JP3179781U - ゴルフスイング矯正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 理想的な腰部の動きを習得可能で簡便な構成のゴルフスイング矯正装置を提供することである。
【解決手段】 平面に設置可能な基台部2と、この基台部2に立設されゴルフスイングのバックスイング時に利き手側の腰部の一部が接触する第1の腰部接触部3aと,この第1の腰部接触部3aに対して平行位置において基台部2に立設されゴルフスイングのフォロースイング時に利き手ではない側の腰部の一部が接触する第2の腰部接触部3bとを備える一対の腰部接触部3と、基台部2に対して平行位置に設置されゴルフスイング時の腰部の上下動を確認可能な横棒部4とを有するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 平面に設置可能な基台部2と、この基台部2に立設されゴルフスイングのバックスイング時に利き手側の腰部の一部が接触する第1の腰部接触部3aと,この第1の腰部接触部3aに対して平行位置において基台部2に立設されゴルフスイングのフォロースイング時に利き手ではない側の腰部の一部が接触する第2の腰部接触部3bとを備える一対の腰部接触部3と、基台部2に対して平行位置に設置されゴルフスイング時の腰部の上下動を確認可能な横棒部4とを有するものである。
【選択図】 図1
Description
本考案は、ゴルフのスイングを矯正するゴルフスイング矯正装置に関する。
一般に、広く愛好されているスポーツの一つであるゴルフでは、正しいスイング姿勢の習得が非常に困難であり、多くのゴルファーが熱心に練習を重ねている。そこで、正しいスイング姿勢を習得するために様々な練習装置が考えられている。
例えば、特許文献1には、「ゴルフスイング練習装置」という名称で、ゴルフスイング時の両膝の左右の移動を抑制して理想的なスイングを実現可能なゴルフスイング練習装置に関する発明が開示されている。
この特許文献1に開示された発明は、両足を載置する基板と、この基板に装着されスイング時に両膝が外側方向に移動するのを抑止する一対の膝掛止具と、基板の上部に設置される軸足固定具とを有するものである。
そして、一対の膝係止具は基板の両側部にそれぞれ立設されており、上端部の高さは大人の膝の高さになるように設定されている。使用者が両足を肩幅程度の所定の間隔を開けてスタンスを決めて基板上に立ち、バックスイングを行う際には、利き膝が外側方向に移動しようとすると、利き膝は一の膝係止具に接触して外側への移動が抑止される。また、インパクト時には利き足でない方の足が外側に移動しようとすると、他の膝係止具によって外側への移動が抑止され、引き続き、利き足でない側の足は他の膝係止具に係止された状態でフォロースイングを行うことができる。したがって、スイング時の左右の膝の移動を防止したゴルフスイング練習を行うことができる。また、基板には軸足固定具を設けることができ、この軸足には軸足が固定されるので、スイング時の軸足の上昇やズレを解消することも可能になっている。
この特許文献1に開示された発明は、両足を載置する基板と、この基板に装着されスイング時に両膝が外側方向に移動するのを抑止する一対の膝掛止具と、基板の上部に設置される軸足固定具とを有するものである。
そして、一対の膝係止具は基板の両側部にそれぞれ立設されており、上端部の高さは大人の膝の高さになるように設定されている。使用者が両足を肩幅程度の所定の間隔を開けてスタンスを決めて基板上に立ち、バックスイングを行う際には、利き膝が外側方向に移動しようとすると、利き膝は一の膝係止具に接触して外側への移動が抑止される。また、インパクト時には利き足でない方の足が外側に移動しようとすると、他の膝係止具によって外側への移動が抑止され、引き続き、利き足でない側の足は他の膝係止具に係止された状態でフォロースイングを行うことができる。したがって、スイング時の左右の膝の移動を防止したゴルフスイング練習を行うことができる。また、基板には軸足固定具を設けることができ、この軸足には軸足が固定されるので、スイング時の軸足の上昇やズレを解消することも可能になっている。
また、特許文献2には、「ゴルフスイング練習装置」という名称で、最良のスイングを効果的に教示可能なゴルフスイング練習装置に関する発明が開示されている。
この特許文献2に開示された発明は、ゴルファーの立ち位置を囲繞するコの字型の支持部と、ゴルファーの利き足側において支持部に支持されバックスイング時に移動する利き膝に当接して適正な利き膝の位置を教示する第1の膝当接部材と、ゴルファーの両足間において支持部に支持されバックスイング時には利き膝でない側の膝に一の面が当接して適正な位置を教示しダウンスイング時には移動する利き膝に他の面が当接して適正な位置を教示する第2の膝当接部材と、バックスイング及びダウンスイング時のゴルフクラブの軌道位置よりもゴルファーの前方側の位置において支持部に支持されてバックスイング及びダウンスイング時にゴルファーの頭部に当接して適正な位置を教示する頭部当接部材を有するものである。
そして、使用者であるゴルファーが支持部内でスタンスを決めると、第1の膝当接部材が利き足側の膝の外側に当接し、また、第2の膝当接部材が両足間で利き足でない側の膝の内側に当接し、さらに、頭部当接部材がこめかみ等の頭部に当接した状態で配置される。そして、スイングを行う際には、移動する利き膝の内側に第2の膝当接部材が当接するので、スタンスを決めてからスイングを行うまでの間の両膝の正しい位置が第1の膝当接部材及び第2の膝当接部材によって導かれるので繰返し練習することによって膝の動作が習得でき、適正な体重の配分を学ぶことができる。また、頭部が頭部当接部材によって固定されるのでスイング中の頭部の静止も可能となり、正しい姿勢でのスイングを習得することができる。
この特許文献2に開示された発明は、ゴルファーの立ち位置を囲繞するコの字型の支持部と、ゴルファーの利き足側において支持部に支持されバックスイング時に移動する利き膝に当接して適正な利き膝の位置を教示する第1の膝当接部材と、ゴルファーの両足間において支持部に支持されバックスイング時には利き膝でない側の膝に一の面が当接して適正な位置を教示しダウンスイング時には移動する利き膝に他の面が当接して適正な位置を教示する第2の膝当接部材と、バックスイング及びダウンスイング時のゴルフクラブの軌道位置よりもゴルファーの前方側の位置において支持部に支持されてバックスイング及びダウンスイング時にゴルファーの頭部に当接して適正な位置を教示する頭部当接部材を有するものである。
そして、使用者であるゴルファーが支持部内でスタンスを決めると、第1の膝当接部材が利き足側の膝の外側に当接し、また、第2の膝当接部材が両足間で利き足でない側の膝の内側に当接し、さらに、頭部当接部材がこめかみ等の頭部に当接した状態で配置される。そして、スイングを行う際には、移動する利き膝の内側に第2の膝当接部材が当接するので、スタンスを決めてからスイングを行うまでの間の両膝の正しい位置が第1の膝当接部材及び第2の膝当接部材によって導かれるので繰返し練習することによって膝の動作が習得でき、適正な体重の配分を学ぶことができる。また、頭部が頭部当接部材によって固定されるのでスイング中の頭部の静止も可能となり、正しい姿勢でのスイングを習得することができる。
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1に開示された発明は、スイング時の膝の移動を抑制可能な練習装置であるが、スイング時の体重移動の行い方等で膝よりも重要な腰部の移動をチェックすることができないという課題があった。
また、特許文献2に開示された発明は、両膝や頭部の動きを適正化するものであるが、腰部の動きについては言及されておらず、特許文献1の場合と同様にゴルフスイングにおいて最も重要な動きの一つである腰部の動きを習得することができないという課題があった。
本考案はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、理想的な腰部の動きを習得可能で簡便な構成のゴルフスイング矯正装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案であるゴルフスイング矯正装置は、平面に設置可能な基台部と、この基台部に立設されゴルフスイングのバックスイング時に利き手側の腰部の一部が接触する第1の腰部接触部と,この第1の腰部接触部に対して平行位置において基台部に立設されゴルフスイングのフォロースイング時に利き手ではない側の腰部の一部が接触する第2の腰部接触部とを備える一対の腰部接触部と、基台部に対して平行位置に設置されゴルフスイング時の腰部の上下動を確認可能な横棒部とを有するものである。
このような構成のゴルフスイング矯正装置によれば、基台部は平面に設置されて第1の腰部接触部及び第2の腰部接触部を支持するように作用する。また、一対の腰部接触部は、第1の腰部接触部においてゴルフスイングのバックスイング時に利き手側の腰部の一部が接触するように作用し、第2の腰部接触部において、ゴルフスイングのフォロースイング時に利き手ではない側の腰部の一部が接触するように作用する。そして、横棒部は基台部に対して平行位置に配置されてゴルフスイング時の腰部の上下動を確認可能に作用する。
このような構成のゴルフスイング矯正装置によれば、基台部は平面に設置されて第1の腰部接触部及び第2の腰部接触部を支持するように作用する。また、一対の腰部接触部は、第1の腰部接触部においてゴルフスイングのバックスイング時に利き手側の腰部の一部が接触するように作用し、第2の腰部接触部において、ゴルフスイングのフォロースイング時に利き手ではない側の腰部の一部が接触するように作用する。そして、横棒部は基台部に対して平行位置に配置されてゴルフスイング時の腰部の上下動を確認可能に作用する。
また、請求項2記載の考案は、請求項1記載のゴルフスイング矯正装置において、基台部に対して垂直位置に設置されゴルフスイング時の体幹及び頭の軸ぶれ(左右動)を確認可能な縦棒部を有するものである。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1に記載の考案の作用に加えて、縦棒部は基台部に対して垂直位置に設置されてゴルフスイング時の体幹や頭の軸ぶれ(左右動)を確認可能に作用する。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1に記載の考案の作用に加えて、縦棒部は基台部に対して垂直位置に設置されてゴルフスイング時の体幹や頭の軸ぶれ(左右動)を確認可能に作用する。
請求項3記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載のゴルフスイング矯正装置において、一対の腰部接触部は、第1の腰部接触部と第2の腰部接触部の高さ及び/又はそれらの間の距離を変更可能に設置されるものである。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1又は請求項2に記載の考案の作用に加えて、一対の腰部接触部は、第1の腰部接触部と第2の腰部接触部の高さ及び/又はそれらの間の距離が可変となるという作用を有する。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1又は請求項2に記載の考案の作用に加えて、一対の腰部接触部は、第1の腰部接触部と第2の腰部接触部の高さ及び/又はそれらの間の距離が可変となるという作用を有する。
請求項4記載の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のゴルフスイング矯正装置において、一対の腰部接触部は、第1の腰部接触部の傾倒を防止する第1の支持部と、第2の腰部接触部の傾倒を防止する第2の支持部とを備えるものである。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、一対の腰部接触部が備える第1の支持部及び第2の支持部は、それぞれ第1の腰部接触部及び第2の腰部接触部の傾倒を防止するように作用する。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、一対の腰部接触部が備える第1の支持部及び第2の支持部は、それぞれ第1の腰部接触部及び第2の腰部接触部の傾倒を防止するように作用する。
請求項5記載の考案は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のゴルフスイング矯正装置において、横棒部は、基台部に対する平行方向の高さを変更可能に設置されるものである。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、横棒部は、基台部に対する平行方向(水平方向)のレベル高さが可変となるという作用を有する。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、横棒部は、基台部に対する平行方向(水平方向)のレベル高さが可変となるという作用を有する。
最後に、請求項6記載の考案は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のゴルフスイング矯正装置において、縦棒部は、基台部に対する垂直方向の設置位置を変更可能に設置されるものである。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、縦棒部は、基台部に対する垂直方向の設置位置が可変となるという作用を有する。
このような構成のゴルフスイング矯正装置においては、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の考案の作用に加えて、縦棒部は、基台部に対する垂直方向の設置位置が可変となるという作用を有する。
以上説明したように、本考案の請求項1に記載のゴルフスイング矯正装置においては、一対の腰部接触部の第1の腰部接触部と第2の腰部接触部の間にスタンスを決めて立ち、ゴルフスイングを行うと、バックスイングの際には利き手側の腰部の一部が第1の腰部接触部に接触し、続いて、ゴルフクラブを振り切り、フォロースイングに達すると、利き手でない側の腰部の一部が第2の腰部接触部に接触する。したがって、使用者はバックスイングからフォロースイングにかけての腰部の回転及び体重移動を一対の腰部接触部への接触によって感じ取ることができ、ゴルフスイングにおいて最も重要な腰部の理想的な動きを習得することができる。また、横棒部が設けられているので、左右方向のみならずスイング中の腰部の上下動も確認することができ、腰部の上下方向における動きの矯正も行うことができる。従って、腰の回転や移動と共に、膝の曲げも同時に確認することができるため、ゴルフスイングを3次元的に捉えながら習得したり矯正したりすることができる。
また、本考案の請求項2に記載のゴルフスイング矯正装置においては、縦棒部を備えているので、ゴルフスイング時の体の左右動の確認が可能となり、体幹や頭の軸線のぶれを防止したスイング姿勢を習得することができる。
そして、本考案の請求項3に記載のゴルフスイング矯正装置においては、一対の腰部接触部は、第1の腰部接触部と第2の腰部接触部の高さやそれらの間の距離が可変であるので、使用者の腰部の高さやスイング時の腰部の動きに合わせて位置を調整することができ、体型が異なる男性や女性や子どもにおいて広く使用することができる。
本考案の請求項4に記載のゴルフスイング矯正装置においては、一対の腰部接触部は第1の支持部及び第2の支持部を備えているので、第1の腰部接触部及び第2の腰部接触部に外力がかかってもこれらが傾倒することなく使用者の腰部を支持し、安全にゴルフスイングの練習を行うことができる。
本考案の請求項5に記載のゴルフスイング矯正装置においては、横棒部は、基台部に対する平行方向の高さが可変であるので、使用者の腰部の高さに合わせて自由に位置を設置することができる。
最後に、本考案の請求項6に記載のゴルフスイング矯正装置においては、縦棒部は、基台部に対する垂直方向の設置位置が可変であるので、使用者の頭部位置や所望の縦位置において自由に設置位置を変更することができる。
以下に、本考案に係るゴルフスイング矯正装置の実施の形態を図1乃至図6を参照しながら説明する。(請求項1乃至請求項6に対応)
図1は、本考案の実施の形態に係るゴルフスイング矯正装置の正面図である。
図1において、ゴルフスイング矯正装置1は、基台2、第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bからなる一対の腰部接触部3、横棒4、第1の縦棒5a及び第2の縦棒5bを備えている。
基台2は、地面や床面等の平面に設置可能で、4枚の基板2a,2b,2c,2dが組み合わされて矩形の枠体形状に構成されており、各基板は鉄等の金属で形成されている。
図1は、本考案の実施の形態に係るゴルフスイング矯正装置の正面図である。
図1において、ゴルフスイング矯正装置1は、基台2、第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bからなる一対の腰部接触部3、横棒4、第1の縦棒5a及び第2の縦棒5bを備えている。
基台2は、地面や床面等の平面に設置可能で、4枚の基板2a,2b,2c,2dが組み合わされて矩形の枠体形状に構成されており、各基板は鉄等の金属で形成されている。
一対の腰部接触部3は、詳細については後述するが、第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bがそれぞれ格子6a及び格子6bを備えて、互いに平行になるように基台2に立設されている。また、第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bにはそれぞれ第1の支持棒7a及び第2の支持棒7bが具備されており、第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bを支持してこれらの傾倒を防止している。そして、第1の支持棒7aには連結部材8a及びピン9aが設けられており、第1の固定部材10aによって基台2に固定されており、一方、第2の支持棒7bも同様に連結部材8b及びピン9bが設けられ、第2の固定部材10bによって基台2に固定されている。
使用者は第1の腰部接触部3aと第2の腰部接触部3bの間に適当な間隔の足幅でスタンスを決めて立ち、ゴルフスイングを行うと、バックスイングの際には利き手側の腰部が利き手側に移動して第1の腰部接触部3aに接触し、続いて、フォロースイングの際には利き手でない側の腰部が利き手でない側に移動して第2の腰部接触部3bに接触する。このようにスイング中の腰部が移動して第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bに接触することによって、使用者はスイング時の腰部の理想的な移動を習得することが可能となる。また、第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bはそれぞれ第1の支持棒7a及び第2の支持棒7bを備えているので、使用者の腰部が強く接触しても第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bが傾倒することなく安全にゴルフスイングの練習を行うことができる。
なお、符号11a及び符号11bはピン、符号12a乃至符号12cはそれぞれ第1の位置調整部材、第2の位置調整部材及び第3の位置調整部材、符号13a乃至符号13dは貫通孔、符号14a、符号14b及び符号14dはピン、同じく符号15a乃至符号15cはピン、符号16a及び符号16bはフックであり、後述する一対の腰部接触部3の高さ調整や位置調整及び固定に関わる部材である。また、この高さ調整や位置調整(幅調整)は、レッスンプロやゴルフ上級者によって、使用者各々に適した状態とすべく実施されるとよい。もちろん、後述する横棒4や第1、第2の縦棒5a,5bの高さ調整や位置調整(幅調整)も同様である。
使用者は第1の腰部接触部3aと第2の腰部接触部3bの間に適当な間隔の足幅でスタンスを決めて立ち、ゴルフスイングを行うと、バックスイングの際には利き手側の腰部が利き手側に移動して第1の腰部接触部3aに接触し、続いて、フォロースイングの際には利き手でない側の腰部が利き手でない側に移動して第2の腰部接触部3bに接触する。このようにスイング中の腰部が移動して第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bに接触することによって、使用者はスイング時の腰部の理想的な移動を習得することが可能となる。また、第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bはそれぞれ第1の支持棒7a及び第2の支持棒7bを備えているので、使用者の腰部が強く接触しても第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bが傾倒することなく安全にゴルフスイングの練習を行うことができる。
なお、符号11a及び符号11bはピン、符号12a乃至符号12cはそれぞれ第1の位置調整部材、第2の位置調整部材及び第3の位置調整部材、符号13a乃至符号13dは貫通孔、符号14a、符号14b及び符号14dはピン、同じく符号15a乃至符号15cはピン、符号16a及び符号16bはフックであり、後述する一対の腰部接触部3の高さ調整や位置調整及び固定に関わる部材である。また、この高さ調整や位置調整(幅調整)は、レッスンプロやゴルフ上級者によって、使用者各々に適した状態とすべく実施されるとよい。もちろん、後述する横棒4や第1、第2の縦棒5a,5bの高さ調整や位置調整(幅調整)も同様である。
横棒4は、木材、プラスチックや金属製の長細い棒状体であり、一対の腰部接触部3の格子6aと格子6bに着脱自在に挿通されて、基台2に対して平行になるように設置されている。一対の腰部接触部3の格子6a及び格子6bは、複数の格子で形成されているので、格子の高さ方向において横棒4の挿通位置を変えることによって横棒4の高さを変更することができる。したがって、使用者の腰部の高さに合わせて横棒4の高さを調整することができる。横棒4を設置することによって、使用者のゴルフスイングにおいて腰部の上下動を確認することができるので、使用者はスイング中に腰部が上下動しないようにフォームを矯正しながら練習することができる。
すなわち、第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bと同時に横棒4を設けることで、使用者はゴルフスイング時に腰部の回転や移動と同時にその上下動をも確認できるので、スイングを3次元的に捉えて習得や矯正を行うことができるのである。
すなわち、第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bと同時に横棒4を設けることで、使用者はゴルフスイング時に腰部の回転や移動と同時にその上下動をも確認できるので、スイングを3次元的に捉えて習得や矯正を行うことができるのである。
第1の縦棒5a及び第2の縦棒5bは、横棒4と同様に、木材やプラスチックや金属製の長細い棒状体であり、基台2の基板2bに設けられた第1の縦棒支持部材17a及び第2の縦棒支持部材17bに着脱自在に支持されて基台2に対して垂直になるように設置されている。第1の縦棒5a及び第2の縦棒5bでは、使用者のゴルフスイング中の体の軸線の左右動を確認することができる。したがって、使用者はスイング中の左右方向の動きの癖を確認し、頭部や体幹の軸線がぶれないように練習を重ねることができる。
なお、本実施の形態では、第1の縦棒5a及び第2の縦棒5bの2本の縦棒を設置しているが、縦棒の設置数は特に限定されるものではなく、1本にしたり又は3本以上にしたりすることもできる。また、第1の縦棒支持部材17aや第2の縦棒支持部材17b以外にも縦棒支持部材を設けて、縦棒設置位置を調整するようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、第1の縦棒5a及び第2の縦棒5bの2本の縦棒を設置しているが、縦棒の設置数は特に限定されるものではなく、1本にしたり又は3本以上にしたりすることもできる。また、第1の縦棒支持部材17aや第2の縦棒支持部材17b以外にも縦棒支持部材を設けて、縦棒設置位置を調整するようにしてもよい。
次に、図2は、本考案の実施の形態に係るゴルフスイング矯正装置の斜視図である。なお、図2において、図1に記載されたものと同一の部分については同一の符号を付し、一部についてその構成についての説明は省略する。
図2において、ゴルフスイング矯正装置1の第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bは、それぞれ平面部18a,18bと伸縮脚部19a,19bで構成されており、平面部18a,18bはそれぞれ格子6a,6bを備え、前方に突出した構造になっている。使用者は基台2の基板2a付近に立つと、平面部18a,18bの突出した部分が使用者の腰部に位置し、ゴルフスイング時の腰部の接触面となる。ゴルフスイング時には、平面部18a,18bの突出した部分以外は使用者の後方に位置するので、ゴルフスイング時のゴルフクラブの軌道には障害物はなく、安全に練習することができる。
また、格子6a及び格子6bは、縦二段、横五列になるようにワイヤが張られて形成されており、これらの格子の中の一つの格子内に横棒4が挿通されて固定されている。第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bは互いに平行になるように配置され、格子6a及び格子6bの高さは同じになるように形成されているので、横棒4は基台2に対して平行位置に保持される。したがって、使用者はゴルフスイング時の腰部の上下動を平行に配置される横棒4によって確認することができる。また、格子6a及び格子6aは縦方向に二段形成されているので、挿入位置を変更することによって横棒4は高さ調整が可能となり、使用者の腰部の高さに合わせて位置調整を行うことができる。なお、格子6a及び格子6bの構成は特に限定されるものではなく、図示するよりもさらに細かく形成するようにしてもよく、縦方向の格子を増加させて横棒4の高さ調整を細かく設定できるようにしてもよい。
図2において、ゴルフスイング矯正装置1の第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bは、それぞれ平面部18a,18bと伸縮脚部19a,19bで構成されており、平面部18a,18bはそれぞれ格子6a,6bを備え、前方に突出した構造になっている。使用者は基台2の基板2a付近に立つと、平面部18a,18bの突出した部分が使用者の腰部に位置し、ゴルフスイング時の腰部の接触面となる。ゴルフスイング時には、平面部18a,18bの突出した部分以外は使用者の後方に位置するので、ゴルフスイング時のゴルフクラブの軌道には障害物はなく、安全に練習することができる。
また、格子6a及び格子6bは、縦二段、横五列になるようにワイヤが張られて形成されており、これらの格子の中の一つの格子内に横棒4が挿通されて固定されている。第1の腰部接触部3a及び第2の腰部接触部3bは互いに平行になるように配置され、格子6a及び格子6bの高さは同じになるように形成されているので、横棒4は基台2に対して平行位置に保持される。したがって、使用者はゴルフスイング時の腰部の上下動を平行に配置される横棒4によって確認することができる。また、格子6a及び格子6aは縦方向に二段形成されているので、挿入位置を変更することによって横棒4は高さ調整が可能となり、使用者の腰部の高さに合わせて位置調整を行うことができる。なお、格子6a及び格子6bの構成は特に限定されるものではなく、図示するよりもさらに細かく形成するようにしてもよく、縦方向の格子を増加させて横棒4の高さ調整を細かく設定できるようにしてもよい。
そして、伸縮脚部19a,19bは平面部18a,18bからそれぞれ延設されている。第1の腰部接触部3aと第2の腰部接触部3bは同構造であるので、第2の腰部接触部3bについて説明すると、平面部18bから延設される伸縮脚部19bは、脚部20b及び脚受部21bと、脚部20d及び脚受部21dの2本を備えている。脚部20b,20dは脚受部21b,21dの上部にそれぞれスライド可能に挿入されて、脚部20b,20dにそれぞれ穿設される貫通孔22b,22dと、図示していないが脚受部21b,21dの上部にそれぞれ穿設される貫通孔にピン11b及びピン11d(図示せず)が挿通されて固定されている。貫通孔22b,22dは複数穿設されており、これらの貫通孔22b,22dへのピンの挿通位置を変えることによって伸縮脚部19bの長さを変更することができる。したがって、使用者の腰部の高さに合わせて第2の腰部接触部3b及び第1の腰部接触部3aの高さを変えることができるので、体型が異なる使用者にも広く使用されることができる。
なお、符号23b,23dはロープであり、ピン11b,11d(図示せず)と第2の腰部接触部3bを繋げてピン11b,11d(図示せず)の挿脱を容易にしたり、紛失を防止したりするものである。
また、第2の支持棒7bは、ピン9bで接続される連結部材8bによって第2の腰部接触部3bの脚部20bに連結されている。そして、第2の支持棒7bの下端部は後述する第2の固定部材10bに嵌入されて固定されている。なお、図示していないが、第1の支持棒7aについても第2の支持棒7bと同様の構造を備えて第1の固定部材10aに固定されている。
なお、符号23b,23dはロープであり、ピン11b,11d(図示せず)と第2の腰部接触部3bを繋げてピン11b,11d(図示せず)の挿脱を容易にしたり、紛失を防止したりするものである。
また、第2の支持棒7bは、ピン9bで接続される連結部材8bによって第2の腰部接触部3bの脚部20bに連結されている。そして、第2の支持棒7bの下端部は後述する第2の固定部材10bに嵌入されて固定されている。なお、図示していないが、第1の支持棒7aについても第2の支持棒7bと同様の構造を備えて第1の固定部材10aに固定されている。
次に、図3(a)は、図2中の符号Aで囲まれた部分の拡大図であり、図3(b)は図2中の符号Bで囲まれた部分の拡大図である。
図3(a)及び(b)において、脚受部21a及び脚受部21cの下端部には、平板状の脚底部24a,24cが設けられており、図3(b)に示すように、脚底部24cは、基板2bと第3の位置調整部材12cとの間に形成される間隙27cに挿入されている。第3の位置調整部材12cには複数の貫通孔13cが穿設されており、図示していないが、基板2bにも同様に穿設された貫通孔とともに、ピン14c,15cが挿通されて、脚底部24cは基板2bに固定されている。また、ピン14c,15cにはそれぞれロープ25c,26cが結着されており、ロープ25c,26cはさらに基板2bに固設されたフック16cに結着されて、ピン14c,15cの取扱いを容易にしている。
図3(a)においても、脚底部24aは基板2aと第1の位置調整部材12aとの間にできる間隙に挿入されて貫通孔13aに挿通されるピン14a,15aによって固定され、また、ピン14a,15aとフック16aはそれぞれロープ25a及びロープ26aが結着されている。
貫通孔13a及び貫通孔13cはそれぞれ複数穿設されているので、脚底部24a及び脚底部24cは横方向の固定位置が変更可能となる。また、図示していないが、第2の腰部接触部の伸縮脚部の固定方法も図3に示す方法と同様であるので、したがって、第1の腰部接触部と第2の腰部接触部の幅は自在に変更することができ、使用者(あるいはレッスンプロやゴルフ上級者)は所望の横幅を選定することができるようになっている。
なお、図3(a)の脚部20a、脚受部21a、貫通孔22a、ピン11a及びロープ23aと、図3(b)の脚部20c、脚受部21c、貫通孔22c、ピン11c及びロープ23cの伸縮構造及び固定構造については、先に説明した第2の腰部接触部の伸縮脚部における構造と同様であるのでその説明は省略する。
図3(a)及び(b)において、脚受部21a及び脚受部21cの下端部には、平板状の脚底部24a,24cが設けられており、図3(b)に示すように、脚底部24cは、基板2bと第3の位置調整部材12cとの間に形成される間隙27cに挿入されている。第3の位置調整部材12cには複数の貫通孔13cが穿設されており、図示していないが、基板2bにも同様に穿設された貫通孔とともに、ピン14c,15cが挿通されて、脚底部24cは基板2bに固定されている。また、ピン14c,15cにはそれぞれロープ25c,26cが結着されており、ロープ25c,26cはさらに基板2bに固設されたフック16cに結着されて、ピン14c,15cの取扱いを容易にしている。
図3(a)においても、脚底部24aは基板2aと第1の位置調整部材12aとの間にできる間隙に挿入されて貫通孔13aに挿通されるピン14a,15aによって固定され、また、ピン14a,15aとフック16aはそれぞれロープ25a及びロープ26aが結着されている。
貫通孔13a及び貫通孔13cはそれぞれ複数穿設されているので、脚底部24a及び脚底部24cは横方向の固定位置が変更可能となる。また、図示していないが、第2の腰部接触部の伸縮脚部の固定方法も図3に示す方法と同様であるので、したがって、第1の腰部接触部と第2の腰部接触部の幅は自在に変更することができ、使用者(あるいはレッスンプロやゴルフ上級者)は所望の横幅を選定することができるようになっている。
なお、図3(a)の脚部20a、脚受部21a、貫通孔22a、ピン11a及びロープ23aと、図3(b)の脚部20c、脚受部21c、貫通孔22c、ピン11c及びロープ23cの伸縮構造及び固定構造については、先に説明した第2の腰部接触部の伸縮脚部における構造と同様であるのでその説明は省略する。
次に、図4は、本考案の実施の形態に係るゴルフスイング矯正装置の支持棒の固定部材の概念図である。
図4において、第2の固定部材10bでは、複数の連結板28が連結された二列の側壁29a,29bが形成され、これらの側壁29a,29b間に複数の連結棒30が配設されて、複数の間隙31が形成されている。第2の支持棒7bの下端部は、間隙31に嵌入されることによって第2の固定部材10bに固定される。間隙31は複数形成されているので、第2の支持棒7bの横方向の移動に応じて固定することができる。すなわち、第2の固定部材10bは、第2の支持棒7bが支持する第2の腰部接触部の横方向の移動に対応することができる。
なお、図示していないが、第1の腰部接触部を支持する第1の支持棒についても同様の固定部材が具備されて、同様の固定方法となる。
図4において、第2の固定部材10bでは、複数の連結板28が連結された二列の側壁29a,29bが形成され、これらの側壁29a,29b間に複数の連結棒30が配設されて、複数の間隙31が形成されている。第2の支持棒7bの下端部は、間隙31に嵌入されることによって第2の固定部材10bに固定される。間隙31は複数形成されているので、第2の支持棒7bの横方向の移動に応じて固定することができる。すなわち、第2の固定部材10bは、第2の支持棒7bが支持する第2の腰部接触部の横方向の移動に対応することができる。
なお、図示していないが、第1の腰部接触部を支持する第1の支持棒についても同様の固定部材が具備されて、同様の固定方法となる。
続いて、本実施の形態に係るゴルフスイング矯正装置の使用例について図5及び図6を参照して説明する。なお、図5及び図6において、図1に記載されたものと同一の部分については同一の符号を付し、その構成についての説明は省略する。
図5は、本考案の実施の形態に係るゴルフスイング矯正装置において使用者がバックスイングした際の概念図である。
図5において、右利きの使用者32は、ゴルフスイング矯正装置1の第1の腰部接触部3aと第2の腰部接触部3bの間で基台2の基板2bの前方に立ってゴルフクラブ33を把持してバックスイングを行っている。バックスイングを行うと、使用者32の腰部は右方向に回転するとともに移動する。このとき使用者32の右側の腰部34は第1の腰部接触部3aに接触してさらなる移動が抑止されるので、使用者32は適正な腰部の位置を保持した状態でバックスイングを行うことができる。
図5は、本考案の実施の形態に係るゴルフスイング矯正装置において使用者がバックスイングした際の概念図である。
図5において、右利きの使用者32は、ゴルフスイング矯正装置1の第1の腰部接触部3aと第2の腰部接触部3bの間で基台2の基板2bの前方に立ってゴルフクラブ33を把持してバックスイングを行っている。バックスイングを行うと、使用者32の腰部は右方向に回転するとともに移動する。このとき使用者32の右側の腰部34は第1の腰部接触部3aに接触してさらなる移動が抑止されるので、使用者32は適正な腰部の位置を保持した状態でバックスイングを行うことができる。
また、図6は、本考案の実施の形態に係るゴルフスイング矯正装置において使用者がフォロースイングした際の概念図である。
図6において、使用者32は、図5におけるバックスイングに続いて、フォロースイングを行っている。フォロースイングでは、使用者32はバックスイングにおいて右方向に回転及び移動した腰部をゴルフクラブ33を振る左方向に回転及び移動しながらゴルフボールを打ち、さらに腰部の左方向への回転及び移動を続ける。そして、フォロースイングに達したとき、使用者32の右側の腰部34は、第1の腰部接触部3aから離れて、今度は左側の腰部35が第2の腰部接触部3bに接触する。したがって、使用者32は、左側の腰部35の移動位置を第2の腰部接触部3bとの接触で感知し、理想的な腰部の移動位置を認知することができる。
また、横棒4によって腰部がスイング時に上下動しているか否かを確認することができるので、不要な上下動を防止するように練習を重ねることができる。さらに、第1の腰部接触部3aと第2の腰部接触部3bと相まって、3次元的にゴルフスイングを捉えることが可能であり、より具体的に分かり易くゴルフスイングの習得や矯正が可能である。
第1の縦棒5a及び第2の縦棒5bによって、頭部36や体の軸線の左右動の確認も可能であり、スイング時の軸線のぶれをなくすような練習を行うこともできる。
なお、本実施の形態においては、右利きの使用者32について説明したが、左利きの使用者も使用可能であり、左利きの使用者の場合はバックスイング時に左側の腰部が第2の腰部接触部3bに接触し、フォロースイング時に右側の腰部が第1の腰部接触部3aに接触することによってゴルフスイング矯正装置1における効果を得ることができる。
図6において、使用者32は、図5におけるバックスイングに続いて、フォロースイングを行っている。フォロースイングでは、使用者32はバックスイングにおいて右方向に回転及び移動した腰部をゴルフクラブ33を振る左方向に回転及び移動しながらゴルフボールを打ち、さらに腰部の左方向への回転及び移動を続ける。そして、フォロースイングに達したとき、使用者32の右側の腰部34は、第1の腰部接触部3aから離れて、今度は左側の腰部35が第2の腰部接触部3bに接触する。したがって、使用者32は、左側の腰部35の移動位置を第2の腰部接触部3bとの接触で感知し、理想的な腰部の移動位置を認知することができる。
また、横棒4によって腰部がスイング時に上下動しているか否かを確認することができるので、不要な上下動を防止するように練習を重ねることができる。さらに、第1の腰部接触部3aと第2の腰部接触部3bと相まって、3次元的にゴルフスイングを捉えることが可能であり、より具体的に分かり易くゴルフスイングの習得や矯正が可能である。
第1の縦棒5a及び第2の縦棒5bによって、頭部36や体の軸線の左右動の確認も可能であり、スイング時の軸線のぶれをなくすような練習を行うこともできる。
なお、本実施の形態においては、右利きの使用者32について説明したが、左利きの使用者も使用可能であり、左利きの使用者の場合はバックスイング時に左側の腰部が第2の腰部接触部3bに接触し、フォロースイング時に右側の腰部が第1の腰部接触部3aに接触することによってゴルフスイング矯正装置1における効果を得ることができる。
このように構成された本実施の形態においては、ゴルフスイングにおいて最も重要である腰部の回転や移動等の動きを一対の腰部接触部との接触によって認識することによって、理想的なフォームの習得を可能としている。また、横棒、第1の縦棒及び第2の縦棒の設置によって腰部の上下動や頭部及び体の左右動を確認することができるので、さらに優れたゴルフスイングのフォームを確立させることが可能となる。
以上説明したように、請求項1乃至請求項6に記載された本考案は、ゴルフスイングにおける腰部の動きに着目して腰部の動きを適正化したゴルフスイング矯正装置を提供可能であり、ゴルフ練習場や一般家庭において利用可能である。
1…ゴルフスイング矯正装置 2…基台 2a〜2d…基板 3…一対の腰部接触部 3a…第1の腰部接触部 3b…第2の腰部接触部 4…横棒 5a…第1の縦棒 5b…第2の縦棒 6a,6b…格子 7a…第1の支持棒 7b…第2の支持棒 8a,8b…連結部材 9a,9b…ピン 10a…第1の固定部材 10b…第2の固定部材 11a〜11c…ピン 12a…第1の位置調整部材 12b…第2の位置調整部材 12c…第3の位置調整部材 13a〜13d…貫通孔 14a〜14d…ピン 15a〜15d…ピン 16a〜16d…フック 17a…第1の縦棒支持部材 17b…第2の縦棒支持部材 18a,18b…平面部 19a,19b…伸縮脚部 20a〜20d…脚部 21a〜21d…脚受部 22a〜22d…貫通孔 23a〜23d…ロープ 24a,24c…脚底部 25a,25c…ロープ 26a,26c…ロープ 27c…間隙 28…連結板 29a,29b…側壁 30…連結棒 31…間隙 32…使用者 33…ゴルフクラブ 34…右側の腰部 35…左側の腰部 36…頭部
Claims (6)
- 平面に設置可能な基台部と、この基台部に立設されゴルフスイングのバックスイング時に利き手側の腰部の一部が接触する第1の腰部接触部と,この第1の腰部接触部に対して平行位置において前記基台部に立設されゴルフスイングのフォロースイング時に利き手ではない側の腰部の一部が接触する第2の腰部接触部とを備える一対の腰部接触部と、前記基台部に対して平行位置に設置されゴルフスイング時の腰部の上下動を確認可能な横棒部とを有することを特徴とするゴルフスイング矯正装置。
- 前記基台部に対して垂直位置に設置されゴルフスイング時の体幹及び頭の軸ぶれを確認可能な縦棒部を有することを特徴とする請求項1記載のゴルフスイング矯正装置。
- 前記一対の腰部接触部は、前記第1の腰部接触部と前記第2の腰部接触部の高さ及び/又はそれらの間の距離を変更可能に設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のゴルフスイング矯正装置。
- 前記一対の腰部接触部は、前記第1の腰部接触部の傾倒を防止する第1の支持部と、前記第2の腰部接触部の傾倒を防止する第2の支持部とを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のゴルフスイング矯正装置。
- 前記横棒部は、前記基台部に対する平行方向の高さを変更可能に設置されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のゴルフスイング矯正装置。
- 前記縦棒部は、前記基台部に対する垂直方向の設置位置を変更可能に設置されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のゴルフスイング矯正装置。
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