JP3178090U - ハイカーブ用トライアルフレーム - Google Patents

ハイカーブ用トライアルフレーム Download PDF

Info

Publication number
JP3178090U
JP3178090U JP2012003672U JP2012003672U JP3178090U JP 3178090 U JP3178090 U JP 3178090U JP 2012003672 U JP2012003672 U JP 2012003672U JP 2012003672 U JP2012003672 U JP 2012003672U JP 3178090 U JP3178090 U JP 3178090U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front portion
trial
lens
curve
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012003672U
Other languages
English (en)
Inventor
珪三 長谷川
Original Assignee
株式会社ハセガワ・ビコー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハセガワ・ビコー filed Critical 株式会社ハセガワ・ビコー
Priority to JP2012003672U priority Critical patent/JP3178090U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3178090U publication Critical patent/JP3178090U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

【課題】度付きのハイカーブレンズの装用感を手軽に体感できるハイカーブレンズ用トライアルフレームを提供する。
【解決手段】フレーム1は、4、6あるいは8カーブの曲率で円弧状に弯曲したフロント部2と、フロント部の左右両端に枢支された一対のテンプル3からなる。フロント部に、フロント部をその上下から挟む略U字断面のフロント部挟持溝6と略U字断面のハイカーブレンズ用トライアルリング挟持溝10が設けられている、弾性を有する合成樹脂製の一対のトライアルレンズホルダー5をスライド自在に取付ける。フロント部の中央部からは、下方に向かって一対のノーズパッド支持材を垂下し、ノーズパッド支持材に上下スライド自在にノーズパッドを支持した。
【選択図】図2

Description

この考案はハイカーブ用トライアルフレーム、詳しくは、度付きのハイカーブレンズを用いたメガネフレームを調製する際に使用するトライアルフレームに関するものである。
最近は、顔のカーブにフィットさせる為、普通のレンズより横方向つまり顔の側面後方に向かって大きくカーブした、所謂、ハイカーブレンズを用いたサングラスが流行しており、度付きのハイカーブレンズを用いたサングラスなどを求める声も多くなっている。
特開2009−247775
なし
ハイカーブレンズは、横方向に大きくカーブしているので、メガネフレームに取付けた場合、通常のレンズの場合とは装用者の眼球とレンズの相対位置が大きく異なるので、通常のレンズの場合と同じ様に検眼調整したのでは、違和感が生じてしまい、長時間の装用には耐えられなくなってしまう場合があった。しかし、ハイカーブレンズ用に用いることが出来るトライアルフレームには、適当なものが見当たらず、メガネフレームに度付きのハイカーブレンズを装着した際の見え方をユーザーに経験させることは十分に出来ず、快適に装用出来る度付きのハイカーブレンズを用いたメガネを調製するのは、なかなかむずかしかった。
本発明者は、快適に装用できる度付きのハイカーブレンズを用いたメガネを実現すべく研究した結果、度付きのハイカーブレンズの装用感を手軽に体感させられる便利なトライアルフレームを開発することに成功し、本考案としてここに提供するものである。
4カーブ、6カーブ、あるいは8カーブの曲率で円弧状に弯曲したフロント部と、該フロント部の左右両端に枢支された一対のテンプルからなるフレームの前記フロント部に、該フロント部をその上下から挟む略U字断面のフロント部挟持溝が水平方向に設けられていると共に、前記フロント部挟持溝の前方には、フロント部の曲率と同じ曲率で円弧状に弯曲したハイカーブレンズ用トライアルリングのつまみ片をその左右から挟持する略U字断面のハイカーブレンズ用トライアルリング挟持溝が垂直方向に設けられている弾性を有する合成樹脂製の一対のトライアルレンズホルダーをスライド自在に取付けると共に、フロント部の中央部からは、下方に向かって一対のノーズパッド支持材を垂下し、該ノーズパッド支持材に上下スライド自在にノーズパッドを支持して、上記課題を解決した。
予め視力検査で選び出した度数のハイカーブテストレンズを嵌め込んだハイカーブテストレンズ用トライアルリングを、そのつまみ片をハイカーブテストレンズ用トライアルリング挟持溝に嵌め込むことにより、一対のトライアルレンズホルダーに固定し、トライアルレンズホルダーをフロント部に取付け、フロント部の上面に設けられているPD目盛により、予め検査によって得られているPD値、即ち瞳孔間距離を設定し、ノーズパッドを上方位置か下方位置かに選択してハイカーブテストレンズの上下位置を調整し、このフレームをユーザーに実際に装用させる。
このとき、ハイカーブテストレンズは実際に調製するハイカーブレンズと同じ曲率で、フロント部も同じ曲率なので、ハイカーブレンズを取付けたメガネフレームと同じ状態が再現され、このフレームを装用すれば今までむずかしかったハイカーブレンズの装用感をユーザーに実際に体感させることが可能となる。従って、ユーザーは事前のこの体感より、ハイカーブメガネが購入してしまった後、装用中の違和感に悩まされて、その使用を断念するおそれが少なくなり、度付きのハイカーブレンズをより一層有効かつ手軽に利用させられる効果を有する。
考案に係るハイカーブ用トライアルフレームの一実施例の斜視図。 同じく、その構成要素を分離して描いた分解斜視図。 同じく、その要部の一つであるノーズパッド支持材へのノーズパッドの取付け状況を示した拡大部分斜視図。
トライアルレンズホルダーに固定するテストレンズを実際に装用するハイカーブレンズと同じ曲率で弯曲させると共に、トライアルレンズホルダーを取付けるフロント部をテストレンスと同じ曲率で弯曲させた点に最大の特徴が存する。
図1はこの考案に係るハイカーブ用トライアルフレームも一実施例の斜視図、図2は同じく、その各構成要素を分離して描いた分解斜視図である。
図中1はフレームであり、4カーブ、6カーブ、あるいは8カーブの曲率で円弧状に弯曲したフロント部2と、該フロント部2の左右両端に枢支された一対のテンプル3とから構成されている。なお、”カーブ”とはメガネにおいて曲率を表す為に用いられている単位であり、4カーブは半径125mmの曲率、6カーブは半径83mmの曲率、8カーブは半径68mmでそれぞれ弯曲していることを表わす。
そして、このフロント部2の上面には、左右対称にPD値(瞳孔間距離)を読み取る為のPD目盛4が付されている。
又、5は、弾性を有する合成樹脂を素材とし、前記フロント部2を上下方向から挟む略U字断面のフロント部挟持溝6が水平方向に設けられたトライアルレンズホルダーであり、前記フロント部挟持溝6の前方には、フロント部2の曲率と同じ曲率、つまり、フロント部2が4カーブの場合は4カーブ、フロント部2が6カーブの場合は6カーブ、フロント部2が8カーブの場合は8カーブで円弧状に弯曲したハイカーブテストレンズ7を嵌め込んだハイカーブテストレンズ用トライアルリング8の上縁に取付けられているつまみ片9をその左右から挟持する略U字形断面のハイカーブテストレンズ用トライアルリング挟持溝10が垂直方向に設けられている。
更に、前記フロント部挟持溝6の後方には、乱視用テストレンズ11を嵌め込んだ乱視用テストレンズトライアルリング12の上縁に取付けられているつまみ片13をその左右から挟持する略U字形断面の乱視用テストレンズトライアルリング挟持溝14が垂直方向に設けられている。
なお、乱視矯正を必要としない場合は、乱視用テストレンズトライアルリング挟持溝14が必要ないので、これを省略して良い。
これら、フロント部挟持溝6、ハイカーブテストレンズ用トライアルリング挟持溝10、乱視用テストレンズトライアルリング挟持溝14は、いずれもトライアルホルダー5に一体的に形成されており、トライアルホルダー5は射出成形の手法によって簡単に製造することが出来る。
又、このトライアルレンズホルダー5は同形のものが一対、フロント部2のPD目盛4付近に左右対称に取付けられており、PD目盛4によってPD値、(瞳孔間の距離)を正確に設定出来る様になっている。
更に、フロント部2の中央部からは下方に向って金属線材からなる一対のノーズパッド支持材15が垂下されており、このノーズパッド支持材15の下端には、図3に示す様に、ノーズパッド16が上方位置か下方位置を選択的に変換できる様に支持されている。なお、この機構は特開平8−62545として本件考案者が既に提案済みのものであり、それ自体は既に公知であり、図3に示すもの以外の機構のものを用いても良いことはもちろんである。
この実施例は上記の通りの構成を有するものであり、予め視力検査で選び出した度数のハイカーブテストレンズ7を嵌め込んだハイカーブテストレンズ用トライアルリング8を、そのつまみ片9をハイカーブテストレンズ用トライアルリング挟持溝10に嵌め込むことにより、一対のトライアルレンズホルダー5に固定すると共に、乱視用テストレンズトライアルリング挟持溝14に乱視用テストレンズトライアルリング12のつまみ片13を挟み込むことにより、乱視用テストレンズ11をトライアルレンズホルダー5に固定し、トライアルレンズホルダー5をフロント部2に取付け、フロント部2の上面に設けられているPD4目盛により、予め検査によって得られているPD値、即ち瞳孔間距離を設定し、ノーズパッド16を上方位置か下方位置かに選択してハイカーブテストレンズ7の上下位置を調整し、このフレーム1をユーザーに実際に装用させる。
このとき、ハイカーブテストレンズ7は実際に調製するハイカーブレンズと同じ曲率で、フロント部2も同じ曲率なので、ハイカーブレンズを取付けたメガネフレームと同じ状態が再現され、このフレーム1を装用すれば今までむずかしかったハイカーブレンズの装用感をユーザーに実際に体感させることが可能となる。従って、ユーザーは事前のこの体感より、ハイカーブメガネが購入してしまった後、装用中の違和感に悩まされて、その使用を断念するおそれが少なくなり、度付きのハイカーブレンズをより一層有効かつ手軽に利用させられる効果を有する。
サングラスやスポーツ用メガネだけではなく、一般の視力矯正用眼鏡においても、もちろん利用可能である。
1.フレーム
2.フロント部
3.テンプル
4.PD目盛
5.トライアルレンズホルダー
6.フロント部挟持溝
7.ハイカーブテストレンズ
8.ハイカーブテストレンズ用トライアルリング
9.つまみ片
10.ハイカーブテストレンズ用トライアルリング挟持溝
11.乱視用テストレンズ
12.乱視用テストレンズトライアルリング
13.つまみ片
14.乱視用テストレンズトライアルリング挟持溝
15.ノーズパッド支持材
16.ノーズパッド

Claims (1)

  1. 4カーブ、6カーブ、あるいは8カーブの曲率で円弧状に弯曲したフロント部と、該フロント部の左右両端に枢支された一対のテンプルからなるフレームの前記フロント部に、該フロント部をその上下から挟む略U字断面のフロント部挟持溝が水平方向に設けられていると共に、前記フロント部挟持溝の前方には、フロント部の曲率と同じ曲率で円弧状に弯曲したハイカーブレンズ用トライアルリングのつまみ片をその左右から挟持する略U字断面のハイカーブレンズ用トライアルリング挟持溝が垂直方向に設けられている弾性を有する合成樹脂製の一対のトライアルレンズホルダーをスライド自在に取付けると共に、フロント部の中央部からは、下方に向かって一対のノーズパッド支持材を垂下し、該ノーズパッド支持材に上下スライド自在にノーズパッドを支持する様にしたことを特徴とするハイカーブ用トライアルフレーム。

JP2012003672U 2012-06-19 2012-06-19 ハイカーブ用トライアルフレーム Expired - Lifetime JP3178090U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012003672U JP3178090U (ja) 2012-06-19 2012-06-19 ハイカーブ用トライアルフレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012003672U JP3178090U (ja) 2012-06-19 2012-06-19 ハイカーブ用トライアルフレーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3178090U true JP3178090U (ja) 2012-08-30

Family

ID=48004860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012003672U Expired - Lifetime JP3178090U (ja) 2012-06-19 2012-06-19 ハイカーブ用トライアルフレーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3178090U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018198874A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 株式会社シャルマン 検眼フレーム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018198874A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 株式会社シャルマン 検眼フレーム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7452070B2 (en) Single lens pince-nez
US11474375B1 (en) Temple mounted eyeglass frames and methods of making and using the same
JP5876531B2 (ja) 眼鏡曇り防止器具
US9470905B1 (en) Glider eyeglass comfort system
GB2458514A (en) Removable spectacles counterbalance with universal attachment.
JP3178090U (ja) ハイカーブ用トライアルフレーム
JPH07209616A (ja) 眼鏡におけるテンプルのクッション・モダン調節機構、およびそれに用いるアジャスト式クッション・モダン
KR101562750B1 (ko) 머리고정형 안경
GB2444807A (en) Spectacle side arm counterweight with optional brow pad.
CN112041731A (zh) 具有眼镜框架和附加框架的眼镜及其用途
CN210401894U (zh) 一种金属前挂眼镜
CN206757211U (zh) 一种眼镜
JP2012239689A (ja) 検眼用テストフレーム
JP3210521U (ja) 明視用付加メガネ
CN216646985U (zh) 方便调节式鼻垫结构及眼镜
KR20160068622A (ko) 착용감을 높여 안정감을 주는 안경
CN204964907U (zh) 一种镜腿结构
CN217902199U (zh) 一种可拆卸的无线耳机眼镜
CN207867167U (zh) 眼镜
CN211878360U (zh) 具有矫正视力功能的太阳镜镜片
CN213399098U (zh) 定制眼镜及鼻托
CN204155015U (zh) 一种镜腿结构
JP3100890U (ja) 検眼用フレーム
CN214846107U (zh) 便捷眼镜
CN220752430U (zh) 一种镜架结构、眼镜框架及眼镜

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3178090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150808

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term