JP3180048B2 - 記憶媒体に区分フォーマット情報を記録する方法および記憶装置 - Google Patents

記憶媒体に区分フォーマット情報を記録する方法および記憶装置

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JP3180048B2 JP04801497A JP4801497A JP3180048B2 JP 3180048 B2 JP3180048 B2 JP 3180048B2 JP 04801497 A JP04801497 A JP 04801497A JP 4801497 A JP4801497 A JP 4801497A JP 3180048 B2 JP3180048 B2 JP 3180048B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはテープ
媒体、具体的には一定サイズ区分を有する記憶媒体のプ
レ・フォーマッティングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・テープ記憶装置は、ユー
ザデータを長い記録可能な磁気テープに記憶して、これ
により便利で比較的経済的なデータ記憶を提供してい
る。テープは、一般的に、長い基板より構成されてお
り、この基板上に、記録媒体を与える被覆が付着されて
いる。記録磁気テープが、磁束変化(データを表す)を
記録する磁気ヘッドを通るように送られる。いくつかの
テープ記憶装置は、回転ヘッドでヘリカル・スキャン・
パターンにデータをテープ幅に渡って記録するが、大多
数のテープ記憶装置は、テープが静止ヘッドを通過する
ときに、テープの長さ方向に線形にデータを記録する。
【0003】代表的な線形テープ記憶装置は、テープに
データを記録するとき、まず初めに、ヘッダ・ブロッ
ク、すなわちデータ・フォーマット情報を記録する。こ
の情報は、続くべきデータの構成を特定する。次に、記
憶装置は、記録されるユーザデータの量によってその長
さが依存する可変サイズ部分にユーザデータを記録し、
そして、データ終了マーカを記録する。次に続くブロッ
クのユーザデータが記録される前に、記憶装置は、他の
ヘッダ・ブロックのフォーマット情報を記録する。次
に、前記データ終了マーカが、ユーザデータの終りに移
動する。このように、データ終了マーカは、最後に記録
されたユーザデータの方へ常に移動する。
【0004】テープの中央部分に記憶されたユーザデー
タをアクセスするには、テープの初めから所定のデータ
・ブロックまで、テープを記録ヘッドに対して進めなけ
ればならない。テープが進むと、所望のユーザデータに
到達するまで、ヘッダ・ブロックが繰返し読取られる。
この位置決めプロセスは、データ検索に、かなりの時間
を消費させる。というのは、多くの記憶テープは、数百
メートルといったように長いからである。さらに、ユー
ザデータをそのテープ位置においてその場(in pl
ace)で更新することは、全く不可能である。という
のは、データ値が変化すると、データ値を次のような確
信度で記録することができないからである。すなわち、
データ値が、変化すべきでない続くデータ値に及ばない
確信度である。連続するヘッダ・ブロックを読取ること
によってデータをアクセスすることは、過度の時間を必
要とする。
【0005】テープの中間部および終了部に位置指定さ
れたユーザデータをアクセスする時間を減少させるに
は、いくつかの線形テープ記憶装置は、区分と呼ばれる
一定サイズの記録領域にテープを分割し、区分をテープ
上の並列トラックに、“蛇行(serpentin
e)”状に配列する。テープの初めの領域は、続くデー
タのディレクトリを記録するために、確保されている。
これにより、区分は独立にアドレス可能な記憶領域を与
える。蛇行状のテープの記憶パターンは、次のようなパ
スにデータを記録する。このパスは、テープの全長を一
方向に延びる最初のデータ・トラックを通り、隣りの並
列トラックを逆テープ方向に戻り、このように並列トラ
ックをテープの長さに沿って前後にスウィープ(swe
ep)し続ける。蛇行パスは、データ領域、またはテー
プの物理的な長さの何倍にもなり得る論理長さを有する
1本の記憶パスを定める。このようにして、テープ記憶
パスの論理的中間部は、テープの物理的開始部に位置指
定できる。このことは、テープ中間での区分に対するア
クセス時間をかなり減少し、テープに記憶することので
きるデータの総量を増大することができる。
【0006】このようなテープ記憶装置は、テープ・デ
ィレクトリおよび区分を管理して、区分へのデータの記
憶および検索が、記憶装置とデータを交換するホスト・
コンピュータに対してトランスペアレントであるように
する、装置コントローラを備えている。したがって、ホ
スト・コンピュータは、記憶装置にデータを送り、記憶
装置からデータを受取るが、記憶媒体上へのデータの記
録と掛かり合いを持たない。ユーザデータ・ブロックが
更新され、新しいデータ値が、前のデータ値が記憶され
ていた区分を越えて延在するならば、装置コントローラ
は、区分の終りで記録を停止し、他のテープ位置で区分
への記録を再開する。このようにして、データをその場
更新(update−in−place)する処理を提
供することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】区分は、一般に、ガー
ド・バンドと呼ばれるスペース領域によって分離されて
いる。ガード・バンドは、テープが使用のために最初に
準備されるときに行われるプレ・フォーマッティング処
理で記録される。テープがプレ・フォーマットされた
後、ユーザデータを、区分に記録することができる。ガ
ード・バンドの最初の部分は、すべてのデータが消去さ
れるブランク領域である。次に、拡張されたブロック間
ギャップ(inter−block gap;IBG)
マーカを含んでおり、このマーカには、区分の開始(a
beginning−of−partition;B
OP)マーカが続いている。次に、プレ・フォーマッテ
ィング処理は、データの終了(an end−of−d
ata;EOD)マーカを記録する。このマーカは、デ
ータが記録されるにつれて、区分内を移動する。装置コ
ントローラは、IBGマーカがあると、区分にデータを
記録するのを停止する。このようにして、ガード・バン
ドは、区分内のデータ保全性を確保する。残念なことに
は、ガード・バンドは、媒体の比較的かなりの量のデー
タ記憶表面領域を必要とする。
【0008】各ガード・バンドに適切な情報を記憶し、
ディレクトリ領域を準備するように、蛇行記憶テープを
プレ・フォーマットすることは、かなりの時間を消費す
る。典型的には、テープをテープの物理的開始位置に移
動し、適切なIBGおよびBOPマーカが記憶された、
第1区分の終りにテープを注意深く進めることによっ
て、後の蛇行記録のために、テープはプレ・フォーマッ
トされる。次に、テープは、次の区分マーカが記録され
ている、第2の区分の終りに向って同一方向に移動され
る。これは、テープの物理的終了部に達するまで、最初
のパス方向に続けられる。次に、テープは逆方向(巻戻
し方向)に移動され、区分マーカが、次のテープ区分の
並列トラックに記録される。同一トラックにおける区分
マーカ記録は、テープの物理的開始部に達するまで繰り
返される。テープの物理的開始部で、記録方向は再び反
転され、区分マーカは他の並列トラックに記録される。
このプロセスは、テープのすべての並列トラックがマー
クされ、テープがプレ・フォーマットされるまで、テー
プに沿って前後に繰り返される。304.8m(100
0フィート)長さのテープに対し、蛇行記録のためにテ
ープをプレ・フォーマットする時間は、約20〜30
分、すなわち典型的なデータ処理に対して破壊的な長い
時間となる。
【0009】いくつかのテープ記憶装置は、規則的な間
隔でテープ自体に記録されるサーボ・タコメータ・マー
クを用いている。これらのマークは、テープが送られる
ときに、テープ記憶装置の読取りヘッドで検出すること
ができる。これにより、テープ速度の表示,トラックに
対する装置ヘッドの相対位置,テープ開始部に対するテ
ープ区分位置を与える。サーボ・タコメータ・マークが
用いられるならば、ガード・バンドのサイズを小さくす
ることができる。装置ヘッドによって正確に読取られ
る、サーボ・タコメータ・マークは、比較的かなりの量
のテープ表面領域を使い果たし、および蛇行記録と共に
実施するのは困難である。
【0010】前述したことから、小さなガード・バンド
のサイズで、かつ、より少ない時間で、テープ媒体をプ
レ・フォーマットする方法が必要とされることは明らか
である。本発明は、この必要性を満足するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、線形蛇
行データ記録のための記憶媒体は、記憶媒体の長さに沿
った1本のパスに区分フォーマット情報を記録し、次の
区分間隔に記憶媒体を移動させる前に、両記憶媒体方向
に交互に、規則的な区分間隔で、すべての記憶媒体トラ
ックのための区分フォーマット情報を記録することによ
って、蛇行データ記録を、データ記憶動作のためにプリ
・フォーマットする。特に、最初のインデックス位置で
の区分マーカは、まず初めに一方の媒体方向で、次に他
方の媒体方向で記録される。これは、媒体の全幅に渡っ
てマーカが記録されるまで行われる。次に、第1のイン
デックス位置に対して一定サイズの区分長さにある第2
のインデックス位置に、記憶媒体が位置決めされ、区分
フォーマット情報が、第2のインデックス位置に対して
連続並列トラックに、初めに一方の媒体方向で、次に他
方の媒体方向で記録される。これは、媒体の全幅に渡っ
てマーカが記録されるまで行われる。次の区分位置に移
動させるステップと、連続並列トラックに初めに一方の
方向で次に他方の方向で区分情報を記録するステップ
と、1区分長だけ離れた次のインデックス位置に移動さ
せるステップは、記憶媒体のすべての区分がプレ・フォ
ーマットされるまで繰り返される。このようにして、最
小の記憶媒体移動が、動作のために必要とされる。その
理由は、前のトラックに対するフォーマット情報の記録
が終るときに、前のトラックから並列トラックへの移動
がなければ、記憶媒体が、連続トラックにおける記録の
ために、ほぼ正確な位置にあるからである。
【0012】
【発明の実施の形態】
記憶媒体 図1は、本発明によって構成されたデータ・カートリッ
ジ40を示す。このデータ・カートリッジは、例えば、
インターナショナル・ビジネス・マシーン・コーポレー
ション(IBM Corporation)によって製
造されるModel3590テープ・カートリッジで構
成できる。このテープ・カートリッジは、IBM Co
rporationによるModel3590テープ記
憶サブシステムと一緒に用いることができるように構成
されている。データ・カートリッジ40は、外部ケース
42を備え、この外部ケースは、一端に取付けられたリ
ーダーブロック46を有する単一リールテープ44より
なる記憶媒体を含んでいる。図2は、データ配列を示す
テープ44の表示である。本発明によれば、テープは独
立にアドレス可能な記憶領域を有する8本の並列蛇行ト
ラックにプレ・フォーマットされる。記憶領域は、蛇行
トラックに記録された区分マーカによって分離されてい
る。第1のインデックス位置での区分マーカは、トラッ
ク毎に交互して、初めに一テープ方向で記録され、次に
逆方向で記録される。これは、テープの全幅に渡って区
分マーカが記録されるまで行われる。そしてテープは次
のインデックス位置に移動される。ここで、区分マーカ
記録が繰り返される。テープ幅に渡って、同一インデッ
クス位置に区分マーカを記録することは、各区分の位置
をより正確に制御し、ガード・バンドのサイズがかなり
縮小することを可能にする。このように、蛇行トラック
上の区分は、縮小したサイズおよび少ない時間でプレ・
フォーマットされる。
【0013】図2において、テープ44の物理的開始部
(図1に示すリーダーブロックの近辺)は、“PBO
T”によって示され、テープの物理的終了部は、“PE
OT”によって示される。したがって、“テープ順方
向”は、テープ開始部からテープ終了部へ移動する方向
を意味するものと理解すべきである。好適な実施例で
は、テープは、1.27cm(0.5インチ)幅、30
4.8m(1000フィート)長であり、約10GBの
未領域圧縮データを記憶する能力を有している。テープ
44の8本の蛇行トラックは、トラック0,トラック
1,・・・,トラック7と表示されている。区分開始
(Beginning−of−partition;B
OP)マーカは、各トラックに斜線垂直バーによって示
されている。区分は、蛇行パス内に連続的に番号付けさ
れている。すなわち、トラック0の第1区分(区分0と
ラベル付けされる)で始まり、トラック7の最終区分
(区分15とラベル付けされる)で終了する。テープ・
カートリッジ上の区分の数は、必要に応じて、図2に示
される16個の区分よりも多くすることができ、あるい
は少なくすることができる。
【0014】ボリューム制御領域(VCR)は、第1の
蛇行トラックのPBOTの後に記録され、テープ・フォ
ーマット情報,ユーザデータ識別情報などを含んでい
る。VCRの正確な内容(したがってそのサイズ)、お
よびPBOTからVCRの開始部への距離は、データ・
カートリッジ40が用いられるテープ記憶装置に依存す
る。VCRは、ユーザデータ記録が始まるテープの論理
的開始部(LBOT)を定める。区分マーカは、蛇行ト
ラックの区分間のガード・バンド領域内に記録される。
例えば、ガード・バンドはトラック0の区分0と区分1
との間に、トラック1の区分2と区分3との間に、トラ
ック6の区分13とトラック7の区分14との間、およ
びテープのあらゆる2つの区分間に、配置される。
【0015】好適な実施例では、データ・カートリッジ
40がプレ・フォーマットされるとき、テープ44はま
ず初めにPEOTに送られ、次に区分マーカが一つ置き
のトラックに記録される。PEOTで区分マーカが記録
された後、テープは次のインデックス位置に移動され
て、各インデックス位置で、区分マーカは、トラック毎
に交互して逆方向に記録される。LBOTに達すると、
区分マーカは、一つ置きのトラックに再び記録される。
このように、区分マーカは最初にテープの一端に記録さ
れ、続いて次の中間インデックス位置に記録され、続い
てテープの他端に記録される。
【0016】特に、テープが、書込み/読取りヘッドに
対して、PEOTへ最初に移動された後は、記録を行う
ためにはテープを巻き戻し方向(PEOTからPBOT
の方へ)に移動しなければならない。このように、テー
プは、テープ巻き戻し方向で記録するために、適切に位
置決めされる。したがって、区分マーカは、PEOTイ
ンデックス位置に対して一つ置きのトラックに記録され
る。例えば、図2において、トラック1の区分2の開始
のための区分マーカが記録され、続いてトラック3の区
分6のための区分マーカが記録され、続いてトラック5
の区分10のための区分マーカが記録され、最後にトラ
ック7の区分14のための区分マーカが記録される。P
EOTインデックス位置での区分マーカ記録が終了し、
図2に“インデックスT−2”と示されている、テープ
巻き戻し方向における次のインデックス位置に、テープ
は移動される。
【0017】T−2のようなテープ中間インデックス位
置において、区分マーカは、並列トラックの各々に記録
されなければならない。第1のテープ方向でトラックの
区分マーカを記録した後、次の並列トラックにおける記
録が、第2の逆テープ方向で行われる。したがって、テ
ープ移動量を少なくするためには、好適な実施例では、
第1のテープ方向でトラックのための区分マーカを記録
し、テープを長手方向に移動させることなく書込み/読
取りヘッドを並列トラックに移動し、第2の逆テープ方
向で並列トラックのための区分マーカを記録し、このプ
ロセスを続けて、1本の並列トラックへの各区分マーカ
記録が終ると、テープを移動することなく、書込み/読
取りヘッドを移動させ、逆方向で区分マーカを記録し、
並列トラックの各々に区分マーカが記録されるまで、テ
ープの幅に渡って続けられる。次に、テープは次に続く
テープ・インデックス位置に移動され、ここでプロセス
が繰り返される。最後に、LBOTに達すると、区分マ
ーカ記録が、一つ置きのトラックにおいて再び行われ
る。このとき、区分マーカは、第2の(順送り)テープ
方向で記録される。テープ・インデックス位置は、一般
に、テープの長手方向に沿って規則的に離間された間隔
で記録される。
【0018】例えば、図2に示されるテープが、T−2
インデックス位置に送られた後、テープ方向を変えるこ
となく記録を行うことができるように、トラック1の区
分3のための区分マーカが記録される。区分3の記録が
終ると、テープ・ドライブ読取り/書込みヘッドに対し
て、テープは適切な位置にほぼ位置決めされ、長手方向
(前後方向)のテープ移動をなんら必要とすることな
く、並列トラックに逆方向で区分マーカを記録する。し
たがって、読取り/書込みヘッドが移動され、トラック
2の区分5のための区分マーカが次に記録される。
【0019】区分5の記録の後、テープは、次に終了さ
れる区分7の記録のための適切な位置にほぼ位置決めさ
れる。区分7の記録の後、区分9の記録が行われ、続い
て区分11,区分13,区分15,区分1の記録が行わ
れる。次に、テープ24が、次のインデックス位置に移
動される。図2において、次の位置はT−1であるが、
次のインデックス位置はまた他のテープ中間位置となり
うることを理解すべきである。トラック対トラックの区
分記録の他のシーケンスを、各トラックの後にテープ記
録方向を変えながら、続けることができる。
【0020】テープが、LBOT,すなわちT−1イン
デックス位置に移動すると、区分マーカ記録が、例え
ば、区分0,区分4,区分8,区分12のような順序で
行われる。LBOTインデックス位置での記録は、テー
プ順送り方向で行われる。これにより、すべての蛇行ト
ラックにおけるすべての区分に対する区分マーカ記録を
完了し、したがってテープ・プレ・フォーマッティング
が完了する。
【0021】上述したプロセスは、各インデックス位置
での区分マーカ記録に費やす時間を最小にする。さら
に、インデックス位置からインデックス位置へのテープ
移動に費やす時間は最小となる。その理由は、インデッ
クス位置間のテープ移動は、遅い読取り/書込み速度に
おけるよりもむしろ、高い搬送速度で行うことができる
からである。例えば、典型的なテープ読取り/書込み速
度は、2m/秒であり、テープ搬送は典型的に5.0m
/秒で行われる。
【0022】データ記憶サブシステム 図3は、データ・カートリッジ40と共に用いられる自
動データ記憶サブシステム50を示している。図3にお
いて、多数のカートリッジが、ローダーユニット54と
嵌合するカートリッジ・マガジン52に設けられてい
る。ローダーユニットは、ドライブ・ユニット56に取
付けられている。ドライブ・ユニットは、例えば、IB
M Corporationの前述したModel35
90により構成することができ、テープ搬送機構および
読取り/書込みヘッドを有している。ローダーユニット
は、カートリッジをドライブ・ユニットへ物理的に搬送
し、マガジン52から、自動ライブラリから、ユーザに
よる直接挿入により、他の適切なカートリッジ記憶設備
から、カートリッジを受取ることができる。マガジン5
2が自動カートリッジ・ローダー54と嵌合すると、カ
ートリッジはマガジンから取出されて、ドライブ・ユニ
ットの受取りポート58に送られ、処理される。処理さ
れた後、カートリッジは、マガジンに戻される。このよ
うな動作中のいかなる時点においても、カートリッジを
優先スロット60に手動で挿入し、処理のためにドライ
ブ・ユニットに送ることができる。
【0023】テープ・ドライブ・ユニットおよびテープ
・パス 図4は、ドライブ・ユニット56を、処理のためにドラ
イブ・ユニットに挿入されたテープ・カートリッジ40
を見せるために上部パネルを取り除いた状態で示す。M
odel3590の好適な実施例では、ローディング・
アーム64が、テープ・リーダーブロック46(図1)
をカートリッジから引き出し、それをテープパス65に
通す。リーダーブロックをドライブ・ユニットの巻取り
リール72に結合する前に、テープパスは、数個のピニ
オン66,68,70の周りを通っている。記憶テープ
媒体は、データ・カートリッジ40の繰出しリール74
に巻かれており、テープ・ドライブ56の巻取りリール
72に送られる。ユーザデータは、テープ・ドライブと
ホスト・コンピュータ74との間で、記憶され検索され
る。ユーザ76は、ホスト・コンピュータを介して、記
憶コマンドおよび検索コマンドを与える。
【0024】各リール72,74が回転すると、リール
はタコメータを駆動する。タコメータは、各リールのテ
ープの量を追跡するのに用いられる。例えば、テープ・
リーダーブロックがテープ・パス65に巻かれると、各
タコメータの初期カウントが開始される。リールが回転
し、テープがカートリッジ繰出しロール74からドライ
ブ・ユニットの巻取りリール72に送られると、巻取り
リールの各回転に対する繰出しロールの相対回転数は、
増大する。リール回転の変化比率は、カートリッジ内の
テープの長さからわかる。このテープの長さは、VCR
に記憶されたデータからわかる。
【0025】このようにして、ドライブ・ユニットは、
変化する相対リール回転カウントを周期的にチェック
し、各リールに巻かれるテープのおよその量を決定し、
これによりテープの物理的終了部が近づいている時を決
定することができる。例えば、テープは移動している
が、テープが読取られない高速テープ動作の際に、回転
カウントをチェックし、PEOTが近づくと、テープ速
度を減少させ、より正確なテープ制御(テープを読取っ
て、テープ標識の記録終了部を見つけるような)を設定
することができる。
【0026】区分マーカは、一般に、一様に離間された
間隔で記録される。この間隔は、所望数の間隔によっ
て、テープの長さを分割することによって計算される。
間隔は、VCRから検索でき、あるいは所定の間隔とす
ることができる。テープは、好ましくは、タコメータの
相対リール・カウントをチェックすることによって、イ
ンデックス位置からインデックス位置へ移動する。
【0027】記憶サブシステム・コンポーネント 図5は、記憶サブシステム50のブロック図であり、ホ
スト・コンピュータ74への接続を示している。ホスト
・コンピュータは、“RS6000”コンピュータ,
“AS400”ワークステーション,IBM Corp
orationの“IBM PC”パーソナル・コンピ
ュータ,メインフレーム・コンピュータを含む、種々の
コンピュータのいずれかにより構成することができる。
テープ・ドライブ・ユニット56は、記憶装置よりな
り、この記憶装置は、コントローラ80と,記憶媒体か
らのデータを読取りおよび書込みする読取り/書込みヘ
ッド82と,記憶媒体をヘッドに対して動かす記憶媒体
搬送部84とを有している。光学的カートリッジ・ロー
ダー54により、記憶サブシステムが完成される。
【0028】図6は、図5に示された記憶装置コントロ
ーラ80のブロック図である。コントローラ80は、I
ntel CorporationのModel“i9
60”マイクロプロセッサのような、中央処理ユニット
(CPU)88を有している。コントローラは、また、
高速ランダム・アクセス・メモリ90と,データ・バッ
ファ92と,ユーザデータ・トラックに対する読取り/
書込み/消去ヘッドの位置を保持するサーボ・コントロ
ーラ94とを有している。前述したように、好適な実施
例は、各蛇行トラック内に16本のデータ・トラックを
有している。したがって、テープ44は、データ・トラ
ックのうちの所望のトラックに対してヘッド位置を保持
するために記録されたサーボ情報を含んでいる。データ
・バッファ92を用いて、ユーザデータを一時的に記憶
し、および前述した各リール・タコメータ・カウントの
ような演算データを保持することができる。
【0029】テープ区分の詳細 図7は、2つの隣り合う蛇行区分トラックにおける区分
間の分離の詳細を示している。マーカは、トラックxに
おける区分(n−1)の終了部を描くために必ずしも記
録されないが、図7には区分の終了部が“EOPn−
1”によって示されている。トラックxにおいて次に続
く区分、すなわち区分(n)の開始部は、“BOPn”
によって示され、ここに区分マーカが記録される。説明
のために、テープの進む方向は、区分(n−1)から区
分(n)とし、蛇行パスは、それが1本のユーザデータ
・トラックを含むものとして説明する。したがって、ト
ラックxに記録されたユーザデータは、テープの進む方
向に記録される。データ終了マーカ(EOD)は、区分
内に記録され、ユーザデータが記録されると順方向に移
動される。
【0030】上部矢印100,102は、トラックxに
おけるガード・バンドの境界を示している。同様に配置
された下側の矢印104,106は、隣りの並列トラッ
クx+1における対応するガード・バンドの境界を示し
ている。トラックx+1は、隣りのトラックであるの
で、テープ巻戻し方向に記録される。1つのトラックに
おけるガード・バンド境界100,102は、典型的
に、隣りのトラックのガード・バンド境界104,10
6に、およびテープ幅に渡るすべての並列トラックに対
して整列されているが、このことは、正確に位置決めさ
れるガード・バンド境界に対するテープ・ドライブ・ユ
ニットの動作には重要でない。したがって、図7のガー
ド・バンドは、インデックス位置を示す点線108に対
して表され、一般に、テープがインデックス位置に対し
て位置決めされ、次に第1トラックの区分マーカが記録
されることを示している。次に、区分マーカ記録が、イ
ンデックス位置に対してテープを再び位置決めすること
なく、残りの並列トラックにおいて行われる。
【0031】したがって、記憶媒体ドライブ・ユニット
は、タコメータ・カウントに再び関係せず、あるいは各
インデックス位置を位置決めした後、プレ・フォーマッ
ティング・プロセスの間にインデックス位置を定めるこ
とを理解すべきである。すなわち、各テープ・インデッ
クス位置での初期位置決めの後、初期インデックス位置
とは無関係に、連続トラックにおける区分記録が完了す
ると、区分マーキングが、交互テープ方向、すなわち前
後に行われる。このことは、テープ・プレ・フォーマッ
ティングの効率を増大させる。
【0032】図7は、トラックxのガード・バンドが、
データが記録されない消去領域で開始し、拡張されたブ
ロック間ギャップ(inter−block gap;
IBG)を有する領域が続くことを示している。拡張I
BGマーカは、同期マーカを与える。この同期マーカ
は、テープをより正確に読取るために、装置コントロー
ラによって検出され、用いることができる。IBGマー
カの後に、区分nのBOPが記録される。同様に、トラ
ックx+1のガード・バンドは区分(n+1)に続き、
消去領域より開始し、区分(n+2)の拡張IBGが続
き、そして区分(n+2)のBOPが続く。
【0033】プレ・フォーマッティング・プロセスのフ
ロー図 図8はフロー図であり、テープ・プレ・フォーマッティ
ングを行う際のドライブ・ユニット・コントローラによ
って実行される処理ステップを示す。この処理ステップ
は、回路で実現することができ、あるいは図6のブロッ
ク図に示されるマイクロプロセッサのプログラミング命
令にコード化される。図8のフロー図にボックス202
で示される最初のプレ・フォーマッティング・ステップ
において、コントローラは、テープを開始位置に位置決
めする。すなわち、テープはリーダーブロックの近辺に
位置決めされ、各テープ・リールのタコメータ・カウン
トは初期化される。次に、好適なコントローラの実施例
が、テープをその物理的な終了部に移動させる。このス
テップは、フロー図においてボックス204で示され
る。テープがPEOTに移動すると、コントローラは、
各リールのタコメータ・カウントを保持する。タコメー
タ・カウントがテープの所定長さに等しくなると、テー
プを停止し、プレ・フォーマッティングが開始すること
ができ、あるいはテープの高速搬送を停止し、物理的な
マーカに遭遇するまで、テープ読取りを開始させること
ができる。
【0034】タコメータ・カウントの保持は、コントロ
ーラが、各リールのテープ長さを容易に決定することを
可能にする。さらにテープをPEOTに移動し、長さを
決定することは、テープ長さの変動を考慮することを可
能にする。例えば、周囲温度は、テープ長さに影響を与
える。テープ搬送モータにより与えられるトルクは、ま
た、テープ長さに影響を与える。したがって、テープが
PEOTにまで巻かれるときの標識として、タコメータ
・カウントを保持することは、テープ長さの非常に正確
な測定を与え、プレ・フォーマッティングの際のテープ
・カートリッジおよびテープ・ドライブ・サブシステム
の変動を収容する。
【0035】フロー図でボックス206で示される次の
処理ステップでは、ドライブ・コントローラは、区分ス
ペースを決定する。ドライブ・コントローラは、所望数
の区分を受取り、測定されたテープ長さを適宜に分割し
て、規則的に離間されたインデックス位置間隔を与える
ことによって、区分スペースを決定する。所望数の区分
および所望数の蛇行トラックのような情報は、VCR領
域に好適に記録され、装置コントローラによって読取ら
れる。区分スペースが決定された後は、フロー図のボッ
クス208は、ドライブ・コントローラがテープを開始
インデックス位置に移動させて、第1のテープ方向に区
分マーカ情報を記録する。前述したように、好適な実施
例では、開始インデックス位置はPEOTである。
【0036】テープが中間インデックス位置に位置決め
されると、ドライブ・コントローラは、各蛇行トラック
に交互方向で区分マーカを記録する。したがって、フロ
ー図のボックス210は、区分情報が第1のインデック
ス位置に第1のテープ方向で記録されることを示し、フ
ロー図のボックス212は、テープがEOTまたはBO
Tになければ、次の並列トラックにおいて、区分情報が
第2のインデックス位置に第2のテープ方向で記録され
ることを示している。前述したように、PEOTおよび
LBOTでの区分マーカ記録は、一つ置きのトラックに
おいて一テープ方向のみで行われる。したがって、フロ
ー図での処理は、EOTおよびBOTでの交互方向記録
に対する例外を示している。
【0037】特に、テープ中間位置で、好適な実施例
は、区分情報を第1のテープ方向で記録する。第1のテ
ープ方向での記録が終了すると、テープは、正確な相対
テープ位置にほぼ位置決めされて、並列トラックにおい
て逆テープ方向すなわち第2のテープ方向で区分フォー
マット情報の記録を開始する。したがって、ドライブ・
コントローラは、記録ヘッドを、並列トラックに移動し
て、逆方向に記録する。したがって好適な実施例では、
ドライブ・コントローラは、記録ヘッドを隣りのトラッ
クに移動し、第2のテープ方向で記録する。この動作
は、図8のフロー図に、ボックス212で示されてい
る。
【0038】区分フォーマット情報が次の並列トラック
に記録された後、ドライブ・コントローラは、追加の蛇
行トラックが、区分フォーマット情報なしに、インデッ
クス位置に留まるか否かを決定することをチェックす
る。このチェック動作は、判断ボックス214によって
示されている。並列トラックがインデックス位置で記録
されるように留まるならば(判断ボックスでYES)、
処理はボックス210に戻る。ここで、区分フォーマッ
ト情報は、インデックス位置に第1のテープ方向で記録
される。次に、フロー図のボックス212では、並列ト
ラックにおいて、記録が逆方向に行われる。次に、この
プロセスを、判断ボックス214で繰り返す。これは、
インデックス位置ですべての蛇行トラックにおいて区分
フォーマット記録が行われるまで実行される。
【0039】テープ幅に渡るすべてのインデックス位置
でのすべてのトラックが、区分フォーマット情報で記録
されると、判断ブロック214の結論がNOであり、処
理は判断ブロック216に移る。判断ブロック216で
は、装置コントローラは、テープが完全にプレ・フォー
マットされたか否かを決定する。プレ・フォーマッティ
ング・プロセスは、停止ボックス218で終了する。好
適な実施例は、プレ・フォーマッティングをPEOTで
開始させるので、テープ開始部(LBOT)での最後の
区分マーカが記録されると、テープ・プレ・フォーマッ
ティングが終了する。テープ・プレ・フォーマッティン
グが終了しなければ、判断ボックス216での判断はN
Oであり、処理はボックス220に移る。
【0040】ボックス220では、装置コントローラ
は、テープを移動し、次のインデックス・マーク位置に
テープを位置決めする。好適な実施例では、インデック
ス・マーク位置は、テープに記録された実際のマークと
は関係していない。むしろ、インデックス・マーク位置
は、カートリッジのテープの長さを測定した後の、ドラ
イブ・コントローラによって決定された区分スペースに
関係している。特に、ドライブ・コントローラが、PE
OTで区分マーキングを完了させた後、装置コントロー
ラは、所望の区分スペースに等しい距離、テープ順方向
にテープを移動させる。これにより、テープを、次の
(第2の)テープ・インデックス位置に配置する。ドラ
イブ・コントローラは、各テープ・リールの前述したタ
コメータ・カウントを保持することによって、移動した
テープ距離を追跡する。ドライブ・コントローラは、好
ましくは、インデックス位置からインデックス位置へ高
速でテープを移動し、リール・タコメータ・カウントを
保持して、間隔停止点を決定する。
【0041】所望の区分スペースは、1つのガード・バ
ンド領域のほぼ中間から次のガード・バンドの中間への
区分の距離を決定することに留意すべきである。したが
って、ドライブ・コントローラは、ガード・バンド長の
1/2に等しい距離より小さい所望の区分スペースに等
しい距離だけテープを移動しなければならない。特に、
ボックス220で示されるテープ位置決めステップで
は、ドライブ・コントローラは、テープを移動し、テー
プを記録ヘッドに対して停止させて、前の区分に対する
EOPマーカを記録でき、そして次の区分の消去領域お
よび拡張IBGを記録することができる。次のインデッ
クス位置での区分記録のために、テープが適切な位置に
あると、ボックス220の処理の結論、すなわちドライ
ブ・コントローラ処理は、ボックス210に戻る。プレ
・フォーマット処理は、カートリッジが完全にプレ・フ
ォーマットされるまで、このようにして続けられる。
【0042】本発明を、好適な実施例によって説明し、
本発明を理解できるようにした。しかし、ここでは特に
説明しなかったが本発明を適用できる記憶媒体について
多くの構造がある。したがって、本発明は、ここで説明
した特定の実施例に限定されるものではなく、むしろ、
本発明は記憶媒体全般について広い応用を有していると
理解すべきである。例えば、本発明はキャパシティブお
よび光変換記憶システムに適用できる。したがって多く
の変形,変更あるいは等価な構成は、本発明の範囲内に
あるとみなすべきである。
【0043】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)記憶媒体に区分フォーマット情報を記録する方法
において、記憶媒体のインデックス位置で始めて、第1
の記憶媒体トラックに第1の媒体方向で、区分フォーマ
ット情報を記録するステップと、前記第1の媒体方向と
は反対の第2の媒体方向で、前記第1記憶媒体トラック
に並行な第2の記憶媒体トラックに、区分情報を記録す
るステップと、記憶媒体の幅に渡って、連続する並列ト
ラック内で、前記第1の媒体方向での記録ステップと、
前記第2の媒体方向での記録ステップとを繰り返し、記
憶媒体の幅に渡って、連続する並列トラック内で、記憶
媒体の次のインデックス位置に、交互媒体方向で、区分
フォーマット情報を記録するステップと、を含むことを
特徴とする方法。 (2)前記第1および第2の媒体方向は、記憶媒体の長
さ方向に延びていることを特徴とする上記(1)に記載
の方法。 (3)前記インデックス位置は、記憶媒体の長さに沿っ
た、規則的に離間された間隔で配置されていることを特
徴とする上記(1)に記載の方法。 (4)前記記憶媒体は、線形記録テープであることを特
徴とする上記(1)に記載の方法。 (5)記憶媒体上のインデックス位置に区分フォーマッ
ト情報を記録する方法において、記憶媒体を、記録ヘッ
ドに対して、第1のインデックス位置に位置決めし、並
列記憶媒体トラックにおいて、記憶媒体トラックの第1
の記録方向で、続いて逆方向の第2の記録方向で、区分
フォーマット情報を交互に記録することによって、記憶
媒体の前記第1のインデックス位置に対して、所定数の
並列トラック内に、区分フォーマット情報を記録するス
テップと、前記第1のインデックス位置に対する次のイ
ンデックス位置へ、第1の記憶媒体方向に記憶媒体を移
動するステップと、所定範囲の記憶媒体に区分フォーマ
ット情報が記録されるまで、前記記録ステップおよび移
動ステップを繰り返すステップと、を含むことを特徴と
する方法。 (6)前記記録ステップは、前記記録ヘッドを通過する
記録速度で記憶媒体を移動するステップを含み、この移
動ステップは、前記記録速度よりも大きい搬送速度で前
記記録ヘッドに対して記録媒体を移動するステップを含
むことを特徴とする上記(5)に記載の方法。 (7)前記インデックス位置は、記憶媒体の長さに沿っ
た、規則的に離間された間隔で配置されていることを特
徴とする上記(5)に記載の方法。 (8)前記記録方向と前記第1の記録媒体方向とが並行
であることを特徴とする上記(5)に記載の方法。 (9)前記第1のインデックス位置が、媒体位置の終了
部を有し、前記位置決めステップが、記憶媒体が移動す
ると、所定の距離移動する位置標識を初期化し、記憶媒
体が、媒体位置の開始部から前記終了部へ移動すると
き、位置標識移動のカウントを保持するステップと、前
記位置標識移動のカウントに従って、前記媒体位置の開
始部から終了部への記憶媒体の長さを決定するステップ
と、を含むことを特徴とする上記(5)に記載の方法。 (10)記憶媒体を移動するステップが、所定の記憶媒
体の長さに従ってインデックス位置間隔を決定するステ
ップと、記憶媒体を前記第1の記憶媒体方向に前記イン
デックス位置間隔に等しい距離だけ移動させるステップ
とを含むことを特徴とする上記(9)に記載の方法。 (11)線形記憶媒体の長さ方向に沿って延在する複数
本の並列トラックに区分フォーマット情報を記録する方
法において、記録ヘッドに対して、第1の媒体インデッ
クス位置から第2の媒体インデックス位置への、記憶媒
体の長さを決定するステップと、前記記憶ヘッドに前記
第2の媒体インデックス位置を位置決めするステップ
と、前記第2の媒体インデックス位置に対して、一つ置
きの並列トラックに、第1の記憶媒体方向でフォーマッ
ト情報を記録するステップと、前記第2の媒体インデッ
クス位置に対して、新しい媒体インデックス位置で、前
記第1の媒体インデックス位置の方へ記憶媒体を位置決
めするステップと、記憶媒体の幅に渡って、並列トラッ
クに、前記第1の記憶媒体方向に、続いて前記第1の記
憶媒体方向とは逆の第2の記憶媒体方向に交互に記録す
ることによって、前記新しい媒体インデックス位置に対
して、連続する並列トラックにフォーマット情報を記録
するステップと、記憶媒体を位置決めする前記ステップ
と、記憶媒体が前記第1の媒体インデックス位置に位置
決めされるまで、前記第1の記憶媒体方向および前記第
2の記憶媒体方向に交互に、フォーマット情報を記録す
る前記ステップとを繰り返すステップと、前記第1の媒
体インデックス位置に対して、一つ置きの並列トラック
に、前記第2の記憶媒体方向でフォーマット情報を記録
するステップと、を含むことを特徴とする方法。 (12)前記第1の媒体インデックス位置の方に記憶媒
体を位置決めする前記ステップは、前記決定された記憶
媒体長さに従ってインデックス位置間隔を決定するステ
ップと、前記インデックス位置間隔によって前記第1の
媒体インデックス位置の近くに記憶媒体を位置決めする
ステップとを含むことを特徴とする上記(11)に記載
の方法。 (13)記憶媒体の長さを決定する前記ステップは、記
憶媒体が巻かれるハブの回転位置標識を初期化するステ
ップと、前記第1の媒体インデックス位置から前記第2
の媒体インデックス位置へ記憶媒体が動くとき、前記回
転位置標識を保持するステップと、前記回転位置標識に
従って、前記第1の媒体インデックス位置から前記第2
の媒体インデックス位置への記憶の長さを決定するステ
ップと、を含むことを特徴とする上記(11)に記載の
方法。 (14)前記第1の媒体インデックス位置の方へ、前記
記憶媒体を位置決めする前記ステップは、前記決定され
た記憶媒体長さに従って、インデックス位置間隔を決定
するステップと、前記回転位置標識が、前記インデック
ス位置間隔の量だけ増大するまで、前記第1の媒体イン
デックス位置の近くに記憶媒体を移動するステップと、
を含むことを特徴とする上記(13)に記載の方法。 (15)前記位置決めステップは、記録の際に記憶媒体
が移動される記録速度よりも大きい高速で、記憶媒体を
移動するステップを含むことを特徴とする上記(11)
に記載の方法。 (16)前記線形記憶媒体は、テープ記憶装置に含まれ
ることを特徴とする上記(11)に記載の方法。 (17)線形記憶媒体を有する記憶装置であって、前記
記憶媒体には、前記記憶媒体の長さ方向に沿って延在す
る複数本の並列トラックに区分フォーマット情報が、記
録ヘッドに対して、第1の媒体インデックス位置から第
2の媒体インデックス位置への、記憶媒体の長さを決定
するステップと、前記記憶ヘッドに前記第2の媒体イン
デックス位置を位置決めするステップと、前記第2の媒
体インデックス位置に対して、一つ置きの並列トラック
に、第1の記憶媒体方向でフォーマット情報を記録する
ステップと、前記第2の媒体インデックス位置に対し
て、新しい媒体インデックス位置で、前記第1の媒体イ
ンデックス位置の方へ記憶媒体を位置決めするステップ
と、記憶媒体の幅に渡って、並列トラックに、前記第1
の記憶媒体方向に、続いて前記第1の記憶媒体方向とは
逆の第2の記憶媒体方向に交互に記録することによっ
て、前記新しい媒体インデックス位置に対して、連続す
る並列トラックにフォーマット情報を記録するステップ
と、記憶媒体を位置決めする前記ステップと、記憶媒体
が前記第1の媒体インデックス位置に位置決めされるま
で、前記第1の記憶媒体方向および前記第2の記憶媒体
方向に交互に、フォーマット情報を記録する前記ステッ
プとを繰り返すステップと、前記第1の媒体インデック
ス位置に対して、一つ置きの並列トラックに、前記第2
の記憶媒体方向でフォーマット情報を記録するステップ
と、を含むプロセスで記録されることを特徴とする記憶
装置。 (18)前記第1の媒体インデックス位置の方に、記憶
媒体を位置決めする前記ステップは、前記決定された記
憶媒体長さに従ってインデックス位置間隔を決定するス
テップと、前記インデックス位置間隔によって前記第1
の媒体インデックス位置の近くに記憶媒体を位置決めす
るステップとを含むことを特徴とする上記(17)に記
載の記憶装置。 (19)記憶媒体の長さを決定する前記ステップは、記
憶媒体が巻かれるハブの回転位置標識を初期化するステ
ップと、前記第1の媒体インデックス位置から前記第2
の媒体インデックス位置へ記憶媒体が動くとき、前記回
転位置標識を保持するステップと、前記回転位置標識に
従って、前記第1の媒体インデックス位置から前記第2
の媒体インデックス位置への記憶の長さを決定するステ
ップと、を含むことを特徴とする上記(17)に記載の
記憶装置。 (20)前記第1の媒体インデックス位置の方へ、前記
記憶媒体を位置決めする前記ステップは、前記決定され
た記憶媒体長さに従って、インデックス位置間隔を決定
するステップと、前記回転位置標識が、前記インデック
ス位置間隔の量だけ増大するまで、前記第1の媒体イン
デックス位置の近くに記憶媒体を移動するステップと、
を含むことを特徴とする上記(19)に記載の記憶装
置。 (21)前記位置決めステップは、記録の際に記憶媒体
が移動される記録速度よりも大きい高速で、記憶媒体を
移動するステップを含むことを特徴とする上記(19)
に記載の記憶装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成された記録媒体テープ・カ
ートリッジを示す図である。
【図2】図1に示すテープ・カートリッジ内に含まれる
記録媒体の一部を示す図である。
【図3】図1に示したテープ・カートリッジを用いる記
録サブシステムを示す図である。
【図4】ホスト・コンピュータに接続された、図3の記
憶装置を示す図である。
【図5】図4の装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の記憶装置コントローラのブロック図であ
る。
【図7】図2の記録媒体の一部を詳細に示す図である。
【図8】図2および図7に示した記録媒体の作成におい
て実行される処理ステップを示すフロー図である。
【符号の説明】
40 データ・カートリッジ 42 外部ケース 44 テープ 50 自動データ記憶サブシステム 52 カートリッジ・マガジン 54 ローダーユニット 56 ドライブ・ユニット 60 ローディング・アーム 65 テープパス 66,68,70 ピニオン 72 巻取りリール 74 ホスト・コンピュータ 80 コントローラ 82 読取り/書込みヘッド 84 記憶媒体搬送部 88 CPU 90 メモリ
フロントページの続き (72)発明者 スティーヴン・ダグラス・ジョンソン アメリカ合衆国 85730 アリゾナ州 ツーソン イー フォーティーセカンド ストリート 9526 (72)発明者 スティーヴン・ベネット・ウィルソン アメリカ合衆国 85749 アリゾナ州 ツーソン エヌ ヴィア ノリーガ 4601 (56)参考文献 特開 平8−235775(JP,A) 特開 平7−114443(JP,A) 特開 平5−46961(JP,A) 特開 平4−351711(JP,A) 特開 平4−344316(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/12 101

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶媒体に区分フォーマット情報を記録す
    る方法において、 記憶媒体のインデックス位置で始めて、第1の記憶媒体
    トラックに第1の媒体方向で、区分フォーマット情報を
    記録するステップと、 前記第1の媒体方向とは反対の第2の媒体方向で、前記
    第1記憶媒体トラックに並行な第2の記憶媒体トラック
    に、区分情報を記録するステップと、 記憶媒体の幅に渡って、連続する並列トラック内で、前
    記第1の媒体方向での記録ステップと、前記第2の媒体
    方向での記録ステップとを繰り返し、 記憶媒体の幅に渡って、連続する並列トラック内で、記
    憶媒体の次のインデックス位置に、交互媒体方向で、区
    分フォーマット情報を記録するステップと、を含むこと
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記第1および第2の媒体方向は、記憶媒
    体の長さ方向に延びていることを特徴とする請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】前記インデックス位置は、記憶媒体の長さ
    に沿った、規則的に離間された間隔で配置されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記記憶媒体は、線形記録テープであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】記憶媒体上のインデックス位置に区分フォ
    ーマット情報を記録する方法において、 記憶媒体を、記録ヘッドに対して、第1のインデックス
    位置に位置決めし、 並列記憶媒体トラックにおいて、記憶媒体トラックの第
    1の記録方向で、続いて逆方向の第2の記録方向で、区
    分フォーマット情報を交互に記録することによって、記
    憶媒体の前記第1のインデックス位置に対して、所定数
    の並列トラック内に、区分フォーマット情報を記録する
    ステップと、 前記第1のインデックス位置に対する次のインデックス
    位置へ、第1の記憶媒体方向に記憶媒体を移動するステ
    ップと、 所定範囲の記憶媒体に区分フォーマット情報が記録され
    るまで、前記記録ステップおよび移動ステップを繰り返
    すステップと、を含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】前記記録ステップは、前記記録ヘッドを通
    過する記録速度で記憶媒体を移動するステップを含み、
    この移動ステップは、前記記録速度よりも大きい搬送速
    度で前記記録ヘッドに対して記録媒体を移動するステッ
    プを含むことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】前記インデックス位置は、記憶媒体の長さ
    に沿った、規則的に離間された間隔で配置されているこ
    とを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】前記記録方向と前記第1の記録媒体方向と
    が並行であることを特徴とする請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】前記第1のインデックス位置が、媒体位置
    の終了部を有し、前記位置決めステップが、 記憶媒体が移動すると、所定の距離移動する位置標識を
    初期化し、 記憶媒体が、媒体位置の開始部から前記終了部へ移動す
    るとき、位置標識移動のカウントを保持するステップ
    と、 前記位置標識移動のカウントに従って、前記媒体位置の
    開始部から終了部への記憶媒体の長さを決定するステッ
    プと、を含むことを特徴とする請求項5記載の方法。
  10. 【請求項10】記憶媒体を移動するステップが、所定の
    記憶媒体の長さに従ってインデックス位置間隔を決定す
    るステップと、記憶媒体を前記第1の記憶媒体方向に前
    記インデックス位置間隔に等しい距離だけ移動させるス
    テップとを含むことを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】線形記憶媒体の長さ方向に沿って延在す
    る複数本の並列トラックに区分フォーマット情報を記録
    する方法において、 記録ヘッドに対して、第1の媒体インデックス位置から
    第2の媒体インデックス位置への、記憶媒体の長さを決
    定するステップと、 前記記憶ヘッドに前記第2の媒体インデックス位置を位
    置決めするステップと、 前記第2の媒体インデックス位置に対して、一つ置きの
    並列トラックに、第1の記憶媒体方向でフォーマット情
    報を記録するステップと、 前記第2の媒体インデックス位置に対して、新しい媒体
    インデックス位置で、前記第1の媒体インデックス位置
    の方へ記憶媒体を位置決めするステップと、 記憶媒体の幅に渡って、並列トラックに、前記第1の記
    憶媒体方向に、続いて前記第1の記憶媒体方向とは逆の
    第2の記憶媒体方向に交互に記録することによって、前
    記新しい媒体インデックス位置に対して、連続する並列
    トラックにフォーマット情報を記録するステップと、 記憶媒体を位置決めする前記ステップと、記憶媒体が前
    記第1の媒体インデックス位置に位置決めされるまで、
    前記第1の記憶媒体方向および前記第2の記憶媒体方向
    に交互に、フォーマット情報を記録する前記ステップと
    を繰り返すステップと、 前記第1の媒体インデックス位置に対して、一つ置きの
    並列トラックに、前記第2の記憶媒体方向でフォーマッ
    ト情報を記録するステップと、を含むことを特徴とする
    方法。
  12. 【請求項12】前記第1の媒体インデックス位置の方に
    記憶媒体を位置決めする前記ステップは、前記決定され
    た記憶媒体長さに従ってインデックス位置間隔を決定す
    るステップと、前記インデックス位置間隔によって前記
    第1の媒体インデックス位置の近くに記憶媒体を位置決
    めするステップとを含むことを特徴とする請求項11記
    載の方法。
  13. 【請求項13】記憶媒体の長さを決定する前記ステップ
    は、 記憶媒体が巻かれるハブの回転位置標識を初期化するス
    テップと、 前記第1の媒体インデックス位置から前記第2の媒体イ
    ンデックス位置へ記憶媒体が動くとき、前記回転位置標
    識を保持するステップと、 前記回転位置標識に従って、前記第1の媒体インデック
    ス位置から前記第2の媒体インデックス位置への記憶の
    長さを決定するステップと、を含むことを特徴とする請
    求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】前記第1の媒体インデックス位置の方
    へ、前記記憶媒体を位置決めする前記ステップは、 前記決定された記憶媒体長さに従って、インデックス位
    置間隔を決定するステップと、 前記回転位置標識が、前記インデックス位置間隔の量だ
    け増大するまで、前記第1の媒体インデックス位置の近
    くに記憶媒体を移動するステップと、を含むことを特徴
    とする請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】前記位置決めステップは、記録の際に記
    憶媒体が移動される記録速度よりも大きい高速で、記憶
    媒体を移動するステップを含むことを特徴とする請求項
    11記載の方法。
  16. 【請求項16】前記線形記憶媒体は、テープ記憶装置に
    含まれることを特徴とする請求項11記載の方法。
  17. 【請求項17】線形記憶媒体を有する記憶装置であっ
    て、 前記記憶媒体には、前記記憶媒体の長さ方向に沿って延
    在する複数本の並列トラックに区分フォーマット情報
    が、 記録ヘッドに対して、第1の媒体インデックス位置から
    第2の媒体インデックス位置への、記憶媒体の長さを決
    定するステップと、 前記記憶ヘッドに前記第2の媒体インデックス位置を位
    置決めするステップと、 前記第2の媒体インデックス位置に対して、一つ置きの
    並列トラックに、第1の記憶媒体方向でフォーマット情
    報を記録するステップと、 前記第2の媒体インデックス位置に対して、新しい媒体
    インデックス位置で、前記第1の媒体インデックス位置
    の方へ記憶媒体を位置決めするステップと、 記憶媒体の幅に渡って、並列トラックに、前記第1の記
    憶媒体方向に、続いて前記第1の記憶媒体方向とは逆の
    第2の記憶媒体方向に交互に記録することによって、前
    記新しい媒体インデックス位置に対して、連続する並列
    トラックにフォーマット情報を記録するステップと、 記憶媒体を位置決めする前記ステップと、記憶媒体が前
    記第1の媒体インデックス位置に位置決めされるまで、
    前記第1の記憶媒体方向および前記第2の記憶媒体方向
    に交互に、フォーマット情報を記録する前記ステップと
    を繰り返すステップと、 前記第1の媒体インデックス位置に対して、一つ置きの
    並列トラックに、前記第2の記憶媒体方向でフォーマッ
    ト情報を記録するステップと、を含むプロセスで記録さ
    れることを特徴とする記憶装置。
  18. 【請求項18】前記第1の媒体インデックス位置の方
    に、記憶媒体を位置決めする前記ステップは、前記決定
    された記憶媒体長さに従ってインデックス位置間隔を決
    定するステップと、前記インデックス位置間隔によって
    前記第1の媒体インデックス位置の近くに記憶媒体を位
    置決めするステップとを含むことを特徴とする請求項1
    7記載の記憶装置。
  19. 【請求項19】記憶媒体の長さを決定する前記ステップ
    は、 記憶媒体が巻かれるハブの回転位置標識を初期化するス
    テップと、 前記第1の媒体インデックス位置から前記第2の媒体イ
    ンデックス位置へ記憶媒体が動くとき、前記回転位置標
    識を保持するステップと、 前記回転位置標識に従って、前記第1の媒体インデック
    ス位置から前記第2の媒体インデックス位置への記憶の
    長さを決定するステップと、を含むことを特徴とする請
    求項17記載の記憶装置。
  20. 【請求項20】前記第1の媒体インデックス位置の方
    へ、前記記憶媒体を位置決めする前記ステップは、 前記決定された記憶媒体長さに従って、インデックス位
    置間隔を決定するステップと、 前記回転位置標識が、前記インデックス位置間隔の量だ
    け増大するまで、前記第1の媒体インデックス位置の近
    くに記憶媒体を移動するステップと、を含むことを特徴
    とする請求項19記載の記憶装置。
  21. 【請求項21】前記位置決めステップは、記録の際に記
    憶媒体が移動される記録速度よりも大きい高速で、記憶
    媒体を移動するステップを含むことを特徴とする請求項
    19記載の記憶装置。
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