JP3177090U - Stove fan motor protection device - Google Patents
Stove fan motor protection device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3177090U JP3177090U JP2012002678U JP2012002678U JP3177090U JP 3177090 U JP3177090 U JP 3177090U JP 2012002678 U JP2012002678 U JP 2012002678U JP 2012002678 U JP2012002678 U JP 2012002678U JP 3177090 U JP3177090 U JP 3177090U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stove
- suction duct
- fan motor
- breaker
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Abstract
【課題】吸入ダクトに流過する熱風温度又は遮断具の設置部分が所定値を越えると自動的に吸入ダクトの一部を開放するストーブのファンモータの保護装置を提供する。
【解決手段】吸入ダクト内に取り付けられ、所定温度で溶断する遮断具と、遮断具が溶断分離すると、自動的に開放し、吸入ダクトの一部に設置された開放扉43を有する。遮断具は、溶断部品と、溶断部品を支持する2本の支持部品45Bとでなる。溶断部品は2本の金属板45a、45bで構成される。
【選択図】図4A protection device for a fan motor of a stove that automatically opens a part of a suction duct when the temperature of hot air flowing through the suction duct or the installation part of a breaker exceeds a predetermined value is provided.
A breaker that is mounted in a suction duct and melts at a predetermined temperature, and an open door 43 that is automatically opened when the breaker is fused and separated and is installed in a part of the suction duct. The breaker includes a fusing part and two supporting parts 45B that support the fusing part. The fusing part is composed of two metal plates 45a and 45b.
[Selection] Figure 4
Description
本考案は、薪ストーブ、石油ストーブ等各種ストーブに装着している吸入ダクト内のファンモータを保護する技術であって、該吸入ダクトに流過する熱風温度又は遮断具の設置部分が所定値を越えると自動的に吸入ダクトの一部を開放する技術に関する。 The present invention is a technology for protecting a fan motor in a suction duct attached to various stoves such as a wood stove, an oil stove, etc., and the hot air temperature flowing through the suction duct or the installation part of the breaker has a predetermined value. The present invention relates to a technique for automatically opening a part of a suction duct when the pressure exceeds the limit.
この種、従来の技術に於ける第1の例としては図8に示す技術がある。これについて説明すれば、燃料としての薪を投入して燃焼させる筒状の炉体1の上部開口部に閉塞蓋体2を設け、この炉体1内にこの炉体1内空間を上下に仕切る仕切体3を設けている。炉体1は、この炉体1内の底面よりやや浮上した位置に板状の受部4を形成し、この受部4の中央にロストル5を配設している。また、このロストル5の下方の炉体1の底面に、炉体1内へ炉体1の外から空気を供給する空気供給部6としての通気穴を多数形成し、この空気供給部6から流入する空気が、ロストル5を介して燃焼空間部7に供給されるように構成している。また、このロストル5の下方の底部空間部8に、前記炉体1内で燃焼した薪の灰を受け収納する灰受部9を設けている。また、この灰受部9は、前面に付設した取手10を操作して炉体1外へ引き出しスライド自在に設けると共に、炉体1外へ取り出し可能に構成し、この灰受部9内に収納した灰の処理を簡易に行えるようにしている。
A first example of this type of conventional technique is shown in FIG. This will be described. A closed lid body 2 is provided at an upper opening of a
また、従来の技術に於ける第2の例としては図9に示す技術がある。これについて説明すれば、図9は、排煙濾過機能付薪ストーブの例を示し、この排煙濾過機能付薪ストーブ11は、屋内ER1に設置された密閉式の薪ストーブ12と、この薪ストーブ12で燃料としての薪を燃焼させた際に発生する排煙を屋外ER2まで導く煙道13と、この煙道13に装着されるチャンバ式の暖房器用排煙濾過装置14とから構成されている。屋内設置型暖房器としての薪ストーブ12は、筒状の炉体15内に薪を投入して燃焼させ、これにより屋内ER1を暖房し得るようになされている。因みに、この炉体15内には、炉体15の外から空気を供給する空気供給部や炉体15内を仕切る仕切部等(図示せず)を有し、当該仕切部で形成された上側空間の二次燃焼室(図示せず)において下側空間の一次燃焼室で発生する未燃焼ガスを燃焼させ、底部空間に配置した灰受部(図示せず)により当該炉体15内で燃焼した薪の灰を受けて収納し得るようになされている。なお、この二次燃焼室には、触媒を設け、この触媒を用いて未燃焼ガスを燃焼させるようにする。かかる構成に加えて、炉体上部15Aには煙道13の根元部16が接続されており、この煙道13へ炉体15内で発生した排煙が導かれるようになされている。煙道13は、炉体15から所定の高さまで上方にほぼ垂直に延びた後、家屋Hの壁部H1側に折れ曲がり当該壁部H1を貫通して先端部17が屋外ER2に位置するように形成されており、ほぼ水平に延在した箇所に暖房器用排煙濾過装置14が装着されている。暖房器用排煙濾過装置14は、屋内ER1に設けられた排煙濾過部18と、屋外ER2で支柱19に支持され煙道13の先端部17に装着された排煙ファン部20とで構成されおり、商用交流電源に接続されているコンセントからプラグ(図示せず)を介して排煙ファン部12に電力の供給を受けている。これにより暖房器用排煙濾過装置14は、排煙ファン部20内の排出用ファン21を回転駆動させ、これにより炉体15内の排煙を煙道13を介して排煙濾過部18内を通過させて当該排煙ファン部20から屋外ER2へ放出させ得るようになされている。
Further, as a second example in the prior art, there is a technique shown in FIG. Describing this, FIG. 9 shows an example of a wood-burning stove with a flue gas filtering function. This wood-burning
従来の技術は叙上の構成であるので次の課題が存在した。
すなわち、従来の技術に於ける第1の例によれば、ファン装置が存在せず、これを保護する技術も開示されていない。また、従来の技術に於ける第2の例によれば、停電時等異常時に於いては暖房器用排煙濾過装置14に備えている排煙ファン部20の排出用ファン21の回転動作が停止し、排煙を屋外ER2導出することができず暖房器用排煙濾過装置14が異常高温の惧れがあり、該暖房器用排煙濾過装置14の損傷や火災等の原因となるという問題点があった。
本考案はかかる問題点を解決すべく考案したものである。
Since the conventional technology has the above configuration, the following problems existed.
That is, according to the first example in the prior art, there is no fan device, and no technology for protecting the fan device is disclosed. Further, according to the second example in the prior art, the rotation operation of the
The present invention has been devised to solve such problems.
本考案はかかる問題点を解決するためになされたものであって、次の構成から成立する。
すなわち請求項1記載の考案によれば、ストーブ本体部と、該ストーブ本体部を被包しかつ所定空間を有して配置すると共に裾部に熱風を吐出する熱風吐出孔を設けた外ケースと、該外ケースの上面に載置した金属製枠台と、該金属製枠台に隣接位置に配置されかつ該金属製枠台に固定した支持棒により吊下げられる吸入ダクトと、該吸入ダクトに収容されたファンモータと、前記ストーブ本体部の上面に固定した略山形状屋根板と、該略山形状屋根板に固定されたサーモセンサと、該サーモセンサからの信号で前記ファンモータの駆動を制御しかつ前記外ケースに固定した温度調節器とでなる構成に於いて、前記吸入ダクト内に取付けられかつ所定温度で溶断する遮断具と、該遮断具の動作で自動的に開放しかつ前記吸入ダクトの一部に設置した開放扉とを有したことを特徴とする。
The present invention has been made to solve such a problem, and has the following configuration.
That is, according to the invention of
請求項2記載の考案によれば、請求項1に記載のストーブのファンモータ保護装置に於いて、前記開放扉の隣接部位であって、前記遮断具取付け孔を前記吸入ダクトに配設したことを特徴とする。 According to the second aspect of the present invention, in the fan motor protection device for the stove according to the first aspect, the breaker mounting hole is disposed in the suction duct adjacent to the open door. It is characterized by.
本考案に係るストーブのファンモータ保護装置は叙上の構成を有するので、次の効果がある。
すなわち、請求項1に記載の考案によれば、ストーブ本体部と、該ストーブ本体部を被包しかつ所定空間を有して配置すると共に裾部に熱風を吐出する熱風吐出孔を設けた外ケースと、該外ケースの上面に載置した金属製枠台と、該金属製枠台に隣接位置に配置されかつ該金属製枠台に固定した支持棒により吊下げられる吸入ダクトと、該吸入ダクトに収容されたファンモータと、前記ストーブ本体部の上面に固定した略山形状屋根板と、該略山形状屋根板に固定されたサーモセンサと、該サーモセンサからの信号で前記ファンモータの駆動を制御しかつ前記外ケースに固定した温度調節器とでなる構成に於いて、前記吸入ダクト内に取付けられかつ所定温度で溶断する遮断具と、該遮断具の動作で自動的に開放しかつ前記吸入ダクトの一部に設置した開放扉とを有したことを特徴とするストーブのファンモータ保護装置を提供する。
このような構成としたので、停電や地震等の原因で前記ファンモータが停止した際に流過する熱風又は吸入ダクトが所定値例えば72℃以上に高温になれば遮断具の接続部分を溶断し、自動的に開放扉を開放するので吸入ダクト内のファンモータ等装置を保護し焼損又は故障させることがないという効果がある。
Since the fan motor protection device for a stove according to the present invention has the above-described configuration, the following effects can be obtained.
In other words, according to the first aspect of the present invention, there is provided a stove body portion, an outer space that encloses the stove body portion and has a predetermined space, and is provided with a hot air discharge hole for discharging hot air to the skirt portion. A case, a metal frame placed on the upper surface of the outer case, a suction duct disposed adjacent to the metal frame and suspended by a support rod fixed to the metal frame, and the suction A fan motor housed in a duct, a substantially mountain-shaped roof plate fixed to the upper surface of the stove body, a thermo sensor fixed to the substantially mountain-shaped roof plate, and a signal from the thermo sensor, In a configuration comprising a temperature controller that controls driving and is fixed to the outer case, a breaker that is mounted in the suction duct and blows at a predetermined temperature, and is automatically opened by the action of the breaker. And part of the suction duct Providing stove fan motor protection apparatus characterized by having a installed an open door.
With such a configuration, the hot air flowing through when the fan motor stops due to a power failure, an earthquake, or the like, or the suction duct is blown if the hot air or the suction duct reaches a predetermined value such as 72 ° C or higher. Since the opening door is automatically opened, the fan motor and other devices in the suction duct are protected, and there is an effect that there is no burning or failure.
請求項2に記載の考案によれば、前記開放扉の隣接部位であって、前記遮断具取付け孔を前記吸入ダクトに配設したことを特徴とする請求項1に記載のストーブのファンモータ保護装置を提供する。
このような構成としたので、請求項1に記載の考案の効果に加えて、遮断具の取付けを人の手により容易にし新規又は取替えを自在にできるという効果がある。
According to the invention described in claim 2, the fan motor protection of the stove according to
With such a configuration, in addition to the effect of the device claimed in
以下、本考案に係るストーブのファンモータ保護装置の実施の形態について図1ないし図 7に基づき詳細に説明する。
本考案に係るストーブのファンモータ保護装置を説明するに先立ち図1、図2に基づいてストーブAを説明する。
ストーブAは大概してストーブ本体部22と、該ストーブ本体部22を収容する外枠ケース23と、該外枠ケース23の上方に設置する吸入ダクト24と、前記ストーブ本体部22で例えば燃料としての薪を燃焼して発生する燃焼ガス、排気ガス又は煙をハウス外部に排出する排気管28とを有する。
Hereinafter, an embodiment of a fan motor protection device for a stove according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
Prior to the description of the fan motor protection device for a stove according to the present invention, the stove A will be described with reference to FIGS.
The stove A generally has a
ここで、前記ストーブ本体部22は例えば板厚5mm程度の熱間圧延鋼板や熱間圧延縞鋼板を隅肉溶接して略矩形体でなる箱状を形成している。ストーブ本体部22の一面は傾斜した前面22aを形成し、これに後述する左扉22b及び右扉22cを配置する。そしてこの前面22aに燃焼室(図示せず)に燃料としての杉や松等の針葉樹の間伐材やその他の薪の生木を左・右扉22b、22cを開放して供給するための矩形状の開口部22dを有している。該開口部22dは所定の大きさの熱間圧延鋼板や熱間圧延縞鋼板を額縁形状に内側を切断除去してストーブ本体部22の前面22aに隅肉溶接している。
Here, the said stove main-
前記開口部22dの外側には左・右縦端をそれぞれ2個のヒンジ22e、22eで前記開
口部22dに対して開放・閉止自在に支持された左扉22b及び右扉22cを配設してい
る。該左扉22b及び右扉22cを閉止したとき該左扉22bと右扉22cの突合せ部及
び該左扉22bと右扉22cと前記開口部22dの重なる部分はほぼ隙間なく閉止される
。また、鋼棒を略L型に熱間又は冷間曲げ加工したハンドル22f、22fを前記左扉2
2b、前記右扉22cに有しそのハンドル22f、22fの基端をそれぞれ左扉22b及
び右扉22cの下方の表面に溶接している。
A
2b, which is provided on the
前記左扉22b及び右扉22cの略中央部には燃焼室に空気を導入する多数の円孔を輪設してなる空気導入口25aを有した回転可能な円盤25と、そしてこの回転可能な円盤25の裏面に配設しかつ空気導入口25aを覆うに十分な円孔を輪設した円盤状固定空気調節板(図示せず)を備えている。該円盤状固定空気調節板は前記左扉22b及び右扉22cに円孔を輪設することで代替することができる。回転可能な円盤25は中心軸部材25b、25bにより回転自在に装着されている。
A
また、該円盤状固定空気調節板は前記回転可能な円盤25に穿孔された複数の空気導入口25aと同一形状で同一配列の円孔でなる複数の空気導入口(図示せず)を配置している。また、ハンドル25c、25cの基端を前記回転可能な円盤25、25の外縁部に溶接している。該ハンドル25c、25c及び前記ハンドル22f、22fはその外周面を凹凸に形成した鉄筋コンクリート用鋼棒又は鉄筋コンクリート用再生鋼棒で構成すると表面が滑らないためハンドルとして好適である。
The disk-shaped fixed air conditioning plate has a plurality of air inlets (not shown) formed of circular holes having the same shape and the same arrangement as the plurality of
ストーブ本体部22の上面22kは鋼板で構成し上面22kの左端から右端に向かってその中央部に略山形状又は三角状の屋根板27を載置・固定する。この屋根板27は上面22kと一体に成形してもよい。屋根板27は後述するように吸入ダクト24から流送された吸入空気を直接にストーブ本体部22の上面22kの接触させることなく、該ストーブ本体部22の左・右側面22g、22hと外枠ケース23との間に円滑に流送させる。従って外部からの冷気を該ストーブ本体部22に接触させることなく該ストーブ本体部22の熱伝達効率を高める。
The
上述した排気管28は図2に示すようにその下端がストーブ本体部22の後面22jに固定配置されている排気管箱28aに接続され、ストーブ本体部22と排気管28を連通している。また、29はストーブ本体部22を支持する脚であり例えば4本配置する。
2, the lower end of the
前記排気管28の中間位置には排気ガスや燃焼した煙の排出量を制御するダンパー28bを介在させている。該ダンパー28bは例えば黒耐熱スチールで作製し排気管28と同一寸法を有する円筒体で形成し、その内部に調整板28cを備え、排気管28の表面に配置したレバーを作業者が操作することのより該調整板28cの開度を制御する。
A
前記外枠ケース23は例えば前記ストーブ本体部22の外部であって、該ストーブ本体部22の左側面22g及び右側面22hから所定間隔を有して枠組・構築した鋼製の角材または棒材でなる枠体にビス等の緊締部品により固定・張合わせを行い該ストーブ本体部22を被包する。該外枠ケース23はストーブ本体部22と同材質で構成し、図1に示す前面に於いては例えば上方部を幅広長L1に下方部を幅狭長L2に設定する。該外枠ケース23の左側面及び右側面に於いては例えば図2に示すように上方部及び下方部が同一寸法に設定する。前記外枠ケース23の下方部はいわゆる外枠ケース23の左・右裾部22i、22iであって、この部分に熱風吐出孔22m、22mをそれぞれ形成する。
The
該熱風吐出孔22m、22mの外側周囲は筒体22n、22nを固定しこの筒体22n、22nに例えば圃場に敷設される熱風ダクト30、30の基端部を固定する。この熱風ダクト30、30は必ずしも2個に限定するものではなく多数個又は単一で構成してもよい。熱風ダクト30、30は外枠ケース23内から流下されかつ圃場に流送する部材であればよく、例えば所定の径長を有する保温フレキシブルダクト、ビニール製フレキシブルダクト、伸縮可能なアルミフレキシブルダクト、クールワイヤーフレキシブルダクト、亜鉛メッキ鋼板製フレキシブルダクト等汎用のものを採用する。
31は熱風導入バルブであり、例えば図1に示すように外枠ケース23の前面に配置・固定され外枠ケース23内と燃焼室間を連通し外枠ケース23内の熱風を必要に応じて燃焼室へ流送する。熱風導入バルブ31は外枠ケース23内に挿入された第1管31aと、ストーブ本体部22の燃焼室内に挿入された第2管31bと、熱風量を制御するためのバルブを開閉するレバー31cとで構成される。熱風導入バルブ31は燃料としての薪を点火するとき及び薪の燃焼効率が悪いとき後述する送風ファンスイッチをONして吸入ダクト24を駆動すると共にレバー31cを操作しバルブを開放し外枠ケース23内の空気を燃焼室に導入する。32は燃料が燃焼した後に発生する黒炭や焼却残留物を取出すための取出口である。
前記吸入ダクト24はストーブ本体部22により加熱された空気を熱風として熱風ダクト30、30に流送する。ここで該吸入ダクト24は例えば図2に示すように斜流ダクト24Aと、該斜流ダクト24Aに連結する開放扉設置用ダクト24Bとでなる。該斜流ダクト24Aは鉄製であって円筒状を形成した前方ケーシングと同形状の後方ケーシングを連結してファンモータ33を収容している。
The
該吸入ダクト24は可撓性の金属円筒体で構成されており、耐熱性、耐温性の機能を有する。従ってアルミ製又は鉄製で構成できる。図2に示すように側面から見ると略U字状に湾曲している。そして、斜流ダクト24Aの前方ケーシング及び後方ケーシングの両側面には吊下げ金具34、34を固定し、この吊下げ金具34、34に支持棒34a、34aをそれぞれ係止する。該支持棒34a、34aの基端はそれぞれ金属製枠台35に固定している。
The
金属製枠台35は図1から分かるようにストーブAの正面方向の外枠ケース23の上面22eに固定しているがこれに限定されず、ストーブAの左側面方向又は右側面方向若しくは背面方向の外枠ケース23の上面22lに設置してもよい。そして例えば金属性枠台35の上部が略矩形状の中空枠体35aと側面形状が略L字状の脚部35bとで構成され、図2に示す36は端子カバーであり、ファンモータ33の端子を収容し、外部、つまり外枠ケース23の側面部に設置したモータ駆動用スイッチ37に電力線38により接続されている。該モータ駆動用スイッチ37はAC電源に接続している。
As can be seen from FIG. 1, the
前記金属製枠台35の脚部35bは例えば略縦溝状又は長楕円状の調整用孔を穿孔すると共にこれに係止・固定する高さ調整用緊締部品、すなわちボルト及びナットを前記外枠ケース23の前面又は左・右側面に固定している。そして前記斜流ダクト24Aの高さを調整し吸入空気の取入れ方向を制御する。39は外枠ケース23の左又は右側面のいずれか一方に固定した傾倒防止材である。
The
また、モータ駆動用スイッチ37の隣接位置には図2に示すように温度調節器40を設置しファンモータ33の始動・停止を司っている。該温度調節器40はケース40aと、ケース40aの表面に付設したダイヤル式温度設定部40bと、該ケース40aに内蔵したサーモスイッチ(図示せず)と、該サーモスイッチに接続され前記屋根板27の表面に固設したサーモセンサ41とでなる。サーモセンサ41は図1に示すように前記屋根板27と同材質で形成されその表面に固着した小円筒体に挿置されている。そして、前記屋根板27の温度が設定温度例えば15℃ないし126℃の範囲内で該サーモセンサ41が作動し、サーモスイッチをON動作し、ファンモータ33を回転駆動する。而して吸入ダクト24を動作させハウス26内の空気を斜流ダクト24A、開放扉設置用ダクト24Bを経由して熱風がストーブ本体部22と外枠ケース23とのスペースS内に一方から矢印B方向に、他方から矢印C方向のそれぞれ流過し、それぞれ矢印D方向、F方向からストーブAの外部に排出される。
Further, as shown in FIG. 2, a
次に本考案に係るストーブのファンモータ保護装置について説明する。
43は吸入ダクト24の開放扉設置用ダクト24Bの一部に設置した開放扉すなわち自動開放扉である。該自動開放扉43は該開放扉設置用ダクト24Bの一部を切欠して、その切欠部分を閉止・開放すべくした扉であって、吸入ダクト24と同材質の略円弧状板で構成され、これを閉止したとき開口部24aを完全に閉止し開放扉設置用ダクト24Bと面一に設定される。該開口部24aは自動開放扉43の上面形状と略同一であって、図示するものは矩形状であるが、半円形状その他の形状も適用できる。該自動開放扉43は反転駆動部材44を備えている。該反転駆動部材44は図5に示す2枚の板材44iを介して軸44aを中心に前後に回動する二枚板の組合せでなる蝶番44bと、該蝶番44b内に反転動作をするスプリングバネ44cとを備えている。該スプリングバネ44cは前記軸44aに巻装されている。
Next, a stove fan motor protection device according to the present invention will be described.
該蝶番44bの一方板44dは例えば図4に示すように前記開放扉設置用ダクト24Bに穿孔した開口部24aの外表面縁部24bに及びその他方板44eは自動開放扉43の基端部43aの外表面に複数個の緊締部品44f・・・・で固定されかつ該緊締部品44f・・・・は開放扉設置用ダクト24Bの内壁面及び自動開放扉43の基端部43aの内壁面に2枚の板材44iを介して固定されている。そして、一方板44dは前記スプリングバネ44cの一端44gを及び他方板44eは前記スプリングバネ44cの他端44hにそれぞれ係止・固定され、軸44aに介装したスプリングバネ44cの反転力により図4に示すように常に開口部24aを開放するように作用する。
One
自動開放扉43の円弧を形成する2ヵ所の端面部つまり図2で示す左・右端部に、幅狭な帯板42、42をリベット等の緊締部品(図示せず)で締結する。また、該帯板42、42は自動開放扉43の左・右端部を開口部24aより幅広に形成しかつその内面を段差状に構成してもよい。そして自動開放扉43と同材質か別異の金属材料で製作し、自動開放扉43を開放扉設置用ダクト24Bに閉止したとき、開放扉設置用ダクト24Bの外表面側に重畳・密着して開放扉設置用ダクト24B内を流過する吸入空気が開口部24aの周縁から漏出することがない。
45は遮断具であって、吸入ダクト24内に取付けられ図6に示すように溶断部品45Aと、溶断部品45Aを支持する2本の支持部品45Bとでなる。溶断部品45Aは、例えば図6(b)に示すように2本の金属板45a、45bで構成されこの両者を図6(c)に示すように半田溶液45cで固定・接続する。この部分は遮断具45の接続部分である。前記金属板45a、45bのいずれか一方又は双方に例えば擂鉢状の半田溶液45cの注入孔45dを形成し、金属板45a、45bの双方を接続・固定するときは注入孔45dから半田溶液45cを流し込み固化させる。この際、半田溶液45cは注入孔45dから金属板45a、45bの接触部分に浸透する。そして、かかる遮断具45の挿装部分に例えば72℃以上の温度になれば該遮断具45の金属板45a、45bが図6(c)の右方図のように溶断分離する。
一方、他方の支持部品45B、45Bは例えば例えばボルト45e、45eでそれぞれ構成され、その一端は一方、他方の金属板45a、45bにそれぞれナット45f、45f等によりそれぞれ接続固定されている。また、ボルト45e、45eの他端は固定部品としての蝶ねじ45g、45gをそれぞれ付設し、一方の支持部品45Bつまりボルト45eの他方端は図4に示すように例えば該蝶ねじ45gで自動開放扉43の先端部43bの内壁面に固定しかつ他方の支持部品45Bつまりボルト45eの他端も例えば蝶ねじ45gで開放扉設置用ダクト24Bであって開口部24aの隣接部位に固定される。
On the other hand, the
次に、前記遮断具45の取付手順等を説明する。
遮断具45の一方、他方の金属板45a、45bは予め接合作業により接続・固定されており、かつ他方の金属板45bの支持部品45Bは自動開閉扉43の固定されている。
図7(a)、(b)に示すように吸入ダクト24、具体的には開放扉設置用ダクト24Bであって開口部24aの隣接部位に例えば円形状の遮断具取付け孔24cを穿孔する。そして、作業者は指M等で図3に示すように前記遮断具45を把持し、遮断具取付け孔24cから開放扉設置用ダクト24B内に挿置する。これと同時に作業者は自動開閉扉43をスプリングバネ44cの反転力に抗して強制的に回動する。そして開口部24aを閉止する。ここで、作業者は指M等で一方の金属板45aの支持部品45Bのボルト45eを開放扉設置用ダクト24Bに設けた小孔に差込み開放扉設置用ダクト24Bと共に外方から蝶ねじ45gでねじ締め固定する。
Next, a procedure for attaching the
One and the
As shown in FIGS. 7A and 7B, for example, a circular
前記遮断具45が開放扉設置用ダクト24B内に取付けられた後に閉止部材46により
遮断具取付け孔24cを閉止する。該閉止部材46は図7に示すようにゴム材料等でなる
柔軟性を有する閉止部品46aと着脱枠46bとでなる。該閉止部品46aと着脱枠46bは一体的に製造時に取付けられる。該着脱枠46bは把持部46cと例えば上下が略円盤状板で形成した保持部46dとを設けている。そして、閉止部品46aは幅方向中心位置に周溝46dを形成している。遮断具取付け孔24cを閉止する際、作業者は該閉止部品46aを変形させながら遮断具取付け孔24cを差込み開放扉設置用ダクト24B内に圧着・固定させる。遮断具取付け孔24cの部位に於けるシール性が高くなる。
After the
而して、停電等の原因が発生すればファンモータ33が停止し、吸入ダクト24、開放扉設置用ダクト24B内が温度上昇し、所定温度例えば72℃以上になれば遮断具45の半田溶液45cが溶解し一方、他方の金属板45a、45bが図6(c)に示すようになり分離・切断される。そこで自動開放扉43がスプリングバネ44cの反動力により図4に示す位置に変形する。ストーブAが発生する熱流はファンモータ33のへ流入することなく、ストーブAの外部に放出されファンモータ33は加熱されることなく保護される。而して、停電時の原因が解消すれば再び上述した組立手順等によって作業者は遮断具45を吸入ダクト24つまり開放扉設置用ダクト24B内に設置する。
Thus, if a cause such as a power failure occurs, the
薪ストーブ、石油ストーブ等の各種ストーブに於いて、暖房用の空気を取り入れる吸入ダクト内のファンモータを保護するのみならず、燃焼用空気を取れる吸入ダクト内のファンモータを保護することができ、汎用性に富んだ技術である。 In various stoves such as wood stoves and oil stoves, not only can the fan motor in the intake duct that takes in air for heating be protected, but also the fan motor in the intake duct that can take in combustion air can be protected, This is a versatile technology.
A ストーブ
22 ストーブ本体部
22a 前面
22b 左扉
22c 右扉
22d 開口部
22e ヒンジ
22f ハンドル
22g 左側面
22h 右側面
22i 左・右裾部
22j 後面
22k 上面
22l 外枠ケースの上面
22m 熱風吐出孔
22n 筒体
23 外枠ケース
24 吸入ダクト
24A 斜流ダクト
24B 開放扉設置用ダクト
24a 開口部
24b 縁部
24c 遮断具取付け孔
25 円盤
25a 空気導入口
25b 中心軸部材
25c ハンドル
26 ハウス
27 屋根板
28 排気管
28a 排気管箱
28b ダンパー
28c 調整板
29 脚
30 熱風ダクト
31 熱風導入バルブ
31a 第1管
31b 第2管
31c レバー
32 取出口
33 ファンモータ
34 吊下げ金具
34a 支持棒
35 金属製枠台
35a 金属製枠台の中空枠体
35b 金属製枠台の脚部
36 端子カバー
37 モータ駆動用スイッチ
38 電力線
39 傾倒防止材
40 温度調節器
40a ケース
40b ダイヤル式温度設定部
41 サーモセンサ
42 帯板
43 自動開放扉
43a 基端部
43b 先端部
44 反転駆動部材
44a 軸
44b 蝶番
44c スプリングバネ
44d 一方板
44e 他方板
44f 緊締部品
44g スプリングバネの一端
44h スプリングバネの他端
44i 板材
45 遮断具
45A 遮断具の溶断部品
45B 遮断具の支持部品
45a 遮断具の金属板
45b 遮断具の金属板
45c 遮断具の半田溶液
45d 遮断具の注入孔
45e ボルト
45f ナット
45g 蝶ねじ
46 閉止部材
46a 閉止部材の閉止部品
46b 閉止部材の着脱枠
46c 把持部
46d 保持部
46e 周溝
M 作業者の指
A
24
44
Claims (2)
2. The fan motor protection device for a stove according to claim 1, wherein the breaker mounting hole is disposed in the suction duct adjacent to the open door.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002678U JP3177090U (en) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | Stove fan motor protection device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002678U JP3177090U (en) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | Stove fan motor protection device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3177090U true JP3177090U (en) | 2012-07-19 |
Family
ID=48003969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012002678U Expired - Fee Related JP3177090U (en) | 2012-05-08 | 2012-05-08 | Stove fan motor protection device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177090U (en) |
-
2012
- 2012-05-08 JP JP2012002678U patent/JP3177090U/en not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4224921A (en) | Fireplace with air control dampers | |
US4112913A (en) | Free standing heating unit | |
US4519376A (en) | Fireplace assembly | |
US4185612A (en) | Heat circulating fireplace | |
JP3177090U (en) | Stove fan motor protection device | |
KR100270921B1 (en) | Hot air machin for vinyl house | |
US4607612A (en) | Fireplace furnace | |
US4266526A (en) | Fireplace heater | |
US5329915A (en) | Gas fireplace capable of being installed without masonry work | |
US4191162A (en) | Energy saving air-flow heater | |
US7234932B2 (en) | Outdoor gas fireplace | |
KR101432472B1 (en) | Firewood stove | |
US4280656A (en) | Chimney heat economizer | |
EP0089318B1 (en) | Fireplace and stove apparatus | |
RU2651878C1 (en) | Bath stove | |
US6378516B1 (en) | Damper-controlled gas supply system | |
CA2117249A1 (en) | Heating device for gaseous fuels | |
US2642270A (en) | Wall heater | |
JP3660295B2 (en) | Heating system | |
US3274989A (en) | Air heater | |
WO2001094850A1 (en) | Heating stove | |
RU2818071C2 (en) | Solid fuel stove | |
CN204786373U (en) | Powder burner | |
KR20050080752A (en) | A warm air circulator for solid fuel | |
US3315657A (en) | Air heater |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150627 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |