JP3180408U - 入力補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】常時携帯可能で、タッチパネルの正確な入力操作を可能とする入力補助具を提供する。
【解決手段】胴体部10に動物(犬)を模擬するように、首部分が細くなった略円柱形状に形成された胴16に前肢18と尾19を取り付ける。頭部20は、略球形状に形成されたものの一部にふくらみを持たせ、その部分をマズル22に模し、その下部に舌24を取り付け、マズル22を模した部分の両脇に目26を模したものを取り付ける。その両脇に耳28を模したものを取り付ける。マズル22を模した部分の先端にポリエステル綿を詰めた略球形状に形成した突起部7を取り付ける。胴体部10と頭部20の繋ぎ目にストラップ40を装着する。ストラップ40には、携帯電話機などの情報機器のアンテナ装着用の穴部や音声入出力用の機器を装着するための穴部に挿入するための、プラスチックなど樹脂や金属をピン状に形成した挿入部42を装着する。
【選択図】図2

Description

本考案は、携帯情報端末等のタッチパネル型入力装置への入力を補助するための入力補助具に関する。
従来、携帯電話機や携帯型音楽プレーヤ等において、画面の表示画面上に静電容量方式のタッチパネルを設置し、指先で操作入力を行うものが普及している。静電容量方式のタッチパネルは、表示画面の表面に導電膜を貼り付け、その導電膜と導電性の物体である指先の間の静電容量の変化を捉えて、指先で指し示している位置を検出するようになっている。
したがって、指先に、例えば手袋などの非導電性の異物があると、静電容量の変化が発生せず、指先の位置を検出できなくなる。そのため、手袋を着けた状態では、携帯電話機等のタッチパネルの操作を行うことができなくなるという問題がある。
このような問題に対して、手袋の指袋の先端部分を導電性の繊維で編成し、手袋を装着した状態で、タッチパネルの導電膜と指先の間の静電容量が変化するようにして、タッチパネルで指先の位置を検出できるようにした手袋などがある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3160211号公報
ところが、上記特許文献に記載の手袋の場合、夏場など手袋を用いない場合には、利用者は手袋を携帯していないため、直接指先をタッチパネルで操作することになり、タッチパネル表面に、手の脂分が付着することを避けるという利用者の要望を満たすことができないという問題があった。
また、上記手袋を用いた場合、指先の先端部分が太くなり、タッチパネルに接触する面積が大きくなるため、タッチパネルで操作位置(指先の位置)を正確に検出することができない、つまり、タッチパネルの正確な入力操作を行うことができないという問題もある。
本考案は、こうした問題に鑑みなされたもので、常時携行可能で、タッチパネルの正確な入力操作を可能とする入力補助具を提供することを目的とする。
この欄においては、考案に対する理解を容易にするため、必要に応じて「考案を実施するための形態」欄において用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。
上記「考案が解決しようとする課題」において述べた問題を解決するためになされた入力補助具(1)は、指挿入部(5)、突起部(7)及び導通部(9)を備えている。
指挿入部(5)は、指を挿入するための挿入口(12)の径が広く、奥に行くに従って、径が細くなる挿入孔(14)を有し、指先に装着可能なものであり、突起部(7)は、指挿入部(5)の先端近傍に設けられた導電性のものである。
導通部(9)は、指挿入部(5)の内部で、挿入された指に接触し、挿入された指と突起部(7)の間の電気的導通を得るための導電性を有するものである。
このような入力補助具(1)は、指先に挿入して使用できる大きさであるので、常時携行することができる。
また、挿入口(12)から奥に行くに従って挿入孔(14)の径が小さくなっているので、指を挿入したときに、指に密着する。したがって、入力補助具(1)を用いた操作入力の際に、操作時に指先から外れ難く、かつ、正確な入力操作を行うことができる。
また、指挿入部(5)の先端近傍に突起部(7)が設けられており、突起部(7)は、導通部(9)を介して指挿入部(5)に挿入された指と指挿入部(5)内部で電気的導通を得るようになっている。
したがって、指挿入部(5)に指を挿入した状態で、指と電気的に導通している突起部(7)でタッチパネルを操作すれば、タッチパネルの操作面を正確にタッチすることができる。したがって、タッチパネルの正確な入力操作を可能とすることができる。
ここで、指挿入部(5)を設ける「先端近傍」とは、指挿入部(5)の最先端部分のみだけでなく、指挿入部(5)に指を挿入したときに、突起部(7)をタッチパネルに接触させて入力操作をし易いように、最先端部分から多少ずらした位置を含むことを意味している。
また、請求項2に記載のように、指挿入部(5)を、挿入口(12)を有する胴体部(10)と、胴体部(10)の先端(挿入口(12)の反対側の端)に設けられた頭部(20)とを備えるようにし、突起部(7)を、頭部(20)に設けるようにすると、胴体部(10)と頭部(20)が分かれることになり、挿入している指を曲げることができるようになるので、使いやすい入力補助具(1)とすることができる。
さらに、請求項3に記載のように、胴体部(10)の外形を、キャラクター、マスコット又は動物の胴体を模擬した形状に形成し、頭部(20)の外形を、胴体部(10)と同じキャラクター、マスコット又は動物の頭部(20)を模擬した形状に形成すると、キャラクター、マスコット又は動物を模擬した外観の入力補助具(1)とすることができるので、使用する際や携行する際に楽しい入力補助具(1)とすることができる。
ここで、「キャラクター」とは、小説・映画・演劇・漫画などの登場人物あるいは、その役柄を意味している。また、「マスコット」とは、幸運をもたらす人又は物などを意味している。
また、請求項4に記載のように、ストラップ(40)を備えていると、携帯しやすい入力補助具(1)とすることができる。
ところで、入力補助具(1)を使用しないときに、入力補助具(1)を、操作入力を行う対象である機器に取り付けておくことができると、紛失するおそれがなく便利である。そこで、請求項5に記載のように、ストラップ(40)は、操作入力を行う対象である機器に備えられた穴部に挿入可能な形状を有する挿入部(42)を備えるようにするとよい。
つまり、例えば、操作入力を行う対象である機器が携帯電話機の場合、携帯電話機には、アンテナを装着するための装着穴や音声出力のためのイヤホーンの装着穴あるいはマイクの装着穴などがある。
したがって、それらの穴に挿入可能な形状を有する挿入部(42)を、ストラップ(40)に設けると、入力補助具(1)を使用しないときなど、挿入部(42)を、入力を行う対象である機器の穴に挿入しておけば、入力補助具(1)を、それらの機器と一緒に携帯することができるので、紛失することがなく、また携帯にも便利である。
第1実施形態における入力補助具の概略の外観と内部構造を示す図である。 第2実施形態における入力補助具の概略の外観と内部構造を示す図である。 第3実施形態における入力補助具の概略の外観を示す図である。 第4実施形態における入力補助具の概略の外観と内部構造を示す図である。 第2実施形態におけるストラップの取り付け状態を示す図である。
以下、本考案が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[第1実施形態]
図1は、本考案が適用された入力補助具1の概略の外観と内部構造を示す図である。図1に示すように、入力補助具1は、指挿入部5、突起部7及び導通部9を備えている。
指挿入部5は、指を挿入するための挿入口12を有する胴体部10と、胴体部10の先端に設けられた頭部20とを備えている。
胴体部10の外形は、ポリエステルなどの布で略円錐台形に形成されており、胴体部10の内部には、指先の装着可能とするための、挿入孔14が設けられている。胴体部10の外形と挿入孔14との間の空間(図1中斜線で示す部分)には、ポリエステル綿が詰め込んである。
また、挿入孔14は、指を挿入するための挿入口12の径が広く、奥に行くに従って、径が細くなっている。
頭部20は、胴体部10と同様に、ポリエステルなどの布で形成されて、略球形に形成され、胴体部10の先に木綿とナイロンの糸などで縫い付けられている。
頭部20の内部には、胴体部10の内部から延伸されている挿入孔14が設けられており、頭部20の外形と挿入孔14との間の空間(図1中斜線で示す部分)は、胴体部10と同様に、ポリエステル綿が詰め込んである。
突起部7は、導電性の繊維を含んで編成された布を円錐状や球状に形成したものに導電性の繊維を詰めて形成したものや導電性樹脂などを円錐状や球状に形成したものであり、頭部20の先端近傍に取り付けられている。
導通部9は、導電性の繊維を含んで編成された布などで形成されており、一端が突起部7に縫い付けられ、他方が頭部20の内部の挿入孔14の内面に出るように取り付けられている。
このように突起部7と導通部9とを導電性の繊維を含んで編成された布で形成し、それらを縫い付けることにより突起部7と導通部9の間の電気的導通を確保することができる。
また、導通部9をこのように導通部9と挿入孔14の内部との間に取り付けることで、利用者が挿入孔14に指を挿入したときに、その指と導通部9が接触するので、指と突起部7との間の電気的導通を得ることができる。
また、突起部7は、導電性を有するものであれば、金属や樹脂などで形成し、導通部9に接触させて、電気的導通を確保できるように取り付けるようにしてもよい。
さらに、突起部7と導通部9とを一体化してもよい。つまり、導電性の繊維を含んで編成された一体の布をいわゆる凡天状に、略球形に形成し、ポリエステル綿を詰めて突起部7とし、布のその他の部分を挿入孔14の内部まで延ばして、導通部9とし、その端部を挿入孔14の内側に縫い付けるようにして、導通部9を介して、突起部7と挿入孔14内部との電気的導通を確保するようにしてもよい。
(入力補助具1の特徴)
このような入力補助具1は、指先に挿入して使用する大きさであるため、常時携帯可能である。
また、挿入口12から奥に行くに従って挿入孔14の径が小さくなっているので、指を挿入したときに、指に密着する。したがって、操作時に指先から外れ難く、かつ、正確な入力操作を行うことができる。
また、指挿入部5の先端近傍に突起部7が設けられており、突起部7は、導通部9を介して指挿入部5に挿入された指と指挿入部5内部で電気的導通を得るようになっている。
したがって、指挿入部5に指を挿入した状態で、指と電気的に導通している突起部7でタッチパネルを操作すれば、タッチパネルの操作面を正確にタッチすることができる。したがって、タッチパネルの正確な入力操作を可能とすることができる。
さらに、頭部20が胴体部10に木綿とナイロンの糸で縫い付けられているため、胴体部10と頭部20が分かれることになる。したがって、胴体部10や頭部20を形成している布が多少硬く、曲がりにくいものであっても、縫い付け部分で、挿入している指を曲げることができるようになるので、使いやすい入力補助具1とすることができる。
ここで、「頭部20の先端近傍」とは、頭部20の最先端部分のみだけでなく、頭部20に指を挿入したときに、突起部7をタッチパネルに接触させて入力操作をし易いように、最先端部分から多少ずらした位置を含むことを意味している(第2実施形態参照)。
[第2実施形態]
次に、第1実施形態の入力補助具1において、胴体部10と頭部20の外形形状を動物で模擬した第2実施形態の入力補助具2について、図2に基づき説明する。なお、図2(a)は、入力補助具2の外観を示す図であり、図2(b)は、突起部7と導通部9の構造を示すための頭部20から胴体部10の先端部分の断面図である。
また、入力補助具2の内部の指挿入部5、挿入口12及び挿入孔14は、第1実施形態の入力補助具1と同じであるため、図示及びその説明を省略する。
さらに、第2実施形態における入力補助具2の基本的な構成は第1実施形態におけるものと同じであるため、同じ構成品には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態における入力補助具2の胴体部10は、図2に示すように、動物(本第2実施形態では犬)の胴16を模擬するように、動物の首に相当する部分が細くなった略円柱形状に形成された胴16に前肢18を模したものと尾19を模したものとを取り付けてある。
また、頭部20は、略球形状に形成されたものの一部にふくらみを持たせ、その部分をマズル22に模し、マズル22を模した部分の下部に舌24を取り付け、マズル22を模した部分の両脇に目26を模したものを取り付けてある。さらに、目26を模した部分の両脇に耳28を模したものを取り付けてある。
そして、マズル22を模した部分の先端に、犬の鼻に模した突起部7と導通部9が取り付けられている。
突起部7と導通部9は、図2(b)に示すように、導電性繊維を含んで編成した布の一部を、いわゆる凡天状に、略球形に形成し、ポリエステル綿を詰め、鼻に模した突起部7とし、布のその他の部分を指サック状に形成してある。
そして、マズル22の部分に突起部7を、木綿糸やナイロン糸で縫い付け(図2(b)中「A」で示した部分)、指サック状に形成した部分の端部が、マズル22の内部を介して、頭部20内部の挿入孔14の内側に出るようにし、挿入孔14の内側に、木綿糸やナイロン糸で縫い付ける(図2(b)中「B」で示した部分)。
ここで、導通部9を指サック状に形成し、端部を挿入孔14の内側に縫い付けることにより、指を突起部7に近い部分にまで挿入することができるようになるので、より正確に入力操作を行うことができるようになる。
また、胴体部10と頭部20の繋ぎ目には、装飾用にバンダナ30を装着するとともに、ストラップ40を装着してある。
ストラップ40には、挿入部42と取付金具44が設けられている。挿入部42は、携帯電話機や携帯端末などの情報機器のアンテナ装着用の穴部やイヤホーンやマイクなどの音声入出力用の機器を装着するための穴部に挿入するための、プラスチックなど樹脂や金属をピン状に形成した部品である。
また、取付金具44は、ストラップ40をバンダナ30に取り付けるための金具であり、リング状の金具の一部が開閉可能になっており、その部分を開いてリング部分をバンダナ30に通すことにより、ストラップ40をバンダナ30に取り付けることができるようになっている。
(入力補助具2の特徴)
このような入力補助具2では、第1実施形態における入力補助具1の特徴に加え、胴体部10や頭部20の外形形状を、動物の胴体や頭部を模擬して形成してあるので、使用したり携行したりする際に楽しい入力補助具2とすることができる。
また、ストラップ40を備えているので、携帯しやすい入力補助具2とすることができる。
さらに、ストラップ40に、携帯電話機や携帯端末などの情報機器のアンテナ装着用の穴部やイヤホーンやマイクなどの音声入出力用の機器を装着するための穴部に挿入するための挿入部42が装着されている。
したがって、入力補助具2を使用しないときなどに、挿入部42を、入力を行う対象である機器の穴に挿入しておけば、入力補助具2を、それらの機器と一緒に携帯することができるので、紛失することがなく、また携帯にも便利である。
[第3実施形態]
次に、第2実施形態の動物に代えて、映画・演劇・漫画などの登場人物であるキャラクターの一例として、雪だるま(公序良俗違反につき、不掲載)の外観を有する入力補助具について、図3に基づき説明する。なお、図3は、入力補助具3の外観を示す図であり、内部の指挿入部5、挿入口12及び挿入孔14は、第1実施形態の入力補助具1と同じであるため、図示及びその説明を省略する。
さらに、第3実施形態における入力補助具3の基本的な構成は第2実施形態におけるものと同じであるため、同じ構成品には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態における入力補助具3の胴体部10は、図3に示すように、雪だるまの胴16を、雪だるまの首に相当する部分が細くなった略楕円体形状で模擬する。
また、頭部20は、略球形状に形成されており、中心部分に鼻23を模した球形の突起を取り付け、そのやや上方両脇に目26を模したものを取り付けてある。さらに、鼻23の下方に口25を模したものを取り付けてある。
そして、頭部20の頂点からやや下方に、導電性繊維を含んで編成した布を略円錐形状に形成して、ポリエステル綿を詰め、三角帽子50に模したものを取り付ける。
さらに、三角帽子50の円錐の先端に、導電性繊維を含んで編成した布を略球形状に形成して、ポリエステル綿を詰め、突起部7を取り付けてある。
また、胴体部10と頭部20の繋ぎ目には、第2実施形態の入力補助具2と同様にストラップ40が装着してある。ただし、第3実施形態の入力補助具3では、ストラップ40に取付金具44を設けず、胴体部10と頭部20の繋ぎ目に直接縫い付けて、取り付けてある。
このような入力補助具3では、入力補助具3を指に挿入した状態で、三角帽子50の先端に取り付けられている突起部7によってタッチパネルを容易かつ正確に操作することができる。
また、第2実施形態の入力補助具2と同様に、使用したり携行したりする際に楽しい入力補助具3とすることができるとともに、携帯しやすい入力補助具3とすることができる。
[第4実施形態]
次に、第2実施形態や第3実施形態の動物やキャラクターに代えて、車両の一例として列車の外観を有する入力補助具について、図4に基づき説明する。なお、図4は、入力補助具4の外観を示す図であり、内部の指挿入部5、挿入口12及び挿入孔14は、第1実施形態の入力補助具1と同じであるため、図示及びその説明を省略する。
入力補助具4では、指挿入部5を胴体部10と頭部20に分けて構成せず、ポリエステル布などで列車の形状を模して一体で形成してある。
そして、列車の先頭の流線型に形成されている部分を第2実施形態のマズル22と同じように形成し、その先端部分を第2実施形態の犬の鼻に模した突起部7と同じように、導電性繊維を含んで編成した布の一部にポリエステル綿を詰めて凡天を形成し、突起部7とする。
また、その突起部7を形成した布の他の部分を指サック状に形成し、突起部を車両先頭部に木綿糸やナイロン糸で縫い付け、指サック状に形成した部分の端部が、マズル22の内部を介して、頭部20内部の挿入孔14の内側に出るようにし、挿入孔14の内側に、木綿糸やナイロン糸で縫い付けて導通部9とする。
さらに、車両の天井部分にストラップ40を木綿糸やナイロン糸で縫い付けて取り付ける。
このような入力補助具4では、入力補助具4を指に挿入した状態で、車両先頭の先端に取り付けられている突起部7によってタッチパネルを容易かつ正確に操作することができる。
[その他の実施形態]
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
(1)第2実施形態では、犬を模擬していたが、他の動物を模擬してもよい。
(2)第2実施形態では、犬の首周りに装飾用のバンダナ30を装着し、そのバンダナ30にストラップ40を取付金具44で取り付けていたが、図5に示すようにしてもよい。
つまり、図5(a)に示すように、頭部20にリング状の金具46を装着し、取付金具44のないストラップ40をそのリングに通すようにしてもよい。
また、図5(b)に示すように、頭部20にリング状の金具46を装着し、ストラップ40の先端に取付金具44を装着し、取付金具44の一部を開いて、金具46のリング部分に取付金具44のリング部分を通した後、開いておいた部分を閉じることにより、ストラップ40を頭部20に取り付けるようにしてもよい。
さらに、リング状の金具46の代わりに、紐で輪を作り、それを胴体部10や頭部20に取り付け、その輪に、取付金具44を挿入するようにして、ストラップ40を取り付けるようにしてもよい。
また、胴体部10や頭部20にストラップ40を縫い付けるなどして直接取り付けてもよい。
また、ストラップ40は、頭部20でなく、胴体部10に取り付けるようにしてもよい。
(3)第3実施形態では、キャラクターとして「雪だるま」を模擬したが、他のキャラクター、例えば、ピノキオなどの物語上の登場人物や妖怪などの架空のキャラクターなど一般利用者に人気のある小説・映画・演劇・漫画などの登場人物やその役柄を模擬してもよい。
(4)第2実施形態における動物、第3実施形態におけるキャラクター以外に、外形形状を、御菓子メーカーや薬メーカーなど種々の会社等が販売促進用に使用しているマスコットの形状にしてもよい。
(5)第4実施形態において車両を列車としたが、列車の代わりに自動車や自動二輪車など道路上を走行するものであってもよい。
1,2,3,4… 入力補助具 5… 指挿入部 7… 突起部 9… 導通部 10… 胴体部 12… 挿入口 14… 挿入孔 16… 胴 18… 前肢 19… 尾 20… 頭部 22… マズル 23… 鼻 24… 舌 25… 口 26… 目 28… 耳 30… バンダナ 40… ストラップ 42… 挿入部 44… 取付金具 46… 金具 50… 三角帽子。
本考案は、携帯情報端末等のタッチパネル型入力装置への入力を補助するための入力補助具に関する。
従来、携帯電話機や携帯型音楽プレーヤ等において、画面の表示画面上に静電容量方式のタッチパネルを設置し、指先で操作入力を行うものが普及している。静電容量方式のタッチパネルは、表示画面の表面に導電膜を貼り付け、その導電膜と導電性の物体である指先の間の静電容量の変化を捉えて、指先で指し示している位置を検出するようになっている。
したがって、指先に、例えば手袋などの非導電性の異物があると、静電容量の変化が発生せず、指先の位置を検出できなくなる。そのため、手袋を着けた状態では、携帯電話機等のタッチパネルの操作を行うことができなくなるという問題がある。
このような問題に対して、手袋の指袋の先端部分を導電性の繊維で編成し、手袋を装着した状態で、タッチパネルの導電膜と指先の間の静電容量が変化するようにして、タッチパネルで指先の位置を検出できるようにした手袋などがある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3160211号公報
ところが、上記特許文献に記載の手袋の場合、夏場など手袋を用いない場合には、利用者は手袋を携帯していないため、直接指先をタッチパネルで操作することになり、タッチパネル表面に、手の脂分が付着することを避けるという利用者の要望を満たすことができないという問題があった。
また、上記手袋を用いた場合、指先の先端部分が太くなり、タッチパネルに接触する面積が大きくなるため、タッチパネルで操作位置(指先の位置)を正確に検出することができない、つまり、タッチパネルの正確な入力操作を行うことができないという問題もある。
本考案は、こうした問題に鑑みなされたもので、常時携行可能で、タッチパネルの正確な入力操作を可能とする入力補助具を提供することを目的とする。
この欄においては、考案に対する理解を容易にするため、必要に応じて「考案を実施するための形態」欄において用いた符号を付すが、この符号によって請求の範囲を限定することを意味するものではない。
上記「考案が解決しようとする課題」において述べた問題を解決するためになされた入力補助具(1)は、指挿入部(5)、突起部(7)及び導通部(9)を備えている。
指挿入部(5)は、指を挿入するための挿入口(12)の径が広く、奥に行くに従って、径が細くなる挿入孔(14)を有し、指先に装着可能なものであり、突起部(7)は、指挿入部(5)の先端近傍に設けられた導電性のものである。
導通部(9)は、指挿入部(5)の内部で、挿入された指に接触し、挿入された指と突起部(7)の間の電気的導通を得るための導電性を有するものである。
このような入力補助具(1)は、指先に挿入して使用できる大きさであるので、常時携行することができる。
また、挿入口(12)から奥に行くに従って挿入孔(14)の径が小さくなっているので、指を挿入したときに、指に密着する。したがって、入力補助具(1)を用いた操作入力の際に、操作時に指先から外れ難く、かつ、正確な入力操作を行うことができる。
また、指挿入部(5)の先端近傍に突起部(7)が設けられており、突起部(7)は、導通部(9)を介して指挿入部(5)に挿入された指と指挿入部(5)内部で電気的導通を得るようになっている。
したがって、指挿入部(5)に指を挿入した状態で、指と電気的に導通している突起部(7)でタッチパネルを操作すれば、タッチパネルの操作面を正確にタッチすることができる。したがって、タッチパネルの正確な入力操作を可能とすることができる。
ここで、指挿入部(5)を設ける「先端近傍」とは、指挿入部(5)の最先端部分のみだけでなく、指挿入部(5)に指を挿入したときに、突起部(7)をタッチパネルに接触させて入力操作をし易いように、最先端部分から多少ずらした位置を含むことを意味している。
また、請求項2に記載のように、指挿入部(5)を、挿入口(12)を有する胴体部(10)と、胴体部(10)の先端(挿入口(12)の反対側の端)に設けられた頭部(20)とを備えるようにし、突起部(7)を、頭部(20)に設けるようにすると、胴体部(10)と頭部(20)が分かれることになり、挿入している指を曲げることができるようになるので、使いやすい入力補助具(1)とすることができる。
さらに、請求項3に記載のように、胴体部(10)の外形を、キャラクター、マスコット又は動物の胴体を模擬した形状に形成し、頭部(20)の外形を、胴体部(10)と同じキャラクター、マスコット又は動物の頭部(20)を模擬した形状に形成すると、キャラクター、マスコット又は動物を模擬した外観の入力補助具(1)とすることができるので、使用する際や携行する際に楽しい入力補助具(1)とすることができる。
ここで、「キャラクター」とは、小説・映画・演劇・漫画などの登場人物あるいは、その役柄を意味している。また、「マスコット」とは、幸運をもたらす人又は物などを意味している。
また、請求項4に記載のように、ストラップ(40)を備えていると、携帯しやすい入力補助具(1)とすることができる。
ところで、入力補助具(1)を使用しないときに、入力補助具(1)を、操作入力を行う対象である機器に取り付けておくことができると、紛失するおそれがなく便利である。そこで、請求項5に記載のように、ストラップ(40)は、操作入力を行う対象である機器に備えられた穴部に挿入可能な形状を有する挿入部(42)を備えるようにするとよい。
つまり、例えば、操作入力を行う対象である機器が携帯電話機の場合、携帯電話機には、アンテナを装着するための装着穴や音声出力のためのイヤホーンの装着穴あるいはマイクの装着穴などがある。
したがって、それらの穴に挿入可能な形状を有する挿入部(42)を、ストラップ(40)に設けると、入力補助具(1)を使用しないときなど、挿入部(42)を、入力を行う対象である機器の穴に挿入しておけば、入力補助具(1)を、それらの機器と一緒に携帯することができるので、紛失することがなく、また携帯にも便利である。
第1実施形態における入力補助具の概略の外観と内部構造を示す図である。 第2実施形態における入力補助具の概略の外観と内部構造を示す図である。 第3実施形態における入力補助具の概略の外観を示す図である。 第4実施形態における入力補助具の概略の外観と内部構造を示す図である。 第2実施形態におけるストラップの取り付け状態を示す図である。
以下、本考案が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[第1実施形態]
図1は、本考案が適用された入力補助具1の概略の外観と内部構造を示す図である。図1に示すように、入力補助具1は、指挿入部5、突起部7及び導通部9を備えている。
指挿入部5は、指を挿入するための挿入口12を有する胴体部10と、胴体部10の先端に設けられた頭部20とを備えている。
胴体部10の外形は、ポリエステルなどの布で略円錐台形に形成されており、胴体部10の内部には、指先の装着可能とするための、挿入孔14が設けられている。胴体部10の外形と挿入孔14との間の空間(図1中斜線で示す部分)には、ポリエステル綿が詰め込んである。
また、挿入孔14は、指を挿入するための挿入口12の径が広く、奥に行くに従って、径が細くなっている。
頭部20は、胴体部10と同様に、ポリエステルなどの布で形成されて、略球形に形成され、胴体部10の先に木綿とナイロンの糸などで縫い付けられている。
頭部20の内部には、胴体部10の内部から延伸されている挿入孔14が設けられており、頭部20の外形と挿入孔14との間の空間(図1中斜線で示す部分)は、胴体部10と同様に、ポリエステル綿が詰め込んである。
突起部7は、導電性の繊維を含んで編成された布を円錐状や球状に形成したものに導電性の繊維を詰めて形成したものや導電性樹脂などを円錐状や球状に形成したものであり、頭部20の先端近傍に取り付けられている。
導通部9は、導電性の繊維を含んで編成された布などで形成されており、一端が突起部7に縫い付けられ、他方が頭部20の内部の挿入孔14の内面に出るように取り付けられている。
このように突起部7と導通部9とを導電性の繊維を含んで編成された布で形成し、それらを縫い付けることにより突起部7と導通部9の間の電気的導通を確保することができる。
また、導通部9をこのように導通部9と挿入孔14の内部との間に取り付けることで、利用者が挿入孔14に指を挿入したときに、その指と導通部9が接触するので、指と突起部7との間の電気的導通を得ることができる。
また、突起部7は、導電性を有するものであれば、金属や樹脂などで形成し、導通部9に接触させて、電気的導通を確保できるように取り付けるようにしてもよい。
さらに、突起部7と導通部9とを一体化してもよい。つまり、導電性の繊維を含んで編成された一体の布をいわゆる凡天状に、略球形に形成し、ポリエステル綿を詰めて突起部7とし、布のその他の部分を挿入孔14の内部まで延ばして、導通部9とし、その端部を挿入孔14の内側に縫い付けるようにして、導通部9を介して、突起部7と挿入孔14内部との電気的導通を確保するようにしてもよい。
(入力補助具1の特徴)
このような入力補助具1は、指先に挿入して使用する大きさであるため、常時携帯可能である。
また、挿入口12から奥に行くに従って挿入孔14の径が小さくなっているので、指を挿入したときに、指に密着する。したがって、操作時に指先から外れ難く、かつ、正確な入力操作を行うことができる。
また、指挿入部5の先端近傍に突起部7が設けられており、突起部7は、導通部9を介して指挿入部5に挿入された指と指挿入部5内部で電気的導通を得るようになっている。
したがって、指挿入部5に指を挿入した状態で、指と電気的に導通している突起部7でタッチパネルを操作すれば、タッチパネルの操作面を正確にタッチすることができる。したがって、タッチパネルの正確な入力操作を可能とすることができる。
さらに、頭部20が胴体部10に木綿とナイロンの糸で縫い付けられているため、胴体部10と頭部20が分かれることになる。したがって、胴体部10や頭部20を形成している布が多少硬く、曲がりにくいものであっても、縫い付け部分で、挿入している指を曲げることができるようになるので、使いやすい入力補助具1とすることができる。
ここで、「頭部20の先端近傍」とは、頭部20の最先端部分のみだけでなく、頭部20に指を挿入したときに、突起部7をタッチパネルに接触させて入力操作をし易いように、最先端部分から多少ずらした位置を含むことを意味している(第2実施形態参照)。
[第2実施形態]
次に、第1実施形態の入力補助具1において、胴体部10と頭部20の外形形状を動物で模擬した第2実施形態の入力補助具2について、図2に基づき説明する。なお、図2(a)は、入力補助具2の外観を示す図であり、図2(b)は、突起部7と導通部9の構造を示すための頭部20から胴体部10の先端部分の断面図である。
また、入力補助具2の内部の指挿入部5、挿入口12及び挿入孔14は、第1実施形態の入力補助具1と同じであるため、図示及びその説明を省略する。
さらに、第2実施形態における入力補助具2の基本的な構成は第1実施形態におけるものと同じであるため、同じ構成品には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態における入力補助具2の胴体部10は、図2に示すように、動物(本第2実施形態では犬)の胴16を模擬するように、動物の首に相当する部分が細くなった略円柱形状に形成された胴16に前肢18を模したものと尾19を模したものとを取り付けてある。
また、頭部20は、略球形状に形成されたものの一部にふくらみを持たせ、その部分をマズル22に模し、マズル22を模した部分の下部に舌24を取り付け、マズル22を模した部分の両脇に目26を模したものを取り付けてある。さらに、目26を模した部分の両脇に耳28を模したものを取り付けてある。
そして、マズル22を模した部分の先端に、犬の鼻に模した突起部7と導通部9が取り付けられている。
突起部7と導通部9は、図2(b)に示すように、導電性繊維を含んで編成した布の一部を、いわゆる凡天状に、略球形に形成し、ポリエステル綿を詰め、鼻に模した突起部7とし、布のその他の部分を指サック状に形成してある。
そして、マズル22の部分に突起部7を、木綿糸やナイロン糸で縫い付け(図2(b)中「A」で示した部分)、指サック状に形成した部分の端部が、マズル22の内部を介して、頭部20内部の挿入孔14の内側に出るようにし、挿入孔14の内側に、木綿糸やナイロン糸で縫い付ける(図2(b)中「B」で示した部分)。
ここで、導通部9を指サック状に形成し、端部を挿入孔14の内側に縫い付けることにより、指を突起部7に近い部分にまで挿入することができるようになるので、より正確に入力操作を行うことができるようになる。
また、胴体部10と頭部20の繋ぎ目には、装飾用にバンダナ30を装着するとともに、ストラップ40を装着してある。
ストラップ40には、挿入部42と取付金具44が設けられている。挿入部42は、携帯電話機や携帯端末などの情報機器のアンテナ装着用の穴部やイヤホーンやマイクなどの音声入出力用の機器を装着するための穴部に挿入するための、プラスチックなど樹脂や金属をピン状に形成した部品である。
また、取付金具44は、ストラップ40をバンダナ30に取り付けるための金具であり、リング状の金具の一部が開閉可能になっており、その部分を開いてリング部分をバンダナ30に通すことにより、ストラップ40をバンダナ30に取り付けることができるようになっている。
(入力補助具2の特徴)
このような入力補助具2では、第1実施形態における入力補助具1の特徴に加え、胴体部10や頭部20の外形形状を、動物の胴体や頭部を模擬して形成してあるので、使用したり携行したりする際に楽しい入力補助具2とすることができる。
また、ストラップ40を備えているので、携帯しやすい入力補助具2とすることができる。
さらに、ストラップ40に、携帯電話機や携帯端末などの情報機器のアンテナ装着用の穴部やイヤホーンやマイクなどの音声入出力用の機器を装着するための穴部に挿入するための挿入部42が装着されている。
したがって、入力補助具2を使用しないときなどに、挿入部42を、入力を行う対象である機器の穴に挿入しておけば、入力補助具2を、それらの機器と一緒に携帯することができるので、紛失することがなく、また携帯にも便利である。
[第3実施形態]
次に、第2実施形態の動物に代えて、映画・演劇・漫画などの登場人物であるキャラクターの一例として、雪だるまの外観を有する入力補助具について、図3に基づき説明する。なお、図3は、入力補助具3の外観を示す図であり、内部の指挿入部5、挿入口12及び挿入孔14は、第1実施形態の入力補助具1と同じであるため、図示及びその説明を省略する。
さらに、第3実施形態における入力補助具3の基本的な構成は第2実施形態におけるものと同じであるため、同じ構成品には同じ符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態における入力補助具3の胴体部10は、図3に示すように、雪だるまの胴16を、雪だるまの首に相当する部分が細くなった略楕円体形状で模擬する。
また、頭部20は、略球形状に形成されており、中心部分に鼻23を模した球形の突起を取り付け、そのやや上方両脇に目26を模したものを取り付けてある。さらに、鼻23の下方に口25を模したものを取り付けてある。
そして、頭部20の頂点からやや下方に、導電性繊維を含んで編成した布を略円錐形状に形成して、ポリエステル綿を詰め、三角帽子50に模したものを取り付ける。
さらに、三角帽子50の円錐の先端に、導電性繊維を含んで編成した布を略球形状に形成して、ポリエステル綿を詰め、突起部7を取り付けてある。
また、胴体部10と頭部20の繋ぎ目には、第2実施形態の入力補助具2と同様にストラップ40が装着してある。ただし、第3実施形態の入力補助具3では、ストラップ40に取付金具44を設けず、胴体部10と頭部20の繋ぎ目に直接縫い付けて、取り付けてある。
このような入力補助具3では、入力補助具3を指に挿入した状態で、三角帽子50の先端に取り付けられている突起部7によってタッチパネルを容易かつ正確に操作することができる。
また、第2実施形態の入力補助具2と同様に、使用したり携行したりする際に楽しい入力補助具3とすることができるとともに、携帯しやすい入力補助具3とすることができる。
[第4実施形態]
次に、第2実施形態や第3実施形態の動物やキャラクターに代えて、車両の一例として列車の外観を有する入力補助具について、図4に基づき説明する。なお、図4は、入力補助具4の外観を示す図であり、内部の指挿入部5、挿入口12及び挿入孔14は、第1実施形態の入力補助具1と同じであるため、図示及びその説明を省略する。
入力補助具4では、指挿入部5を胴体部10と頭部20に分けて構成せず、ポリエステル布などで列車の形状を模して一体で形成してある。
そして、列車の先頭の流線型に形成されている部分を第2実施形態のマズル22と同じように形成し、その先端部分を第2実施形態の犬の鼻に模した突起部7と同じように、導電性繊維を含んで編成した布の一部にポリエステル綿を詰めて凡天を形成し、突起部7とする。
また、その突起部7を形成した布の他の部分を指サック状に形成し、突起部を車両先頭部に木綿糸やナイロン糸で縫い付け、指サック状に形成した部分の端部が、マズル22の内部を介して、頭部20内部の挿入孔14の内側に出るようにし、挿入孔14の内側に、木綿糸やナイロン糸で縫い付けて導通部9とする。
さらに、車両の天井部分にストラップ40を木綿糸やナイロン糸で縫い付けて取り付ける。
このような入力補助具4では、入力補助具4を指に挿入した状態で、車両先頭の先端に取り付けられている突起部7によってタッチパネルを容易かつ正確に操作することができる。
[その他の実施形態]
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、本実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
(1)第2実施形態では、犬を模擬していたが、他の動物を模擬してもよい。
(2)第2実施形態では、犬の首周りに装飾用のバンダナ30を装着し、そのバンダナ30にストラップ40を取付金具44で取り付けていたが、図5に示すようにしてもよい。
つまり、図5(a)に示すように、頭部20にリング状の金具46を装着し、取付金具44のないストラップ40をそのリングに通すようにしてもよい。
また、図5(b)に示すように、頭部20にリング状の金具46を装着し、ストラップ40の先端に取付金具44を装着し、取付金具44の一部を開いて、金具46のリング部分に取付金具44のリング部分を通した後、開いておいた部分を閉じることにより、ストラップ40を頭部20に取り付けるようにしてもよい。
さらに、リング状の金具46の代わりに、紐で輪を作り、それを胴体部10や頭部20に取り付け、その輪に、取付金具44を挿入するようにして、ストラップ40を取り付けるようにしてもよい。
また、胴体部10や頭部20にストラップ40を縫い付けるなどして直接取り付けてもよい。
また、ストラップ40は、頭部20でなく、胴体部10に取り付けるようにしてもよい。
(3)第3実施形態では、キャラクターとして「雪だるま」を模擬したが、他のキャラクター、例えば、ピノキオなどの物語上の登場人物や妖怪などの架空のキャラクターなど一般利用者に人気のある小説・映画・演劇・漫画などの登場人物やその役柄を模擬してもよい。
(4)第2実施形態における動物、第3実施形態におけるキャラクター以外に、外形形状を、御菓子メーカーや薬メーカーなど種々の会社等が販売促進用に使用しているマスコットの形状にしてもよい。
(5)第4実施形態において車両を列車としたが、列車の代わりに自動車や自動二輪車など道路上を走行するものであってもよい。
1,2,3,4… 入力補助具 5… 指挿入部 7… 突起部 9… 導通部 10…
胴体部 12… 挿入口 14… 挿入孔 16… 胴 18… 前肢 19… 尾 20… 頭部 22… マズル 23… 鼻 24… 舌 25… 口 26… 目 28… 耳 30… バンダナ 40… ストラップ 42… 挿入部 44… 取付金具 46… 金具 5
0… 三角帽子。

Claims (5)

  1. 指を挿入するための挿入口の径が広く、奥に行くに従って、径が細くなる挿入孔を有し、指先に装着可能な指挿入部と、
    前記指挿入部の先端近傍に設けられた導電性の突起部と、
    前記指挿入部の内部で、挿入された指に接触し、前記挿入された指と前記突起部の間の電気的導通を得るための導電性を有する導通部と、
    を備えたことを特徴とする入力補助具。
  2. 請求項1に記載の入力補助具において、
    前記指挿入部は、
    前記挿入口を有する胴体部と、
    前記胴体部の先端に設けられた頭部と、
    を備え、
    前記突起部は、
    前記頭部に設けられていることを特徴とする入力補助具。
  3. 請求項2に記載の入力補助具において、
    前記胴体部の外形は、キャラクター、マスコット又は動物の胴体を模擬した形状に形成され、
    前記頭部の外形は、前記胴体部と同じキャラクター、マスコット又は動物の頭部を模擬した形状に形成されていることを特徴とする入力補助具。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の入力補助具において、
    ストラップを備えていることを特徴とする入力補助具。
  5. 請求項4に記載の入力補助具において、
    前記ストラップは、操作入力を行う対象である機器に備えられた穴部に挿入可能な形状を有する挿入部を備えていることを特徴とする入力補助具。
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