JP3180972U - 跳び箱 - Google Patents

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稲葉康二
崔月花
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株式会社エバニユー
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Abstract

【課題】安全に台上前転やマット運動の練習をすることのできる跳び箱を提供する
【解決手段】短手方向の側面視が台形状であり長手方向の側面視が長方形状の複数の箱枠を山形に積み重ねてなる跳び箱において、最上段の箱枠を上下に2分割した構成として、台上前転又はマット運動の練習に使用するゼロ段目の箱枠を備えた構成とする。ゼロ段目の箱枠は低く、またマットを被せても従来に比べて高さが低いので、例えば学校教育で跳び箱を使用する際に、児童が高さにおびえることが少なくなる。その結果、安全に台上前転又はマット運動を行うことが可能となり、また習得も早まる。
【選択図】図1

Description

本考案は、運動用器具である跳び箱に関する。
跳び箱は、例えば学校教育における体育の授業で使用される運動用器具である。跳び箱を使った運動には、開脚跳びや閉脚跳びなどに代表される跳び越し運動の他に、跳び箱の上に後頭部・背中をつけて前転する台上前転、身体全体を伸ばしたまま頭をつけずに前転する前方倒立回転跳び、身体全体を伸ばしたまま頭をつけずに側転する側方倒立回転跳びなどがある。
跳び箱の外観は、短手方向の側面視が台形状であり、長手方向の側面視が長方形状であり、上方からの平面視が長方形状となっている。跳び箱は、高さ調節が可能なように複数の箱枠を山形に積み重ねた構成となっており、例えば学年や児童の運動能力に合わせて積み重ねる箱枠の数が変えられるようになっている。小学校等の学校教育で使用される跳び箱ついては、大型のもので8段の跳び箱、小型のもので6段の跳び箱が販売等されている。
最上段の箱枠は上面が塞がれており、手を着くなどされる上面の部分に安全用のクッション材が配置されている。木製の跳び箱の場合、さらにクッション材を覆うように布や皮等の外皮を張り付け、外皮の縁部に沿って複数のピンを刺して箱枠本体に固定している。
従来の跳び箱の殆どはラワン材などによる木製であったが、近年においてはスポンジ材などで製作されたソフトタイプのものや、プラスチック等の樹脂製もあり、種々の材質の跳び箱を選べるようになっている。
実開平2−8462号公報
図3を参照しながら説明すると、台上前転は、跳び箱1の上に後頭部・背中をつけて前転する運動である。台上前転の練習方法も、図4(a)に示すように最上段の箱枠10だけにするなど段数を低くしたところから練習を始めていき出来るようになったら段数を増やしていくところは他の跳び方と同様である。但し、台上前転においては、更に図4(b)に示すように最上段の箱枠10にマットMをかぶせて前転の練習を行うことがある。
しかしながら、最上段の箱枠10は、他の段の箱枠よりも高さがあるので、さらにマットMをかぶせたのではより一層高さが増す。そのため、低学年層の児童においては、その高さにおびえてしまう場合があった。高さにおびえた状態での練習は、安全性を損する懸念があり、また習得を遅くする懸念がある。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、安全に台上前転やマット運動の練習をすることのできる跳び箱を提供することにある。
すなわち、本考案の要旨は以下の通りである。
(1)短手方向の側面視が台形状であり長手方向の側面視が長方形状の複数の箱枠を山形に積み重ねてなる跳び箱において、最上段の箱枠を上下に2分割した構成として、台上前転又はマット運動の練習に使用するゼロ段目の箱枠を備えたことを特徴とする。
(2)前記ゼロ段目の箱枠は、その高さを、他の段の箱枠の高さに対して1〜2倍の範囲内に収めた背の低い箱枠であることを特徴とする。
(3)前記ゼロ段目の箱枠は、上面全体及び上面から側面に跨って張り付けられた外皮で覆われており、該ゼロ段目の箱枠の側面における外皮で覆われている部分の面積が側面全体面積の過半以上であることを特徴とする。
本考案によれば、短手方向の側面視が台形状であり長手方向の側面視が長方形状の複数の箱枠を山形に積み重ねてなる跳び箱において、最上段の箱枠を上下に2分割した構成として、台上前転又はマット運動の練習に使用するゼロ段目の箱枠を備えた構成としたことにより、ゼロ段目の箱枠は低く、またマットを被せても従来に比べて高さが低いので、高さにおびえることが少なくなる。その結果、安全に台上前転又はマット運動を行うことが可能となり、また習得も早まる。
さらに本考案によれば、最上段の箱枠を上下に2分割してゼロ段目の箱枠を備えた構成としたことにより、跳び箱を構成している箱枠の中で最も重量のある最上段の箱枠の運搬が容易になるという利点もある。
本考案の実施形態による跳び箱の斜視図である。 本考案の実施形態による跳び箱の斜視図である。 台上前転の運動を模式的に示した図である。 台上前転の練習方法の一例である。
本考案の好ましい実施形態による跳び箱について、添付図面を参照しながら詳しく説明する。但し、以下に説明する実施形態によって本考案の技術的範囲は何ら限定されることはない。
図1及び図2に示すように、本考案の実施形態による跳び箱2は、複数の箱枠(20〜28)を山形に積み重ねてなる跳び箱2である。本実施形態では、ラワン材を用いた木製の跳び箱2を一例に挙げて説明するが、かかる説明は跳び箱2の材質を限定するものではない。跳び箱2の外観は、短手方向の側面視が、最上段の箱枠20から最下段の箱枠28に向かうにつれて裾広がりとなる台形状となっている。一方、長手方向の側面視、及び、上方からの平面視は長方形状となっている。短手方向の側面には、どの段の箱枠であるかを示す「0」から「8」の数字が描かれている。
跳び箱2を構成する各箱枠20〜28は、各辺に板材を配して固定した枠状を呈しており、軽量化のため内部空間が空洞になっている(特に、図2参照)。各箱枠20〜28の底面側の四隅には、例えばゴム等の弾性シート3が配置されており、下段に位置する箱枠の上面にこの弾性シート3を介在させて載せるようになっている。そして、最上段以下の箱枠21〜28は、その上面に突起状の部材31が設けられ(特に、図2参照)、突起状の部材31が上段に位置する箱枠(20〜28)に係合することによって、使用時に箱枠(20〜28)の位置がズレないようになっている。なお、位置ズレ防止の構造は特に図2に示したものに限定されることはなく、公知の構造を適宜採用することができる。
本実施形態の跳び箱2は、図4に示した従来の跳び箱1における最上段の箱枠10を上下に2分割して、台上前転又はマット運動の練習に使用するゼロ段目の箱枠20を備えている。すなわち、本実施形態の跳び箱2は、ゼロ段目の箱枠20を備えた9段構成となっている。このゼロ段目の箱枠20は、その高さを、他の段の箱枠21〜28の高さに対して例えば1〜2倍の範囲内に収めた背の低い箱枠である。一例としては1段目以降の箱枠21〜28の高さを100mmとし、ゼロ段目の箱枠20の高さを200mmとする。従来における最上段の箱枠10の高さは300mmである。またマットMの厚みは50mm程度である。このことからも、ゼロ段目の箱枠20は、マットMをかぶせたときの高さについても、従来の最上段の箱枠10(マットなし)の高さよりも低いことが理解できる。すなわち、マットMをかぶせずにゼロ段目の箱枠20だけで台上前転の練習を行う場合は勿論のこと、マットMをかぶせて練習する場合においても、高さに起因するおびえを少なくすることが可能となる。
ゼロ段目の箱枠20は、手,頭,背中などを着く上面の部分にも板材が設けられており、その上に安全用のクッション材(不図示)が配置されている。クッション材としては、例えばフェルトを用いる。さらにクッション材を覆うように外皮4が張り付けられており、外皮4の縁部に沿って複数のピン41を刺して箱枠本体に固定している。外皮4は、一般的に1枚ものの布や皮等からなり、ゼロ段目の箱枠20の上面から側面に跨って張り付けられている。図からも分かるように、外皮4の周縁部は箱枠側面の中心線を越える位置まで延びている。つまり、側面における外皮4で覆われている部分の面積が、側面全体の過半以上あり、ラワン材の露出面積が小さい。このように、ラワン材に比べて柔らかい心象を与える外皮4の占有面積が大きいことによって、高さを小さくしたことと相まって、更に、おびえを少なくできる効果が期待できる。
跳び箱2を運搬したり高さを調節したりする際には、1段毎に或いは数段まとめて持ち上げる必要がある。そのため、最上部以下の箱枠21〜28には短手方向の側面底部に手を入れられる切欠き21a〜28aが形成されており、ゼロ段目の箱枠20には側面に2つの長穴20aが形成されている。既述のようにゼロ段目の箱枠20は、従来のものに比べて背が低いので、その分、軽くなっている。跳び箱2を構成している箱枠20〜28の中で最も重量のあるのは最上段の箱枠であるが、本実施形態のゼロ段目の箱枠20は軽いので、持ち上げ及び運搬を容易にできるという効果がある。
なお、本実施形態では、合計で9段(ゼロ段目〜8段目)の箱枠20〜28を備えた跳び箱2を一例に挙げて説明したが、箱枠の数は適宜増減することができる。
以上、本考案の具体的な実施形態に関して説明したが、本考案の範囲を逸脱しない限り様々な変形が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を有する者にとって自明なことである。従って、本考案の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
2 跳び箱
20〜28 箱枠
3 弾性シート
4 外皮

Claims (3)

  1. 短手方向の側面視が台形状であり長手方向の側面視が長方形状の複数の箱枠を山形に積み重ねてなる跳び箱において、最上段の箱枠を上下に2分割した構成として、台上前転又はマット運動の練習に使用するゼロ段目の箱枠を備えたことを特徴とする跳び箱。
  2. 前記ゼロ段目の箱枠は、その高さを、他の段の箱枠の高さに対して1〜2倍の範囲内に収めた背の低い箱枠であることを特徴とする請求項1に記載の跳び箱。
  3. 前記ゼロ段目の箱枠は、上面全体及び上面から側面に跨って張り付けられた外皮で覆われており、該ゼロ段目の箱枠の側面における外皮で覆われている部分の面積が側面全体面積の過半以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の跳び箱。
JP2012006659U 2012-11-01 2012-11-01 跳び箱 Expired - Lifetime JP3180972U (ja)

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