JP3176478U - 運動用エアートランポリン - Google Patents

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Abstract

【課題】体操などの練習に使用可能で、大きな面積において一定の反発力が得られ、助走と連続した運動が可能な運動用エアートランポリンを提供すること。
【解決手段】8個の袋体1の側面を互いに結合して構成されたマット2と、袋体1の1つに設けた送風口3と、送風機4とを有し、マット2の上面は長方形であり、袋体1はそれぞれ前記長方形の長手方向の長さを有し、幅方向の側面を互いに結合し、その結合面に通気穴を設けて構成されている。袋体1に送風機4により空気を導入してマット2を水平な床6上に設置したとき、マット2の上面がほぼ水平となるように構成され、各袋体1の側面間におけるマット3の上面の床6からの高さの変動で定義する個体平坦性が5cm程度以下となるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、送風機を介して空気を充填した状態で使用するインフレータブル体からなるトランポリンに関し、特に、平坦な水平面を有し、体操競技の練習などに適した運動用エアートランポリンに関する。
従来、送風機を介して空気を充填したエアクッション、すなわちインフレータブル体の上や、インフレータブル体で構成された構造物の中に入って、子供が飛び跳ねて遊ぶことができる多様な遊具が実現されている。その例が特許文献1および2に記載されている。
特開平9−182877号公報 特開2005−74140号公報
特許文献1および2に記載の遊具を含め、従来のインフレータブル体で構成されたマットなどの人がその上に乗ることができる構成物は、すべて子供などの遊びを対象としたものであり、体操の競技練習などの運動に使用できるものはなかった。
一方、体操の練習ではトランポリンの反発力を利用することにより滞空時間を長くできるので、空中での回転姿勢や各種目などに必要な特別な空中姿勢を保つ練習などが可能となる。しかし、通常のトランポリンでは一定の反発力が得られる面積が限られることや助走と連続した空中姿勢の練習ができないなどの問題があった。
そこで、本考案の目的は、体操などの練習に使用可能で、大きな面積において一定の反発力が得られ、助走と連続した運動が可能な運動用エアートランポリンを提供することにある。
第1の観点では、本考案の運動用エアートランポリンは、側面に通気穴を設けた複数の袋体の側面を互いに結合して構成されたマットと、前記袋体の少なくとも1つに設けた送風口と、前記送風口に接続して前記送風口に空気を導入可能な送風機とを有し、前記複数の袋体に前記送風機により空気を導入して前記マットを水平な床上に設置したとき、前記マットの上面がほぼ水平となり、該上面の端より30cm以上離れた内側部分において、前記の各袋体の側面間における前記マットの上面の前記床からの高さの変動で定義する個体平坦性が6cm以下となるように構成されていることを特徴とする。
本考案では、従来のインフレータブル体で構成された遊具と同様に、複数の袋体によりマットを構成する。但し、本考案においては、マットを構成する各袋体に空気を導入したときにその高さが等しくなるように各袋体は構成され、それらの袋体の側面同士を結合することにより床上に配置されたマットの上面が水平となるように構成される。さらに、マットを構成する袋体の数を増やして袋体の幅を狭くすること等により各袋体の上面の中央部の膨らみを小さくし、各袋体の側面間における前記マットの上面の前記床からの高さの変動で定義する個体平坦性を小さくしている。具体的には上記の個体平坦性が6cm以下であれば通常の体操の練習が支障なく行えることが本考案の考案者により確認されている。また、要求されるマットの上面の反発力により袋体の高さを最適に選択することが可能である。なお、マットの端から30cm以下の端の部分は運動には使用しないので、その部分では上記の個体平坦性は要求されない。
第2の観点では、本考案は、前記第1の観点の運動用エアートランポリンにおいて、前記個体平坦性が3cm以下であることを特徴とする。マットを最適に設計することにより個体平坦性として2cmが得られること、個体平坦性として3cm以下であれば着地が連続するような特殊な体操の練習においても本考案の運動用エアートランポリンが使用可能であることが確認されている。
第3の観点では、本考案は前記第1または第2の観点の運動用エアートランポリンにおいて、前記マットの上面の形状は略多角形であることを特徴とする。本観点の考案では、マットの上面の形状を多角形状とすることにより、マットの設計や作製が容易となること、および複数のマットを結合して大型のトランポリンを構成することが容易となること等の利点がある。
第4の観点では、本考案は前記第1乃至第3のいずれかの観点の運動用エアートランポリンにおいて、前記マットの上面の前記結合された各袋体の側面の上部に帯状の付加部材を設置したことを特徴とする。マットの上面において床面からの高さが最も低くなるのが各袋体の結合された側面の上部である。そこで、その結合部に沿って上部に帯状の付加部材を設置することにより個体平坦性を改善することができる。帯状の付加部材としては、例えばマットの上面を構成するシート部材と同じ材料などが使用でき、設置方法としては、例えば設置部分への縫合や接着などにより設置固定することができる。また、付加部材を設置する他の効果としては、各袋体の結合部を上から保護してマットの耐久性を高める効果も有する。
第5の観点では、本考案は前記第1乃至第4のいずれかの観点の運動用エアートランポリンにおいて、前記マットの上面の周縁部の少なくとも一部に、前記床からの高さが上記上面よりも10cm以上高いガード部を設けたことを特徴とする。このように縁部に段差を設けたことにより運動中にマットの端を認識することが容易となる。また、転落の防止に有効である。なお、マットの端の認識のためにはガード部の高さは10cm以上あることが望ましく、さらに転落防止のためにはその高さは20cm程度以上あることが望ましい。
第6の観点では、本考案は前記第3乃至第5のいずれかの観点の運動用エアートランポリンにおいて、前記マットの上面は略長方形であり、前記袋体は前記長方形の長手方向の長さを有し、前記マットは該袋体の幅方向の側面を互いに結合して構成されていることを特徴とする。本考案の運動用エアートランポリンを使用して助走と連続して一方向に移動する回転運動等を行う場合、移動方向のマットの長さはそれに直交する方向の幅よりも大きいことが望ましい。また、助走や移動の方向のマット上面はできるだけ平坦であることが望ましい。本観点の運動用エアートランポリンでは、マットの上面を長方形とすることにより移動方向を長くするように設定でき、さらに各袋体は幅方向のみで結合されているので長手方向の平坦性が得られる。また、袋体およびマットの上面の形状を長方形とすることにより、マットの作製も容易となり、製作コストの低減が図れる。
第7の観点では、本考案は前記第3乃至第6のいずれかの観点の運動用エアートランポリンにおいて、一体として結合された複数個の前記マットを有し、前記マットは上面の少なくとも1辺に他の前記マットとの結合手段を備え、該結合手段によって互いに結合された部分と該結合部分に隣接する部分の上面の前記床からの高さの変動で定義する結合平坦性が6cm以下となるように構成されていることを特徴とする。本観点の運動用エアートランポリンでは、複数のマットを互いに結合して一体化する手段を有している。さらに、結合されたマット全体を用いて通常の体操の練習が支障なく行えるように、結合部分とその周囲との間の床からの高さの変動、すなわち結合平坦性が6cm以下となるように構成されている。これにより、さらに大きな面積のトランポリンを構成することができる。なお、結合される2つのマットの上面の床からの高さをほぼ等しくする必要がある。
第8の観点では、本考案は前記第7の観点の運動用エアートランポリンにおいて、前記結合手段は、前記マットの1辺に沿って前記マットに一体として設けられ複数の穴を有する第1の帯状部分と、前記マットの1辺に沿って前記第1の帯状部分の上部に前記マットに一体として設けられ前記第1の帯状部分を覆う形状を有し端部にテープ状のファスナーを設けた第2の帯状部分と、前記他のマットの1辺に沿って前記他のマットに一体として設けられ複数の穴を有する第3の帯状部分と、前記他のマットの1辺に沿って前記他のマットの上面に帯状に設置されたテープ状のファスナーとを備え、紐を前記第1の帯状部分に設けた穴と前記第3の帯状部分に設けた穴とを交互に貫通させて固定し、前記の第2の帯状部分のテープ状のファスナーと前記他のマットの上面のテープ状のファスナーとを貼り合わせることにより結合する手段であることを特徴とする。本観点の運動用エアートランポリンでは、前記の結合手段として、ゴム紐などの紐を上記の第1の帯状部分に設けた穴と第3の帯状部分に設けた穴とを交互に貫通させて結ぶなどの方法により2つのマットを機械的な強度と安定性を保持して結合し、さらにその結合部分を上から覆う第2の帯状部分を設け、それをテープ状のファスナーで相手側のマットに固定することにより必要な結合平坦性を得るものである。これにより、容易に、低コストな結合手段が得られる。
第9の観点では、本考案は前記第1乃至第8のいずれかの観点の運動用エアートランポリンにおいて、前記マットの一端に一体として結合された保護用マットを有し、該保護用マットは前記マットの上面にほぼ等しい高さで接続された水平部と該水平部の前記マットに対向する端部に配置され該水平部から1m以上の高さを有する正面壁部分と該正面壁部分の両側に配置された側壁部分とからなることを特徴とする。本考案の運動用エアートランポリンを使用して一方向に移動する回転運動等を行う場合、移動方向のマットの端に上記の保護用マットを備えることにより、マットの端より飛び出すことが防止され、保護用マットの正面壁部分および側壁部分を衝突に対して十分な弾力性を持たせることにより、安全性が確保される。正面壁部分の高さはマットを使用する人の体格や運動の種類によって適切に選択可能であり、小さな年齢の子供が使用するとしても、少なくとも1mの高さが必要である。
以上のように、本考案によれば、体操などの練習に使用可能で、大きな面積において一定の反発力が得られ、助走と連続した運動が可能な運動用エアートランポリンが得られる。
実施例1に係る運動用エアートランポリンの基本的な構成を模式的に示す斜視図。 図1のAA断面図。 図1のBB断面図。 実施例2に係る運動用エアートランポリンの構成を模式的に示す斜視図。 実施例3に係る運動用エアートランポリンの構成を模式的に示す図。 実施例4に係る一体として結合された2つのマットからなる運動用エアートランポリンの構成を説明するための模式的な斜視図であり、図6(a)は結合前の2つのマットの結合部を示す図、図6(b)は結合後の2つのマットの結合部を示す図。 実施例5に係る運動用エアートランポリンの構成を示す模式的な斜視図。
以下、図面を参照して本考案の運動用エアートランポリンを実施例により詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、その重複した説明を省略する。
図1は、実施例1に係る運動用エアートランポリンの基本的な構成を模式的に示す斜視図であり、図2は図1のAA断面図、図3は図1のBB断面図である。図1において、本実施例の運動用エアートランポリン10は、8個の袋体1の側面を互いに結合して構成されたマット2と、袋体1の1つの側面に設けた送風口3と、送風口3に接続して送風口3に空気を導入可能な送風機4とを有している。ここで、マット2の上面は長さL、幅Wを有する長方形であり、8個の袋体1はそれぞれ前記長方形の長手方向の長さLを有し、マット3は袋体1の幅方向の側面を互いに結合して構成されている。図2、図3に示すように、袋体1は側面に通気穴5を設けている。通気穴5は、各袋体1の幅方向の互いに結合された側面に、適切な穴径で、かつ、長手方向に適切な間隔で設けられており、送風機4により空気を導入したときにマット2の上面がトランポリンとしての適切な反発力が得られるように構成されている。また、各袋体1の幅方向の互いに結合された側面は隣接する2つの袋体で共有されている。
本実施例において、8個の袋体1に送風機4により空気を導入してマット2を水平な床6上に設置したとき、マット2の上面がほぼ水平となるように構成されている。また、図2に示すように、各袋体1に空気を導入したときに、各袋体1では中央部1aが膨らんで床6からの高さが最も高くなり、隣接する袋体1と結合した側面の上部1bが床6からの高さが最も低くなる。本実施例では、各袋体1の幅W1および長さLを袋体1を構成する材料に応じて最適化することにより、各袋体1の側面間におけるマット3の上面の床6からの高さの変動で定義する個体平坦性が5cm程度以下となるように構成されている。なお、図2においては、固体平坦性は、中央部1aと側面の上部1bの高さの差、Ha−Hbである。
本実施例の具体的な構成の一例として、マット2の上面および側面、底面を構成する袋体1の材料としてナイロンなどの有機材料シートや補強材を混入したシート材料などを用いることができ、隣接する袋体1の互いに結合する側面にはそれとは別の有機材料からなるシート等を用いることができる。マット2の形状の一例としては、長さL=900cm、W=240cm、Ha=50cmとすることができる。通気穴5の穴径は5〜15cm程度、長さ方向の穴間隔は50〜100cm程度とすることができる。
本実施例の運動用エアートランポリン10のマット2の長手方向の端部を助走に用いることにより、助走と連続して一方向に移動する回転運動等を行うことができ、この場合、移動方向のマット上面は平坦であるので、より安全に移動運動を行うことができる。
図4は、実施例2に係る運動用エアートランポリンの構成を模式的に示す斜視図である。図4に示すように、本実施例の運動用エアートランポリン20においては、マット12の上面の形状は六角形であり、マット12は24個の袋体により構成されている。袋体は六角形の各辺に対応した6つのブロックに分けられ、各ブロックは、外側から順に小さくなる上面が台形状の袋体11a、11b、11cと、中央部の上面が三角形状の袋体11dにより構成されている。また、外側の袋体11aの1つの側面に設けた送風口3と、送風口3に接続して送風口3に空気を導入可能な送風機4とを有している。
外側の袋体11aは、外側の側面以外の側面は隣接する他の袋体の側面と結合し側面を共有している。また、内部の袋体11b、11c、11dの側面はすべて隣接する袋体の側面と結合し側面を互いに共有している。また、それらの共有された側面には通気穴を設け、それらの通気穴は、適切な穴径で、適切な間隔で設けられている。
本実施例においても、24個の袋体に送風機4により空気を導入してマット12を水平な床上に設置したとき、マット12の上面がほぼ水平となるように構成されている。また、各袋体に空気を導入したときに、各袋体では中央部が膨らんで床からの高さが最も高くなり、隣接する袋体と結合した側面の上部が床からの高さが最も低くなるが、本実施例においても、個体平坦性が5cm程度以下となるように、各袋体の形状および各袋体を構成する材料を選択することにより最適化している。
本実施例の運動用エアートランポリン20においても、通常の体操の練習が支障なく行える程度の広い面積においてトランポリンとしての機能に必要な反発力が得られ、助走と連続した回転運動などが可能となる。また、本実施例の運動用エアートランポリン20を、マット12の六角形の辺を互いに結合させて複数個組み合わせることにより、さらに広い面積の運動用エアートランポリンを構成することができる。
図5は、実施例3に係る運動用エアートランポリンの構成を模式的に示す図である。図5に示すように、本実施例の運動用エアートランポリン20においては、実施例1と同様に、マット22の上面は長方形であり、それぞれ前記長方形の長手方向の長さを有する8個の袋体1の幅方向の側面を互いに結合して構成されており、袋体1の側面には通気穴を、適切な穴径で、かつ、長手方向に適切な間隔で設けている。本実施例においては、さらに、マット22の上面の幅方向の縁部に、床からの高さが袋体1の上面よりも20cm程度高いガード部27を設けている。具体的には、マット22の両側端の袋体1の外側に袋体1に結合してガード部27を構成する袋体を設けたものである。ガード部27を構成する袋体の内側の側面が袋体1の側面と結合して側面を互いに共有し、この結合部にも通気穴を設けている。また、ガード部27を構成する袋体の外側の側面に2つの送風口23a、23bを設け、いずれかの送風口に接続して空気を導入可能な送風機4を有している。
本実施例では、上記のようにガード部27を設けることにより、運動中にマットの端を認識することが容易となり、転落の防止にも有効となる。
また、図5に示すように、本実施例のマット22では、マット22の上面に、各袋体1の側面の上部に沿ってマット22の長手方向に帯状に配置された付加部材28を設置している。付加部材28を床からの高さが最も低くなる袋体1の側面の上部に配置することにより固体平坦性をさらに改善することができる。具体的には、マット22のガード部27を除いた形状を長さ900cm、幅240cm、床からの高さ50cmとし、付加部材28を設置してマット22を構成したとき、袋体1の最上部と付加部材28の上面の床からの高さの変動は2cm程度となり、実質的な固体平坦性の大幅な改善が確認された。この場合、付加部材28は、幅が5cm程度であり、袋体1の上面と同じ材質で構成し、縫合により固定した。
図6は、実施例4に係る一体として結合された2つのマットからなる運動用エアートランポリンの構成を説明するための模式的な斜視図であり、図6(a)は結合前の2つのマットの結合部を示す図、図6(b)は結合後の2つのマットの結合部を示す図である。本実施例の運動用エアートランポリン40は、図6(b)に示すように、一体として結合された2つのマット32a、32bを有している。図6(a)、(b)では各マットの一部分しか示されていないが、マット32a、32bの結合部以外の基本的構造はそれぞれ実施例1のマット2と同様である。また、図面では省略しているが、マット32a、32bにはそれぞれ送風口が設けられ、それらに接続される送風機を有している。
図6(a)に示すように、マット32a、32bは幅方向の一辺にそれぞれ相手側のマットとの結合手段33a、33bを備えている。結合手段33aは、マット32aの上記の1辺に沿ってマット32aに一体として設けられ複数の穴35aを有する第1の帯状部分34aと、マット32aの上記の1辺に沿って第1の帯状部分34aの上部にマット32aに一体として設けられた第2の帯状部分36を備えている。第2の帯状部分36は、第1の帯状部分34aを覆う形状を有し、端部にテープ状ファスナー37aを設けている。結合手段33bは、マット32bの上記の1辺に沿ってマット32bに一体として設けられ複数の穴を有する第3の帯状部分34bと、マット32bの上記の1辺に沿ってマット32bの上面に帯状に設置されたテープ状ファスナー37bとを備えている。マット32aと32bを結合させる場合は、固定用の紐を第1の帯状部分34aに設けた穴35aと第3の帯状部分34bに設けた穴35bとを交互に貫通させて固定し、第2の帯状部分36のテープ状ファスナー37aとマット32bの上面のテープ状ファスナー37bとを貼り合わせることにより結合する。
本実施例においては、マット上で運動する場合に2つのマットがずれないように2つのマット間の結合の機械的強度を十分に保つために、第1の帯状部分34a、第2の帯状部分36、第3の帯状部分34bのそれぞれのマットへの固定強度、穴35a、35bの数や配置、固定用の紐の強度などを十分に考慮する必要がある。また、本実施例においては、結合部分における平坦性や反発力の連続性を考慮して、図6(b)に示すように、テープ状ファスナー37a、37bを各袋体ごとに固定するように分割して配置している。これにより、結合手段33a、33bによって互いに結合された部分とこの結合部分に隣接する部分の上面の床からの高さの変動で定義する結合平坦性が6cm以下となるように構成されている。
本実施例の運動用エアートランポリン40では、2つのマット32aと32bを組み合わせることにより長手方向の長さを大幅に拡大することができ、長い距離を使用した一方向の連続した回転運動などが可能となる。また、本実施例の運動用エアートランポリン40を2つのマット32aと32bに分解して使用することも可能である。また、マット上面の4つの辺にそれぞれ固定手段を設け、幅方向にも他のマットを結合することにより、より大きな面積を有する運動用エアートランポリンを構成することも可能である。
図7は、実施例5に係る運動用エアートランポリンの構成を示す模式的な斜視図である。本実施例の運動用エアートランポリン50は、マット52と、マット52の一端に一体として結合された保護用マット55と、マット52および保護用マット55のそれぞれに設置された送風口53、それらの送風口53に接続された2つの送風機4を有している。保護用マット55はマット52の上面にほぼ等しい高さで接続された水平部分55aと水平部分55aのマット52に対向する端部に配置され水平部分55aから180cm程度の高さを有する正面壁部分55bと正面壁部分55bの両側に配置された側壁部分55cとから構成されている。
ここで、マット52は、実施例3の図5に示したマット22と同様な構造および形状を有し、袋体の上面および付加部材から構成される平坦部分52aとガード部52bを有している。また、保護用マット55の水平部分55aはマット52の平坦部分52aと同様に複数の袋体から構成され、正面壁部分55bおよび側壁部分55cも空気を導入することにより所定の形状となる袋体により構成されている。マット52と保護用マット55の結合部分54は、実施例4の結合部分と同様な構造を有している。また、マット52の平坦部分52aの中心にはセンターライン56が表示されている。
本実施例の運動用エアートランポリン50では、保護用マット55を備えることにより、マット52の端より飛び出して床に落下することが防止され、保護用マット55の正面壁部分55bおよび側壁部分55cを衝突に対して十分な弾力性を持たせることにより、安全性が確保される。また、センターライン56を表示することにより、マット52の中央部分で常に運動することやセンターライン56に沿った直線的な運動が容易となる。
なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではないことは言うまでもなく、目的や用途に応じて設計変更可能である。例えば、本考案に用いるマットの形状、マットを構成する袋体の形状や数、その構造や材料なども、必要とされる運動用エアートランポリンの長さや面積、反発力、平坦性などの要求に合わせて設計可能である。また、2つのマットを結合する結合手段としては、機械的に結合した後、筒状の部材を用いて2つのマットの端部の上面、側面を包む部材、または2つのマットの端部の上面、側面、底面を包む筒状の部材を用いることにより結合平坦性を確保してもよい。
1、11a、11b、11c、11d 袋体
1a 中央部
1b 側面の上部
2、12、22、32a、32b、52 マット
3、23a、23b、53 送風口
4 送風機
5 通気口
6 床
10、20、30、40、50 運動用エアートランポリン
27、52b ガード部
28 付加部材
33a、33b 結合手段
34a 第1の帯状部分
34b 第3の帯状部分
35a、35b 穴
36 第2の帯状部分
37a、37b テープ状ファスナー
54 結合部
55 保護用マット
55a 水平部分
55b 正面壁部分
55c 側壁部分
56 センターライン

Claims (9)

  1. 側面に通気穴を設けた複数の袋体の側面を互いに結合して構成されたマットと、前記袋体の少なくとも1つに設けた送風口と、前記送風口に接続して前記送風口に空気を導入可能な送風機とを有し、前記複数の袋体に前記送風機により空気を導入して前記マットを水平な床上に設置したとき、前記マットの上面がほぼ水平となり、該上面の端より30cm以上離れた内側部分において、前記の各袋体の側面間における前記マットの上面の前記床からの高さの変動で定義する個体平坦性が6cm以下となるように構成されていることを特徴とする運動用エアートランポリン。
  2. 前記個体平坦性が3cm以下であることを特徴とする請求項1に記載の運動用エアートランポリン。
  3. 前記マットの上面の形状は略多角形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運動用エアートランポリン。
  4. 前記マットの上面の前記結合された各袋体の側面の上部に帯状の付加部材を設置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の運動用エアートランポリン。
  5. 前記マットの上面の周縁部の少なくとも一部に、前記床からの高さが前記上面よりも10cm以上高いガード部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の運動用エアートランポリン。
  6. 前記マットの上面は略長方形であり、前記袋体は前記長方形の長手方向の長さを有し、前記マットは該袋体の幅方向の側面を互いに結合して構成されていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の運動用エアートランポリン。
  7. 一体として結合された複数個の前記マットを有し、前記マットは上面の少なくとも1辺に他の前記マットとの結合手段を備え、該結合手段によって互いに結合された部分と該結合部分に隣接する部分の上面の前記床からの高さの変動で定義する結合平坦性が6cm以下となるように構成されていることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載の運動用エアートランポリン。
  8. 前記結合手段は、前記マットの1辺に沿って前記マットに一体として設けられ複数の穴を有する第1の帯状部分と、前記マットの1辺に沿って前記第1の帯状部分の上部に前記マットに一体として設けられ前記第1の帯状部分を覆う形状を有し端部にテープ状のファスナーを設けた第2の帯状部分と、前記他のマットの1辺に沿って前記他のマットに一体として設けられ複数の穴を有する第3の帯状部分と、前記他のマットの1辺に沿って前記他のマットの上面に帯状に設置されたテープ状のファスナーとを備え、紐を前記第1の帯状部分に設けた穴と前記第3の帯状部分に設けた穴とを交互に貫通させて固定し、前記の第2の帯状部分のテープ状のファスナーと前記他のマットの上面のテープ状のファスナーとを貼り合わせることにより結合する手段であることを特徴とする請求項7に記載の運動用エアートランポリン。
  9. 前記マットの一端に一体として結合された保護用マットを有し、該保護用マットは前記マットの上面にほぼ等しい高さで接続された水平部分と該水平部分の前記マットに対向する端部に配置され該水平部分から1m以上の高さを有する正面壁部分と該正面壁部分の両側に配置された側壁部分とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の運動用エアートランポリン。
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