JP3176035U - 整流節水具 - Google Patents

Abstract

【課題】水道蛇口先端に取り付けられ、整流作用を有する節水弁を提供する。
【解決手段】川下側を凹形にし、水流軸に対し斜めに配置された複数の流水孔の出入り口を同一円周上に配置する。
【選択図】図−２

Description

考案の詳細な説明

考案が解決しようとする課題

従来、水道蛇口の先端に取り付けられる節水弁（節水駒）は、節水の効果は確認されても整流作用が悪く、それを使用していない場合と比較して水流が広がったり、水流が複数に分離することがあった。特に冷温水混合栓においてこのことは顕著であった。
このような現象は見た目に不快なだけではなく、細い容器の口に水を注ぐ際の支障となる。そのために、節水弁（節水駒）を水道蛇口先端ではなく、より元栓に近いところに取り付ける必要に迫られ、取り付け作業は手間と時間がかかった。
本考案は、上記のような現状の課題を解決するために、水道蛇口先端に取り付けられ、かつ 水流が広がったり割れたりしない整流作用をもった節水弁（節水駒）に関するものである。

課題を解決するための手段

節水弁（節水駒）の川下側を凹形にへこませ、さらに流水孔を水流軸に対し斜めにあけ、流水孔の水の出入り口を同一円周上に配置する。

考案の効果

節水弁（節水駒）の節水効果を維持しつつ、水道蛇口から放出される水流が均一に細く整流される。

水道蛇口と本考案の整流節水具の水流軸に沿って切った断面図を示す。図の下方向が水流の向き（川下）であり、節水弁の形状は下向きに凹の形をしている。節水弁（節水駒）に空けられた流水孔の入口と出口を結ぶ線は水道水の水流軸に対し、斜めになっている。図では一つの節水弁に４本の流水孔が有る場合を示している。一本の流水孔とその入口、出口に番号をつけた。 水道蛇口と整流節水具の流水孔の入口側から見た断面図を示す。節水弁（節水駒）に空けられた流水孔の入口と出口は、平行な平面上に描かれた、中心の位置と半径を同一とする円周上に配置されている。図では一つの節水弁に４本の流水孔が有る場合を示している。一本の流水孔とその入口、出口に番号をつけた。

１．水道蛇口
２．節水弁（節水駒）
３．流水孔
４．流水孔入口
５．流水孔出口

Claims (1)

1. 節水弁（節水駒）において、川下側を凹形にし、かつ 水流軸に対し斜めに配置された複数の流水孔の出入り口を同一円周上に配置する構造。

Images