実施形態に係る電析管を示す動作図である。 本考案の一実施形態に係る2つの金属電解回収装置を組み合わせたときの状態を示す模式図である。 従来の金属電解回収装置を示す模式図である。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置は、少なくとも陽極管10、絶縁装置20、陰極導電管30及びトップカバー40から構成される。陽極管10は、中空円柱体であり、白金、ステンレス系の材料、又はイリジウム、ルテニウム、タンタル酸化物により被覆されたチタン金属材料からなってもよい。陽極管10の下端には、導電片111が螺着されるとともに、導電片111に円盤11が固定されて陽極導電板12が接続される。円盤11の外周縁には、複数のネジ孔が設けられる。絶縁装置20は、下部絶縁管21及び上部絶縁管22により構成される。絶縁管21,22は、例えば、プラスチック、ガラス繊維、ガラス、セラミックなどの材料からなる不導体である。下部絶縁管21の上下端には、ネジ孔盤211がそれぞれ設けられている。ネジ孔盤211上には、複数のネジ孔が周設されている。下部絶縁管21の管壁上には、下部絶縁管の中心線に対して偏心した給水口212が突設されている。上部絶縁管22は、下端にネジ孔盤221が設けられ、上端に階層状の固着部222が設けられる。固着部222は、複数のL字状の係合溝又は雄ネジ部でもよい。上部絶縁管22の管壁上には、上部絶縁管の中心線に対して偏心した流出口223が突設されている。陰極導電管30は、中空状管体であり、ステンレス系の材料又はチタン金属材料からなり、その上下端にネジ孔盤301が設けられている。両端のネジ孔盤301には、絶縁装置20のネジ孔が互いに対応するように設けられている。陰極導電管30内には、電析管31が配置される。電析管31は、中空状薄肉管であり、ステンレス系の材料、又は銅、アルミニウム、ニッケル、チタンの導電性金属からなる。管壁上には、管と同じ長さを有する溝部311が設けられている。電析管31は、延ばされて陰極導電管30の管壁内縁に挿設されて一体成形される。電析管31は、両側が陰極導電管30より若干大きい寸法を有し、陰極導電管30の下端には、接続片32及びコ字状の導電板33が螺着されている。トップカバー40は、本体が中空状である蓋体41と、キャップ42と、を含む。蓋体41の外径は、上部絶縁管22の内径に等しい。蓋体41上には、上部絶縁管22の流出口223に対応した吐出孔43が設けられている。キャップ42は、円盤体であり、その外縁下端が上部絶縁管22の固着部222に位置決めされる。固着部222は、複数のL字状係合溝又は雄ネジ部でもよい。
図2及び図3を参照する。以下、図2及び図3に基づいて本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置の結合方式を説明する。陽極管10を下部絶縁管21の中央部に挿設させるとともに、導電片111を円盤11に固定してから、ネジA及びワッシャーBを利用して下部絶縁管21の下端に設けたネジ孔盤211を円盤11へ固定させる。陰極導電管30は、その管内に電析管31を位置決めさせて陽極管10に外嵌させるとともに、ネジAを用いて下部絶縁管21の上端のネジ孔盤211へ陰極導電管30を螺着させ、ワッシャーBをその中に挟設させる。陰極導電管30下端のネジ孔盤301には、接続片32及び導電板33が配置される。上部絶縁管22は、下端に設けられたネジ孔盤221及びワッシャーBにより、陰極導電管30の上端のネジ孔盤301上に螺着される。電析管31の両端は、陰極導電管30の両端より若干大きく、この若干大きい箇所は、下部絶縁管21、トップカバー40、陰極導電管30間に係合されて位置決めされる。トップカバー40を回し、キャップ42と上部絶縁管22の固着部222とを位置決めさせると、流出口223と吐出孔43とが連通する。陰極導電管30の下端に設けたネジ孔盤301には、ネジAを利用して接続片32及び導電板33が螺着される。
続いて、図4及び図5を参照する。図4及び図5に示すように、本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置は、金属イオンを含む廃液を廃液槽51へ貯蔵する。廃液槽51の下端には、管路を介して下部絶縁管21の給水口212が接続され、廃液槽51と下部絶縁管21との間に駆動装置52が設けられ、給水口212へ廃液を流入させる。給水口212は、下部絶縁管21の管壁上に、下部絶縁管の中心線に対して偏心した状態で設けられているため、廃液に渦流が発生するとともに、陰極導電管30内で上方へ回転変位した後(図6参照)、廃液を上部絶縁管22の流出口223から排出して廃液槽51へ還流させ、電源の正電位が陽極導電板12から導電片111を介して陽極管10へ伝わる。陽極管10の正電位と陰極導電管30の負電位とは、廃液を伝達媒体として用いるとともに、電解効果を発生させる。電解過程において、金属イオンは、電気化学反応により電析管31上に金属状態を析出させて金属イオンを回収し、負極端子が陰極導電管30、電析管31、接続片32及び導電板33により構成される。
図3及び図7を参照する。図3及び図7に示すように、金属イオンが回収される際、廃液中の金属イオンは、電気化学反応により電析管31の管壁上に金属状態が析出される。トップカバー40上に力を加えてキャップ42を回し、上部絶縁管22の固着部222から外す。固着部222は、複数のL字状係合溝又は雄ネジ部でもよい。トップカバー40を上向きに開くと、上部絶縁管22の上端に開口が形成され、ハンドツールを用いて陰極導電管30内に配置されている電析管31を引抜く。電析管31の溝部311の共振原理を利用して電析管31を軽く叩くことにより、電解回収した金属層53を自動的に落として回収したり、反対の操作を行って電析管31を元の場所に取り付け、溝部311を利用して電析管31に張力を発生させ、陰極導電管30内に密着させる。
図8を参照する。図8に示すように、本考案の一実施形態に係る金属電解回収装置は、多数組を連結して使用し、陽極導電板12を導電板33の下端へ接続させ、導電板33の上端をもう一つの金属電解回収装置の陰極導電管30下端のネジ孔盤301に接続させて直列接続を形成し、同様のステップを繰り返すことにより、複数の金属電解回収装置を組み合わせることができる。
上述したことから分かるように、本考案の金属電解回収装置は、以下(1)〜(4)の長所を有する。
(1)金属イオンを回収する際、トップカバー40上に力を加えてキャップ42を回転させ、上部絶縁管22の固着部222からトップカバー40を外し、トップカバー40を上向きに開いて上部絶縁管22の上端に開口を形成し、かつ、ハンドツールを用いて陰極導電管30内の電析管31を抜き出す。また電析管31の溝部311の共振原理を利用して電析管31を軽く叩くことにより、電解回収の金属層53を自動的に落とすことができるため、時間を短縮して手間を省くことができる上、損壊することを防ぐこともできる。
(2)金属回収装置を密閉容器として用い、トップカバー40を回転させると、キャップ42と上部絶縁管22の固着部222とが位置決めされるため、金属回収装置の開閉により発生する大気汚染を防ぐことができる。
(3)絶縁管21,22の給水口212及び流出口223が、管壁上に絶縁管の中心線に対して偏心した状態で設けられているため、給水口212から廃液が流入されると、廃液に渦流を発生させるとともに、陰極導電管30内で上方へ回転変位した後、上部絶縁管22の流出口223から廃液が排出されるため、電析管31内で金属イオンが均等に吸着して高い電解効率が得られる。
(4)陽極管10の下端には、導電片111が螺着されるとともに、導電片111に円盤11を固定させて陽極導電板12が接続され、陽極管10を交換する際、陽極管10と導電片111との接続箇所を外すだけで、陽極管10を簡便に交換することができる。
以上、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 陽極管
11 円盤
12 陽極導電板
20 絶縁装置
21 下部絶縁管
22 上部絶縁管
30 陰極導電管
31 電析管
32 接続片
33 導電板
40 トップカバー
41 蓋体
42 キャップ
43 吐出孔
51 廃液槽
52 駆動装置
53 金属層
60 廃水貯蔵槽
61 吐出管
70 ポンプ
80 電極板装置
81 正極電極板
82 負極電極板
83 電解槽
84 流水貯蔵槽
90 電源装置
111 導電片
211 ネジ孔盤
212 給水口
221 ネジ孔盤
222 固着部
223 流出口
301 ネジ孔盤
311 溝部
A ネジ
B ワッシャー

Claims (6)

  1. 陽極管、絶縁装置、陰極導電管及びトップカバーを備えた金属電解回収装置であって、
    前記陽極管は、中空円柱体であり、下端に導電片が螺着され、前記導電片には、陽極導電板が接続された円盤が固定され、前記円盤の外周縁には、複数のネジ孔が設けられ、
    前記絶縁装置は、下部絶縁管及び上部絶縁管により構成され、前記下部絶縁管の上下端には、ネジ孔盤がそれぞれ設けられ、前記ネジ孔盤には、複数のネジ孔が周設され、前記下部絶縁管の管壁上には、前記下部絶縁管の中心線に対して偏心した給水口が突設され、前記上部絶縁管は、下端に前記ネジ孔盤が設けられ、上端に階層状の固着部が設けられ、前記上部絶縁管の管壁には、前記上部絶縁管の中心線に対して偏心した流出口が突設され、
    前記陰極導電管は、上下端にネジ孔盤が設けられ、内側に電析管が配置され、前記電析管の管壁には、前記電析管と同じ長さを有する溝部が形成され、前記陰極導電管の下端には、接続片及び導電板が螺着され、
    前記トップカバーは、蓋体及びキャップを含み、前記蓋体は、前記上部絶縁管の内径に等しい外径を有するとともに、前記上部絶縁管の前記流出口に対応して形成された吐出孔を有し、前記キャップの外縁下端は、前記上部絶縁管の前記固着部に位置決めされ、
    前記陽極管の正電位と前記陰極導電管の負電位とは、廃液を伝達媒体として電解効果を得て、電解過程の金属イオンが、電気化学反応により前記電析管上に金属状態を析出させ、前記トップカバーの前記キャップに力を加えて回転させ、前記キャップを前記上部絶縁管から外し、ハンドツールを用いて前記陰極導電管内に配置された前記電析管を抜き出し、前記溝部により前記電析管を共振させて電解回収した金属層を落として金属イオンを速やかに回収し、反対の操作を行って前記電析管を元の場所に取り付けることを特徴とする金属電解回収装置。
  2. 前記陽極管は、白金、ステンレス系の材料、又はイリジウム、ルテニウム、タンタルにより被覆されたチタン金属材料からなり、
    前記陰極導電管は、ステンレス系の材料又はチタン金属からなることを特徴とする請求項1に記載の金属電解回収装置。
  3. 前記絶縁装置は、プラスチック、ガラス繊維、ガラス又はセラミックからなることを特徴とする請求項1に記載の金属電解回収装置。
  4. 前記電析管は、ステンレス系の材料、又は銅、アルミニウム、ニッケル、チタンの導電性金属からなることを特徴とする請求項1に記載の金属電解回収装置。
  5. 前記電析管は、中空状薄肉管であり、前記陰極導電管より若干大きい寸法を有し、下端が前記下部絶縁管と前記陰極導電管との間に位置決めされ、上端が前記陰極導電管と前記トップカバーとの間に位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の金属電解回収装置。
  6. 前記導電板は、2つの金属電解回収装置に接続されて直列接続効果を得るコ字状のフレームであることを特徴とする請求項1に記載の金属電解回収装置。
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