JP3178214U - 下穴あけ工具 - Google Patents

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孝明 藤本
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株式会社新亀製作所
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Abstract

【課題】ドアと柱の間などの固着部の表面にヒンジなどの被止着体をネジなどの止着体で止める場合に、熟練の度合いにかかわらず、その被止着体の止穴の中心にあたる固着部の表面に下穴を短時間で簡単にしかも正確にあけることができる下穴あけ工具を提供する。
【解決手段】グリップ1に突刺し棒2を突設すると共に、このグリップ1にコイルスプリングを固着し、このコイルスプリングで前記突刺し棒2の外周を包囲すると共に、このコイルスプリングの先端部3bに、前記突刺し棒2の先端部を筒中心に位置するようにして、その筒内に突刺し棒2を挿入するようにした芯決め筒体4を取り付け、前記コイルスプリングの圧縮によって、前記突刺し棒2の先端部が前記芯決め筒体4の先端部4aから突出するようにしている。
【選択図】図1

Description

この考案は、ドライバーなどでネジをねじ込む前に、そのねじ込む位置を決めるために先に下穴をあけておく工具に関するものである。
従来、この種の下穴あけ工具としては、特許文献1〜3に示されたようなキリ(錐)が存在する。これら特許文献1〜3に示されたものは、その工具を傾斜面においたときに、ころがりにくくしたり、その工具を用いて作業するときに手が滑りにくくしたり、複数のキリの刃を備えることによって、作業目的に応じてキリの刃を取り替えることができるようにしている。
これら特許文献1〜3に示された工具を用いて、例えばドアと柱の間などの固着部の表面にヒンジなどの被止着体をネジなどで止める場合には、この被止着体のネジ穴などの止穴に合致するそれら固着部の表面に、ネジなどで止め易くするために下穴をあける。
特開2007−237724号公報 実開平1−52671号公報 実開平6−71105号公報
しかしながら、従来の工具では、ヒンジなどの被止着体のネジ穴などの止穴の中心にあたる固着部の表面に下穴をあけるのは困難であり、熟練の度合いによっては、その下穴をあけるのに非常に時間が掛かったり、その下穴をあける位置が被止着体の止穴の中心からずれてしまうことがあった。
図8に示したように、固着部Wの表面に下穴Uをあける位置が、ヒンジなどの被止着体Hのネジ穴などの止穴Sの中心からずれると、図9に示したように、その下穴UにネジBをねじ込んでも、そのネジBのネジ頭Baが被止着体Hの止穴Sに収まらず、その止穴Sから飛び出したままの状態になってしまい、仕上げが悪くなるという問題点を有していた。
そこで、この考案は、上記従来の問題点を解決するものであり、ドアと柱の間などの固着部の表面にヒンジなどの被止着体をネジなどの止着体で止める場合に、熟練の度合いにかかわらず、その被止着体の止穴の中心にあたる固着部の表面に下穴を短時間で簡単にしかも正確にあけることができる下穴あけ工具を提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この考案の下穴あけ工具は、グリップ1に突刺し棒2を突設すると共に、このグリップ1にコイルスプリング3を固着し、このコイルスプリング3で前記突刺し棒2の外周を包囲すると共に、このコイルスプリング3の先端部3bに、前記突刺し棒2の先端部2bを筒中心に位置するようにして、その筒内に突刺し棒2を挿入するようにした芯決め筒体4を取り付け、前記コイルスプリング3の圧縮によって、前記突刺し棒2の先端部2bが前記芯決め筒体4の先端部4aから突出するようにしている。
さらに、この考案の下穴あけ工具は、グリップ1に突刺し棒2を突設すると共に、この突刺し棒2にコイルスプリング3を固着し、このコイルスプリング3で前記突刺し棒2の外周を包囲すると共に、このコイルスプリング3の先端部3bに、前記突刺し棒2の先端部2bを筒中心に位置するようにして、その筒内に突刺し棒2を挿入するようにした芯決め筒体4を取り付け、前記コイルスプリング3の圧縮によって、前記突刺し棒2の先端部2bが前記芯決め筒体4の先端部4aから突出するようにしている。
そして、この考案の下穴あけ工具において、前記芯決め筒体4の先端は、テーパ形状にしており、そのテーパ面f のテーパ角αを、被止着体Hの止穴Sのテーパ面f のテーパ角βと合致させたものとしている。
この考案の下穴あけ工具は、以上に述べたように構成されており、ドアと柱の間などの固着部の表面にヒンジなどの被止着体をネジなどの止着体で止める場合に、熟練の度合いにかかわらず、その被止着体の止穴の中心にあたる固着部の表面に下穴を短時間で簡単にしかも正確にあけることができるものとなった。
この考案の下穴あけ工具の一実施形態を示す斜視図である。 図1に示すこの考案の下穴あけ工具の側面図である。 図1に示すこの考案の下穴あけ工具の要部断面図である。 この考案の下穴あけ工具の使用状態を示す説明図である。 この考案の下穴あけ工具によってあけられた下穴の状態を示す説明図である。 この考案の下穴あけ工具によってあけられた下穴の図5中のA−A線による断面図である。 この考案の下穴あけ工具によってあけられた下穴にネジを捩じ込んだ状態を示す断面図である。 従来の下穴あけ工具によって下穴をあけたときに、その下穴をあける位置が被止着体の止穴の中心からずれてしまった状態を示す断面図である。 従来の下穴あけ工具によってあけられた被止着体の止穴の中心からずれてしまった下穴に止着体を捩じ込んだ状態を示す断面図である。
以下、この考案の下穴あけ工具を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この考案の下穴あけ工具は、図1〜3に示したように、グリップ1の先端部1aに突刺し棒2を突設すると共に、このグリップ1の先端部1a、又は突刺し棒2の基端部2aにコイルスプリング3の基端部3aを固着し、このコイルスプリング3で前記突刺し棒2の外周を包囲すると共に、このコイルスプリング3の先端部3bに、前記突刺し棒2の先端部2bを筒中心に位置するようにして、その筒内に突刺し棒2を挿入するようにした芯決め筒体4を取り付け、前記コイルスプリング3の圧縮によって、前記突刺し棒2の先端部2bが前記芯決め筒体4の先端部4aから突出するようにしている。
前記グリップ1の先端部1aに突刺し棒2を突設するには、グリップ1の先端部1aに突刺し棒2を直接差し込んで、この突刺し棒2を突設したものとしてもよいが、突刺し棒2を保持体5に保持させてから、この保持体5をグリップ1に差し込んで、突刺し棒2を突設したものとしてもよい。
前記グリップ1の先端部1aにコイルスプリング3の基端部3aを固着するには、グリップ1の先端部1aにコイルスプリング3の基端部3aを直接固着したものとしてもよいが、前記保持体5の先端部5aをグリップ1の先端部1aから突設させて、この保持体5の先端部5aにコイルスプリング3の基端部3aを固着したものとしてもよい。
前記突刺し棒2は、先端を細くして尖らせたものとしており、コイルスプリング3が通常の状態(不使用時の状態)では、先端部2bが芯決め筒体4の先端部4aに没入するようにし、コイルスプリング3が圧縮した状態(使用時の状態)では、その先端部2bが芯決め筒体4の先端部4aから突出するようにしている。
前記コイルスプリング3は、使用者の手力で容易に圧縮するものとしており、その内径を、突刺し棒2の外径、及び保持体5の外径より大きくし、これら突刺し棒2及び保持体5の外周を包囲するようにしている。
前記芯決め筒体4は、円筒形状としており、その円筒の中心位置に突刺し棒2の先端部2bが位置するようにして、その円筒内に突刺し棒2を挿入している。そして、この芯決め筒体4の先端部4aは、テーパ形状にしており、そのテーパ面f のテーパ角αを、ヒンジなどの被止着体Hのネジ穴などの止穴Sのテーパ面f のテーパ角βと合致させたものとしている。
以上に述べたように構成されたこの考案の下穴あけ工具は、被止着体の止穴の中心にあたる固着部の表面に下穴をあけるには、次のようにして行う。
先ず、この考案の下穴あけ工具のグリップ1を手で握り、芯決め筒体4の先端部4aのテーパ面f を、図4(a)に示したように、ヒンジなどの被止着体Hのネジ穴などの止穴Sのテーパ面f に押し当て、両テーパ面f 、f を合致させる。
次に、前記グリップ1を手で握ったまま、このグリップ1を被止着体Hの方向に押圧すると、図4(b)に示したように、芯決め筒体4の先端部4aから突刺し棒2の先端部2bが突出し、この突刺し棒2の先端部2bが固着部Wに突き刺さり、図5、図6に示したように、被止着体Hの止穴Sの中心にあたる固着部Wの表面に下穴Uがあけられることになる。
そして、前記固着部Wの表面にあけられた下穴Uに、ネジなどの止着体Bをねじ込むと、図7に示したように、その止着体Bの頭部Baが、被止着体Hの止穴Sに収められ、その止穴Sから飛び出した状態にならないので、仕上げの良いものとなる。
したがって、この考案の下穴あけ工具は、ドアと柱の間などの固着部Wの表面にヒンジなどの被止着体Hをネジなどの止着体Bで止める場合などに、熟練の度合いにかかわらず、その被止着体Hの止穴Sの中心にあたる固着部Wの表面に下穴Uを短時間で簡単にしかも正確にあけることができるものとなった。
1 グリップ
2 突刺し棒
2b 先端部
3 コイルスプリング
3b 先端部
4 芯決め筒体
4a 先端部
H 被止着体
S 止穴
テーパ面
テーパ面
α テーパ角
β テーパ角

Claims (3)

  1. グリップ(1)に突刺し棒(2)を突設すると共に、このグリップ(1)にコイルスプリング(3)を固着し、このコイルスプリング(3)で前記突刺し棒(2)の外周を包囲すると共に、このコイルスプリング(3)の先端部(3b)に、前記突刺し棒(2)の先端部(2b)を筒中心に位置するようにして、その筒内に突刺し棒(2)を挿入するようにした芯決め筒体(4)を取り付け、前記コイルスプリング(3)の圧縮によって、前記突刺し棒(2)の先端部(2b)が前記芯決め筒体(4)の先端部(4a)から突出するようにしたことを特徴とする下穴あけ工具。
  2. グリップ(1)に突刺し棒(2)を突設すると共に、この突刺し棒(2)にコイルスプリング(3)を固着し、このコイルスプリング(3)で前記突刺し棒(2)の外周を包囲すると共に、このコイルスプリング(3)の先端部(3b)に、前記突刺し棒(2)の先端部(2b)を筒中心に位置するようにして、その筒内に突刺し棒(2)を挿入するようにした芯決め筒体(4)を取り付け、前記コイルスプリング(3)の圧縮によって、前記突刺し棒(2)の先端部(2b)が前記芯決め筒体(4)の先端部(4a)から突出するようにしたことを特徴とする下穴あけ工具。
  3. 前記芯決め筒体(4)の先端は、テーパ形状にしており、そのテーパ面(f )のテーパ角(α)を、被止着体(H)の止穴(S)のテーパ面(f )のテーパ角(β)と合致させたものとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の下穴あけ工具。
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