JP3179382U - 携帯用ホイッスル - Google Patents

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仁是 諏訪
隆人 岡内
秀行 中村
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レモン株式会社
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Abstract

【課題】災害遭遇時に自らの所在を知らせ、救援を求めるのに用いられたり、暗い夜道を歩行中、自動車等の対向車のライトに反射させ、自己の所在を運転者に知らしめ、安全を確保するために用いられる携帯用ホイッスルを提供する。
【解決手段】クリップ2を片面に一体成型し装着したホイッスル本体1において、そのクリップ装着面とは反対面に反射材3、蓄光材、鏡材のうち一種を装着させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、災害遭遇時に自らの所在を知らせ、救援を求めるのに用いられたり、暗い夜道を歩行中、自動車等の対向車のライトに反射させ、自己の所在を運転者に知らしめ、安全を確保するために用いられる携帯用ホイッスルに関するものである。
従来、携帯用ホイッスルとしては、ボールペンやシャープペンシル等に装着されているクリップと呼ばれる装置をホイッスルの一部に装着し、洋服等の胸ポケットや襟等に挟み固定させるものが考案されている。例えば、実用新案登録第3088430号公報に開示されたホイッスルがある。更に、山等で遭難した際に、自分の位置を明確に認識し、自力で脱出できるようホイッスルに磁気コンパスを装着させ、その先端に吊り下げ紐等を付け首に吊り下げることができるようにした携帯用ホイッスルも考案されている。例えば、実用新案登録第3050281号公報に開示されたホイッスルがある。
実用新案文献1
実用新案登録第3088430号公報
実用新案文献2
実用新案登録第3050281号公報
上述した実用新案文献1のホイッスルは、クリップの効果により洋服等の胸ポケットや襟等に挟み固定出来る為、携帯用としての効果はあるが、災害遭遇時等における暗い場所での自分の所在を、ホイッスル自らの発光機能により他人に知らせたり、日中における太陽光でホイッスル自らの反射機能により他人に知らせるには役にたつものではなかった。又、暗い夜道を歩行中、自動車等の対向車のライトに反射させ、自己の所在を運転者に知らしめ、安全を確保するのにも役にたつものではなかった。
又、実用新案文献2のホイッスルも、吊り下げ紐により首等にかけ、携帯用としては効果があり、山中などで遭難に遭遇した時など、磁気コンパスにより自己の位置を知るには役にたつが、実用新案文献1のホイッスル同様、本考案が解決しようとする課題を満足せしめるものではなかった。
問題を解決するための手段
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、洋服等の胸ポケット、又は襟等に挟み固定させることのできるクリップを片面に一体成型し装着したホイッスルに於いて、そのクリップ装着面とは反対面に反射材、蓄光材、鏡材のうち一種を装着させてなることを特徴とする携帯用ホイッスルを提供するものである。つまり、ホイッスルの片面にクリップを装着させ、洋服等の胸ポケット又は襟等に挟み固定させ、携帯用としての機能を付与させる。そして、クリップ装着面とは反対面に反射材、蓄光材、鏡材のうちどれか一種を装着させることになるが、これらは使用場所の状況や実用性を考慮して、適宜決定すれば良いことになる。
考案の効果
本考案の携帯用ホイッスルによれば、洋服の胸ポケットや襟等に着脱自在に取り付けることのできる携帯用ホイッスルに関し、特に災害遭遇時に自らの所在を知らせ、救援を求めるのに用いられたり、暗い夜道を歩行中、自動車等の対向車のライトに反射させ、自己の所在を運転者に知らしめ、自己の安全を確保するために用いられる携帯用ホイッスルである。つまり、危険に遭遇した時に、素早く取り外してホイッスル音を発生させることができることは勿論、上述した機能を有する携帯用ホイッスルを提供することが可能となった。
以下、図面に基づき本考案を具体的に説明する。図面において図1は本考案の携帯用ホイッスルの実施例を示す斜視図である。図2は本考案の携帯用ホイッスルの他の実施例を示す斜視図である。図3は本考案の携帯用ホイッスルの他の実施例を示す斜視図である。
図1に示す実施例では、ホイッスル本体1はクリップ2と一体成型して作成され、そのクリップ装着面とは反対面に反射材3を装着させ、本考案の一例の実施例を示すものである。暗い夜道を歩行中、自動車等の対向車のライトに反射させ、自己の所在を運転者に知らしめ、自己の安全を確保することができるものである。
図2に示す実施例では、図1に示すホイッスル本体1のクリップ装着面とは反対面に蓄光材4を装着させ、本考案の別例の実施例を示すものである。災害遭遇時の暗い場所において、自己の所在を救援者や仲間に知らせることができるものである。
図3に示す実施例では、図1に示すホイッスル本体1のクリップ装着面とは反対面に、鏡材5を装着させ、本考案の別例の実施例を示すものである。災害遭遇時において、太陽光等の光を利用して、鏡材に光を反射させ、救援者や仲間に自己の所在を知らせることができるものである。
いずれの場合も緊急時には、洋服の胸ポケットや襟等から素早く該ホイッスル本体1を取り外し、該ホイッスル本体1を吹いて緊急事態を知らせることができるものである。
本考案の携帯用ホイッスルの実施例を示す斜視図である。 本考案の携帯用ホイッスルの他の実施例を示す斜視図である。 本考案の携帯用ホイッスルの他の実施例を示す斜視図である。
1.ホイッスル本体
2.クリップ
3.反射材
4.蓄光材
5.鏡材

Claims (1)

  1. 洋服等の胸ポケット、又は襟等に挟み固定させることのできるクリップを片面に一体成型し装着したホイッスルに於いて、そのクリップ装着面とは反対面に反射材、蓄光材、鏡材のうち一種を装着させてなることを特徴とする携帯用ホイッスル。
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