JP3181410U - 開閉速度調整扉付家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】開き戸の開閉時に特別な操作をしないで、扉を閉めれば施錠(ロック)し簡単な操作で解除、開扉の速度を調節できる様にした開閉速度調整扉付家具を提供する。
【解決手段】開き戸2を持つ家具において、各開き戸2の開閉速度を自由に変えられるように、当該開き戸2に開閉速度の調整可能な蝶番1を各扉に2〜5個取り付けて、各蝶番1の摺動を各々調整可能になっている開き戸2を装着している開閉速度調整扉付家具である。
【選択図】図2

Description

開き戸の食器戸棚等家具の扉が開き、急激な閉まりで中の食器等、内容物が飛び出し破損したりする事故が発生している。この様な開閉時に振動で扉が開放せず、通常時は容易に開ける事が出来、閉じる都度に自動的に開閉速度を変更できる蝶番をガラス嵌め込み扉付き家具に取り付けて、これらの事故を未然に防ぐ開閉速度調整扉付家具に関する。
従来より開き戸を施錠(ロック)する金具は存在していたが、これらは扉を閉めてから改めて施錠(ロック)すると言うように二挙動の操作が必要で頻繁に開閉する時など、その都度、施錠(ロック)するのは面倒で、つい施錠(ロック)しない、あるいは忘れてしまい、肝心な時に役に立たないことがある。
食器棚,本棚,陳列棚等の種々の収納家具,キャビネット又は部屋の間仕切りにおける引戸において、特に引戸の戸閉側端部付近に急速に近接させたとしても、その戸閉終了間際における引戸の速度が適正に減速されつつ良好な戸閉動作を行なうことができること(特許文献1参照)。
弾性部材と、該弾性部材の付勢力を減少させる抵抗力を発生する緩衝部材とによってケーシング内の前方から後方に移動するように付勢された摺動部材にフックが枢支連結され、該フックは、前記ケーシングの前方側に形成された導入口付近に位置するときのみ水平面上において揺動且つ傾斜状態で仮停止状態が維持され、前記ケーシングの外部に存在する係止ピンが係止することにより前記フックは仮停止状態が解除可能とされてなることを特徴とする戸閉具(特許文献2参照)。
家具部品の開閉動作を減衰するための蝶番において、減衰装置であって、復帰機構を有し、この復帰機構によって、減衰が作動した後に減衰装置の駆動に次ぎの減衰ストロークのための開始位置まで可動とする蝶番用器具が開発されている(特許文献3参照)。
大型の開き戸を持つ家具においては、扉の開閉速度を調節するものは、存在していない。一般に扉は蝶番によって固定されているが、その状況によっては急激な開閉になって、家具の内部を損傷することもあったが、それを解決した家具は今まで存在していない。
特開2009−127293号公報 特開2007−23554号公報 特表2011−517477号公報
本考案は、食器戸棚等家具の開き戸が、開閉時の振動で物の落下を防止するために開閉速度を緩和して不意に変動しない様に考慮した、扉の蝶番の工夫した開き戸付き家具に関するものである。
この考案は、開き戸の開閉時に特別な操作をしないで、扉を閉めれば施錠(ロック)し簡単な操作で解除、開扉の速度を調節できる様にするものである。従来の開き戸を持つ大型家具は、扉の重量によって急激な閉戸で大きな衝撃をもって、戸棚内のものの変動、あるいは衝撃音を与えていることもあった。以上のような課題が存在していた。急激な閉まりで中の食器等、内容物が飛び出し破損したりする事故が発生している。
開閉時に振動で扉が開放せず、通常時は容易に開ける事が出来、閉じる都度に自動的に開閉速度を変更できる蝶番をガラス嵌め込み扉付き家具に取り付けて、これらの事故を未然に防ぐ開閉速度調整扉付家具に仕上げることを目的にしている。
開き戸を持つ家具において、各開き戸の開閉速度を自由に変えられるように、当該開き戸に開閉速度の調整可能な蝶番を各扉に2〜5個取り付けて、各蝶番の摺動を各々調整可能になっている開き扉を装着している開閉速度調整扉付家具である。
開き戸を持つ家具は、飾り棚、食器棚、サイドボード、ショーケースまたは本箱であって、開き戸の大きさを横300mm〜900mm、縦600mm〜1200mmで、当該戸にカラス板を嵌めている開き扉を装着している。好ましくは、食器棚、ショーケースであって、開き戸の大きさを横400mm〜900mm、縦600mm〜1000mmである。
開閉速度の調整機能を持つ蝶番は、開き戸に2〜5個を取り付け、各蝶番の開閉速度をそれぞれ調整できるようにして、使用時に前記蝶番のうち1〜4個の蝶番に摺動調整度を変更することによって、開閉時初期段階に早く、開閉終盤段階に緩遅くになる、所望の開閉の速度に変えて取り付けている。
開閉速度の調整機能を持つ蝶番は、開閉動作を減衰するための減衰部品を付設しており、減衰部品に復帰機構を有しており、この復帰機構によって、減衰が作動した後に前記減衰部品の駆動を次ぎの減衰ストロークのための開始位置まで可動とし、相対的に調整可能に制限できるように前記駆動の前記開始位置に調整部によって前記減衰部品に対して相対的に調整可能にしている開閉速度調整扉付家具である。
本来の目的の開き戸において振動等で不意に開く事がなくなり、安全の効果が大きくなった。とくに開き戸の蝶番における摺動速度の調整できる器具を取り付けることによって、閉まる速度を自由に変更して、家具の内容物における変動、および破損を防ぐことができて、安全安心的に扉付き家具の開閉を可能にした。とくに扉の閉まる時初期段階の速度を早め、閉時終盤段階に緩やかにできる、所望の開閉の速度を数段階に変えることができた。
扉の重量によって急激な閉戸で大きな衝撃をもって、戸棚内のものの変動、あるいは衝撃音を与えなくなった。急激な閉まりで中の食器等、内容物が飛び出し破損したりする事故が全く無くなった。
開き戸を持つ大型家具は、開き戸の蝶番における摺動速度の調整できる器具を取り付けることによって、閉まる速度を自由に変更することによって、急激な閉戸で大きな衝撃をもって、戸棚内のものの変動、あるいは衝撃音を与えていることはなくなり、家具の大きさ、内容物の種類を変えた場合でも、急激な閉まりで中の食器等、内容物が飛び出し破損したりする事故がなくなった。
従来、開き戸の食器戸棚の扉はマグネット、キャッチで施錠(ロック)されており、取手を引き、開ける時に多少の力を要したが、本考案の開き戸の自動開閉調節装置を取り付ける事により、このマグネット、キャッチも不要となり、何ら抵抗なく開扉することができるようになった。
開閉速度調整扉付食器棚家具の図 開閉速度調整扉付食器棚家具の蝶番取り付け詳細図 開閉速度調整可能な蝶番の図
以下、図面とともに本考案による開閉速度調整扉付家具の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1は、開閉速度調整扉付食器棚家具の図、図2は開閉速度調整扉付食器棚家具の蝶番取り付け詳細図を示す。また図3には開閉速度調整可能な蝶番の図である。
図1において、開閉速度調整扉付家具の好適な実施の形態であり、例えば食器棚な、ガラス付き開き戸を設けられた箱型の収納家具である。該開き戸付き家具の正面において、左右方向にほぼ二分の一に分割された右部分に、左辺部を蝶番で回転摺動支持され、円弧に沿って開閉する開き戸が設けられている。
図1のように両ガラス付き開き戸の飾り棚に取り付けた。以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
開き戸を持つ家具において、飾り棚であって、開き戸の一片の大きさを横450mm、縦1800mmで、当該戸全面に厚さ3mmの透明カラス板を嵌めている開き扉を装着して、各開き戸の開閉速度を自由に変えられるように、図3、に示すように当該開き戸に開閉速度の調整可能な蝶番を各扉に3個取り付けて、各蝶番の摺動を各々調整可能にした。開閉速度の調整機能を持つ3個の蝶番のうち上下2個の蝶番に摺動調整度を変更して、開閉時初期段階に早く、開閉終盤段階に緩遅くになる、所望の開閉の速度に変えて取り付けた。
開き戸を持つ飾り棚家具は、急激な閉戸で大きな衝撃をもって、戸棚内のものの変動、あるいは衝撃音を与えていることはなくなり、急激な閉まりで中の食器等、内容物が飛び出し破損したりする事故がなくなった。
実施例1と同様に開き戸を持つショーケース家具において、開き戸の大きさを横600mm、縦2400mmで、当該戸全面に厚さ5mmの透明カラス板を嵌めている開き扉を装着して、各開き戸の開閉速度を自由に変えられるように、図3に示すように当該開き戸に開閉速度の調整可能な蝶番を各扉に5個取り付けて、各蝶番の摺動を各々調整可能にした。開閉速度の調整機能を持つ5個の蝶番のうち上下3個の蝶番に摺動調整度を変更して、開閉時初期段階に早く、開閉終盤段階に緩遅くになる、所望の開閉の速度に変えて取り付けた。
扉の重量によって急激な閉戸で大きな衝撃をもって、戸棚内のものの変動、あるいは衝撃音を与えなくなった。急激な閉まりで中のショーケースでの内容物が飛び出し破損したりする事故が無くなった。
開き戸を持つ家具において、食器棚であって、開き戸の一片の大きさを横450mm、縦900mmで、当該戸全面に厚さ3mmの透明カラス板を嵌めている開き扉を装着して、各開き戸の開閉速度を自由に変えられるように、図3に示すように当該開き戸に開閉速度の調整可能な蝶番を各扉に3個取り付けて、各蝶番の摺動を各々調整可能にした。開閉速度の調整機能を持つ3個の蝶番のうち2個の蝶番に摺動調整度を変更して、開閉時初期段階に早く、開閉終盤段階に緩遅くになる、所望の開閉の速度に変えて取り付けた。
開き戸の蝶番における摺動調整できる器具を取り付けることによって、開閉時初期段階に早く、開閉終盤段階に緩やかになる、所望の開閉の速度を変えることができた。扉の重量によって急激な閉戸で大きな衝撃をもって、戸棚内のものの変動、あるいは衝撃音を与えなくなった。急激な閉まりで中の食器等、内容物が飛び出し破損したりする事故が無くなった。
また開き戸を持つ大型家具は、急激な閉戸で大きな衝撃をもって、戸棚内のものの変動、あるいは衝撃音を与えていることはなくなり、急激な閉まりで中の食器等、内容物が飛び出し破損したりする事故がなくなった。
1.開閉速度の調整可能な蝶番
2.開き戸
3.ガラス
4.ガラス棚
5.調整機能スイッチ

Claims (4)

  1. 開き戸を持つ家具において、各開き戸の開閉速度を自由に変えられるように、当該開き戸に開閉速度の調整可能な蝶番を各扉に2〜5個取り付けて、各蝶番の摺動を各々調整可能になっている開き扉を装着していることを特徴とする、開閉速度調整扉付家具
  2. 開き戸を持つ家具は、飾り棚、食器棚、サイドボード、ショーケースまたは本箱であって、開き戸の大きさを横300mm〜700mm、縦600mm〜2400mmで、当該戸にカラス板を嵌めている開き扉を装着していることを特徴とする、請求項1に記載の開閉速度調整扉付家具
  3. 開閉速度の調整機能を持つ蝶番は、開き戸に2〜5個を取り付け、各蝶番の開閉速度をそれぞれ調整できるようにして、使用時に前記蝶番のうち1〜4個の蝶番に摺動調整度を変更することによって、開閉時初期段階に早く、開閉終盤段階に緩遅くになる、所望の開閉の速度に変えて取り付けていることを特徴とする請求項1、又請求項2に記載の開閉速度調整扉付家具。
  4. 開閉速度の調整機能を持つ蝶番は、開閉動作を減衰するための減衰部品を付設しており、減衰部品に復帰機構を有しており、この復帰機構によって、減衰が作動した後に前記減衰部品の駆動を次ぎの減衰ストロークのための開始位置まで可動とし、相対的に調整可能に制限できるように前記駆動の前記開始位置に調整部によって前記減衰部品に対して相対的に調整可能にしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の開閉速度調整扉付家具。
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