JP3177658B2 - 生体試料用濾紙 - Google Patents
生体試料用濾紙Info
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- JP3177658B2 JP3177658B2 JP08283191A JP8283191A JP3177658B2 JP 3177658 B2 JP3177658 B2 JP 3177658B2 JP 08283191 A JP08283191 A JP 08283191A JP 8283191 A JP8283191 A JP 8283191A JP 3177658 B2 JP3177658 B2 JP 3177658B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、尿や血液等の生体試料
中の低分子化合物を回収するための濾紙に関するもので
ある。
中の低分子化合物を回収するための濾紙に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】マススクリ−ニングにおいて、尿や血液
等の生体試料に含まれる低分子化合物の測定には、試料
の運搬性、保存性等の問題等から、いったん該化合物を
濾紙で回収した後にその濃度等を測定することがある
が、低分子化合物の回収には従来、産業用濾紙、定性濾
紙又は定量濾紙等の市販の濾過用濾紙が使用されてい
る。
等の生体試料に含まれる低分子化合物の測定には、試料
の運搬性、保存性等の問題等から、いったん該化合物を
濾紙で回収した後にその濃度等を測定することがある
が、低分子化合物の回収には従来、産業用濾紙、定性濾
紙又は定量濾紙等の市販の濾過用濾紙が使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来使用されている産
業用濾紙、定性濾紙及び定量濾紙は、安価で容易に入手
できるが、不安定な低分子化合物を回収しようとする場
合にはその分解や腐食を引き起こしやすく、従って測定
結果に誤差が生じやすいという課題がある。
業用濾紙、定性濾紙及び定量濾紙は、安価で容易に入手
できるが、不安定な低分子化合物を回収しようとする場
合にはその分解や腐食を引き起こしやすく、従って測定
結果に誤差が生じやすいという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これら従
来技術の課題について鋭意検討した結果、市販されてい
る濾紙に安定剤、腐食剤、酸化防止剤の1種以上を含ま
せた濾紙を用いることでこれを解決出来ることを見出だ
し、本発明を完成させた。
来技術の課題について鋭意検討した結果、市販されてい
る濾紙に安定剤、腐食剤、酸化防止剤の1種以上を含ま
せた濾紙を用いることでこれを解決出来ることを見出だ
し、本発明を完成させた。
【0005】すなわち本発明は、酸化防止剤、安定剤又
は防腐剤から得ればれる1種以上の薬物を含む、試料中
の低分子化合物を回収するための生体試料用濾紙であ
る。
は防腐剤から得ればれる1種以上の薬物を含む、試料中
の低分子化合物を回収するための生体試料用濾紙であ
る。
【0006】また本発明は、このような生体試料用濾紙
を使用する試料中の低分子化合物の回収方法である。以
下、本発明を詳細に説明する。
を使用する試料中の低分子化合物の回収方法である。以
下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明で使用する濾紙は、一般に実験室で
使用される紙製のものに限らず、広く綿や繊維製のもの
であって、後に説明する防腐剤、酸化防止剤又は安定剤
等を含めるものであれば制限はない。
使用される紙製のものに限らず、広く綿や繊維製のもの
であって、後に説明する防腐剤、酸化防止剤又は安定剤
等を含めるものであれば制限はない。
【0008】本発明において低分子化合物を回収する、
とは、例えば当該化合物を通過させない濾紙を使用し、
当該化合物が親和性を有し又は吸着し得る材料で構成さ
れた濾紙を使用し、又は当該化合物が親和性を有し又は
吸着し得る材料を担持した濾紙を使用して目的とする低
分子化合物を試料から分離することを意味する。
とは、例えば当該化合物を通過させない濾紙を使用し、
当該化合物が親和性を有し又は吸着し得る材料で構成さ
れた濾紙を使用し、又は当該化合物が親和性を有し又は
吸着し得る材料を担持した濾紙を使用して目的とする低
分子化合物を試料から分離することを意味する。
【0009】安定剤、酸化防止剤、防腐剤等を含む本発
明の生体試料用濾紙は、例えば薬剤の溶液に濾紙を浸漬
し、当該溶液を濾紙に滴下しあるいは薬剤の溶液を濾紙
に噴霧した後、乾燥させて調製することが出来る。
明の生体試料用濾紙は、例えば薬剤の溶液に濾紙を浸漬
し、当該溶液を濾紙に滴下しあるいは薬剤の溶液を濾紙
に噴霧した後、乾燥させて調製することが出来る。
【0010】酸化防止剤としてはアスコルビン酸等を使
用すれば良い。アスコルビン酸を使用する場合は、0.
05マイクロg/ml以上の濃度、好ましくは0.1マ
イクロg/ml以上の濃度の溶液を、前記のようにして
濾紙に含ませれば良い。
用すれば良い。アスコルビン酸を使用する場合は、0.
05マイクロg/ml以上の濃度、好ましくは0.1マ
イクロg/ml以上の濃度の溶液を、前記のようにして
濾紙に含ませれば良い。
【0011】防腐剤としてはアジ化ナトリウムやグルコ
ン酸クロルヘキシジン等を使用すれば良い。アジ化ナト
リウムを使用する場合は、0.1mg/ml以上の濃
度、好ましくは0.5mg/ml濃度以上の溶液を前記
のようにして濾紙に含ませれば良い。グルコン酸クロル
ヘキシジンを使用する場合は、0.05mg/ml濃度
以上、好ましくは0.1mg/ml濃度以上の溶液を前
記のようにして濾紙に含ませれば良い。
ン酸クロルヘキシジン等を使用すれば良い。アジ化ナト
リウムを使用する場合は、0.1mg/ml以上の濃
度、好ましくは0.5mg/ml濃度以上の溶液を前記
のようにして濾紙に含ませれば良い。グルコン酸クロル
ヘキシジンを使用する場合は、0.05mg/ml濃度
以上、好ましくは0.1mg/ml濃度以上の溶液を前
記のようにして濾紙に含ませれば良い。
【0012】安定剤としてはEDTA等を使用すれば良
い。EDTAを使用する場合は、EDTA−2ナトリウ
ムとして0.05マイクロg/ml濃度以上、好ましく
は0.1マイクロg/ml濃度以上の溶液を前記のよう
にして濾紙に含ませれば良い。 酸化防止剤、防腐剤、
安定剤は、単独で使用しても2種以上を併用しても良い
が、好ましくは全種を濾紙に含ませると良い。
い。EDTAを使用する場合は、EDTA−2ナトリウ
ムとして0.05マイクロg/ml濃度以上、好ましく
は0.1マイクロg/ml濃度以上の溶液を前記のよう
にして濾紙に含ませれば良い。 酸化防止剤、防腐剤、
安定剤は、単独で使用しても2種以上を併用しても良い
が、好ましくは全種を濾紙に含ませると良い。
【0013】以上説明した本発明の生体試料用濾紙を生
体試料と接触させ、必要に応じて吸引等を行うことで低
分子化合物を回収することが出来る。本発明は、血液や
尿等の人や動物の体液やこれらに由来する細胞の培養液
等の生体試料中の、アミノ酸、ステロイドホルモン又は
糖類等の低分子化合物に対して、特に制限はなく適用さ
れる。
体試料と接触させ、必要に応じて吸引等を行うことで低
分子化合物を回収することが出来る。本発明は、血液や
尿等の人や動物の体液やこれらに由来する細胞の培養液
等の生体試料中の、アミノ酸、ステロイドホルモン又は
糖類等の低分子化合物に対して、特に制限はなく適用さ
れる。
【0014】
【実施例】本発明を更に詳細に説明するために実施例を
記載するが、これら実施例は本発明を限定するものでは
ない。
記載するが、これら実施例は本発明を限定するものでは
ない。
【0015】なお、本実施例で使用した低分子化合物の
回収用濾紙は、1x2cmの産業用濾紙No.327
(アドバンティク社製)に、0.1mMアスコルビン酸
と0.1mM EDTA−2ナトリウムを含む200マ
イクロlの水溶液を滴下し、常温で乾燥させて調製し
た。
回収用濾紙は、1x2cmの産業用濾紙No.327
(アドバンティク社製)に、0.1mMアスコルビン酸
と0.1mM EDTA−2ナトリウムを含む200マ
イクロlの水溶液を滴下し、常温で乾燥させて調製し
た。
【0016】一方、同一の濾紙に対し、アスコルビン酸
又はEDTA−2ナトリウムを含む溶液に代えて200
マイクロlの蒸留水を滴下したものを比較用濾紙として
使用した。
又はEDTA−2ナトリウムを含む溶液に代えて200
マイクロlの蒸留水を滴下したものを比較用濾紙として
使用した。
【0017】実施例 1 尿中のカテコ−ルアミン成分
であるド−パミン(DA)の回収回収用濾紙及び比較用
濾紙に対し、成人の尿にDAを添加した試料をそれぞれ
100マイクロlずつ滴下し、常温で1昼夜放置して乾
燥した。なお、カテコ−ルアミン測定装置(HLC−7
25CA、東ソ−株式会社製)を用いて回収用濾紙又は
比較用濾紙に滴下した試料のDA濃度を測定した結果、
回収用濾紙又は比較用濾紙に滴下した試料のDA濃度は
それぞれ2.63nM/ml、1.14nM/mlであ
った。
であるド−パミン(DA)の回収回収用濾紙及び比較用
濾紙に対し、成人の尿にDAを添加した試料をそれぞれ
100マイクロlずつ滴下し、常温で1昼夜放置して乾
燥した。なお、カテコ−ルアミン測定装置(HLC−7
25CA、東ソ−株式会社製)を用いて回収用濾紙又は
比較用濾紙に滴下した試料のDA濃度を測定した結果、
回収用濾紙又は比較用濾紙に滴下した試料のDA濃度は
それぞれ2.63nM/ml、1.14nM/mlであ
った。
【0018】カテコ−ルアミン抽出液(東ソ−株式会社
製、カテコ−ルアミン測定装置HLC−725CA用希
釈液)の5mlを用い、それぞれの濾紙からDAを抽出
した後、抽出液を前記の希釈液で4倍に希釈し、前記カ
テコ−ルアミン測定装置を使用して濾紙により回収され
たDAの濃度を測定した。
製、カテコ−ルアミン測定装置HLC−725CA用希
釈液)の5mlを用い、それぞれの濾紙からDAを抽出
した後、抽出液を前記の希釈液で4倍に希釈し、前記カ
テコ−ルアミン測定装置を使用して濾紙により回収され
たDAの濃度を測定した。
【0019】その結果、回収用濾紙では2.55nM/
mlであったのに対し、比較用濾紙では0.15nM/
mlであり、使用した試料中の濃度から換算するとそれ
ぞれ97.0%、13.3%のDAが回収された。
mlであったのに対し、比較用濾紙では0.15nM/
mlであり、使用した試料中の濃度から換算するとそれ
ぞれ97.0%、13.3%のDAが回収された。
【0020】この結果は、比較用濾紙を使用した場合に
は濾紙により抽出されたDAがその後分解又は腐食して
しまい、DA測定の際にはもはや検出し得ない状態とな
っていたが、本発明の回収用濾紙を使用した場合には9
7%のDAが回収されるなど分解又は腐食が生じなかっ
たことを示している。
は濾紙により抽出されたDAがその後分解又は腐食して
しまい、DA測定の際にはもはや検出し得ない状態とな
っていたが、本発明の回収用濾紙を使用した場合には9
7%のDAが回収されるなど分解又は腐食が生じなかっ
たことを示している。
【0021】
【発明の効果】本発明は、尿や血液等の生体試料中の低
分子化合物を、分解又は腐食を生じさせることなく回収
することが出来る生体試料用濾紙である。しかも本発明
の生体試料用濾紙は、使用する濾紙が従来一般に使用さ
れている濾紙を加工することで容易に得られるなど、高
い実用性を有する。
分子化合物を、分解又は腐食を生じさせることなく回収
することが出来る生体試料用濾紙である。しかも本発明
の生体試料用濾紙は、使用する濾紙が従来一般に使用さ
れている濾紙を加工することで容易に得られるなど、高
い実用性を有する。
【0022】本発明の生体試料用濾紙を使用する回収方
法によれば、生体試料から低分子化合物を回収し、その
濃度を決定して臨床的な判断に役立る場合により正確な
測定が可能となる。すなわち、従来の方法で低分子化合
物を回収した場合、当該化合物は回収後容易に分解又は
腐食し、測定時に検出し得ない状態に変質してしまうこ
とがあるが、本発明の方法によれば、これら化合物の回
収後の分解又は腐食が生じにくいため、回収物を測定す
ることと生体試料そのものを測定することの差異を小さ
くできる。
法によれば、生体試料から低分子化合物を回収し、その
濃度を決定して臨床的な判断に役立る場合により正確な
測定が可能となる。すなわち、従来の方法で低分子化合
物を回収した場合、当該化合物は回収後容易に分解又は
腐食し、測定時に検出し得ない状態に変質してしまうこ
とがあるが、本発明の方法によれば、これら化合物の回
収後の分解又は腐食が生じにくいため、回収物を測定す
ることと生体試料そのものを測定することの差異を小さ
くできる。
Claims (6)
- 【請求項1】酸化防止剤、安定剤又は防腐剤から選ばれ
る1種以上の薬物を含む、試料中の低分子化合物を回収
するための生体試料用濾紙。 - 【請求項2】酸化防止剤、安定剤又は防腐剤から選ばれ
る1種以上の薬物を含む、試料中のアミノ酸、ステロイ
ドホルモン又は糖類を回収するための生体試料用濾紙。 - 【請求項3】酸化防止剤がアスコルビン酸である請求項
1の生体試料用濾紙。 - 【請求項4】安定剤がEDTAである請求項1の生体試
料用濾紙。 - 【請求項5】防腐剤がアジ化ナトリウム又はグルコン酸
クロルヘキシジンである請求項1の生体試料用濾紙。 - 【請求項6】請求項1から5に記載のいずれかの生体試
料用濾紙を用いる試料中の低分子化合物の回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08283191A JP3177658B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 生体試料用濾紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08283191A JP3177658B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 生体試料用濾紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04293506A JPH04293506A (ja) | 1992-10-19 |
JP3177658B2 true JP3177658B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=13785352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08283191A Expired - Fee Related JP3177658B2 (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 生体試料用濾紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177658B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014027281A1 (en) * | 2012-08-13 | 2014-02-20 | Koninklijke Philips N.V. | Use of antioxidants in methods and means for detection of target molecules in a blood sample |
JP2015503756A (ja) * | 2012-01-11 | 2015-02-02 | アデレイド リサーチ アンド イノベーション ピーティーワイ リミテッド | 固体媒体上に貯蔵された生物学的サンプル中の脂肪酸の安定化および分析 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK2087348T3 (da) * | 2006-12-01 | 2014-07-07 | Statens Seruminstitut | Analysemetode under brug af prøveadsorption på filterpapir |
CN115184114A (zh) * | 2022-07-18 | 2022-10-14 | 脂谱生物科技(上海)有限公司 | 一种具有抗菌涂层的中长链脂肪酸保存试纸及其制备方法 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP08283191A patent/JP3177658B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015503756A (ja) * | 2012-01-11 | 2015-02-02 | アデレイド リサーチ アンド イノベーション ピーティーワイ リミテッド | 固体媒体上に貯蔵された生物学的サンプル中の脂肪酸の安定化および分析 |
US9645132B2 (en) | 2012-01-11 | 2017-05-09 | Adelaide Research & Innovation Pty Ltd | Stabilising and analysing fatty acids in a biological sample stored on solid media |
WO2014027281A1 (en) * | 2012-08-13 | 2014-02-20 | Koninklijke Philips N.V. | Use of antioxidants in methods and means for detection of target molecules in a blood sample |
US10591472B2 (en) | 2012-08-13 | 2020-03-17 | Minicare B.V. | Use of antioxidants in methods and means for detection of target molecules in a blood sample |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04293506A (ja) | 1992-10-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |