JP3175980U - 飲料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップの開栓後にリングが呑口部の凹溝に残る飲料容器において、残ったリングを容易に除去することができる飲料容器の提供。
【解決手段】飲料容器Aは、上部外周に雄ねじnを形成し下部外周に上、下フランジ15、16により凹溝14を形成した呑口部11の基端に胴部13を連結した容器本体1と、雄ねじnと螺合する雌ねじを内周に形成した主部21、上内方へ突出する突出片を等間隔で4個周設した裾部22を有するキャップ2とにより構成され、雄ねじnのねじ方向と逆向きの切欠pを上フランジ15に4個設けている。凹溝14内に残ったリング25を反開栓方向へ廻すと、各突出片が同時に各切欠pにより案内されるため凹溝14から抜くことができる。
【選択図】図3

Description

本考案は、キャップの開栓後に開栓確認リングが残る飲料容器に関する。
ペットボトル等の飲料容器は、悪用防止の構造を採用しているため、キャップを開栓すると、キャップの下端がねじ切られて開栓確認リングとして残ってしまう。
開栓確認リングを含むキャップと飲料容器本体とは、別材料であるため、使用済み飲料容器をリサイクルする際に、残っている開栓確認リングをニッパ等で切り取る作業が必要になる。
消費者一人一人が、飲んだ後のことは、「私には関係ない」でなく、飲んだ後のリサイクルのことを考えて、飲料容器本体と異質のキャップとを分別する心遣いが当然である。
特許文献1には、キャップのリング部分の一カ所に切り割り部を設ける飲料容器用のキャップが開示されている。これにより、開栓後に残った開栓確認リングを、指先で簡単に取り除くことができる。
また、特許文献2には、キャップとキャップ下部のリングとをブリッジでつなぎ、キャップ開封時にリングも外すことができるキャップが開示されている。
特開2006−176204号公報 特開2002−274552号公報
上記特許文献1において、リングの切り割り部を開く際に指先に刺さって怪我をするおそれがあるとともに、飲口からリングを除去しないで中身を飲もうとすると口内でリングが外れてしまうという課題がある。
上記特許文献2は、キャップの構造が複雑であるという課題がある。
本考案の目的は、キャップの開栓後にリングが呑口部の凹溝に残る飲料容器において、残ったリングを容易に除去することができる飲料容器の提供にある。
(請求項1について)
飲料容器は、円筒状の呑口部および呑口部の基端に連結される胴部からなる容器本体と、主部および裾部からなるキャップとを備える。
容器本体の呑口部は、雄ねじが上部外周に形成され、凹溝が下部外周に上・下フランジにより形成される。
キャップの主部の内周には、呑口部の雄ねじと螺合する雌ねじが形成されている。
キャップの裾部には、開口側縁から上内方へ突出する突出片が複数個、等間隔に周設されている。また、雄ねじのねじ方向と逆向きの切欠を、突出片の周設数と同数だけ呑口部の上フランジに設けている。
飲料容器の工場出荷時には、容器本体の胴部内に飲料水が封入され、呑口部にキャップが螺着されている。
飲料水を飲む際にキャップを開栓方向に廻すと(キャップ開栓時)、ねじの作用でキャップが上昇していくが、直ぐに裾部の突出片が上フランジに阻止されるため裾部の上昇が止まり主部だけが上昇していく。このため、裾部が主部から破断して凹溝内にリングとして残る。
キャップが開栓する方向と逆の反開栓方向へリングを廻すと、各突出片が同時に各切欠により案内されるため、リングが凹溝内から抜け、呑口部から外すことができる。
よって、飲料容器は、キャップの開栓後に呑口部の凹溝に残ったリングを容易に除去することができる。
なお、上フランジの切欠が雄ねじのねじ方向と逆向きでないと、キャップを開栓方向に廻した際(キャップ開栓時)、裾部の突出片が上フランジに阻止されにくくなるため、裾部が主部から破断されないおそれが生じる。
(a)は(b)のx−x’線断面図であり、(b)は本考案の実施例1に係る飲料容器の容器本体の側面図である。 (a)は実施例1の飲料容器のキャップの側面図であり、(b)は実施例1の飲料容器のキャップの下面図である。 (a)は実施例1の飲料容器からキャップを開栓する状態を示す説明図であり、(b)はキャップの開栓後にリングが呑口部の凹溝に残った状態を示す説明図であり、(c)は凹溝に残ったリングを外すところを示す説明図である。 (a)は(b)のy−y’線断面図であり、(b)は本考案の実施例2に係る飲料容器の容器本体の側面図である。 (a)実施例2の飲料容器のキャップの側面図であり、(b)は実施例2の飲料容器のキャップの下面図である。
飲料容器は、上部外周に雄ねじを形成し下部外周に上・下フランジにより凹溝を形成した円筒状の呑口部の基端に胴部を連結した容器本体と、呑口部の雄ねじと螺合する雌ねじを内周に形成した主部、開口側縁から上内方へ突出する突出片を複数個、等間隔に周設した裾部を有するキャップとにより構成され、雄ねじのねじ方向と逆向きの切欠を、突出片の周設数と同数だけ呑口部の上フランジに設けている。
凹溝内に残ったリングを、キャップが開栓する方向と逆の反開栓方向へ廻すと、各突出片が同時に各切欠により案内されるため、リングが凹溝内から抜け、呑口部から容易に外すことができる。
本考案の実施例1に係る飲料容器Aを、図1〜図3に基づいて説明する。
飲料容器Aは、円筒状の呑口部11およびこの呑口部11の基端12に連結される径大の胴部13からなる容器本体1と、主部21および裾部22からなるキャップ2とを備える。
容器本体1の呑口部11は、雄ねじnが上部外周に形成され、上フランジ15および下フランジ16により凹溝14が下部外周に形成されている。
容器本体1の胴部13には飲料水が封入され、商品名を示すラベルが外周に貼着されている。
キャップ2の主部21の内周には、呑口部11の雄ねじnと螺合する雌ねじmが形成されている。
キャップ2の裾部22には、開口側縁23から上内方へ突出する突出片24が90度の間隔で4個周設されている。
また、雄ねじnのねじ方向と逆向きの切欠pが、突出片24の周設数(4個)と同数(4個)、呑口部11の上フランジ15に設けられている(90度間隔)。
この飲料容器Aは、容器本体1の胴部13内に飲料水を封入し、呑口部11にキャップ2を螺着して、製造工場から小売店等へ出荷される。
飲料容器Aを買った消費者がキャップ2を開栓方向に廻す{図3の(a)の矢印方向}と、ねじの作用でキャップ2が上昇していくが、直ぐに裾部22の突出片24が上フランジ15に阻止されるため、裾部22の上昇が止まって主部21だけが上昇していく。このため、裾部22が主部21から破断して凹溝14内にリング25として残る{図3の(b)}。
しかし、キャップ2が開栓する方向と逆の反開栓方向へリング25を廻す{図3の(c)の矢印方向}と、各突出片24が同時に各切欠pにより案内されるため、リング25が凹溝14内から抜け、呑口部11から外すことができる。
よって、飲料容器Aは、キャップ2の開栓後に呑口部11の凹溝14に残ったリング25を容易に除去することができる。
なお、上フランジ15の切欠pが雄ねじnのねじ方向と逆向きでないと、キャップ2を開栓方向に廻した際(キャップ開栓時)、裾部22の突出片24が上フランジ15に阻止されにくくなるため、裾部22が主部21から破断されないおそれが生じる。
本考案の実施例2に係る飲料容器Bを、図4および図5に基づいて説明する。
飲料容器Bは、以下の点が飲料容器Aと異なる。
飲料容器Bのキャップ2の裾部22には、開口側縁23から上内方へ突出する突出片26が120度の間隔で3個周設されている。
また、雄ねじnのねじ方向と逆向きの切欠qが、突出片26の周設数(3個)と同数(3個)、呑口部11の上フランジ15に設けられている(120度間隔)。
この飲料容器Bは、飲料容器Aと同様、容器本体1の胴部13内に飲料水を封入し、呑口部11にキャップ2を螺着して、製造工場から小売店等へ出荷される。
飲料容器Bを買った消費者がキャップ2を開栓方向に廻すと、ねじの作用でキャップ2が上昇していくが、直ぐに裾部22の突出片26が上フランジ15に阻止されるため、裾部22の上昇が止まって主部21だけが上昇していく。このため、裾部22が主部21から破断して凹溝14内にリングとして残る。
しかし、キャップ2が開栓する方向と逆の反開栓方向へリング25を廻すと、各突出片26が同時に各切欠qにより案内されるため、リングが凹溝14内から抜け、呑口部11から外すことができる。
このため、飲料容器Bは、キャップ2の開栓後に呑口部11の凹溝14に残ったリングを容易に除去することができる。
なお、上フランジ15の切欠qが雄ねじnのねじ方向と逆向きでないと、キャップ2を開栓方向に廻した際(キャップ開栓時)、裾部22の突出片24が上フランジ15に阻止されにくくなるため、裾部22が主部21から破断されないおそれが生じる。
A、B 飲料容器
1 容器本体
2 キャップ
11 呑口部
12 基端
13 胴部
14 凹溝
15 上フランジ
16 下フランジ
21 主部
22 裾部
24、26 突出片
25 リング
m 雌ねじ
n 雄ねじ
p、q 切欠

Claims (1)

  1. 上部外周に雄ねじが形成され下部外周に上・下フランジにより凹溝が形成される円筒状の呑口部、および該呑口部の基端に連結される胴部からなる容器本体と、
    前記雄ねじと螺合する雌ねじを内周に形成した主部、開栓時に破断して前記凹溝内にリングとして残る裾部からなるキャップとを備えた飲料容器において、
    前記キャップの前記裾部に、開口側縁から上内方へ突出する突出片を複数個、等間隔に周設するとともに、
    前記雄ねじのねじ方向と逆向きの切欠を、前記突出片の周設数と同数だけ前記呑口部の上フランジに設けたことを特徴とする飲料容器。
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