JP3180251U - 自然薯の栽培容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】家庭菜園等で自然薯等長芋を手軽に栽培可能とするために、地中に埋設することなく地上に立設して使用しても、栽培容器内の水分の保持が可能で、季節による栽培温度変化が少ない自然薯等長芋の栽培容器を提供する。
【解決手段】周方向に2分割可能な略円筒形状の筒材1において、筒材1の内側全面に短繊維状素材からなるシート材2が貼付されており、該筒材外周の複数個所を帯状バンド3で係止することで開閉可能としたことを特徴とする自然薯等長芋の栽培容器。
【選択図】図1
【解決手段】周方向に2分割可能な略円筒形状の筒材1において、筒材1の内側全面に短繊維状素材からなるシート材2が貼付されており、該筒材外周の複数個所を帯状バンド3で係止することで開閉可能としたことを特徴とする自然薯等長芋の栽培容器。
【選択図】図1
Description
本考案は、家庭菜園等で自然薯等長芋を手軽に栽培可能な栽培容器に関するものである。更に詳しくは、保水性や保温性に優れていることから、栽培容器を立設して栽培可能な栽培容器に関する。
従来から自然薯等長芋を畑で栽培するための栽培容器が数多く提案されている。
(例えば、特許文献1〜3)
これらの提案は、栽培容器を地中に横臥状に埋設して自然薯等長芋を栽培するのがほとんどである。地中に埋設して栽培するには、広域面積の土地が必要であるばかりでなく、収穫時には地中から張り出すために耕耘機や鍬等を用いることが必要であり、多くの労力を要していた。
こうした不便さを解消する目的で、自然薯等長芋を低コストで栽培可能とするとともに、収穫作業を簡単容易に行える栽培容器が提案されている。(特許文献4)
しかし、該提案は従来の栽培容器を単に立設させてこの中に培土を封入したものにすぎないことから、長さが約1m程度になると栽培容器内上方の水分が下方に移動して上方の培土が乾燥するという欠点があった。
更に、自然薯等長芋の栽培は多年性であることから、暑い夏場や寒い冬場の外気温により、季節による筒内温度の変化が大きく、埋設して栽培する場合に比較して自然薯等長芋の成長が損なわれるという欠点があった。
(例えば、特許文献1〜3)
これらの提案は、栽培容器を地中に横臥状に埋設して自然薯等長芋を栽培するのがほとんどである。地中に埋設して栽培するには、広域面積の土地が必要であるばかりでなく、収穫時には地中から張り出すために耕耘機や鍬等を用いることが必要であり、多くの労力を要していた。
こうした不便さを解消する目的で、自然薯等長芋を低コストで栽培可能とするとともに、収穫作業を簡単容易に行える栽培容器が提案されている。(特許文献4)
しかし、該提案は従来の栽培容器を単に立設させてこの中に培土を封入したものにすぎないことから、長さが約1m程度になると栽培容器内上方の水分が下方に移動して上方の培土が乾燥するという欠点があった。
更に、自然薯等長芋の栽培は多年性であることから、暑い夏場や寒い冬場の外気温により、季節による筒内温度の変化が大きく、埋設して栽培する場合に比較して自然薯等長芋の成長が損なわれるという欠点があった。
本考案が解決しようとする課題は、家庭菜園等で自然薯等長芋を手軽に栽培可能とするために、地中に埋設することなく地上に立設して使用しても、栽培容器内の水分の保持が可能で、かつ、保温性に優れていることから、季節による栽培温度変化が少ない自然薯等長芋の栽培容器を提案することである。
本考案は、周方向に2分割可能な略円筒形状の筒材において、筒材の内側全面に短繊維状素材からなるシート材が貼付されており、該筒材外周の複数個所を帯状バンドで係止することで開閉可能としたことを特徴とする自然薯等長芋の栽培容器である。
本考案の自然薯等長芋栽培容器は、地中に埋設することなく地上に立設して使用しても、栽培容器内の水分の保持が可能であるり、又、季節による栽培温度の変化も少ないことから、家庭菜園やベランダ等でも自然薯等長芋の栽培が可能であり、栽培用地や作業時の労力が軽減できるという利点がある。
以下、本考案を図面をもって詳細に説明する。
図1は本考案の栽培容器の外観を示す概念図である。
図1において、筒材1は周方向に2分割可能な略円筒形状の筒体で形成されており、2分割することで、開閉可能な構造となっている。
この筒体の材質は、特に限定されないが竹等の天然材や塩化ビニール材、アクリル樹脂、ベークライト樹脂等の合成樹脂製等圧縮に絶える強度を有する材質であることが好ましい。
筒体の大きさは、直径約7cm〜約20cmであることが取扱い性等から好ましい。厚みは約0.5cm〜2cmが圧縮強度を維持することから好ましい。
筒体の長さは、通常約70cm〜150cmであることが取扱い性等から好ましい。家庭用等で使用する場合には、約80cm〜約120cmであることが好ましい。
図1は本考案の栽培容器の外観を示す概念図である。
図1において、筒材1は周方向に2分割可能な略円筒形状の筒体で形成されており、2分割することで、開閉可能な構造となっている。
この筒体の材質は、特に限定されないが竹等の天然材や塩化ビニール材、アクリル樹脂、ベークライト樹脂等の合成樹脂製等圧縮に絶える強度を有する材質であることが好ましい。
筒体の大きさは、直径約7cm〜約20cmであることが取扱い性等から好ましい。厚みは約0.5cm〜2cmが圧縮強度を維持することから好ましい。
筒体の長さは、通常約70cm〜150cmであることが取扱い性等から好ましい。家庭用等で使用する場合には、約80cm〜約120cmであることが好ましい。
図1において、筒材1の内側全面には短繊維状素材からなるシート材2が貼付されている。
この短繊維状素材シート2を貼付することにより、培土だけの場合に比べて保水性が向上する。更に、短繊維状素材シート2の保温効果により、季節による内部温度変化が少なくできるという利点がある。
本考案に使用する短繊維状素材シート2は、綿、羊毛、麻等の天然繊維やポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維やこれらの混合物であっても良い。また、近年、衣類やカーペット等の再生屑を成型したりサイクル繊維であることが好ましい。
短繊維状素材シート2の厚みは特に限定されないが、保水性や断熱性を保つ目的から、約0.5cm〜5cmであることが好ましい。
短繊維状素材シートの厚みは、より好ましくは、1cm〜3cmである。
短繊維状素材シート2は、筒体1の内側に貼付されている。
筒体1への貼付方法は特に限定されないが、エポキシ樹脂等の接着剤を使用して剥離を防ぐことが好ましい。
本考案は、この短繊維状素材シートを貼付することにより、土壌に比べて保水性に優れ、しかも、保温性に優れている。
この短繊維状素材シート2を貼付することにより、培土だけの場合に比べて保水性が向上する。更に、短繊維状素材シート2の保温効果により、季節による内部温度変化が少なくできるという利点がある。
本考案に使用する短繊維状素材シート2は、綿、羊毛、麻等の天然繊維やポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維やこれらの混合物であっても良い。また、近年、衣類やカーペット等の再生屑を成型したりサイクル繊維であることが好ましい。
短繊維状素材シート2の厚みは特に限定されないが、保水性や断熱性を保つ目的から、約0.5cm〜5cmであることが好ましい。
短繊維状素材シートの厚みは、より好ましくは、1cm〜3cmである。
短繊維状素材シート2は、筒体1の内側に貼付されている。
筒体1への貼付方法は特に限定されないが、エポキシ樹脂等の接着剤を使用して剥離を防ぐことが好ましい。
本考案は、この短繊維状素材シートを貼付することにより、土壌に比べて保水性に優れ、しかも、保温性に優れている。
本考案の周方向に2分割可能な略円筒形状の筒体は、該筒体外周の複数個所を帯状バンド3により係止する構造となっている。
2分割可能とすることにより、必要によって自然薯等長芋の生育状態を目視や接触によって確認することが可能である。
帯状バンドの形状や係止方法は特に限定されないが、近年汎用化されているものフィラメントを利用した係留バンド等が利用される。
2分割可能とすることにより、必要によって自然薯等長芋の生育状態を目視や接触によって確認することが可能である。
帯状バンドの形状や係止方法は特に限定されないが、近年汎用化されているものフィラメントを利用した係留バンド等が利用される。
図2は、本考案の栽培容器の断面の概念図を示す。
図3は、本考案の栽培容器を畑土に立設して栽培する様子を示す概念図である。
図4は、本考案の栽培容器を家庭用プランターに立設して栽培する様子を示す概念図である。
本考案の栽培容器は、地中に埋設することなく地上に立設して使用しても、栽培容器内の水分の保持が可能であり、又、季節による栽培温度の変化も少ないことから、家庭菜園やベランダ等でも自然薯等長芋の栽培が可能であり、栽培用地や作業時の労力が軽減できることから、手軽に自然薯等長芋の栽培に利用できる。
本考案の栽培容器は、地中に埋設して使用するとことも可能であり、保水性、保温性の効果が発揮できる。
本考案の栽培容器は、地中に埋設して使用するとことも可能であり、保水性、保温性の効果が発揮できる。
1 筒体
2 短繊維状素材シート
3 帯状バンド
2 短繊維状素材シート
3 帯状バンド
Claims (3)
- 周方向に2分割可能な略円筒形状の筒材において、筒材の内側全面に短繊維状素材からなるシート材が貼付されており、該筒材外周の複数個所を帯状バンドで係止することで開閉可能としたことを特徴とする自然薯等長芋の栽培容器。
- 短繊維状素材からなるシートが、リサイクル繊維からなることを特徴とする請求項1に記載の自然薯等長芋の栽培容器。
- 短繊維状素材からなるシートの厚みが1〜3cmであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自然薯等長芋の栽培容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005269U JP3180251U (ja) | 2012-08-10 | 2012-08-10 | 自然薯の栽培容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005269U JP3180251U (ja) | 2012-08-10 | 2012-08-10 | 自然薯の栽培容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3180251U true JP3180251U (ja) | 2012-12-13 |
Family
ID=48006838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012005269U Expired - Fee Related JP3180251U (ja) | 2012-08-10 | 2012-08-10 | 自然薯の栽培容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180251U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101486249B1 (ko) * | 2013-03-07 | 2015-01-27 | 안동대학교 산학협력단 | 천마의 실내 시설재배용 배지 |
WO2020179846A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 三原 誠 | 育苗用具、植付け移動体及び長根苗の植付け方法 |
CN114375787A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-22 | 邹城市同泰科技开发有限责任公司 | 山药塑料筒种植技术 |
-
2012
- 2012-08-10 JP JP2012005269U patent/JP3180251U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2020179846A1 (ja) * | 2019-03-06 | 2020-09-10 | 三原 誠 | 育苗用具、植付け移動体及び長根苗の植付け方法 |
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