JP3181055U - 着火器 - Google Patents
着火器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3181055U JP3181055U JP2012006730U JP2012006730U JP3181055U JP 3181055 U JP3181055 U JP 3181055U JP 2012006730 U JP2012006730 U JP 2012006730U JP 2012006730 U JP2012006730 U JP 2012006730U JP 3181055 U JP3181055 U JP 3181055U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- energization
- ignited
- base member
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
【課題】被着火材に接触させるための通電による発熱体と、当該発熱体と被着火材が接触する部位に向けて送風するための送風器を備えることで着火性能を向上させた着火器を提供する。
【解決手段】基板13に、セラミック等の耐熱材からなるベース部材16を取付具16aを用いて取り付ける。このベース部材16には、うず巻き状の発熱体14を配置し、制御部20にて通電のON、OFFが制御されている。また、制御部20には、通電タイマーを有する。発熱体(電熱体)14の上方にはセラミックス等への耐熱材、あるいはステンレス等の金属製の筒状の外筒15を取り付ける。この外筒15の底部側の側部に吸気孔15aを有する。また、基板13の下側には電気ファン等の小型の送風器を取り付け、送風孔18からベース部材16の下側に向けて送風される。これにより被着火材が発熱体14に触れ、高温になり、送風されたエアーにより着火する。
【選択図】図2
【解決手段】基板13に、セラミック等の耐熱材からなるベース部材16を取付具16aを用いて取り付ける。このベース部材16には、うず巻き状の発熱体14を配置し、制御部20にて通電のON、OFFが制御されている。また、制御部20には、通電タイマーを有する。発熱体(電熱体)14の上方にはセラミックス等への耐熱材、あるいはステンレス等の金属製の筒状の外筒15を取り付ける。この外筒15の底部側の側部に吸気孔15aを有する。また、基板13の下側には電気ファン等の小型の送風器を取り付け、送風孔18からベース部材16の下側に向けて送風される。これにより被着火材が発熱体14に触れ、高温になり、送風されたエアーにより着火する。
【選択図】図2
Description
本考案は、線香の着火、お灸の点火、あるいは固形アロマに点火する等の各種着火して使用する材料への着火器に関する。
これまでマッチ棒に替わる着火手段として、ガスライターが広く使用されている。
しかし、近年、子供のいたずら防止を目的にガスライターの着火レバーの動作力を大きく設定したり、安全装置を装着したものが増えている。
このようなガスライターは高齢者に扱い難いといった問題がある。
また、線香には細いものと太いものがあり、火そのものが付き難く、お灸や固形アロマの点火もガスライターでは付き難く、火災の原因になったり、ガス漏れが発生する問題もあった。
特許文献1に筒状体の内に線香の束を入れ吸引ファンで熱源を吸引する着火器を開示するが、装置が大きく実用的ではない。
しかし、近年、子供のいたずら防止を目的にガスライターの着火レバーの動作力を大きく設定したり、安全装置を装着したものが増えている。
このようなガスライターは高齢者に扱い難いといった問題がある。
また、線香には細いものと太いものがあり、火そのものが付き難く、お灸や固形アロマの点火もガスライターでは付き難く、火災の原因になったり、ガス漏れが発生する問題もあった。
特許文献1に筒状体の内に線香の束を入れ吸引ファンで熱源を吸引する着火器を開示するが、装置が大きく実用的ではない。
本考案は、安全で着火性に優れる着火器の提供を目的とする。
本発明に係る着火器は、被着火材に接触させるための通電による発熱体と、当該発熱体と被着火材が接触する部位に向けて送風するための送風器を備えたことを特徴とする。
ここで、被着火材とは火を付けようとする材料全般をいい、通常点火すると表現されている態様も含まれる。
この中でも本考案は一般に着火(点火)しにくいとされている線香、お灸及び固形のアロマ材に適する。
本考案で、通電による発熱体とはニクロム線等の電気抵抗により発熱し高温になるものをいい、電熱体とも称されている。
線香には径が約1〜2mm程度の細かいものもあるが、約5mm程度の太いものもある。
これらを発熱体に接触させるだけでは着火に時間を要するが、送風器でエアーを供細してやると短時間で着火することが実験で明らかになった。
ここで、被着火材とは火を付けようとする材料全般をいい、通常点火すると表現されている態様も含まれる。
この中でも本考案は一般に着火(点火)しにくいとされている線香、お灸及び固形のアロマ材に適する。
本考案で、通電による発熱体とはニクロム線等の電気抵抗により発熱し高温になるものをいい、電熱体とも称されている。
線香には径が約1〜2mm程度の細かいものもあるが、約5mm程度の太いものもある。
これらを発熱体に接触させるだけでは着火に時間を要するが、送風器でエアーを供細してやると短時間で着火することが実験で明らかになった。
被着火材に火が付いたか否かを温度センサー等で検知する方法もあるが、それだけ高価になる。
そこで、予め着火時間を確認しておくことで、通電を開始する操作部と、通電の開始後に所定時間経過すれば通電がOFFになるように制御するタイマーを有するようにすることができる。
このようにすると、温度センサーが作動せずに異常高温になる恐れもなく、所定時間後に通電がOFFになるので安全である。
そこで、予め着火時間を確認しておくことで、通電を開始する操作部と、通電の開始後に所定時間経過すれば通電がOFFになるように制御するタイマーを有するようにすることができる。
このようにすると、温度センサーが作動せずに異常高温になる恐れもなく、所定時間後に通電がOFFになるので安全である。
このような着火器の具体的構造としては、耐火性のベース部材の上に前記通電による発熱体を配置し、当該発熱体から上方に向けて立設した外筒を有し、前記ベース部材の下に前記送風器の送風孔を配置し、外筒の上部から被着火材を挿入する構造が例として挙げられる。
本考案に用いる通電用電源には乾電池を用いてもよいが、繰り返し使用できる点でリチウム電池等の二次電池が好ましい。
その中でも着火までの時間を短くするのに2Cレート以上の放電特性を有する、または、そのように制御された二次電池が好ましい。
その中でも着火までの時間を短くするのに2Cレート以上の放電特性を有する、または、そのように制御された二次電池が好ましい。
本考案に係る着火器は、ガスライターのように燃焼性ガス等の火を付ける燃料を用いない点で安全性に優れ、コンパクトで携帯性に優れる。
本考案に係る着火器10の外観図を図1に示し、内部構造を図2に示す。
ケースの形状に制限はなく、図1はその一形態を示す。
ケース11の表面には線香等の被着火材1を挿入する挿入孔19を有し、この挿入孔19に線香の先端を差し込み、操作ボタン21を押すと通電が開始し、LEDランプ等の動作表示部22が、例えば赤色に点燈し、着火までに要する所定の時間、例えば2〜5秒間経過すると動作表示部22が点滅あるいは緑色等に替わり、着火完了を知らせる。
また、操作ボタン21を押すと、LEDランプ等のバッテリ表示部が点燈し、例えばオレンジ色に点燈し、充電が必要であれば点滅等にて知らせる。
図2にはLEDランプ等の表示を省略した内部構造例を示す。
ケース11の蓋12を取り外すと、バッテリー30の交換が可能になっている。
基板13に、セラミック等の耐熱材からなるベース部材16を取付具16aを用いて取り付ける。
このベース部材16には、うず巻き状の発熱体14を配置し、制御部20にて通電のON、OFFが制御されている。
また、制御部20には、通電タイマーを有する。
発熱体(電熱体)14の上方にはセラミックス等への耐熱材、あるいはステンレス等の金属製の筒状の外筒15を取り付ける。
この外筒15の底部側の側部に吸気孔15aを有する。
また、基板13の下側には電気ファン等の小型の送風器を取り付け、送風孔18からベース部材16の下側に向けて送風される。
これにより被着火材1が発熱体14に触れ、高温になり、送風されたエアーにより着火する。
このように着火点に向けてエアーを吹き付けてやると、太い線香にも容易に火が付く。
また、軽くエアーを吹き付けてやればよいので小さいモーターでファンを廻すものでよい。
なお、基板13の制御部20の動作をON、OFF操作する操作ボタン21及び充電アダプター用のジャック24を模式的に表示してある。
図3にケース11の裏面側を示すように蓋12を取り外すとバッテリーケース31を取り出すことができ、リチウム電池等のバッテリー30の交換ができる。
また、ケース11の裏面には送風器17のエアーの吸込口11aが設けられている。
発熱体が速やかに高温になるようにリチウム電池等の二次電池では、2Cレート以上の放電特性を有するのが好ましい。
ケースの形状に制限はなく、図1はその一形態を示す。
ケース11の表面には線香等の被着火材1を挿入する挿入孔19を有し、この挿入孔19に線香の先端を差し込み、操作ボタン21を押すと通電が開始し、LEDランプ等の動作表示部22が、例えば赤色に点燈し、着火までに要する所定の時間、例えば2〜5秒間経過すると動作表示部22が点滅あるいは緑色等に替わり、着火完了を知らせる。
また、操作ボタン21を押すと、LEDランプ等のバッテリ表示部が点燈し、例えばオレンジ色に点燈し、充電が必要であれば点滅等にて知らせる。
図2にはLEDランプ等の表示を省略した内部構造例を示す。
ケース11の蓋12を取り外すと、バッテリー30の交換が可能になっている。
基板13に、セラミック等の耐熱材からなるベース部材16を取付具16aを用いて取り付ける。
このベース部材16には、うず巻き状の発熱体14を配置し、制御部20にて通電のON、OFFが制御されている。
また、制御部20には、通電タイマーを有する。
発熱体(電熱体)14の上方にはセラミックス等への耐熱材、あるいはステンレス等の金属製の筒状の外筒15を取り付ける。
この外筒15の底部側の側部に吸気孔15aを有する。
また、基板13の下側には電気ファン等の小型の送風器を取り付け、送風孔18からベース部材16の下側に向けて送風される。
これにより被着火材1が発熱体14に触れ、高温になり、送風されたエアーにより着火する。
このように着火点に向けてエアーを吹き付けてやると、太い線香にも容易に火が付く。
また、軽くエアーを吹き付けてやればよいので小さいモーターでファンを廻すものでよい。
なお、基板13の制御部20の動作をON、OFF操作する操作ボタン21及び充電アダプター用のジャック24を模式的に表示してある。
図3にケース11の裏面側を示すように蓋12を取り外すとバッテリーケース31を取り出すことができ、リチウム電池等のバッテリー30の交換ができる。
また、ケース11の裏面には送風器17のエアーの吸込口11aが設けられている。
発熱体が速やかに高温になるようにリチウム電池等の二次電池では、2Cレート以上の放電特性を有するのが好ましい。
1 被着火材
10 着火器
11 ケース
11a 吸込口
12 蓋
13 基板
14 発熱体
15 外筒
15a 吸気孔
16 ベース部材
17 送風器
18 送風孔
19 挿入孔
20 制御部
21 操作ボタン
22 動作表示部
23 バッテリー表示部
24 ジャック
30 バッテリー
31 バッテリーケース
10 着火器
11 ケース
11a 吸込口
12 蓋
13 基板
14 発熱体
15 外筒
15a 吸気孔
16 ベース部材
17 送風器
18 送風孔
19 挿入孔
20 制御部
21 操作ボタン
22 動作表示部
23 バッテリー表示部
24 ジャック
30 バッテリー
31 バッテリーケース
Claims (4)
- 被着火材に接触させるための通電による発熱体と、当該発熱体と被着火材が接触する部位に向けて送風するための送風器を備えたことを特徴とする着火器。
- 通電を開始する操作部と、通電の開始後に所定時間経過すれば通電がOFFになるように制御するタイマーを有することを特徴とする請求項1記載の着火器。
- 耐火性のベース部材の上に前記通電による発熱体を配置し、
当該発熱体から上方に向けて立設した外筒を有し、
前記ベース部材の下に前記送風器の送風孔を配置し、外筒の上部から被着火材を挿入するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の着火器。 - 前記通電用の電源は2Cレート以上の放電特性を有する二次電池であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の着火器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006730U JP3181055U (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 着火器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006730U JP3181055U (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 着火器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3181055U true JP3181055U (ja) | 2013-01-24 |
Family
ID=50425319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012006730U Expired - Fee Related JP3181055U (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 着火器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181055U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014102063A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-06-05 | Nippon Kodo Co Ltd | 線香着火装置 |
CN109631081A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-04-16 | 南通市第人民医院 | 一种高效点艾装置 |
-
2012
- 2012-11-06 JP JP2012006730U patent/JP3181055U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014102063A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-06-05 | Nippon Kodo Co Ltd | 線香着火装置 |
CN109631081A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-04-16 | 南通市第人民医院 | 一种高效点艾装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6779407B2 (ja) | 巻きタバコを自動で点火又は加熱することが可能な装置 | |
JP4050001B2 (ja) | ガス燃焼式のヘアードライヤー | |
CN108041685B (zh) | 一种压力感应的低温卷烟加热器 | |
TW200409605A (en) | Gas combustion-type portable dryer for generating negative ions and negative ion generating method in the portable dryer | |
JP2015004493A (ja) | 石油ストーブ | |
CN104969005A (zh) | 空气点火器 | |
JP3181055U (ja) | 着火器 | |
US20190078806A1 (en) | Handheld portable hot air device | |
EP3922128B1 (en) | Portable heating system | |
CN102396783A (zh) | 一种电能吸烟器 | |
KR101090898B1 (ko) | 휴대용 무선 드라이어 | |
JP5259008B1 (ja) | 線香着火装置 | |
JP5411814B2 (ja) | 燃焼機器 | |
KR200429407Y1 (ko) | 숯불착화기 | |
KR20080001407U (ko) | 숯불착화기 | |
KR20090119121A (ko) | 옥수수를 연료로 하는 구이용 화덕장치 | |
EP2958470B1 (en) | Device for accelerating the ignition of charcoals in a charcoal starter | |
JP2020018247A (ja) | ピザ用調理装置 | |
US11959640B2 (en) | Holiday Shabbat ignitor | |
JP2008119159A (ja) | 携帯用ドライヤ | |
JP6169368B2 (ja) | 線香着火装置 | |
KR200321550Y1 (ko) | 점화숯을 이용하기 위한 구이장치 | |
TW200600032A (en) | Fuel gas blower | |
JP5209821B1 (ja) | 線香着火装置 | |
JP4402266B2 (ja) | ガスグリルの安全装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151226 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |